JP2000218008A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000218008A
JP2000218008A JP11019219A JP1921999A JP2000218008A JP 2000218008 A JP2000218008 A JP 2000218008A JP 11019219 A JP11019219 A JP 11019219A JP 1921999 A JP1921999 A JP 1921999A JP 2000218008 A JP2000218008 A JP 2000218008A
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prize ball
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早人 岩瀬
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貴弘 稲木
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Takeya Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出装置の下流側でパチンコ球の流路を切り
換えて、排出装置から排出されるパチンコ球を目的に応
じた球流下路ヘ流下させる。 【解決手段】 1つのユニットケース43内に排出装置
15と流路切換装置16を組み込んで排出・切換ユニッ
ト42を構成する。排出装置15は、供給されるパチン
コ球をスプロケット22の回転により球排出路25に送
り出す。流路切換装置16は、球排出路25から分岐す
る賞球流下路26と貸球流下路27を設けると共に、そ
の分岐部に流路切換弁28を設け、排出されるパチンコ
球の種類(賞球と貸球)に応じて流路切換弁28の位置
を賞球流路形成位置(実線で示す位置)と貸球流路形成
位置(二点鎖線で示す位置)との間で切り換えて、賞球
を賞球流下路26,44に排出し、貸球を貸球流下路2
7,45に排出する。賞球と貸球は、それぞれ賞球通過
センサ30と貸球センサ31で別々にカウントする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球の流路
を切り換える流路切換装置を備えたパチンコ機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパチンコ機では、球貯溜
タンクから排出装置までの球供給路の途中に、該球供給
路から分岐する球抜き流路を設け、機台交換時や保守点
検時等に、流路切換機構によりパチンコ球の流路を球抜
き流路に切り換えて、パチンコ機内に貯えられたパチン
コ球を機外に球抜きするようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
チンコ機では、排出装置の上流側の球供給路の途中で球
抜き流路に切り換えるため、球抜き流路の分岐部から排
出装置までの間のパチンコ球が、球抜きされずにパチン
コ機内に残ってしまうという欠点がある。
【0004】また、球貸し機能を備えたパチンコ機(い
わゆる「CR機」)では、入賞に対する賞球と球貸し要
求に対する貸球を、共通の排出装置から共通の球流下路
に排出するようにしている。しかし、この構成では、賞
球と貸球が同じ球流下路を通って球受皿に排出されるた
め、球流下路を通るパチンコ球が賞球か貸球かを確認す
ることができない。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、排出装置の下流側で
パチンコ球の流路を切り換えて、排出装置から排出され
るパチンコ球を目的に応じた球流下路ヘ流下させること
ができるパチンコ機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ機は、排出装置の下流
側に2つの球流下路を設け、排出装置から排出されるパ
チンコ球の流路を流路切換装置によって2つの球流下路
の間で切り換える構成としたものである。この構成で
は、目的に応じて流路切換装置を切換動作させれば、排
出装置の下流側でパチンコ球の流路を切り換えて、排出
装置から排出されるパチンコ球を目的に応じた球流下路
ヘ流下させることができる。
【0007】この場合、2つの球流下路のうち一方を球
抜き流下路とし、球抜き時に、パチンコ球の流路を球抜
き流路に切り換えて排出装置を排出動作させれば、パチ
ンコ機内(排出装置の上流側)にパチンコ球を残すこと
なく、球抜きすることができるが、請求項2のように、
排出装置から賞球と貸球を排出するCR機の場合は、2
つの球流下路を賞球流下路と貸球流下路としても良い。
この場合、排出装置が排出するパチンコ球が賞球か貸球
かに応じて流路を切り換えれば、賞球を賞球流下路に排
出し、貸球を貸球流下路に排出することができる。
【0008】ところで、排出装置と別個に流路切換装置
を設けると、パチンコ機に組み付ける際の組付部品点数
が増えてしまい、組付作業に手間がかかる。そこで、請
求項3のように、排出装置と流路切換装置とをユニット
化して排出・切換ユニットを構成するようにしても良
い。このようにすれば、1つの排出・切換ユニットをパ
チンコ機に組み付けるという1回の組付作業で、排出装
置と流路切換装置をパチンコ機に取り付ける作業が完了
する。
【0009】流路切換装置の構成は、種々のものが考え
られるが、例えば、請求項4のように、流路切換装置
を、賞球流下路ヘの流路を開放する位置と貸球流下路ヘ
の流路を開放する位置との間を移動可能な流路切換弁
と、この流路切換弁の位置を切り換える駆動手段とから
構成するようにしても良い。この場合、排出装置が排出
するパチンコ球が賞球か貸球かに応じて流路切換弁の位
置を切り換えることで、賞球と貸球の流路を切り換える
ことができる。
【0010】或は、請求項5のように、流路切換装置
を、排出装置の球排出路を賞球流下路に連通させる位置
と貸球流下路に連通させる位置との間を揺動可能な流路
切換通路と、この流路切換通路の位置を切り換える駆動
手段とから構成するようにしても良い。この場合、排出
装置が排出するパチンコ球が賞球か貸球かに応じて流路
切換通路の位置を切り換えることで、賞球と貸球の流路
を切り換えることができる。
【0011】また、請求項6のように、排出装置がスプ
ロケットタイプの場合、流路切換装置を、スプロケット
の回転軸と同心状に軸支された流路切換部材と、この流
路切換部材の位置を球排出路を賞球流下路に連通させる
位置と貸球流下路に連通させる位置との間で切り換える
駆動手段とから構成するようにしても良い。この場合、
流路切換部材の位置を切り換えることで、賞球と貸球の
流路を切り換えることができる。しかも、排出装置のス
プロケットと流路切換装置の流路切換部材が同心状に配
置されるため、排出装置と流路切換装置をコンパクトに
一体化することができる。
【0012】ところで、賞球と貸球の流路切換は遊技中
にも行う必要があり、排出装置の賞球排出動作中又は賞
球排出直後に、遊技者が貸球の払出操作を行う場合があ
る。このような場合、貸球の払出操作に応じて賞球排出
動作中又は賞球排出直後にパチンコ球の流路を賞球流下
路から貸球流下路に切り換えてしまったのでは、全ての
賞球が賞球流下路に流下する以前に流路が貸球流下路に
切り換わって、一部の賞球が貸球流下路に流れ込んでし
まうおそれがある。
【0013】このような事情を考慮して、請求項7のよ
うに、賞球検出手段で賞球流下路を流下する賞球を検出
し、パチンコ球の流路を賞球流下路から貸球流下路に切
り換える際に、賞球検出手段によって排出装置から賞球
流下路に排出される所定数の賞球が全て流下し終えたこ
とを検出した後にパチンコ球の流路を切り換えるように
切換制御手段で流路切換装置を制御するようにすると良
い。このようにすれば、所定数の賞球が全て流下する以
前に流路が切り換わってしまうことを防止でき、賞球の
一部が貸球流下路に流れ込んでしまうことがなくなる。
【0014】一般に、賞球払出よりも貸球払出が優先さ
れるので、賞球の未処理分が残っていても貸球払出を優
先して行うが、少なくとも賞球数データの単位毎にまと
めて賞球の払出を行うので、例えば5回連続で7個排出
指令があり、1回目の賞球払出途中で貸球要求があった
場合は、1回目の7個を排出し終わってから流路を貸球
流下路に切り換え、貸球払出を完了してから流路を賞球
流下路に切り換えて続きの4回分の賞球払出を実行す
る。
【0015】更に、請求項8のように、貸球検出手段で
貸球流下路を流下する貸球を検出し、パチンコ球の流路
を貸球流下路から賞球流下路に切り換える際に、所定数
の貸球が全て流下し終えたことを検出した後にパチンコ
球の流路を切り換えるようにしても良い。このようにす
れば、所定数の貸球が全て流下する以前に流路が切り換
わってしまうことを防止でき、貸球の一部が賞球流下路
に流れ込んでしまうことがなくなる。尚、貸球払出を行
っている途中で賞球払出指令があった場合は、貸球払出
を完了してから流路の切換を実行する。
【0016】更に、請求項9のように、賞球検出手段及
び/又は貸球検出手段を排出・切換ユニットに組み込む
ようにしても良い。このようにすれば、排出・切換ユニ
ットを組み付けるだけで、賞球検出手段や貸球検出手段
の組付けも同時に行うことができ、組付性を更に向上す
ることができる。
【0017】また、請求項10のように、賞球検出手段
及び/又は貸球検出手段を流路切換装置の下流側に設け
るようにすると良い。このようにすれば、流路切換装置
の下流側で賞球や貸球を確実に検出することができる。
また、流路切換装置の下流側で賞球や貸球を検出してか
ら流路を切り換えれば、パチンコ球が流路切換弁に挟ま
れることや反対側の流下路に流れ込むことが防止され
る。
【0018】一方、パチンコ球の流路を切り換える際、
流路切換を開始すると同時に排出装置が排出動作を開始
すると、排出装置から排出されたパチンコ球の最初の1
〜数個が流路の切換完了以前に流路切換部に到達して、
切換前の球流下路に流れ込んでしまうおそれがある。そ
こで、請求項11のように、パチンコ球の流路を切り換
える際、流路切換装置による流路切換完了後に排出制御
手段により排出装置の排出動作を開始するようにすると
良い。このようにすれば、流路切換後の球流下路に排出
されるべきパチンコ球の最初の1〜数個が、流路切換完
了以前の球流下路に流れ込んでしまうことを防止でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】[実施形態(1)]以下、本発明
の実施形態(1)を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0020】まず、図5に基づいてパチンコ機の裏面側
の構成を概略的に説明する。パチンコ機の本体枠11の
裏面側には、裏部品を組み付ける裏セット盤17が取り
付けられている。この裏セット盤17の上部には、パチ
ンコ球を貯溜する球タンク12が設けられ、この球タン
ク12には、そこから流れ出るパチンコ球を整列状態で
流下させる2条のタンクレール13が接続されている。
このタンクレール13の下端には、2条の球供給路14
が設けられ、その球供給路14の下端に、排出装置15
と流路切換装置16をユニット化した排出・切換ユニッ
ト42が設けられている。
【0021】裏セット盤17の中央部には、入賞球を集
める集合樋19が設けられ、この集合樋19の下流部
に、入賞球(証拠球)の通過を検出する入賞球センサ2
0が設けれている。入賞球センサ20の出力信号は遊技
制御回路73に入力される。また、パチンコ機の前面に
は、球貸し用のプリペイドカードの記録情報を読み取る
ためのカードユニット21(図3参照)が設けられてい
る。
【0022】次に、排出・切換ユニット42の構成を説
明する。図1及び図2に示すように排出・切換ユニット
42は、1つの樹脂製のユニットケース43内に排出装
置15と流路切換装置16を組み込んで構成している。
ユニットケース43内の上部には、2条の球供給路14
に接続される2条流路14bが設けられ、この2条流路
14bの2つの出口14aの下方にそれぞれスプロケッ
ト22が配置されている。各スプロケット22の外周に
は、2条流路14bから落下するパチンコ球を受け入れ
る複数(例えば4個)の凹部23が等間隔に形成され、
各凹部23間に、2条流路14bの出口14aのパチン
コ球を受け支える凸部24が形成されている。各スプロ
ケット22の右側方には、それぞれ2条流路14bの出
口14aから下方に延びる2条の球排出路25が設けら
れている。
【0023】一方、流路切換装置16には、2条の賞球
流下路26と2条の貸球流下路27が、排出装置15の
2条の球排出路25から分岐するように設けられてい
る。賞球流下路26は、貸球流下路27よりもパチンコ
球の流下頻度が高いため、球排出路25からほぼ真下に
延びるように形成され、より良好な球流れを確保できる
ようになっている。
【0024】賞球流下路26と貸球流下路27の分岐部
には、流路切換弁28が設けられている。この流路切換
弁28を起立させた状態(図1に実線で示す状態)とす
れば、貸球流下路27ヘの流路が塞がれると共に賞球流
下路26ヘの流路が開放され、パチンコ球を賞球流下路
26ヘ排出する流路が形成される(以下、この位置を
「賞球流路形成位置」という)。一方、流路切換弁28
を賞球流下路26側へ傾動させた状態(図1に二点鎖線
で示す状態)に切り換えると、賞球流下路26ヘの流路
が塞がれると共に貸球流下路27ヘの流路が開放され、
パチンコ球を貸球流下路27ヘ排出する流路が形成され
る(以下、この位置を「貸球流路形成位置」という)。
【0025】また、流路切換装置16の賞球流下路26
と貸球流下路27は、それぞれ排出・切換ユニット42
の下方に設けられた賞球流下路44と貸球流下路45に
つながっており、賞球流下路44に賞球の通過を検出す
る賞球通過センサ30(賞球検出手段)が設けられ、貸
球流下路45に貸球の通過を検出する貸球通過センサ3
1(貸球検出手段)が設けられている。賞球流下路44
と貸球流下路45は、賞球通過センサ30と貸球通過セ
ンサ31の下流で合流してパチンコ機の前面の球受け皿
(図示せず)につながっている。
【0026】図2に示すように、2条流路14bの2つ
の出口14aに対向する2つのスプロケット22は回転
軸33と一体に形成され、この回転軸33が2条流路1
4bの下方部に回転自在に取り付けられている。また、
両スプロケット22間で凹部23(凸部24)の位置が
互い違いとなっている。回転軸33の一端はモータ34
の回転軸35に嵌着され、モータ34は、ステッピング
モータ等の回転角を制御できるモータにより構成されて
いる。
【0027】モータ34の停止時には、一方のスプロケ
ット22は、凸部24が2条流路14bの一方の出口1
4aに対向して該出口14aのパチンコ球を受け支えて
落下を阻止し、他方のスプロケット22は、凹部23が
2条流路14bの他方の出口14aに対向して、凹部2
3内にパチンコ球を受け入れて落下を阻止する。
【0028】一方、モータ34の駆動時には、両スプロ
ケット22が時計回り方向(図1の矢印A方向)に回転
して、凹部23が出口14aに対向する毎にパチンコ球
を凹部23に受け入れ、そのパチンコ球を球排出路25
に落下させるようになっている。
【0029】また、2条の球排出路25に対応した2つ
の流路切換弁28は一体又は別体に形成され、共通の軸
36を介して賞球及び貸球流下路26,27の分岐部に
回動自在に取り付けられている。流路切換弁28には、
軸36方向に対して垂直方向に延びるアーム部37(図
1参照)が一体に形成され、このアーム部37の先端部
分に、ソレノイド38(駆動手段)のプランジャ39が
2つの連結部材40,41を介して連結されている。こ
れにより、プランジャ39の上下運動を流路切換弁28
の回動運動に変換させるようになっている。プランジャ
39は、ソレノイド38に内蔵されたスプリング(図示
せず)により下方に付勢されている。
【0030】ソレノイド38のオフ時(非通電時)に
は、プランジャ39が下方に位置してアーム部37が押
し下げられ、流路切換弁28が反時計回り方向に回動し
て賞球流路形成位置に保持される。一方、ソレノイド3
8のオン時(通電時)には、プランジャ39が磁気吸引
力によりスプリングのバネ力に抗して上方に移動してア
ーム部37を引き上げ、流路切換弁28が時計回り方向
に回動して貸球流路形成位置に切り換えられる。
【0031】前述した賞球及び貸球検出センサ30,3
1の出力信号は、排出制御回路18(図3参照)に入力
される。この排出制御回路18は、例えばマイクロコン
ピュータを主体として構成され、内蔵するROM(記憶
媒体)に記憶されている図4に示す排出・流路切換制御
プログラムを実行することで、排出装置15及び流路切
換装置16の動作を制御し、特許請求の範囲でいう切換
制御手段及び排出制御手段として機能する。尚、排出制
御回路18と排出・切換ユニット42との間の配線処理
を簡素化するために、排出制御回路18から1束のハー
ネス(図示せず)を排出・切換ユニット42近傍まで配
線し、そこでハーネスを分岐して排出装置15と流路切
換装置16に接続するようにしている。
【0032】以下、排出制御回路18による制御内容を
図4に示す排出・流路切換制御プログラムに基づいて説
明する。本プログラムは、排出制御回路18の電源投入
と同時に起動され、まず、ステップ101で、球貸し要
求が有るか否かを、カードユニット21からの出力信号
に基づいて判定し、もし、球貸し要求が有れば、ステッ
プ102〜107の処理を行わず、ステップ108に進
む。
【0033】一方、ステップ101で球貸し要求が無い
と判定されれば、ステップ102に進み、賞球払出要求
が有るか否かを、遊技制御回路20からの賞球指令信号
の有無により判定し、賞球払出要求がなければ、ステッ
プ101に戻る。もし、ステップ102で賞球払出要求
が有りと判定されれば、ステップ103に進み、流路切
換弁28が賞球流路形成位置であるか否かを、流路切換
装置16のソレノイド38がオフとなっているか否かに
よって判定する。電源投入後の初期状態では、ソレノイ
ド38がオフされて、流路切換弁28が賞球流路形成位
置に保持されている状態が正常であるので、もし、ソレ
ノイド38がオフでなければ、流路切換弁28が賞球流
路形成位置に保持されていない異常状態であると判断し
て、ステップ104に進み、エラー処理を実行し、賞球
の排出を停止して、故障表示ランプ(図示せず)を点灯
又は点滅させる。尚、この異常情報をホストコンピュー
タ(図示せず)に送信するようにしても良い。
【0034】上記ステップ103で、ソレノイド38が
オフとなっていると判定された場合は、流路切換弁28
が賞球流路形成位置に保持されていると判断して、ステ
ップ105に進み、排出装置15のモータ34を起動し
てスプロケット22を回転させ、入賞価値に応じた所定
数のパチンコ球(賞球)を排出する。この場合、流路切
換弁28が賞球流路形成位置に保持されているため、排
出装置15から排出された賞球は賞球流下路26,44
を流下する。この際、賞球が賞球通過センサ30を通過
する毎に、賞球通過センサ30から賞球検出信号が出力
され、払い出された賞球の個数がカウントされる。
【0035】この後、ステップ106で、排出装置15
が所定数の賞球を排出し終えてから所定の賞球検出監視
期間α内に、所定数の賞球を全てカウントしたか否かを
判定する。ここで、賞球検出監視期間αは、パチンコ球
が正常に流下する状態で、排出装置15が所定数の賞球
を排出し終えてから、それらの賞球の内最後の一球が賞
球通過センサ30の検出位置を通過するまでに要する時
間α0 よりも少し長く設定された期間である。もし、賞
球検出監視期間α内に所定数の賞球がカウントされなけ
れば、球詰り等により賞球が正常に流下していない異常
状態であると判断し、ステップ107に進み、上述した
エラー処理を行う。
【0036】一方、ステップ106で、賞球検出監視期
間α内に所定数の賞球をカウントしたと判定された場合
は、所定数の賞球が全て正常に流下したと判断し、上記
ステップ101に戻り、球貸し要求が発生しない限り、
賞球払出要求が発生する毎に排出装置15から所定数の
賞球を賞球流下路26,44に排出する動作を繰り返
す。
【0037】その後、カードユニット21に所定のプリ
ペイドカードが挿入されて、球貸し要求が発生した場合
には、ステップ101からステップ108に進み、流路
切換装置16のソレノイド38をオンして、流路切換弁
28をスプリングのバネ力に抗して貸球流路形成位置ヘ
回動させ、パチンコ球の流路を貸球流下路27へ切り換
える。
【0038】この後、ステップ109で、貸球流下路2
7への流路切換指令(ソレノイド38のオン指令)を出
力してから所定時間Kが経過したか否かを判定する。こ
こで、所定時間Kは、流路切換指令を出力してから流路
切換弁28が実際に貸球流路形成位置に到達するまでに
要するのに十分な時間に設定されている。従って、貸球
流路形成位置ヘの流路切換指令を出力してから所定時間
Kが経過したときに、流路切換弁28が貸球流路形成位
置に切り換わったと判断して、ステップ110に進み、
排出装置15のモータ34を起動してスプロケット22
を回転させ、支払代価に応じた所定数のパチンコ球(貸
球)を排出する。この場合、流路切換弁28が貸球流路
形成位置に切り換わっているため、排出装置15から排
出された貸球は貸球流下路27,45を流下する。この
際、貸球が貸球通過センサ31を通過する毎に、貸球通
過センサ31から貸球検出信号が出力され、払い出され
た貸球の個数がカウントされる。
【0039】この後、ステップ111で、排出装置15
が所定数の貸球を排出し終えてから貸球検出監視期間δ
内に、所定数の貸球を全てカウントしたか否かを判定す
る。ここで、貸球検出監視期間δは、パチンコ球の正常
流下状態で、排出装置15が所定数の貸球を排出し終え
てから、それらの貸球の内最後の一球が貸球通過センサ
31の検出位置を通過するまでに要する時間δ0 よりも
少し長く設定された期間である。もし、貸球検出監視期
間δ内に所定数の貸球がカウントされなければ、球詰り
等により貸球が正常に流下していない異常状態であると
判断し、ステップ112に進み、上述したエラー処理を
実行する。
【0040】一方、ステップ111で、貸球検出監視期
間δ内に所定数の貸球をカウントしたと判定された場合
は、所定数の貸球が全て正常に流下したと判断し、次の
ステップ113に進み、流路切換装置16のソレノイド
38をオフして、流路切換弁28をスプリングのバネ力
によって賞球流路形成位置へ戻し、パチンコ球の流路を
賞球流下路26に戻す。
【0041】その後、ステップ114で、賞球流下路2
6への流路切換指令(ソレノイド38のオフ指令)を出
力してから所定時間Sが経過したか否かを判定する。こ
こで、所定時間Sは、流路切換指令を出力してから流路
切換弁28が実際に賞球流路形成位置に戻るまでに要す
るのに十分な時間に設定されている。従って、賞球流路
形成位置ヘの流路切換指令を出力してから所定時間Sが
経過したときに、流路切換弁28が賞球流路形成位置に
戻ったと判断して、ステップ101に戻り、上述した一
連の処理を繰り返す。
【0042】以上説明した本実施形態(1)では、排出
装置15の下流側に賞球流下路26と貸球流下路27を
設け、排出装置15から排出されるパチンコ球の流路を
流路切換装置16によって切り換えるようにしたので、
賞球か貸球かに応じて流路を排出装置15の下流側で切
り換えることで、賞球と貸球を、それぞれ別々の賞球流
下路26,44と貸球流下路27,45に排出すること
ができると共に、それぞれの球流下路44,45に設け
られた賞球通過センサ30と貸球通過センサ31により
排出された賞球と貸球の個数を別々にカウントすること
ができる。
【0043】尚、賞球流下路26,44と貸球流下路2
7,45を透明な材料で形成すると共に、賞球流下路2
6,44と貸球流下路27,45の少なくとも一方に識
別シール等の識別手段を設け、賞球流下路26,44と
貸球流下路27,45を流れるパチンコ球を目視で確認
できるようにしても良い。
【0044】更に、本実施形態(1)では、排出装置1
5と流路切換装置16とをユニット化して排出・切換ユ
ニット42を構成したので、組立工程で1つの排出・切
換ユニット42をパチンコ機に組み付けるという1回の
組付作業で、排出装置15と流路切換装置16をパチン
コ機に取り付ける作業が完了する。しかも、排出装置1
5と流路切換装置16とをユニット化すれば、パチンコ
機への組付前に必要に応じて排出装置15と流路切換装
置16との間の位置調整を済ませておくことができ、パ
チンコ機ヘの組付時には位置調整を行う必要がなくな
る。従って、排出装置15と流路切換装置16との組付
性を向上させることができ、パチンコ機の組立能率を向
上できて、組立コストを低減できる。
【0045】しかしながら、排出装置15と流路切換装
置16とをユニット化せずに、別体構成としても良く、
この場合でも、所期の目的を達成することができる。
【0046】また、本実施形態(1)では、遊技中に、
賞球排出中又は賞球排出直後に球貸し要求が発生する
と、賞球通過センサ30によって所定数の賞球が賞球流
下路26,44に流下したことを確認した後に、流路切
換装置16による貸球流下路27ヘの流路切換動作を開
始する。これにより、全ての賞球が賞球流下路26,4
4に流下する以前に流路が切り換わってしまうことが防
止され、一部の賞球が貸球流下路27,45に流れ込ん
でしまうことが防止される。
【0047】その後、貸球流下路27への流路切換指令
を出力してから流路切換弁28が貸球流路形成位置に切
り換わるのに十分な所定時間Kが経過してから、排出装
置15による貸球排出動作を開始する。これにより、排
出装置15から排出された貸球の最初の1〜数個が、賞
球流下路26,44に流れ込んでしまうことが防止され
る。
【0048】その後、貸球通過センサ31によって所定
数の貸球が貸球流下路27,45に流下したことを確認
した後に、流路切換装置16による賞球流下路26ヘの
流路切換動作を開始する。これにより、全ての貸球が貸
球流下路27,45に流下する以前に流路が切り換わっ
てしまうことが防止される。そして、賞球流下路26へ
の流路切換指令を出力してから流路切換弁28が賞球流
路形成位置に戻るのに十分な所定時間Sが経過した後、
賞球払出要求があれば、排出装置15による賞球の排出
動作を開始する。
【0049】従って、たとえ遊技中であっても、流路切
換装置16による賞球流下路26と貸球流下路27との
間の流路の切換と、排出装置15によるパチンコ球の排
出動作を的確なタイミングで行うことができ、賞球と貸
球を、それぞれ別々の球流下路(賞球流下路26と貸球
流下路27)へ確実に流下させることができて、動作信
頼性の高いパチンコ機を実現することができる。
【0050】尚、上記実施形態(1)では、流路切換指
令(ソレノイド38のオン又はオフ指令)を出力してか
ら所定時間K又はSが経過したか否かにより、流路切換
弁28が賞球又は貸球流路形成位置に切り換わったか否
かを判断するようにしたが、流路切換弁28の位置を確
認する流路確認センサを設け、この流路確認センサによ
って流路切換弁28が賞球又は貸球流路形成位置に切り
換わったことを確認するようにしても良い。
【0051】[実施形態(2)]次に、図6に基づいて
本発明の実施形態(2)を説明する。但し、上記実施形
態(1)と実質的に同じ部分には、同一符号を付して説
明を省略する。
【0052】本実施形態(2)の排出・切換ユニット4
6では、排出装置15の球排出路25の下方部に、流路
切換通路47が軸48を介して回動自在に取り付けら
れ、この流路切換通路47の下方に、賞球流下路26と
貸球流下路27が並設されている。流路切換通路47の
右側部には連結部49が一体に形成され、この連結部4
9に、ソレノイド38のプランジャ39が連結されてい
る。プランジャ39が水平方向に動くことで、流路切換
通路47が軸48を支点にして左右方向に揺動するよう
になっている。これら流路切換通路47、ソレノイド3
8等から流路切換装置71が構成されている。また、賞
球流下路26と貸球流下路27に、それぞれ賞球通過セ
ンサ30、貸球通過センサ31が組み付けられ、賞球通
過センサ30と貸球通過センサ31が排出・切換ユニッ
ト46に組み込まれている。
【0053】排出装置15から賞球を排出する場合は、
図6(a)に示すように、流路切換通路47を賞球流下
路26側に揺動させて流路切換通路47の球出口47a
を賞球流下路26に合わせることで、球排出路25を賞
球流下路26に連通させる。これにより、賞球は賞球流
下路26,44を流下し、その個数が賞球通過センサ3
0によってカウントされる。
【0054】一方、排出装置15から貸球を排出する場
合は、図6(b)に示すように、流路切換通路47を貸
球流下路27側に揺動させて球出口47aを貸球流下路
27に合わせることで、球排出路25を貸球流下路27
に連通させる。これにより、貸球は貸球流下路27,4
5を流下し、その個数が貸球通過センサ31によってカ
ウントされる。
【0055】以上説明した実施形態(2)では、賞球通
過センサ30と貸球通過センサ31を排出・切換ユニッ
ト46に組み込むようにしたので、排出・切換ユニット
46をパチンコ機に組み付けるだけで、賞球通過センサ
30と貸球通過センサ31の組付けも同時に行うことが
でき、組付性を更に向上することができる。
【0056】しかしながら、本発明は、賞球及び貸球通
過センサ30,31を排出・切換ユニット46に組み込
む構成に限定されず、前記実施形態(1)と同じよう
に、賞球通過センサ30や貸球通過センサ31を、それ
ぞれ賞球流下路44と貸球流下路45に設け、排出・切
換ユニット46に組み込まない構成としても良く、この
場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成することが
できる。
【0057】[実施形態(3)]次に、図7及び図8に
基づいて本発明の実施形態(3)の排出・切換ユニット
50を説明する。但し、前記実施形態(1)と実質的に
同じ部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0058】本実施形態(3)では、排出装置15は、
球排出路25に上下2箇所に収斂通路部51(図8参
照)が形成され、2条流路14bから2条で供給される
パチンコ球は、収斂通路部51によって1条に収斂され
て排出される。そして、球排出路25の下方に、1条分
の賞球口52と貸球口53が並設され、これら賞球口5
2と貸球口53が、それぞれ排出・切換ユニット50下
方の賞球流下路44と貸球流下路45につながってい
る。また、賞球口52と貸球口53の上方には、流路切
換シャッタ54(流路切換部材)が、スプロケット22
の回転軸33の中心に対して同心状に独立して配置され
た軸55(図8参照)を介して回動自在に取り付けられ
ている。この流路切換シャッタ54の湾曲面56には、
球通過孔57が形成され、球通過孔57の右側方に垂直
壁部58が形成されている。更に、流路切換シャッタ5
4にはアーム部59が一体に形成され、このアーム部5
9は、軸60に回動可能に支持された第1のアーム61
と、この第1のアーム61の中央部に連結された第2の
アーム62とを介してソレノイド38のプランジャ39
に連結されている。これにより、プランジャ39の上下
運動が流路切換シャッタ54の回動運動に変換されるよ
うになっている。これら流路切換シャッタ54、ソレノ
イド38等から流路切換装置72が構成されている。
【0059】排出装置15から賞球を排出する場合は、
図7(a)に示すように、流路切換シャッタ54を時計
回り方向に回動させて湾曲面56を球排出路25の裏側
に後退させると共に球通過孔57を賞球口52に合わせ
ることで、賞球流下路44への流路を開放すると共に垂
直壁部58によって貸球口53への流路を遮断し、球排
出路25を賞球流下路44に連通させる。これにより、
賞球は賞球流下路44を流下し、その個数が賞球通過セ
ンサ30によってカウントされる。
【0060】一方、排出装置15から貸球を排出する場
合は、図7(b)に示すように、流路切換シャッタ54
を反時計回り方向に回動させて、湾曲面56を賞球口5
2の上方に位置させると共に球通過孔57を貸球口53
に合わせることで、賞球流下路44への流路を塞ぐと共
に貸球流下路45への流路を開放し、球排出路25を貸
球流下路45に連通させる。これにより、貸球は貸球流
下路45を流下し、その個数が貸球通過センサ31によ
ってカウントされる。
【0061】以上説明した実施形態(3)では、排出装
置15のモータ34、スプロケット22及び流路切換装
置72の流路切換シャッタ54を同心状に配置して、排
出装置15と流路切換装置72とをコンパクトに一体化
したので、省スペース化の要求も満たすことができる。
【0062】尚、上記各実施形態では、排出装置15の
下流側に、賞球流下路と貸球流下路を設け、賞球と貸球
の流路を切り換えるようにしたが、排出装置15の下流
側に、球受け皿に通じる払出用の流下路とパチンコ機外
に通じる球抜き流下路を設け、球抜き時に、パチンコ球
の流路を球抜き流下路に切り換えて排出装置15を排出
動作させることで、パチンコ機内(排出装置15の上流
側)にパチンコ球を残すことなく、球抜きすることがで
きるようにしても良い。
【0063】また、上記各実施形態では、スプロケット
タイプの排出装置15を用いたが、例えばリードスクリ
ュータイプの排出装置を用いるようにしても良い。ま
た、球供給路14、球排出路25、賞球流下路26,4
4及び貸球流下路27,45の条数を適宜変更しても良
い。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1のパチンコ機によれば、排出装置の下流側に
2つの球流下路を設け、排出装置から排出されるパチン
コ球の流路を流路切換装置によって2つの球流下路の間
で切り換えるようにしたので、排出装置から排出される
パチンコ球を目的に応じた球流下路ヘ流下させることが
できる。
【0065】この場合、2つの球流下路のうち一方を球
抜き流下路とすれば、パチンコ機内(排出装置の上流
側)にパチンコ球を残すことなく、球抜きすることがで
きるが、請求項2では、排出装置から賞球と貸球を排出
するCR機の場合、2つの球流下路を賞球流下路と貸球
流下路とするようにしたので、賞球を賞球流下路に排出
し、貸球を貸球流下路に排出することができ、排出され
るパチンコ球が賞球か貸球かを確認することができる。
【0066】また、請求項3では、排出装置と流路切換
装置とをユニット化して排出・切換ユニットを構成した
ので、1回の組付作業で、パチンコ機への排出装置と流
路切換装置の取付作業を同時に完了することができ、排
出装置と流路切換装置との組付性を向上することができ
る。
【0067】また、請求項4では、流路切換弁の位置
を、賞球流路開放位置と貸球流路開放位置との間で切り
換えることで、賞球と貸球の流路を切り換えることがで
きる。
【0068】一方、請求項5では、流路切換通路の位置
を、球排出路を賞球流下路に連通させる位置と貸球流下
路に連通させる位置との間で切り換えることで、賞球と
貸球の流路を切り換えることができる。
【0069】また、請求項6では、流路切換装置の流路
切換部材を排出装置のスプロケットの回転軸と同心状に
軸支するようにしたので、排出装置と流路切換装置をコ
ンパクトに一体化することができ、省スペース化するこ
とができる。
【0070】更に、請求項7,8では、切換前の球流下
路に排出される所定数のパチンコ球が全て流下したこと
を検出した後にパチンコ球の流路を切り換えるようにし
たので、流路切換装置による賞球や貸球の流路切換を的
確なタイミングで行うことができ、賞球や貸球をそれぞ
れ賞球流下路と貸球流下路に確実に流下させることがで
きて、動作信頼性を向上することができる。
【0071】また、請求項9では、賞球検出手段及び/
又は貸球検出手段を排出・切換ユニットに組み込むよう
にしたので、排出・切換ユニットを組み付けるだけで、
賞球検出手段や貸球検出手段の組付けも同時に行うこと
ができ、組付性を更に向上することができる。
【0072】更に、請求項10では、賞球検出手段及び
/又は貸球検出手段を流路切換装置の下流側に設けるよ
うしたので、賞球や貸球を確実に検出することができ
る。
【0073】また、請求項11では、流路切換後に排出
装置の排出動作を開始するようにしたので、流路切換
時、排出装置の排出動作を的確なタイミングで行うこと
ができ、動作信頼性を更に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態(1)を示す排出・切換ユニ
ット及びその周辺部の縦断正面図である。
【図2】実施形態(1)の排出・切換ユニット及びその
周辺部の縦断側面図である。
【図3】電気的構成を示すブロック図である。
【図4】排出・流路切換制御プログラムの処理の流れを
示すフローチャートである。
【図5】パチンコ機の背面図である。
【図6】本発明の実施形態(2)の排出・切換ユニット
を示す縦断正面図で、(a)は賞球排出時の状態を示す
図、(b)は貸球排出時の状態を示す図である。
【図7】本発明の実施形態(3)の排出・切換ユニット
を示す縦断正面図で、(a)は賞球排出時の状態を示す
図、(b)は貸球排出時の状態を示す図である。
【図8】実施形態(3)の排出・切換ユニットの縦断側
面図である。
【符号の説明】
11…本体枠、14…球供給路、15…排出装置、16
…流路切換装置、18…排出制御回路(切換制御手段、
排出制御手段)、22…スプロケット、25…球排出
路、26…賞球流下路、27…貸球流下路、28…流路
切換弁、30…賞球通過センサ(賞球検出手段)、31
…貸球通過センサ(貸球検出手段)、34…モータ、3
8…ソレノイド(駆動手段)、39…プランジャ、42
…排出・切換ユニット、43…ユニットケース、44…
賞球流下路、45…貸球流下路、46…排出・切換ユニ
ット、47…流路切換通路、50…排出・切換ユニッ
ト、52…賞球口、53…貸球口、54…流路切換シャ
ッタ(流路切換部材)、56…湾曲面、57…球通過
孔、58…垂直壁部、71,72…流路切換装置、73
…遊技制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲木 貴弘 名古屋市東区東大曽根町13番13号 株式会 社真城内 Fターム(参考) 2C088 BA56 BA67 BA79 BA88

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球を排出する排出装置と、 前記排出装置の下流側に設けられた2つの球流下路と、 前記排出装置から排出されるパチンコ球の流路を前記2
    つの球流下路の間で切り換える流路切換装置とを備えて
    いることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記排出装置は、入賞に対する賞球と球
    貸し要求に対する貸球を排出し、 前記2つの球流下路は、賞球が流下する賞球流下路と、
    貸球が流下する貸球流下路であることを特徴とする請求
    項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記排出装置と前記流路切換装置とをユ
    ニット化して排出・切換ユニットを構成したことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記流路切換装置は、前記賞球流下路ヘ
    の流路を開放する位置と前記貸球流下路ヘの流路を開放
    する位置との間を移動可能に設けられた流路切換弁と、
    この流路切換弁の位置を前記2つの位置の間で切り換え
    る駆動手段とから構成されていることを特徴とする請求
    項2又は3に記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記流路切換装置は、前記排出装置の球
    排出路を前記賞球流下路に連通させる位置と前記貸球流
    下路に連通させる位置との間を揺動可能に設けられた流
    路切換通路と、この流路切換通路の位置を前記2つの位
    置の間で切り換える駆動手段とから構成されていること
    を特徴とする請求項2又は3に記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 前記排出装置は、供給されるパチンコ球
    を回転により球排出路に送り出すスプロケットを有し、 前記流路切換装置は、前記スプロケットの回転軸と同心
    状に軸支された流路切換部材と、この流路切換部材の位
    置を前記球排出路を前記賞球流下路に連通させる位置と
    前記貸球流下路に連通させる位置との間で切り換える駆
    動手段とから構成されていることを特徴とする請求項2
    又は3に記載のパチンコ機。
  7. 【請求項7】 前記賞球流下路に該賞球流下路を流下す
    る賞球を検出する賞球検出手段を有し、 前記排出装置から排出されるパチンコ球の流路を前記賞
    球流下路から前記貸球流下路に切り換える際に、前記賞
    球検出手段によって前記排出装置から前記賞球流下路に
    排出される所定数の賞球が全て流下し終えたことを検出
    した後に、パチンコ球の流路を切り換えるように前記流
    路切換装置を制御する切換制御手段を備えていることを
    特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載のパチンコ
    機。
  8. 【請求項8】 前記貸球流下路に該貸球流下路を流下す
    る貸球を検出する貸球検出手段を有し、 前記排出装置から排出されるパチンコ球の流路を前記貸
    球流下路から前記賞球流下路に切り換える際に、前記貸
    球検出手段によって前記排出装置から前記貸球流下路に
    排出される所定数の貸球が全て流下し終えたことを検出
    した後に、パチンコ球の流路を切り換えるように前記流
    路切換装置を制御する切換制御手段を備えていることを
    特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のパチンコ
    機。
  9. 【請求項9】 前記賞球検出手段及び/又は前記貸球検
    出手段は、前記排出装置と前記流路切換装置とをユニッ
    ト化した排出・切換ユニットに組み込まれていることを
    特徴とする請求項7,8に記載のパチンコ機。
  10. 【請求項10】 前記賞球検出手段及び/又は前記貸球
    検出手段は、前記流路切換装置の下流側に設けられてい
    ることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の
    パチンコ機。
  11. 【請求項11】 前記排出装置から排出されるパチンコ
    球の流路を切り換える際に、前記流路切換装置による流
    路切換完了後に前記排出装置の排出動作を開始する排出
    制御手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至1
    0のいずれかに記載のパチンコ機。
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