JP4481205B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に、防犯ブザー機能を備えた携帯電話機に関する。
近年、人々の間で身近な防犯ツールへの関心が高まってきている。防犯ツールは、暴漢に襲われるかもしれないと不安を抱き、何かしらの自衛策を持つことで安心感を得たいと願う人にとっては日常生活に欠かせない製品であり、そのような防犯ツールのひとつに、防犯ブザー機能付き携帯電話機があり、音を鳴らすことで周囲に危機的状況を知らせ、これにより、周囲の人に救助を求めることができる(特許文献1参照)。
特開2000−184021号公報
ところで、この防犯ブザー機能は、緊急時において使用されるものであるため、機能の発動に煩雑な操作が必要になるのでは使い物にならない。例えば、メニュー画面を開いて深い階層まで辿り着いてから機能を実行できるというのでは、操作の手順が多いため、機能の発動に時間がかかりすぎて肝心要の時に使用が間に合わないことになりかねない。そのため、機能発動のための操作は簡単にすることが望ましく、例えばヒモを引っ張ってスイッチを入れたり、あるいは所定のボタンを数回押すといったような、極めて簡単な操作で防犯ブザー機能を発動できるようにする必要がある。
また、防犯ブザー機能は、音を出すことで周囲に身の危険を伝えるものであるから、周囲に聞こえないような音でブザーを鳴らしても防犯ブザーとしての機能は発揮していないに等しい。そのため、防犯ブザーは、通常、100デシベル以上の大音量で音を鳴らすこととしており、大音量で鳴らすことで、例え雑踏の中であったとしても、存分に、周囲にブザー音を鳴り響かせることができる。
しかし、簡単な操作で大音量のブザー音を鳴らす必要があるために、場合によっては防犯ブザー機能によって携帯電話機のユーザに害を及ぼすことがある。例えば、通話中のようにユーザが耳元の近くで携帯電話機を使用している状況において、ユーザが操作を誤って防犯ブザー機能を実行してしまうと、ユーザの意図しないうちに耳の直近で突然大音量のブザー音が鳴り響くため、ブザー音によって耳を傷め、難聴事故を起こす恐れがある。防犯ブザー機能は、ユーザの身を守るための機能であるはずなのに、その機能によってユーザに害を及ぼす状況など、到底受け入れられるものではなく、事故などを防止するためにも何らかの対策が必要である。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって、より安全に使用できる防犯ブザー機能を備えた携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯電話機は、防犯目的で音を鳴らす防犯ブザー機能を備える携帯電話機であって、自機とユーザとの距離が所定距離内にあるときに信号を出力する距離センサと、前記距離センサによって信号が出力されたか否かに基づいて音量を決定する決定手段と、前記決定された音量で前記防犯ブザー機能を実行するよう制御する制御手段とを備える。
これにより、距離センサの出力値に基づいて防犯ブザー機能実行時の音量を決定することができるから、ユーザとの距離に応じて機能実行時の音量を調節することができる。その結果、例えば通話中に誤って機能を実行した場合のように、携帯電話機が耳元に密着していて大音量で防犯ブザー機能を実行することが望ましくない状況では音量を小さくし、一方、耳元から携帯電話機が離れている状況では音量を大きくすることで、不意に耳元で大音量のブザー音を鳴らさないようにすることができ、ユーザは、従来より安全に防犯ブザー機能付き携帯電話機を使用することができる。
また、前記距離センサとは、所定距離内にある熱源から発せられる赤外線を検出したか否かに応じて信号を出力する赤外線センサであり、前記携帯電話機は、さらに、所定照度以上の光を検出したか否かに応じて信号を出力するフォトセンサを備え、前記決定手段は、前記赤外線センサが赤外線を検出し、かつ、前記フォトセンサが所定照度以上の光を検出しないときに、前記音量を下げるよう前記決定を行うこととしてもよい。
これにより、例えば赤外線センサのみを用いる場合であると、センサの検出範囲外にユーザがいたときに、ユーザとの距離測定に失敗する可能性があるのに対して、センサを複数用いることで、赤外線センサによってユーザとの距離を測りつつ、フォトセンサが光を検出していないときは携帯電話機がユーザに密着しておりフォトセンサが光を検出しているときは携帯電話機がユーザに密着しておらず周囲の光を検出していると判断することで、センサ一つを用いる場合に比べて携帯電話機がユーザの近くに存在しているか否かを判定する精度をより向上させることができる。
また、前記距離センサとは、所定距離内にある熱源から発せられる赤外線を検出したか否かに応じて信号を出力する赤外線センサであり、前記携帯電話機は、さらに、ユーザが自機に接触したか否かに応じて信号を出力するタッチセンサを備え、前記決定手段は、前記赤外線センサが赤外線を検出し、かつ、前記タッチセンサが自機への接触を検知したときに、前記音量を下げるよう前記決定を行うこととしてもよく、前記携帯電話機は、さらに、所定照度以上の光を検出したか否かに応じて信号を出力するフォトセンサを備え、前記決定手段は、前記赤外線センサが赤外線を検出し、前記タッチセンサが自機への接触を検知し、前記フォトセンサが所定照度以上の光を検出しないときに、前記音量を下げるよう前記決定を行うこととしてもよい。
これにより、例えば通話時などの、携帯電話機がユーザに密着している可能性が高い状況においてユーザが携帯電話機に触れる箇所にタッチセンサを配置することで、センサ一つを用いる場合に比べて携帯電話機がユーザの近くに存在しているか否かを判定する精度をより向上させることができる。
また、前記携帯電話機は、自機が通話中であるか否かを判断する判断手段を備え、前記制御手段は、前記判断手段によって通話中であると判断されたときに限り前記制御を実行し、通話中でないと判断されたときは、前記決定された音量にかかわらず所定音量で前記防犯ブザー機能を実行することとしてもよい。
これにより、通話時以外のように、携帯電話機がユーザの耳元に密着していない可能性が高い状況では大きい音量で防犯ブザー機能を実行し、通話中のように、音量を小さくする必要性が高い状況では距離センサの出力に応じて音量を調節することができ、通話しておらず携帯電話機が耳元から離れている可能性が高い状況にもかかわらず機能実行時の音量が大きくならない事態を回避することができる。
なお、通話時であっても、通話を行うために携帯電話機を耳に近づけたときは音量を小さく、耳元から離せば音量を上げることができるから、例えば暴漢に襲われて逃げながら状況を他者に通話によって知らせたい状況などにおいて、耳を傷めることなくブザー音を周囲に知らせることができ、より安全に防犯ブザー機能を実行することができる。
また、前記赤外線センサは、通話時に通話相手の音声を出力するスピーカの音声出力方向に対して垂直となる面であって、前記スピーカが音声を出力している側の面へ入射する赤外線を検出するよう配置されていることとしてもよい。
これにより、通常、通話時においては通話音声を出力するスピーカの音声出力方向にユーザの耳があるので、距離センサによってユーザの耳との距離をより正確に測定することができる。
また、前記フォトセンサは、通話時に通話相手の音声を出力するスピーカの音声出力方向に対して垂直となる面にあり、前記スピーカとユーザの音声入力を受け付けるマイクとの中間点より3cm以内の位置に配置されていることとしてもよい。
これにより、ユーザが携帯電話機を使用して通話の姿勢をとったときにフォトセンサがユーザの肌に密着して周囲の光を検出しないように配置することができ、携帯電話機とユーザの耳との距離が近いか否かをより効果的に判定してブザーの音量を調節することができる。
また、前記タッチセンサは、自機の筺体の側面部に配置されていることとしてもよい。
これにより、ユーザが携帯電話機を使用して通話の姿勢をとったときにユーザが携帯電話機に触れる可能性の高い位置にタッチセンサを配置することができ、携帯電話機とユーザの耳との距離が近いか否かをより効果的に判定してブザーの音量を調節することができる。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態にかかる携帯電話機について図面を用いて説明する。
<構成>
図1は、本実施の形態1における携帯電話機の機能ブロック図である。
同図に示すように、携帯電話機1000は、アンテナ101と、送受信部102と、操作部103と、表示部104と、音声入力部105と、音声出力部106と、センサ部107と、音量調節部108と、ブザー出力部109と、制御部110を備える。
アンテナ101は、機体から出し入れ自在なロッドアンテナであり、通信電波の送受信を行う。
送受信部102は、無線信号を送受信する無線回路であり、制御部110から出力される通信データを変調し、アンテナ101を介して送信する。また、アンテナ101を介して受信した通信データを復調し、制御部110へ出力する。ここで、通信データとは、通話のための音声データなどのことをいう。
操作部103は、通話開始キー、通話終了キー、テンキー等からなり、ユーザによるキー入力を受け付けて制御部110へ信号を送信する。また、防犯ブザー機能を実行させるスイッチやキーを備え、ユーザによる防犯ブザー機能の実行操作を受け付ける。
表示部104は、液晶パネルであり、制御部110から信号を受け付けて、文字、画像、現在時刻などの表示を行う。
音声入力部105は、マイクであり、ユーザによる音声入力を音声信号に変換して制御部110へ出力する。
音声出力部106は、スピーカであり、制御部110から音声信号を受け付けて、通話音声などを出力する。
センサ部107は、赤外線センサ121とフォトセンサ122を含み、センサを用いて赤外線などを検出し、所定の信号を制御部110へ送信する。
赤外線センサ121は、例えば焦電型赤外線センサであり、8〜14μmの波長の赤外線を検出する。フレネルレンズによって赤外線を検出可能な視野角を調節し、赤外線を検出すると、信号を制御部110へ送信する。
フォトセンサ122は、光を検出すると、明るさに比例したリニア出力を行い、出力値が所定値を超えたとき、すなわち所定照度以上の明るさの光を検出すると、信号を制御部110へ送信する。
音量調節部108は、音量を調節する集積回路であり、制御部110からの制御信号に従って、防犯ブザー機能実行時におけるブザーの音量を調節する。
ブザー出力部109は、スピーカであり、所定の周波数の音を出力することができ、音量調節部108で調節された音量に従って、所定周波数のブザー音を鳴動させる。ブザー音は、例えば最大で130デシベル程度の音量で鳴らすことができる。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備え、操作部103を介してユーザによる防犯ブザー機能の実行操作を受け付けて、センサ部107から出力された信号に基づいてブザーの音量を決定する処理や、決定した音量でブザー音を鳴らすよう音量調節部108やブザー出力部109を制御する処理や、通話時における通信処理の制御などを行う。
<センサの位置と性能>
次に、赤外線センサ121およびフォトセンサ122が配置されている位置およびセンサの性能について説明する。
図2は、センサの位置を示す図であり、同図(a)は携帯電話機の正面図を、同図(b)は側面図を示す。同図に示すように、赤外線センサ121およびフォトセンサ122は、携帯電話機の所定位置に配置されている。
赤外線センサ121は、例えば受光電極の形状が1.3mm×1.0mmのものを用い、同図(a)に示すように、音声出力部106が配置されている携帯電話機筺体の同一面上で、音声出力部106から所定距離内に配置されている。例えば、音声出力部106から1cm以内の位置に配置されている。
また、赤外線の検出範囲は、フレネルレンズを調整して、例えば距離15cm、検知角度水平70度垂直70度と設定している。
フォトセンサ122は、例えば受光部の大きさが2.0mm×2.1mmのものを用い、同図(a)に示すように、音声出力部106と同一面上に配置されている。同図では、音声出力部106と同一面上で、さらに、音声出力部106と音声入力部105との中間の位置から所定距離内に位置するように配置されている。例えば、中間の位置から3cm以内の位置に配置されている。
また、フォトセンサ122は、所定照度以上の明るさを検出すると制御部110へ信号を送信するが、ここで、所定照度以上とは、例えば50ルクス以上と設定している。
<動作>
以下、上述した構成を備える携帯電話機1000の動作について説明する。
制御部110は、ユーザによって防犯ブザー機能が実行されると、センサ部107から逐次出力される信号に基づいてブザーの音量を決定し、決定された音量に従って、防犯ブザー機能実行時にブザー音を高くしたり低くしたりする。ブザー音は、例えば音量が大きいときは130デシベルで、音量が小さいときは40デシベルで鳴らすようにする。なお、防犯ブザー機能の実行は、操作部103を介して行われ、例えば所定のキーを所定時間内に複数回押下する操作などによって行う。
図3は、防犯ブザー機能実行時に制御部110がブザー音の音量を調節する処理を示すフローチャートである。
制御部110は、操作部103を介してユーザによって防犯ブザー機能が実行されると、ユーザが通話中か否かを判断する(S31)。通話中か否かは、制御部110が発信処理を行っているか通話処理を行っているか等で判断できる。
ユーザが通話中でなければ(S31:N)ブザーの音量を大きくして防犯ブザー機能を実行し(S34)、ユーザが通話中であれば(S31:Y)、センサ部107から受け付けた信号に基づいて、ブザー音の音量を大きくするか否かを判断し、音量を大きくするか否かを示す音量フラグを有効にするか否か決定する音量調節処理を行う(S32)。
なお、音量フラグは、例えば1ビットの値で保持し、音量を大きくするときは音量フラグを有効にして、音量フラグを「1」、音量を小さくするときは音量フラグを無効にして音量フラグを「0」としてRAMに格納する。
制御部110は、ステップS32において音量フラグを決定すると、音量フラグが有効であるか否かを判断する(S33)。音量フラグが有効であれば(S33:Y)、ブザーの音量を大きくして防犯ブザー機能を実行し(S34)、音量フラグが無効であれば(S33:N)、ブザーの音量を小さくして防犯ブザー機能を実行する(S35)。
そして、ユーザの操作によって防犯ブザー機能がオフにされるまでの間(S36:N)、ブザー音を鳴らしつつ、センサの出力に応じてブザーの音量を調節する(S32、S34、S35)。
防犯ブザー機能がオフにされると(S36:Y)、制御部110は、ブザー音の音量を調節する処理を終了する。
<音量調節処理>
ここで、ステップS32の音量調節処理について詳しく説明する。
図4は、制御部110が、センサからの信号に基づいてブザーの音量を判断する処理を示すフローチャートである。
制御部110は、赤外線センサから信号が送られているか否か判断し(S41)、送られていなければ(S41:N)、音量フラグを有効にする(S43)。赤外線センサから信号が送られていれば(S41:Y)、フォトセンサから信号が送られているか否かを判断する(S42)。フォトセンサから信号が送られていれば(S42:Y)、音量フラグを有効にし(S43)、信号が送られていなければ(S42:N)、音量フラグを無効にする(S44)。
このようにして、制御部110は、センサから送られる信号に基づいて、防犯ブザー機能実行時に、ブザーの音量を大きくしたり小さくしたりする。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2にかかる携帯電話機について、実施の形態1との相違点に主眼を置きつつ説明する。
<構成>
図5は、実施の形態2における携帯電話機の機能ブロック図である。実施の形態1との相違点は、センサ部107の構成が、赤外線センサ121とタッチセンサ123となったことであり、他の構成については実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
センサ部107に含まれるタッチセンサ123は、例えばタッチパッドや感圧式センサであり、センサへの接触を検知して信号を制御部110へ送信する。
<センサの位置と性能>
次に、タッチセンサ123が配置されている位置およびセンサの性能について説明する。
図2に示すように、タッチセンサ123は、音声出力部106がある面を携帯電話機の筺体の正面としたときの、筺体側面に配置されている。同図では、音声入力部105のある筺体の側面部に配置している。
タッチセンサ123は、例えば、ユーザがセンサ表面のフィルムに触れたときに、フィルムへの0.2mmの圧着を検出する感圧センサであり、接触を検知すると、信号を制御部110へ送信する。
<動作>
以下、上述した構成を備える携帯電話機1100の動作について説明する。
制御部110は、実施の形態1で説明したように、図3に示すフローチャートに従ってブザー音の音量を調節するが、ステップS32の音量調節処理以外の他の処理は、実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
<音量調節処理>
実施の形態2におけるステップS32の音量調節処理について説明する。
図6は、制御部110が、センサからの信号に基づいてブザーの音量を判断する処理を示すフローチャートである。
制御部110は、赤外線センサから信号が送られているか否か判断し(S61)、送られていなければ(S61:N)、音量フラグを有効にする(S63)。赤外線センサから信号が送られていれば(S61:Y)、タッチセンサから信号が送られているか否かを判断する(S62)。タッチセンサから信号が送られていなければ(S62:N)、音量フラグを有効にし(S63)、信号が送られていれば(S62:Y)、音量フラグを無効にする(S64)。
<補足>
以上のように発明の実施形態について説明してきたが、本発明に係る携帯電話機は上述の実施形態に限られないことは勿論である。
(1)上記の実施形態では、携帯電話機に搭載するセンサの組み合わせは赤外線センサとフォトセンサ、または赤外線センサとタッチセンサとして説明してきたが、これに限られず、赤外線センサ、フォトセンサ、タッチセンサの3つを用いてもよく、任意の組み合わせであってよい。
ここで、3つのセンサを用いる場合は、例えば赤外線センサが赤外線を検出して信号を制御部110へ送信し、フォトセンサが所定照度以上の光を検出せず制御部110へ信号が送られず、かつ、タッチセンサが接触を検知して制御部110へ信号を送信しているときにかぎり、音量フラグを無効にすることで、センサから送られる信号に応じてブザーの音量を調節することができる。
(2)上記の実施形態では、各センサの位置は図2に示す位置としたが、ユーザが携帯電話機に近接していることを効果的に検出できる場所であれば、上記の形態の位置に限らない。
(3)上記の実施形態では、通話時に限り、ブザーの音量を小さくすることとしているが(S31)、上述の条件は必ずしも必須ではなく、通話時でなくてもセンサの出力信号に応じてブザーの音量を調節することとしてもよい。
(4)上記の実施形態では、ブザー出力部109からブザー音が鳴らされることとしているが、この他に、音声出力部106のスピーカからブザー音を鳴らすこととしてもよい。また、ブザー出力部109のスピーカは、音声出力部106のスピーカと共用であってもよい。
(5)上記の実施形態では、音量を調節して、調節された音量でブザー音を鳴らすこととしているが、音量を小さくしたり大きくしたりする過程においては、瞬時に音量を切り替えてもよいし、所定時間内に徐々に音量を切り替えることとしてもよい。
また、音量フラグが有効か無効かの2段階で音量を調節することとしているが、音量フラグは何段階であってもよく、段階に応じて音量を調節することとしてもよい。例えば、40デシベル、60デシベル、80デシベル、130デシベルの4段階で音を鳴らすこととしてもよく、ステップS33において音量フラグが有効または無効と判断されるたびに段階を変更することとしてもよい。
また、音量フラグが無効から有効になったときは、まず音声出力部106にユーザの耳を痛めない程度の、例えば40デシベル程度の音量でブザー音を鳴らし、ユーザにブザー音が鳴ることへの注意を喚起させ、その後、ブザー音を所定音量で鳴らすこととしてもよい。
本発明は、防犯機能を備える携帯電話機において適用できる。
実施の形態1における携帯電話機の機能ブロック図である。 センサの位置を示す図である。 防犯ブザー機能実行時に制御部110がブザー音の音量を調節する処理を示すフローチャートである。 制御部110が、センサからの信号に基づいてブザーの音量を判断する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における携帯電話機の機能ブロック図である。 実施の形態2における携帯電話機の制御部110がセンサからの信号に基づいてブザーの音量を判断する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101 アンテナ
102 送受信部
103 操作部
104 表示部
105 音声入力部
106 音声出力部
107 センサ部
108 音量調節部
109 ブザー出力部
110 制御部
121 赤外線センサ
122 フォトセンサ
123 タッチセンサ

Claims (7)

  1. 防犯目的で音を鳴らす防犯ブザー機能を備える携帯電話機であって、
    防犯ブザー機能の実行指示を取得する取得手段と、
    自機が通話中であるか否かを判断する判断手段と、
    自機とユーザとの距離が所定距離内にあるときに信号を出力する距離センサと、
    前記距離センサによって信号が出力された場合には、前記防犯ブザーの出力音量として所定のブザー音量を用いることを決定し、前記信号が出力されなかった場合には、前記出力音量として所定のブザー音量よりも小さい音量を用いることを決定する決定手段と、
    前記取得手段により前記実行指示が取得された場合に、前記判断手段によって通話中でないと判断されたときは、前記決定手段により決定された音量にかかわらず前記所定のブザー音量を用いて前記防犯ブザー機能を実行し、前記判断手段により通話中であると判断されたときは、前記決定手段により決定された音量を用いて前記防犯ブザー機能を実行するよう制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記距離センサとは、
    所定距離内にある熱源から発せられる赤外線を検出したか否かに応じて信号を出力する赤外線センサであり、
    前記携帯電話機は、さらに、
    所定照度以上の光を検出したか否かに応じて信号を出力するフォトセンサを備え、
    前記決定手段は、
    前記赤外線センサが赤外線を検出し、かつ、前記フォトセンサが所定照度以上の光を検出しないときに、前記出力音量として前記小さい音量を用いることを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記距離センサとは、
    所定距離内にある熱源から発せられる赤外線を検出したか否かに応じて信号を出力する赤外線センサであり、
    前記携帯電話機は、さらに、
    ユーザが自機に接触したか否かに応じて信号を出力するタッチセンサを備え、
    前記決定手段は、
    前記赤外線センサが赤外線を検出し、かつ、前記タッチセンサが自機への接触を検知したときに、前記出力音量として前記小さい音量を用いることを決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。
  4. 前記携帯電話機は、さらに、所定照度以上の光を検出したか否かに応じて信号を出力するフォトセンサを備え、
    前記決定手段は、
    前記赤外線センサが赤外線を検出し、前記タッチセンサが自機への接触を検知し、前記フォトセンサが所定照度以上の光を検出しないときに、前記出力音量として前記小さい音量を用いることを決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。
  5. 前記赤外線センサは、通話時に通話相手の音声を出力するスピーカの音声出力方向に対して垂直となる面であって、前記スピーカが音声を出力している側の面へ入射する赤外線を検出するよう配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  6. 前記フォトセンサは、通話時に通話相手の音声を出力するスピーカの音声出力方向に対して垂直となる面にあり、前記スピーカとユーザの音声入力を受け付けるマイクとの中間点より3cm以内の位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項2または4のうちいずれか1項記載の携帯電話機。
  7. 前記タッチセンサは、自機の筺体の側面部に配置されている
    ことを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
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