JP2000215549A - 携帯型音声再生装置 - Google Patents

携帯型音声再生装置

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JP2000215549A
JP2000215549A JP11013827A JP1382799A JP2000215549A JP 2000215549 A JP2000215549 A JP 2000215549A JP 11013827 A JP11013827 A JP 11013827A JP 1382799 A JP1382799 A JP 1382799A JP 2000215549 A JP2000215549 A JP 2000215549A
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Japan
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unit
audio signal
recording medium
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signal reproduction
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Application number
JP11013827A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Takeuchi
浄 竹内
Shigeo Tagami
繁男 田上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】匣体に複数の操作部が設けられ、音量調整/遠
隔制御部を伴うヘッドフォンが匣体に接続されたもとに
おいて、操作制限操作部についての操作忘れによる不都
合を解消できるものとなす。 【解決手段】ディスク駆動部32と、記録信号読取ヘッ
ド部33と、音声信号再生処理部37と、複数の操作部
46〜50と、複数の操作部46〜50についての操作
に応じて、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部
33及び音声信号再生処理部37についての動作制御を
行う動作制御部36とを備え、動作制御部36が、複数
の操作部46〜50のうちの特定のものについての操作
が、所定の時間内に所定回数繰り返されたとき、ディス
ク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号
再生処理部37に、音声信号再生処理部37から再生さ
れた音声信号が得られることになる動作を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、主要部が携帯に適した匣体に納められた
もとで、記録媒体から音声記録信号を読み取り、読み取
られた音声記録信号に基づく音声信号を再生する動作を
行い、さらには、再生された音声信号に基づく音をヘッ
ドフォン等を通じて発する携帯型音声再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】小型カセットに収容された磁気テープ
(カセットテープ),小型光ディスク(MD)等の記録
媒体から、それに記録された音声情報をあらわす信号で
ある音声記録信号を読み取り、読み取られた音声記録信
号に基づく再生音を得る携帯用の装置である携帯型音声
再生装置にあっては、記録媒体,その記録媒体を移動も
しくは回動させる記録媒体駆動部,移動もしくは回動す
る記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部,
読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づく
音声信号を再生する音声信号再生処理部,各部の動作を
制御する動作制御部等を収容する、携帯に適した小型な
匣体が備えられる。そして、斯かる匣体には複数の操作
部が設けられ、それらについての操作が行われるとき、
匣体内において、動作制御部により、操作部についての
操作に応じた記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号
再生処理部等に関する動作制御が行われる。
【0003】また、匣体には、音声信号再生処理部から
得られる再生された音声信号が導出される接続端子部が
設けられ、接続端子部には、例えば、小型なヘッドフォ
ンが接続線を介して接続される。接続端子部に接続線を
介して接続されたヘッドフォンには、音声信号再生処理
部から得られる再生された音声信号が接続端子部を通じ
て供給され、再生された音声信号に基づく再生音がヘッ
ドフォンによって得られる。
【0004】このようにして匣体に設けられた接続端子
部に接続線を介してヘッドフォンが接続されるにあた
り、接続端子部とヘッドフォンとを連結する接続線に、
ヘッドフォンから得られる再生音の音量の調整、及び、
匣体内の記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生
処理部等の動作についての遠隔制御を行うための音量調
整/遠隔制御部が介在せしめられることが多い。音量調
整/遠隔制御部には、音量調整操作部と遠隔操作部とが
設けられ、遠隔操作部は、接続端子部を介して、匣体内
の動作制御部に接続される。そして、音量調整/遠隔制
御部を通じて、ヘッドフォンから得られる再生音につい
ての、音量調整操作部の操作に応じた音量調整が行われ
るとともに、匣体内の記録媒体駆動部,読取ヘッド部,
音声信号再生処理部等のついての、遠隔操作部の操作に
応じた動作制御が行われる状態がとられる。
【0005】図9は、このような携帯に適した匣体を備
え、その匣体に設けられた接続端子部にヘッドフォンを
連結する接続線に音量調整/遠隔制御部が介在せしめら
れて成る携帯型音声再生装置の一例の外観を示す。この
図9に示される携帯型音声再生装置にあっては、例え
ば、MDとされる記録媒体,記録媒体駆動部,読取ヘッ
ド部,音声信号再生処理部,動作制御部等を収容する匣
体11を備えられており、匣体11には、PLAY操作
部12,FF操作部13,FB操作部14,STOP操
作部15等を含む複数の操作部が、押釦形式の操作部と
して設けられている。これらの操作部は、夫々が動作制
御部に連結されており、押圧操作されるとき、匣体内に
おいて、動作制御部により、操作された操作部に応じた
記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等
についての動作制御が行われる状態がとられる。
【0006】また、匣体11に設けられた接続端子部1
6には、接続線17を介して左ヘッドフォン18と右へ
ッドフォン19とが接続されており、接続線17には、
音量調整/遠隔制御部20が介在せしめられている。音
量調整/遠隔制御部20には、音量調整操作部21が回
動形式の操作部として設けられており、また、遠隔操作
部22が押釦形式の操作部として設けられている。
【0007】左ヘッドフォン18及び右へッドフォン1
9には、匣体11内に配された音声信号再生処理部から
得られる再生された音声信号が、接続端子部16を通
じ、さらに、音量調整/遠隔制御部20を通じて供給さ
れ、左ヘッドフォン18及び右へッドフォン19から、
音声信号再生処理部から得られる再生された音声信号に
基づく再生音が発せられる。そして、音量調整/遠隔制
御部20に設けられた音量調整操作部21が操作される
とき、その操作に応じて、左ヘッドフォン18及び右へ
ッドフォン19から発せられる再生音についての音量調
整が行われる。
【0008】一方、音量調整/遠隔制御部20に設けら
れた遠隔操作部22は、接続線17を通じ、さらに、接
続端子部16を通じて、匣体11内に配された動作制御
部に連結されている。そして、遠隔操作部22は、押圧
操作されるが、その押圧態様、即ち、押圧のされ方に応
じて、PLAY操作,FF操作,FB操作,STOP操
作等が行われることになり、PLAY操作,FF操作,
FB操作,STOP操作等のうちのいずれかが行われる
とき、匣体内において、動作制御部により、その操作に
応じた記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処
理部等についての動作制御が行われる状態がとられる。
【0009】このようなもとで、匣体11には、PLA
Y操作部12,FF操作部13,FB操作部14等を含
む複数の操作部についての不所望な操作により、匣体1
1内に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信
号再生処理部等が動作状態とされてしまう事態を回避す
るための操作制限操作部23が、スライド形式の操作部
として設けられており、また、音量調整/遠隔制御部2
0にも、遠隔操作部22についての不所望な操作によ
り、匣体11内に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド
部,音声信号再生処理部等が動作状態とされてしまう事
態を回避するための操作制限操作部24が、スライド形
式の操作部として設けられている。
【0010】匣体11に設けられた操作制限操作部23
は、表示“H”から離隔した位置及び表示“H”に近接
した位置のうちのいずれかに置かれるべくスライド操作
される。そして、操作制限操作部23が、表示“H”か
ら離隔した位置に置かれたもとにあっては、PLAY操
作部12,FF操作部13,FB操作部14等を含む複
数の操作部のいずれかが操作されるとき、匣体11内に
おいて、動作制御部により、操作された操作部に応じた
記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等
についての動作制御が行われる状態とされ、それに対し
て、操作制限操作部23が、表示“H”に近接した位置
に置かれたもとにあっては、PLAY操作部12,FF
操作部13,FB操作部14等を含む複数の操作部のい
ずれが操作される場合にも、匣体11内において、動作
制御部による記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号
再生処理部等についての動作制御が行われない状態とさ
れる。即ち、操作制限操作部23が、表示“H”に近接
した位置に置かれているときには、PLAY操作部1
2,FF操作部13,FB操作部14等を含む複数の操
作部についての不所望な操作が行われても、匣体11内
に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再
生処理部等が非動作状態に維持されることになる。
【0011】また、音量調整/遠隔制御部20に設けら
れた操作制限操作部24も、表示“H”から離隔した位
置及び表示“H”に近接した位置のうちのいずれかに置
かれるべくスライド操作される。そして、操作制限操作
部24が、表示“H”から離隔した位置に置かれたもと
にあっては、遠隔操作部22が操作されるとき、匣体1
1内において、動作制御部により、遠隔操作部22につ
いての操作態様に応じた記録媒体駆動部,読取ヘッド
部,音声信号再生処理部等についての動作制御が行われ
る状態とされ、それに対して、操作制限操作部24が、
表示“H”に近接した位置に置かれたもとにあっては、
遠隔操作部22がいずれの操作態様をもって操作される
場合にも、匣体11内において、動作制御部による記録
媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等につ
いての動作制御が行われない状態とされる。即ち、操作
制限操作部24が、表示“H”に近接した位置に置かれ
ているときには、遠隔操作部22についての不所望な操
作が行われても、匣体11内に配された記録媒体駆動
部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等が非動作状態
に維持されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、図9
に示される如くの携帯型音声再生装置にあっては、匣体
11に設けられた操作制限操作部23の操作によって、
PLAY操作部12,FF操作部13,FB操作部14
等を含む複数の操作部についての不所望な操作により、
匣体11内に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,
音声信号再生処理部等が動作状態とされてしまう事態を
回避でき、また、音量調整/遠隔制御部20に設けられ
た操作制限操作部24の操作によって、遠隔操作部22
についての不所望な操作により、匣体11内に配された
記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等
が動作状態とされてしまう事態を回避できる。しかしな
がら、例えば、匣体11内に配された動作制御部による
制御のもとに記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号
再生処理部等が所定の動作状態におかれ、その後、動作
状態が終了せしめられて、それ以後においては記録媒体
駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等が非動作
状態に維持されるべきとき、匣体11に設けられた操作
制限操作部23を表示“H”に近接した位置に置く操
作、あるいは、音量調整/遠隔制御部20に設けられた
操作制限操作部24を表示“H”に近接した位置に置く
操作が、忘れられてしまう事態が生じる。
【0013】このような事態が生じると、匣体11内に
配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生
処理部等の動作状態が、装置を携帯する者によって気付
かれることなく継続し、その結果、例えば、電源電力を
供給する内蔵電池が無駄に消耗されてしまうことにな
る。
【0014】また、匣体11に設けられた操作制限操作
部23の操作の結果と、音量調整/遠隔制御部20に設
けられた操作制限操作部24の操作の結果とは、夫々独
立したものとされるので、例えば、匣体11に設けられ
た操作制限操作部23が表示“H”から離隔した位置に
置かれているときには、音量調整/遠隔制御部20に設
けられた操作制限操作部24を表示“H”に近接した位
置に置く操作を行っても、音量調整/遠隔制御部20に
設けられた遠隔操作部22についての不所望な操作によ
り、匣体11内に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド
部,音声信号再生処理部等が動作状態とされてしまう事
態は回避できるが、匣体11に設けられたPLAY操作
部12,FF操作部13,FB操作部14等を含む複数
の操作部についての不所望な操作により、匣体11内に
配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生
処理部等が動作状態とされてしまう事態を回避すること
はできない。
【0015】また、匣体11内に配された動作制御部に
よる制御のもとに記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声
信号再生処理部等が所定の動作状態におかれているもと
で、記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理
部等の動作状態を終了させ、それ以後においては記録媒
体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等を非動
作状態に維持しようとするときには、匣体11に設けら
れたSTOP操作部15を操作した後、もしくは、音量
調整/遠隔制御部20に設けられた遠隔操作部22につ
いてのSTOP操作を行った後、さらに、匣体11に設
けられた操作制限操作部23を表示“H”に近接した位
置に置く操作、及び、音量調整/遠隔制御部20に設け
られた操作制限操作部24を表示“H”に近接した位置
に置く操作を行うことが要求され、装置の使用者が操作
に煩わしさを感ずることになってしまう。
【0016】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、携帯に適した匣体を備え、さらに
は、匣体に設けられた接続端子部に音量調整/遠隔制御
部を伴うヘッドフォンが接続されたもとにおいて、匣体
に設けられた操作制限操作部、さらには、音量調整/遠
隔制御部に設けられた操作制限操作部についての操作が
忘れられてしまうことによる不都合が解消されたもの,
音量調整/遠隔制御部に設けられた操作制限操作部につ
いての操作によって、匣体に設けられた操作部について
の不所望な操作により、匣体内に配された記録媒体駆動
部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等が動作状態と
されてしまう事態を回避することができるもの、あるい
は、匣体内に配された記録媒体駆動部,読取ヘッド部,
音声信号再生処理部等が所定の動作状態におかれている
もとで、一回の操作制限操作部の操作により、記録媒体
駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等の動作状
態を終了させ、それ以後においては記録媒体駆動部,読
取ヘッド部,音声信号再生処理部等を非動作状態に維持
することができるもの、とされる携帯型音声再生装置を
提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1に記載された発明に係る携帯型音声再生
装置は、記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒体駆
動部と、記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッ
ド部と、読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号
に基づく音声信号を再生する音声信号再生処理部と、記
録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部に
所定の動作を行わせるための操作が行われる複数の操作
部と、複数の操作部についての操作に応じて、記録媒体
駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部について
の動作制御を行う動作制御部とを備え、動作制御部が、
複数の操作部のうちの特定のものについての操作が、所
定の時間内に所定回数繰り返されたとき、記録媒体駆動
部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部に、音声信号
再生処理部から再生された音声信号が得られることにな
る動作を行わせるものとされて、構成される。
【0018】また、本願の特許請求の範囲における請求
項5に記載された発明に係る携帯型音声再生装置は、記
録媒体を移動もしくは回動させる記録媒体駆動部と、記
録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部と、読
取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づく音
声信号を再生する音声信号再生処理部と、ヘッドフォン
が接続されるとき、そのヘッドフォンに音声信号再生処
理部により再生された音声信号を供給する接続端子部
と、ヘッドフォンに設けられ、そのヘッドフォンが接続
端子部に接続されたもとで使用状態におかれるとき、特
定の状態とされるスイッチと、記録媒体駆動部,読取ヘ
ッド部及び音声信号再生処理部に所定の動作を行わせる
ための操作が行われる複数の操作部と、スイッチが上述
の特定の状態にあるとき、複数の操作部についての操作
に応じて、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号
再生処理部についての動作制御を行い、スイッチが上述
の特定の状態にないとき、複数の操作部のいずれについ
ての操作にも応じない状態をとる動作制御部とを備えて
構成される。
【0019】本願の特許請求の範囲における請求項7に
記載された発明に係る携帯型音声再生装置は、記録媒体
を移動もしくは回動させる記録媒体駆動部と、記録媒体
から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部と、読取ヘッ
ド部により読み取られた音声記録信号に基づく音声信号
を再生する音声信号再生処理部と、記録媒体駆動部,読
取ヘッド部及び音声信号再生処理部に所定の動作を行わ
せるための操作が行われる複数の操作部と、複数の操作
部について行われる操作の結果を制限するための操作が
行われる第1の操作制限操作部と、記録媒体駆動部,読
取ヘッド部及び音声信号再生処理部に所定の動作を行わ
せるための操作が行われる遠隔操作部が設けられた遠隔
制御部と、遠隔操作部について行われる操作の結果を制
限するための操作が行われる第2の操作制限操作部と、
第1の操作制限操作部及び第2の操作制限操作部のうち
のいずれもが、特定の操作が行われた状態にないとき、
複数の操作部もしくは遠隔操作部における操作に応じ
て、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
理部についての動作制御を行い、第1の操作制限操作部
及び第2の操作制限操作部のうちのいずれかが、特定の
操作が行われた状態にあるとき、複数の操作部及び遠隔
操作部のいずれにおける操作にも応じない状態をとる動
作制御部とを備えて構成される。
【0020】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項8に記載された発明に係る携帯型音声再生装置は、
記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒体駆動部と、
記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部と、
読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づく
音声信号を再生する音声信号再生処理部と、記録媒体駆
動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部に所定の動
作を行わせるための操作が行われる複数の操作部と、複
数の操作部について行われる操作の結果を制限するため
の操作が行われる第1の操作制限操作部と、記録媒体駆
動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部の動作、及
び、複数の操作部について行われる操作の結果を制限す
るための操作が行われる第2の操作制限操作部と、第1
の操作制限操作部及び第2の操作制限操作部のいずれも
が特定の操作が行われた状態にないとき、複数の操作部
についての操作に応じて、記録媒体駆動部,読取ヘッド
部及び音声信号再生処理部についての動作制御を行い、
第1の操作制限操作部が特定の操作が行われた状態にあ
るとき、複数の操作部のいずれについての操作にも応じ
ない状態をとり、さらに、記録媒体駆動部,読取ヘッド
部及び音声信号再生処理部が所定の動作を行っているも
とで、第2の操作制限操作部が特定の操作が行われた状
態とされるとき、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音
声信号再生処理部の動作を停止させ、その後、複数の操
作部のいずれについての操作にも応じない状態をとる動
作制御部とを備えて構成される。
【0021】上述の本願の特許請求の範囲における請求
項1に記載された発明に係る携帯型音声再生装置にあっ
ては、複数の操作部についての操作に応じて、記録媒体
駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部について
の動作制御を行う動作制御部が、複数の操作部のうちの
特定のものについての操作が、所定の時間内に所定回
数、例えば2回、繰り返されたときのみ、記録媒体駆動
部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部に、音声信号
再生処理部から再生された音声信号が得られることにな
る動作を行わせるものとされる。通常、特定の操作部に
ついて所定の時間内に所定回数繰り返される操作が不所
望に行われることは、殆ど無いと考えられるので、この
ようにされることにより、複数の操作部についての不所
望な操作により、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音
声信号再生処理部が動作状態とされてしまう事態が生じ
る確率は極めて小とされる。
【0022】そして、係る場合には、複数の操作部に加
えて、それらの複数の操作部についての不所望な操作に
より記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
理部が動作状態とされてしまう事態を回避すべく、複数
の操作部についての操作の結果を制限するための操作制
限操作部が設けられることが要されず、従って、操作制
限操作部についての操作が忘れられてしまうことによる
不都合が生じる虞はない。
【0023】また、上述の本願の特許請求の範囲におけ
る請求項5に記載された発明に係る携帯型音声再生装置
にあっては、接続端子部に接続されて音声信号再生処理
部により再生された音声信号が供給される状態がとられ
るヘッドフォンが備えられ、そのヘッドフォンに、それ
が接続端子部に接続されたもとで使用状態におかれると
き特定の状態とされるスイッチが設けられたもとで、動
作制御部が、ヘッドフォンに設けられたスイッチが特定
の状態にあるとき、複数の操作部についての操作に応じ
て、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
理部についての動作制御を行い、スイッチが特定の状態
にないときには、複数の操作部のいずれについての操作
にも応じない状態をとるものとされる。
【0024】それにより、ヘッドフォンが接続端子部に
接続されたもとで使用状態におかれるとき、記録媒体駆
動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が複数の操
作部についての操作に応じた動作状態とされ、ヘッドフ
ォンが使用状態におかれていないときには、記録媒体駆
動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状態
とされない。従って、ヘッドフォンが使用状態におかれ
ていないもとにおいて、複数の操作部についての不所望
な操作により、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部が動作状態とされてしまう事態が自動的
に回避される。
【0025】上述の本願の特許請求の範囲における請求
項7に記載された発明に係る携帯型音声再生装置にあっ
ては、複数の操作部について行われる操作の結果を制限
するための操作が行われる第1の操作制限操作部と、記
録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等の
動作を遠隔制御するための遠隔操作部について行われる
操作の結果を制限するための操作が行われる第2の操作
制限操作部とが備えられ、動作制御部が、第1の操作制
限操作部及び第2の操作制限操作部のうちのいずれか
が、特定の操作が行われた状態にあるとき、複数の操作
部及び遠隔操作部のいずれにおける操作にも応じない状
態をとるものとされる。
【0026】それにより、遠隔操作部について行われる
操作の結果を制限するための操作が行われる第2の操作
制限操作部についての操作のみによって、複数の操作部
についての不所望な操作により記録媒体駆動部,読取ヘ
ッド部,音声信号再生処理部等が動作状態とされてしま
う事態が回避される状態が得られることになる。
【0027】さらに、上述の本願の特許請求の範囲にお
ける請求項8に記載された発明に係る携帯型音声再生装
置にあっては、複数の操作部について行われる操作の結
果を制限するための操作が行われる第1の操作制限操作
部と、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生
処理部の動作、及び、複数の操作部について行われる操
作の結果を制限するための操作が行われる第2の操作制
限操作部とが備えられ、動作制御部が、第1の操作制限
操作部及び第2の操作制限操作部のいずれもが特定の操
作が行われた状態にないとき、複数の操作部についての
操作に応じて、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部についての動作制御を行い、第1の操作
制限操作部が特定の操作が行われた状態にあるとき、複
数の操作部のいずれについての操作にも応じない状態を
とり、さらに、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部が所定の動作を行っているもとで、第2
の操作制限操作部が特定の操作が行われた状態とされる
とき、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生
処理部の動作を停止させ、その後、複数の操作部のいず
れについての操作にも応じない状態をとるものとされ
る。
【0028】その結果、第1の操作制限操作部について
の操作により、複数の操作部についての不所望な操作に
より記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
理部が動作状態とされてしまう事態が回避される状態が
得られるとともに、記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音
声信号再生処理部等が所定の動作状態におかれているも
とでの、第2の操作制限操作部についての一回の操作に
より、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生
処理部の動作状態が終了せしめられ、それ以後において
は、複数の操作部についての不所望な操作により記録媒
体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作
状態とされてしまう事態が回避される状態が得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項4までのいずれかに記載され
た発明に係る携帯型音声再生装置の一例を示す。この図
1に示される例は、図9に示される匣体11,左右ヘッ
ドフォン18及び19、及び、音量調整/遠隔制御部2
0に夫々対応する匣体,左右ヘッドフォン及び音量調整
/遠隔制御部を備えている。但し、図9に示される匣体
11に設けられた操作制限操作部23及び図9に示され
る音量調整/遠隔制御部20に設けられた操作制限操作
部24に対応するものは備えていない。
【0030】そして、図1に示される例にあっては、記
録媒体としてMD31が用いられ、MD31を回転駆動
するディスク駆動部32が、記録媒体駆動部として設け
られている。また、ディスク駆動部32により駆動され
るMD31から音声記録信号を読み取る記録信号読取ヘ
ッド部33が設けられており、記録信号読取ヘッド部3
3は、ヘッド制御/駆動部34によって、その動作制御
が行われるとともに、ディスク駆動部32により駆動さ
れるMD31に対する位置を変化させるべく駆動される
ものとされる。
【0031】これらディスク駆動部32及びヘッド制御
/駆動部34に関連して、システム制御部35が設けら
れている。システム制御部35は、例えば、マイクロコ
ンピュータが用いられて構成される動作制御部36から
供給される制御信号CDD,CHD及びCHCに応じ
て、ディスク制御信号DD及びヘッド制御信号DH,C
F及びCEを、夫々、ディスク駆動部32及びヘッド制
御/駆動部34に供給し、ディスク駆動部32の動作を
ディスク制御信号DDによって制御するとともに、記録
信号読取ヘッド部33の動作及び位置を、ヘッド制御/
駆動部34を通じて、ヘッド制御信号DH,CF及びC
Eによって制御する。
【0032】記録信号読取ヘッド部33によって、ディ
スク駆動部32により駆動されるMD31から読み取ら
れた音声記録信号SSは、音声信号再生処理部37に供
給される。音声信号再生処理部37は、動作制御部36
から供給される制御信号CA,CB及びCCに応じて動
作し、記録信号読取ヘッド部33からの音声記録信号S
Sに種々の処理を施して、例えば、ステレオ音声信号を
形成する左音声信号SAL及び右音声信号SARを、記
録信号読取ヘッド部33によりMD31から読み取られ
た音声記録信号SSに基づく音声信号として再生する。
そして、音声信号再生処理部37から得られる左音声信
号SAL及び右音声信号SARが、接続端子38及び3
9に導出される。
【0033】接続端子38及び39には、音量調整/遠
隔制御部40を介在させて、左ヘッドフォン41及び右
ヘッドフォン42が接続されている。音量調整/遠隔制
御部40には、音量調整操作部43が、例えば、回動形
式の操作部として設けられ、また、遠隔操作部44が、
例えば、押釦スイッチをもって形成されるものとして設
けられる。
【0034】音量調整/遠隔制御部40は、接続端子3
8に導出される左音声信号SALを、音量調整操作部4
3の操作結果に応じたレベル制御が行われたものとし
て、左ヘッドフォン41に供給し、また、接続端子39
に導出される右音声信号SARを、音量調整操作部43
の操作結果に応じたレベル制御が行われたものとして、
右ヘッドフォン42に供給する。それにより、左ヘッド
フォン41により、左音声信号SALに基づく再生音
が、音量調整操作部43の操作結果に応じた音量をもっ
て得られるとともに、右ヘッドフォン42により、右音
声信号SARに基づく再生音が、音量調整操作部43の
操作結果に応じた音量をもって得られる。
【0035】さらに、音量調整/遠隔制御部40は、遠
隔操作部44が押圧操作されるとき、その押圧操作の態
様、即ち、操作回数,操作間隔等に応じた操作入力信号
COを送出し、その操作入力信号COを接続端子45を
通じて動作制御部36に供給する。
【0036】動作制御部36には、PLAY操作部4
6,FF操作部47,FB操作部48及びSTOP操作
部49が、夫々が、例えば、押釦スイッチをもって形成
されるものとして接続されている。さらに、動作制御部
36には、PLAY操作部46,FF操作部47,FB
操作部48及びSTOP操作部49以外の操作部とし
て、各種調整操作部50が種々の形式をもって接続され
ている。
【0037】上述のMD31,ディスク駆動部32,記
録信号読取ヘッド部33,ヘッド制御/駆動部34,シ
ステム制御部35,動作制御部36及び音声信号再生処
理部37は、匣体内に納められており、また、接続端子
38,39及び45は、匣体に設けられた接続端子部を
形成するものとされる。さらに、PLAY操作部46,
FF操作部47,FB操作部48,STOP操作部49
及び各種調整操作部50は、匣体に設けられていて、匣
体外から操作することができるようにされている。
【0038】そして、動作制御部36は、音量調整/遠
隔制御部40からの操作入力信号COが接続端子45を
通じて供給されるとき、その操作入力信号COに応じ
て、あるいは、PLAY操作部46,FF操作部47,
FB操作部48,STOP操作部49及び各種調整操作
部50のいずれかが操作されるとき、その操作に応じ
て、制御信号CDD,CHD及びCHCのシステム制御
部35への供給、及び、制御信号CA,CB及びCCの
音声信号再生処理部37への供給を行い、それによっ
て、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及
び音声信号再生処理部37に、操作入力信号COあるい
はPLAY操作部46,FF操作部47,FB操作部4
8,STOP操作部49及び各種調整操作部50につい
ての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をとらせ
る。その際、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド
部33及び音声信号再生処理部37に動作状態をとらせ
るにあたっては、音声信号再生処理部37から再生され
た左音声信号SAL及び右音声信号SARが得られるこ
とになる、所謂、PLAY動作状態を基礎動作状態と
し、PLAY動作状態以外の動作状態については、一端
PLAY動作状態をとらせた後にとらせるようにされ
る。
【0039】このようなもとで、動作制御部36は、特
に、音量調整/遠隔制御部40からの操作入力信号CO
が、遠隔操作部44の操作が所定の時間内に所定回数繰
り返されることにより得られたものであるとき、具体的
には、例えば、遠隔操作部44について一回目の操作が
行われた後予め設定された時間内、例えば、0.5秒内
に二回目の操作が行われることにより得られたものであ
るとき、もしくは、PLAY操作部46の操作が所定の
時間内に所定回数繰り返されたとき、具体的には、例え
ば、PLAY操作部46について一回目の操作が行われ
た後予め設定された時間内、例えば、0.5秒内に二回
目の操作が行われたとき、ディスク駆動部32,記録信
号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、音
声信号再生処理部37から再生された左音声信号SAL
及び右音声信号SARが得られることになる、所謂、P
LAY動作を行わせるべく、制御信号CDD,CHD及
びCHCのシステム制御部35への供給、及び、制御信
号CA,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供
給を行う。そして、動作制御部36は、音量調整/遠隔
制御部40からの操作入力信号COが供給されても、そ
の操作入力信号COが、遠隔操作部44の操作が所定の
時間内に所定回数繰り返されることにより得られたもの
でないとき、あるいは、PLAY操作部46を含む複数
の操作部についての操作が行われても、その操作が、所
定の時間内に所定回数繰り返されたPLAY操作部46
についての操作でないときには、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
に、所謂、PLAY動作を行わせない。
【0040】それにより、音量調整/遠隔制御部40に
設けられた遠隔操作部44について、例えば、一回目の
操作が行われた後0.5秒内に二回目の操作が行われる
とき、もしくは、PLAY操作部46について、例え
ば、一回目の操作が行われた後0.5秒内に二回目の操
作が行われたときのみ、ディスク駆動部32,記録信号
読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37がPLA
Y動作を行う状態におかれて、接続端子38及び39に
再生された左音声信号SAL及び右音声信号SARが得
られ、それらが、音量調整/遠隔制御部40を通じて、
左右ヘッドフォン18及び19に供給される。
【0041】図2は、斯かる際に動作制御部36におい
て実行される、PLAY動作を開始するための動作プロ
グラムの一例をあらわすフローチャートを示す。このフ
ローチャートに従う動作にあっては、スタート後、ステ
ップ51において、PLAY操作、換言すれば、遠隔操
作部44についての予め設定された態様をもっての操
作、もしくは、PLAY操作部46の操作が行われたか
否かを判断する。その結果、PLAY操作が行われてい
なければ、ステップ51での判断を繰り返し、PLAY
操作が行われた場合には、ステップ52において、その
後0.5秒内に再度PLAY操作が行われたか否かを判
断する。
【0042】ステップ52での判断の結果、0.5秒内
に再度PLAY操作が行われなかった場合には、ステッ
プ51に戻る。一方、ステップ52での判断の結果、
0.5秒内に再度PLAY操作が行われた場合には、ス
テップ53において、制御信号CDD,CHD及びCH
Cのシステム制御部35への供給、及び、制御信号C
A,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供給を
行って、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部3
3及び音声信号再生処理部37にPLAY動作を開始さ
せ、プログラムを終了する。
【0043】上述の如くの図1に示される例によれば、
通常、遠隔操作部44についての所定の時間内に所定回
数繰り返される操作が不所望に行われること、あるい
は、PLAY操作部46についての所定の時間内に所定
回数繰り返される操作が不所望に行われることは、殆ど
無いと考えられるので、遠隔操作部44もしくはPLA
Y操作部46を含む複数の操作部についての不所望な操
作により、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部
33及び音声信号再生処理部37がPLAY動作状態か
ら始められる動作状態とされてしまう事態が生じる確率
は極めて小とされる。
【0044】そして、図1に示される例にあっては、複
数の操作部に加えて、それらの複数の操作部についての
不所望な操作によりディスク駆動部32,記録信号読取
ヘッド部33及び音声信号再生処理部37が動作状態と
されてしまう事態を回避すべく、複数の操作部について
の操作の結果を制限するための操作制限操作部が設けら
れることが要されず、従って、操作制限操作部について
の操作が忘れられてしまうことによる不都合が生じる虞
はない。
【0045】図3は、本願の特許請求の範囲における請
求項5または請求項6に記載された発明に係る携帯型音
声再生装置の一例を示す。この図3に示される例も、図
9に示される匣体11,左右ヘッドフォン18及び1
9、及び、音量調整/遠隔制御部20に夫々対応する匣
体,左右ヘッドフォン及び音量調整/遠隔制御部を備え
ている。但し、図9に示される音量調整/遠隔制御部2
0に設けられた操作制限操作部24に対応するものは備
えていない。
【0046】そして、図3に示される例は、図1に示さ
れる例と同様に構成された部分を多々有しており、図3
においては、図1に示される各部及び各信号に対応する
部分及び信号が、図1と共通の符号が付されて示されて
おり、それらについての重複説明は省略される。
【0047】図3に示される例にあっては、左右ヘッド
フォン41及び42のうちの一方、例えば、右ヘッドフ
ォン42に、スイッチ55が組み込まれている。スイッ
チ55は、例えば、図4に示される如く、極めて小型な
押釦スイッチとされて、右ヘッドフォン42における、
右ヘッドフォン42が実際に装置の使用者に装着されて
使用されるとき、使用者の身体の一部によって押圧され
ることになる位置に配されている。また、スイッチ55
は、音量調整/遠隔制御部40に接続されている。
【0048】斯かるスイッチ55は、右ヘッドフォン4
2が実際に装置の使用者に装着されて使用されている状
態になく、従って、押圧されていないとき、オン状態を
とり、右ヘッドフォン42が実際に装置の使用者に装着
されて使用されていて、使用者の身体の一部によって押
圧されているとき、オフ状態をとるものとされる。そし
て、スイッチ55が接続された音量調整/遠隔制御部4
0は、スイッチ55のオフ状態及びオン状態に応じて、
スイッチ55がオフ状態もしくはオン状態にあることを
あらわすスイッチ状態検出信号CLDを送出し、そのス
イッチ状態検出信号CLDを接続端子56を通じて動作
制御部36に供給する。なお、接続端子56は、接続端
子38,39及び45と共に、匣体に設けられた接続端
子部を形成する。
【0049】また、動作制御部36には、PLAY操作
部46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操
作部49及び各種調整操作部50に加えて、操作制限操
作部57が、例えば、スライドスイッチをもって形成さ
れるものとして接続されている。この操作制限操作部5
7は、図9に示される匣体11に設けられた操作制限操
作部23に対応するものであって、PLAY操作部4
6,FF操作部47,FB操作部48等を含む複数の操
作部についての不所望な操作により、ディスク駆動部3
2,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部
37が動作状態とされてしまう事態を回避するためのも
のとして匣体に設けられており、匣体外から操作するこ
とができるようにされている。
【0050】このようなもとで、動作制御部36は、音
量調整/遠隔制御部40からの操作入力信号COが接続
端子45を通じて供給されるとき、その操作入力信号C
Oに応じて、あるいは、PLAY操作部46,FF操作
部47,FB操作部48,STOP操作部49及び各種
調整操作部50のいずれかが操作されるとき、その操作
に応じて、制御信号CDD,CHD及びCHCのシステ
ム制御部35への供給、及び、制御信号CA,CB及び
CCの音声信号再生処理部37への供給を行い、それに
よって、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部3
3及び音声信号再生処理部37に、操作入力信号COあ
るいはPLAY操作部46,FF操作部47,FB操作
部48,STOP操作部49及び各種調整操作部50に
ついての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をと
らせる制御動作を、所定の条件のもとで行う。
【0051】斯かる所定の条件は、以下の如くにして、
右ヘッドフォン42に組み込まれたスイッチ55のオン
・オフ状態、あるいは、動作制御部36に接続された操
作制限操作部57を形成するスライドスイッチのオン・
オフ状態によって設定される。
【0052】接続端子38,39,45及び56によっ
て形成されて匣体に設けられた接続端子部に、音量調整
/遠隔制御部40を介在させて、左ヘッドフォン41及
び右ヘッドフォン42が接続されているもとにあって
は、音量調整/遠隔制御部40から接続端子56を通じ
て動作制御部36に供給されるスイッチ状態検出信号C
LDが、右ヘッドフォン42に組み込まれたスイッチ5
5がオン状態にあることをあらわすときには、動作制御
部36は、音量調整/遠隔制御部40に設けられた遠隔
操作部44が操作され、それに応じて音量調整/遠隔制
御部40からの操作入力信号COが接続端子45を通じ
て供給されても、その操作入力信号COに応じた動作は
行わず、また、動作制御部36に接続されたPLAY操
作部46,FF操作部47,FB操作部48,STOP
操作部49及び各種調整操作部50のいずれが操作され
ても、その操作に応じた動作は行わない。
【0053】即ち、動作制御部36は、右ヘッドフォン
42が実際に装置の使用者に装着されて使用されている
状態になく、右ヘッドフォン42に組み込まれたスイッ
チ55が、押圧されていず、オン状態にある場合には、
遠隔操作部44についての操作、及び、PLAY操作部
46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作
部49及び各種調整操作部50のいずれについての操作
にも応じない状態をとる。
【0054】それに対して、音量調整/遠隔制御部40
から接続端子56を通じて動作制御部36に供給される
スイッチ状態検出信号CLDが、右ヘッドフォン42に
組み込まれたスイッチ55がオフ状態にあることをあら
わすときには、動作制御部36は、音量調整/遠隔制御
部40に設けられた遠隔操作部44が操作され、それに
応じて音量調整/遠隔制御部40からの操作入力信号C
Oが接続端子45を通じて供給されると、その操作入力
信号COに応じて、制御信号CDD,CHD及びCHC
のシステム制御部35への供給、及び、制御信号CA,
CB及びCCの音声信号再生処理部37への供給を行
い、それによって、ディスク駆動部32,記録信号読取
ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、操作入力
信号COに応じた動作状態あるいは非動作状態をとら
せ、また、動作制御部36に接続されたPLAY操作部
46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作
部49及び各種調整操作部50のいずれかが操作される
と、その操作に応じて、制御信号CDD,CHD及びC
HCのシステム制御部35への供給、及び、制御信号C
A,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供給を
行い、それによって、ディスク駆動部32,記録信号読
取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、PLA
Y操作部46,FF操作部47,FB操作部48,ST
OP操作部49及び各種調整操作部50のいずれかにつ
いての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をとら
せる。
【0055】即ち、動作制御部36は、右ヘッドフォン
42が実際に装置の使用者に装着されて使用されている
状態にあり、右ヘッドフォン42に組み込まれたスイッ
チ55が、押圧されて、オフ状態にある場合には、遠隔
操作部44についての操作、あるいは、PLAY操作部
46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作
部49及び各種調整操作部50のいずれかについての操
作に応じて、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド
部33及び音声信号再生処理部37に動作状態あるいは
非動作状態をとらせる制御動作を行う状態をとる。
【0056】また、接続端子38,39,45及び56
によって形成されて匣体に設けられた接続端子部に、音
量調整/遠隔制御部40を介在させて、左ヘッドフォン
41及び右ヘッドフォン42が接続されていないもとに
あっては、動作制御部36は、動作制御部36に接続さ
れた操作制限操作部57が、それを形成するスライドス
イッチがオン状態とされる操作が行われた状態にあると
きには、動作制御部36に接続されたPLAY操作部4
6,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作部
49及び各種調整操作部50のいずれが操作されても、
その操作に応じた動作は行わない。即ち、動作制御部3
6は、操作制限操作部57を形成するスライドスイッチ
がオン状態にあるもとでは、PLAY操作部46,FF
操作部47,FB操作部48,STOP操作部49及び
各種調整操作部50のいずれについての操作にも応じな
い状態をとる。
【0057】それに対して、動作制御部36に接続され
た操作制限操作部57が、それを形成するスライドスイ
ッチがオフ状態とされる操作が行われた状態にあるとき
には、動作制御部36は、それに接続されたPLAY操
作部46,FF操作部47,FB操作部48,STOP
操作部49及び各種調整操作部50のいずれかが操作さ
れると、その操作に応じて、制御信号CDD,CHD及
びCHCのシステム制御部35への供給、及び、制御信
号CA,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供
給を行い、それによって、ディスク駆動部32,記録信
号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、P
LAY操作部46,FF操作部47,FB操作部48,
STOP操作部49及び各種調整操作部50のいずれか
についての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態を
とらせる。即ち、動作制御部36は、操作制限操作部5
7を形成するスライドスイッチがオフ状態にあるもと
で、PLAY操作部46,FF操作部47,FB操作部
48,STOP操作部49及び各種調整操作部50のい
ずれかについての操作に応じて、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
に動作状態あるいは非動作状態をとらせる制御動作を行
う状態をとる。
【0058】図5は、図3に示される動作制御部36に
おいて実行される、遠隔操作部44についての操作に応
じて、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33
及び音声信号再生処理部37に動作状態あるいは非動作
状態をとらせるための動作プログラムの一例をあらわす
フローチャートを示す。このフローチャートに従う動作
にあっては、スタート後、ステップ61において、接続
端子38,39,45及び56によって形成されて匣体
に設けられた接続端子部に、音量調整/遠隔制御部40
を介在させて、左ヘッドフォン41及び右ヘッドフォン
42が接続されているか否かを判断する。その結果、左
ヘッドフォン41及び右ヘッドフォン42が接続されて
いない場合には、ステップ61での判断を繰り返し、左
ヘッドフォン41及び右ヘッドフォン42が接続されて
いる場合には、ステップ62において、右ヘッドフォン
42に組み込まれたスイッチ55(ヘッドフォンスイッ
チ)がオフ状態にあるか否かを判断する。
【0059】ステップ62での判断の結果、スイッチ5
5がオン状態にある場合には、ステップ61に戻る。一
方、ステップ62での判断の結果、スイッチ55がオフ
状態にある場合には、ステップ63において、音量調整
/遠隔制御部40からの操作入力信号COに応ずる状
態、即ち、遠隔操作部44についての操作に応ずる状態
を設定して、プログラムを終了する。
【0060】上述の如くの図3に示される例によれば、
接続端子38,39,45及び56によって形成されて
匣体に設けられた接続端子部に、音量調整/遠隔制御部
40を介在させて接続された左ヘッドフォン41及び右
ヘッドフォン42が、使用されない状態にあるとき、遠
隔操作部44もしくはPLAY操作部46,FF操作部
47,FB操作部48等を含む複数の操作部のいずれか
についての不所望な操作により、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
が動作状態とされてしまう事態が自動的に回避される。
また、接続端子38,39,45及び56によって形成
されて匣体に設けられた接続端子部に、左ヘッドフォン
41及び右ヘッドフォン42が接続されていないもとに
あっては、操作制限操作部57が、それを形成するスラ
イドスイッチがオフ状態とされる操作が行われた状態に
おかれることにより、PLAY操作部46,FF操作部
47,FB操作部48等を含む複数の操作部のいずれか
についての不所望な操作により、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
が動作状態とされてしまう事態が回避される。
【0061】図6は、本願の特許請求の範囲における請
求項7に記載された発明に係る携帯型音声再生装置の一
例を示す。この図7に示される例も、図9に示される匣
体11,左右ヘッドフォン18及び19、及び、音量調
整/遠隔制御部20に夫々対応する匣体,左右ヘッドフ
ォン及び音量調整/遠隔制御部を備えている。
【0062】そして、図6に示される例も、図1に示さ
れる例と同様に構成された部分を多々有しており、図6
においては、図1に示される各部及び各信号に対応する
部分及び信号が、図1と共通の符号が付されて示されて
おり、それらについての重複説明は省略される。
【0063】図6に示される例にあっては、音量調整/
遠隔制御部40に、音量調整操作部43及び遠隔操作部
44に加えて、操作制限操作部71が、例えば、スライ
ドスイッチをもって形成されるものとして設けられてい
る。この操作制限操作部71は、図9に示される音量調
整/遠隔制御部20に設けられた操作制限操作部24に
対応するものであって、遠隔操作部44についての不所
望な操作により、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘ
ッド部33及び音声信号再生処理部37が動作状態とさ
れてしまう事態を回避するためのものとされている。そ
して、操作制限操作部71は、それを形成するスライド
スイッチをオフ状態とすべく操作された状態とオン状態
とすべく操作された状態とを選択的にとるものとされ
る。
【0064】操作制限操作部71が設けられた音量調整
/遠隔制御部40は、操作制限操作部71を形成するス
ライドスイッチの状態に応じて、スライドスイッチがオ
フ状態とされていることをあらわす高レベルとスライド
スイッチがオン状態とされていることをあらわす低レベ
ルとを選択的にとるスイッチ状態検出信号CLDを送出
し、そのスイッチ状態検出信号CLDを接続端子56を
通じて動作制御部36に供給する。なお、接続端子56
は、接続端子38,39及び45とともに、匣体に設け
られた接続端子部を形成する。
【0065】また、動作制御部36に、PLAY操作部
46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作
部49及び各種調整操作部50に加えて、操作制限操作
部72が、例えば、スライドスイッチをもって形成され
るものとして接続されている。この操作制限操作部72
は、図9に示される匣体11に設けられた操作制限操作
部23に対応するものであって、PLAY操作部46,
FF操作部47,FB操作部48等を含む複数の操作部
についての不所望な操作により、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
が動作状態とされてしまう事態を回避するためのものと
して匣体に設けられており、匣体外から操作することが
できてるようにされている。そして、操作制限操作部7
2も、それを形成するスライドスイッチをオフ状態とす
べく操作された状態とオン状態とすべく操作された状態
とを選択的にとるものとされる。
【0066】また、動作制御部36には、NAND回路
73が内蔵されている。この動作制御部36に内蔵され
たNAND回路73には、音量調整/遠隔制御部40か
ら接続端子56を通じて供給されるスイッチ状態検出信
号CLDと、動作制御部36に接続された操作制限操作
部72の状態に応じたレベルをとる信号CXとが供給さ
れる。信号CXは、操作制限操作部72がそれを形成す
るスライドスイッチをオフ状態とすべく操作された状態
にあるとき高レベルをとり、操作制限操作部72がそれ
を形成するスライドスイッチをオン状態とすべく操作さ
れた状態にあるとき低レベルをとる。
【0067】そして、動作制御部36に内蔵されたNA
ND回路73においては、スイッチ状態検出信号CLD
と信号CXとのうちの少なくとも一方が低レベルをとる
とき高レベルをとり、スイッチ状態検出信号CLDと信
号CXとの両者が高レベルをとるとき低レベルをとる、
NAND出力信号DHが得られる。従って、NAND回
路73から得られるNAND出力信号DHは、音量調整
/遠隔制御部40に設けられた操作制限操作部71及び
動作制御部36に接続された操作制限操作部72のうち
の少なくとも一方が、それを形成するスライドスイッチ
をオン状態とすべく操作された状態にあるとき高レベル
をとり、操作制限操作部71及び操作制限操作部72の
夫々が、それを形成するスライドスイッチをオフ状態と
すべく操作された状態にあるとき低レベルをとる。
【0068】このようなもとで、動作制御部36は、音
量調整/遠隔制御部40からの操作入力信号COが接続
端子45を通じて供給されるとき、その操作入力信号C
Oに応じて、あるいは、PLAY操作部46,FF操作
部47,FB操作部48,STOP操作部49及び各種
調整操作部50のいずれかが操作されるとき、その操作
に応じて、制御信号CDD,CHD及びCHCのシステ
ム制御部35への供給、及び、制御信号CA,CB及び
CCの音声信号再生処理部37への供給を行い、それに
よって、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部3
3及び音声信号再生処理部37に、操作入力信号COあ
るいはPLAY操作部46,FF操作部47,FB操作
部48,STOP操作部49及び各種調整操作部50に
ついての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をと
らせる制御動作を、所定の条件のもとで行う。
【0069】斯かる所定の条件は、以下の如くにして、
動作制御部36に内蔵されたNAND回路73から得ら
れるNAND出力信号DHのレベル状態に応じて設定さ
れる。
【0070】動作制御部36は、NAND回路73から
得られるNAND出力信号DHが高レベルをとるとき、
音量調整/遠隔制御部40に設けられた遠隔操作部44
が操作され、それに応じて音量調整/遠隔制御部40か
らの操作入力信号COが接続端子45を通じて供給され
ても、その操作入力信号COに応じた動作は行わず、ま
た、動作制御部36に接続されたPLAY操作部46,
FF操作部47,FB操作部48,STOP操作部49
及び各種調整操作部50のいずれが操作されても、その
操作に応じた動作は行わない。
【0071】即ち、動作制御部36は、音量調整/遠隔
制御部40に設けられた操作制限操作部71及び動作制
御部36に接続された操作制限操作部72のうちの少な
くとも一方が、それを形成するスライドスイッチをオン
状態とすべく操作された状態にあるときには、遠隔操作
部44についての操作、及び、PLAY操作部46,F
F操作部47,FB操作部48,STOP操作部49及
び各種調整操作部50のいずれについての操作にも応じ
ない状態をとる。
【0072】そして、動作制御部36は、NAND回路
73から得られるNAND出力信号DHが低レベルをと
るとき、音量調整/遠隔制御部40に設けられた遠隔操
作部44が操作され、それに応じて音量調整/遠隔制御
部40からの操作入力信号COが接続端子45を通じて
供給されると、その操作入力信号COに応じて、制御信
号CDD,CHD及びCHCのシステム制御部35への
供給、及び、制御信号CA,CB及びCCの音声信号再
生処理部37への供給を行い、それによって、ディスク
駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再
生処理部37に、操作入力信号COに応じた動作状態あ
るいは非動作状態をとらせ、また、動作制御部36に接
続されたPLAY操作部46,FF操作部47,FB操
作部48,STOP操作部49及び各種調整操作部50
のいずれかが操作されると、その操作に応じて、制御信
号CDD,CHD及びCHCのシステム制御部35への
供給、及び、制御信号CA,CB及びCCの音声信号再
生処理部37への供給を行い、それによって、ディスク
駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再
生処理部37に、PLAY操作部46,FF操作部4
7,FB操作部48,STOP操作部49及び各種調整
操作部50のいずれかについての操作に応じた動作状態
あるいは非動作状態をとらせる。
【0073】即ち、動作制御部36は、音量調整/遠隔
制御部40に設けられた操作制限操作部71及び動作制
御部36に接続された操作制限操作部72の夫々が、そ
れを形成するスライドスイッチをオフ状態とすべく操作
された状態にあるときに、遠隔操作部44についての操
作に応じて、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド
部33及び音声信号再生処理部37に動作状態あるいは
非動作状態をとらせる制御動作を行う状態をとり、ま
た、PLAY操作部46,FF操作部47,FB操作部
48,STOP操作部49及び各種調整操作部50のい
ずれかについての操作に応じて、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
に動作状態あるいは非動作状態をとらせる制御動作を行
う状態をとる。
【0074】上述の如くの図6に示される例によれば、
動作制御部36が、音量調整/遠隔制御部40に設けら
れた操作制限操作部71及び動作制御部36に接続され
た操作制限操作部72のうちのいずれかが、それを形成
するスライドスイッチをオン状態とすべく操作された状
態にあるとき、遠隔操作部44についての操作にも、P
LAY操作部46,FF操作部47,FB操作部48,
STOP操作部49及び各種調整操作部50のいずれに
ついての操作にも応じない状態をとるものとされる。従
って、遠隔操作部44についての不所望な操作により、
ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音
声信号再生処理部37が動作状態とされてしまう事態を
回避するために設けられた操作制限操作部71について
の、それを形成するスライドスイッチをオン状態とする
操作のみによって、遠隔操作部44についての不所望な
操作により、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド
部33及び音声信号再生処理部37が動作状態とされて
しまう事態のみならず、PLAY操作部46,FF操作
部47,FB操作部48等を含む複数の操作部について
の不所望な操作により、ディスク駆動部32,記録信号
読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37が動作状
態とされてしまう事態も、回避される状態が得られるこ
とになる。
【0075】図7は、本願の特許請求の範囲における請
求項8または請求項9に記載された発明に係る携帯型音
声再生装置の一例を示す。この図7に示される例も、図
9に示される匣体11,左右ヘッドフォン18及び1
9、及び、音量調整/遠隔制御部20に夫々対応する匣
体,左右ヘッドフォン及び音量調整/遠隔制御部を備え
ている。
【0076】そして、図7に示される例も、図1に示さ
れる例と同様に構成された部分を多々有しており、図7
においては、図1に示される各部及び各信号に対応する
部分及び信号が、図1と共通の符号が付されて示されて
おり、それらについての重複説明は省略される。
【0077】図7に示される例にあっては、音量調整/
遠隔制御部40に、音量調整操作部43及び遠隔操作部
44に加えて、操作制限操作部75が、例えば、スライ
ドスイッチをもって形成されるものとして設けられてい
る。この操作制限操作部75は、図9に示される音量調
整/遠隔制御部20に設けられた操作制限操作部24に
対応するものであって、遠隔操作部44についての不所
望な操作により、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘ
ッド部33及び音声信号再生処理部37が動作状態とさ
れてしまう事態を回避するためのものとされている。
【0078】操作制限操作部75は、例えば、図8に示
される如くに、固定突起80を伴うものとして設けら
れ、固定突起80に近接した位置(図8において実線に
よりあらわされる)と、固定突起80から離隔した位置
(図8において仮想線によりあらわされる)と、それら
のいずれでもない中間位置(図8において仮想線により
あらわされる)と、を選択的にとるべく操作される。操
作制限操作部75が固定突起80に近接した位置をとる
べく操作されたときには、操作制限操作部75を形成す
るスライドスイッチがその接点75Aが接地される状態
とされ、操作制限操作部75が固定突起80から離隔し
た位置をとるべく操作されたときには、操作制限操作部
75を形成するスライドスイッチがその接点75Bが接
地される状態とされ、さらに、操作制限操作部75が中
間位置をとるべく操作されたときには、操作制限操作部
75を形成するスライドスイッチがその接点75A及び
75Bのいずれもが接地されない状態とされる。
【0079】操作制限操作部75が設けられた音量調整
/遠隔制御部40は、操作制限操作部75を形成するス
ライドスイッチの状態に応じて、スライドスイッチにお
ける接点75Aが接地された状態をあらわすスイッチ状
態検出信号CLDと、スライドスイッチにおける接点7
5Bが接地された状態をあらわすスイッチ状態検出信号
CSDと、を選択的に送出し、それらのスイッチ状態検
出信号CLD及びCSDを夫々接続端子56及び77を
通じて動作制御部36に供給する。なお、接続端子56
及び77は、接続端子38,39及び45とともに、匣
体に設けられた接続端子部を形成する。
【0080】また、動作制御部36に、PLAY操作部
46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作
部49及び各種調整操作部50に加えて、操作制限操作
部76が、例えば、スライドスイッチをもって形成され
るものとして接続されている。この操作制限操作部76
は、図9に示される匣体11に設けられた操作制限操作
部23に対応するものであって、PLAY操作部46,
FF操作部47,FB操作部48等を含む複数の操作部
についての不所望な操作により、ディスク駆動部32,
記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37
が動作状態とされてしまう事態を回避するためのものと
して匣体に設けられており、匣体外から操作することが
できるようにされている。
【0081】操作制限操作部76も、例えば、図8に示
される如くに、固定突起80を伴うものとして設けら
れ、固定突起80に近接した位置(図8において実線に
よりあらわされる)と、固定突起80から離隔した位置
(図8において仮想線によりあらわされる)と、それら
のいずれでもない中間位置(図8において仮想線により
あらわされる)と、を選択的にとるべく操作される。操
作制限操作部76が固定突起80に近接した位置をとる
べく操作されたときには、操作制限操作部76を形成す
るスライドスイッチがその接点76Aが接地される状態
とされ、操作制限操作部76が固定突起80から離隔し
た位置をとるべく操作されたときには、操作制限操作部
76を形成するスライドスイッチがその接点76Bが接
地される状態とされ、さらに、操作制限操作部76が中
間位置をとるべく操作されたときには、操作制限操作部
76を形成するスライドスイッチがその接点76A及び
76Bのいずれもが接地されない状態とされる。
【0082】このようなもとで、動作制御部36は、音
量調整/遠隔制御部40からの操作入力信号COが接続
端子45を通じて供給されるとき、その操作入力信号C
Oに応じて、あるいは、PLAY操作部46,FF操作
部47,FB操作部48,STOP操作部49及び各種
調整操作部50のいずれかが操作されるとき、その操作
に応じて、制御信号CDD,CHD及びCHCのシステ
ム制御部35への供給、及び、制御信号CA,CB及び
CCの音声信号再生処理部37への供給を行い、それに
よって、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部3
3及び音声信号再生処理部37に、操作入力信号COあ
るいはPLAY操作部46,FF操作部47,FB操作
部48,STOP操作部49及び各種調整操作部50に
ついての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をと
らせる制御動作を、所定の条件のもとで行う。
【0083】斯かる所定の条件は、以下の如くにして、
音量調整/遠隔制御部40に設けられた操作制限操作部
75についての操作状態及び動作制御部36に接続され
た操作制限操作部76についての操作状態に応じて設定
される。
【0084】動作制御部36は、音量調整/遠隔制御部
40からの接続端子56を通じたスイッチ状態検出信号
CLDの供給もしくは接続端子77を通じたスイッチ状
態検出信号CSDの供給がなされるときには、音量調整
/遠隔制御部40に設けられた遠隔操作部44が操作さ
れ、それに応じて音量調整/遠隔制御部40からの操作
入力信号COが接続端子45を通じて供給されても、そ
の操作入力信号COに応じた動作は行わず、また、動作
制御部36に接続された操作制限操作部76を形成する
スライドスイッチにおける接点76Aもしくは76Bが
接地された状態にあるときには、動作制御部36に接続
されたPLAY操作部46,FF操作部47,FB操作
部48,STOP操作部49及び各種調整操作部50の
いずれが操作されても、その操作に応じた動作は行わな
い。
【0085】即ち、動作制御部36は、音量調整/遠隔
制御部40に設けられた操作制限操作部75が、それを
形成するスライドスイッチにおける接点75Aもしくは
75Bを接地された状態とする操作が行われた状態にあ
るときには、遠隔操作部44についての操作に応じない
状態をとり、また、動作制御部36に接続された操作制
限操作部76が、それを形成するスライドスイッチにお
ける接点76Aもしくは76Bを接地された状態とする
操作が行われた状態にある場合には、PLAY操作部4
6,FF操作部47,FB操作部48,STOP操作部
49及び各種調整操作部50のいずれについての操作に
も応じない状態をとる。
【0086】そして、動作制御部36は、音量調整/遠
隔制御部40からの接続端子56を通じたスイッチ状態
検出信号CLDの供給も接続端子77を通じたスイッチ
状態検出信号CSDの供給もなされないとき、音量調整
/遠隔制御部40に設けられた遠隔操作部44が操作さ
れ、それに応じて音量調整/遠隔制御部40からの操作
入力信号COが接続端子45を通じて供給されると、そ
の操作入力信号COに応じて、制御信号CDD,CHD
及びCHCのシステム制御部35への供給、及び、制御
信号CA,CB及びCCの音声信号再生処理部37への
供給を行い、それによって、ディスク駆動部32,記録
信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、
操作入力信号COに応じた動作状態あるいは非動作状態
をとらせ、また、動作制御部36に接続された操作制限
操作部76を形成するスライドスイッチにおける接点7
6A及び76Bのいずれもが接地されていない状態にあ
るときには、動作制御部36に接続されたPLAY操作
部46,FF操作部47,FB操作部48,STOP操
作部49及び各種調整操作部50のいずれかが操作され
ると、その操作に応じて、制御信号CDD,CHD及び
CHCのシステム制御部35への供給、及び、制御信号
CA,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供給
を行い、それによって、ディスク駆動部32,記録信号
読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37に、PL
AY操作部46,FF操作部47,FB操作部48,S
TOP操作部49及び各種調整操作部50のいずれかに
ついての操作に応じた動作状態あるいは非動作状態をと
らせる。
【0087】即ち、動作制御部36は、音量調整/遠隔
制御部40に接続された操作制限操作部75が、それを
形成するスライドスイッチにおける接点75A及び75
Bの両者を接地されないものとすべく操作された状態に
おかれているときには、遠隔操作部44についての操作
に応じて、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部
33及び音声信号再生処理部37に動作状態あるいは非
動作状態をとらせる制御動作を行う状態をとり、また、
動作制御部36に接続された操作制限操作部76が、そ
れを形成するスライドスイッチにおける接点76A及び
76Bの両者を接地されないものとすべく操作された状
態におかれているときには、PLAY操作部46,FF
操作部47,FB操作部48,STOP操作部49及び
各種調整操作部50のいずれかについての操作に応じ
て、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及
び音声信号再生処理部37に動作状態あるいは非動作状
態をとらせる制御動作を行う状態をとる。
【0088】さらに、動作制御部36は、ディスク駆動
部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処
理部37が動作状態にあるもとにおいて、音量調整/遠
隔制御部40から接続端子77を通じてスイッチ状態検
出信号CSDが供給されたときには、そのスイッチ状態
検出信号CSDに応じて、制御信号CDD,CHD及び
CHCのシステム制御部35への供給、及び、制御信号
CA,CB及びCCの音声信号再生処理部37への供給
を停止し、それにより、ディスク駆動部32,記録信号
読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37の動作を
停止させ、その後、音量調整/遠隔制御部40に設けら
れた遠隔操作部44が操作され、それに応じて音量調整
/遠隔制御部40からの操作入力信号COが接続端子4
5を通じて供給されても、その操作入力信号COに応じ
た動作を行わない状態をとる。また、動作制御部36
は、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及
び音声信号再生処理部37が動作状態にあるもとにおい
て、動作制御部36に接続された操作制限操作部76を
形成するスライドスイッチにおける接点76Bが接地さ
れる状態とされたときには、それに応じて、制御信号C
DD,CHD及びCHCのシステム制御部35への供
給、及び、制御信号CA,CB及びCCの音声信号再生
処理部37への供給を停止し、それにより、ディスク駆
動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生
処理部37の動作を停止させ、その後、音量調整/遠隔
制御部40に設けられた遠隔操作部44が操作され、そ
れに応じて音量調整/遠隔制御部40からの操作入力信
号COが接続端子45を通じて供給されても、その操作
入力信号COに応じた動作を行わない状態をとる。
【0089】即ち、動作制御部36は、ディスク駆動部
32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理
部37が動作状態にあるもとにおいて、音量調整/遠隔
制御部40に設けられた操作制限操作部75が、それを
形成するスライドスイッチにおける接点75Bを接地さ
れた状態とする操作が行われたとき、あるいは、動作制
御部36に接続された操作制限操作部76が、それを形
成するスライドスイッチにおける接点76Bを接地され
た状態とする操作が行われたときには、直ちに、ディス
ク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号
再生処理部37の動作を停止させるとともに、その後、
遠隔操作部44についての操作、あるいは、PLAY操
作部46,FF操作部47,FB操作部48,STOP
操作部49及び各種調整操作部50のいずれについての
操作にも応じない状態をとる。
【0090】上述の如くの図7に示される例によれば、
音量調整/遠隔制御部40に設けられた操作制限操作部
75についての、それを形成するスライドスイッチにお
ける接点75Aを接地された状態とする操作により、遠
隔操作部44についての不所望な操作によりディスク駆
動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生
処理部37が動作状態とされてしまう事態が回避される
状態が得られ、また、動作制御部36に接続された操作
制限操作部76についての、それを形成するスライドス
イッチにおける接点76Aを接地された状態とする操作
により、PLAY操作部46,FF操作部47,FB操
作部48等を含む複数の操作部のいずれかについての不
所望な操作により、ディスク駆動部32,記録信号読取
ヘッド部33及び音声信号再生処理部37が動作状態と
されてしまう事態が回避される状態が得られる。
【0091】さらに、それとともに、ディスク駆動部3
2,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部
37が動作状態にあるもとでの、音量調整/遠隔制御部
40に設けられた操作制限操作部75についての、それ
を形成するスライドスイッチにおける接点75Bを接地
された状態とする一回の操作により、ディスク駆動部3
2,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部
37の動作状態が終了せしめられ、それ以後において
は、遠隔操作部44についての不所望な操作によりディ
スク駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信
号再生処理部37が動作状態とされてしまう事態が回避
される状態が得られ、また、ディスク駆動部32,記録
信号読取ヘッド部33及び音声信号再生処理部37が動
作状態にあるもとでの、動作制御部36に設けられた操
作制限操作部76についての、それを形成するスライド
スイッチにおける接点76Bを接地された状態とする一
回の操作により、ディスク駆動部32,記録信号読取ヘ
ッド部33及び音声信号再生処理部37の動作状態が終
了せしめられ、それ以後においては、PLAY操作部4
6,FF操作部47,FB操作部48等を含む複数の操
作部のいずれかについての不所望な操作によりディスク
駆動部32,記録信号読取ヘッド部33及び音声信号再
生処理部37が動作状態とされてしまう事態が回避され
る状態が得られる。
【0092】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1に記載された発明に係る
携帯型音声再生装置によれば、複数の操作部についての
操作に応じて、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部についての動作制御を行う動作制御部
が、複数の操作部のうちの特定のものについての操作
が、所定の時間内に所定回数、例えば2回、繰り返され
たときのみ、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信
号再生処理部に、音声信号再生処理部から再生された音
声信号が得られることになる動作を行わせるものとされ
るが、通常、特定の操作部について所定の時間内に所定
回数繰り返される操作が不所望に行われることは、殆ど
無いと考えられるので、このようにされることにより、
複数の操作部についての不所望な操作により、記録媒体
駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状
態とされてしまう事態が生じる確率が極めて小とされる
ことになる。
【0093】また、複数の操作部に加えて、それらの複
数の操作部についての不所望な操作により記録媒体駆動
部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状態と
されてしまう事態を回避すべく、複数の操作部について
の操作の結果を制限するための操作制限操作部が設けら
れることが要されないので、操作制限操作部についての
操作が忘れられてしまうことによる不都合が生じる虞が
なくされる。
【0094】本願の特許請求の範囲における請求項5に
記載された発明に係る携帯型音声再生装置によれば、ヘ
ッドフォンが接続端子部に接続されたもとで使用状態に
おかれるとき、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部が複数の操作部についての操作に応じた
動作状態とされ、ヘッドフォンが使用状態におかれてい
ないときには、記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
信号再生処理部が動作状態とされないので、ヘッドフォ
ンが使用状態におかれていないもとにおいて、複数の操
作部についての不所望な操作により、記録媒体駆動部,
読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状態とされ
てしまう事態が自動的に回避されることになる。
【0095】本願の特許請求の範囲における請求項7に
記載された発明に係る携帯型音声再生装置によれば、遠
隔操作部について行われる操作の結果を制限するための
操作が行われる操作制限操作部についての操作のみによ
って、複数の操作部についての不所望な操作により記録
媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理部等が動
作状態とされてしまう事態が回避される状態が得られる
ことになる。
【0096】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項8に記載された発明に係る携帯型音声再生装置によ
れば、第1の操作制限操作部についての操作により、複
数の操作部についての不所望な操作により記録媒体駆動
部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状態と
されてしまう事態が回避される状態が得られるととも
に、記録媒体駆動部,読取ヘッド部,音声信号再生処理
部等が所定の動作状態におかれているもとでの、第2の
操作制限操作部についての一回の操作により、記録媒体
駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部の動作状
態が終了せしめられ、それ以後においては、複数の操作
部についての不所望な操作により記録媒体駆動部,読取
ヘッド部及び音声信号再生処理部が動作状態とされてし
まう事態が回避される状態が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項4までのいずれかに記載された発明に係る携帯型
音声再生装置の一例を示すブロック接続図である。
【図2】 図1に示される例における動作制御部におい
て実行される動作プログラムの一例をあらわすフローチ
ャートである。
【図3】 本願の特許請求の範囲における請求項5また
は請求項6に記載された発明に係る携帯型音声再生装置
の一例を示すブロック接続図である。
【図4】 図3に示される例において備えられるヘッド
フォンの説明に供される部分斜視図である。
【図5】 図3に示される例における動作制御部におい
て実行される動作プログラムの一例をあらわすフローチ
ャートである。
【図6】 本願の特許請求の範囲における請求項7に記
載された発明に係る携帯型音声再生装置の一例を示すブ
ロック接続図である。
【図7】 本願の特許請求の範囲における請求項8また
は請求項9に記載された発明に係る携帯型音声再生装置
の一例を示すブロック接続図である。
【図8】 図7に示される例において備えられる操作制
限操作部の説明に供される部分斜視図である。
【図9】 携帯型音声再生装置の一例の外観を示す斜視
図である。
【符号の説明】
31・・・MD, 32・・・ディスク駆動部, 33
・・・記録信号読取ヘッド部, 34・・・ヘッド制御
/駆動部, 35・・・システム制御部, 36・・・
動作制御部, 37・・・音声信号再生処理部, 3
8,39,45,56,77・・・接続端子, 40・
・・音量調整/遠隔制御部, 41・・・左ヘッドフォ
ン, 42・・・右ヘッドフォン, 43・・・音量調
整操作部,44・・・遠隔操作部, 46・・・PLA
Y操作部, 47・・・FF操作部, 48・・・FB
操作部, 49・・・STOP操作部, 50・・・各
種調整操作部, 55・・・スイッチ, 57,71,
72,75,76・・・操作制限操作部, 80・・・
固定突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月25日(1999.1.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒
    体駆動部と、 上記記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部
    と、 該読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づ
    く音声信号を再生する音声信号再生処理部と、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部に所定の動作を行わせるための操作が行われる複数
    の操作部と、 該複数の操作部についての操作に応じて、上記記録媒体
    駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部について
    の動作制御を行う動作制御部と、を備え、 上記動作制御部が、上記複数の操作部のうちの特定のも
    のについての操作が、所定の時間内に所定回数繰り返さ
    れたとき、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声
    信号再生処理部に、該音声信号再生処理部から再生され
    た音声信号が得られることになる動作を行わせることを
    特徴とする携帯型音声再生装置。
  2. 【請求項2】動作制御部が、複数の操作部のうちの特定
    のものについて、一回目の操作が行われた後予め設定さ
    れた時間内に二回目の操作が行われたとき、記録媒体駆
    動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部に、該音声
    信号再生処理部から再生された音声信号が得られること
    になる動作を行わせることを特徴とする請求項1記載の
    携帯型音声再生装置。
  3. 【請求項3】記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信
    号再生処理部に所定の動作を行わせるための操作が行わ
    れる遠隔操作部が設けられ、動作制御部が、上記遠隔操
    作部についての操作が、所定の時間内に所定回数繰り返
    されたとき、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音
    声信号再生処理部に、該音声信号再生処理部から再生さ
    れた音声信号が得られることになる動作を行わせること
    を特徴とする請求項1記載の携帯型音声再生装置。
  4. 【請求項4】動作制御部に、記録媒体駆動部,読取ヘッ
    ド部及び音声信号再生処理部に所定の動作を行わせるた
    めの操作が行われる遠隔操作部が設けられた遠隔制御部
    が接続され、上記動作制御部が、上記遠隔操作部につい
    て、一回目の操作が行われた後予め設定された時間内に
    二回目の操作が行われたとき、上記記録媒体駆動部,読
    取ヘッド部及び音声信号再生処理部に、該音声信号再生
    処理部から再生された音声信号が得られることになる動
    作を行わせることを特徴とする請求項2記載の携帯型音
    声再生装置。
  5. 【請求項5】記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒
    体駆動部と、 上記記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部
    と、 該読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づ
    く音声信号を再生する音声信号再生処理部と、 ヘッドフォンが接続されるとき、該ヘッドフォンに上記
    音声信号再生処理部により再生された音声信号を供給す
    る接続端子部と、 上記ヘッドフォンに設けられ、該ヘッドフォンが上記接
    続端子部に接続されたもとで使用状態におかれるとき、
    特定の状態とされるスイッチと、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部に所定の動作を行わせるための操作が行われる複数
    の操作部と、 上記スイッチが上記特定の状態にあるとき、上記複数の
    操作部についての操作に応じて、上記記録媒体駆動部,
    読取ヘッド部及び音声信号再生処理部についての動作制
    御を行い、上記スイッチが上記特定の状態にないとき、
    上記複数の操作部のいずれについての操作にも応じない
    状態をとる動作制御部と、を備えて構成される携帯型音
    声再生装置。
  6. 【請求項6】動作制御部に接続された操作制限操作部が
    設けられ、上記動作制御部が、接続端子部にヘッドフォ
    ンが接続されていないもとで、上記操作制限操作部が特
    定の操作が行われた状態にないとき、複数の操作部のい
    ずれかにおける操作に応じて、記録媒体駆動部,読取ヘ
    ッド部及び音声信号再生処理部についての動作制御を行
    い、上記操作制限操作部が上記特定の操作が行われた状
    態にあるとき、上記複数の操作部のいずれについての操
    作にも応じない状態をとることを特徴とする請求項5記
    載の携帯型音声再生装置。
  7. 【請求項7】記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒
    体駆動部と、 上記記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部
    と、 該読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づ
    く音声信号を再生する音声信号再生処理部と、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部に所定の動作を行わせるための操作が行われる複数
    の操作部と、 該複数の操作部について行われる操作の結果を制限する
    ための操作が行われる第1の操作制限操作部と、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部に所定の動作を行わせるための操作が行われる遠隔
    操作部が設けられた遠隔制御部と、 該遠隔操作部について行われる操作の結果を制限するた
    めの操作が行われる第2の操作制限操作部と、 上記第1の操作制限操作部及び第2の操作制限操作部の
    うちのいずれもが、特定の操作が行われた状態にないと
    き、上記複数の操作部もしくは上記遠隔操作部における
    操作に応じて、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び
    音声信号再生処理部についての動作制御を行い、上記第
    1の操作制限操作部及び第2の操作制限操作部のうちの
    いずれかが、上記特定の操作が行われた状態にあると
    き、上記複数の操作部及び上記遠隔操作部のいずれにお
    ける操作にも応じない状態をとる動作制御部と、を備え
    て構成される携帯型音声再生装置。
  8. 【請求項8】記録媒体を移動もしくは回動させる記録媒
    体駆動部と、 上記記録媒体から音声記録信号を読み取る読取ヘッド部
    と、 該読取ヘッド部により読み取られた音声記録信号に基づ
    く音声信号を再生する音声信号再生処理部と、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部に所定の動作を行わせるための操作が行われる複数
    の操作部と、 該複数の操作部について行われる操作の結果を制限する
    ための操作が行われる第1の操作制限操作部と、 上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処
    理部の動作、及び、上記複数の操作部について行われる
    操作の結果を制限するための操作が行われる第2の操作
    制限操作部と、 上記第1の操作制限操作部及び第2の操作制限操作部の
    いずれもが特定の操作が行われた状態にないとき、上記
    複数の操作部についての操作に応じて、上記記録媒体駆
    動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部についての
    動作制御を行い、上記第1の操作制限操作部が上記特定
    の操作が行われた状態にあるとき、上記複数の操作部の
    いずれについての操作にも応じない状態をとり、さら
    に、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再
    生処理部が所定の動作を行っているもとで、上記第2の
    操作制限操作部が上記特定の操作が行われた状態とされ
    るとき、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信
    号再生処理部の動作を停止させ、その後、上記複数の操
    作部のいずれについての操作にも応じない状態をとる動
    作制御部と、を備えて構成される携帯型音声再生装置。
  9. 【請求項9】記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信
    号再生処理部に所定の動作を行わせるための操作が行わ
    れる遠隔操作部,該遠隔操作部について行われる操作の
    結果を制限するための操作が行われる第3の操作制限操
    作部と、上記記録媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信
    号再生処理部の動作、及び、上記遠隔操作部について行
    われる操作の結果を制限するための操作が行われる第4
    の操作制限操作部とが設けられ、動作制御部が、第1の
    操作制限操作部及び第2の操作制限操作部のいずれもが
    特定の操作が行われた状態になく、かつ、上記第3の操
    作制限操作部及び第4の操作制限操作部のいずれもが特
    定の操作が行われた状態にないとき、上記遠隔操作部に
    ついての操作に応じて、上記記録媒体駆動部,読取ヘッ
    ド部及び音声信号再生処理部についての動作制御を行
    い、上記第3の操作制限操作部が上記特定の操作が行わ
    れた状態にあるとき、上記遠隔操作部のいずれについて
    の操作にも応じない状態をとり、さらに、上記記録媒体
    駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部が所定の
    動作を行っているもとで、上記第4の操作制限操作部が
    上記特定の操作が行われた状態とされるとき、上記記録
    媒体駆動部,読取ヘッド部及び音声信号再生処理部の動
    作を停止させ、その後、上記遠隔操作部についての操作
    に応じない状態をとることを特徴とする請求項8記載の
    携帯型音声再生装置。
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