JP2000211892A - 巻上機 - Google Patents

巻上機

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JP2000211892A
JP2000211892A JP11296021A JP29602199A JP2000211892A JP 2000211892 A JP2000211892 A JP 2000211892A JP 11296021 A JP11296021 A JP 11296021A JP 29602199 A JP29602199 A JP 29602199A JP 2000211892 A JP2000211892 A JP 2000211892A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動工具として市販されている電動ドライバ
ー等の携帯型駆動機器を巻上機に組み込むことなく用い
て、ロードシーブを駆動することができるようにする。 【解決手段】 ロードシーブ1及び該ロードシーブ1を
回転させる回転体Cを備え、該回転体Cが電動ドライバ
ーbと継合することが可能な動力継合部7を備えてお
り、巻上機に組み込まれていない電動ドライバーbによ
ってロードシーブ1を駆動することができるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動ドライバー等の
携帯型駆動機又は手動で回動操作されるハンドル等の携
帯型駆動器によってロードシーブを駆動させることがで
きるようにした巻上機に関する。
【0002】
【従来の技術】巻上機は、手動で移動操作が可能なチェ
ーン又は手動で回動操作が可能なレバー体を有する手動
タイプと、電動モータを有する電動タイプとが知られて
いる。これら手動タイプ及び電動タイプの巻上機は、ロ
ードシーブを駆動する駆動手段がチェーン又はレバー体
であるか、電動モータであるかを異にするが、それ以外
の基本構成は殆ど同じである。
【0003】図30は従来の手動タイプの巻上機の断面
図である。この巻上機は、ロードチェーン等の索状体を
長手方向に移動させるロードシーブ100と、該ロード
シーブ100を貫通する回転が可能な伝動側の軸体10
1と、該軸体101の一端部にチェーン(駆動手段)の
移動操作に連動して正回転/逆回転が可能に螺着される
輪体(ハンドホイル)102と、該輪体102の正回転
を前記軸体102に伝達及び該軸体102の逆回転に制
動力を与えるブレーキ機構(メカニカルブレーキ)10
3と、前記輪体102を覆うカバー体104と、前記軸
体101の他端部及びロードシーブ100との間に設け
られる減速歯車機構105と、前記ロードシーブ100
を支持する一対の側板106、106と、一方の側板1
06に取付けられる歯車カバー107とを備え、前記輪
体102の外周部に掛止される前記チェーンを移動操作
することによって輪体102を正回転又は逆回転させ、
ブレーキ機構103を介して伝動側の軸体101及び減
速歯車機構105を介してロードシーブ100を駆動さ
せることができるように構成されている。
【0004】また、電動タイプは、図示していないが、
前記輪体102と、ブレーキ機構103及びカバー体1
04をなくし、一方の側板に電動モータが内蔵されたモ
ータハウジングを連結し、電動モータの駆動軸を前記伝
動側の軸体の一端部に継合し、電動モータの正駆動又は
逆駆動によって前記伝動側の軸体及び減速歯車機構を介
してロードシーブを駆動させることができるように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、手動タイプ
の巻上機は駆動手段としてチェーン又はレバー体が用い
られるため、電動タイプに比較して小形、軽量であり、
天井吊り以外の場所においても簡易に使用することがで
き、さらに、安価にできるのであるが、その反面、手動
操作でないとロードシーブを駆動させることができず、
労力の負担が大である。
【0006】これに対し、電動タイプの巻上機は駆動手
段として電動モータが用いられるため、手動タイプに比
較して労力の負担が小さいのであるが、その反面、手動
タイプに比較して大形、重量であり、使用する場所が天
井吊りに限定され、さらに、コスト高であった。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ロードシーブを回転させる回転体に携帯型駆動
機器と継合することが可能な動力継合部を設けることに
より、電動工具として市販されている電動ドライバー等
の携帯型駆動機を巻上機に組み込むことなく、ロードシ
ーブの駆動手段とすることができ、また、前記動力継合
部に取外しを可能に取付けられるハンドルを備えるか、
又は操作が可能なチェーンが掛止されるチェーン掛止部
を備えることにより、携帯型駆動機が充電タイプである
場合において、電池が切れたときであってもロードシー
ブを駆動することが可能となる巻上機を提供する点にあ
る。
【0008】また、前記回転体を、動力継合部をフレー
ムの外部に覗かせる孔に挿入される入側の軸体と、ロー
ドシーブに連動する連動体とに分割することにより、動
力継合部に携帯型駆動機器を容易に継合させることがで
き、さらに、前記軸体を前記孔から抜き出すことが可能
とすることにより、不使用時に軸体がフレームに対し外
方へ出っ張ることを防止できるとともに、動力継合部の
損傷を防止でき、しかも、使用時はフレームの孔に軸体
を差し込むことによって携帯型駆動機器と継合すること
が可能となる巻上機を提供する点にある。
【0009】また、前記孔を軸体が嵌合される嵌合孔と
するか、又は、孔に軸受筒を取付けることにより、入側
の軸体の曲げ荷重による破損を防止でき、携帯型駆動機
器の動力損失を少なくすることができる巻上機を提供す
る点にある。また、軸体をフレキシブルタイプとするこ
とにより、遠隔操作によってロードシーブを駆動するこ
とができる巻上機を提供する点にある。
【0010】また、減速機構を備えることにより、電動
工具として市販されている充電型の電動ドライバーを携
帯型駆動機とした場合においても、所定荷重の荷物を巻
上げるだけのトルクを発生させることができる一般的な
手動タイプと同様の速度でロードシーブを駆動すること
ができる巻上機を提供する点にある。また、遊星歯車を
有する減速機構を用いることにより、無負荷の状態で入
側の軸体が回転されるとき、フレームを回動させること
なくロードシーブを駆動させることができる巻上機を提
供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る巻上機
は、索状体を長手方向に移動させるロードシーブ及び駆
動手段に連動して前記ロードシーブを回転させる回転体
を備えた巻上機において、前記回転体は携帯型駆動機器
を用いてなる駆動手段と継合することが可能な動力継合
部を備えていることを特徴とする。
【0012】第1発明にあっては、電動工具として市販
されている充電型の電動ドライバー等の携帯型駆動機を
前記動力継合部に継合させることによって、携帯型駆動
機をロードシーブの駆動手段とすることができ、手動タ
イプに比較して労力の負担を小さくできる。しかも、携
帯型駆動機器を巻上機に組み込むことなく、手動タイプ
の構成とすることができるから、電動タイプに比較して
小形、軽量であり、天井吊り以外の場所においても簡易
に使用することができ、安価にできる。
【0013】第2発明に係る巻上機は、前記ロードシー
ブ及び回転体を覆うフレームを有しており、該フレーム
に、前記動力継合部を外部に覗かせる孔が設けられてい
ることを特徴とする。
【0014】第2発明にあっては、ロードシーブ及び回
転体が他物に当たって損傷することをフレームによって
防止でき、しかも、動力継合部に携帯型駆動機器を容易
に継合させることができる。
【0015】第3発明に係る巻上機は、前記回転体は、
前記動力継合部を有し、前記孔に挿入される入側の軸体
と、前記ロードシーブに連動する連動体とに分割されて
いることを特徴とする。
【0016】第3発明にあっては、動力継合部をフレー
ムの外部に配することができるため、動力継合部に携帯
型駆動機器をより一層容易に継合させることができる。
【0017】第4発明に係る巻上機は、前記軸体は前記
孔からの抜き出しが可能としてあることを特徴とする。
【0018】第4発明にあっては、不使用時に動力継合
部を有する軸体がフレームに対し外方へ出っ張ることを
防止でき、動力継合部の損傷を防止でき、しかも、使用
時はフレームの孔に軸体を差し込むことによって携帯型
駆動機器と継合することが可能にできる。
【0019】第5発明に係る巻上機は、前記孔は前記軸
体が嵌合される嵌合孔であることを特徴とする。
【0020】第5発明にあっては、動力継合部に携帯型
駆動機器を継合し、携帯型駆動機器の動力を入側の軸体
に伝達しているとき、入側の軸体に曲げ荷重が加わるこ
とがあっても、この曲げ荷重を軸体から嵌合孔に加える
ことができるため、軸体の曲げ荷重による破損を良好に
防止できる。
【0021】第6発明に係る巻上機は、前記孔に前記軸
体が嵌合される嵌合孔を有する軸受筒が取付けられてい
ることを特徴とする。
【0022】第6発明にあっては、入側の軸体に加わる
曲げ荷重をフレームとは別個の軸受筒に加えることがで
きるため、軸受筒を設けない場合に比べて軸体の回転抵
抗を小さくでき、携帯型駆動機器の動力損失を少なくす
ることができる。
【0023】第7発明に係る巻上機は、前記孔はねじ孔
であり、前記軸受筒は前記ねじ孔に螺合されるねじを有
していることを特徴とする。
【0024】第7発明にあっては、嵌合孔に嵌合保持さ
れた入側の軸体を軸受筒とともに容易にフレームに取付
けることができ、また、軸受筒を弛緩操作することによ
って該軸受筒とともに入側の軸体を取外すことができ
る。
【0025】第8発明に係る巻上機は、前記軸体は一端
に前記連動体と繋がる連繋部を有し、他端に前記動力継
合部を有するフレキシブルシャフトと、該フレキシブル
シャフトを回転可能に収容するフレキシブルチューブ
と、該フレキシブルチューブの一端に結合され、前記フ
レキシブルシャフトが嵌合される嵌合孔を有する軸受筒
とを備えていることを特徴とする。
【0026】第8発明にあっては、駆動手段としてチェ
ーンを用いた一般的な手動タイプと同様、遠隔操作によ
ってロードシーブを駆動することができる。
【0027】第9発明に係る巻上機は、前記動力継合部
に取外しを可能に取付けられるハンドルを備えているこ
とを特徴とする。
【0028】第9発明にあっては、電動工具として市販
されている充電型の電動ドライバー等の携帯型駆動機の
電池が切れたり、携帯型駆動機が故障したりした場合に
おいても、携帯型駆動機に代えて動力継合部にハンドル
を取付けることができ、該ハンドルの回転操作によって
ロードシーブを駆動することができ、巻上作業を継続で
きる。
【0029】第10発明に係る巻上機は、前記連動体
は、前記入側の軸体と軸長方向に対峙する伝動側の軸体
と、該軸体に正回転/逆回転が可能に螺着される輪体
と、該輪体の正回転を前記伝動側の軸体に伝達及び該軸
体の逆回転に制動力を与えるブレーキ機構とを備えてお
り、前記輪体及び入側の軸体の間に減速機構を設けてあ
ることを特徴とする。
【0030】第10発明にあっては、駆動手段となる携
帯型駆動機の回転を減速して輪体に伝達することができ
るため、電動工具として市販されている充電型の電動ド
ライバーを携帯型駆動機とした場合においても、所定荷
重の荷物を巻上げるだけのトルクを発生させることがで
きる一般的な手動タイプと同様の速度でロードシーブを
駆動することができる。電動ドライバーは、一般的な手
動タイプの巻上機に比較して回転速度が早過ぎて、所定
荷重の荷物を巻上げるだけのトルクが出ないのである
が、減速機構を組み込むことによって市販されている電
動ドライバーを用いることができる。
【0031】第11発明に係る巻上機は、前記減速機構
は、前記入側の軸体の回転力が入力される入力歯車と、
該入力歯車の周りを公転しつつその公転力を前記輪体に
伝達する遊星歯車と、該遊星歯車を前記フレームの内部
に支持する環状の太陽歯車とを備えていることを特徴と
する。
【0032】第11発明にあっては、伝動側の軸体と軸
長方向に対峙する入側の軸体の周りを遊星歯車が公転し
つつその公転力が輪体に伝達されるから、無負荷の状態
で携帯型駆動機によって入側の軸体が回転されるとき、
フレームに回転トルクが発生することを防止でき、フレ
ームを回動させることなくロードシーブを駆動させるこ
とができる。
【0033】第12発明に係る巻上機は、前記輪体の外
周部に操作が可能なチェーンが掛止されるチェーン掛止
部を有していることを特徴とする。
【0034】第12発明にあっては、駆動手段として一
般的な手動タイプのチェーンを用いることができ、この
チェーンを用いることによって一般的な手動タイプと同
様の操作でロードシーブを駆動させることができる。
【0035】第13発明に係る巻上機は、索状体を長手
方向に移動させるロードシーブを貫通する回転が可能な
伝動側の軸体の一端側に、駆動手段に連動して正回転/
逆回転が可能に前記軸体に螺着される輪体と、該輪体の
正回転を前記軸体に伝達及び該軸体の逆回転に制動力を
与えるブレーキ機構と、前記輪体を覆うカバー体とを設
け、前記軸体の他端部及び前記ロードシーブ間に減速歯
車機構を設けてなる巻上機において、前記カバー体の内
部に、携帯型駆動機を用いてなる駆動手段と継合するこ
とが可能な動力継合部を有しており、前記軸体と軸長方
向に対峙する入側の軸体と、該軸体の回転力が入力され
る入力歯車及び該入力歯車の周りを公転しつつその公転
力を前記輪体に伝達する遊星歯車並びに該遊星歯車と噛
合する環状の太陽歯車を有する遊星減速機構とを設けて
いることを特徴とする。
【0036】第13発明にあっては、一般的な手動タイ
プの前記カバー体を改良して該カバー体の内部に前記遊
星減速機構を組み込むことによって構成することができ
るから、手動タイプに比較して若干コスト高になるだけ
で、電動タイプと同様にロードシーブを駆動させること
ができる。
【0037】第14発明に係る巻上機は、前記カバー体
は、前記入側の軸体が嵌合される嵌合孔を有する軸受筒
が取付けられており、該軸受筒の外部に前記動力継合部
が配されていることを特徴とする。
【0038】第14発明にあっては、入側の軸体に加わ
る曲げ荷重をカバー体とは別個の軸受筒に加えることが
できるため、軸受筒を設けない場合に比べて軸体の回転
抵抗を小さくでき、携帯型駆動機器の動力損失を少なく
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係る巻上機の断面図、図2は側面図であ
る。この巻上機は、駆動手段としてチェーンが用いられ
る一般的な手動タイプを改良したもので、ロードチェー
ン等の索状体Aを長手方向に移動させる筒状のロードシ
ーブ1と、該ロードシーブ1を回転が可能に支持する一
対の側板10,11と、前記ロードシーブ1の内部を貫
通する回転が可能な伝動側の軸体2と、該軸体2の一端
部にチェーンの移動操作に連動して正回転/逆回転が可
能に螺着される輪体3と、該輪体3及び一方の側板11
との間に配置され、輪体3の正回転を前記伝動側の軸体
2に伝達及び該軸体2の逆回転に制動力を与えるブレー
キ機構4とを備える。
【0040】さらに、前記輪体3を覆うカバー体5と、
携帯型駆動機Bと継合することが可能な動力継合部7を
有しており、前記カバー体5の内部で前記伝動側の軸体
2と軸長方向に対峙する入側の軸体6と、該軸体6の回
転を減速して前記輪体3に伝達する遊星減速機構8と、
前記伝動側の軸体2の他端部及びロードシーブ1との間
に設けられる減速歯車機構9と、該減速歯車機構9を覆
うカバー体12と、前記側板10,11の間に枢支され
るフック13とを備えている。
【0041】伝導側及び入側の軸体2,6と、輪体3
と、ブレーキ機構4と、遊星減速機構8と、減速歯車機
構9とは前記ロードシーブ1を回転させる回転体Cを構
成しており、伝動側の軸体2と、輪体3と、ブレーキ機
構4と、遊星減速機構8と、減速歯車機構9とは前記ロ
ードシーブ1を回転させる連動体Dを構成しており、ま
た、側板10,11及びカバー体5,12がロードシー
ブ1及び回転体Cを覆うフレームEを構成している。
【0042】ロードシーブ1と、側板10,11と、軸
体2と、ブレーキ機構4とは既存のものが用いられてお
り、また、輪体3は既存のハンドホイル3aに金属製の
受動板3bが結合されたものであるから、これら既存の
ものの構造及び作用は簡単に説明する。
【0043】ロードシーブ1は筒体の外周にロードチェ
ーンが掛止めされるチェーン掛止部及び前記減速歯車機
構9の伝動歯車97と噛合する噛合歯が設けられてい
る。
【0044】伝動側の軸体2は、ロードシーブ1から外
方へ出た一端部に第1ねじ部21と第2ねじ部22とを
備え、他端部に抜止鍔及び非円形の嵌合部23を備えて
いる。
【0045】ブレーキ機構4は、前記軸体2の第1ねじ
部に螺着される鍔付ハブ41と、該鍔付ハブ41の外周
に回転が可能に支持される一対の摩擦板42及びこれら
摩擦板42間に回転が可能に介在されるラチェットギヤ
43と、前記側板11に枢支されて前記ラチェットギヤ
43と咬合する爪体44とを備え、前記鍔付ハブ41の
鍔と反対側端部に前記輪体3が正回転/逆回転が可能に
螺着されている。
【0046】そして、荷揚げ時等前記輪体3の正回転に
よって前記摩擦板42及びラチェットギヤ43が挾圧さ
れて鍔付ハブ41と一体化し、該鍔付ハブ41とともに
伝動側の軸体2が正回転し、輪体3の回転が止まること
によって鍔付ハブ41及び軸体2の回転が制動され、ま
た、荷下げ時等輪体3の逆回転によって該輪体3が摩擦
板42に対し離反し、前記制動が解除されるように構成
されている。
【0047】尚、輪体3の逆回転が止まったとき、ロー
ドシーブ1及び減速歯車機構9を介して軸体2に作用す
る負荷によって該軸体2及び鍔付ハブ41が逆回転する
とともに前記輪体3を摩擦板42方向へ移動させる推力
が発生し、該推力によって輪体3が摩擦板42方向へ移
動し、摩擦板42を前記した如く挾圧して制動すること
ができる。
【0048】図3は輪体の断面図、図4は輪体の側面図
である。輪体3は、中心部にねじ孔を有するハンドホイ
ル3a及び該ハンドホイル3aの一側面に4本のボルト
31によって結合された金属製の受動板3bを備えてい
る。この受動板3bは環状に形成されており、その一側
面に複数個(実際は4個)の凹状の受動部32が周方向
に等間隔で設けられている。また、輪体3は、前記伝動
側の軸体2の第2ねじ部に螺着されるナット14及び該
ナット14と前記鍔付ハブ41との間に介在される間座
15とによって所要の逆回転を許して抜け止めされてい
る。
【0049】減速歯車機構9は、前記軸体2の嵌合部に
一体回転が可能に嵌合される入力歯車91と、該入力歯
車91と噛合し、入力歯車91の周りを公転する複数個
(実際は4個)の遊星歯車92と、これら遊星歯車92
を等間隔で保持する一対の保持体93,94と、前記遊
星歯車92を前記カバー体5の内部に公転が可能に支持
する環状の太陽歯車95と、一方の保持体93の一側に
設けられる複数個の突起96と係合する凹部を有する環
状の伝動歯車97とを備え、該伝動歯車97が前記ロー
ドシーブ1の噛合歯と噛合しており、また、太陽歯車9
5が中心部に貫通孔を有する皿状の支持台16に4本の
ボルトによって取付られ、該支持台16が前記側板10
に結合されており、軸体2の回転を減速してロードシー
ブ1に伝達するように構成されている。
【0050】図5は入側の軸体の斜視図である。入側の
軸体6は、電動工具として市販されている充電型の電動
ドライバーbを用いてなる携帯型駆動機Bのチャック部
に掴持され、前記動力継合部7を兼ねる掴持部61を一
端部に有し、他端部に非円形の嵌合部62を有してお
り、該嵌合部62が前記カバー体5の内部に抜き出しを
可能として挿入され、前記伝動側の軸体2と軸長方向に
対峙させてある。
【0051】図6は遊星減速機構の断面図、図7は遊星
減速機構の側面図である。遊星減速機構8は、中心部に
前記嵌合部62に対応する非円形の嵌合孔81aを有す
る入力歯車81と、該入力歯車81と噛合し、入力歯車
81の周りを公転する複数個(実際は4個)の遊星歯車
82と、これら遊星歯車82を等間隔で保持する一対の
保持体83,84と、前記遊星歯車82を前記カバー体
5の内部に公転が可能に支持する環状の太陽歯車85と
を備えている。
【0052】また、一方の保持体83の一側に、前記受
動部32に対応する複数個の突起86が設けられてい
る。そして、入力歯車81の嵌合孔81aに嵌合される
入側の軸体6が回転することによって入力歯車81が回
転し、遊星歯車82が自転しながら太陽歯車85の内側
を公転し、その公転力が保持体83の突起86から輪体
3の受動部32に伝動され、輪体3を減速して回転させ
ることができるように構成されている。
【0053】太陽歯車85は4個の貫通孔85aが等間
隔で設けられており、これら貫通孔85aに挿通する取
付ねじ87によってカバー体5の内部に取付けられてい
る。また、他方の保持体84には、遊星歯車82の枢支
位置と位相を違えて4本の連結片88が一体に設けられ
ており、これら連結片88の端末が一方の保持体83の
貫通孔に挿入され、かしめ加工によって保持体83,8
4が一体化されている。
【0054】図8はカバー体の断面図、図9はカバー体
の側面図である。カバー体5は、前記輪体3の上側(フ
ック側)に配置されてハンドホイル3aに掛止されるチ
ェーンを案内するチェーン案内板17と、筒状のスペー
サ18及び3本のステーボルト19を介して前記側板1
1に取付けられるのであって、中心部に前記入側の軸体
6が抜き出しを可能に挿入される孔51を有しており、
外周部に前記取付ねじ87が螺着されるねじ孔52を有
する円板状の側壁5aと、該側壁5aの周縁と連続する
円筒部5bと、該円筒部5bの開放端と連続するフラン
ジ5cとを備え、該フランジ5cが前記ステーボルト1
9に取付けられており、また、側壁5aに太陽歯車85
が取付けられている。
【0055】以上の如く構成された巻上機は、ロードシ
ーブ1の駆動手段として、輪体3のハンドホイル3aに
掛止されるチェーンが用いられる場合と、充電型の電動
ドライバーbが用いられる場合とがある。チェーンを用
いることによって一般的な手動タイプと同様の手動操作
でロードシーブ1を駆動させることができ、また、電動
ドライバーbを用いることによって一般的な電動タイプ
と同様の操作でロードシーブ1を駆動させることができ
る。
【0056】使用に際しては、一般的な手動タイプと同
様、側板10,11の間に枢支されているフック13を
静止部材に引掛け、ロードシーブ1に掛止されているロ
ードチェーンのフックに荷物等が引掛けられる。
【0057】図10は巻上機の近傍で電動ドライバーを
操作する場合の使用状態図、図11は巻上機の全体の側
面図、図12はフレキシブルチューブを有する電動ドラ
イバーで遠隔操作する場合の使用状態図、図13はL型
チャック及びフレキシブルチューブを有する電動ドライ
バーで遠隔操作する場合の使用状態図である。
【0058】何れの場合も、充電型の電動ドライバーb
のチャックによって入側の軸体6の動力継合部7(掴持
部61)を掴持する。この軸体6は、取外しされている
ため、嵌合部62をカバー体5の孔51に挿入し、入力
歯車81の嵌合孔81aに嵌合される。
【0059】この状態で電動ドライバーbが正駆動され
ることによって、入側の軸体6の回転が遊星減速機構8
によって減速され、輪体3が低速で正回転し、該輪体3
の回転が摩擦板42、ラチェットギヤ43及び鍔付ハブ
41を有するブレーキ機構4を介して伝動側の軸体2に
伝動され、該軸体2の回転が減速歯車機構9によって減
速され、ロードシーブ1を低速で正回転させることがで
き、ロードチェーンを介して荷物を揚げることができ
る。
【0060】この荷物の揚げ過程で電動ドライバーbの
駆動が停止された場合、ロードチェーン、ロードシーブ
1及び減速歯車機構9を介して軸体2に作用する負荷に
よって軸体2及び鍔付ハブ41に逆回転力が発生すると
ともに、輪体3を摩擦板42方向へ移動させる推力が発
生し、ブレーキ機構4によって軸体2の回転が制動され
る。
【0061】市販の電動ドライバーbは、一般的な手動
タイプの巻上機に比較して回転速度が早過ぎて、所定荷
重の荷物を巻上げるだけのトルクが発生しないのである
が、電動ドライバーbの回転を遊星減速機構8によって
減速するから、チェーンを用いた一般的な手動タイプと
同様、輪体3を低速で回転させることができるととも
に、所定荷重の荷物を巻上げるだけの大きなトルクを発
生させることができる。
【0062】また、電動ドライバーbが逆駆動されるこ
とによって、輪体3が低速で逆回転しながら摩擦板42
に対し離反し、ブレーキ機構4による前記制動が解除さ
れ、荷物の自重によってロードシーブ1、軸体2及び鍔
付ハブ41が逆回転し、荷物を下げることができる。こ
の荷物の下げ過程で電動ドライバーbの駆動が停止され
た場合、軸体2及び鍔付ハブ41に発生する前記した逆
回転力によって逆回転するとともに前記輪体3を摩擦板
方向へ移動させる推力が発生し、該推力によって輪体3
が摩擦板42方向へ移動し、摩擦板42を前記した如く
挾圧して制動することができる。
【0063】以上の如く実施の形態1にあっては、輪体
3にチェーンを掛止することによってチェーンを用いた
手動タイプとして使用することができ、また、入側の軸
体6を孔51に差し込むことによって電動ドライバーb
を用いた簡易電動タイプとして使用することができる。
しかも、電動ドライバーbはフレームEに組込んでいな
いため、一般的な電動タイプに比較して小形、軽量であ
り、天井吊り以外の場所においても簡易に使用すること
ができ、安価にできる。
【0064】また、図12、図13に示す如くフレキシ
ブルチューブFを有する電動ドライバーbを使用するこ
とができるから、駆動手段としてチェーンを用いた一般
的な手動タイプと同様、遠隔操作によってロードシーブ
1を駆動することができる。
【0065】実施の形態2 図14は巻上機の断面図である。この実施の形態2の巻
上機は、前記入側の軸体6をカバー体5の孔51に保持
して、カバー体5の外側へ取外しすることができないよ
うにしたものであり、その他の構成及び作用は図1〜図
13に示した実施の形態1と同じであるため、同様の部
品については同じ符号を付し、その構造、作用、効果の
説明を省略する。
【0066】図15は入側の軸体の斜視図である。入側
の軸体6は、一端部の掴持部61を前記動力継合部7と
兼用とし、他端部の非円形の嵌合部62の近傍に前記孔
51よりも大径の鍔63が設けてあり、カバー体5の内
部から前記動力継合部7を前記孔51に挿入して外側へ
出し、鍔63によつて外方への抜き出しを阻止し、動力
継合部7を充電型の電動ドライバーbのチャック部によ
って掴持することができるようにしてある。このように
孔51に軸体6が挿入されたあと、遊星減速機構8をカ
バー体5内へ挿入し、太陽歯車85を側壁5aに固定す
る。
【0067】この実施の形態2にあっては、入側の軸体
6をカバー体5の外方へ抜き出すことができないため、
軸体6の紛失をなくすることができる。
【0068】実施の形態3 図16は巻上機の断面図である。この実施の形態3の巻
上機は、前記輪体3を、前記掛止部を切欠いたリング状
に形成し、ロードシーブ1の駆動手段を充電型の電動ド
ライバーbなどの携帯型駆動機Bのみとし、前記チェー
ンガイドをなくし、前記カバー体5によって輪体3、ブ
レーキ機構4及び遊星減速機構8を覆うようにしたもの
であり、その他の構成及び作用は図1〜図13に示した
実施の形態1と同じであるため、同様の部品については
同じ符号を付し、その構造、作用、効果の説明を省略す
る。
【0069】輪体3は、中心部にねじ孔を有する環状の
金属板を用いてなり、その径方向中間に複数個(実際は
4個)の貫通する受動部32が周方向に等間隔で設けら
れている。
【0070】カバー体5は、中心部に前記孔51を有し
ており、外周部に前記ねじ孔52を有する円板状の側壁
5aと、該側壁5aの周縁と連続する円筒部5bと、該
円筒部5bの開放端と連続するフランジ5cとを備え、
該フランジ5cが前記側板11にステーボルト19によ
って着脱が可能に取付けられている。
【0071】この実施の形態3にあっては、実施の形態
1の如くカバー体5にチェーンの移動用切欠路を設ける
必要がないため、カバー体5による覆い性を良好にでき
る。
【0072】実施の形態4 図17は巻上機の断面図である。この実施の形態4の巻
上機は、実施の形態3の入側の軸体6を、実施の形態2
と同様、カバー体5の孔51に保持して、カバー体5の
外側へ取外しすることができないようにしたものであ
り、その他の構成及び作用は図1〜図13に示した実施
の形態1及び実施の形態2と同じであるため、同様の部
品については同じ符号を付し、その構造、作用、効果の
説明を省略する。
【0073】尚、実施の形態2,4において入側の軸体
6をカバー体5の孔51に保持する変わりに、前記孔5
1に挿入される動力継合部7を例えば前記入力歯車81
と一体的に形成してもよい。
【0074】実施の形態5 図18は巻上機の断面図である。この実施の形態5の巻
上機は、実施の形態2の減速機構9を、遊星歯車を用い
た構造とする代わりに、図30に示した従来例と同様の
複数個の平歯車98を用いた構造としたものであり、そ
の他の構成及び作用は図1〜図13に示した実施の形態
1及び実施の形態2と同じであるため、同様の部品につ
いては同じ符号を付し、その構造、作用、効果の説明を
省略する。実施の形態5の減速機構9は、実施の形態
1,3,4に適用してもよい。
【0075】尚、実施の形態1〜5において、カバー体
5は、中心部に孔51を有する円板状の側壁5a及び該
側壁5aの周縁と連続する円筒部5bを備えた構造であ
る他、例えば前記側壁5aをなくし、円筒部5bを備え
た構造とし、前記入力歯車81に設けられる動力継合部
7を外部に覗かせるようにしてもよい。また、カバー体
5をなくした構造であってもよい。
【0076】実施の形態6 図19は巻上機の左側半分を省略した断面図である。こ
の実施の形態6の巻上機は、実施の形態2,5のカバー
体5を、図20に示した従来例と同様のカバー体の側壁
を切取り、該切取部に別個の側壁53を取付けたもので
あり、その他の構成及び作用は図1〜図13に示した実
施の形態1及び実施の形態2と同じであるため、同様の
部品については同じ符号を付し、その構造、作用、効果
の説明を省略する。
【0077】カバー体5は、前記ハンドホイル3aに掛
止されるチェーンが挿通される一対の挿通孔(図示せ
ず)を有する筒状部54と、該筒状部54の一方の開放
部を閉鎖する前記側壁53とを備え、この側壁53及び
筒状部54が3本の前記ステーボルト19によって前記
側板11に着脱可能に取付けられている。実施の形態6
のカバー体5は、実施の形態2,5に適用してもよい。
【0078】実施の形態7 図20は巻上機の断面図である。この実施の形態7の巻
上機は、実施の形態1,3の入側の軸体6をなくし、該
軸体6に動力継合部7を設ける変わりに前記遊星減速機
構8の入力歯車81の嵌合孔81aを動力継合部7と
し、該動力継合部7に電動ドライバーb等の携帯型駆動
機Bの駆動軸部が嵌合されるように構成したものであ
り、その他の構成及び作用は図1〜図13に示した実施
の形態1及び図16に示した実施の形態3と同じである
ため、同様の部品については同じ符号を付し、その構
造、作用、効果の説明を省略する。
【0079】実施の形態8 この実施の形態8の巻上機は、実施の形態1乃至6の孔
51を前記入側の軸体6が回転可能に嵌合される嵌合孔
51aとしたものであり、その他の構成及び作用は図1
〜図19に示した実施の形態1乃至6と同じであるた
め、その構造、作用、効果の説明を省略する。
【0080】この実施の形態8にあっては、動力継合部
7に携帯型駆動機Bを継合し、携帯型駆動機Bの動力を
入側の軸体6に伝達しているとき、入側の軸体6に曲げ
荷重が加わることがあっても、この曲げ荷重を軸体6か
ら嵌合孔51aに加えることができるため、軸体6の曲
げ荷重による破損を良好に防止できる。
【0081】実施の形態9 図21は巻上機の断面図、図22はカバー体及び軸体部
分の拡大断面図、図23はカバー体及び軸体部分の分解
斜視図、図24は軸体を取外した状態の拡大側面図であ
る。
【0082】この実施の形態9の巻上機は、実施の形態
2,5,6の孔51をねじ孔51bとし、該ねじ孔51
bに前記入側の軸体6が回転可能に嵌合される嵌合孔5
0aを有する軸受筒50を螺合したものであり、その他
の構成及び作用は実施の形態2,5,6と同じであるた
め、同様の部品については同じ符号を付し、その構造、
作用、効果の説明を省略する。
【0083】軸受筒50は、摩擦抵抗の小さい材料を用
いて前記軸体6の鍔63よりも大径に形成されており、
外周面にねじ50b及び角形部50cを有し、ねじ50
bが前記ねじ孔51bに螺合されている。
【0084】入側の軸体6は、軸受筒50の一端から前
記動力継合部7を前記嵌合孔50aに挿入して他端へ出
し、鍔63によって他端への抜き出しが阻止されてい
る。
【0085】この実施の形態9にあっては、嵌合孔50
aに軸体6が嵌合された軸受筒50の角形部50cにス
パナ等の工具を嵌め込むことによって軸受筒50を前記
ねじ孔51bに容易に取付けることができ、この軸受筒
50の取付けによって軸体6の外方への抜き出しを阻止
することができ、また、軸受筒50を弛緩して取外すこ
とにより該軸受筒50とともに軸体6を取外すことがで
きる。
【0086】また、実施の形態1と同様、軸体6の動力
継合部7に前記携帯型駆動機Bを継合し、携帯型駆動機
Bの動力を軸体6に伝達しているとき、軸体6に曲げ荷
重が加わることがあっても、この曲げ荷重を軸体6から
カバー体5とは別個の軸受筒50に加えることができる
ため、軸受筒50を設けない場合に比べて軸体6の回転
抵抗を小さくでき、携帯型駆動機Bの動力損失を少なく
することができる。
【0087】尚、実施の形態9において、前記軸体6
は、実施の形態2,4,5,6の如く鍔63が設けられ
た構造である他、実施の形態1,3の如く鍔63が設け
られていない軸体6を用いてもよい。この場合、軸受筒
50がカバー体5に取付けられた状態で軸体6を前記嵌
合孔50aに嵌合することができ、また、軸受筒50を
取外すことなく軸体6を嵌合孔50aから抜き出すこと
ができる。
【0088】実施の形態10 図25は巻上機の断面図である。この実施の形態10の
巻上機は、実施の形態9の軸体6の動力継合部7に取外
しを可能に取付けられるハンドル70を備えたものであ
り、その他の構成及び作用は実施の形態1,9と同じで
あるため、同様の部品については同じ符号を付し、その
構造、作用、効果の説明を省略する。
【0089】実施の形態10にあっては、市販されてい
る充電型の電動ドライバー等の携帯型駆動機Bの動力を
軸体6に伝達している場合において、携帯型駆動機Bの
電池が切れたり、携帯型駆動機Bが故障したりしたと
き、携帯型駆動機Bを取外し、軸体6の動力継合部7に
ハンドル70を取付ける。このハンドル70を回転操作
することによりロードシーブ1を手動で駆動することが
でき、巻上作業を継続することができる。
【0090】実施の形態11 図26は巻上機の断面図、図27はカバー体及び軸体部
分の拡大断面図、図28はカバー体及び軸体部分の分解
斜視図である。
【0091】この実施の形態11の巻上機は、実施の形
態1乃至6の孔51をねじ孔51bとし、前記入側の軸
体6に代えて、一端に前記嵌合孔81aへの嵌合によっ
て入力歯車81と繋がる連繋部60dを有し、他端に前
記動力継合部7を有するフレキシブルシャフト60a
と、該フレキシブルシャフト60aを回転可能に収容す
るフレキシブルチューブ60bと、該フレキシブルチュ
ーブ60bの一端にかしめ加工によって結合され、前記
フレキシブルシャフト60aが嵌合される嵌合孔60e
を有する軸受筒60cとを備えた入側の軸体60を設け
たものであり、その他の構成及び作用は実施の形態1乃
至6と同じであるため、同様の部品については同じ符号
を付し、その構造、作用、効果の説明を省略する。
【0092】軸受筒60cは、摩擦抵抗の小さい材料に
よって形成されており、外周面にねじ60fと、角形部
60gと、かしめ部60hとを有しており、ねじ60f
が前記ねじ孔51bに螺合される。
【0093】この実施の形態11にあっては、軸受筒6
0の角形部60gにスパナ等の工具を嵌め込むことによ
って軸受筒60cを前記ねじ孔51bに螺合し、軸体6
0をカバー体5に取付けることができる。また、軸受筒
60cを弛緩することによって軸体60を取外すことが
できる。
【0094】また、軸体60の動力継合部7に携帯型駆
動機Bを継合し、携帯型駆動機Bの動力を軸体60に伝
達している場合において、軸体60のカバー体5への取
付部に曲げ荷重が加わることがあっても、フレキシブル
シャフト60aに加わる曲げ荷重を軸受筒60cに加え
ることができるため、軸受筒60を設けない場合に比べ
てフレキシブルシャフト60aの回転抵抗を小さくで
き、携帯型駆動機Bの動力損失を少なくすることができ
る。
【0095】実施の形態12 図29は巻上機の断面図である。この実施の形態12の
巻上機は、実施の形態11のフレキシブルシャフト60
aの動力継合部7に取外しを可能に取付けられるハンド
ル70を備えたものであり、その他の構成及び作用は実
施の形態1,11と同じであるため、同様の部品につい
ては同じ符号を付し、その構造、作用、効果の説明を省
略する。
【0096】実施の形態12にあっては、市販されてい
る充電型の電動ドライバー等の携帯型駆動機Bの動力を
軸体60に伝達している場合において、携帯型駆動機B
の電池が切れたり、携帯型駆動機Bが故障したりした場
合、携帯型駆動機Bを取外し、フレキシブルシャフト6
0aの動力継合部7にハンドル70を取付ける。このハ
ンドル70を回転操作することによりロードシーブ1を
手動で駆動することができ、巻上作業を継続することが
できる。
【0097】尚、実施の形態9乃至12において、孔5
1をねじ孔51bとし、このねじ孔51bに軸受筒5
0,60cを螺合する代わりに、孔51を嵌合孔とし、
この嵌合孔に軸受筒50,60cを圧入してもよいし、
また、軸受筒50,60cにフランジを設け、該フラン
ジを締付ねじ等の取付手段によってカバー体5に取付け
てもよく、軸受筒50の取付手段は特に制限されない。
【0098】また、この軸受筒50,60cは、金属材
料等によって一体に形成された構造である他、内面にニ
ードル軸受、ボール軸受等のベアリングが保持された構
造であってもよい。
【0099】また、実施の形態1乃至12において、ロ
ードシーブ1はロードチェーンを用いてなる索状体を長
手方向に移動させる構造である他、ロ−ラチェーンを用
いてなる索状体を長手方向に移動させる構造、又は、ベ
ルトを用いてなる索状体を長手方向に移動させる構造で
あってもよく、ロードシーブ1の構造は特に制限されな
い。
【0100】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明によれば、ロ
ードシーブを回転させる回転体が携帯型駆動機器を用い
てなる駆動手段と継合することが可能な動力継合部を備
えているため、電動工具として市販されている電動ドラ
イバー等の携帯型駆動機を前記動力継合部に継合させる
ことによって、携帯型駆動機をロードシーブの駆動手段
とすることができ、手動タイプに比較して労力の負担を
小さくできる。しかも、携帯型駆動機を巻上機に組み込
むことなく、手動タイプの構成とすることができるか
ら、電動タイプに比較して小形、軽量であり、天井吊り
以外の場所においても簡易に使用することができ、安価
にできる。
【0101】第2発明によれば、ロードシーブ及び回転
体を覆うフレームに、動力継合部を外部に覗かせる孔が
設けられているため、ロードシーブ及び回転体が他物に
当たって損傷することを防止でき、しかも、動力継合部
に携帯型駆動機を容易に継合させることができる。
【0102】第3発明によれば、動力継合部をフレーム
の外部に配することができるため、動力継合部に携帯型
駆動機器をより一層容易に継合させることができる。
【0103】第4発明によれば、不使用時に軸体がフレ
ームに対し外方へ出っ張ることを防止でき、動力継合部
の損傷を防止でき、しかも、使用時はフレームの孔に軸
体を差し込むことによって携帯型駆動機器と継合するこ
とが可能にできる。
【0104】第5発明によれば、動力継合部に携帯型駆
動機器を継合し、携帯型駆動機器の動力を入側の軸体に
伝達しているとき、入側の軸体に曲げ荷重が加わること
があっても、この曲げ荷重を軸体から軸受孔に加えるこ
とができるため、軸体の曲げ荷重による破損を良好に防
止できる。
【0105】第6発明及び第14発明によれば、入側の
軸体に加わる曲げ荷重をフレームとは別個の軸受筒に加
えることができるため、軸受筒を設けない場合に比べて
軸体の回転抵抗を小さくでき、携帯型駆動機器の動力損
失を少なくすることができる。
【0106】第7発明によれば、嵌合孔に嵌合保持され
た入側の軸体を軸受筒とともに容易にフレームに取付け
ることができるとともに、軸受筒を弛緩操作することに
よって該軸受筒とともに入側の軸体を取外すことができ
る。
【0107】第8発明によれば、駆動手段としてチェー
ンを用いた一般的な手動タイプと同様、遠隔操作によっ
てロードシーブを駆動することができる。
【0108】第9発明によれば、電動工具として市販さ
れている充電型の電動ドライバー等の携帯型駆動機の電
池が切れたり、携帯型駆動機が故障したりした場合にお
いても、携帯型駆動機に代えて動力継合部にハンドルを
取付けることができ、該ハンドルの回転操作によってロ
ードシーブを駆動することができ、巻上作業を継続でき
る。
【0109】第10発明によれば、駆動手段となる携帯
型駆動機の回転を減速して輪体に伝達することができる
ため、電動工具として市販されている充電型の電動ドラ
イバーを携帯型駆動機とした場合においても、所定荷重
の荷物を巻上げるだけのトルクを発生させて一般的な手
動タイプと同様の速度でロードシーブを駆動することが
できる。
【0110】第11発明によれば、伝動側の軸体と軸長
方向に対峙する入側の軸体の周りを遊星歯車が公転しつ
つその公転力が輪体に伝達されるため、無負荷の状態で
携帯型駆動機によって入側の軸体が回転されるとき、フ
レームに回転トルクが発生することを防止でき、フレー
ムを回動させることなくロードシーブを駆動させること
ができる。
【0111】第12発明によれば、輪体の外周部にチェ
ーン掛止部が設けられているため、駆動手段として一般
的な手動タイプのチェーンを用いることができ、このチ
ェーンを用いることによって一般的な手動タイプと同様
の操作でロードシーブを駆動させることができる。
【0112】第13発明によれば、一般的な手動タイプ
の輪体を覆うカバー体を改良して該カバー体の内部に前
記遊星減速機構を組み込むことによって構成することが
できるため、手動タイプに比較して若干コスト高になる
だけで、電動タイプと同様にロードシーブを駆動させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻上機の実施の形態1の断面図で
ある。
【図2】本発明に係る巻上機の輪体の側面図である。
【図3】本発明に係る巻上機の輪体の断面図である。
【図4】本発明に係る巻上機の輪体の側面図である。
【図5】本発明に係る巻上機の入側の軸体の斜視図であ
る。
【図6】本発明に係る巻上機の遊星減速機構の断面図で
ある。
【図7】本発明に係る巻上機の遊星減速機構の側面図で
ある。
【図8】本発明に係る巻上機のカバー体の断面図であ
る。
【図9】本発明に係る巻上機のカバー体の側面図であ
る。
【図10】本発明に係る巻上機の近傍で電動ドライバー
を操作する場合の使用状態図である。
【図11】本発明に係る巻上機の全体の側面図である。
【図12】本発明に係る巻上機をフレキシブルチューブ
を有する電動ドライバーで遠隔操作する場合の使用状態
図である。
【図13】本発明に係る巻上機をL型チャック及びフレ
キシブルチューブを有する電動ドライバーで遠隔操作す
る場合の使用状態図である。
【図14】本発明に係る巻上機の実施の形態2の断面図
である。
【図15】本発明に係る巻上機の入側の軸体の斜視図で
ある。
【図16】本発明に係る巻上機の実施の形態3の断面図
である。
【図17】本発明に係る巻上機の実施の形態4の断面図
である。
【図18】本発明に係る巻上機の実施の形態5の断面図
である。
【図19】本発明に係る巻上機の実施の形態6の断面図
である。
【図20】本発明に係る巻上機の実施の形態7の断面図
である。
【図21】本発明に係る巻上機の実施の形態9の断面図
である。
【図22】本発明に係る巻上機のカバー体及び軸体部分
の拡大断面図である。
【図23】本発明に係る巻上機のカバー体及び軸体部分
の分解斜視図である。
【図24】本発明に係る巻上機の軸体を取外した状態の
拡大側面図である。
【図25】本発明に係る巻上機の実施の形態10の断面
図である。
【図26】本発明に係る巻上機の実施の形態11の断面
図である。
【図27】本発明に係る巻上機のカバー体及び軸体部分
の拡大断面図である。
【図28】本発明に係る巻上機のカバー体及び軸体部分
の分解斜視図である。
【図29】本発明に係る巻上機の実施の形態12の断面
図である。
【図30】従来例に係る巻上機の断面図である。
【符号の説明】
1 ロードシーブ 2 伝動側の軸体 3 輪体 4 ブレーキ機構 5 カバー体 50,60c 軸受筒 50a,60e 嵌合孔 51 孔 51a 嵌合孔 51b ねじ孔 6,60 入側の軸体 60a フレキシブルシャフト 60b フレキシブルチューブ 60d 連繋部 7 動力継合部 8 遊星減速機構 81 入力歯車 82 遊星歯車 85 太陽歯車 A 索状体 B 携帯型駆動機 C 回転体 D 伝導体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索状体を長手方向に移動させるロードシ
    ーブ及び駆動手段に連動して前記ロードシーブを回転さ
    せる回転体を備えた巻上機において、前記回転体は携帯
    型駆動機器を用いてなる駆動手段と継合することが可能
    な動力継合部を備えていることを特徴とする巻上機。
  2. 【請求項2】 前記ロードシーブ及び回転体を覆うフレ
    ームを有しており、該フレームに、前記動力継合部を外
    部に覗かせる孔が設けられている請求項1記載の巻上
    機。
  3. 【請求項3】 前記回転体は、前記動力継合部を有し、
    前記孔に挿入される入側の軸体と、前記ロードシーブに
    連動する連動体とに分割されている請求項2記載の巻上
    機。
  4. 【請求項4】 前記軸体は前記孔からの抜き出しが可能
    としてある請求項3記載の巻上機。
  5. 【請求項5】 前記孔は前記軸体が嵌合される嵌合孔で
    ある請求項3又は請求項4記載の巻上機。
  6. 【請求項6】 前記孔に前記軸体が嵌合される嵌合孔を
    有する軸受筒が取付けられている請求項3又は請求項4
    記載の巻上機。
  7. 【請求項7】 前記孔はねじ孔であり、前記軸受筒は前
    記ねじ孔に螺合されるねじを有している請求項6記載の
    巻上機。
  8. 【請求項8】 前記軸体は一端に前記連動体と繋がる連
    繋部を有し、他端に前記動力継合部を有するフレキシブ
    ルシャフトと、該フレキシブルシャフトを回転可能に収
    容するフレキシブルチューブと、該フレキシブルチュー
    ブの一端に結合され、前記フレキシブルシャフトが嵌合
    される嵌合孔を有する軸受筒とを備えている請求項3又
    は請求項4記載の巻上機。
  9. 【請求項9】 前記動力継合部に取外しを可能に取付け
    られるハンドルを備えている請求項3又は請求項4若し
    くは請求項8記載の巻上機。
  10. 【請求項10】 前記連動体は、前記入側の軸体と軸長
    方向に対峙する伝動側の軸体と、該軸体に正回転/逆回
    転が可能に螺着される輪体と、該輪体の正回転を前記伝
    動側の軸体に伝達及び該軸体の逆回転に制動力を与える
    ブレーキ機構とを備えており、前記輪体及び入側の軸体
    の間に減速機構を設けてある請求項3記載の巻上機。
  11. 【請求項11】 前記減速機構は、前記入側の軸体の回
    転力が入力される入力歯車と、該入力歯車の周りを公転
    しつつその公転力を前記輪体に伝達する遊星歯車と、該
    遊星歯車を前記フレームの内部に支持する環状の太陽歯
    車とを備えている請求項10記載の巻上機。
  12. 【請求項12】 前記輪体の外周部に操作が可能なチェ
    ーンが掛止されるチェーン掛止部を有している請求項1
    0又は請求項11記載の巻上機。
  13. 【請求項13】 索状体を長手方向に移動させるロード
    シーブを貫通する回転が可能な伝動側の軸体の一端側
    に、駆動手段に連動して正回転/逆回転が可能に前記軸
    体に螺着される輪体と、該輪体の正回転を前記軸体に伝
    達及び該軸体の逆回転に制動力を与えるブレーキ機構
    と、前記輪体を覆うカバー体とを設け、前記軸体の他端
    部及び前記ロードシーブ間に減速歯車機構を設けてなる
    巻上機において、前記カバー体の内部に、携帯型駆動機
    器を用いてなる駆動手段と継合することが可能な動力継
    合部を有しており、前記軸体と軸長方向に対峙する入側
    の軸体と、該軸体の回転力が入力される入力歯車及び該
    入力歯車の周りを公転しつつその公転力を前記輪体に伝
    達する遊星歯車並びに該遊星歯車と噛合する環状の太陽
    歯車を有する遊星減速機構とを設けていることを特徴と
    する巻上機。
  14. 【請求項14】 前記カバー体は、前記入側の軸体が嵌
    合される嵌合孔を有する軸受筒が取付けられており、該
    軸受筒の外部に前記動力継合部が配されている請求項1
    3記載の巻上機。
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