JP2000332866A - 表示装置付携帯端末 - Google Patents

表示装置付携帯端末

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JP2000332866A
JP2000332866A JP14315899A JP14315899A JP2000332866A JP 2000332866 A JP2000332866 A JP 2000332866A JP 14315899 A JP14315899 A JP 14315899A JP 14315899 A JP14315899 A JP 14315899A JP 2000332866 A JP2000332866 A JP 2000332866A
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    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/12Details of telephonic subscriber devices including a sensor for measuring a physical value, e.g. temperature or motion

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置に表示する情報の配列方向を、端末
本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変更すること
ができて視認性並びに操作性の向上を同時に実現可能に
すること。また、縦方向の表示可能文字数が横方向の表
示可能文字数より多くなるように構成された表示装置を
使用する場合であっても、その表示装置に表示する文字
情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止すること。 【解決手段】 携帯電話機1の筐体2の姿勢が変化した
場合に、これを重力センサにより検知し、その検知結果
に基づいてLCDパネル4に表示する情報の配列方向を
常に適正な状態(表示情報を構成する文字の天地方向が
鉛直線VLに沿った状態)に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やペー
ジャなどのような携帯端末、つまり、文字や数字などの
情報を表示するための表示装置を備えた表示装置付携帯
端末に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機やページャ
などのようなポケットサイズの携帯端末においては、一
般的に端末本体の所定位置に小型の液晶表示装置を設け
て、この表示装置に文字や数字或いはアイコンなどの情
報を表示する構成となっている。この場合、表示装置に
表示される情報は、天地方向(上下方向)が固定された
状態となっているため、端末本体の姿勢によっては表示
内容の視認性が悪くなる場合があり、これを是正して表
示内容を正確に読み取るためには、端末本体を所定の状
態に持ち直す必要があり、その分だけ操作性が悪くなる
という問題点があった。
【0003】また、近年の携帯電話機においては、その
機能の多様化(特にはメール機能やオンラインサービス
機能などの拡充)に応じて、一括表示可能な文字数を増
やした大型の表示装置を搭載することも行われている
が、携帯電話機の場合、表示装置の横方向の大きさには
限度があるため、縦方向の表示可能文字数を横方向の表
示可能文字数より多い状態に設定した縦長の表示装置を
搭載することが行われている。この場合、表示装置には
文字情報を横方向(つまり表示可能文字数が少ない方
向)に配列して表示しているため、表示文字情報列が下
方に行送りされる回数が増えるケースが多くなり、この
ような場合には、その情報列を読み取りにくくなって視
認性が悪くなるという事情があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的は、表示装置に表示する情報の配列方
向を、端末本体の姿勢に応じた適正な方向に自動的に変
更することができて視認性並びに操作性の向上を同時に
実現可能になる表示装置付携帯端末を提供することにあ
り、第2の目的は、縦方向の表示可能文字数が横方向の
表示可能文字数より多くなるように構成された表示装置
を使用する場合であっても、その表示装置に表示する文
字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止できるよ
うになる表示装置付携帯端末を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載した手段を採用できる。この手
段によれば、端末本体の姿勢が変化した場合に、これを
検知手段が検知すると共に、表示制御手段が、検知手段
により検知された端末本体の姿勢に応じて表示装置に表
示する情報の配列方向を適正な状態に変更するようにな
る。この結果、端末本体の姿勢がどのような状態にある
ときでも、表示装置による表示内容の視認性が悪化する
恐れがなくなると共に、端末本体を所定の状態に持ち直
す必要がなくなるものであり、総じて視認性及び操作性
を向上させ得るようになる。
【0006】請求項2記載の手段によれば、上記のよう
な表示情報の配列方向の変更制御を、表示制御手段が自
動モードに切り換えられた状態でのみ行う構成となって
いるから、当該変更制御の要否をユーザー側で選択でき
るようになる。
【0007】請求項3記載の手段によれば、表示制御手
段を手動モードに切換えておけば、ユーザー側の操作に
より、表示装置に表示される情報配列方向を90°ずつ
変更できるようになる。つまり、表示装置に表示される
情報配列方向を自動的に変更する状態と、その配列方向
をユーザーの意思で変更する状態との使い分けが可能に
なって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0008】前記第2の目的を達成するために請求項5
に記載した手段を採用できる。この手段によれば、縦方
向の表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多く
なるように構成された表示装置に対し、文字情報を横方
向に配列して表示した定常表示状態において、その表示
文字情報列を下方に行送りする行送り回数が、当該文字
情報列を表示装置に対し縦方向に表示した場合における
下方への行送り回数より多くなる状態時には、表示制御
手段が、文字情報列を表示装置の縦方向に並べ換えた状
態で表示するようになる。これにより、縦長形態の表示
装置に文字情報列を表示する場合に、その表示文字情報
列が下方に行送りされる回数を極力抑制した状態とする
ことができるから、表示された文字情報列の視認性が悪
化する事態を未然に防止できるようになる。
【0009】請求項6記載の手段によれば、上記のよう
な文字情報列の並べ換え制御を、表示制御手段が自動モ
ードに切り換えられた状態でのみ行う構成となっている
から、当該並べ換え制御の要否をユーザー側で選択でき
るようになる。
【0010】請求項7記載の手段によれば、表示制御手
段を手動モードに切換えておけば、ユーザー側の操作に
より、表示装置に表示する文字情報列の並べ換え制御を
選択的に行い得るようになる。つまり、表示装置に表示
する文字情報列の並べ換えを自動的に行う状態と、その
並べ換えをユーザーの意思で行う状態との使い分けが可
能になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1ないし
図5には本発明を携帯電話機に適用した第1実施例が示
されており、以下これについて説明する。図2には携帯
電話機1(表示装置付携帯端末に相当)の外観が示され
ている。この図1において、携帯電話機1の筐体2(端
末本体に相当)には、前面側に、通話開始キー、リダイ
ヤルキー、通話終了キー、テンキーなどを含むキー操作
部3、LCDパネル4(表示装置に相当)、マイクロホ
ン5、スピーカ6、LED7が設けられていると共に、
上部にアンテナ8が設けられている。尚、上記LCDパ
ネル4は、縦長矩形状のもので、縦方向の表示可能文字
数が横方向の表示可能文字数より多くなるように構成さ
れている。具体的には、本実施例におけるLCDパネル
4は、全角文字に換算した状態で、例えば横方向8文字
×縦方向10文字の80文字を表示できる構成としてい
る。但し、このような表示可能文字数は、LCDパネル
4の大きさや解像度を変更することにより増減すること
が可能である。
【0012】図1には、上記携帯電話機1の電気的構成
が機能ブロックの組み合わせにより概略的に示されてい
る。この図1において、制御回路9(表示制御手段に相
当)は、CPUを主体に構成されたもので、ROM10
に記憶された制御プログラム並びに作業領域として機能
する揮発性RAM11との間のデータ転送に基づいて種
々の制御動作を行う。また、制御回路9には、住所録、
リダイヤルメモ、着信履歴などを記憶するための不揮発
性RAM12が接続されている。この他、制御回路9に
は、キー操作部3、出力部13(これにはLCDパネル
4、LCDパネル4用の図示しないバックライト、LE
D7、図示しないバイブレータなどが含まれる)、無線
通信部14、音声処理部15、筐体2の鉛直線に対する
傾き・方向を検知するように設けられた重力センサ16
(検知手段に相当)が接続されている。
【0013】この場合、無線通信部14は、基地局から
送信された着信信号をアンテナ8を通じて受信したとき
に着信検出信号を出力して制御回路9に与える。制御回
路9は、着信検出信号を検出したときには、無線通信部
14から着信信号に続く制御データを取得して記憶する
と共に、着信報知動作(着信音或いは着信メロディをス
ピーカ6から出力する動作、若しくは図示しないバイブ
レータを駆動する動作)を実行し、この状態でキー操作
部3を通じてオフフック信号が入力されたときには、回
線接続動作を実行して無線通信部14と音声処理部13
との間を接続する。
【0014】音声処理部15は、無線通信部14から入
力される復調音声データをスピーカ6を通じて出力する
と共に、マイクロホン5から入力される音声データを変
調して無線通信部14に送話信号として出力する。この
場合、無線通信部14は、音声処理部13から入力され
た送話信号にベースバンド処理などを施し、アンテナ8
から所定周波数帯域の電波信号として放射する動作を行
う。
【0015】制御回路9は、上記のような送受話のため
の制御の他に、LCDパネル4に所定の画面(待受画
面、メニュー画面、住所録(電話帳)画面、電話番号検
索画面、メール画面など)のための情報を表示する制御
を行う構成となっている。この場合、制御回路9にあっ
ては、LCDパネル4での文字、数字、アイコンなどの
情報の表示状態を、重力センサ16が検知する筐体2の
姿勢に応じて変更する制御を実行する構成となってい
る。図3には、このような表示状態変更制御ルーチンの
内容が概略的に示されており、以下これについて説明す
る。
【0016】即ち、制御回路9は、LCDパネル4に所
定の情報を表示するための画面表示動作ステップS10
1を実行した後には、表示状態変更制御について自動モ
ード及び手動モードの何れが選択されているかを判断す
る(ステップS102)。尚、上記自動モード及び手動
モードの選択は、キー操作部3を通じて行い得る構成と
なっており、制御回路9は、選択されたモードを不揮発
性RAM12に保存するようになっている。
【0017】自動モードが選択されていた場合には、重
力センサ16による検知状態(筐体2の鉛直線に対する
傾き)に所定量(例えば45°)以上の変化があったか
否かを判断する(ステップS103)。ここで「NO」
と判断される場合には画面表示動作ステップS101へ
戻るが、「YES」と判断される場合には、重力センサ
16からの検知信号に基づいて筐体2の鉛直線を基準と
した方向を検出するステップS104を実行した後に、
その筐体2の方向に応じてLCDパネル4に表示する情
報の配列方向を適正な状態に変換するためのステップS
105を実行する。
【0018】具体的には、このステップS105では、
LCDパネル4での情報表示に必要な表示用データの加
工を行うものであり、以下に述べるような制御を行う。
即ち、図4には、筐体2の鉛直線VLに対する傾きが典
型的な4段階(0°、左方向に90°、右方向に90
°、180°)に変化した各状態(A)、(B)、
(C)、(D)での、LCDパネル4での情報表示例
(メール文の表示例)が模式的に示されている。この図
4に示すように、ステップS105では、LCDパネル
4に表示する情報の配列方向が筐体2の姿勢の如何にか
かわらず常に同一方向(表示情報を構成する文字の天地
方向が鉛直線VLに沿う方向)を向くような表示用デー
タを作成する。尚、実際には、図4中の状態(A)のよ
うな表示状態は、筐体2の鉛直線VLに対する傾きが右
方向45°〜左方向45°の範囲にある状態で実施さ
れ、図4中の状態(B)、(C)、(D)のような各表
示状態は、筐体2の鉛直線VLに対する傾きが左方向4
5°〜左方向135°、左方向135°〜右方向135
°、右方向135°〜右方向45°の各範囲にある状態
でそれぞれ実施されるものである。
【0019】上記ステップS105で表示用データの加
工が行われた後、換言すればLCDパネル4に表示する
情報の配列方向の変換が行われた後には、その変換後の
表示用データをLCDパネル4へ出力するステップS1
06を実行した後に画面表示動作ステップS101へ戻
る。
【0020】これに対して、前記ステップS102にお
いて手動モードが選択されている旨の判断を行ったとき
には、キー操作部3に設定された表示方向変更スイッチ
が操作されたか否かを判断する(ステップS107)。
このステップS107で「NO」と判断した場合には画
面表示動作ステップS101へ戻るが、「YES」と判
断した場合には、表示方向変更スイッチの操作回数に応
じて表示情報の配列方向を決定するステップS108を
実行した後に、LCDパネル4に表示する情報の配列方
向が上記のように決定された方向となるように変換する
ためのステップS109を実行する。
【0021】具体的には、上記ステップS108では、
表示方向変更スイッチが操作される毎に表示情報の配列
方向を例えば左回り方向に90°ずつインクリメントす
る制御(0°→90°→180°→270°→0°→…
…)を行う。上記ステップS109ではLCDパネル4
での情報表示に必要な表示用データを、ステップS10
8で決定された情報配列方向に応じた状態となるように
加工する制御を行う。即ち、図5には、表示情報の配列
方向が左回り方向に90°ずつインクリメントされた各
状態(A)、(B)、(C)、(D)での、LCDパネ
ル4での情報表示例(メール文の表示例)が模式的に示
されている。この図5に示すように、ステップS109
では、LCDパネル4に表示する情報の配列方向が90
°ずつ異なった状態の表示用データを作成する。このス
テップS109で表示用データの加工が行われた後、換
言すればLCDパネル4に表示する情報の配列方向の変
換が行われた後には、その変換後の表示用データをLC
Dパネル4へ出力する前記ステップS106を実行した
後に画面表示動作ステップS101へ戻る。
【0022】要するに上記した本実施例によれば、筐体
2の姿勢が変化した場合に、これを重力センサ16が検
知すると共に、制御回路9が、その検知結果に基づいて
LCDパネル4に表示する情報の配列方向を常に適正な
状態に変更するようになるものであり、この結果、筐体
2の姿勢がどのような状態にあるときでも、LCDパネ
ル4による表示内容の視認性が悪化する恐れがなくなる
と共に、筐体2を所定の状態に持ち直す必要がなくなる
ものであり、総じて視認性及び操作性の向上を実現でき
ることになる。
【0023】しかも、上記のような表示情報の配列方向
の自動的な変更制御は、ユーザーの意思により自動モー
ドに切り換えられた状態でのみ行われる構成となってい
るから、当該変更制御の要否をユーザー側で選択できる
ようになって、実用上において便利になる。さらに、ユ
ーザーの意思で手動モードに切換えておけば、LCDパ
ネル4に表示される情報配列方向を、キー操作部3の操
作に応じて90°ずつ変更できるようになる。つまり、
LCDパネル4に表示される情報配列方向を自動的に変
更する状態と、その配列方向をユーザーの意思で変更す
る状態との使い分けが可能になって、付加価値の向上を
実現できるようになる。
【0024】(第2の実施の形態)図6及び図7には本
発明の第2実施例が示されており、以下これについて前
記第1実施例と異なる部分のみ説明する。この第2実施
例は、制御回路9による制御内容を第1実施例と異なら
せたことに特徴を有するものであり、そのハードウエア
構成は、基本的には第1実施例と同様である。但し、本
実施例の場合、重力センサ16は不要である。
【0025】図6には、制御回路9による制御内容のう
ち、この第2実施例に関係したメール表示ルーチンの内
容が概略的に示されている。この図6において、メール
表示ルーチンでは、まず、キー操作部3において着信メ
ールの表示を指令する操作が行われた否かを判断し(ス
テップS201)、「NO」の場合にはそのままリター
ンする。これに対して、「YES」と判断した場合に
は、着信メール(文字情報列に相当)の文字数N(例え
ば全角文字相当値)を検出するステップS202を実行
する。次いで、着信メールをLCDパネル4に横方向
(最大8文字)に表示したときの行送り回数ΔW、並び
に当該着信メールをLCDパネル4に縦方向(最大10
文字)に表示したときの行送り回数ΔVを、上記ステッ
プS202で検出した文字数Nに基づいて算出するステ
ップS203を実行する。
【0026】この後には、上記行送り回数ΔWがΔVよ
り大きいか否かを判断する(ステップS204)。ここ
で「NO」と判断した場合(ΔWとΔVとが等しい場
合:実際にはΔW<ΔVの状態はあり得ないため)、つ
まりLCDパネル4に対し横方向に表示した文字情報列
を下方に行送りする回数が、当該文字情報列をLCDパ
ネル4に対し縦方向に表示した場合における下方への行
送り回数と等しい場合には、着信メールを横方向に配列
して表示するための表示用データをLCDパネル4へ出
力するステップS205を実行してリターンする。この
ような横方向配列対応の表示用データが出力された場
合、LCDパネル4には、着信メールが横方向に並べら
れた定常状態で表示される。
【0027】これに対して、ステップS204で「YE
S」と判断した場合(ΔW>ΔVの状態時)、つまりL
CDパネル4に対し横方向に表示した文字情報列を下方
に行送りする回数が、当該文字情報列をLCDパネル4
に対し縦方向に表示した場合における下方への行送り回
数より多くなる場合には、着信メールを縦方向に配列し
て表示するための表示用データをLCDパネル4へ出力
するステップS206を実行してリターンする。
【0028】即ち、携帯電話機1の正面外観を模式的に
表現した図7(a)、(b)に一例を示すように、文字
情報列Cが、LCDパネル4に対し横方向配列で表示さ
れる場合の下方への行送り回数が2回(表示に必要な行
数は3行)、縦方向配列で表示される場合の下方への行
送り回数が1回(表示に必要な行数は2行)となるよう
な文字数であったときには、ステップS206におい
て、着信メールCを縦方向に配列して表示するための表
示用データが作成されるものであり、この縦方向配列対
応の表示用データがLCDパネル4へ出力されるのに応
じて、当該LCDパネル4には図7(b)に示すような
状態で文字情報例Cが表示されることになる。
【0029】要するに、第2実施例によれば、縦方向の
表示可能文字数が横方向の表示可能文字数より多くなる
ように構成されたLCDパネル4に対し、メール文など
の文字情報を横方向に配列して表示した定常表示状態に
おいて、その表示文字情報列を下方に行送りする行送り
回数が、当該文字情報列をLCDパネル4に対し縦方向
に表示した場合における下方への行送り回数より多くな
る状態時には、当該文字情報列をLCDパネル4の縦方
向に並べ換えた状態で表示されることになる。これによ
り、縦長形態のLCDパネル4に文字情報列を表示する
場合に、その表示文字情報列が下方に行送りされる回数
を極力抑制した状態とすることができるから、表示され
た文字情報列の視認性が悪化する事態を未然に防止でき
るようになる。
【0030】尚、この第2実施例では、文字情報列の並
べ換え制御を自動的に行う構成としたが、前記第1実施
例と同様に、自動モード及び手動モードをユーザー側で
選択できる構成とし、自動モードが選択されたときのみ
上記のような並べ換え制御を自動的に行い、手動モード
が選択されたときには、キー操作部3での操作に応じて
並び換え制御を行う構成とすることもできる。このよう
な構成とした場合には、文字情報列の自動的な並べ換え
制御の要否をユーザー側で選択できるようになって、利
便性が向上すると共に、ユーザーの意思で手動モードに
切換えておけば、上記文字情報列の並べ換え制御を選択
的に行い得るようになるから、LCDパネル4に表示す
る文字情報列の並べ換えを自動的に行う状態と、その並
べ換えをユーザーの意思で行う状態との使い分けが可能
になって、付加価値の向上を実現できるようになる。
【0031】(その他の実施の形態)尚、本発明は上記
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。第1実施例のような技術思想
を、大型のLCDパネルを搭載し、且つ当該LCDパネ
ル上に操作用のタッチスイッチ群を配置した携帯電話機
に適用することも可能である。但し、この場合には、携
帯電話機の筐体の姿勢が変化するのに応じて、LCDパ
ネルの表示方向を適正な状態に変更すると共に、これに
合わせてタッチスイッチの配列も変更することになる。
また、携帯電話機に限らず、ページャなどのような他の
表示装置付携帯端末に適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電気的構成を示す機能ブ
ロック図
【図2】携帯電話機の斜視図
【図3】制御回路による制御内容を示すフローチャート
【図4】作用を説明するための模式図その1
【図5】作用を説明するための模式図その2
【図6】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図7】作用を説明するための模式図
【符号の説明】
1は携帯電話機(表示装置付携帯端末)、2は筐体(端
末本体)、3はキー操作部、4はLCDパネル(表示装
置)、9は制御回路(表示制御手段)、16は重力セン
サ(検知手段)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末本体の所定位置に文字などの情報を
    表示するための表示装置を設けた表示装置付携帯端末に
    おいて、 前記端末本体の姿勢を検知する検知手段と、 この検知手段が検知した前記端末本体の姿勢に応じて前
    記表示装置に表示する情報の配列方向を適正な状態に変
    更する表示制御手段とを備えたことを特徴とする表示装
    置付携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、自動モードへ選択
    的に切換可能に構成され、当該自動モードに切換えられ
    た状態でのみ前記表示情報の配列方向の変更制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置付携帯端末。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の表示装置付携帯端末にお
    いて、 前記表示制御手段は、手動モードへ選択的に切換可能に
    構成され、当該手動モードに切換えられた状態では、外
    部操作される毎に表示装置による情報配列方向を90°
    ずつ変更する制御を行うことを特徴とする表示装置付携
    帯端末。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、重力センサにより構成
    されたものであることを特徴とする請求項1ないし3の
    何れかに記載の表示装置付携帯端末。
  5. 【請求項5】 縦方向の表示可能文字数が横方向の表示
    可能文字数より多くなるように構成され、定常表示状態
    においては文字情報を横方向に配列して表示する表示装
    置を備えた表示装置付携帯端末において、 前記表示装置に文字情報を横方向に表示した定常表示状
    態でその表示文字情報列を下方に行送りする行送り回数
    が、当該文字情報列を表示装置に対し縦方向に表示した
    場合における下方への行送り回数より多くなる状態時
    に、その文字情報列を表示装置の縦方向に並べ換えた状
    態で表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする表
    示装置付端末。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、自動モードへ選択
    的に切換可能に構成され、当該自動モードに切換えられ
    た状態でのみ前記表示装置に表示する文字情報列の並べ
    換え制御を行うことを特徴とする請求項5記載の表示装
    置付携帯端末。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の表示装置付携帯端末にお
    いて、 前記表示制御手段は、手動モードへ選択的に切換可能に
    構成され、当該手動モードに切換えられた状態では、外
    部操作に応じて前記表示装置に表示する文字情報列の並
    べ換え制御を行うことを特徴とする表示装置付携帯端
    末。
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Cited By (16)

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