JP2000216172A - 半導体装置の製造装置 - Google Patents
半導体装置の製造装置Info
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- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
- H01L2224/161—Disposition
- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/16221—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
- H01L2224/16245—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液状又はペースト状接着剤を用いてダイ・ボ
ンディングを行うLOC型パッケージ製造装置を提供す
る。 【解決手段】 ボンディングステージ1は、チップ搭載
面2と、リードフレーム当接面3とを有している。リー
ドフレーム当接面3はチップ搭載面2を取り囲み、か
つ、チップ搭載面2より高さ位置が上にある。チップ搭
載面2とリードフレーム当接面3にそれぞれ開口する真
空吸着孔4,5が、設けられている。リードフレーム当
接面3の上には、リードフレームの位置規制孔に嵌合可
能なパイロットピン6が設けられている。チップ搭載面
2とリードフレーム当接面3との高さ位置の設定によ
り、半導体チップとリードフレームとの間の間隔を許容
範囲に保つことが容易となる。
ンディングを行うLOC型パッケージ製造装置を提供す
る。 【解決手段】 ボンディングステージ1は、チップ搭載
面2と、リードフレーム当接面3とを有している。リー
ドフレーム当接面3はチップ搭載面2を取り囲み、か
つ、チップ搭載面2より高さ位置が上にある。チップ搭
載面2とリードフレーム当接面3にそれぞれ開口する真
空吸着孔4,5が、設けられている。リードフレーム当
接面3の上には、リードフレームの位置規制孔に嵌合可
能なパイロットピン6が設けられている。チップ搭載面
2とリードフレーム当接面3との高さ位置の設定によ
り、半導体チップとリードフレームとの間の間隔を許容
範囲に保つことが容易となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LOC型パッケー
ジの製造工程における半導体チップをリードフレームに
接着固定するダイ・ボンディング工程に関する。
ジの製造工程における半導体チップをリードフレームに
接着固定するダイ・ボンディング工程に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、主としてメモリーデバイスに代表
される半導体チップのパッケージ方式として、インナー
リードを半導体チップの回路形成面上にまで延長し、半
導体チップ中央部に設けられた電極パッドとインナーリ
ードとの間でワイヤー・ボンディングを行う方式、いわ
ゆるLOC(リード・オン・チップ)型パッケージ方式
が採用されている。
される半導体チップのパッケージ方式として、インナー
リードを半導体チップの回路形成面上にまで延長し、半
導体チップ中央部に設けられた電極パッドとインナーリ
ードとの間でワイヤー・ボンディングを行う方式、いわ
ゆるLOC(リード・オン・チップ)型パッケージ方式
が採用されている。
【0003】このLOC型パッケージ方式における製造
工程の1つに、ダイジングによって個々に分離された半
導体チップをリードフレームに接着固定するダイ・ボン
ディング工程がある。このダイ・ボンディング工程で
は、従来は、半導体チップの回路形成面とリードフレー
ムのインナーリード部の一部とを所定の厚みを有する両
面接着型のテープを用いて接着固定を行っていた。
工程の1つに、ダイジングによって個々に分離された半
導体チップをリードフレームに接着固定するダイ・ボン
ディング工程がある。このダイ・ボンディング工程で
は、従来は、半導体チップの回路形成面とリードフレー
ムのインナーリード部の一部とを所定の厚みを有する両
面接着型のテープを用いて接着固定を行っていた。
【0004】以下、従来の半導体チップとリードフレー
ムとを接続するための半導体装置の製造装置について図
6を参照しながら説明する。
ムとを接続するための半導体装置の製造装置について図
6を参照しながら説明する。
【0005】図6に示すように、従来の半導体装置の製
造工程においては、リードフレーム107に両面接着型
テープ106を貼り付けたものを準備し、これを、ボン
ディングステージ104と圧着ヘッド105との間に挟
んで両者を押圧することにより、半導体チップ103と
リードフレーム107とを接着固定していた。そのと
き、半導体チップ103とリードフレーム107との間
隔のばらつきのため半導体チップ103の表面上の回路
の電気的特性がばらつくことを回避すべく、両面接着型
テープ106の厚みを調節することにより、半導体チッ
プ103とリードフレーム107との間隔を所定の許容
範囲内に保っていた。
造工程においては、リードフレーム107に両面接着型
テープ106を貼り付けたものを準備し、これを、ボン
ディングステージ104と圧着ヘッド105との間に挟
んで両者を押圧することにより、半導体チップ103と
リードフレーム107とを接着固定していた。そのと
き、半導体チップ103とリードフレーム107との間
隔のばらつきのため半導体チップ103の表面上の回路
の電気的特性がばらつくことを回避すべく、両面接着型
テープ106の厚みを調節することにより、半導体チッ
プ103とリードフレーム107との間隔を所定の許容
範囲内に保っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のLOC構造型半
導体パッケージにおいては、あらかじめ両面接着型テー
プをリードフレームに貼り付けなければならないため
に、その加工費を含めたリードフレームの材料費が高く
なるという問題があった。また、半導体チップとリード
フレームを接着する際に、両面接着型テープが半導体チ
ップの回路形成面に押し当てられることによる半導体チ
ップへのダメージの発生も懸念されていた。そこで、近
年、半導体チップとリードフレームとを液状またはペー
スト状の接着剤を用いて接着固定することが考えだされ
た。しかしながら、上記の従来のLOC方式のダイ・ボ
ンディング工程で用いられる装置において、半導体チッ
プとリードフレームとを液状またはペースト状の接着剤
により接着固定したのでは、半導体チップとリードフレ
ームとの間隔を許容範囲内に保つことは困難であった。
導体パッケージにおいては、あらかじめ両面接着型テー
プをリードフレームに貼り付けなければならないため
に、その加工費を含めたリードフレームの材料費が高く
なるという問題があった。また、半導体チップとリード
フレームを接着する際に、両面接着型テープが半導体チ
ップの回路形成面に押し当てられることによる半導体チ
ップへのダメージの発生も懸念されていた。そこで、近
年、半導体チップとリードフレームとを液状またはペー
スト状の接着剤を用いて接着固定することが考えだされ
た。しかしながら、上記の従来のLOC方式のダイ・ボ
ンディング工程で用いられる装置において、半導体チッ
プとリードフレームとを液状またはペースト状の接着剤
により接着固定したのでは、半導体チップとリードフレ
ームとの間隔を許容範囲内に保つことは困難であった。
【0007】本発明の目的は、液状またはペースト状の
接着剤を用いてダイ・ボンディング工程を行いながら
も、半導体チップとリードフレームとの間隔を容易に許
容範囲内に保つことを可能にする半導体装置の製造装置
を提供することにある。
接着剤を用いてダイ・ボンディング工程を行いながら
も、半導体チップとリードフレームとの間隔を容易に許
容範囲内に保つことを可能にする半導体装置の製造装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造装置は、半導体チップとリードフレームとを接着固定
するためのボンディングステージを備えた半導体装置の
製造装置であって、上記ボンディングステージは、半導
体チップが搭載されるチップ搭載面と、リードフレーム
が当接されるリードフレーム当接面とを備え、上記リー
ドフレーム当接面は、上記チップ搭載面を取り囲み、か
つ、チップ搭載面より高さ位置が上にある。
造装置は、半導体チップとリードフレームとを接着固定
するためのボンディングステージを備えた半導体装置の
製造装置であって、上記ボンディングステージは、半導
体チップが搭載されるチップ搭載面と、リードフレーム
が当接されるリードフレーム当接面とを備え、上記リー
ドフレーム当接面は、上記チップ搭載面を取り囲み、か
つ、チップ搭載面より高さ位置が上にある。
【0009】これにより、半導体チップの主面とリード
フレームとの間隔を容易に許容範囲に保ちながら、半導
体チップとリードフレームとを接着固定してLOC型パ
ッケージを形成できる。しかも、従来よりコストの低い
LOC型パッケージの製造を実現することができる。
フレームとの間隔を容易に許容範囲に保ちながら、半導
体チップとリードフレームとを接着固定してLOC型パ
ッケージを形成できる。しかも、従来よりコストの低い
LOC型パッケージの製造を実現することができる。
【0010】上記半導体装置の製造装置において、上記
ボンディングステージに、真空吸着用の上記チップ搭載
面に開口している第一の孔と、真空吸着用の上記リード
フレーム当接面に開口している第二の孔をさらに設ける
ことにより、半導体チップの不要な上下左右の移動を防
止し、かつ、リードフレーム当接面へのリードフレーム
の当接を従来より確実に行うことができる。
ボンディングステージに、真空吸着用の上記チップ搭載
面に開口している第一の孔と、真空吸着用の上記リード
フレーム当接面に開口している第二の孔をさらに設ける
ことにより、半導体チップの不要な上下左右の移動を防
止し、かつ、リードフレーム当接面へのリードフレーム
の当接を従来より確実に行うことができる。
【0011】上記半導体装置の製造装置において、上記
リードフレームに樹脂封止工程におけるリードフレーム
の位置決めをするための位置規制孔を設け、上記ボンデ
ィングステージは、上記リードフレーム当接面上に形成
され、上記リードフレームの位置規制孔に嵌合可能なパ
イロットピンをさらに設けることにより、リードフレー
ムと半導体チップとの横方向の位置合わせを容易に行な
うことができる。
リードフレームに樹脂封止工程におけるリードフレーム
の位置決めをするための位置規制孔を設け、上記ボンデ
ィングステージは、上記リードフレーム当接面上に形成
され、上記リードフレームの位置規制孔に嵌合可能なパ
イロットピンをさらに設けることにより、リードフレー
ムと半導体チップとの横方向の位置合わせを容易に行な
うことができる。
【0012】上記半導体装置の製造装置において、チッ
プ搭載面の周囲に溝を形成することにより、ボンディン
グステージのチップ搭載面や接合面上にゴミや埃が堆積
するのを容易に抑制できるため、半導体チップの傾きを
抑制できる。したがって、安定して半導体チップとリー
ドフレームとの間隔を許容範囲内に保つことができる。
プ搭載面の周囲に溝を形成することにより、ボンディン
グステージのチップ搭載面や接合面上にゴミや埃が堆積
するのを容易に抑制できるため、半導体チップの傾きを
抑制できる。したがって、安定して半導体チップとリー
ドフレームとの間隔を許容範囲内に保つことができる。
【0013】上記半導体装置の製造装置において、上記
チップ搭載面を半導体チップ面のサイズより小さくする
ことにより、ボンディングステージのチップ搭載面や接
合面上にゴミや埃が堆積するのをより効果的に抑制でき
る。したがって、安定して半導体チップとリードフレー
ムとの間隔をより確実に許容範囲内に保つことができ
る。
チップ搭載面を半導体チップ面のサイズより小さくする
ことにより、ボンディングステージのチップ搭載面や接
合面上にゴミや埃が堆積するのをより効果的に抑制でき
る。したがって、安定して半導体チップとリードフレー
ムとの間隔をより確実に許容範囲内に保つことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、ダイジングによって個
々に分離された半導体チップをリードフレームに接着固
定するダイ・ボンディングという工程に関するものであ
る。
々に分離された半導体チップをリードフレームに接着固
定するダイ・ボンディングという工程に関するものであ
る。
【0015】以下、本発明の実施形態について、図1及
び図2を参照しながら説明する。ここで、図1は本発明
の実施形態に係る半導体装置の製造装置の断面図、図2
は本発明の半導体装置の製造装置において、チップ搭載
面に半導体チップが搭載され、リードフレーム当接面に
リードフレームが当接されている状態の平面図である。
び図2を参照しながら説明する。ここで、図1は本発明
の実施形態に係る半導体装置の製造装置の断面図、図2
は本発明の半導体装置の製造装置において、チップ搭載
面に半導体チップが搭載され、リードフレーム当接面に
リードフレームが当接されている状態の平面図である。
【0016】図1及び図2に示すように、本発明の半導
体装置の製造装置におけるボンディングステージ1は、
半導体チップが搭載されるチップ搭載面2と、リードフ
レームが当接されるリードフレーム当接面3とを有して
いる。そのリードフレーム当接面3はチップ搭載面2を
取り囲み、かつ、チップ搭載面2より高さ位置が上にあ
る。また、チップ搭載面2とリードフレーム当接面3に
は、ボンディングステージ1を貫通する真空吸着孔4,
5の上端がそれぞれ開口している。また、リードフレー
ム当接面3の上には、リードフレームの位置規制孔に嵌
合可能なパイロットピン6が設けられている。さらに、
チップ搭載面2は半導体チップ面のサイズより小さく作
られている。また、チップ搭載面2の周囲には溝7が設
けらている。ただし、図1ではパイロットピン6を便宜
上表示したが、I−I線における断面にはパイロットピ
ン6は現実には存在しない。
体装置の製造装置におけるボンディングステージ1は、
半導体チップが搭載されるチップ搭載面2と、リードフ
レームが当接されるリードフレーム当接面3とを有して
いる。そのリードフレーム当接面3はチップ搭載面2を
取り囲み、かつ、チップ搭載面2より高さ位置が上にあ
る。また、チップ搭載面2とリードフレーム当接面3に
は、ボンディングステージ1を貫通する真空吸着孔4,
5の上端がそれぞれ開口している。また、リードフレー
ム当接面3の上には、リードフレームの位置規制孔に嵌
合可能なパイロットピン6が設けられている。さらに、
チップ搭載面2は半導体チップ面のサイズより小さく作
られている。また、チップ搭載面2の周囲には溝7が設
けらている。ただし、図1ではパイロットピン6を便宜
上表示したが、I−I線における断面にはパイロットピ
ン6は現実には存在しない。
【0017】図3は、本発明の半導体装置の製造装置に
使用されるリードフレームの平面図である。同図に示す
ように、リードフレームは半導体チップとリードフレー
ムとを接着固定するための固定用リード13,14と、
半導体チップの外周部に近接して配置されかつ半導体チ
ップの中央付近まで延びる多数のインナーリード15
と、各インナーリード15の後端から導出され、インナ
ーリード15と同数であるアウターリード16と、各ア
ウターリード16の先端を順次接続するダムバー17
と、各アウターリード16の後端を順次接続する四角形
の外枠18a〜dとを備えている。上記ダムバー17
は、各々外枠18a,bに平行な2辺からなる。
使用されるリードフレームの平面図である。同図に示す
ように、リードフレームは半導体チップとリードフレー
ムとを接着固定するための固定用リード13,14と、
半導体チップの外周部に近接して配置されかつ半導体チ
ップの中央付近まで延びる多数のインナーリード15
と、各インナーリード15の後端から導出され、インナ
ーリード15と同数であるアウターリード16と、各ア
ウターリード16の先端を順次接続するダムバー17
と、各アウターリード16の後端を順次接続する四角形
の外枠18a〜dとを備えている。上記ダムバー17
は、各々外枠18a,bに平行な2辺からなる。
【0018】ここで、上記固定用リード13,14は合
計6箇所に設けられている。そのうち4箇所(固定用リ
ード13)は、両端のインナーリード15から導出され
ており、かつ、インナーリード15と外枠18c,dと
の間に設けられている。残りの2箇所(固定用リード1
4)は、多数のインナーリード15のうち中央にあるイ
ンナーリードの先端から、リードフレームの中心に向か
って、導出されている。これら6箇所の固定用リード1
3,14により、半導体チップとリードフレームとを確
実に接着固定することができる。ただし、固定用リード
の位置は上述の位置に限定されるものでないことはいう
までもない。
計6箇所に設けられている。そのうち4箇所(固定用リ
ード13)は、両端のインナーリード15から導出され
ており、かつ、インナーリード15と外枠18c,dと
の間に設けられている。残りの2箇所(固定用リード1
4)は、多数のインナーリード15のうち中央にあるイ
ンナーリードの先端から、リードフレームの中心に向か
って、導出されている。これら6箇所の固定用リード1
3,14により、半導体チップとリードフレームとを確
実に接着固定することができる。ただし、固定用リード
の位置は上述の位置に限定されるものでないことはいう
までもない。
【0019】次に、本発明の半導体装置の製造工程にお
ける半導体チップとリードフレームとの接着固定の手順
について説明する。
ける半導体チップとリードフレームとの接着固定の手順
について説明する。
【0020】まず、図4(a)に示すように、ボンディ
ングステージ1のチップ搭載面2上に半導体チップ8を
載置し、真空吸着孔4から真空ポンプ(図示せず)によ
り真空吸着を行って半導体チップ8を固定する。これに
より、半導体チップ8の不要な上下左右への移動を防止
する。
ングステージ1のチップ搭載面2上に半導体チップ8を
載置し、真空吸着孔4から真空ポンプ(図示せず)によ
り真空吸着を行って半導体チップ8を固定する。これに
より、半導体チップ8の不要な上下左右への移動を防止
する。
【0021】そして、図4(b)に示すように、半導体
チップ8上の所定の位置、すなわちリードフレームとの
接着箇所に液状またはペースト状の接着剤9をディスペ
ンスノズル10により塗布する。ただし、リードフレー
ム側の接着部にあらかじめ接着剤を付けたリードフレー
ムを用いる場合には、図4(b)に示すような半導体チ
ップ上への接着剤の塗布は行わないものとする。
チップ8上の所定の位置、すなわちリードフレームとの
接着箇所に液状またはペースト状の接着剤9をディスペ
ンスノズル10により塗布する。ただし、リードフレー
ム側の接着部にあらかじめ接着剤を付けたリードフレー
ムを用いる場合には、図4(b)に示すような半導体チ
ップ上への接着剤の塗布は行わないものとする。
【0022】次に、図4(c)に示すように、ボンディ
ングステージ1のリードフレーム当接面3にリードフレ
ーム11を載置して真空吸着により固定する。この時、
リードフレーム11の位置規制孔12がパイロットピン
6に係合するようにリードフレーム11に横方向の位置
が規制され、リードフレーム11と半導体チップ8との
横方向の位置合わせを容易に行うことができる。そし
て、この状態で接着剤9を硬化させて半導体チップ8と
リードフレーム11とを接着固定する。
ングステージ1のリードフレーム当接面3にリードフレ
ーム11を載置して真空吸着により固定する。この時、
リードフレーム11の位置規制孔12がパイロットピン
6に係合するようにリードフレーム11に横方向の位置
が規制され、リードフレーム11と半導体チップ8との
横方向の位置合わせを容易に行うことができる。そし
て、この状態で接着剤9を硬化させて半導体チップ8と
リードフレーム11とを接着固定する。
【0023】本実施形態では、接着剤の種類については
説明していないが、例えば、接着剤として熱硬化性接着
剤や紫外線硬化性接着剤を用いることが可能であり、そ
の場合においてはそれぞれ加熱手段や紫外線照射手段を
用いて各接着剤を硬化させることになる。
説明していないが、例えば、接着剤として熱硬化性接着
剤や紫外線硬化性接着剤を用いることが可能であり、そ
の場合においてはそれぞれ加熱手段や紫外線照射手段を
用いて各接着剤を硬化させることになる。
【0024】また、図5は、本発明の半導体装置による
半導体チップとリードフレームとの接着固定の後に、外
部接続のために指定されたインナーリード15と半導体
チップ8の電極部19との間で、極細線20によるワイ
ヤー・ボンディングを行った状態を示す平面図である。
半導体チップとリードフレームとの接着固定の後に、外
部接続のために指定されたインナーリード15と半導体
チップ8の電極部19との間で、極細線20によるワイ
ヤー・ボンディングを行った状態を示す平面図である。
【0025】上述のように、本発明の半導体装置の製造
装置では、ボンディングステージ1において半導体チッ
プ8を搭載するチップ搭載面2とリードフレーム11を
当接するリードフレーム当接面3とが設けられている。
そのリードフレーム当接面3はチップ搭載面2を取り囲
み、かつ、チップ搭載面2より高さ位置が上にある。
装置では、ボンディングステージ1において半導体チッ
プ8を搭載するチップ搭載面2とリードフレーム11を
当接するリードフレーム当接面3とが設けられている。
そのリードフレーム当接面3はチップ搭載面2を取り囲
み、かつ、チップ搭載面2より高さ位置が上にある。
【0026】よって、本実施形態の製造装置を用いるこ
とにより、半導体チップ8の主面とリードフレーム11
との間隔をほぼ一定にできる。すなわち、予めチップ搭
載面2とリードフレーム当接面3との高さ位置の差を適
宜設定(例えば、約100μm)しておくことにより、
半導体チップ8の主面とリードフレーム11との間隔を
容易に許容範囲(75μm〜125μm)に保ちなが
ら、半導体チップ8とリードフレーム11とを接着固定
してLOC型構造を形成できる。しかも、従来よりコス
トの低いLOC型半導体パッケージの製造を実現するこ
とができる。
とにより、半導体チップ8の主面とリードフレーム11
との間隔をほぼ一定にできる。すなわち、予めチップ搭
載面2とリードフレーム当接面3との高さ位置の差を適
宜設定(例えば、約100μm)しておくことにより、
半導体チップ8の主面とリードフレーム11との間隔を
容易に許容範囲(75μm〜125μm)に保ちなが
ら、半導体チップ8とリードフレーム11とを接着固定
してLOC型構造を形成できる。しかも、従来よりコス
トの低いLOC型半導体パッケージの製造を実現するこ
とができる。
【0027】また、ボンディングステージのチップ搭載
面2や接合面上にゴミや埃が堆積するのを容易に抑制で
きるため、半導体チップ8の傾きが生じることがなく、
従来より安定して半導体チップとリードフレームとの間
隔を許容範囲内に保つことができる。
面2や接合面上にゴミや埃が堆積するのを容易に抑制で
きるため、半導体チップ8の傾きが生じることがなく、
従来より安定して半導体チップとリードフレームとの間
隔を許容範囲内に保つことができる。
【0028】なお、チップ搭載面2は半導体チップ面の
サイズより大きくてもよい。この場合においても、ボン
ディングステージ1のチップ搭載面2や接合面上にゴミ
や埃が堆積するのを容易に抑制できることはいうまでも
ない。よって、大小各種サイズの半導体チップについ
て、共通のボンディングステージ1を利用してダイ・ボ
ンディングを行えることとなる。
サイズより大きくてもよい。この場合においても、ボン
ディングステージ1のチップ搭載面2や接合面上にゴミ
や埃が堆積するのを容易に抑制できることはいうまでも
ない。よって、大小各種サイズの半導体チップについ
て、共通のボンディングステージ1を利用してダイ・ボ
ンディングを行えることとなる。
【0029】また、上述のように、本発明の半導体装置
の製造装置の構成は簡素であるので、従来の装置に比べ
設費の増大を抑制できる。
の製造装置の構成は簡素であるので、従来の装置に比べ
設費の増大を抑制できる。
【0030】さらに、本実施形態の方法によれば、接着
剤の種類にかかわらず半導体チップ8の主面とリードフ
レーム11との間隔をほぼ一定にできる。そこで、接着
剤の選択幅を拡大できることとなる。
剤の種類にかかわらず半導体チップ8の主面とリードフ
レーム11との間隔をほぼ一定にできる。そこで、接着
剤の選択幅を拡大できることとなる。
【0031】なお、本発明の半導体装置の製造工程に代
えて、ボンディングステージ1のチップ搭載面2上への
半導体チップ8の載置、固定の後に、ロータリー搬送装
置によりボンディングステージ1を移動させることによ
り、1つのディスペンスノズル10を用いて、所定の数
箇所の接着箇所に接着剤9を塗布するようにしてもよ
い。この場合には、ボンディングステージ1のリードフ
レーム当接面3上へのリードフレーム11の載置、固定
の後に、ボンディングステージ1を移動させることによ
り、接着剤を硬化させるため、紫外線を上記接着箇所に
照射することとなる。
えて、ボンディングステージ1のチップ搭載面2上への
半導体チップ8の載置、固定の後に、ロータリー搬送装
置によりボンディングステージ1を移動させることによ
り、1つのディスペンスノズル10を用いて、所定の数
箇所の接着箇所に接着剤9を塗布するようにしてもよ
い。この場合には、ボンディングステージ1のリードフ
レーム当接面3上へのリードフレーム11の載置、固定
の後に、ボンディングステージ1を移動させることによ
り、接着剤を硬化させるため、紫外線を上記接着箇所に
照射することとなる。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の半導体装
置の製造装置によれば、半導体チップの主面とリードフ
レームとの間隔を容易に許容範囲に保ちながら、半導体
チップとリードフレームとを接着固定してLOC型構造
を形成できる。しかも、従来よりコストの低いLOC型
半導体パッケージの製造を実現することができる。
置の製造装置によれば、半導体チップの主面とリードフ
レームとの間隔を容易に許容範囲に保ちながら、半導体
チップとリードフレームとを接着固定してLOC型構造
を形成できる。しかも、従来よりコストの低いLOC型
半導体パッケージの製造を実現することができる。
【図1】実施形態に係る半導体装置の製造装置の断面図
であって、図2のI−I線における断面図である。
であって、図2のI−I線における断面図である。
【図2】実施形態に係る半導体装置の製造装置におい
て、チップ搭載面に半導体チップが搭載され、リードフ
レーム当接面にリードフレームが当接されている状態の
平面図である。
て、チップ搭載面に半導体チップが搭載され、リードフ
レーム当接面にリードフレームが当接されている状態の
平面図である。
【図3】実施形態に係る半導体装置の製造装置に使用さ
れるリードフレームの平面図である。
れるリードフレームの平面図である。
【図4】実施形態に係る半導体装置の製造装置における
半導体チップとリードフレームとの接着固定の手順を示
す断面図である。
半導体チップとリードフレームとの接着固定の手順を示
す断面図である。
【図5】実施形態によるダイ・ボンディング後、ワイヤ
ー・ボンディングを行った後の半導体装置の平面図であ
る。
ー・ボンディングを行った後の半導体装置の平面図であ
る。
【図6】従来の半導体装置の製造装置を示す断面図であ
る。
る。
1 ボンディングステージ 2 チップ搭載面 3 リードフレーム当接面 4 チップ真空吸着孔 5 リードフレーム真空吸着孔 6 パイロットピン 7 溝 8 半導体チップ 9 接着剤 10 ディスペンスノズル 11 リードフレーム 12 位置規制孔 13 固定用リード 14 固定用リード 15 インナーリード 16 アウターリード 17 ダムバー 18 外枠 19 電極部 20 極細線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 佳和 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 田中 彰一 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 村山 次雄 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5F047 AA11 BA21 FA22 FA54
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体チップとリードフレームとを接着
固定するためのボンディングステージを備えた半導体装
置の製造装置であって、 上記ボンディングステージは、 半導体チップが搭載されるチップ搭載面と、 リードフレームが当接されるリードフレーム当接面とを
備え、 上記リードフレーム当接面は、上記チップ搭載面を取り
囲み、かつ、チップ搭載面より高さ位置が上にあること
を特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造装置
において、 上記ボンディングステージは、真空吸着用の上記チップ
搭載面に開口している第一の孔と、真空吸着用の上記リ
ードフレーム当接面に開口している第二の孔とをさらに
備えていることを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置の製
造装置において、 上記リードフレームには樹脂封止工程におけるリードフ
レームの位置決めをするための位置規制孔が設けられて
おり、 上記ボンディングステージは、上記リードフレーム当接
面上に形成され、上記リードフレームの位置規制孔に嵌
合可能なパイロットピンをさらに備えていることを特徴
とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれかの1つに記
載の半導体装置の製造装置において、 チップ搭載面の周囲には溝が形成されていることを特徴
とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれかの1つに記
載の半導体装置の製造装置において、 上記チップ搭載面が半導体チップ面のサイズより小さい
ことを特徴とする半導体装置の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1746199A JP2000216172A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 半導体装置の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1746199A JP2000216172A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 半導体装置の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216172A true JP2000216172A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11944674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1746199A Pending JP2000216172A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 半導体装置の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216172A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102522340A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-06-27 | 杭州士兰集成电路有限公司 | 一种大功率模块的散热片安装方法 |
US11983603B2 (en) | 2020-07-31 | 2024-05-14 | Nec Corporation | Holder, quantum device, and manufacturing method of quantum device |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP1746199A patent/JP2000216172A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102522340A (zh) * | 2011-12-21 | 2012-06-27 | 杭州士兰集成电路有限公司 | 一种大功率模块的散热片安装方法 |
US11983603B2 (en) | 2020-07-31 | 2024-05-14 | Nec Corporation | Holder, quantum device, and manufacturing method of quantum device |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050127 |
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