JP6274234B2 - 拡声装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置およびその制御方法に関するものである。
災害時などの避難の誘導、警備のための案内や誘導、業務の指示などに関するメッセージを多数の人物に同時に報知するため、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置が使用されている。
このような拡声装置では、周辺の人物の状況に応じて音量を調整する必要があり、この音量調整操作の煩わしさを解消するため、拡声装置の前方をカメラで撮影して、そのカメラの画像を解析して拡声装置の前方に存在する人物を検知することで、拡声装置の前方における人物の状況に応じて音量を調整するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−318317号公報
さて、拡声装置は、必要なメッセージが適切なタイミングで周辺の人物に報知されるように、周辺の人物の状況に応じて、一時的に使用をやめたり使用を再開したりする使い方がなされる。このような場合、省電力を図るため、一時的に使用をやめる際に、その都度、電源スイッチを操作することは煩わしく、電源スイッチを操作しなくても、省電力モードに移行するようにすると、ユーザの利便性を高めることができる。
しかしながら、前記従来の技術では、このような省電力に関する配慮はなんらなされておらず、省電力を図るとともにユーザの利便性を高めることができる技術が望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、省電力を図るとともにユーザの利便性を高めることができるように構成された拡声装置およびその制御方法を提供することにある。
本発明の拡声装置は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置であって、ユーザが発話した音声を収音するマイクと、音声を増幅するアンプと、音声を出力するスピーカと、前記スピーカから出力された音声が放出されるホーン部と、当該拡声装置の姿勢を検出する姿勢センサと、前記ホーン部の前方の障害物を検出する近接センサと、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行する制御部と、を備えた構成とする。
また、本発明の拡声装置の制御方法は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置の制御方法であって、当該拡声装置の姿勢を姿勢センサで検出するとともに、音声が放出されるホーン部の前方の障害物を近接センサで検出し、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行する構成とする。
本発明によれば、ユーザが拡声装置を所定の状態にすることで、省電力モードに移行するため、省電力を図るとともにユーザの利便性を高めることができる。
第1実施形態に係る拡声装置1の側面図 拡声装置1の概略構成を示すブロック図 記憶部35に記憶される原文および翻訳文の一例を示す説明図 拡声装置1で行われる基本的な動作の手順を示すフロー図 動作モード設定部44で行われる処理の手順を示すフロー図 拡声装置1の各種の状態を示す説明図 第2実施形態に係るメガホンシステムの全体構成図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置であって、ユーザが発話した音声を収音するマイクと、音声を増幅するアンプと、音声を出力するスピーカと、前記スピーカから出力された音声が放出されるホーン部と、当該拡声装置の姿勢を検出する姿勢センサと、前記ホーン部の前方の障害物を検出する近接センサと、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行する制御部と、を備えた構成とする。
これによると、ホーン部を下向きにして拡声装置を床や台の上に載置するだけで、第1の省電力モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。そして、第1の省電力モードでは、電源を切断するため、大幅な省電力を図ることができる。
また、第2の発明は、所定の情報を表示する表示部を備え、前記制御部は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、前記表示部への給電を停止する第2の省電力モードに移行する構成とする。
これによると、ホーン部を下向きにするだけで、第2の省電力モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。そして、第2の省電力モードでは、表示部への給電を停止するため、省電力を図ることができ、さらに、通常モードへの復帰時間を短縮することができるため、素早く使用を開始することができる。
また、第3の発明は、前記制御部は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態でないと判定された場合に、前記スピーカから出力される音声の音量を所定の上限値を超えないように制限する安全モードに移行する構成とする。
これによると、ホーン部の前方に人物が存在する場合に、音量を制限する安全モードに移行するため、ホーン部の前方にいる人物に大音響で不快感を与えることを避けることができる。
また、第4の発明は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置であって、ユーザが発話した音声を収音するマイクと、音声を増幅するアンプと、音声を出力するスピーカと、前記スピーカから出力された音声が放出されるホーン部と、当該拡声装置の姿勢を検出する姿勢センサと、前記ホーン部の前方の障害物を検出する第1の近接センサと、当該拡声装置の筐体の上面側の障害物を検出する第2の近接センサと、制御部とを備え、前記制御部は、前記マイクで収音した原音声を録音して、その原音声を所定の言語の音声に変換する音声翻訳を行って翻訳音声を生成し、前記姿勢センサおよび前記第1の近接センサおよび前記第2の近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記筐体の上面側に障害物があると判定された場合に、前記原音声および前記翻訳音声の少なくともいずれかを連続して再生する連続再生モードに移行する構成とする。
これによると、天地を逆にして拡声装置を床や台の上に載置するだけで、連続再生モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、第5の発明は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置の制御方法であって、当該拡声装置の姿勢を姿勢センサで検出するとともに、音声が放出されるホーン部の前方の障害物を近接センサで検出し、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、ホーン部を下向きにして拡声装置を床や台の上に載置するだけで、第1の省電力モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、第6の発明は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、所定の情報を表示する表示部への給電を停止する第2の省電力モードに移行する構成とする。
これによると、第2の発明と同様に、ホーン部を下向きにするだけで、第2の省電力モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、第7の発明は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態でないと判定された場合に、出力される音声の音量を所定の上限値を超えないように制限する安全モードに移行する構成とする。
これによると、第3の発明と同様に、ホーン部の前方に人物が存在する場合に、音量を制限する安全モードに移行するため、ホーン部の前方にいる人物に大音響で不快感を与えることを避けることができる。
また、第8の発明は、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置の制御方法であって、前記ユーザが発話した原音声を録音し、前記原音声を所定の言語の音声に変換する音声翻訳を行って翻訳音声を生成し、当該拡声装置の姿勢を姿勢センサで検出するとともに、音声が放出されるホーン部の前方の障害物を第1の近接センサで検出し、当該拡声装置の筐体の上面側の障害物を第2の近接センサで検出し、前記姿勢センサおよび前記第1の近接センサおよび前記第2の近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記筐体の上面側に障害物があると判定された場合に、前記原音声および前記翻訳音声の少なくともいずれかを連続して再生する連続再生モードに移行する構成とする。
これによると、第4の発明と同様に、天地を逆にして拡声装置を床や台の上に載置するだけで、連続再生モードに移行させることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る拡声装置1の側面図である。
この拡声装置1では、筐体2の内部に、マイク3と、電池(図示せず)と、音声切換部5と、制御部6と、アンプ7と、スピーカ8と、表示入力パネル9と、が収容されている。また、筐体2の下部にはハンドル10が取り付けられている。筐体2におけるスピーカ8の前側には、円錐形状のホーン部21が設けられている。
マイク3は、ユーザが発話する原音声を収音するものであり、マイクカバー11で覆われている。
制御部6では、マイク3で収音した原音声を録音する処理と、録音された原音声に対して音声翻訳を行って翻訳音声を生成する処理と、その翻訳音声を再生する処理とが行われる。
音声切換部5は、メガホンモード(第1の動作モード)での音声パス(音声の経路)と、翻訳モード(第2の動作モード)での音声パスとを切り換える。アンプ7は、音声切換部5から出力される音声を増幅する。スピーカ8は、アンプ7で増幅された音声を出力する。
メガホンモードでは、マイク3で収音した原音声をそのままアンプ7で増幅してスピーカ8で出力する。翻訳モードでは、マイク3で収音した原音声を制御部6に入力して、制御部6で生成した翻訳音声をアンプ7で増幅してスピーカ8で出力する。
表示入力パネル(表示部、入力部)9は、タッチパネルと液晶ディスプレイとを組み合わせた、いわゆるタッチパネルディスプレイで構成され、画面を上向きにした状態で、筐体2の上部に形成された凸部22に収容されている。
凸部22の側面には、モード切換スイッチ12が設けられている。このモード切換スイッチ12は、メガホンモードと翻訳モードとを切り換えるものであり、モード切換スイッチ12の操作に応じて、音声切換部5においてメガホンモードでの音声パスと翻訳モードでの音声パスとが切り換えられる。
凸部22におけるモード切換スイッチ12と相反する側の側面には電源スイッチ13が設けられている。
ハンドル10の基部の後側には、録音スイッチ14と、音量調整スイッチ15とが設けられている。録音スイッチ14は、マイク3で収音した音声の録音を指示するものである。音量調整スイッチ15は、スピーカ8から出力される音声の音量を調整するものである。
ハンドル10の基部の前側には、出力スイッチ16が設けられている。この出力スイッチ16は、メガホンモードでは、アンプ7を動作させる操作を行うものとなり、出力スイッチ16を押下すると、マイク3で収音された原音声がアンプ7で増幅して出力される。一方、翻訳モードでは、出力スイッチ16は、アンプ7を動作させるとともに翻訳音声の再生を制御部6に指示する操作を行うものとなり、出力スイッチ16を押下すると、制御部6で翻訳音声が再生されて、その翻訳音声がアンプ7で増幅されて出力される。
筐体2の内部には、拡声装置1の姿勢を検出する姿勢センサ17が設けられている。また、ホーン部21の先端部には、ホーン部21の前方の障害物を検出する第1の近接センサ18が設けられている。また、凸部22には、筐体2の上面側、すなわち凸部22に配置された表示入力パネル9の前面側の障害物を検出する第2の近接センサ19が設けられている。
なお、モード切換スイッチ12はロッカースイッチであり、録音スイッチ14および出力スイッチ16は押ボタンスイッチであり、音量調整スイッチ15はロータリースイッチである。
次に、拡声装置1の概略構成について説明する。図2は、拡声装置1の概略構成を示すブロック図である。図3は、記憶部35に記憶される原文および翻訳文の一例を示す説明図である。
音声切換部5は、モード切換スイッチ12の操作に応じて、メガホンモードでの音声パスと翻訳モードでの音声パスとを切り換えるものであり、入力切換部31と、出力切換部32と、を備えている。入力切換部31では、マイク3から出力される音声を、出力切換部32側および制御部6側のいずれかに出力する。出力切換部32では、入力切換部31および制御部6のいずれかから入力される音声をアンプ7側に出力する。
音声切換部5と制御部6との間にはレベル調整部33が設けられている。このレベル調整部33では、音声切換部5の入力切換部31から出力される音声のレベルが調整される。音声切換部5とアンプ7との間には音量調整部34が設けられている。この音量調整部34では、音量調整スイッチ15の操作に応じて、音声切換部5の出力切換部32から出力される音声の音量が調整される。
制御部6は、プロセッサ(CPU)で構成される。この制御部6は、録音部41と、音声翻訳部42と、再生部43と、動作モード設定部44と、を備えている。この制御部6の各部は、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することで実現される。
録音部41では、レベル調整部33から出力される原音声を録音する処理が行われる。この録音処理では、音声信号(アナログ信号)を音声データにA/D変換して記憶部35に記憶させる処理が行われる。録音部41では、録音スイッチ14が押下されると、録音処理が開始され、録音スイッチ14がリリースされると、録音処理を終了する。
音声翻訳部42は、音声認識部45と、文字翻訳部46と、音声合成部47と、を備えている。
音声認識部45では、録音部41で録音された音声を文字に変換する処理が行われる。文字翻訳部46では、翻訳エンジンを内蔵することにより、音声認識結果としての原文を所定の言語(例えば、英語、中国語、韓国語など)に翻訳する処理が行われる。音声合成部47では、翻訳結果としての翻訳文を音声に変換する処理が行われる。
音声認識部45で生成した原文および文字翻訳部46で生成した翻訳文は、記憶部35に記憶される(図3参照)。また、音声合成部47で生成した翻訳音声も記憶部35に記憶される。
再生部43では、記憶部35に記憶された音声を再生する処理が行われる。この再生処理では、記憶部35から読み出した音声データを音声信号(アナログ信号)にD/A変換する処理が行われる。再生部43では、出力スイッチ16が押下されると、再生処理が開始され、出力スイッチ16がリリースされると、再生処理を終了する。
ここで、原音声を一度録音すれば、録音した原音声に対応する翻訳音声が記憶部35に記憶されているため、再度録音する操作を行わなくても、出力スイッチ16を押下するだけで、翻訳音声を繰返し再生させることができる。
出力スイッチ16は、アンプ7への給電を断続するスイッチとして機能し、メガホンモードにおいて出力スイッチ16が押下されると、アンプ7が通電して音声出力状態となり、マイク3から入力される原音声がアンプ7で増幅されて出力される。一方、翻訳モードにおいて出力スイッチ16が押下されると、アンプ7が通電して音声出力状態になるとともに、再生部43で翻訳音声が再生されて、再生部43から出力される翻訳音声がアンプ7で増幅されて出力される。このとき、出力スイッチ16を押下し続けることで、翻訳音声が繰返し再生される。
なお、出力スイッチ16にロック機構を設けて、ロック状態とすると、出力スイッチ16を押下しなくても音声の出力が継続され、ロックを解除すると、音声の出力が停止されるようにしてもよい。
動作モード設定部44では、モード切換スイッチ12の状態に応じて、動作モードをメガホンモードおよび翻訳モードのいずれかに設定する。
また、動作モード設定部44では、姿勢センサ17、第1の近接センサ18および第2の近接センサ19の各検知結果に基づいて、動作モードを第1の省電力モード、第2の省電力モード、連続再生モード、および安全モードのいずれかに設定する。
第1の省電力モードおよび第2の省電力モードでは、電源制御部36において、対象となる部品への給電が停止される。なお、第1の省電力モードは、電源を切断して待機状態とするものであり、大きな省電力効果を得ることができる。第2の省電力モードは、表示入力パネル9への給電を停止するものであり、省電力効果は小さいものの、通常モードへの復帰時間が短く、素早く使用を開始することができる。
連続再生モードでは、再生部43において、出力スイッチ16の状態に関係なく、記憶部35に記憶された音声(原音声および翻訳音声)が連続して繰り返し再生される。安全モードでは、音量調整部34において、音量が所定の上限値を超えないように音量が制限される。
次に、拡声装置1で行われる基本的な動作の手順について説明する。図4は、拡声装置1で行われる基本的な動作の手順を示すフロー図である。
拡声装置1では、まず、モード切換スイッチ12が翻訳モードの状態でない、すなわち、メガホンモードの状態であれば(ST101でNo)、音声切換部5が、マイク3で収音した原音声をそのまま出力する状態となり、ここで、出力スイッチ16が押下されると(ST102でYes)、アンプ7が音声出力状態となり、ユーザが発話した原音声がそのままアンプ7で増幅されてスピーカ8から出力される(ST103)。このアンプ7の音声出力状態は出力スイッチ16が戻されるまで(ST104でYes)継続する。
一方、モード切換スイッチ12が翻訳モードの状態であれば(ST101でYes)、音声切換部5が、マイク3で収音した原音声を録音部41に入力するとともに再生部43からの翻訳音声を出力する状態となり、ここで、録音スイッチ14が押下されると(ST105でYes)、録音部41が、音声切換部5から入力された原音声を録音する(ST106)。この録音部41の録音状態は録音スイッチ14が戻されるまで(ST107でYes)継続する。
そして、録音スイッチ14が戻されて(ST107でYes)、録音部41が録音を停止すると、音声翻訳部42の音声認識部45、文字翻訳部46および音声合成部47において、音声認識、翻訳および音声合成の各処理が行われる(ST108)。
そして、出力スイッチ16が押下されると(ST109でYes)、アンプ7が音声出力状態となるとともに、再生部43が翻訳音声を再生する状態となり、翻訳音声がスピーカ8から出力される(ST110)。このとき、再生部43において、各言語の翻訳音声が順に繰り返し再生される。この再生部43の再生状態およびアンプ7の音声出力状態は出力スイッチ16が戻されるまで(ST111でYes)継続する。
次に、動作モード設定部44で行われる処理について説明する。図5は、動作モード設定部44で行われる処理の手順を示すフロー図である。図6は、拡声装置1の各種の状態を示す説明図である。
図5に示すように、動作モード設定部44では、第1の近接センサ18の検出結果に基づいて、ホーン部21の前方に障害物があるか否かを判定する処理(ST201)と、姿勢センサ17の検出結果に基づいて、ホーン部21を下向きにした状態であるか否かを判定する処理(ST202,ST204)と、第2の近接センサ19の検出結果に基づいて、筐体2の上面側、すなわち凸部22に配置された表示入力パネル9の前面側に障害物があるか否かを判定する処理(ST203)とを行って、動作モード(第1の省電力モード、安全モード、連続再生モード、第2の省電力モード、通常モード)を決定する。
ここで、ホーン部21の前方に障害物があると判定され(ST201でYes)、かつ、ホーン部21を下向きにした状態であると判定された場合には(ST202でYes)、図6(A)に示すように、ホーン部21を下向きにして床や台の上に載置した状態と判断して、第1の省電力モードに移行する(ST205)。この第1の省電力モードは、電源を切断して待機状態とするものであり、大きな省電力効果を得ることができる。
また、ホーン部21の前方に障害物があると判定され(ST201でYes)、かつ、ホーン部21を下向きにした状態でないと判定された場合には(ST202でNo)、図6(B)に示すように、通常の使用状態でホーン部21の前方に人物が存在するものと判断して、安全モードに移行する(ST206)。この安全モードは、スピーカ8から出力される音声の音量を所定の上限値を超えないように制限するものであり、スピーカ8の直近にいる人物に大音響により与え得る危険(例えば耳へのダメージなど)を避けることができる。
また、ホーン部21の前方に障害物がないと判定され(ST201でNo)、かつ、筐体2の上面側に障害物があると判定された場合には(ST203でYes)、図6(C)に示すように、天地を逆にして床や台の上に載置した状態と判断して、連続再生モードに移行する(ST207)。この連続再生モードでは、原音声および翻訳音声が連続して繰り返し再生される。
また、ホーン部21の前方に障害物がないと判定され(ST201でNo)、かつ、筐体2の上面側に障害物がないと判定され(ST203でNo)、かつ、ホーン部21を下向きにした状態であると判定された場合には(ST204でYes)、図6(D)に示すように、単にホーン部21を下向きにして保持した状態とみなして、第2の省電力モードに移行する(ST208)。この第2の省電力モードは、表示入力パネル9への給電を停止するものであり、省電力効果は小さいものの、通常モードへの復帰時間が短く、素早く使用を開始することができる。
また、ホーン部21の前方に障害物がないと判定され(ST201でNo)、かつ、筐体2の上面側に障害物がないと判定され(ST203でNo)、かつ、ホーン部21を下向きにした状態でないと判定された場合には(ST204でNo)、図6(E)に示すように、ホーン部21を横向きにした通常の使用状態、または、図6(F)に示すように、ホーン部21を上向きにした状態とみなして、通常モードに移行する(ST209)。なお、図6(F)に示す状態は、近傍に人物がいるため、ユーザがホーン部21を上向きにした場合などが想定される。
したがって、図6(B)に示す状態となって安全モードに移行した後に、ホーン部21の前方にいた人物がいなくなると、通常モードに復帰する。また、図6(C)に示す状態として連続再生モードに移行した後に、ユーザがハンドル10を把持して、図6(E),(F)に示す通常の使用状態に戻すと、通常モードに復帰し、連続再生を停止することができる。また、図6(D)に示す状態として第2の省電力モードに移行した後に、図6(E),(F)に示す通常の使用状態に戻すと、通常モードに復帰し、拡声装置1の使用を再開することができる。
また、図6(A)に示す状態として第1の省電力モードに移行した後に、拡声装置1の使用を再開するには、電源スイッチ13をオン操作すればよい。なお、第1の省電力モードにおいて、制御部6、第1の近接センサ18および姿勢センサ17への給電を停止しないようにすると、図6(E),(F)に示す通常の使用状態に戻すだけで通常モードに復帰させることができる。
なお、本実施形態では、第1の省電力モードを、電源を切断して待機状態とするものとし、第2の省電力モードを、表示入力パネル9への給電を停止するものとしたが、第1の省電力モードおよび第2の省電力モードはこれに限定されるものではなく、第1の省電力モードは、給電を停止する対象を多くして、大きな省電力効果を得るものであればよく、第2の省電力モードは、給電を停止する対象を少なくして、通常モードへの復帰時間を短縮することができるものであればよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、ここで特に言及しない点は前記の実施形態と同様である。図7は、第2実施形態に係るメガホンシステムの全体構成図である。
第1実施形態では、拡声装置1で音声翻訳を行うものとしたが、この第2実施形態では、翻訳サーバ51で音声翻訳が行われ、翻訳サーバ51は、第1実施形態において拡声装置1の制御部6に設けられていた音声翻訳部42を制御部61に備えている。また、翻訳サーバ51は、拡声装置52との間で通信を行う通信部62を備えている。
一方、拡声装置52は、翻訳サーバ51との間で通信を行う通信部65を備えている。この通信部65は、例えば無線LANの通信機能を有し、アクセスポイント53と、有線LANおよびインターネットとを介して翻訳サーバ51と通信を行うことができる。また、拡声装置52の通信機能は、無線LANに限らず、セルラー通信やブルートゥース(登録商標)であってもよい。なお、拡声装置52は、制御部6が音声翻訳部42を備えていない点を除いて、第1実施形態(図2参照)と同様である。
拡声装置52では、マイク3で収音した原音声が翻訳サーバ51に送信され、翻訳サーバ51の音声翻訳部42において音声認識、文字翻訳および音声合成の各処理が行われる。そして、翻訳サーバ51から拡声装置52に翻訳音声が送信され、拡声装置52において翻訳音声が出力される。
このように、本実施形態では、翻訳サーバ51で音声翻訳を行うようにしている。第1実施形態のように、拡声装置52で音声翻訳を行う構成では、制御部6の処理能力や記憶部35の記憶容量の制限を受けるのに対して、本実施形態のように、翻訳サーバ51で翻訳を行うようにすると、制御部61が高い処理能力を有し、記憶部63の記憶容量も大きくすることができるため、多数の言語による音声翻訳が可能になる。
なお、本実施形態では、翻訳サーバ51が、音声認識部45、文字翻訳部46および音声合成部47を備えたものとしたが、音声認識部45、文字翻訳部46および音声合成部47を、翻訳サーバ51と拡声装置52とに分けて設けることも可能である。例えば、音声認識部45および音声合成部47を拡声装置52に設け、文字翻訳部46を翻訳サーバ51に設けるようにしてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
例えば、第1実施形態では、拡声装置1の制御部6で録音、音声翻訳および再生の各処理を行うものとしたが、拡声装置にスマートフォンを内蔵して、このスマートフォンに、録音、音声翻訳および再生の各処理を行わせるようにしてもよい。この場合、前記の各処理を実行するアプリケーションをスマートフォンにインストールすればよい。また、スマートフォンの外部接続端子を利用して、拡声装置の各部と音声や制御情報などをやり取りするようにすればよい。また、表示入力パネルも、スマートフォンの表示入力パネルで兼用することができる。
また、前記の実施形態では、ハンドル10を把持して使用する形態の拡声装置1について説明したが、ベルトを肩に掛けて使用する形態のものも可能である。また、マイクを、筐体に着脱可能に取り付けられる、いわゆるハンドマイクで構成することも可能である。
また、前記の実施形態では、モード切換スイッチ12をロッカースイッチとし、録音スイッチ14および出力スイッチ16を押ボタンスイッチとし、音量調整スイッチ15をロータリースイッチとしたが、このような機械的なスイッチではなく、表示入力パネル9の画面上で必要な操作を行うようにしてもよい。
また、前記の実施形態では、マイク3を1つ設けて、音声切換部5でメガホンモードでの音声パスと翻訳モードでの音声パスとを切り換えるようにしたが、メガホンモード用のマイクと翻訳モード用のマイクとを別々に設けるようにしてもよい。
本発明に係る拡声装置およびその制御方法は、省電力を図るとともにユーザの利便性を高めることができる効果を有し、ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置およびその制御方法などとして有用である。
1 拡声装置
2 筐体
3 マイク
5 音声切換部
6 制御部
7 アンプ
8 スピーカ
9 表示入力パネル
10 ハンドル
12 モード切換スイッチ
13 電源スイッチ
14 録音スイッチ
15 音量調整スイッチ
16 出力スイッチ
17 姿勢センサ
18 第1の近接センサ
19 第2の近接センサ
21 ホーン部
22 凸部
35 記憶部
36 電源制御部
41 録音部
42 音声翻訳部
43 再生部
44 動作モード設定部
51 翻訳サーバ
52 拡声装置

Claims (8)

  1. ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置であって、
    ユーザが発話した音声を収音するマイクと、
    音声を増幅するアンプと、
    音声を出力するスピーカと、
    前記スピーカから出力された音声が放出されるホーン部と、
    当該拡声装置の姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記ホーン部の前方の障害物を検出する近接センサと、
    前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行する制御部と、
    を備えたことを特徴とする拡声装置。
  2. 所定の情報を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、前記表示部への給電を停止する第2の省電力モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の拡声装置。
  3. 前記制御部は、前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態でないと判定された場合に、前記スピーカから出力される音声の音量を所定の上限値を超えないように制限する安全モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の拡声装置。
  4. ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置であって、
    ユーザが発話した音声を収音するマイクと、
    音声を増幅するアンプと、
    音声を出力するスピーカと、
    前記スピーカから出力された音声が放出されるホーン部と、
    当該拡声装置の姿勢を検出する姿勢センサと、
    前記ホーン部の前方の障害物を検出する第1の近接センサと、
    当該拡声装置の筐体の上面側の障害物を検出する第2の近接センサと、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記マイクで収音した原音声を録音して、その原音声を所定の言語の音声に変換する音声翻訳を行って翻訳音声を生成し、
    前記姿勢センサおよび前記第1の近接センサおよび前記第2の近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記筐体の上面側に障害物があると判定された場合に、前記原音声および前記翻訳音声の少なくともいずれかを連続して再生する連続再生モードに移行することを特徴とする拡声装置。
  5. ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置の制御方法であって、
    当該拡声装置の姿勢を姿勢センサで検出するとともに、音声が放出されるホーン部の前方の障害物を近接センサで検出し、
    前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、電源を切断する第1の省電力モードに移行することを特徴とする拡声装置の制御方法。
  6. 前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態であると判定された場合に、所定の情報を表示する表示部への給電を停止する第2の省電力モードに移行することを特徴とする請求項5に記載の拡声装置の制御方法。
  7. 前記姿勢センサおよび前記近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物があり、かつ、前記ホーン部を下向きにした状態でないと判定された場合に、出力される音声の音量を所定の上限値を超えないように制限する安全モードに移行することを特徴とする請求項5に記載の拡声装置の制御方法。
  8. ユーザが発話した音声を増幅して出力する拡声装置の制御方法であって、
    前記ユーザが発話した原音声を録音し、
    前記原音声を所定の言語の音声に変換する音声翻訳を行って翻訳音声を生成し、
    当該拡声装置の姿勢を姿勢センサで検出するとともに、音声が放出されるホーン部の前方の障害物を第1の近接センサで検出し、当該拡声装置の筐体の上面側の障害物を第2の近接センサで検出し、
    前記姿勢センサおよび前記第1の近接センサおよび前記第2の近接センサの検出結果に基づいて、前記ホーン部の前方に障害物がなく、かつ、前記筐体の上面側に障害物があると判定された場合に、前記原音声および前記翻訳音声の少なくともいずれかを連続して再生する連続再生モードに移行することを特徴とする拡声装置の制御方法。
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