JP2000216698A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置

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JP2000216698A
JP2000216698A JP11015307A JP1530799A JP2000216698A JP 2000216698 A JP2000216698 A JP 2000216698A JP 11015307 A JP11015307 A JP 11015307A JP 1530799 A JP1530799 A JP 1530799A JP 2000216698 A JP2000216698 A JP 2000216698A
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JP
Japan
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communication
terminal device
portable terminal
communication system
antenna
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JP11015307A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Inobe
一彦 鋳延
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信方式の選択方法の更新が容易な複数の方
式での通信機能を持つ携帯端末装置を提供する。 【解決手段】 複数の通信方式の無線通信手段10、11を
備えた携帯端末装置において、使用する通信方式がFR
OM7に格納されたソフトウエアに従って選択される。
このソフトウエアを変更することによって、通信方式の
選択方法を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信方式で
の通信を可能にした携帯端末装置に関し、特に、通信方
式の選択の仕方を可変できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの装置に複数の方式の無線通
信機能を持たせた携帯端末装置が開発されている。例え
ば、特開平9−55633号公報には、デジタルとアナ
ログの両方式での無線通信が可能なデュアルモードの携
帯電話装置が示されている。この装置は、一つのアンテ
ナと送信電力増幅器との間に、スイッチング素子と位相
回転素子とを並列に配置したインピーダンス切り替え回
路を挿入しており、選択するモードに応じてスイッチン
グ素子をオン/オフし、送信電力増幅器の負荷インピー
ダンスを切り替えている。
【0003】また、特開平9−284852号公報に
は、PDC(デジタル携帯電話)方式やPHS(パーソ
ナルハンディーホン)方式を含む複数の通信方式での通
信が可能な移動無線装置が開示されている。
【0004】この装置は、各通信方式に対応するアンテ
ナ及び無線部の複数の組み合わせと、この無線部の一つ
を自動選択して発呼させる制御部とを具備しており、制
御部は、各方式の各々の基地局から送信される信号の電
界強度と、各方式での通信料金とを勘案して、発呼する
際の無線部を選択する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数の通信機
能を備えた従来の携帯端末装置では、例えば、各通信方
式での通信料金が変更されたような場合に、それに合わ
せて通信方式の自動選択の仕方を更新する措置が簡単に
採れないという問題点がある。
【0006】また、1本のアンテナを筐体の外に配した
従来のデュアルモードの携帯端末装置は、このアンテナ
が特殊な構造を持つために形状が大きくなり、また、そ
れぞれの方式に特化したアンテナと比較して感度が十分
確保できないという問題点がある。
【0007】また、各通信方式に対応する複数のアンテ
ナ及び無線部の組み合わせを具備する従来の携帯端末装
置では、複数のアンテナが筺体の外に配置されるため、
装置が大型化し、また、1方式の通信に慣れている利用
者には使い勝手が悪いと言う問題点がある。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、通信方式の選択方法の更新が容易であ
り、また、1方式の端末装置と同じような操作性を備え
る、複数の方式での通信機能を持つ携帯端末装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、複
数の通信機能を持つ携帯端末装置における通信方式の選
択を、ソフトウエアに従って行うとともに、このソフト
ウエアを変更可能にしている。
【0010】また、1つの通信方式のアンテナを装置筺
体の外部に配し、その他の通信方式のアンテナを装置筺
体の内部に配している。
【0011】そのため、ソフトウエアの変更によって、
通信方式の選択方法を変えることができる。
【0012】また、装置筺体から突出するアンテナを1
つにすることによって、各通信方式の専用のアンテナを
持ちながら、外観を通常の1方式の携帯端末装置と同じ
にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の通信方式の無線通信手段を備えた携帯端末装
置において、使用する通信方式がソフトウエアに従って
選択されるとともに、このソフトウエアを無線通信手段
を通じて取得することにより変更可能にしたものであ
り、ソフトウエアを変更することにより、通信方式の選
択方法を変えることができる。また、自らの通信機能を
用いて遠隔地からソフトウエアを入手することができ
る。
【0014】請求項2に記載の発明は、複数の通信方式
の無線通信手段を備えた携帯端末装置において、1つの
通信方式のアンテナを装置筺体の外部に配し、その他の
通信方式のアンテナを装置筺体の内部に配したものであ
り、通常の1方式の携帯端末装置と同等の外観を持たせ
ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、液晶表示画面の
同一のエリアに複数の通信方式のピクト図形を表示する
ようにしたものであり、1つの液晶表示装置を使用し
て、異なる無線通信方式に対応するピクト図形を表示す
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、ピクト図形をド
ットマトリックスで表示するようにしたものであり、液
晶表示画面の同一のエリアに起動中の通信方式のピクト
図形を表示することができる。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0018】(第1の実施形態)第1の実施形態の携帯
端末装置は、図1に示すように、第1の通信方式のアン
テナ2と、第1の通信方式の無線部10と、第2の通信方
式のアンテナ5と、第2の通信方式の無線部11と、第1
または第2の通信方式の無線部10、11を使ってどちらか
の方式の通信を実行するCPUブロック8と、通信方式
の選択手順を示すプログラムが格納されたFROM7
と、CPUブロック8の演算領域として使用されるRA
M13と、液晶画面を有する表示部15と、操作キーを有す
る入力部14とを備えている。
【0019】この携帯端末装置では、通信方式選択のプ
ログラムがFROM7に格納されており、携帯端末装置
の利用者が通信を行う場合に、CPUブロック8は、F
ROM7からプログラムを読み出して、そのプログラム
に従って通信方式を自動選択し、選択した通信方式の無
線部を起動して、その方式での通信を実行する。利用者
は、入力部14から携帯端末装置の操作を行い、表示部15
の表示によって通信内容を確認する。
【0020】こうして、この携帯端末装置では、FRO
M7に格納されたプログラムに従って通信方式が選択さ
れる。例えば、このプログラムが「第1及び第2の通信
方式による通信が両方とも可能である場合に、通信速度
の早い方式を選択する」ものであれば、それに従って通
信速度の早い通信方式が選択される。
【0021】この通信方式の選択方法を、例えば「第1
及び第2の通信方式による通信が両方とも可能である場
合には、通信料金の安い通信方式を選択する」と言う選
択方法に切り換える場合には、FROM7に格納された
プログラムを入れ換えることによって可能となる。ま
た、この選択方法において、第1の通信方式または第2
の通信方式の通信料金が改訂された場合には、FROM
7に格納されたプログラムを更新することによって、新
料金体系の下で通信料金の安い通信方式を選択すること
が可能となる。
【0022】このプログラムの変更は、自らの通信機能
を使って、遠隔地から新しいプログラムを入手し、FR
OM7に格納することによっても可能である。
【0023】このように、この携帯端末装置では、FR
OM7に格納するプログラムを変更することによって、
通信方式の選択方法を任意に切り換えることができる。
【0024】このプログラムの書き換えによって、様々
な種類の業務に対応することが可能になる。また、2方
式の携帯端末装置の切替えについては、例えば自動切替
えと手動切替えの両方を設定することができる。
【0025】この複数の通信方式としては、例えば、使
用可能なサービスエリアは広いが通信速度が9600b
psのPDC方式と、使用サービスエリアは狭いが通信
速度が32000bpsのPHS方式とを設定すること
ができる。また、それ以外の通信方式を取ることも勿論
可能である。
【0026】(第2の実施形態)第2の実施形態の携帯
端末装置における内部の配置を図2に示している。ここ
では、第1の通信方式がPDC方式であり、第2の通信
方式がPHS方式であるとする。
【0027】PDC方式のアンテナ2は筺体6から突出
している。筺体6の内部には、筺体内部空間のほぼ全域
を占める基板1が取り付けられており、基板1の裏面に
はPDC方式の無線部10を具備するRF部9が接続さ
れ、また、この基板1上には、PHS方式の無線部11を
具備するRFモジュール3が配置され、このRFモジュ
ール3はコネクタ4を介して基板1と電気接続してい
る。
【0028】また、基板1には、さらにPHS方式の内
部アンテナ5、FROM7及びCPU8が配置されてい
る。また、PDC方式のRF部9は外部アンテナ2に電
気接続し、PHS方式のRFモジュール3は、コネクタ
4を介して内部アンテナ5に電気接続している。
【0029】この携帯端末装置は、各通信方式に対応す
る専用のアンテナ2、5を持っているため、各通信方式
において十分な感度を確保することができる。
【0030】一方、外観的には1本のアンテナしか筺体
の外に出ないため、利用者は、これまでの1方式の携帯
端末装置と同じように、違和感を持たずに操作すること
ができる。また、外観のデザインは1方式の携帯端末装
置と同じであるため、筺体などを1方式の携帯端末装置
と共通に使用したり、材料からの取り回しを従来と同じ
設定にすることができる。
【0031】(第3の実施形態)第3の実施形態では、
この携帯端末装置における表示部15のピクト表示につい
て説明する。
【0032】ピクト表示では、無線通信の電界強度やサ
ービスエリア内であるか否かを示す情報が液晶表示画面
の一部のエリアを利用して表示される。このピクトの図
形とその表す意味は、それぞれの方式ごとに統一されて
いる。そのため、従来のPDC及びPHS両方式の通信
機能を持つ携帯端末装置では、液晶表示画面のエリアに
PDC方式のピクト図形を固定表示する表示手段とPH
S方式のピクト図形を固定表示する表示手段とを備えて
いる。
【0033】これに対して、この実施形態の携帯端末装
置では、各通信方式のピクト図形を1つの表示手段を用
いて表示する。そのために、図3に示すように、液晶表
示画面16のピクト図形の表示エリア17には、液晶をドッ
トマトリックス状に表示するための電極を配置し、液晶
ドライバにより、1ドットの単位でオン/オフして、ド
ットの全体によって図形を表示する。PDC方式での通
信が行われているときには、PDC方式のピクト図形
(図4(a))を表示し、PHS方式での通信が行われ
ているときには、同一エリアにPHS方式のピクト図形
(図4(b))を表示する。ここでは、電波の届かない
状況を、PDC方式では「圏外」と言う文字で表示し、
PHS方式ではアンテナ形状のマーク(図3参照)から
3本のバーが消えた状態で表示している。
【0034】このようにピクト図形をドットマトリック
スで表示することにより、1つの表示手段によって複数
の通信方式のピクト図形を表示することが可能になる。
【0035】なお、以上の説明では、2種類の無線通信
方式をPDC方式とPHS方式とで構成した例で説明し
たが、その他の様々な無線通信方式から選択する場合に
ついても同様に実施可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯端末装置は、ソフトウェアによって任意の通信方
式を選択することが可能であり、状況に応じて適切な無
線通信方式を使用することができ、また、様々な用途へ
の利用が可能になる。
【0037】また、1つの通信方式のアンテナだけを装
置筐体の外部に配することにより、見かけ上の構成を通
常の1方式の装置と同様にでき、デザインあるいは取り
回しを従来と変更すること無しに扱えるという効果が得
られる。
【0038】また、その他の通信方式のアンテナを装置
筐体の内部に配することにより、各通信方式の専用のア
ンテナを持つことができ、各通信方式を使用したときに
十分な感度を確保することができる。
【0039】また、異なる通信方式でのピクト表示を同
一エリアに表示可能にしたことによって、その時々の通
信方式の使用時に、利用者の使い勝手を1方式の装置と
同様にできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における携帯端末装置
の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施形態における携帯端末装置
の構成を示す構成図、
【図3】本発明の第3の実施形態における液晶表示装置
の構成図、
【図4】第3の実施形態の液晶表示装置に表示されるピ
クト図形を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 外部アンテナ 3 方式2のRFモジュール 4 コネクタ 5 内部アンテナ 6 筐体 7 FROM 8 CPU 9 方式1のRFモジュール 10 方式1のRF部 11 方式2のRF部 13 RAM部 14 入力部 15 表示部 16 液晶表示画面 17 ピクト表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信方式の無線通信手段を備えた
    携帯端末装置であって、使用する通信方式がソフトウエ
    アに従って選択されるとともに、前記ソフトウエアを前
    記無線通信手段を通じて取得することにより変更可能に
    したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信方式の無線通信手段を備えた
    携帯端末装置であって、1つの通信方式のアンテナを装
    置筺体の外部に配し、その他の通信方式のアンテナを装
    置筺体の内部に配したことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 【請求項3】 液晶表示画面の同一のエリアに複数の通
    信方式のピクト図形を表示することを特徴とする請求項
    1乃至2に記載の携帯端末装置。
  4. 【請求項4】 前記ピクト図形をドットマトリックスで
    表示することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装
    置。
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Effective date: 20050104