JP2000218200A - 塗装装置及び塗装装置の色変え方法 - Google Patents

塗装装置及び塗装装置の色変え方法

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JP2000218200A
JP2000218200A JP11018727A JP1872799A JP2000218200A JP 2000218200 A JP2000218200 A JP 2000218200A JP 11018727 A JP11018727 A JP 11018727A JP 1872799 A JP1872799 A JP 1872799A JP 2000218200 A JP2000218200 A JP 2000218200A
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JP
Japan
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liquid
coating
paint
return
cleaning
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JP11018727A
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English (en)
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Yukio Fujihira
行雄 藤平
Rokuro Murata
六郎 村田
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Pentax Corp
Asahi Koki Co Ltd
Original Assignee
Asahi Koki Co Ltd
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色変えの際の塗装作業の停止時間を短縮する
ことができる塗装装置及び塗装装置の色変え方法を得
る。 【構成】 一つの塗装ガンに複数の液管路を接続し、塗
装に供する液管路を塗料タンクに入れ、塗装ガンに連通
させて塗装作業を行い、この塗装作業中に、前工程で塗
装が終了した液管路を洗浄液タンクに入れて洗浄する塗
装装置及び塗装装置の色変え方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、塗装装置に関し、特に色変えの
タクトタイムの短縮を可能にした塗装装置及びその色変
え方法に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】例えば塗装ガンを往復動さ
せながら塗装するレシプロ塗装機では、製品毎に、ある
いは同じ製品の異なる塗装ステップ毎に、塗装色を変え
る作業が不可欠である。この色変えの際には、塗装ガン
に、塗料に変えてシンナー(洗浄液)を流す作業が不可
欠である。従来、この塗装ガンの洗浄作業は、レシプロ
塗装機全体を停止させて行っており、作業能率が悪かっ
た。
【0003】
【発明の目的】本発明は、色変えの際の塗装作業の停止
時間を短縮することができる塗装装置及び塗装装置の色
変え方法を得ることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明の塗装装置は、塗装ガン;一端が
この塗装ガンに接続され、他端が塗料源と洗浄液源に選
択して連通可能な複数の液管路;これら複数の液管路の
いずれか一つを選択的に塗装ガンに連通させ、選択され
た液管路以外の液管路と塗装ガンとを非連通とする開閉
弁機構;及び選択された液管路と選択されない各液管路
とにそれぞれ塗料と洗浄液を流すポンプ機構;を備えた
ことを特徴としている。以上の構成によれば、複数の液
管路のうち、塗装に供する液管路を塗料源につなぎ、塗
装ガンに連通させて塗装作業を行い、この塗装作業中
に、前工程で塗装が終了した液管路を洗浄液源につない
で洗浄することができる。よって、色変えの際の作業終
了時間を短縮することができる。
【0005】各液管路は、戻り管路に接続しておき、各
液管路と戻り管路との間に、両者の連通遮断を制御する
開閉弁機構を設けるのが実際的である。この戻り管路
は、常時洗浄液タンクに連通させる。本発明の塗装装置
は、例えば、塗装ガンを往復動テーブルに搭載したレシ
プロ塗装機に適用することができる。
【0006】本発明の塗装装置の色変え方法は、塗装ガ
ンに、一端が塗料源と洗浄液源に選択して連通可能な複
数の液管路の他端を接続し、開閉弁機構を介して、これ
ら複数の液管路のいずれか一つを選択的に塗装ガンに連
通させるとともに、選択された液管路以外の液管路と塗
装ガンとの連通を断ち、選択された液管路には塗料タン
クの塗料を流して塗装作業を行い、この塗装作業中に、
前工程で塗装に供された各液管路に洗浄液タンクの洗浄
液を流すことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】図6は、本発明を適用する塗装装
置として、レシプロ(往復動)塗装機10を例示したも
のである。このレシプロ塗装機10は駆動モータ11の
回転により往復動する往復動テーブル12を有し、この
往復動テーブル12の下方に、平面的に見て往復動テー
ブル12の往復動方向と直交する方向に移動するコンベ
ヤ13が位置している。駆動モータ11の連続回転によ
り、往復動テーブル12を往復動させる機構は周知であ
る。
【0008】往復動テーブル12には、懸垂腕14を介
して、往路用の一対の塗装ガン15と、復路用の一対の
塗装ガン16が支持されている。この往路用と復路用の
塗装ガン15、16は、塗料を吹き付ける方向が往復動
テーブル12の往復動方向において互いに逆方向となる
ように、方向(角度)設定されている。図6では、塗装
ガン15、16に対して塗料を供給する液管路を描いて
いない。
【0009】このレシプロ塗装機10は、コンベヤ13
上に塗装ワークWを載せて搬送しながら、往復動テーブ
ル12をコンベヤ13上で往復動させ、塗装ガン15、
16から塗料を吹き付ける。この動作により、塗装ワー
クWはむらなく塗装される。
【0010】以上のレシプロ塗装機10においては、塗
装ワークWを変える毎に、あるいは同じ塗装ワークWの
異なる塗装ステップ毎に、塗装ガン15、16に供給す
る塗料(の色)を変えることが行われる。本実施形態
は、この色変えの際のレシプロ塗装機10の停止時間を
短縮することを目的としている。
【0011】図1ないし図5は、その一実施形態であ
る。この実施形態は、A系統、B系統の2つの液管路を
各塗装ガン15と16に接続した例である。塗料タンク
(塗料源)Pと洗浄液タンク(洗浄液源)Tに選択的に
挿入される液管路A1、液管路B1は、ポンプA2、B
2を経た後それぞれ2本の液管路A11と液管路B11
に分岐されている。これら各2本の液管路A11と液管
路B11にはそれぞれ、レギュレータA3とB3が設け
られていて、このレギュレータA3とB3の後流で、さ
らに各2本の液管路A111、液管路B111に分岐さ
れている。レギュレータA3、B3は、液管路A11、
B11以下を流れる液体の圧力を略一定に保つ。
【0012】4本の液管路A111のうちの2本はそれ
ぞれ、三方弁A4と三方弁V15を介して、塗装ガン1
5に接続されており、2本は、三方弁A4と三方弁V1
6を介して、塗装ガン16に接続されている。三方弁A
4は、液管路A111と戻り管路R111との分岐部に
設けられている。
【0013】同様に、4本の液管路B111のうちの2
本はそれぞれ、三方弁B4と三方弁V15を介して、塗
装ガン15に接続されており、2本は、三方弁B4と三
方弁V16を介して、塗装ガン16に接続されている。
三方弁B4は、液管路B111と戻り管路R111との
分岐部に設けられている。
【0014】以上のように、対をなす液管路A111と
B111はそれぞれ、一つの三方弁V15とV16に接
続されており、三方弁V15と16は、液管路A111
とB111のいずれか一方を、塗装ガン15と16に選
択して接続する。
【0015】戻り管路R111は、2本が合流して戻り
管路R11となり、2本の戻り管路R11が合流して戻
り管路R1となり、さらに2本の戻り管路R1が合流し
て、戻り管路R0となる。戻り管路R0は、三方弁R2
を介して戻り管路R3と戻り管路R4とに分岐され、戻
り管路R3と戻り管路R4は洗浄液タンクT又は塗料タ
ンクP内に挿入される。
【0016】上記構成の本装置は、図1ないし図4に示
すように、塗装ガン15と16に、A系統とB系統のい
ずれか一方の液体を流すことができる。図1、図3は、
A系統の液管路A1と戻り管路R3を洗浄液タンクTに
入れ、B系統の液管路B1を塗料タンクPに入れ、三方
弁A4、B4、V15、V16、R2を、液管路B1が
塗装ガン15と16に連通し、液管路A1が戻り管路R
111に連通し、戻り管路R0が戻り管路R3に連通す
るように切り換えて、ポンプA2、B2を運転している
状態を示している。この状態では、塗料タンクP内の塗
料がB系統の液管路B1、B11、B111を通って、
塗装ガン15、16から吹き付けられ、洗浄液タンクT
内の洗浄液(シンナー)は、塗料が流れていないA系統
の液管路A1、A11、A111を通り、戻り管路R1
11、R11、R1、R0、R3を介して、洗浄液タン
クTに戻される。
【0017】図2、図4は、逆に、A系統の液管路A1
を塗料タンクPに入れ、B系統の液管路B1と戻り管路
R4を洗浄液タンクTに入れ、三方弁A4、B4、V1
5、V16、R2を、液管路A1が塗装ガン15と16
に連通し、液管路B1が戻り管路R111に連通し、戻
り管路R0が戻り管路R4に連通するように切り換え
て、ポンプA2、B2を運転している状態を示してい
る。この状態では、塗料タンクP内の塗料がA系統の液
管路A1、A11、A111を通って、塗装ガン15、
16から吹き付けられ、洗浄液タンクT内の洗浄液(シ
ンナー)は、塗料が流れていないB系統の液管路B1、
B11、B111を通り、戻り管路R111、R11、
R1、R0、R4を介して、洗浄液タンクTに戻され
る。
【0018】以上のように、本塗装装置は、A系統、B
系統のいずれかを用いて一色の塗装作業を行いながら、
他方の系統は洗浄することができるため、色変えの際の
停止時間を短縮することができる。新しい色の塗料を流
し始める最初には、三方弁A4、B4と塗装ガン15、
16との間の液管路A111と液管路B111に、先の
塗料が残っているが、この塗料は僅かな量であり、廃棄
すればよい。
【0019】図示例では、簡単のために、三方弁A4、
B4、V15、V16、R2を手動タイプとして示した
が、これらは電磁弁から構成することが可能であり、図
1、図3の状態と、図2、図4の状態とが択一して生じ
るように制御することができる。また、同様に、塗装ガ
ン15、16に接続する液管路を2本としたが、3本以
上として、1本のみを塗装に使用し、残りを洗浄に供す
ることもできる。このような実施形態は、一色の塗装時
間に比して、洗浄時間に多くを要するような作業環境で
用いることが好ましい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、塗装ガンから一つの色
の塗料を吹き付けて塗装を行った後、次の色の塗料によ
る塗装作業を行いながら、先に使用した塗料の液管路を
洗浄することができる。よって色変えの際の塗装作業時
間の中断時間が短い塗装装置及び色変え方法が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗装装置の一実施形態を示す系統
接続図である。
【図2】図1の装置の別の接続状態を示す系統接続図で
ある。
【図3】一つの塗装ガンに接続された2本の液管路の一
方に塗料を流し他方に洗浄液を流す状態を示す概念図で
ある。
【図4】図3において、塗料を流す液管路と洗浄液を流
す液管路とを切り換えた状態を示す概念図である。
【図5】2本の液管路を接続した塗装ガンを示す斜視図
である。
【図6】4ガンタイプのレシプロ塗装機を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 レシプロ塗装機 12 往復動テーブル 13 コンベヤ 15 16 塗装ガン V15 V16 A4 B4 R2 三方弁(開閉弁機
構) A1 A11 A111 液管路 B1 B11 B111 液管路 A2 B2 ポンプ(ポンプ機構) R1 R11 R111 R0 R3 R4 戻り管路 P 塗料タンク(塗料源) T 洗浄液タンク(洗浄液源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 六郎 福島県西白河郡矢吹町大久保48番地 朝日 工機株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AA04 AA35 AA74 CA47 DA06 4F035 AA03 BA12 BA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ガン;一端がこの塗装ガンに接続さ
    れ、他端が塗料源と洗浄液源に選択して連通可能な複数
    の液管路;これら複数の液管路のいずれか一つを選択的
    に塗装ガンに連通させ、選択された液管路以外の液管路
    と塗装ガンとを非連通とする開閉弁機構;及び上記選択
    された液管路と選択されない各液管路とにそれぞれ塗料
    と洗浄液を流すポンプ機構;を備えたことを特徴とする
    塗装装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗装装置において、各液
    管路は、戻り管路に接続されていて、各液管路と戻り管
    路との間に、両者の連通遮断を制御する開閉弁機構が設
    けられている塗装装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の塗装装置において、戻り
    管路は、常時洗浄液源に連通させる塗装装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    塗装装置において、塗装ガンは、レシプロ塗装機の往復
    動テーブルに搭載されている塗装装置。
  5. 【請求項5】 塗装ガンに、一端が塗料源と洗浄液源に
    選択して連通可能な複数の液管路の他端を接続し、 開閉弁機構を介して、これら複数の液管路のいずれか一
    つを選択的に塗装ガンに連通させるとともに、選択され
    た液管路以外の液管路と塗装ガンとの連通を断ち、 上記選択された液管路には塗料タンクの塗料を流して塗
    装作業を行い、この塗装作業中に、前工程で塗装に供さ
    れた各液管路に洗浄液タンクの洗浄液を流すことを特徴
    とする塗装装置の色変え方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112642613A (zh) * 2020-12-21 2021-04-13 山东中清智能科技股份有限公司 一种喷漆用一体化系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112642613A (zh) * 2020-12-21 2021-04-13 山东中清智能科技股份有限公司 一种喷漆用一体化系统
CN112642613B (zh) * 2020-12-21 2021-09-17 山东中清智能科技股份有限公司 一种喷漆用一体化系统

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