JP2000213364A - 車両補機駆動モ―タ用クラッチ装置 - Google Patents

車両補機駆動モ―タ用クラッチ装置

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JP2000213364A
JP2000213364A JP1501999A JP1501999A JP2000213364A JP 2000213364 A JP2000213364 A JP 2000213364A JP 1501999 A JP1501999 A JP 1501999A JP 1501999 A JP1501999 A JP 1501999A JP 2000213364 A JP2000213364 A JP 2000213364A
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engine
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clutch device
vehicle
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Keigo Okawa
圭吾 大川
Junichiro Hara
潤一郎 原
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の補機に使用されている補機駆動モータ
をコンプレッサの駆動に利用でき、また、当該コンプレ
ッサをエンジンでも補機駆動モータでも駆動することが
できるようにした実用性のある補機駆動モータ用クラッ
チ装置を提供する。 【解決手段】 車両を駆動するエンジンEと、車両補機
Hを駆動するモータMとの間に設けられ、前記エンジン
EとモータMの駆動力と選択的にコンプレッサ9に伝達
するようにしたクラッチ装置であって、前記モータMの
回転軸22により回転され、当該回転を前記コンプレッ
サ9に伝達する第1回転力伝達手段24と、前記エンジ
ンEの駆動力により回転される第2回転力伝達手段25
と、前記第1回転力伝達手段24と第2回転力伝達手段
25とを電磁吸着力により連結しエンジンEの回転を車
両補機Hに伝達する一方、電磁吸着力を解除することに
よりモータMの回転を車両補機Hに伝達するようにした
切換え手段26と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンとモータ
駆動される車両補機との間に設けられた車両補機駆動モ
ータ用クラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、エンジンとモータという2つの車
両走行用の駆動源を有するハイブリッド車が注目を浴び
ているが、このハイブリッド車に搭載される車両用空気
調和装置のコンプレッサは、基本的にはエンジンにより
駆動されている。
【0003】このハイブリッド車には、種々の駆動方式
があるが、一例を挙げれば、図5に示すものがある。な
お、図中、二重線は機械的連結を、1本線は電気的接続
を表している。
【0004】図示方式の車両では、エンジンEと車両走
行用のモータ1が動力分割機構2及び減速機3を介して
連結されており、この減速機3には車軸4が、動力分割
機構2には発電機5が、前記エンジンEにはプーリ6、
電磁クラッチ装置7及びベルト8を介して前記コンプレ
ッサ9がそれぞれ連結されている。
【0005】また、この発電機5にはインバータ10を
介してバッテリBが接続され、当該バッテリBを充電す
るようになっているが、このインバータ6にはさらに前
記モータ1も接続されている。
【0006】なお、図示しないが、コンプレッサ9に
は、コンデンサ、リキッドタンク、膨張弁及びエバポレ
ータ等が配管により接続され、全体として周知の冷凍サ
イクルが構成され、この冷凍サイクルを空気調和手段に
組み込むことにより車室内を冷暖房するようになってい
る。
【0007】この場合、前記コンプレッサ9の制御は、
一般的にはエバポレータの温度が所定温度になると、制
御装置(図示せず)により前述した電磁クラッチ装置7
を断状態(「オフ状態」)あるいは継状態(「オン状
態」)とすることにより行なわれるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このハイブ
リッド車は、走行速度(例えば、30km/h)によっ
て駆動源がエンジンEからモータ1に、あるいはモータ
1からエンジンEに切り換わることから、コンプレッサ
9の運転は、エンジンEの停止とともに停止することに
なる。
【0009】この結果、車両用空気調和装置が冷房運転
しているときに、車両の走行速度が変化してエンジンE
が停止すると、コンプレッサ9の運転も停止し、車室内
の温度が上昇し、乗員に不快感を与えるという不具合が
ある。
【0010】このため、前記コンプレッサ9に当該コン
プレッサのみを駆動するモータを設け、エンジン停止時
に、該モータを一時的にバッテリ7のみにより駆動し、
冷房運転を継続するようにしたものもあるが、このよう
にすれば、容量に限界のあるバッテリBの消費が増大す
るのみでなく、車両の部品点数も増大し、コスト的にも
好ましくない。
【0011】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、車両の補機に使用されている
補機駆動モータをコンプレッサの駆動に利用することが
でき、また、当該コンプレッサをエンジンでも補機駆動
モータでも駆動することができるようにした実用性のあ
る車両補機駆動モータ用クラッチ装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。 (1) 車両を駆動するエンジンと、車両補機を駆動す
るモータとの間に設けられ、前記エンジンとモータの駆
動力を選択的にコンプレッサに伝達するようにしたクラ
ッチ装置であって、前記モータの回転軸により回転さ
れ、当該回転を前記コンプレッサに伝達する第1回転力
伝達手段と、前記エンジンのクランクプーリにより回転
される第2回転力伝達手段と、前記第1回転力伝達手段
と前記第2回転力伝達手段とを電磁吸着力により連結し
前記エンジンの回転を前記車両補機に伝達する一方、前
記電磁吸着力を解除することにより前記モータの回転を
前記車両補機に伝達するようにした切換え手段とを有す
ることを特徴とする車両補機駆動モータ用クラッチ装
置。 (2) 前記第1回転力伝達手段、第2回転力伝達手段
及び切換え手段は、前記モータの回転軸と同軸的に配置
されていることを特徴とする車両補機駆動モータ用クラ
ッチ装置。 (3) 前記切換え手段は、前記モータの端部に設けら
れ、前記電磁吸着力を発生させるためのコイルと、当該
コイルに対し前記モータが存在しない側にあり該モータ
の回転軸と連結された第1接合部材と、当該第1接合部
材に対向する接合面を有する第2接合部材とを有し、前
記第1接合部材には放射方向外端に前記第1回転力伝達
手段であるプーリが、前記第2接合部材には前記接合面
の反対側に当該第2接合部材と前記第2回転力伝達手段
とを連結する連結部材が設けられ、前記コイルが第1接
合部材を吸着することにより前記エンジンとモータが連
結されるようにしたことを特徴とする車両補機駆動モー
タ用クラッチ装置。 (4) 前記第1回転力伝達手段の直径と、エンジンの
クランクプーリの直径の比を、0.4〜0.67とした
ことを特徴とする車両補機駆動モータ用クラッチ装置。 (5) 前記第2回転力伝達手段とクランクプーリは、
チェーンが係合するスプロケットにより構成したことを
特徴とする車両補機駆動モータ用クラッチ装置。 (6) 前記第2回転力伝達手段は、前記モータの回転
軸との間に軸受を介して取り付けられていることを特徴
とする車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係る車両補機駆動モータ用
クラッチ装置の一実施の形態を示す概略説明図、図2は
同クラッチ装置の要部を示す断面図、図3は図2の3−
3線に沿う断面図、図4はプーリ径の実用的範囲を示す
グラフであり、図5に示す部材と共通する部材には同一
符号を付し、一部説明を省略する。
【0015】まず、本実施の形態に係るクラッチ装置を
搭載したハイブリッド車について概説する。図1に示す
ものは、パラレルハイブリッド車20であり、この車両
は、当該車両を駆動するエンジンE、車両走行用モータ
1、変速機21等の他に、バッテリBを充電するスター
タあるいはウォータポンプ等の車両補機Hを駆動するた
めの小型の補機駆動モータMを有している。
【0016】特に、本実施の形態では、この補機駆動モ
ータMを、車両用空気調和装置のコンプレッサ9を駆動
するものとしても使用している。
【0017】この車両補機駆動モータMは、回転軸22
にクラッチ装置23が設けられ、このクラッチ装置23
によりエンジンEと補機駆動モータMの駆動力を選択的
にコンプレッサ9に伝達するようになっている。
【0018】つまり、このクラッチ装置23は、前記補
機駆動モータMの回転軸22により回転される第1回転
力伝達手段24と、前記エンジンEの駆動力により回転
される第2回転力伝達手段25とを切換え手段26を介
して連結し、この切換え手段26を電磁気的に作動させ
て両伝達手段24,25を連結し、エンジンEの回転を
コンプレッサ9に伝達したり、この連結を解除すること
により補機駆動モータMの回転をコンプレッサ9に伝達
するようになっている。
【0019】当該クラッチ装置23を図2,図3により
さらに詳述する。
【0020】前記切換え手段26は、電磁吸着力を発生
するように補機駆動モータMの端部に設けられたコイル
27と、当該コイル27に対し補機駆動モータMが存在
しない側に位置し、該補機駆動モータMの回転軸22と
連結された第1接合部材28と、この第1接合部材28
と少許の間隙を介して対向する接合面29aを有する第
2接合部材29とを有している。
【0021】前記第1回転力伝達手段24は、この第1
接合部材28の放射方向外端に設けられた溝付きのプー
リ24aにより構成され、ベルト8を介してコンプレッ
サ9のプーリ9aと連結され、前記第2回転力伝達手段
25は、スプロケット25aにより構成され、チェーン
30を介してエンジンEのスプロケット31(クランク
プーリ)と連結されている。
【0022】この第1回転力伝達手段24と第2回転力
伝達手段25は、切換え手段26とともに補機駆動モー
タMの回転軸22に同軸的となるように配置され、これ
によりクラッチ装置23全体のコンパクト化を図るとと
もに、組み立て作業の容易化を図っている。
【0023】また、前記スプロケット25aと第2接合
部材29とは、連結部材32を介して連結されている。
この連結部材32は、図3に示すように、一端がピン3
3により第2接合部材29に取り付けられ、他端がピン
34によりスプロケット25aに形成された連結プレー
ト部25bに取り付けられた3本の板ばね状部材により
構成され、常時は、弾性により第2接合部材29の接合
面29aが第1接合部材28から離間するようになって
いる。
【0024】特に、本実施の形態に係るスプロケット2
5aは、補機駆動モータMの回転軸22に軸受35を介
して取り付けられている。このようにすれば、このスプ
ロケット25aには、回転軸22の回転が直接伝達され
ることはなく、エンジンEの回転のみが伝達されるよう
になり、しかも、これによりスプロケット25aを前記
プーリ24aの直近位置に設置でき、コンパクトなクラ
ッチ装置とすることができることになる。
【0025】ここにおいて、補機駆動モータMが、例え
ば、スタータであれば、スタータモータによりエンジン
Eを駆動する必要がある。この場合、例えば、図1に示
すように、 Da:スプロケット31の径、 Db:スプロケット25aの径、 Dc:プーリ24aの径、 Dd:プーリ9aの径、 とした場合、下記するような関係が必要となる。
【0026】すなわち、エンジン回転数とコンプレッサ
回転数は、ほぼ同回転数であることが必要である。これ
は、コンプレッサ回転数を増速側で使うためには、コン
プレッサ内部の軸受等の機構を大幅に改善することが必
要となる。
【0027】また、コンプレッサ回転数を減速側で使う
ためには、コンプレッサ1回転当たりの吐出量を大きく
することが必要となり、コンプレッサが大型化するた
め、重量や搭載性が不利になる。
【0028】一方、補助駆動モータMをエンジンスター
タとして使うためには、エンジンEの起動トルクが大き
いことを勘案してモータMの駆動トルクを大きくする
か、モータ回転数から見てエンジン回転数を減速側にし
て、モータMのトルクを増大化する必要がある。モータ
Mの駆動トルクを大きくするのは、モータMの大型化に
なるため実現が難しく、プーリ比でモータトルクを増大
化することが考えられる。つまり、モータMの駆動トル
クが大きいということは、モータ容量が大きいことであ
り、この場合には、プーリ比(Db/Da)は小さく、
モータ容量が小さいと、プーリ比(Db/Da)は大き
くする必要がある。この関係を示せば、図4のa線のよ
うになる。
【0029】また、このプーリ比(Db/Da)と負荷
に対するモータ効率から見ると、図4のb線のように、
プーリ比が小さいほどモータ効率は低く、プーリ比が大
きくなるほどモータ効率は高くなる。
【0030】具体的には、Db=(0.4〜0.67)
Daとすれば、モータトルクを約2倍にできる。勿論、
0.4よりも小さい値にすることも理論的には可能にな
るが、このためにはスプロケット25aの径Dbを小さ
くするか、スプロケット31の径Daを大きくする必要
がある。スプロケット25aの径Dbは,図3に示され
ているように、スプロケット25aの内側に軸受35が
あるため、限界がある。また、スプロケット31の径D
aを大きくするためには、クランクプーリを大型化する
必要があり、やはり搭載性から限界がある。この限界
が、0.4である。また、0.67よりも大きな値にす
ると、モータトルクの増大化に寄与しなくなるので、意
味がなくなる。
【0031】こうしてスプロケット31の径Daとスプ
ロケット25aの径Dbを規定すると、エンジン回転数
に対するモータ回転数は増速側になるので、プーリ24
aの径Dcを固定すると、コンプレッサのプーリ径Dd
を大きくし、エンジン回転数に対して、コンプレッサ回
転数をほぼ同回転数にする必要がある。
【0032】次に、実施の形態の作用を説明する。
【0033】例えば、パラレルハイブリッド車20が、
30km/h以下の速度で走行している場合に、エアコ
ンスイッチをオンして、冷房運転を行なう場合には、制
御装置(図示せず)により切換え手段26のコイル27
を励磁する。
【0034】これにより第2接合部材29の接合面29
aが第1接合部材28に密着し、第1回転力伝達手段2
4と第2回転力伝達手段25が機械的に連結される。
【0035】したがって、エンジンEの回転が、エンジ
ンEのスプロケット31、チェーン30、スプロケット
25a、連結部材32、第2接合部材29、第1接合部
材28、プーリ24a及びベルト8を介してコンプレッ
サ9のプーリ9aに伝達され、コンプレッサ9が回転さ
れる。そして、通常の冷房運転が行なわれる。
【0036】また、パラレルハイブリッド車20の速度
が、30km/h以上になると、エンジン走行からモー
タでの走行に切り替わり、エンジンEは停止し、必然的
にコンプレッサ9の作動も停止する。
【0037】このような状態でも、前記冷房運転を継続
する場合には、まず、前記制御装置を操作して切換え手
段26のコイル27に対する通電を停止し、コイル27
を非励磁とする。
【0038】これにより第2接合部材29の接合面29
aと第1接合部材28との係合密着状態は解除され、第
1回転力伝達手段24と第2回転力伝達手段25と連結
が外れる。
【0039】そして、この状態で補機駆動モータMをバ
ッテリBの電力を利用して回転すると、回転軸22に取
り付けられている第1接合部材28を介してプーリ24
aが回転し、この回転がベルト8を介してコンプレッサ
9のプーリ9aに伝達され、コンプレッサ9が回転する
ことになる。
【0040】また、前記補機駆動モータMをスタータと
して使用する場合には、制御装置により切換え手段26
のコイル27を励磁し、第2接合部材29の接合面29
aと第1接合部材28とを密着した状態とする。
【0041】そして、常法により補機駆動モータMをバ
ッテリBにより駆動すると、この補機駆動モータMの回
転が、回転軸22、第1接合部材28、プーリ24a、
第2接合部材29、連結部材32、スプロケット25
a、チェーン30及びスプロケット31を介してエンジ
ンEに伝達され、当該エンジンEが回転するとともに始
動する。
【0042】本発明は、上述した実施の形態のみに限定
されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改
変することができる。前記実施の形態では、車両補機と
してウォータポンプとスタータを例示したが、本発明
は、これのみでなく、モータを有する補機であればどの
ようなものであってもよく、種々の車両補機に使用する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1,3の発明で
は、車両を駆動するエンジンと、車両補機を駆動するモ
ータとの間にクラッチ装置を設け、前記エンジンとモー
タの駆動力を選択的にコンプレッサに伝達するようにし
たので、車両の補機に使用されている補機駆動モータを
コンプレッサの駆動に利用できる。
【0044】また、このクラッチ装置を断続し、エンジ
ンの回転を車両補機に伝達したり、モータの回転を車両
補機に伝達すれば、エンジンが停止しても補機駆動モー
タを回転させることができる。
【0045】請求項2の発明では、第1回転力伝達手
段、第2回転力伝達手段及び切換え手段をモータの回転
軸と同軸的に配置したので、クラッチ装置をコンパクト
にできかつ組み立て作業性も向上する。
【0046】請求項4の発明では、第1回転力伝達手段
の直径とエンジンのクランクプーリの直径を所定の比と
したので、実用性の高いクラッチ装置とすることができ
る。
【0047】請求項5の発明では、第2回転力伝達手段
とクランクプーリをチェーンと係合するスプロケットと
したので、高い伝達能力を有するものとなり、前記補機
がスタータであってもこの補機によって確実にエンジン
を回転させることができる。
【0048】請求項6の発明では、第2回転力伝達手段
をモータの回転軸に軸受を介して取り付けたので、スプ
ロケットをプーリの直近位置に設置でき、コンパクトな
クラッチ装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す概略説明図であ
る。
【図2】 同実施の形態のクラッチ装置の要部を示す断
面図である。
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】 プーリ径の実用的範囲を示すグラフである。
【図5】 従来のハイブリッド車の全体概略説明図であ
る。
【符号の説明】
9…コンプレッサ、 22…回転軸、 24…第1回転力伝達手段、 24a…プーリ、 25…第2回転力伝達手段、 25a…スプロケット、 26…切換え手段、 27…コイル、 28…第1接合部材、 29…第2接合部材、 29a…接合面、 30…チェーン、 31…クランクプーリ、 32…連結部材、 35…軸受、 B…バッテリ、 E…エンジン H…車両補機、 M…モータ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H02K 7/11 Fターム(参考) 3D037 CA02 CB20 3D039 AA00 AB27 AC07 AC21 AD24 5H607 BB01 CC03 CC09 DD03 EE04 EE10 FF02 FF07 GG01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を駆動するエンジン(E) と、車両補
    機(H)を駆動するモータ(M)との間に設けられ、前記エ
    ンジン(E) とモータ(M)の駆動力と選択的にコンプレッ
    サ(9)に伝達するようにしたクラッチ装置であって、 前記モータ(M)の回転軸(22)により回転され、当該回転
    を前記コンプレッサ(9)に伝達する第1回転力伝達手段
    (24)と、 前記エンジン(E) のクランクプーリ(31)により回転され
    る第2回転力伝達手段(25)と、 前記第1回転力伝達手段(24)と前記第2回転力伝達手段
    (25)とを電磁吸着力により連結し前記エンジン(E) の回
    転を前記車両補機(H)に伝達する一方、電磁吸着力を解
    除することにより前記モータ(M)の回転を前記車両補機
    (H)に伝達するようにした切換え手段(26)と、を有する
    ことを特徴とする車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回転力伝達手段(24)、第2回転
    力伝達手段(25)及び切換え手段(26)は、前記モータ(M)
    の回転軸(22)と同軸的に配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両補機駆動モータ用クラッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切換え手段(26)は、 前記モータ(M)の端部に設けられ、前記電磁吸着力を発
    生させるためのコイル(27)と、 当該コイル(27)に対し前記モータ(M)が存在しない側に
    あり該モータ(M)の回転軸(22)と連結された第1接合部
    材(28)と、 当該第1接合部材(28)に対向する接合面(29a)を有する
    第2接合部材(29)と、を有し、 前記第1接合部材(28)には放射方向外端に前記第1回転
    力伝達手段(24)であるプーリ(24a)が、前記第2接合部
    材(29)には前記接合面(29a)の反対側に当該第2接合部
    材(29)と前記第2回転力伝達手段(25)とを連結する連結
    部材(32)が設けられ、前記コイル(27)が第1接合部材(2
    8)を吸着することにより前記エンジン(E) とモータ(M)
    が連結されるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2に記載の車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記第2回転力伝達手段(25)の直径と、
    エンジンのクランクプーリ(31)の直径の比を、0.4〜
    0.67としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2回転力伝達手段(25)とクランク
    プーリ(31)は、チェーン(30)が係合するスプロケットに
    より構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記第2回転力伝達手段(25)は、前記モ
    ータ(M)の回転軸(22)との間に軸受(35)を介して取り付
    けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の車両補機駆動モータ用クラッチ装置。
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