JPH09247250A - 無線装置 - Google Patents
無線装置Info
- Publication number
- JPH09247250A JPH09247250A JP8047002A JP4700296A JPH09247250A JP H09247250 A JPH09247250 A JP H09247250A JP 8047002 A JP8047002 A JP 8047002A JP 4700296 A JP4700296 A JP 4700296A JP H09247250 A JPH09247250 A JP H09247250A
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- JP
- Japan
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- lid
- liquid crystal
- display
- cabinet
- crystal display
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パーソナルコンピュータやファックスカード
等を使用せずに情報量の多いデータ，メッセージ等を表
示できる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機１は、アンテナ４を有した筐
型のキャビネット２と、このキャビネット２に配置され
た液晶ディスプレイ５と、この液晶ディスプレイ５にキ
ャビネット２の操作状態を表示させるダイヤルキー等を
備えている。キャビネット２の正面の凹部２ａには蓋体
３を左右方向に開閉動自在に設けてある。この蓋体３の
表面側にはダイヤルキー等を設け、キャビネット２の凹
部２ａには他の液晶ディスプレイ８を配置してある。ま
た、蓋体３の裏面側には別の液晶ディスプレイ９をさら
に配置してあり、この蓋体３側の別の液晶ディスプレイ
９と蓋体３で隠れるキャビネット２の凹部２ａの他の液
晶ディスプレイ８とが、マルチ画面となり、１つのカラ
ー液晶ディスプレイとして機能する。
等を使用せずに情報量の多いデータ，メッセージ等を表
示できる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機１は、アンテナ４を有した筐
型のキャビネット２と、このキャビネット２に配置され
た液晶ディスプレイ５と、この液晶ディスプレイ５にキ
ャビネット２の操作状態を表示させるダイヤルキー等を
備えている。キャビネット２の正面の凹部２ａには蓋体
３を左右方向に開閉動自在に設けてある。この蓋体３の
表面側にはダイヤルキー等を設け、キャビネット２の凹
部２ａには他の液晶ディスプレイ８を配置してある。ま
た、蓋体３の裏面側には別の液晶ディスプレイ９をさら
に配置してあり、この蓋体３側の別の液晶ディスプレイ
９と蓋体３で隠れるキャビネット２の凹部２ａの他の液
晶ディスプレイ８とが、マルチ画面となり、１つのカラ
ー液晶ディスプレイとして機能する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機やＰ
ＨＳ（簡易型携帯電話機）等の無線装置に関するもので
ある。
ＨＳ（簡易型携帯電話機）等の無線装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】例えば、小型で持ち運びに便利ないわゆ
るフリッパーと呼ばれる蓋体が付いた携帯電話機が知ら
れている。これを、図４，図５によって具体的に説明す
ると、携帯電話機（無線装置）１００は、樹脂製で筐型
のキャビネット（装置本体）１０１と、このキャビネッ
ト１０１の下縁部において縦向き（上下方向）に開閉動
される樹脂製の蓋体１１０とで大略構成されている。こ
のキャビネット１０１の上面右側にはアンテナ１０２を
突設してある。また、キャビネット１０１の正面の中央
より上側には、ＬＣＤパネル１０３ａ等から成る液晶デ
ィスプレイ１０３を内蔵してあると共に、該キャビネッ
ト１０１の正面の上端部には、受話器（スピーカ）のた
めの開口部１０４を穿設してある。
るフリッパーと呼ばれる蓋体が付いた携帯電話機が知ら
れている。これを、図４，図５によって具体的に説明す
ると、携帯電話機（無線装置）１００は、樹脂製で筐型
のキャビネット（装置本体）１０１と、このキャビネッ
ト１０１の下縁部において縦向き（上下方向）に開閉動
される樹脂製の蓋体１１０とで大略構成されている。こ
のキャビネット１０１の上面右側にはアンテナ１０２を
突設してある。また、キャビネット１０１の正面の中央
より上側には、ＬＣＤパネル１０３ａ等から成る液晶デ
ィスプレイ１０３を内蔵してあると共に、該キャビネッ
ト１０１の正面の上端部には、受話器（スピーカ）のた
めの開口部１０４を穿設してある。
【０００３】さらに、キャビネット１０１の正面の中央
より下端側は凹状になっており、この凹部１０１ａの正
面には、図５に示すように、上記液晶ディスプレイ１０
３に上記キャビネット１０１の操作状態を表示させるダ
イヤルキー（操作釦）１０５及び各種の機能制御キー
（操作釦）１０６をそれぞれ配置してある。また、キャ
ビネット１０１の凹部１０１ａには、該凹部１０１ａの
下縁部に設けられた一対のヒンジ１０７，１０７を介し
て上記樹脂製の蓋体１１０を縦向きに開閉動自在に設け
てある。この蓋体１１０の閉状態において上記ダイヤル
キー１０５及び機能制御キー１０６は蓋体１１０により
隠されており、蓋体１１０を開くと、ダイヤルキー１０
５及び機能制御キー１０６が使用できる状態となる。ま
た、図５に示すように、開いた蓋体１１０の下側中央に
は送話器（マイクロホン）のための開口部１１１を穿設
してある。
より下端側は凹状になっており、この凹部１０１ａの正
面には、図５に示すように、上記液晶ディスプレイ１０
３に上記キャビネット１０１の操作状態を表示させるダ
イヤルキー（操作釦）１０５及び各種の機能制御キー
（操作釦）１０６をそれぞれ配置してある。また、キャ
ビネット１０１の凹部１０１ａには、該凹部１０１ａの
下縁部に設けられた一対のヒンジ１０７，１０７を介し
て上記樹脂製の蓋体１１０を縦向きに開閉動自在に設け
てある。この蓋体１１０の閉状態において上記ダイヤル
キー１０５及び機能制御キー１０６は蓋体１１０により
隠されており、蓋体１１０を開くと、ダイヤルキー１０
５及び機能制御キー１０６が使用できる状態となる。ま
た、図５に示すように、開いた蓋体１１０の下側中央に
は送話器（マイクロホン）のための開口部１１１を穿設
してある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の携帯電話機
１００では、通常の通話を行うという目的のみにおいて
使用する場合には特に支障はないが、近年の情報通信の
著しい増加に伴って携帯電話機１００でデータ伝送、メ
ッセージ伝送及び無線呼び出し等の通話以外の用途が必
要になった場合に、上記従来の携帯電話機１００に設け
られた液晶ディスプレイ１０３の表示領域のみでは、表
示文字数等が限られているため、情報量の多いデータ等
を受信した場合にそれを表示することができなかった。
１００では、通常の通話を行うという目的のみにおいて
使用する場合には特に支障はないが、近年の情報通信の
著しい増加に伴って携帯電話機１００でデータ伝送、メ
ッセージ伝送及び無線呼び出し等の通話以外の用途が必
要になった場合に、上記従来の携帯電話機１００に設け
られた液晶ディスプレイ１０３の表示領域のみでは、表
示文字数等が限られているため、情報量の多いデータ等
を受信した場合にそれを表示することができなかった。
【０００５】尚、現在、データ伝送の手段として、いわ
ゆるファックスカードを介して携帯電話機１００とノー
ト型のパーソナルコンピュータとを接続する手段がある
が、持ち運び等の点で不便であった。
ゆるファックスカードを介して携帯電話機１００とノー
ト型のパーソナルコンピュータとを接続する手段がある
が、持ち運び等の点で不便であった。
【０００６】そこで、この発明は、かかる事情に鑑みて
創案されたものであって、操作釦を蓋体の表面側に配置
し、該蓋体の裏面側に対向する装置本体に他のディスプ
レイを配置して、ノート型のパーソナルコンピュータや
ファックスカード等を使用せずに情報量の多いデータ，
メッセージ等でも十分に表示することができる無線装置
を提供するものである。
創案されたものであって、操作釦を蓋体の表面側に配置
し、該蓋体の裏面側に対向する装置本体に他のディスプ
レイを配置して、ノート型のパーソナルコンピュータや
ファックスカード等を使用せずに情報量の多いデータ，
メッセージ等でも十分に表示することができる無線装置
を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】アンテナを有した筐型の
装置本体と、この装置本体に配置されたディスプレイ
と、このディスプレイに上記装置本体の操作状態を表示
させる複数の操作釦と、を備えた無線装置において、上
記装置本体のディスプレイ側の面に蓋体を開閉動自在に
設け、この蓋体の表面側に上記複数の操作釦を設ける一
方、上記装置本体の上記蓋体で隠れる面に他のディスプ
レイを配置してある。
装置本体と、この装置本体に配置されたディスプレイ
と、このディスプレイに上記装置本体の操作状態を表示
させる複数の操作釦と、を備えた無線装置において、上
記装置本体のディスプレイ側の面に蓋体を開閉動自在に
設け、この蓋体の表面側に上記複数の操作釦を設ける一
方、上記装置本体の上記蓋体で隠れる面に他のディスプ
レイを配置してある。
【０００８】上記蓋体を上記装置本体に対して開くと、
他のディスプレイが現れる。これにより、例えばメール
及び無線呼び出しによる文字メッセージ、ファクシミリ
或はパーソナルコンピュータ等からの情報量の多いデー
タ，メッセージ等が無線装置の装置本体で見られる。
他のディスプレイが現れる。これにより、例えばメール
及び無線呼び出しによる文字メッセージ、ファクシミリ
或はパーソナルコンピュータ等からの情報量の多いデー
タ，メッセージ等が無線装置の装置本体で見られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的な実施の
形態例について図面を参照して説明する。
形態例について図面を参照して説明する。
【００１０】図１，図２は、この発明の実施形態例の無
線装置としての携帯電話機を示す。この携帯電話機（無
線装置）１は、樹脂製で筐型のキャビネット（装置本
体）２と、このキャビネット２の左側縁上部において横
向き（左右方向）に開閉動される樹脂製の蓋体３とで大
略構成されている。このキャビネット２の上面右側には
アンテナ４を突設してある。また、キャビネット２の正
面の中央より上側には、矩形のカラーＬＣＤパネル５ａ
等から成る液晶ディスプレイ５を内蔵してあると共に、
該キャビネット２の正面の上端部には、受話器（スピー
カ）のための開口部６を穿設してある。さらに、キャビ
ネット２の正面の液晶ディスプレイ５の上方及び下方に
は、後述する他の液晶ディスプレイ及び別の液晶ディス
プレイ用の操作釦７を設けてある。また、図２に示すよ
うに、キャビネット２の正面の中央より下端側は凹状に
なっており、この凹部２ａの正面には、矩形のカラーＬ
ＣＤパネル８ａ等から成る他の液晶ディスプレイ８を内
蔵してある。
線装置としての携帯電話機を示す。この携帯電話機（無
線装置）１は、樹脂製で筐型のキャビネット（装置本
体）２と、このキャビネット２の左側縁上部において横
向き（左右方向）に開閉動される樹脂製の蓋体３とで大
略構成されている。このキャビネット２の上面右側には
アンテナ４を突設してある。また、キャビネット２の正
面の中央より上側には、矩形のカラーＬＣＤパネル５ａ
等から成る液晶ディスプレイ５を内蔵してあると共に、
該キャビネット２の正面の上端部には、受話器（スピー
カ）のための開口部６を穿設してある。さらに、キャビ
ネット２の正面の液晶ディスプレイ５の上方及び下方に
は、後述する他の液晶ディスプレイ及び別の液晶ディス
プレイ用の操作釦７を設けてある。また、図２に示すよ
うに、キャビネット２の正面の中央より下端側は凹状に
なっており、この凹部２ａの正面には、矩形のカラーＬ
ＣＤパネル８ａ等から成る他の液晶ディスプレイ８を内
蔵してある。
【００１１】蓋体３は合成樹脂により所定の肉厚を有し
た矩形に形成してあり、キャビネット２の凹部２ａの左
側縁上下に設けられた一対のヒンジ３ａ，３ａを介して
横向きに開閉動自在に設けられている。この蓋体３の表
面（外側）には、図１に示すように、上記液晶ディスプ
レイ５に上記キャビネット２の操作状態を表示させるダ
イヤルキー（操作釦）１０及び各種の機能制御キー（操
作釦）１１をそれぞれ配置してある。また、この蓋体３
の表面の下部左側には送話器（マイクロホン）のための
開口部１２を穿設してある。そして、この蓋体３の閉状
態において上記ダイヤルキー１０及び機能制御キー１１
は外側に露出して使用できる状態となっていると共に、
図２に示すように、蓋体３を開くと、上記キャビネット
２の凹部２ａの他の液晶ディスプレイ８が露出するよう
になっている。さらに、蓋体３の裏面側には矩形のカラ
ーＬＣＤパネル９ａ等から成る別の液晶ディスプレイ９
を内蔵してある。この蓋体３側の別の液晶ディスプレイ
９と、該蓋体３で隠れる上記キャビネット２側の他の液
晶ディスプレイ８とが１つのカラー液晶ディスプレイと
して機能するようになっている。
た矩形に形成してあり、キャビネット２の凹部２ａの左
側縁上下に設けられた一対のヒンジ３ａ，３ａを介して
横向きに開閉動自在に設けられている。この蓋体３の表
面（外側）には、図１に示すように、上記液晶ディスプ
レイ５に上記キャビネット２の操作状態を表示させるダ
イヤルキー（操作釦）１０及び各種の機能制御キー（操
作釦）１１をそれぞれ配置してある。また、この蓋体３
の表面の下部左側には送話器（マイクロホン）のための
開口部１２を穿設してある。そして、この蓋体３の閉状
態において上記ダイヤルキー１０及び機能制御キー１１
は外側に露出して使用できる状態となっていると共に、
図２に示すように、蓋体３を開くと、上記キャビネット
２の凹部２ａの他の液晶ディスプレイ８が露出するよう
になっている。さらに、蓋体３の裏面側には矩形のカラ
ーＬＣＤパネル９ａ等から成る別の液晶ディスプレイ９
を内蔵してある。この蓋体３側の別の液晶ディスプレイ
９と、該蓋体３で隠れる上記キャビネット２側の他の液
晶ディスプレイ８とが１つのカラー液晶ディスプレイと
して機能するようになっている。
【００１２】以上実施形態例の携帯電話機１によれば、
通常の通話を行う場合には、キャビネット２の凹部２ａ
に対して蓋体３を閉じた図１に示す状態で行う。この場
合において、ダイヤルキー１０等の操作状態はキャビネ
ット２の正面上部の液晶ディスプレイ５に表示される。
通常の通話を行う場合には、キャビネット２の凹部２ａ
に対して蓋体３を閉じた図１に示す状態で行う。この場
合において、ダイヤルキー１０等の操作状態はキャビネ
ット２の正面上部の液晶ディスプレイ５に表示される。
【００１３】また、この携帯電話機１でデータ伝送、メ
ッセージ伝送及び無線呼び出し等の通話以外の用途が必
要になった場合には、図２に示すように、蓋体３を開い
た状態で使用する。この場合に、蓋体３の裏面側の液晶
ディスプレイ９と左右対象になるように、キャビネット
２側にもう１つの液晶ディスプレイ８を配置してあるの
で、この２つの液晶ディスプレイ８，９がマルチ画面と
なり、１つのカラー液晶ディスプレイとして機能する。
これにより、例えばメール及び無線呼び出しによる文字
メッセージ、ファクシミリ或はパーソナルコンピュータ
等からの情報量の多いデータ等をキャビネット２及び蓋
体３の１つのカラー液晶ディスプレイとして機能する液
晶ディスプレイ８，９で表示して見ることができる。ま
た、液晶ディスプレイ８，９は、キャビネット２の正面
の上部側に設けられた操作釦７により簡単に操作され
る。
ッセージ伝送及び無線呼び出し等の通話以外の用途が必
要になった場合には、図２に示すように、蓋体３を開い
た状態で使用する。この場合に、蓋体３の裏面側の液晶
ディスプレイ９と左右対象になるように、キャビネット
２側にもう１つの液晶ディスプレイ８を配置してあるの
で、この２つの液晶ディスプレイ８，９がマルチ画面と
なり、１つのカラー液晶ディスプレイとして機能する。
これにより、例えばメール及び無線呼び出しによる文字
メッセージ、ファクシミリ或はパーソナルコンピュータ
等からの情報量の多いデータ等をキャビネット２及び蓋
体３の１つのカラー液晶ディスプレイとして機能する液
晶ディスプレイ８，９で表示して見ることができる。ま
た、液晶ディスプレイ８，９は、キャビネット２の正面
の上部側に設けられた操作釦７により簡単に操作され
る。
【００１４】このように、ダイヤルキー１０等の操作釦
を蓋体３の表面側に配置し、この蓋体３の裏面で覆われ
るキャビネット２の凹部２ａ及び蓋体３の裏面側に１つ
のカラー液晶ディスプレイとして機能する液晶ディスプ
レイ８，９をそれぞれ配置したことにより、ノート型の
パーソナルコンピュータやファックスカード等を使用せ
ずに情報量の多いデータ，メッセージ等を十分に表示し
て見ることができ、携帯電話機１の用途の大幅な拡大を
図ることができる。
を蓋体３の表面側に配置し、この蓋体３の裏面で覆われ
るキャビネット２の凹部２ａ及び蓋体３の裏面側に１つ
のカラー液晶ディスプレイとして機能する液晶ディスプ
レイ８，９をそれぞれ配置したことにより、ノート型の
パーソナルコンピュータやファックスカード等を使用せ
ずに情報量の多いデータ，メッセージ等を十分に表示し
て見ることができ、携帯電話機１の用途の大幅な拡大を
図ることができる。
【００１５】図３は、この発明の別の実施形態例の無線
装置としての携帯電話機１′の蓋体３が開いた状態を示
す。この携帯電話機１′の筐型のキャビネット２の凹部
２ａの正面に内蔵された矩形のカラーＬＣＤパネル８
ａ′等から成る他の液晶ディスプレイ８′が、該キャビ
ネット２の凹部２ａの正面の全面に配置されていると共
に、上記蓋体３の裏面の全面側まで延びるように形成し
てある。そして、この長尺の他の液晶ディスプレイ８′
は上記キャビネット２と上記蓋体３との境目（一対のヒ
ンジ３ａ，３ａ部分）で折り畳み自在になっている構成
のみが前記実施形態例の携帯電話機１と異なり、他の構
成は同様であるので、前記実施形態例の携帯電話機１の
構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。さらに、図示は省略したが、蓋体３の表面側に
は、ダイヤルキーや機能制御キー等を前記実施形態例の
携帯電話機１と同様に配置してある。
装置としての携帯電話機１′の蓋体３が開いた状態を示
す。この携帯電話機１′の筐型のキャビネット２の凹部
２ａの正面に内蔵された矩形のカラーＬＣＤパネル８
ａ′等から成る他の液晶ディスプレイ８′が、該キャビ
ネット２の凹部２ａの正面の全面に配置されていると共
に、上記蓋体３の裏面の全面側まで延びるように形成し
てある。そして、この長尺の他の液晶ディスプレイ８′
は上記キャビネット２と上記蓋体３との境目（一対のヒ
ンジ３ａ，３ａ部分）で折り畳み自在になっている構成
のみが前記実施形態例の携帯電話機１と異なり、他の構
成は同様であるので、前記実施形態例の携帯電話機１の
構成と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。さらに、図示は省略したが、蓋体３の表面側に
は、ダイヤルキーや機能制御キー等を前記実施形態例の
携帯電話機１と同様に配置してある。
【００１６】以上実施形態例の携帯電話機１′によれ
ば、図３に示すように、データ伝送、メッセージ伝送及
び無線呼び出し等の通話以外の用途が必要になった場合
に、蓋体３を開く。この蓋体３を開くと、蓋体３の裏面
側とキャビネット２の凹部２ａ側は折り畳み自在な液晶
ディスプレイ８′となっているで、このキャビネット２
の凹部２ａ側と蓋体３の裏面側の液晶ディスプレイ８′
がマルチ画面となり、１つのカラー液晶ディスプレイと
して機能する。これにより、例えばメール及び無線呼び
出しによる文字メッセージ、ファクシミリ或はパーソナ
ルコンピュータ等からの情報量の多いデータ等を上記液
晶ディスプレイ８′で表示して見ることができる。ま
た、この液晶ディスプレイ８′はキャビネット２の正面
の上部側に設けられた操作釦７により簡単に操作され
る。さらに、この液晶ディスプレイ８′により、ノート
型のパーソナルコンピュータやファックスカード等を使
用せずに情報量の多いデータ，メッセージ等を十分に表
示して見ることができ、携帯電話機１′の用途の大幅な
拡大を図ることができる。
ば、図３に示すように、データ伝送、メッセージ伝送及
び無線呼び出し等の通話以外の用途が必要になった場合
に、蓋体３を開く。この蓋体３を開くと、蓋体３の裏面
側とキャビネット２の凹部２ａ側は折り畳み自在な液晶
ディスプレイ８′となっているで、このキャビネット２
の凹部２ａ側と蓋体３の裏面側の液晶ディスプレイ８′
がマルチ画面となり、１つのカラー液晶ディスプレイと
して機能する。これにより、例えばメール及び無線呼び
出しによる文字メッセージ、ファクシミリ或はパーソナ
ルコンピュータ等からの情報量の多いデータ等を上記液
晶ディスプレイ８′で表示して見ることができる。ま
た、この液晶ディスプレイ８′はキャビネット２の正面
の上部側に設けられた操作釦７により簡単に操作され
る。さらに、この液晶ディスプレイ８′により、ノート
型のパーソナルコンピュータやファックスカード等を使
用せずに情報量の多いデータ，メッセージ等を十分に表
示して見ることができ、携帯電話機１′の用途の大幅な
拡大を図ることができる。
【００１７】尚、前記各実施形態例によれば、キャビネ
ットの凹部の正面と蓋体の裏面側の液晶ディスプレイを
キャビネットの正面上部の操作釦で操作するようにした
が、Ｘ−Ｙ状に配置された透明電極等から成るＸ−Ｙマ
トリクススイッチを、上記液晶ディスプレイの画面の一
部に内蔵して、該液晶ディスプレイを操作するようにし
てもよい。また、携帯電話機のようなハンドポータブル
式無線装置について説明したが、例えばコードレス電話
機の子機やトランシーバ等の他の無線装置に前記各実施
形態例を適用できることは勿論である。
ットの凹部の正面と蓋体の裏面側の液晶ディスプレイを
キャビネットの正面上部の操作釦で操作するようにした
が、Ｘ−Ｙ状に配置された透明電極等から成るＸ−Ｙマ
トリクススイッチを、上記液晶ディスプレイの画面の一
部に内蔵して、該液晶ディスプレイを操作するようにし
てもよい。また、携帯電話機のようなハンドポータブル
式無線装置について説明したが、例えばコードレス電話
機の子機やトランシーバ等の他の無線装置に前記各実施
形態例を適用できることは勿論である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アン
テナを有した筐型の装置本体と、この装置本体に配置さ
れたディスプレイと、このディスプレイに上記装置本体
の操作状態を表示させる複数の操作釦とを備えた無線装
置において、上記装置本体のディスプレイ側の面に蓋体
を開閉動自在に設け、この蓋体の表面側に上記複数の操
作釦を設ける一方、上記装置本体の上記蓋体で隠れる面
に他のディスプレイを配置したので、上記装置本体にパ
ーソナルコンピュータ等を接続することなく、該装置本
体の他のディスプレイにより情報量の多いデータを表示
することができ、無線装置の用途の拡大をより一段と図
ることができる。
テナを有した筐型の装置本体と、この装置本体に配置さ
れたディスプレイと、このディスプレイに上記装置本体
の操作状態を表示させる複数の操作釦とを備えた無線装
置において、上記装置本体のディスプレイ側の面に蓋体
を開閉動自在に設け、この蓋体の表面側に上記複数の操
作釦を設ける一方、上記装置本体の上記蓋体で隠れる面
に他のディスプレイを配置したので、上記装置本体にパ
ーソナルコンピュータ等を接続することなく、該装置本
体の他のディスプレイにより情報量の多いデータを表示
することができ、無線装置の用途の拡大をより一段と図
ることができる。
【図１】この発明の実施形態例の携帯電話機の蓋体を閉
じた状態を示す斜視図。
じた状態を示す斜視図。
【図２】上記携帯電話機の蓋体を横向きに開いた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図３】別の実施形態例の携帯電話機の蓋体を横向きに
開いた状態を示す斜視図。
開いた状態を示す斜視図。
【図４】従来例の携帯電話機の蓋体を閉じた状態を示す
斜視図。
斜視図。
【図５】上記従来例の携帯電話機の蓋体を下向きに開い
た状態を示す斜視図。
た状態を示す斜視図。
１，１′…携帯電話機（無線装置）２…キャビネット
（装置本体）、４…アンテナ、５…液晶ディスプレイ
（ディスプレイ）、８，８′…液晶ディスプレイ（他の
ディスプレイ）、９…液晶ディスプレイ（別のディスプ
レイ）、１０…ダイヤルキー（操作釦）、１１…機能制
御キー（操作釦）。
（装置本体）、４…アンテナ、５…液晶ディスプレイ
（ディスプレイ）、８，８′…液晶ディスプレイ（他の
ディスプレイ）、９…液晶ディスプレイ（別のディスプ
レイ）、１０…ダイヤルキー（操作釦）、１１…機能制
御キー（操作釦）。
Claims (3)
- 【請求項１】 アンテナを有した筐型の装置本体と、 この装置本体に配置されたディスプレイと、 このディスプレイに上記装置本体の操作状態を表示させ
る複数の操作釦と、を備えた無線装置において、 上記装置本体のディスプレイ側の面に蓋体を開閉動自在
に設け、 この蓋体の表面側に上記複数の操作釦を設ける一方、 上記装置本体の上記蓋体で隠れる面に他のディスプレイ
を配置したことを特徴とする無線装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の無線装置において、 上記蓋体の裏面側に別のディスプレイを更に配置し、 この蓋体側の別のディスプレイと、該蓋体で隠れる上記
装置本体側の他のディスプレイとを１つのディスプレイ
として機能させるようにしたことを特徴とする無線装
置。 - 【請求項３】 請求項１記載の無線装置において、 上記装置本体の上記蓋体で隠れる面に配置された上記他
のディスプレイを、該蓋体の裏面側まで延びるように形
成すると共に、 この長尺の他のディスプレイを上記装置本体と上記蓋体
との境目で折り畳み自在にしたことを特徴とする無線装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047002A JPH09247250A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047002A JPH09247250A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 無線装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09247250A true JPH09247250A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12762981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8047002A Abandoned JPH09247250A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09247250A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000039480A (ko) * | 1998-12-14 | 2000-07-05 | 김순택 | 멀티 디스플레이장치 |
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