JP2009200664A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、音声のQOSを維持しつつ、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに使用でき、ユーザビリティを改善させた携帯端末を提供する。
【解決手段】音声の入力、及び音声の出力の双方の機能を備えるとともに、入出力モードが入力モードに設定されているときには音声を入力し、入出力モードが出力モードに設定されているときには音声を出力する第1の音声入出力手段13及び第2の音声入出力手段14と、前記第1の音声入出力手段13及び第2の音声入出力手段14のそれぞれの入出力モードを設定する設定手段と、を備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる音声入出力装置を複数備えた携帯端末に関する。
従来の携帯端末においてディスプレイ及び操作キーは別々に構成されていて、操作性の都合上、通常はディスプレイの下方にキーが配置されている。このような基本構成から、ディスプレイの上方にスピーカが、キーの下方にマイクロフォンが配置されるのが一般的である。よってユーザは、電話がかかってきて通話する際には、スピーカが上になるように無意識に携帯端末を持ち替えて使用するのが習慣になっている。しなしながら、最近の携帯端末にはデザイン重視で開発されるものも多く、これらは全体が薄型に形成されるとともに大きいディスプレイを備えている。また携帯端末において音楽やムービー、ゲームなど多種多様なアプリケーションに対応するため、タッチパネル方式の全画面ディスプレイ端末も開発されている。
そこで、全体の小型・薄型化に伴う構造上の制約を受けることなく、音響変換機のバックキャビティの容積を増大させ且つ密閉性を高めることができ、音質向上を図る得る携帯端末が提案されている(例えば特許文献1)。この携帯端末は、スピーカの保持部と、保持部の開口部側端部からスピーカの外周方向に延設されて筐体の内面に当接される延設部と、延設部の終焉から延びて回路基板に当接されるリブ部とを有してスピーカを保持する保持部材を、回路基板との間に形成されるスピーカの背面側空間としてのバックキャビティを密閉するように配置したものである。
特開2007−96843号公報
将来、携帯端末において更なる大画面化が進んで狭額縁になった場合、携帯端末の外観が点対称に近付いていくため、携帯端末の長手方向において、どちらがスピーカでどちらがマイクロフォンなのか、ユーザがとっさに判断することが難しくなる。このような状況でもユーザが迷うことなく通話を行うことができる携帯端末が望まれている。
本発明は、上記課題を鑑みなされてものであり、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに使用でき、ユーザビリティを改善させた携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る携帯端末は、音声の入力、及び音声の出力の双方の機能を備えるとともに、入出力モードが入力モードに設定されているときには音声を入力し、入出力モードが出力モードに設定されているときには音声を出力する第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段と、前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末によると、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置を備えることにより、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、音声入力装置(マイクロフォン)、音声出力装置(スピーカ)をそれぞれ別個に備えた場合と比べて、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに携帯端末を使用でき、ユーザビリティが改善される。
〔第1実施形態〕
本発明に係る携帯端末の第1実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。第1実施形態の携帯端末として、カード型に形成された携帯端末1を例に挙げて説明する。図1は、携帯端末1を表側から見た状態を示す斜視図である。
携帯端末1は、図1に示すように、例えば名刺程度の大きさのカード状の筐体11を備えている。筐体11の表面11aには、携帯端末1を通信端末として使用するための機能が備えられている。具体的には、筐体11の表面11aには、文字や画像等からなる画面を表示するとともに、指やペン等で触れることにより情報を入力するタッチスクリーン12、音声を入力する機能と音声を出力する機能との双方の機能を備えた第1の音声入出力装置14及び第2の音声入出力装置15、第1の音声入出力装置13の入出力モードを通知するための第1のLED15、第2の音声入出力装置14の入出力モードを通知するための第2のLED16を備えている。
タッチスクリーン12は、文字や画像等からなる画面を表示する表示機能、及び、指や専用のペンで画面に触れることで指示を入力する入力機能の双方の機能を備えたディスプレイである。タッチスクリーン12は、ディスプレイの上に、表面に接触を検知するための素子が複数配置され、さらにその上に透明なスクリーンが積層されることにより形成されている。タッチスクリーン12上での接触を感知する方法は、圧力の変化を感知する感圧式であっても、静電気による電気信号を感知する静電式であっても良い。
第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14はそれぞれ、磁石、コイル、振動板から形成されていて、マイクロフォン、スピーカの双方の機能を果たすことができる。そして第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14はそれぞれ、入力モードまたは出力モードのいずれかの入出力モードに設定されていて、入力モードに設定されている時にはマイクロフォンの役割を担って音声を入力し、出力モードに設定されている時にはスピーカの役割を担って音声を出力する。
第1のLED15は、第1の音声入出力装置13の近辺に設置され、第1の音声入出力装置13が入力モードである場合に点灯させたり、あるいは出力モードである場合に点灯させたり、または、複数色に光るように構成されることで、色で入出力モードを通知したりする。第2のLED16は、第1の音声入出力装置14の近辺に設置され、第1のLED15と同様に、第2の音声入出力装置14の入出力モードを通知する。
次に、携帯端末1の機能について説明する。図2は、携帯端末1の機能ブロック図である。携帯端末1は、図2に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、記憶部24、音声制御部25、通信制御部26、及び音声記憶装置27がバスによって相互に電気的に接続されて構成されている。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯端末1の総括的な制御を行うとともに、様々な演算処理や制御処理等を行う。電源回路部21は、例えばユーザによるタッチスクリーン12を介した入力に基づいて電源のオン/オフ状態を切り替え、電源がオン状態の場合に内蔵されている電力供給源(バッテリ等)または外部に接続されている電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯端末1を動作可能にする。
入力制御部22はタッチスクリーン12に対する入力インタフェースを備え、タッチスクリーン12にかかった圧力を検出して、この位置を示す信号を生成し、この信号を主制御部20に伝送する。表示制御部23はタッチスクリーン12に対する表示インタフェースを備え、主制御部20の制御に基づいて、文字や画像等を含んだ表示画面をタッチスクリーン12に表示する。また、主制御部20や音声制御部25の指示に基づいて、タッチスクリーン12における表示の上下方向を反転する。
記憶部24は、主制御部20が行う処理の処理プログラムや処理に必要なデータ等を格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリ、主制御部20が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等の記憶装置からなる。なお、音声制御部25が行う音声入出力制御処理や表示制御部23が行う表示制御処理に使用される処理プログラムやデータ等は、記憶部24に記憶されているものとする。
音声制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力手段14で入力した音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部25は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14から音声として出力する。また、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のそれぞれに対して入出力モードを設定する音声入出力制御処理を行う。
通信制御部26は、主制御部20の制御に基づいて、基地局から複数のアンテナ26aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部25に伝送されて第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14から出力されたり、表示制御部23に伝送されてタッチスクリーン12に表示されたり、または記憶部24に記憶されたりする。
また通信制御部26は、主制御部20の制御に基づいて、第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14を介して入力された音声信号やタッチスクリーン12を介して入力されたデータや記憶部24に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対して複数のアンテナ26aを介して送信する。
なお、通信制御部26は、複数のアンテナ26aのうちの最も電波の受信感度の高いものを選択して、そのアンテナ26を用いて通信を行う(ダイバーシティ方式)。また通信制御部26は、常時各々のアンテナ26aの電波の受信感度を計測していて、主制御部20や音声制御部25の指示に基づいて、このアンテナ26aの電波の受信感度を示す情報を伝送する。主制御部20はアンテナ26aの電波の受信感度を取得すると、この情報に基づいて、タッチスクリーン12に電波の受信感度を示すマーク等を表示させる。また、音声制御部25はアンテナ26aの電波の受信感度に関する情報を取得すると、この情報に基づいて、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定する。
音声記憶装置27は、音声制御部25により出力される音声データを一時的に記憶するRAM等の記憶装置を備えている。音声制御部25は、携帯端末1が音声の出力ができない状態(第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方が入力モードに設定されている状態)において、通信制御部26により受信された音声データを一時的に音声記憶装置27に記憶しておき、携帯端末1が音声の出力ができる状態になったら、この音声記憶装置27に記憶された音声データを第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14から出力する。
第1実施形態の携帯端末1の実施例1について、図3及び図4に基づいて説明する。携帯端末1は、図3に示すように、通話の際に、ユーザの声等の音声(可聴周波数の音声)に基づいて、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のそれぞれの入出力モードを設定する音声入出力制御処理を行う。携帯端末1がこの音声入出力制御処理の実施例1を行う手順について、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。以下、例えば「ステップS101」を「S101」のように、「ステップ」の語句を省略して説明する。
携帯端末1が待機状態のとき、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定している(S101)。出力モードに設定しておくことにより、例えば着信があった場合やアラームが終了した場合等に音声を出力するときに、即座に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方から音声を出力することができる。音声制御部25は、携帯端末1に着信があったか否かを判断する(S103)。着信がない場合(S103のNo)は、音声制御部25はそのまま待機する。
携帯端末1に着信があった場合(S103のYes)は、音声制御部25は、例えば出力モードになっている第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14により所定の音声を出力することにより、ユーザに着信があった旨を通知する(S105)。この際、表示制御部23がタッチスクリーン12に文字や画像を表示することで、ユーザに着信があった旨を通知しても良い。
音声制御部25は、通話が指示されたか否かを判断する(S107)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合等に、通話が指示されたものと判断する。通話が指示されなかった場合(S107のNo)は、音声制御部25は、そのまま音声入出力制御処理を終了する。
通話が指示された場合(S107のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を入力モードに設定する(S109)。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方で、ユーザによる音声の入力を受け付けることができる。なお、通話が指示されてから、相手側から受信している音声が途切れた段階で、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を入力モードに設定するようにしても良い。
また音声制御部25は、ステップS109にて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方が入力モードに設定されたときには、アンテナ26aを介して受信した音声(通話相手の音声)を出力することができないため、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方が入力モードに設定されている間にアンテナ26aを介して受信している音声を音声記憶装置27に記憶する(S111)。
音声制御部25は、第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14に音声が入力されたか否かを判断する(S113)。この際、例えば、可聴周波数帯域の音声の強度が所定値を超えた場合等に、音声が入力されたものと判断される。音声が入力されていない場合(S113のNo)は、音声が入力されるまで待機する。
音声が入力された場合(S113のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうち、可聴周波数帯域の音声が入力された方を入力モードに、入力されなかった方を出力モードに設定する(S115)。なお、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方で可聴数端数帯域の音声が入力された場合には、これらのうち、音声強度の大きかった方を入力モードに設定し、音声強度の小さかった方を出力モードに設定する。
このように、ユーザが携帯端末1を用いて通話をする際に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうちの音声源である口に近い方が入力モード(マイクロフォン)に、口に遠い方が出力モード(スピーカ)に自動的に設定されることにより、ユーザは携帯端末1の向きを考えることなくスムーズに通話を行うことができる。
表示制御部23は、音声制御部25からの指示を受け、第1のLED15や第2のLED16を点灯させることにより、ユーザに対して、ステップS115により設定された第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを通知する(S117)。例えば図3に示すように、第1の音声入出力装置13が出力モードに、第2の音声入出力装置14が入力モードに設定された場合、入力側(マイクロフォン側)に設置されている第2のLED16を点灯させ、出力側(スピーカ側)に設置されている第1のLED15を消灯させる。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードについて、ユーザが視覚を通して確認することができる。
また音声制御部25は、ステップS111にて音声記憶装置27に記憶した音声を取得し、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうち、ステップS117にて出力モードに設定された方から出力する(S119)。これにより、ステップS109にて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方が入力モードに設定されている間にアンテナ26aを介して受信した音声を、ユーザに対して出力することができる。
音声制御部25は、通話が終了したか否かを判断する(S121)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合や、通話相手との通信が切断された場合等に、通話が終了したものと判断する。通話が終了していない場合(S121のNo)は、音声制御部25は、通話が終了するまで待機する。
通話が終了した場合(S121のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定する(S123)。これにより、ステップS101と同様に、必要時に、即座に第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方から音声を出力することができる。
また、表示制御部23は、音声制御部25からの指示を受け、ステップS117にて点灯した第1のLED15や第2のLED16を消灯する(S123)。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードについて、ユーザが視覚を通して確認することができる。
このように携帯端末1は、音声の入力及び出力の双方を行える第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置を備えていて、待機時にはどちらも出力モード(スピーカ)に設定され、着信時に相手側の声が途切れた時点でどちらも入力モード(マイクロフォン)に設定され、ユーザの声が入力された時点で可聴周波数を検知し、可聴周波数が入力された側が入力モード(マイクロフォン)に、入力されなかった側が出力モード(スピーカ)に設定される。
また携帯端末1は、第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置の双方が入力モードに設定されている間、相手側から受信した音声データを音声記憶装置27に一時的に記憶し、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のいずれかが出力モードに設定された際にこの記憶された音声データを音声として出力し、出力された音声データを随時消去していく。
なお、第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置の一方が入力モードに、他方が出力モードに設定している状態に置いて、ユーザのタッチスクリーン12を介した入力等に基づいて、入力モードに設定されている方を出力モードに、出力モードに設定されている方を入力モードに、それぞれ切り替えるようにしても良い。
第1実施形態の携帯端末1の実施例1によると、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14を備えることにより、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、音声入力装置(マイクロフォン)、音声出力装置(スピーカ)をそれぞれ別個に備えた場合と比べて、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに携帯端末1を使用でき、ユーザビリティが改善される。
また、第1実施形態の携帯端末1の実施例1によると、通話の際のユーザの声の入力を感知して、これに基づいて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定することにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入力側と出力側をより正確に判断することが可能になる。
第1実施形態の携帯端末1の実施例2について、図5及び図6に基づいて説明する。携帯端末1は、図5に示すように、通話の際に、ノイズ音に基づいて、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のそれぞれの入出力モードを設定する音声入出力制御処理を行う。携帯端末1がこの音声入出力制御処理の実施例2を行う手順について、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯端末1が待機状態のとき、音声制御部25は、ステップS101と同様に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定している(S201)。音声制御部25は、携帯端末1に着信があったか否かを判断する(S203)。着信がない場合(S203のNo)は、音声制御部25はそのまま待機する。
携帯端末1に着信があった場合(S203のYes)は、音声制御部25は、例えば出力モードになっている第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14により所定の音声を出力することにより、ユーザに着信があった旨を通知する(S205)。この際、表示制御部23がタッチスクリーン12に文字や画像を表示することで、ユーザに着信があった旨を通知しても良い。
音声制御部25は、通話が指示されたか否かを判断する(S207)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合等に、通話が指示されたものと判断する。通話が指示されなかった場合(S207のNo)は、音声制御部25は、そのまま音声入出力制御処理を終了する。
通話が指示された場合(S207のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を入力モードに設定する(S209)。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方で、音声の入力を受け付けることができる。
音声制御部25は、第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14にノイズ音が検出されたか否かを判断する(S211)。この際、例えば、ノイズ音の強度が所定値を超えた場合等に、ノイズ音が検出されたものと判断される。ノイズ音は、例えば携帯端末1の第1の音声入出力装置13または第2の音声入出力装置14が何らかの物体(例えばユーザの耳等)に接触した時に発生する。ノイズ音が検出されていない場合(S211のNo)は、ノイズ音が検出されるまで待機する。
ノイズ音が検出された場合(S211のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうち、ノイズ音が検出された方を出力モードに、検出されなかった方を入力モードに設定する(S213)。なお、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方でノイズ音が検出された場合には、これらのうち、ノイズ音の音声強度の大きかった方を出力モードに設定し、ノイズ音の音声強度の小さかった方を入力モードに設定する。
このように、ユーザが携帯端末1を用いて通話をする際に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうちの耳に接触する方が出力モード(スピーカ)に、耳に接触しない方が入力モード(マイクロフォン)に自動的に設定されることにより、ユーザは携帯端末1の向きを考えることなくスムーズに通話を行うことができる。
表示制御部23は、音声制御部25からの指示を受け、第1のLED15や第2のLED16を点灯させることにより、ユーザに対して、ステップS115により設定された第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを通知する(S117)。例えば図5に示すように、第1の音声入出力装置13が入力モードに、第2の音声入出力装置14が出力モードに設定された場合、入力側(マイクロフォン側)に設置されている第1のLED15を点灯させ、出力側(スピーカ側)に設置されている第2のLED16を消灯させる。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードについて、ユーザが視覚を通して確認することができる。
音声制御部25は、通話が終了したか否かを判断する(S217)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合や、通話相手との通信が切断された場合等に、通話が終了したものと判断する。通話が終了していない場合(S217のNo)は、音声制御部25は、通話が終了するまで待機する。
通話が終了した場合(S217のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定する(S219)。これにより、ステップS201と同様に、必要時に、即座に第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方から音声を出力することができる。
また、表示制御部23は、音声制御部25からの指示を受け、ステップS215にて点灯した第1のLED15や第2のLED16を消灯する(S221)。これにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードについて、ユーザが視覚を通して確認することができる。
このように携帯端末1は、音声の入力及び出力の双方を行える第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置を備えていて、待機時にはどちらも出力モード(スピーカ)に設定され、着信時に相手側の声が途切れた時点でどちらも入力モード(マイクロフォン)に設定され、筐体11にユーザの耳が触れるノイズが入力された時点でノイズ音を検知し、ノイズ音が入力された側が出力モード(スピーカ)に、入力されなかった側が入力モード(マイクロフォン)に設定される。
第1実施形態の携帯端末1の実施例2によると、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14を備えることにより、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、音声入力装置(マイクロフォン)、音声出力装置(スピーカ)をそれぞれ別個に備えた場合と比べて、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに携帯端末1を使用でき、ユーザビリティが改善される。
また、第1実施形態の携帯端末1の実施例2によると、通話の際のノイズ音の入力を感知して、これに基づいて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定することにより、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入力側と出力側をより正確に判断することが可能になる。
〔第2実施形態〕
本発明に係る携帯端末の第2実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。第2実施形態の携帯端末として、第1実施形態と同様に、カード型に形成された携帯端末1Aを例に挙げて説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7は、携帯端末1Aを表側から見た状態を示す斜視図である。携帯端末1Aは、図7うに示すように、例えば名刺程度の大きさのカード状の筐体11を備えている。筐体11の表面11aには、携帯端末1を通信端末として使用するための機能が備えられている。具体的には、筐体11の表面11aには、文字や画像等の表示情報を表示するとともに、指やペン等で触れることにより情報を入力するためのタッチスクリーン12、音声を入力する機能と音声を出力する機能との双方の機能を備えた第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14、入力した光を検出して光の強度を検知する光センサ18、かかる圧力を検出する圧力センサ19を備えている。
光センサ18は、携帯端末1Aに入射する光等の電磁気エネルギーを検出するセンサである。光の強度を測定する方法は、受光部に光が入射することよる温度上昇を検出する方法であっても、受光部に入射した光を電気信号に変換する方法であっても良い。光センサ18は、入射した光の強度を示す信号を生成し、検出部28に伝送する。
圧力センサ19は、携帯端末1Aに加わっている圧力を検知するセンサであり、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)では例えばダイアフラムゲージ(diaphragm gauge)であり、隔膜(ダイアフラム)に加わる圧力を膜の変形として検出する。なお、変形を検出する方法には静電容量の変化やひずみゲージが使用される。圧力センサ19は、加わっている圧力を示す信号を生成し、検出部28に伝送する。
次に、携帯端末1Aの機能について説明する。図8は、携帯端末1Aの機能ブロック図である。携帯端末1Aは、図8に示すように、主制御部20、電源回路部21、操作入力制御部22、表示制御部23、記憶部24、音声制御部25、通信制御部26、及び検出部28がバスによって相互に電気的に接続されて構成されている。
検出部28は、光センサ18から光の強度を示す信号を取得し、この信号を主制御部20や音声制御部25に伝送する。また検出部28は、圧力センサ19から圧力を示す信号を取得し、この信号を主制御部20や音声制御部25に伝送する。さらに検出部28は、加速度センサ29から携帯端末1にかかる加速度を示す信号を取得し、この信号を主制御部20や音声制御部25に伝送する。
加速度センサ29は、携帯端末1Aにかかっている加速度を計測するセンサであり、一般的な計測原理は、加速度が加わったときのバネの変形を利用するものである。加速度センサ29は、加速度センサ29に備えられたバネの変位を検出し、予め測定されて記憶部24に記憶されている携帯端末1Aの質量、及びこのバネのバネ定数を用いて、加速度を計測する。変位の計測には静電容量の変化やひずみゲージやピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化などが使用される。加速度センサ29は、携帯端末1にかかる加速度(重力)を示す信号を生成し、この信号を検出部28に伝送する。
第2実施形態の携帯端末1Aの実施例3について、図9及び図10に基づいて説明する。携帯端末1は、図9に示すように、通話の際に、携帯端末1Aに入射する光の光強度に基づいて、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のそれぞれの入出力モードを設定する音声入出力制御処理を行う。携帯端末1Aがこの音声入出力制御処理の実施例3を行う手順について、図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
携帯端末1が待機状態のとき、音声制御部25は、実施例1や実施例2と同様に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定している(S301)。音声制御部25は、携帯端末1に着信があったか否かを判断する(S303)。着信がない場合(S303のNo)は、音声制御部25はそのまま待機する。
携帯端末1に着信があった場合(S303のYes)は、音声制御部25は、例えば出力モードになっている第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14により所定の音声を出力することにより、ユーザに着信があった旨を通知する(S305)。この際、表示制御部23がタッチスクリーン12に文字や画像を表示することで、ユーザに着信があった旨を通知しても良い。
音声制御部25は、通話が指示されたか否かを判断する(S307)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合等に、通話が指示されたものと判断する。通話が指示されなかった場合(S307のNo)は、音声制御部25は、そのまま音声入出力制御処理を終了する。
通話が指示された場合(S307のYes)は、検出部28は、光センサ18が検知した光の強度を取得する(S309)。この光センサ18は、第1の音声入出力装置13の近辺に設置されていて、この第1の音声入出力装置13の近辺の光の強度を検出する。
音声制御部25は、ステップS309にて取得した光の強度が所定値以上であるか否かを判断する(S311)。この所定値は、例えば予め設定されて記憶部24に記憶されている。これは、ユーザが携帯端末1Aを用いて通話を行う際に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうちの一方を耳に当てるとともに他方を口に近付けることを考慮して、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の音声の入出力モードを設定する。すなわち、携帯端末1Aにおいて、第1の音声入出力装置13がユーザの耳に当てられた場合は光センサ18に入力する光の強度が比較的弱く、第1の音声入出力装置13がユーザの口に近づけられた場合は光センサ18に入力する光の強度が比較的強い。よって、光の強度が強い場合には、第1の音声入出力装置13を入力モードに設定し、光の強度が弱い場合には、第1の音声入出力装置13を出力モードに設定する。
光センサ18に入力した光の強度が所定値以上であった場合(S311のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13を入力モードに設定し、第2の音声入出力装置14を出力モードに設定する。また、光センサ18に入力した光の強度が所定値以上でなかった場合(S311のNo)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13を出力モードに設定し、第2の音声入出力装置14を入力モードに設定する。
このように、ユーザが携帯端末1Aを用いて通話をする際に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のうちの音声源である口に近い方が入力モード(マイクロフォン)に、口に遠い方が出力モード(スピーカ)に自動的に設定されることにより、ユーザは携帯端末1Aの向きを考えることなくスムーズに通話を行うことができる。
音声制御部25は、通話が終了したか否かを判断する(S317)。この際、例えばユーザによりタッチスクリーン12を介した入力があった場合や、通話相手との通信が切断された場合等に、通話が終了したものと判断する。通話が終了していない場合(S317のNo)は、音声制御部25は、通話が終了するまで待機する。
通話が終了した場合(S317のYes)は、音声制御部25は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方を出力モードに設定する(S123)。これにより、ステップS301と同様に、必要時に、即座に第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の双方から音声を出力することができる。
このように携帯端末1は、音声の入力及び出力の双方を行える第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置を備えていて、待機時にはどちらも出力モード(スピーカ)に設定され、着信時に相手側の声が途切れた時点でどちらも入力モード(マイクロフォン)に設定され、光センサ18が物体に塞がれて光センサ18に入射する光が遮られたことを検知した時点で、塞がれた側が出力モード(スピーカ)に、塞がれなかった側が入力モード(マイクロフォン)に設定される。
なお、発信時においては、発信処理の開始がタッチディスプレイ12を介して指示された時点でステップS309乃至S315の処理を行うようにすると良い。また、発信時には、タッチスクリーン12により発信処理を指示するための入力がされた時点で、ステップ309の処理を開始すると良い。
また、携帯端末1Aにおいて、圧力センサ19を用いて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定するようにしても良い。この場合、ステップS309にて圧力センサ19により圧力を検出し、圧力が所定値以上であったときにはステップS315に、圧力が所定値以上でなかったときにはステップS313に遷移させる。これは、通話時に第1の音声入出力装置13が耳に当られた場合、圧力センサ19により検出される圧力が所定値以上になるものと考えられ、また、通話時に第2の音声入出力装置14が耳に当てられた場合、第1の音声入出力装置13の近辺に設置された圧力センサ19により検出される圧力は通常と変わらず、所定値以上にならないものと考えられるからである。
また、携帯端末1Aにおいて、複数のアンテナ26aの受信感度を用いて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定するようにしても良い。例えば第1の音声入出力装置13の近辺、及び第2の音声入出力装置14の近辺にそれぞれアンテナ26aが設置されている場合、ステップS309にて通信制御部26から各々のアンテナ26aの受信感度を取得し、第1の音声入出力装置13に近いアンテナ26aの受信感度が高かったときにはステップS313に、第2の音声入出力装置14に近いアンテナ26aの受信感度が高かったときにはステップS315に遷移させる。これは、通話時に第1の音声入出力装置13が耳に当られた場合、第1の音声入出力装置13に近いアンテナ26aの受信感度が低下し、また、通話時に第2の音声入出力装置14が耳に当てられた場合、第2の音声入出力装置14に近いアンテナ26aの受信感度が低下するものと考えられるからである。
また、携帯端末1Aにおいて、加速度センサ29を用いて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定するようにしても良い。この場合、ステップS309にて加速度センサ29により加速度(重力)の方向を検出し、第1の音声入出力装置13が加速度の方向の先にあったときにはステップS313に、第2の音声入出力装置14が加速度の方向の先にあったときにはステップS315に遷移させる。これは、通話時に第1の音声入出力装置13が耳に当てられた場合、第1の音声入出力装置13が上に、第2の音声入出力装置14が下に位置していて、第2の音声入出力装置14が耳に当てられた場合、第2の音声入出力装置14が上に、第1の音声入出力装置13が下に位置しているからである。
第2実施形態の携帯端末1Aの実施例3によると、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14を備えることにより、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、音声入力装置(マイクロフォン)、音声出力装置(スピーカ)をそれぞれ別個に備えた場合と比べて、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに携帯端末1を使用でき、ユーザビリティが改善される。
また、第2実施形態の携帯端末1Aの実施例3によると、通話の際の光の強度や、携帯端末1Aにかかる圧力、アンテナの受信感度、加速度等を感知して、これらに基づいて第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定することにより、入力側と出力側をより正確に判断することが可能になる。
第2実施形態の携帯端末1Aの実施例4について、図11及び図12に基づいて説明する。携帯端末1は、図11に示すように、通話の際に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14のそれぞれの入出力モードに基づいて、タッチスクリーン12に表示されている画面の上下方向を切り替える表示制御処理を行う。携帯端末1Aがこの表示制御処理を行う手順について、図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
表示制御部23は、表示が指示されたか否かを判断する(S401)。
表示制御部23は、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを取得する(S403)。この際、例えば記憶部24に、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の前回表示が終了された段階での入出力モードが記憶されていて、表示制御部23は、例えば記憶部24に記憶されている入出力モードを示す情報を取得する。
表示制御部23は、第1の音声入出力装置13が出力モードであるか否かを判断する(S405)。第1の音声入出力装置13が出力モードであった場合(S405のYes)は、表示制御部23は、第1の音声入出力装置13が上に、第2の音声入出力装置14が下に位置するように、表示処理を行う(S407)。
第1の音声入出力装置13が出力モードでなかった場合(S405のNo)は、表示制御部23は、第2の音声入出力装置14が上に、第1の音声入出力装置13が下に位置するように、表示処理を行う(S409)。
表示制御部23は、表示切替が指示されたか否かを判断する(S411)。この際、例えば、ユーザがタッチスクリーン12を介して入力する等により、表示切替が指示される。表示切替が指示されていない場合(S409のNo)は、表示制御部23は、そのまま待機する。表示切替が指示された場合(S409のYes)は、表示制御部23は、上下方向を反転させて、タッチスクリーン12における表示処理を行う(S413)。
このように携帯端末1は、通話中等の音声入出力の最中に携帯端末1に記憶されているデータをタッチディスプレイ12にてユーザが参照する可能性があるため、第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置14の入出力モードが設定されると、タッチスクリーン12における表示の上下が決定され、必要に応じて、表示の上下方向を切り替える。
また携帯端末1は、タッチスクリーン12における表示の上下方向を入れ替えるための入力を、例えばタッチスクリーン12により受け付け、これに基づいて表示の上下方向を切り替える。
なお、携帯端末1は、通話の際の持ち方には人によって癖があって、第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置14のどちらか一方がスピーカで他方がマイクに割り当てられる確率が高いことから、前回最後に使用された入出力モードを記憶しておき、この記憶された入出力モードに基づいて、第1の音声入出力装置及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを設定し、その後、各検出部28により検出された情報に基づいてフィードバックするようにしても良い。
第2実施形態の携帯端末1Aの実施例4によると、音声の入力、音声の出力の双方の機能を切り替えて使用できる第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14を備えることにより、音声のQOS(Quality of Service)を維持しつつ、音声入力装置(マイクロフォン)、音声出力装置(スピーカ)をそれぞれ別個に備えた場合と比べて、ユーザがマイクロフォンとスピーカとを意識せずに携帯端末1を使用でき、ユーザビリティが改善される。
また、第2実施形態の携帯端末1Aの実施例4によると、第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードに基づいてタッチスクリーン12における表示の上下方向を切り替えることにより、ユーザは、携帯端末1Aに記憶されている情報をスムーズに視認することができる。
また、第2実施形態の携帯端末1Aの実施例4によると、前回設定された第1の音声入出力装置13及び第2の音声入出力装置14の入出力モードを記憶しておき、これに基づいてタッチスクリーン12における表示の上下方向を設定することにより、ユーザは、携帯端末1Aを前回使用したときと同じ方向に所持して操作することができる。
また、第2実施形態の携帯端末1Aの実施例4によると、ユーザのタッチスクリーン12を介する入力等に基づいて、タッチスクリーン12における表示の上下方向を切り替えることにより、ユーザは、携帯端末1Aに記憶されている情報をスムーズに視認することができる。
また、本発明の説明として、携帯端末1、1Aについて説明したが、これに限定されず、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯型音楽プレイヤー、携帯型ゲーム機等、音声の入出力を行う端末であれば任意の端末で構わない。
本発明に係る携帯端末の第1実施形態を表側から見た状態を示す斜視図。 第1実施形態の携帯端末の機能ブロック図。 第1実施形態の携帯端末における可聴周波数に基づいた音声入出力制御処理について説明するための図。 第1実施形態の携帯端末におけるノイズ音に基づいた音声入出力制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 第1実施形態の携帯端末におけるノイズ音に基づいた音声入出力制御処理について説明するための図。 第1実施形態の携帯端末におけるノイズ音に基づいた音声入出力制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 本発明に係る携帯端末の第2実施形態を表側から見た状態を示す斜視図。 第2実施形態の携帯端末の機能ブロック図。 第2実施形態の携帯端末における光強度に基づいた音声入出力制御処理について説明するための図。 第2実施形態の携帯端末における光強度に基づいた音声入出力制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。 第2実施形態の携帯端末における音声入出力装置の入出力モードに基づいた表示制御処理について説明するための図。 第2実施形態の携帯端末における音声入出力装置の入出力モードに基づいた表示制御処理を行う際の手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…携帯端末1、11…筐体,11a…表面,11b…裏面,12…タッチスクリーン,13…第1の音声入出力装置,14…第2の音声入出力装置,15…第1のLED,16…第2のLED,18…光センサ,19…圧力センサ,20…主制御部,21…電源回路部,22…入力制御部,23…表示制御部,24…記憶部,25…音声制御部,26…通信制御部,26a…アンテナ,27…音声記憶装置,28…検出部,29…加速度センサ。

Claims (11)

  1. 音声の入力、及び音声の出力の双方の機能を備えるとともに、入出力モードが入力モードに設定されているときには音声を入力し、入出力モードが出力モードに設定されているときには音声を出力する第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段と、
    前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段の双方が入力モードに設定されているときに、音声が前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちのどちらに入力されたかを判断する判断手段を備え、
    前記設定手段は、前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちの、前記判断手段により音声が入力されたと判断された方を入力モードに設定するとともに、他方を出力モードに設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段の双方が入力モードに設定されているときに、ノイズ音が前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちのどちらに入力されたかを判断する判断手段を備え、
    前記設定手段は、前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちの、前記判断手段によりノイズ音が入力されたと判断された方を出力モードに設定するとともに、他方を入力モードに設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段の双方が入力モードに設定されているときに、前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちのどちらの側が電波の受信強度が高いかを判断する判断手段を備え、
    前記設定手段は、前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のうちの、前記判断手段により電波の受信強度が高いと判断された方を入力モードに設定するとともに、他方を出力モードに設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 入射する光の強度を検知する検知手段を備え、
    前記設定手段は、前記検知手段により検知された光の強度に基づいて前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 携帯端末に加わる圧力を検知する検知手段を備え、
    前記設定手段は、前記検知手段により検知された圧力に基づいて前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  7. 携帯端末にかかる加速度を検知する検知手段を備え、
    前記設定手段は、前記検知手段により検知された加速度に基づいて前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを設定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードをユーザに通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. 画面を表示する表示手段と、
    前記設定手段により設定された前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段の入出力モードに基づいて、前記表示手段により表示される画面の上下方向を設定する表示設定手段を備えたと、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  10. 前記表示手段により表示された画面の上下方向を切り替える指示を受け付ける受付手段を備え、
    前記表示設定手段は、前記受付手段により画面の上下方向を切り替える指示を受け付けた場合、前記表示手段により表示された画面の上下方向を切り替えて表示し直すことを特徴とする請求項9記載の携帯端末。
  11. 表示手段により前回最後に画面を表示したときの前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードを記憶する記憶手段を備え、
    前記表示設定手段は、前記記憶手段により記憶された前記第1の音声入出力手段及び第2の音声入出力手段のそれぞれの入出力モードに基づいて、前期表示手段により表示される画面の上下方向を設定することを特徴とする請求項9記載の携帯端末。
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