JP5606205B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
従来、携帯電話機では、ユーザの就寝時に、電話や電子メールの着信音がならないよう、着信モード(動作モード)が切り替えられるようになっている。かかる携帯電話機において、着信モードの切り替えを自動的に行えるような構成とすることができる。たとえば、携帯電話機の周囲の明るさを検出するとともに、携帯電話機が閉じられた状態で充電器に接続された否かを検出し、周囲が暗く、且つ携帯電話機が閉じられた状態で充電器に接続されると、着信音が鳴らないよう着信モードを切り替えるような構成が採られ得る(たとえば、特許文献1)。
特開2006−352765号公報
しかしながら、上記の構成によれば、動作モードの切替条件に充電器の接続が含まれているため、会議中や外出先など充電器がない状態では、モードの切り替えを行うことができず、不便である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの意思により簡単に動作モードを切り替えることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、当該携帯端末装置が、当該携帯端末装置の正面が下を向く姿勢で置かれたことを検出する検出部と、動作モードを、着信音を鳴らす第1モードと着信音を鳴らさない第2モードとの間で切り替える切替部と、を備える。ここで、前記切替部は、前記検出部により当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出されると、動作モードを、前記第1モードから前記第2モードへ切り替える。前記携帯端末装置は、電話または電子メールの着信があったときに、前記動作モードが前記第1モードに設定されていると、前記着信の当初から着信音を鳴らし、前記動作モードが前記第2モードに設定されていると、前記着信の当初から着信音を鳴らさない。
本態様に係る携帯端末装置において、当該携帯端末装置の正面には表示面が配置され得る。この場合、前記携帯端末装置は、電話または電子メールの着信があったときに、前記動作モードが前記第2モードに設定されていると、前記表示面の照明を点灯する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記方向検出部の出力に基づいて、前記正面が下を向く状態が一定時間維持されたか否かを判断する判断部と、を含み得る。ここで、前記判断部により前記正面が下を向く状態が一定時間維持されたと判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される。
本態様に係る携帯端末装置において、前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記正面に照射される光の照度を検出する照度検出部と、前記方向検出部の出力に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断するとともに、前記照度検出部により検出された照度が予め定めた閾値以下であるか否かを判断する判断部と、を含み得る。ここで、前記判断部により前記正面が下を向き、且つ、前記照度が前記閾
値以下であると判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される。
本態様に係る携帯端末装置において、前記検出部は、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部をさらに備え得る。ここで、前記判断部により、前記正面が下を向き、且つ、前記照度が前記閾値以下であると判断され、さらに、前記近接検出部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される。
本態様に係る携帯端末装置において、前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記方向検出部からの出力に基づいて前記正面が下を向いているか否かを判断する判断部と、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部と、を含み得る。ここで、前記判断部により、前記正面が下を向いていると判断され、且つ、前記近接検出部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される。
本態様に係る携帯端末装置において、前記方向検出部は、前記正面の法線方向に働く重力加速度を検出する加速度検出部を含み得る。ここで、前記判断部は、前記重力加速度に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記方向検出部は、前記正面に照射される光の照度を検出する第1の照度検出部と、当該携帯端末装置の背面に照射される光の照度を検出する第2の照度検出部とを含み得る。ここで、前記判断部は、前記第1の照度検出部により検出された照度と前記第2の照度検出部により検出された照度に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断する。
本態様に係る携帯端末装置において、前記検出部は、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部と、前記正面に照射される光の照度を検出する照度検出部と、前記照度が予め定めた閾値以下であるか否かを判断する判断部と、を含み得る。ここで、前記判断部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出され、且つ、前記判断部により前記照度が前記閾値以下であると判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される。
本態様に係る携帯端末装置において、前記第2モードは、無線通信のための電波の送受信を停止する動作を含み得る。この場合、前記切替部は、無線通信が使用されている途中で、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出されても、電波が切断されないように、前記動作モードを前記第2モードに切り替えない。
本発明によれば、ユーザの意思により簡単に動作モードを切り替えられる携帯端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る不使用モードを設定する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る不使用モードを解除する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る動作モードを切り替える処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。 実施の形態に係る動作モードを切り替える処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る動作モードを切り替える処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る携帯電話機の外観構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は携帯電話機の外観構成を示す図である。同図(a)は、第2キャビネットが開放した状態の携帯電話機の正面図であり、同図(b)は同じ状態での側面図である。同図(c)は同図(b)のA−A´断面図である。
携帯電話機は、第1キャビネット1と第2キャビネット2を有する。第2キャビネット2は、スライド機構部4によって、第1キャビネット1に対し図1のY軸方向にスライド可能に連結されている。
第1キャビネット1には、キー入力部3が配されている。キー入力部3は、携帯電話機への各種の操作入力を検出する。
第1キャビネット1の上面には、キー入力部3を構成する操作キー群3aが配されている。操作キー群3aは、4個の起動キー31と、方向キー32と、決定キー33と、通話キー34と、終話キー35と、12個のテンキー36と、クリアキー37とを備えている。
起動キー31は、主に、電子メール機能、電話帳機能、ウェブ機能などの特定のアプリケーションを起動する際に操作される。方向キー32は、主に、ディスプレイ21に表示された各種メニューから所望のメニューを選択する際に操作される。決定キー33は、主に、選択されたメニューに決定する際やディスプレイ21に表示された内容に同意(OK)する際に操作される。通話キー34は、主に、通話を開始する際に操作され、終話キー35は、主に、通話を終了する際に操作される。テンキー36は、主に、文字(ひらがな、カタカナ、アルファベット)や数字、記号の入力を行う際に操作される。クリアキー37は、主に、入力した文字等を消去する際に操作される。なお、テンキー36の一部の機能を、QWERTYキー等で実現するような構成としてもよい。
第1キャビネット1には、カメラモジュール11が配されている。カメラモジュール11のレンズ窓(図示せず)は、第1キャビネット1の背面に設けられ、このレンズ窓から被写体の像がカメラモジュール11に取り込まれる。
第2キャビネット2にはディスプレイ21が配されている。ディスプレイ21は、画像を表示する表示部であって、後述のように液晶パネル21aと液晶パネル21aを照明するパネルバックライト21bにより構成されている。液晶パネル21aの表示面21cが外部に現れる。なお、ディスプレイ21は、有機EL等他の表示素子により構成されてもよい。
ディスプレイ21の表示面21c側には、タッチセンサ22が配されている。タッチセンサ22は透明なシート状を有しており、タッチセンサ22を透してディスプレイ21の表示面21cを見ることができる。
タッチセンサ22は、マトリクス状に配された第1透明電極と第2透明電極とを備えている。タッチセンサ22は、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザに触られた表示面21c上の位置を検出し、その位置に応じた位置信号を後述のCPUへ出力する。なお、タッチセンサ22は、静電容量式のタッチセンサ22に限られず、超音波式、感圧式等のタッチセンサ22であってもよい。
第1キャビネット1にはマイクロホン12(以下、「マイク」と略す)が配されており、第2キャビネット2にはスピーカ23が配されている。ユーザは、スピーカ23からの音声を耳で捉え、マイク12に対して音声を発することにより通話を行うことができる。
スライド機構部4は、図1(c)に示すように、ガイド板41とガイド溝42によって構成されている。ガイド板41は、第2キャビネット2の背面の左右両端部に設けられており、その下端に突条41aを有する。ガイド溝42は、第1キャビネット1の側面に、図1のY軸方向に沿って形成されている。ガイド板41の突条41aは、ガイド溝42に係合されている。
携帯電話機を閉じた状態では、図1(b)に一点鎖線で示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上に略完全に重なっている。この閉じた状態では、第2キャビネット2の裏後に操作キー群3aの全てのキーが隠れた状態となる。第2キャビネット2は、ガイド板41がガイド溝42の終端位置に達するまでスライドする。この開いた状態では、図1(a)に示すように、第2キャビネット2が第1キャビネット1の上から外側へ移動し、操作キー群3aの全てのキーが外部に露出する。
全てのキーが隠れた状態において、携帯電話機への入力は、タッチセンサ22により行われる。このとき、ディスプレイ21の表示面21cには、所定の位置にソフトキーの画像が表示される。
なお、第2キャビネット2が完全に閉じても外部から操作可能な位置、たとえば、第1キャビネット1の側面に、操作キー群3aとは別の操作キーを設けることもできる。こうすれば、第2キャビネット2が完全に閉じていても、このような操作キーを用いて所望の操作を行うことが可能となる。
図2は、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態の携帯電話機は、上述した各構成要素の他、CPU100、メモリ200、映像エンコーダ301、音声エンコーダ302、キー入力回路303、クロック304、通信モジュール305、バックライト駆動回路306、キーバックライト307、映像デコーダ308、音声デコーダ309、スピーカ23および加速度センサ310を備えている。
カメラモジュール11はCCD等の撮像素子を有する。カメラモジュール11は、撮像素子から出力された撮像信号をデジタル化し、その撮像信号にガンマ補正等の各種補正を施して映像エンコーダ301へ出力する。映像エンコーダ301は、カメラモジュール11からの撮像信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
マイク12は、集音した音声を音声信号に変換して音声エンコーダ302へ出力する。
音声エンコーダ302は、マイク12からのアナログの音声信号をデジタルの音声信号に変換するとともに、デジタルの音声信号にエンコード処理を施してCPU100へ出力する。
キー入力回路303は、操作キー群3aの各キーが操作されたときに、各キーに応じた入力信号をCPU100へ出力する。
クロック304は、時刻を計測して時刻信号をCPU100へ出力する。
通信モジュール305は、CPU100からの音声信号や画像信号、テキスト信号などを無線信号に変換し、アンテナ305aを介して基地局へ送信する。また、アンテナ305aを介して受信した無線信号を音声信号や画像信号、テキスト信号などに変換してCPU100へ出力する。
バックライト駆動回路306は、CPU100からの制御信号に応じた電圧信号をキーバックライト307およびパネルバックライト21bに供給する。キーバックライト307は、バックライト駆動回路306からの電圧信号により点灯し、操作キー群3aの個々のキーを照明する。パネルバックライト21bは、バックライト駆動回路306からの電圧信号により点灯し、液晶パネル21aを照明する。
映像デコーダ308は、CPU100からの映像信号を液晶パネル21aで表示できるアナログ若しくはデジタルの映像信号に変換し、液晶パネル21aに出力する。液晶パネル21aは、映像信号に応じた画像を表示面21c上に表示する。
音声デコーダ309は、CPU100からの音声信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音声信号に変換してスピーカ23に出力する。また、音声デコーダ309は、CPU100からの着信音やアラーム音等の各種報知音の音信号、および音声信号にデコード処理を施し、さらにアナログの音信号に変換してスピーカ23へ出力する。スピーカ23は、音声デコーダ309からの音声信号や音信号に基づいて音声や報知音などを再生する。
加速度センサ310は、図1(a)のZ軸方向に生じる重力加速度を検出し、重力加速度により携帯端末装置の正面の方向を検出するための方向検出部である。加速度センサ310は、表示面21cが水平であって鉛直方向の上側を向いている場合に、重力加速度が+1Gになり、また、表示面21cが水平であって鉛直方向の下側を向いている場合に、重力加速度が−1Gになるように、配置される。加速度センサ310は、検出した加速度に応じた加速度信号をCPU100へ出力する。ここでは、Z軸方向は、表示面21cの法線方向を示す。
通信モジュール305は、CPU100からの音声信号や画像信号、テキスト信号などを無線信号に変換し、アンテナ305aを介して基地局へ送信する。また、アンテナ305aを介して受信した無線信号を音声信号や画像信号、テキスト信号などに変換してCPU100へ出力する。
メモリ200は、ROMおよびRAMを含む記憶部である。メモリ200には、CPU100に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。また、メモリ200には、カメラモジュール11で撮影した画像情報や通信モジュール305を介して外部から取り込んだ画像情報およびテキスト情報などが所定のファイル形式で保存される。
CPU100は、キー入力回路303およびタッチセンサ22からの操作入力信号に基
づき、制御プログラムに従って、カメラモジュール11、マイク12、通信モジュール305、液晶パネル21a、スピーカ23などを動作させる。これにより、通話機能および電子メール機能などの各種アプリケーションが実行される。
CPU100は、判断部101および切替部102を備える。これら各部は、CPU100によって実行されるソフトウェアの機能として実現される。
判断部101は、加速度センサ310からの加速度信号を受け、表示面21cが下を向いているかおよび上を向いているかを判別する。なお、表示面21cの上向きおよび下向きの判断において重力加速度±1Gから許容範囲:αGを設けることができる。このため、重力加速度が第1閾値:(+1−α)G以上であれば、表示面21cが上を向いていると判断部101は判断する。重力加速度が第2閾値:(−1+α)G以下であれば、表示面21cが下を向いていると判断部101は判断する。
また、判断部101は、クロック304からの時刻信号を受け、表示部が下または上を向いてからの時間を計測し、計測時間が所定時間を超えるか否かを判断する。たとえば、判断部101が、計測時間が所定時間を超えたと判断した場合、長時間、表示面21cが下を向いた状態が続いていることになる。このように、判断部101は、加速度センサ310の出力に基づいて、表示面21cが配置される正面が下向きである状態が一定時間維持されたと判断すると、机などの上に、表示面21cが下を向き伏せられた状態で携帯電話機が置かれたとみなされ得る。
切替部102は、判断部101の判断結果に応じて、携帯電話機の動作モードを第1モードと第2モードとの間で切り替える。ここで、第1モードは、携帯電話機が使用される際に設定されて好適な動作モード(以下、第1モードを「使用モード」と称する)である。使用モードでは、電話や電子メールの着信時に着信音が鳴らされる。また、スケジュール設定のアラーム設定に基づいてアラームが鳴らされる。第2モードは、たとえば、携帯電話機が使用されない際に設定されて好適な動作モードである(以下、第2モードを「不使用モード」と称する)。不使用モードでは、パネルバックライト21bが消灯される。また、着信音やアラーム音などの報知音が鳴らされない。なお、第2モードでは、電話の着信があると、着信を知らせるため、パネルバックライト21bが点灯される。
表示面21cが伏せられると、ユーザが表示面21cを見たり操作したりすることができず、また表示面21c側に配置されるマイク12やスピーカ23もユーザが利用し難くなる。この場合は、携帯電話機が使用されない状態であると捉えられる。よって、表示面21cが下を向いた状態が所定時間以上継続するとの判断結果により、切替部102は不使用モードに設定する。
一方、ユーザが表示面21cを利用して携帯電話機を使用する際には表示面1cが上に向けられる。よって、表示面21cが上を向いた状態が所定時間以上継続するとの判断結果により、切替部102は使用モードに設定する。
<第1の実施形態の処理手順>
図3(a)は、モードを切り替える処理手順を示すフローチャートである。図3(b)は、不使用モードを設定する処理手順を示すフローチャートである。図4(a)は、不使用モードを解除する処理手順を示すフローチャートである。図4(b)は、着信時の動作の処理手順を示すフローチャートである。
図3(a)に示すように、判断部101は、動作モードが不使用モードに設定されているか否かを判断する。不使用モードが設定されていれば(S101:NO)、設定判断処
理が実行される(S102)。一方、使用モードが設定されており、不使用モードでなければ(S101:YES)、解除判断処理が実行される(S103)。
図3(b)に示す設定判断処理では、判断部101は、加速度センサ310からの重力加速度を受け、重力加速度と第2閾値:(−1+α)Gとを比較する(S201)。表示面21cが上を向いていれば、ユーザが表示面21cを利用して携帯電話機を使用できる状態にある。よって、表示面21cが上を向いており、判断部101が、重力加速度が第2閾値より大きいと判断すると(S201:NO)、切替部102は、動作モードを不使用モードに設定せずに、使用モードを維持する。こうして、処理が終了する(S202)。
一方、表示面21cが下を向いていると、判断部101は、重力加速度が第2閾値以下であると判断する(S201:YES)。次に、判断部101は、クロック304からの時刻信号に基づき、時間を計測する(S203)。また、引き続き、判断部101は加速度センサ310からの重力加速度が第2閾値以下であるか否かを判断する(S204)。そして、判断部101は、表示面21cが下を向いてから所定時間が経過したか否かを判断する(S206)。
ユーザが、一旦下向けた表示面21cを直ちに表に向けるなどして、表示面21cが直ちに下向きでなくなれば、所定時間が経過する前に、判断部101は、重力加速度が第2閾値より大きいと判断する(S206:NO→S204:NO)。表示面21cが上を向けば、ユーザが表示面21cを操作する可能性がある。このため、判断部101は計測時間を0に戻して(S205)、使用モードを維持する。こうして、処理が終了する。
ユーザが携帯電話機を、表示面21cを下向きにして伏せた状態で机などの上に置いた場合、表示面21cが下を向いたまま、計測時間が経過する(S206:YES)。こうなると、表示面21cが机などに伏せられたとみなされ、切替部102は使用モードから不使用モードに切り替える(S207)。不使用モードでは、ユーザが表示面21cを見たり操作したりせず、携帯電話機が使用されないと考えられるため、パネルバックライト21bが消灯されて、表示面21cの照明が消される。
図4(a)に示す解除判断処理では、まず、加速度センサ310からの重力加速度に基づき、表示面21cが上を向いているか否かが判断される。判断部101は、重力加速度が第1閾値:(+1−α)Gより小さいと判断した場合(S301:NO)、ユーザが表示面21cを裏に向けたままの状態、または表示面21cを傾けても、表示面21cが上側を向いていない状態である。このため、不使用モードが維持されたまま、処理が終了する(S302)。
一方、判断部101は、重力加速度が第1閾値以上であると判断した場合(S301:YES)、ユーザが表示面21cを表に向け、表示面21cが上を向いたとみなされる。次に、判断部101は、クロック304からの時刻信号に基づき、表示面21cが上を向いてからの時間を計測する(S303)。
判断部101は、加速度センサ310からの重力加速度が第1閾値以上であるか否かを判断するとともに、時間を計測しながら、計測時間が所定時間を経過したか否かを判断する(S304、S306)。判断部101は、計測時間が所定時間を経過するまでに、重力加速度が第1閾値より小さくなったと判断すると(S304:YES)、表示面21cが上を向いていないとみなされるため、計測時間を0に戻し(S305)、不使用モードを維持する。こうして、処理が終了する。
これに対して、判断部101は、重力加速度が第1閾値以上を継続した状態であり、計測時間が所定時間を経過したと判断すると(S306:YES)、切替部102は不使用モードを解除して使用モードを設定する(S307)。これにより、パネルバックライト21bが点灯されて、表示面21cに操作画面などが表示されるため、ユーザが表示面21cを見て操作することができるようになる。
図4(b)に示すように、電話やメールなどの着信があると(S401)、判断部101は、モードが不使用モードであるか否かを判断する(S402)。ここで、不使用モードでなく、使用モードが設定されていると判断部101が判断すれば(S402:NO)、CPU100は制御信号を音声デコーダ309に出力し、スピーカ23から着信音を鳴らす(S403)。これにより、着信がユーザに報知される。一方、動作モードに不使用モードが設定されていると判断部101が判断すると(S402:YES)、CPU100は制御信号をバックライト駆動回路306へ出力し、パネルバックライト21bを点灯させる(S404)。表示面21cは机などに伏せられているが、表示面21cと机との間から放たれた光により、ユーザは着信を知ることができる。
なお、CPU100は、スケジュール設定のモードにおいて、予め設定されたスケジュールの時刻になると、動作モードを判定する。そして、使用モードであれば、アラームを鳴らし、不使用モードであれば、アラームを鳴らさず、パネルバックライト21bを点灯させる。アラーム設定のモードにおいて、予め定めた時刻になったときも同様に、CPU100は、使用モードであれば、アラームを鳴らし、不使用モードであれば、アラームを鳴らさず、パネルバックライト21bを点灯させる。
以上、本実施の形態によれば、携帯電話機を机などの上に伏せた状態としたり、表に向けたりするだけで、動作モードを感覚的に切り替えられる。しかも、動作モードの切り替えが簡単であることから、状況に合わせて動作モードの切り替えが行いやすい。また、モードの切り替えに充電器などの外部機器を別途用いる必要がないため、会議中や外出先など充電器がない状態では切り替えが行えないなど、使用状況によってモード切替が制限されるようなことがなく、ユーザの意思により動作モードの切り替えが確実に行える。
しかも、本実施の形態によれば、表示面21c、即ち携帯電話機の正面が下に向いた状態であるか否かを判断するだけでなく、その状態が一定時間継続したか否かも判断するようにしているので、表示面21cが下を向いた状態で携帯電話機が置かれたことを精度よく、検出することができる。
さらに、本実施の形態によれば、表示面21cが伏せられた状態では、携帯電話機を使用しないことにより、不使用モードが設定され、照明などが消灯される。よって、電池の消費電力が節約され、携帯電話機の連続使用時間を長くできる。
<第2実施形態>
第2実施形態の携帯電話機では、照度センサ13、24の検出信号に基づき表示面21cが伏せられた状態を検出する。なお、第2実施形態の構成のうち第1実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
は携帯電話機の外観構成を示す図である。
第2キャビネット2の正面側で表示面21cの近傍に照度センサ(以下、正面照度センサと言う。)24が配されている。正面照度センサ24は、表示面21cの付近に照射される光量を検出する照度検出部である。
第1キャビネット1の背面側に照度センサ(以下、背面照度センサと言う。)13が配されている。背面照度センサ13は、携帯電話機の背面に照射される光量を検出する照度検出部である。
正面照度センサ24および背面照度センサ13には、フォトトランジスタやフォトダイオードなどが用いられる。これらの照度センサ13、24で検出された照度はCPU100へ出力される。
図6(a)は、不使用モードを設定する処理手順を示すフローチャートである。図6(b)は、不使用モードを解除する処理手順を示すフローチャートである。
図6(a)に示す設定判断処理では、判断部101は、正面照度センサ24から照度(以下、正面照度と言う。)および背面照度センサ13から照度(以下、背面照度と言う。)を受け、これらを比較する。表示面21cが下を向いた場合、通常、表示面21c側は陰の部分となるため、表示面21cの背面側よりも暗くなる。判断部101が、正面照度が背面照度以上と判断した場合(S501:NO)、表示面21c側が背面側より明るいことにより、表示面21cは下側を向いていないとみなすことができる。このため、切替部102が動作モードを使用モードに維持した状態で、処理が終了する(S502)。
また、判断部101が、正面照度が背面照度より小さいと判断した場合(S501:YES)、表示面21c側が背面側より暗いことより、表示面21cが下側を向いている可能性がある。この場合、次の処理に進む。
判断部101は正面照度と背面照度との差を算出し、これらの照度差が大きいか否かを判断する。たとえば、携帯電話機が傾いており、表示面21cが陰にはなっているが、下側には向いていない場合には、照度差は小さくなる。この場合、判断部101は、照度差が、第3閾値より小さいと判断するため(S503:NO)、切替部102によって、動作モードが使用モードに維持されて不使用モードには切り替えられず、処理が終了する(S502)。
一方、判断部101が、正面照度と背面照度との照度差が第3閾値以上であると判断すれば(S503:YES)、表示面21cが下を向いていると推定されるので、次に、表示面側が十分に暗いか否かが判断される。表示面21cが机などに付されていれば、表示面21cが十分に暗くなる。
判断部101が、正面照度が第4閾値より大きいと判断した場合(S504:NO)、表示面21cは下を向いてはいるが、机などに伏されてはいないと推定される。よって、この場合、切替部102によって、動作モードが使用モードに維持されたままで、処理が終了する(S502)。
一方、判断部101が、正面照度が第4閾値以下であると判断した場合(S504:YES)、表示面21cが机などに伏されていると推定される。この場合、切替部102は、使用モードから不使用モードに切り替えて、動作モードを不使用モードに設定する(S505)。
図6(b)に示す解除判断処理では、表示面21c側が背面側より明るい場合、判断部101は、正面照度が背面照度より大きいと判断する(S601:YES)。続いて、判断部101が正面照度と背面照度との照度差が第3閾値より大きいと判断すると(S602:YES)、表示面21cが表を向いている可能性がある。このため、さらに、正面照度が十分に明るいか否かが判断される。判断部101が、正面照度が第5閾値より大きい
と判断すると(S603:YES)、表示面21cが上を向いていると推定できる。この場合、切替部102は、不使用モードを解除して、動作モードを使用モードに設定する(S604)。
一方、正面照度が背面照度より小さい場合(S601:NO)、正面照度および背面照度の照度差が第3閾値より小さい場合(S602:NO)および、正面照度が第5閾値より小さい場合(S603:NO)、動作モードは不使用モードのまま維持されて、処理が終了する(S605)。
なお、上述した第3閾値、第4閾値および第5閾値は、予め試験等を行うことにより決定される。
以上、本実施の形態によれば、計測時間が所定時間の経過することを待つ必要がないので、モードを迅速に切り替えられる。
また、上記実施形態によれば、背面照度と正面照度との相対値をみることにより、かばんの中など暗い環境下に携帯電話機があるのか、表示面21cが伏された状態にあるのかを確実に判断できる。このため、携帯電話機の状態に応じて適切に動作モードが切り替えられる。
さらに、本実施の形態によれば、背面照度と正面照度との差によって携帯電話機の正面が下に向いた状態であるか否かを判断するだけでなく、その正面照度により正面側が十分に暗くなったか否かも判断するようにしているので、携帯電話機が伏せられた状態で置かれたことを精度よく、検出することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態の携帯電話機では、照度センサ25の検出信号と近接センサ26の検出信号(以下、近接信号と言う。)とに基づき、表示面21cが伏せられた状態を検出する。なお、第3実施形態の構成のうち第1および第2実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
図7は携帯電話機の外観構成を示す図である。
第2キャビネット2の正面側で、スピーカ23との間に表示面21cを挟んだ位置に、照度センサ25および近接センサ26が配されている。照度センサ25は、表示面21cの付近に照射される光量を検出し、表示面21cの周囲の明るさを求める照度検出部である。近接センサ26は、表示面21cに被検出物が近接したことおよび近傍に被検出物が存在していることを検出するための近接検出部であって、たとえば、静電容量式の近接センサ26である。近接センサ26は、被検出物が近接または近傍に存在することにより静電容量が増加し、静電容量が閾値を越えると、検出信号をCPU100へ出力する。一方、近接センサ26は、被検出部が離れ近傍に存在しなくなると、近接信号をCPU100へ出力しなくなる。なお、近接センサ26は、静電容量式の近接センサ26に限られず、たとえば、超音波式や誘導形の近接センサ26や赤外線式の近接センサであっても良い。
図8(a)は、不使用モードを設定する処理手順を示すフローチャートである。図8(b)は、不使用モードを解除する処理手順を示すフローチャートである。
図8(a)の設定判断処理では、まず、表示面21cの周囲が明るいか否かが判断される。ここで、判断部101は、照度センサ25から照度を得て、照度が第6閾値以上であるか否かを判断する。表示面21が机などに伏せられた状態でない場合、判断部101は
、照度が第6閾値以上と判断する(S701:YES)。
次に、表示面21cが被検出物に近接しているか否かが判断される。たとえば、
判断部101は、近接信号を受ければ、近接信号があると判断する(S702:YES)。この場合、表示面21cが被検出物に近接しているが、表示面21cが机に付されているのではなく、ユーザが通話のために耳を表示面21cに近づけていたり、ユーザが携帯電話機を持った際に手が表示面21cの近傍に存在したりする可能性がある。このため、次に、表示面21cが被検出物に近接する前は、表示面21cの周囲が明るかったのに対し、表示面21cが被検出物に近接することにより表示面21cの周囲が暗くなった否かを判断部101は判断する(S703)。
判断部101は、表示面21cの被検出物の検出後に取得した照度が第7閾値以下であると判断すれば(S703:YES)、表示面21cの周囲が暗い。このことから、表示面21cが机に置かれて伏せられているとして、切替部102は、使用モードから不使用モードに切り替える(S704)。
一方、照度が第7閾値より大きい場合(S703:NO)、切替部102は、動作モードを使用モードに維持したままで、処理が終了する(S705)。
図8(b)の解除判断処理では、判断部101が、表示面21cの周囲の照度が第8閾値以上かであるか否か、近接信号を受けているか否かを判断する(S801、S802)。なお、第8閾値は、試験等を行うことにより決定される。
携帯電話機が机の上に伏されていれば、表示面21cの周囲の照度は第8閾値より小さくなり、また、近接センサ26から近接信号が出力される。一方、携帯電話機の正面が上に向けられると、表示面21cの周囲の照度は第8閾値以上となり、また、近接センサ26からの近接信号がなくなる。また、携帯電話機の周囲が暗い中で携帯電話機の正面が上に向けられた場合は、表示面21cの周囲の照度は第8閾値より小さいままである可能性はあるが、少なくとも、近接センサ26からの近接信号はなくなる。
判断部101が、少なくとも、表示面21cの周囲の照度は第8閾値以上である判断するか(S801:YES)、あるいは、近接センサ26から近接信号を受けていないと判断すれば(S802:YES)、切替部102は、不使用モードから使用モードに切り替える(S803)。
一方、表示面21cの周囲の照度は第8閾値より小さくS801:NO)、かつ近接センサ26から近接信号を受けていれば(S802:NO)、切替部102は、不使用モードを維持した状態で、処理が終了する(S804)。
以上、上記実施例によれば、表示面21cに対する近接および照度を求めることにより、表示面21cにユーザが近づいて携帯電話機を使用している状態であるのか、表示面21cが伏されて状態にあるのかを判断することができる。
また、上記実施例によれば、近接物が検出される前後において表示面12cの周囲の照度を検出している。これにより、かばんの中などに携帯電話機が入っているのか、表示面12cが机などに伏されたのかを精度よく判断できる。
上記実施例によれば、近接センサ26および照度センサ25が、表示面21cを挟んで、スピーカ23と反対側に設けられることにより、通話時にユーザが耳をスピーカ23に近づけても、近接センサ26および照度センサ25はユーザを検知しない。このため、通
話時などの状態が検出されないため、表示面21cが伏せられた状態を精度よく検出することができる。
<第4実施形態>
第4実施形態の携帯電話機では、照度センサ25、近接センサ26および加速度センサ310の検出信号に基づき、表示面21cが伏せられた状態を検出する。なお、第4実施形態の構成のうち第1〜第3実施形態の構成と同様なものには、同じ番号を付して、その説明を省略する。
携帯電話機は、図7に示す照度センサ25および近接センサ26、ならびに図2に示す加速度センサ310を有する。
図9(a)は、不使用モードを設定する処理手順を示すフローチャートである。図9(b)は、不使用モードを解除する処理手順を示すフローチャートである。
図9(a)に示す設定判断処理では、判断部101は、加速度センサ310から重力加速度を得て、重力加速度が第2閾値以下であるか否かを判断する(S901)。判断部101は重力加速度が第2閾値より大きいと判断すれば(S901:NO)、表示面21cが下を向いていないとみなされる。このため、動作モードは使用モードのまま維持され、処理が終了する(S902)。
一方、判断部101は、重力加速度が第2閾値以下であると判断すると(S901:YES)、表示面21cは下を向いているとみなされるため、次に、表示面21cの机が近接するか否かが判断される。
判断部101は、近接信号を受けなければ、近接信号なしと判断する(S903:NO)。この場合、表示面21cに机が近接していないとみなされるため、動作モードが使用モードのまま維持され、処理が終了する(S902)。
また、判断部101は、近接信号を受けると、近接信号ありと判断する(S903:YES)。この場合、表示面21cの近傍に被検出物が存在することから、携帯電話機が机などに置かれて、表示面21cが伏せられた可能性があるため、次に表示面21cの周囲が十分に暗いか否かが判断される。
判断部101は、照度センサ25からの照度を受け、照度と第4閾値とを比較する。判断部101は、照度が第4閾値より大きいと判断した場合(S904:NO)、表示面21cの周囲が明く、携帯電話機が机などに置かれていないとみなされるため、動作モードが使用モードに維持された状態で、処理が終了する(S902)。
これに対して、判断部101が、照度が第4閾値以下であると判断した場合(S904:YES)、表示面21cの周囲が十分に暗いことから、表示面21cが伏せられたとみなされる。このため、切替部102は、動作モードを使用モードから不使用モードに切り替える(S905)。
図9(b)に示す設定判断処理では、判断部101は、近接信号を受けていなければ、近接信号なしと判断する(S1001:YES)。これにより、表示面21cに机が近接していないことから、携帯電話機が机から離れたと考えられる。このため、次に、判断部101が、加速度センサ310から重力加速度を得て、重力加速度が第1閾値以上と判断すれば(S1002:YES)、表示面21cが上を向いているとみなされる。よって、切替部102は、動作モードを不使用モードから使用モードに切り替える(S1003)
一方、判断部101により、近接信号があると判断される場合(S1001:NO)、あるいは、重力加速度が第1閾値より小さいと判断される場合(S1002:NO)
切替部102が動作モードを不使用モードに維持した状態で、処理が終了する(S1004)。
以上、上記実施例によれば、表示面21cの向き、表示面21cに対する被近接物の近接の有無、および表示面21cの周囲の照度に基づくことにより、より精度よく表示面21cが伏せられた状態を検出することができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
第1実施形態では、加速度センサ310からの信号を検出するとともに時間を計測することにより表示面21cが下向きである状態が一定時間維持された場合に、携帯端末装置が伏された状態で置かれたことを検出したが、これに限定されない。たとえば、加速度センサ310および照度センサ25を用いて、表示面21cが下向きであり、表示面21cの周囲の照度が所定の閾値以下であれば、携帯端末装置が伏された状態で置かれたと判断することもできる。また、加速度センサ310および近接センサ26を用いて、表示面21cが下を向いた状態で、表示面21cの周囲の照度が所定の閾値以下であると、携帯端末装置が伏された状態で置かれたと判断することもできる。
第2実施形態では、図6(a)のステップS503で、正面照度が第4閾値以下であるかを判断するようにしたが、これに替えて、正面照度と背面照度との照度差が第3閾値以上である状態が一定時間以上継続したことを判断するようにしてもよい。また、近接センサ26により表示面21c側に被近接部が近接したことが検出されたか否かを判断するようにしてもよい。
また、第1および第4実施形態では、表示面21cの方向を検出するため、Z軸方向に生じる重力加速度を検出する加速度センサ310を用いたが、これに限定されず、携帯電話機の傾斜などを検出できるものであればよい。たとえば、3軸加速度センサやジャイロ計器などを用いることもできる。
さらに、第1および第4実施形態では、加速度センサ310により表示面21cが上を向いているか下を向いているかを判断した。これに対して、加速度センサ310などにより表示面21cの傾きを求め、表示面21cの傾きから表示面21cの回転を判断することもできる。この場合、表示面21cの回転を検知した後、回転後の照度が回転前の照度より小さく、かつ表示面21cに対する近接物があると、表示面21cが伏せられたと判断する。
また、第2実施形態では、背面照度の検出に、第1キャビネット1の背面側の照度センサ25を用いた。これに対して、背面照度の検出に、背面にレンズが配されたカメラモジュール11を用いることもできる。この場合、カメラモジュール11により撮影された画像の明るさが測定され、この明るさに基づき背面側の照度が求められる。
さらに、第3および第4実施形態では、近接センサ26により表示面21cに対する被近接物の近接を非接触で検出した。これに対して、図10(a)に示す機械式(接触式)の
近接センサ27(以下、機械式センサという。)を用いて、表示面21cの近傍に存在する物を検出することもできる。機械式センサ27の突起部27aが第2キャビネット2の表面から突出しており、この突起部27aが机などに触れると、機械式センサ27から検出信号が出力される。また、この場合、機械式センサ27の突起部27aが第2キャビネット2の表面から突出しているため、携帯電話機がかばんの中に入っている状態や通話などによりユーザが携帯電話機を持っている状態において、突起部27aが誤って押されてしまう恐れがある。このような誤操作を防止するために、図10(b)に示すように、第2キャビネット2の表面から窪む溝28を設け、溝28の底に突起部27aが位置するよう機械式センサ27を配置することもできる。溝28にペンが入る大きさに設定することにより、表示面21cを下にした状態で、机の上にあるペンに溝28を合わせて、携帯電話機を机に載せると、機械式センサ27の突起部27aがペンに押される。これにより、誤操作なく、表示面21cが机に伏せられたことを検出できる。
また、上記実施形態では、表示面21cが上を向いていると判断された場合に、不使用モードが解除されたが、これに限定されない。たとえば、現在時刻が所定時刻に達した場合、および不使用モードに設定されてからの時間が所定時刻を経過した場合に不使用モードを解除することができる。また、電話のかけ手からの呼出信号を受信したときに、呼出時間が所定時間を経過した場合、あるいは呼出回数が所定回数を超えた場合に不使用モードを解除することができる。これにより、緊急時などには電話のかけ手から不使用モードを解除することができる。さらに、呼出信号に応答する連絡先の電話番号を予め登録しておき、その所定の連絡先から呼出信号を受信すると、不使用モードを解除することもできる。さらに、メール受信後に、電話のかけ手からの呼出信号を受信した場合に、メールの送信元の電話番号と電話のかけ手の電話番号とが一致したら、不使用モードを解除することができる。
さらに、上記第1ないし第4実施形態では、第1モードが、着信音やアラーム音を鳴らす動作モードとされ、第2モード(不使用モード)が、着信音やアラーム音を鳴らさず、また、ディスプレイ21を消灯する動作モードとされている。しかしこれに限らず、要は、第1モードと第2モードとは互いに異なる設定がなされた動作モードであればよい。
さらに、不使用モードが、電波の送受信を停止する動作を含む場合には、Bluetooth(登録商標)などの無線通信が使用されている途中で、携帯電話機が机などの上に伏せられても、電波が切断されないように、不使用モードに切り替えないようにすることもできる。
さらに、上記実施の形態では、いわゆるスライド式の携帯電話機に本発明が適用されている。しかしながら、これに限らず、いわゆる折りたたみ式、ストレート型等、いかなるタイプの携帯電話機に本発明が適用されてもよい。
なお、上記実施の形態のように、スライド式の携帯電話機では、通常、片側の面のみに表示面21cが配される。そして、その表示面21cが配された面が、通常、携帯電話機の正面となる。ストレートタイプの携帯電話機では、スライド式の携帯電話機と同様、通常、片面のみに表示面が配され、その表示面が配された面が、携帯電話機の正面となる。
一方、折りたたみ式の携帯電話機では、折りたたまれると隠れる面にメイン表示面が配され、その反対の面にサブ表示面が配される。よって、折りたたみ式の携帯電話機では、開かれた状態にある場合には、メイン表示面が主として利用されるため、メイン表示面が配された面が正面となる。また、折りたたまれた状態にある場合には、サブ表示面が主として利用されるため、サブ表示面が配された面が正面となる。即ち、折りたたみ式携帯電話機の場合には、たとえば、携帯電話機が開かれた状態で、メイン表示面が下を向く状態が一定時間継続すると、動作モードを第1モードから第2モードへ切り替えるような構成
とすることができる。あるいは、携帯電話機が折りたたまれた状態で、サブ表示面が下を向く状態が一定時間継続する、動作モードを第1モードから第2モードへ切り替えるような構成とすることができる。
また、上記実施形態において、携帯電話機の電源を切るなどの特定の処理が実行されると、動作モードがリセットされるようにすることもできる。たとえば、不使用モードに設定されている場合、動作モードのリセットにより、不使用モードが解除されて使用モードに設定される。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。たとえば、上記実施形態の一部または全部を組み合わせることができる。
13 背面照度センサ
21c 表示面
23 スピーカ
24 正面照度センサ
25 照度センサ
26 近接センサ
27 機械式センサ
101 判断部
102 切替部
310 加速度センサ

Claims (10)

  1. 携帯端末装置において、
    当該携帯端末装置が、当該携帯端末装置の正面が下を向く姿勢で置かれたことを検出する検出部と、
    動作モードを、着信音を鳴らす第1モードと着信音を鳴らさない第2モードとの間で切り替える切替部と、を備え、
    前記切替部は、前記検出部により当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出されると、動作モードを、前記第1モードから前記第2モードへ切り替え
    電話または電子メールの着信があったときに、前記動作モードが前記第1モードに設定されていると、前記着信の当初から着信音を鳴らし、前記動作モードが前記第2モードに設定されていると、前記着信の当初から着信音を鳴らさない、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    当該携帯端末装置の正面には表示面が配置され、
    電話または電子メールの着信があったときに、前記動作モードが前記第2モードに設定されていると、前記表示面の照明を点灯する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記方向検出部の出力に基づいて、前記正面が下を向く状態が一定時間維持されたか否かを判断する判断部と、を含み、
    前記判断部により前記正面が下を向く状態が一定時間維持されたと判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記正面に照射される光の照度を検出する照度検出部と、前記方向検出部の出力に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断するとともに、前記照度検出部により検出された照度が予め定めた閾値以下であるか否かを判断する判断部と、を含み、
    前記判断部により前記正面が下を向き、且つ、前記照度が前記閾値以下であると判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項4に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部をさらに備え、
    前記判断部により、前記正面が下を向き、且つ、前記照度が前記閾値以下であると判断され、さらに、前記近接検出部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、当該携帯端末装置の向きを検出するための方向検出部と、前記方向検出部からの出力に基づいて前記正面が下を向いているか否かを判断する判断部と、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部と、を含み、
    前記判断部により、前記正面が下を向いていると判断され、且つ、前記近接検出部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項3ないし6の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記方向検出部は、前記正面の法線方向に働く重力加速度を検出する加速度検出部を含み、
    前記判断部は、前記重力加速度に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項3ないし6の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記方向検出部は、前記正面に照射される光の照度を検出する第1の照度検出部と、当該携帯端末装置の背面に照射される光の照度を検出する第2の照度検出部とを含み、
    前記判断部は、前記第1の照度検出部により検出された照度と前記第2の照度検出部により検出された照度に基づいて、前記正面が下を向いているか否かを判断する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記検出部は、前記正面への被検出物の近接を検出する近接検出部と、前記正面に照射される光の照度を検出する照度検出部と、前記照度が予め定めた閾値以下であるか否かを判断する判断部と、を含み、
    前記近接検出部により前記正面へ前記被検出物が近接したことが検出され、且つ、前記判断部により前記照度が前記閾値以下であると判断されると、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出される、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項1ないし9の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記第2モードは、無線通信のための電波の送受信を停止する動作を含み、
    前記切替部は、無線通信が使用されている途中で、当該携帯端末装置が前記姿勢で置かれたことが検出されても、電波が切断されないように、前記動作モードを前記第2モードに切り替えない、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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