JP2000211767A - 自動分離搬送装置 - Google Patents

自動分離搬送装置

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JP2000211767A
JP2000211767A JP10366053A JP36605398A JP2000211767A JP 2000211767 A JP2000211767 A JP 2000211767A JP 10366053 A JP10366053 A JP 10366053A JP 36605398 A JP36605398 A JP 36605398A JP 2000211767 A JP2000211767 A JP 2000211767A
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JP
Japan
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conveyed
suction
belt
conveyed object
substance
Prior art date
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JP10366053A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hosaka
勇 保坂
Satoru Horigome
覚 堀込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異なるサイズの搬送物を同時に処理する場合
においても、常に搬送物の先端部をベルトに確実に吸着
させて搬送可能とする自動分離搬送装置を提供すること
にある。 【解決手段】 孔付きベルト2を配する上昇搬送装置1
と、の孔を通し搬送物を吸引しベルトに吸着させる複数
の吸引装置5と、搬送物の進路の吸引装置を順次に吸引
状態とする制御手段とを備える自動分離搬送装置にあっ
て、孔付きベルトの搬送物上昇開始位置に搬送物が搬入
されるとその搬送物を検出するセンサー7,8を配し、
よってセンサーからの検出信号があると制御手段は搬送
物の先端部に対応する吸引装置を吸引状態とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばさしみ状で
搬入されてきた搬送物を分離搬送することができる自動
分離搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動分離搬送装置として、孔付
きベルトを配する上昇搬送装置と、前記孔付きベルト裏
面に沿って配設され、ベルトの孔を通して搬送物を吸引
し、ベルトに吸着させる複数の吸引装置と、前記搬送物
の進路の吸引装置を順次に吸引状態にする制御手段を備
える技術については出願人により別途出願されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような装置においても、異なるサイズの搬送物を同じ
ラインで処理するような場合、例えば、書店からの様々
なサイズの書籍や雑誌などの返本を処理しようとすると
種々の問題が生じた。通常、異なるサイズの搬送物を処
理する場合、最も小さなサイズの搬送物に対応する吸着
装置を最初に吸引状態とするよう設定するが、搬送物を
確実にベルトに吸着上昇させる場合には、搬送物の先端
部をベルトに吸着させて搬送することが望ましく、サイ
ズの大きな搬送物が搬入されると、搬送物の中ほどから
下側の吸着装置が吸引状態となって搬送することになる
ため吸着力が弱く、その結果、サイズの大きな搬送物は
搬送中にずり下がって後に続く搬送物に重なってしまう
という不具合が多分にあったものである。上記のような
実状に鑑み、この発明は、異なるサイズの搬送物を同時
に処理する場合においても、常に搬送物の先端部をベル
トに確実に吸着させて搬送可能とする自動分離搬送装置
を提供することをその目的とするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る自動分離搬送装置は、孔付きベルト
を配する上昇搬送装置と、前記の孔を通し搬送物を吸引
し前記ベルトに吸着させる複数の吸引装置と、前記搬送
物の進路の吸引装置を順次に吸引状態とする制御手段と
を備える自動分離搬送装置にあって、前記孔付きベルト
の搬送物上昇開始位置に搬送物が搬入されるとその搬送
物を検出するセンサーを配し、よってセンサーからの検
出信号があると前記制御手段は前記搬送物の先端部に対
応する吸引装置を吸引状態とするものである。
【0005】
【作用】以下、本発明に係る自動分離搬送装置について
説明する。前記上昇搬送装置の搬送物上昇開始位置に搬
送物が搬入されるとそれを検出するセンサーを適所に配
置する。そして実際の作業において、搬送物が前記上昇
搬送装置の搬送物上昇開始位置のベルト上に搬入される
と、前記センサーはその搬送物を検出し、検出信号を前
記制御手段へ送信する。前記制御手段はこの検出信号を
受信すると、前記搬送物の先端部に対応する吸引装置を
吸引状態とする。これにより、搬送物上昇開始位置にあ
る前記搬送物は前記吸引装置により先端部をベルトに確
実に吸着保持されて上昇搬送されることとなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る自動分離搬送装置を普通
サイズと大型サイズの2種類の搬送物の分離搬送に適用
した実施例を示す。図1は本発明装置の概略構成図であ
る。同図において、1は孔付きベルト2が配された上昇
搬送装置(この実施例ではベルトコンベヤを勾配設置し
たもの)、3は搬送物を前記上昇搬送装置へ搬入する搬
入コンベヤ、4は搬送物を前記上昇搬送装置1から次工
程へ移送する移送コンベヤ、5は複数の吸引装置、6は
吸引装置5の吸引と吸引停止を制御する制御手段、7,
8は前記上昇搬送装置1の搬送物上昇開始位置1aに搬送
物が搬入されるとその搬送物の先端部を検出するセンサ
ーである。この実施例では、前記制御手段6は、前記セ
ンサー7,8からの検出信号を受信すると、前記搬送物
の先端部に対応する吸引装置5を吸引状態とする制御を
行なう。また、前記制御手段7は、搬送物の前記ベルト
上の進路の吸引装置5を順次に吸引状態とする制御、一
の搬送物が通過した後は、吸引状態にあった吸引装置5
は所定の時間だけ吸引停止状態とする制御(あるいは一
の搬送物が通過した後は、吸引状態にあった吸引装置5
は所定のスペースがあく時間所定の時間だけ吸引停止状
態とする制御)なども行なう。そして、この実施例では
前記センサー7,8として投受光部をベルトをはさんで
対向配置した赤外線センサー用い、センサー7は普通サ
イズの搬送物9を、またセンサー8は大サイズの搬送物
10をそれぞれ検出可能としている。実際の作業を説明す
ると、搬入コンベヤ3により搬送された搬送物はまず上
昇搬送装置1の搬送物上昇開始位置1aのベルト上に搬入
される。ついで、図2に示されるように(斜線の吸引装
置5は吸引状態であることを、それ以外の吸引装置5は
吸引停止状態であることを示す)、前記センサー7が投
光線を遮る普通サイズの搬送物9を検出すると、検出信
号を制御手段7に送り、制御手段7はこの検出信号があ
ると前記搬送物9の先端部に近い吸引装置5aを吸引状態
に切り換えるとともに搬送物の進路の吸引装置5b〜5iを
順次に吸引状態とするから、これにより、前記搬送物9
はベルト孔11を通して吸引されベルト2に先端部が確実
に吸着されて上昇搬送装置1の頂部へ運ばれ、移送コン
ベヤ4に引き渡される。また、図3に示されるように
(斜線の吸引装置5は吸引状態であることを、それ以外
の吸引装置65吸引停止状態であることを示す)、前記
センサー8が投光線を遮る大型サイズの搬送物10を検出
すると、検出信号を制御手段7に送り、制御手段7はこ
の検出信号があると前記搬送物10の先端部に近い吸引装
置5a,5bを吸引状態に切り換える。これにより、前記搬
送物10の先端部はベルト孔11を介してベルト2に吸着さ
れ、上記同様に上昇搬送装置1の頂部へ運ばれる。尚、
前記吸引装置5は、ベルトの孔11に臨む吸引孔12、吸引
室13、パイプ14、真空装置15によりなり、また、制御手
段7は、パイプ14をエアシリンダで作動する遮断部材
(図示しない)で開閉する開閉装置16、空気圧縮機17、
開閉装置16の開閉を制御して吸引装置5の吸引と吸引停
止との切り換えなどを制御する制御装置18により構成さ
れている。この場合、前記制御装置18は、前記搬送物の
進路にある吸着装置5をベルトの搬送速度に同期させて
吸引状態に切り換える制御、一の搬送物が通過した後
は、吸引状態にあった吸引装置5は所定の時間吸引停止
状態に切り換える制御、そして一の搬送物が通過した後
は、吸引状態にあった吸引装置は後に続く搬送物との間
に所定のスペースがあく時間吸引停止状態に切り換える
制御などを行なう。図中、19は搬送物の移動を円滑にす
るための回転ロールである。
【0007】上記実施例においては、普通サイズと大型
サイズの2種類のサイズの搬送物に対応するセンサーを
配置したが、何種類のサイズの搬送物にも適用できるこ
とは勿論であり、搬送物のサイズの種類が増えれば各種
類に対応するセンサーを追加配置すればよい。また搬送
物の検出のためのセンサーとして、投光部より発射され
る赤外線を受光部で受け、搬送物が投光線を遮るとその
光量変化をとらえて検出する公知の赤外線センサーを使
用したが、搬送物の先端部が検出可能であれば赤外線セ
ンサーに限らずどのようなセンサーでもよい。また、本
発明装置の対象となる搬送物は、中綴本、平綴本、書
籍、郵便物、カード、シート状物などその適用対象には
限定がないことは勿論であり、前記吸着装置についても
ベルトに搬送物を吸着できる構造であれば実施例の構造
に限らない。そして、前記上昇搬送装置や吸着装置の数
についても、搬送物の形状、大小などに応じて任意に選
択すればよい。さらに、前記制御手段についても、吸着
装置を任意の順序で吸引と吸引停止を切り換え可能であ
ればどのようなハード、ソフトあるいはそれらの組合せ
により構成してもよい。そしてさらにまた、前記ベルト
孔11および吸引孔12の数や形状についても実施例に限定
されないことはいうまでもない。その他、上記実施例で
は上昇搬送装置に搬入コンベヤおよび移送コンベヤを配
置したが、これに限らず周辺装置には限定がないことも
勿論である。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る自動分
離搬送装置によれば、異なるサイズの搬送物を同時に処
理する場合においても、搬送物の先端部を常にベルトに
吸着させて搬送可能としたから、上昇搬送中におけるず
り下がりがなく、確実かつ安定に搬送することができる
顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動分離搬送装置の概略平面図で
ある。
【図2】普通サイズの搬送物に適用した例を示す概略正
面図である。
【図3】大型サイズの搬送物に適用した例を示す概略正
面図である。
【符号の説明】
1 上昇搬送装置 2 孔付きベルト 3 搬入コンベヤ 4 移送コンベヤ 5 吸引装置 6 制御手段 7 センサー 8 センサー 9 普通サイズの搬送物 10 大型サイズの搬送物 11 孔 12 吸引孔 13 吸引室 14 パイプ 15 真空装置 16 開閉装置 17 空気圧縮機 18 制御装置 19 回転ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F024 AA12 CA04 DA12 3F101 CD05 CE12 CE21 LA06 LB03 3F343 FA02 FB05 FC01 FC15 GA02 GB02 GC04 GD01 JB05 JB15 JB16 JB17 JB19 JB25 JB26 MA03 MA15 MA54

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔付きベルトを配する上昇搬送装置と、
    前記の孔を通し搬送物を吸引し前記ベルトに吸着させる
    複数の吸引装置と、前記搬送物の進路の吸引装置を順次
    に吸引状態とする制御手段とを備える自動分離搬送装置
    にあって、前記孔付きベルトの搬送物上昇開始位置に搬
    送物が搬入されるとその搬送物を検出するセンサーを配
    し、よってセンサーからの検出信号があると前記制御手
    段は前記搬送物の先端部に対応する吸引装置を吸引状態
    とすることを特徴とする自動分離搬送装置。
JP10366053A 1998-12-09 1998-12-09 自動分離搬送装置 Pending JP2000211767A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002370841A (ja) * 2001-06-11 2002-12-24 Ritsumeikan 紙葉類搬送装置及び紙葉類搬送システム
JP2006281781A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Man Roland Druckmas Ag 面材料のための吸込み装置
JP2006289162A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Hitachi Plant Technologies Ltd 塗布装置
CN103910174A (zh) * 2013-11-27 2014-07-09 大连隆星新材料有限公司 石蜡颗粒传送系统
WO2023055629A1 (en) * 2021-10-01 2023-04-06 Laitram, L.L.C. Vacuum conveyor

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