JP2006281781A - 面材料のための吸込み装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多方面にわたって使用可能であって長い寿命を有している吸込み装置を提供する。
【解決手段】面材料のための、特に枚葉紙処置機械、有利には枚葉紙印刷機械の枚葉紙のための吸込み装置であって、エンドレスに循環していて面材料の吸引のための吸込み開口を有している少なくとも1つの吸込みバンドが設けられており、該吸込みバンドに、同じ速度で回転する少なくとも1つのホイールが対応配置されている形式のものにおいて、ホイール12が吸込みホイール13として形成されていて、吸込み要素29を有しており、該吸込み要素29が、吸込みバンド3の、吸込み開口36に通じている長手方向吸込み通路30に連通するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、面材料のための、特に、枚葉紙処理機械、有利には枚葉紙印刷機械の枚葉紙のための吸込み装置であって、エンドレスに循環していて面材料の吸引のための吸込み開口を有している少なくとも1つの吸込みバンドが設けられており、該吸込みバンドに、同じ速度で回転する少なくとも1つのホイールが対応配置されている(すなわち、割り当てられている)形式のものに関する。本発明は、特に、枚葉紙処理機械のための枚葉紙ブレーキとして使用される。
前記形式の吸込み装置は公知である。該吸込み装置は、空気透過性の循環するホイール間部(Trum)を有しており、該ホイール間部は、互いに離間して位置する2つの転向ホイールを介して作動するようになっている。両転向ホイールの間には吸込みケースが存在し、該吸込みケースは上側ホイール間部の下面に対応配置されている。吸込みケース内の負圧は−吸込みバンドを通って−上側ホイール間部の吸込みバンドの上面に負圧を形成する。この結果、ホイール間部上で搬送される枚葉紙は負圧によって保持され、これにより、例えば搬送され得るか又は制動され得る。吸込み区域は両転向ホイール間の領域、つまり、吸込みケースの区域にしか実現され得ない。さらに、吸込みベルトと、吸込みケースに対応配置されたベルト支持部との間に加熱作用を有する摩擦が生じることが頻繁にあり、該摩擦は吸引作用によって強められ、吸込みベルトの高い摩耗と、場合によっては比較的早期の破壊とをもたらすことがあり得る。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の吸込み装置を改良して、多方面にわたって使用可能であって長い寿命を有している吸込み装置を提供することである。
前記課題は、ホイールが吸込みホイールとして形成されていて、吸込み要素を有しており、該吸込み要素が、吸込みバンドの、吸込み開口に通じている長手方向吸込み通路に連通するようになっていることによって解決される。吸込みバンドは吸込みベルトと呼ぶこともできる。したがって、従来技術に対して、吸込みベルトには、定置の吸込みケースは対応配置されていない。なぜならば、吸込みベルトと同じ速度で回転する吸込みホイールは、ベルトに対する相対運動を行わないからである。したがって、これらの部材の間に摩擦は生じない。むしろ、吸込みホイールが吸込み機能を引き受けるようになっており、この場合、吸込みホイールは、負圧が吸込みベルトの長手方向吸込み通路を介して吸込みバンドの吸込み開口に案内されるように、吸込みベルトと協働する。該吸込み開口によって面材料が吸引され、ひいては保持される。長手方向吸込み通路が吸込みバンドを当該吸込みバンドの長手方向に貫通していて、一方の端部で吸込み開口を形成し、他方の端部で吸込みホイールの真空に連通するので、有効な吸込み開口がベルトのその都度所望の箇所に実現され得る。すなわち、吸込み開口は、ベルトの、目下吸込みホイールに接触している領域に限定されておらず、前記通路は吸込みベルト内で、吸込みホイールから離れている位置まで延在することもできる。これにより、面材料に吸込み作用を及ぼす区域は、吸込みバンド内の長手方向吸込み通路の形状に依存して実現され得る。「長手方向吸込み通路が吸込みバンドの長手方向に延在している」という表現は、専ら延在が正確にバンド長手方向に得られなければならないという意味ではない。バンド長手延在方向(吸込みバンドの長手中央軸線)に対して吸込み通路は斜めに延在していてもよいか又は他の形式で延在していてもよい。しかしながらこの場合、吸込み通路は−従来技術の場合のように−長手延在方向に対して直角に吸込みバンドを通って延在しているだけではない。なぜならば、このような延在では、吸込み通路の入口を形成している吸込み孔と吸込み通路の出口を形成している吸込み開口との間に所望の長手方向ずれ(Laengsversatz)が生ぜしめられないからである。吸込みホイールと、吸込みバンドの、吸込みホイールに巻き掛けられている部位との間には、同じ速度に基づき相対運動が存在しないので、吸込みバンドの長い寿命が保証される。
本発明の一実施態様によれば、長手方向吸込み通路は次のように、すなわち、−吸込みバンド長手方向で見て−当該長手方向吸込み通路の、吸込み孔を形成している入口が、吸込み開口を形成している出口に対してずらされて位置するように延在していることが考えられる。これにより、吸込み開口は「先行して」作用する。すなわち、面材料が吸込みホイールにまだ到達していないにも拘わらず、当該面材料は既に吸込みホイールの吸込み作用で、該吸込み作用が前記通路を介して吸込みバンドの吸込み開口まで案内されてこの場所で面材料に作用し得ることによって負荷される。
本発明の一実施態様によれば、吸込み開口が、面材料の搬送方向に関して吸込み孔の下流側に位置していることが考えられる。このことによって、先述の作用が生じる。長手方向吸込み通路は、択一的に又は付加的に、転向ホイールの区域における吸込みバンドの巻掛け角度の領域内に至るまで達していてもよい。これにより、吸込みベルトによって形成されたホイール間部は、その直線的に延在する領域に吸込み開口を有しているだけでなく、吸込み開口は、付加的に又は択一的に、転向ホイールの巻掛けによって形成された湾曲部の領域に位置している。この区域では、特に、比較的に軽い面材料、特に枚葉紙全紙が保持され得、しかも、そのような枚葉紙の縁部区域を吸引によって湾曲させることさえも可能である。比較的剛性の枚葉紙、例えば厚紙枚葉紙は、有利には、湾曲した領域に位置している吸込み孔によって吸引されない。なぜならば、この枚葉紙は変形を十分に許容しないからである。むしろ、このような枚葉紙の吸引は、吸込みバンドの、直線的に延在している領域で行われると、有利である。
さらに、吸込みホイールの吸込み要素が、吸込みホイールの吸込み結合部を介して、吸込みホイールの吸込み手段に通じていると、有利である。吸込み結合部の入口は吸込み手段によって形成され、吸込み結合部の出口は吸込み要素によって形成される。吸込み結合部は吸込みホイールを有利には(吸込みホイールの回転軸線に関して)半径方向で貫通している。
さらに、少なくとも1つの定置の吸込み接続部が設けられており、該吸込み接続部が、吸込みホイールの回転に際して、一時的に、吸込みホイールの個々の吸込み手段に対して連通する対向位置に現われるようになっていると、有利である。したがって、前記定置の吸込み接続部は、吸込みホイールの、一緒に回転する吸込み手段に対して、一時的な負圧結合部を形成する。前記定置の吸込み接続部と運動させられる吸込み手段との間には、摩擦を回避するために又は摩擦を僅かな程度しか生ぜしめないようにするために、かつ同時に、不適切な空気(Fehlluft)の吸引をできるだけ少量に維持するために、できるだけ小さいギャップが有利に形成される。吸込み手段は、当該吸込み手段が吸込みホイールの回転軸線に対して同じ間隔を保って循環するように配置されている。これにより、前記少なくとも1つの定置の吸込み接続部は、ホイール回転に際して、全ての吸込み手段と協働し得る。
有利には、吸込み接続部は吸込みケースとして形成されている。該吸込みケースは、同時に、吸込みホイールの、複数の吸込み結合部に連通し得る。これにより、観察された時点に、吸込みバンドの、適宜な個数の吸込み開口に負圧が供給される。
本発明の一実施態様によれば、吸込み接続部、特に吸込みケースが、変位可能に形成されており、これにより、選択可能な調節によって適宜な個数の吸込み開口が要求されるか若しくは適宜に位置決めされた吸込み開口に負圧が供給されるようにすることが考えられる。このことによって、吸込み装置の吸込み区域を変位させることが可能になる。
特に、吸込みバンドが吸込みホイール間部として形成されており、該吸込みホイール間部が少なくとも2つの転向ホイールを介して作動するようになっており、しかも両転向ホイールのうちの一方の転向ホイールが吸込みホイールであることが、考えられていてよい。面材料の搬送方向に関して上流側に位置している転向ホイールが、吸込みホイールであることが、有利に考えられている。
図面には、本発明が実施例に基づき示されている。
図1には、面材料を、特に枚葉紙処理機械、有利には枚葉紙印刷機械における、特に枚葉紙2を吸込み保持(das saugende Halten)するための吸込み装置1が示されている。該吸込み装置1はエンドレスに循環している吸込みバンド3を有しており、該吸込みバンドは上側ホイール間部5と下側ホイール間部6とを備えたホイール間部4として形成されている。吸込みバンド3は、2つの転向ホイール7,8にわたって延在するエンドレスループを形成している。転向ホイール7,8は回転軸線9,10を有している。両転向ホイール7,8のうちの少なくとも一方の転向ホイールは駆動ホイールとして形成されており、すなわち、当該転向ホイールは駆動装置に結合されている。このことによって、ホイール間部4は矢印方向11に循環する。転向ホイール7を形成するホイール12は吸込みホイール13として形成されている。該ホイールは−図2によれば−、吸込みホイール13のハブ15が回転軸線9を中心として回転可能に支承されている支承部14を有している。吸込みホイール13の周面16は吸込みバンド3の下面17と協働し、吸込みバンド3は、有利には、枚葉紙2との接触面積を小さく維持するために台形形式の横断面(図2に示す)を有している。吸込みホイール13と吸込みバンド3との間の相対運動を防止するために、吸込みバンド3は歯付き吸込みバンド3として形成されていてもよく、この場合、吸込みホイール13は対応する対応歯を有している。吸込みバンド3を吸込みホイール13に対して移動することのないように循環させるための、別の公知の手段も考えられる。
図2によれば、吸込みホイールはスリーブ状のブラケット(Ausleger)18を有しており、該ブラケット18はリング状に形成されていて、回転軸線9に対して同軸に延在している。ブラケット18は、有利には、吸込みホイール13の残りの本体と一体的に形成されている。ブラケット18の、内側リング面19を形成している下面は、吸込み装置20に対向しており、該吸込み装置20は、吸込みケース22として形成されている吸込み接続部21を有している。吸込みケース22は−図1によれば−吸込みホイール13の部分周αにわたって延在しており、この場合、吸込みケース22は、適当な案内装置(図示せず)によって、両方向矢印23の方向に回転軸線9を中心として移動可能である。吸込みケース22は、前記内側リング面19に対応配置された上面24を有しており、該上面24は回転軸線9に対して同心に延在していて、極めて僅かな遊びをもって内側リング面19に対向して位置している。吸込みケース22は結合管路25を介して吸込み源(図示せず)に接続されている。吸込み作用は矢印26によって示される。
ブラケット18は、吸込みホイール13の全周にわたって分配して配置された、半径方向通路の形状の複数の吸込み結合部27によって貫通される。それぞれの吸込み結合部27の、前記内側リング面19に位置している開口は、吸込み手段28を形成しており、それぞれの吸込み結合部27の、吸込みホイール13の周面16に位置している開口は、吸込み要素29を形成している。
吸込みベルト29′と呼ぶこともできる吸込みバンド3は、長手方向吸込み通路30を有しており、この場合、便宜上、図1〜図3には若干数の長手方向吸込み通路30しか示されない。該長手方向吸込み通路30は、常時、吸込みバンド3の長手延在方向31に延在している構成部分を有しているので、当該長手方向吸込み通路30の入口32は、その出口33に対して(吸込みベルト29′の長手延在方向で見て)ずらされて位置している。図1に示されている長手方向吸込み通路30の入口32は(この図での目下の位置では)吸込みホイール13に対応配置されていて、吸込みバンド3の、目下湾曲した部位34に存在する。この入口32は吸込み孔35を形成している。出口33は吸込み開口36を形成しており、該吸込み開口36は吸込みバンド3の外面37に存在し、しかも、吸込みバンド3の、直線的に延在している上側ホイール間部5の領域に存在する。吸込み孔35は吸込みバンド3の内面38に位置決めされている。こうした全てのことから、吸込みバンド3の運動方向(矢印11)の考慮下ではそれぞれの吸込み開口36がそれぞれ所属の吸込み孔35に対して下流側に位置していることが判る。
図2には、吸込みバンド3が(横断面で見て)3つの層39,40,41から成っていることが示されており、この場合、層39は、吸込みホイール13に対応配置された下位層であり、層40は中位層を形成しており、層41は、吸込みバンド3の上位層を形成しており、該上位層には吸込み開口36が存在する。吸込み孔35は層39における下面17に形成されている。図3の吸込みバンド3の長手方向(矢印11)で見て、吸込み孔35は吸込み開口36に対して側方にずらされて位置しており、このことは図2からも窺える。このずれによって、吸込み装置20を吸込みホイール13において側方へ配置することが可能になる。吸込み開口36は、有利には、吸込みバンド3の幅のほぼ中央に位置している。層40は、各長手方向吸込み通路30の、それぞれ2つの部分片43,44の間の結合箇所42を形成するために用いられる。図3からは、−左側の吸込み孔35を起点として−部分片43がまず吸込みバンド3の長手延在方向(矢印11)に対して斜めに、右側に所属する結合箇所42まで延在し、この場所で層40を貫通し、かつ部分片44として再び吸込みバンド3の長手延在方向(矢印11)に対して斜めに、中央の吸込み開口36まで延在していることが窺える。したがって、各長手方向吸込み通路30の延在経過は、角度が付くように相対している部分片43,44並びに対応する部位では、結合箇所42並びに吸込み孔35及び吸込み開口36を形成するために実現されている。
こうした全てのことから、以下の機能が得られる。該機能は1つの長手方向吸込み通路30のみに基づき説明されるが、この場合、吸込みバンド3の全ループ長にわたって分配されている多数の長手方向吸込み通路30が存在する。吸込み源(図示せず)によって、−矢印26で示された吸込み作用に従って−吸込みケース23内に負圧が形成される。この場合、吸込み結合部27内の吸込み作用は、吸込み接続部21と吸込み手段28とが互いに対向していることによって生じ、当該吸込み作用によって同様に長手方向吸込み通路30内に負圧が形成される。なぜならば、吸込み要素29が吸込み孔35に対して対向位置に存在するからである。したがって、結局は、部分片43,44を介してかつ結合箇所42の考慮下で吸込み開口36に負圧がかかり、かつ−図1によれば−枚葉紙2が吸引され、該枚葉紙は吸込みバンド3の上側ホイール間部5上に位置し、ひいては矢印11の方向に搬送される。吸込みバンド3が制動ホイール間部を形成する限りでは、これにより、負圧によって保持された枚葉紙は、滑って位置がずれてしまうことなく制動され得る。これにしたがって、駆動装置が、ホイール間部4の加速若しくはホイール間部4の制動を行わなければならない。
先述の説明から判るように、吸込みケース22を両方向矢印23に沿って回転軸線9を中心として旋回させることが可能である。この結果、対応する長手方向吸込み通路30の、要求される吸込み開口36の位置は、吸込みバンド3の真っ直ぐな部位45(上側ホイール間部5)において変化させられる。しかも、該変化は、転向ホイール8の領域における湾曲した部位34内に至るまで行うこともできる。これにより、前記湾曲に基づき吸込み開口36の、上側ホイール間部5の平面から下方への変位が行われるので、枚葉紙2はその枚葉紙始端部及び/又は枚葉紙終端部の領域が、容易に下方へ案内され得る。このことは比較的に薄い材料の場合にしか可能ではない。なぜならば、比較的に厚い枚葉紙材料は比較的に剛性であって、転向ホイール8の半径にあまり良好に適合され得ないので、ここに不適切な空気が侵入してしまうからである。吸込みケース22の長手方向延在に基づき、有利には常時、多数の長手方向吸込み通路30が同時に要求される。こうした全てのことから、吸込みケース22の変位によって吸込み区域が適宜その位置を変化させられ得ることが判る。
吸込み装置の側面図である。 図1の吸込み装置の吸込みバンドを備えた吸込みホイールの断面図である。 図1の吸込み装置の吸込みバンドの1つの部位の平面図である。
符号の説明
1 吸込み装置
2 枚葉紙
3 吸込みバンド
4 ホイール間部
5 上側ホイール間部
6 下側ホイール間部
7 転向ホイール
8 転向ホイール
9 回転軸線
10 回転軸線
11 矢印方向
12 ホイール
13 吸込みホイール
14 支承部
15 ハブ
16 周面
17 下面
18 ブラケット
19 内側リング面
20 吸込み装置
21 吸込み接続部
22 吸込みケース
23 両方向矢印
24 上面
25 結合管路
26 吸込み作用
27 吸込み結合部
28 吸込み手段
29 吸込み要素
29′ 吸込みベルト
30 長手方向吸込み通路
31 長手延在方向
32 入口
33 出口
34 湾曲した部位
35 吸込み孔
36 吸込み開口
37 外面
38 内面
39 層
40 層
41 層
42 結合箇所
43 部分片
44 部分片
45 真っ直ぐな部位
α 部分周

Claims (10)

  1. 面材料のための、特に、枚葉紙処置機械、有利には枚葉紙印刷機械の枚葉紙のための吸込み装置であって、エンドレスに循環していて面材料の吸引のための吸込み開口を有している少なくとも1つの吸込みバンドが設けられており、該吸込みバンドに、同じ速度で回転する少なくとも1つのホイールが対応配置されている形式のものにおいて、
    ホイール(12)が吸込みホイール(13)として形成されていて、吸込み要素(29)を有しており、該吸込み要素(29)が、吸込みバンド(3)の、吸込み開口(36)に通じている長手方向吸込み通路(30)に連通するようになっていることを特徴とする、面材料のための吸込み装置。
  2. 長手方向吸込み通路(30)は、吸込みバンド長手方向で見て、当該長手方向吸込み通路(30)の、吸込み孔(35)を形成している入口(32)が、吸込み開口(36)を形成している出口(33)に対してずらされて位置するように延在している、請求項1記載の吸込み装置。
  3. 吸込み開口(36)が、面材料の搬送方向に関して吸込み孔(35)の下流側に位置している、請求項1又は2記載の吸込み装置。
  4. 吸込みホイール(13)の吸込み要素(29)が、吸込みホイール(13)の吸込み結合部(27)を介して、吸込みホイール(13)の吸込み手段(28)に通じている、請求項1から3までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  5. 少なくとも1つの定置の吸込み接続部(21)が設けられており、該吸込み接続部が、吸込みホイール(13)の回転に際して、一時的に、吸込みホイール(13)の吸込み手段(28)に対して連通する対向位置に現われるようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  6. 吸込み接続部(21)が吸込みケース(22)として形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  7. 吸込みケース(22)が、同時に、複数の吸込み手段(28)に連通するようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  8. 吸込み接続部(21)が変位可能に、特に吸込みホイール(13)の回転軸線(9)を中心として変位可能に、配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  9. 吸込みバンド(3)が吸込みホイール間部(4)として形成されており、該吸込みホイール間部が少なくとも2つの転向ホイール(7,8)を介して作動するようになっており、しかも両転向ホイール(7,8)のうちの一方の転向ホイールが吸込みホイール(13)である、請求項1から8までのいずれか1項記載の吸込み装置。
  10. 面材料の搬送方向に関して上流側に位置している転向ホイール(7,8)が吸込みホイール(13)である、請求項1から9までのいずれか1項記載の吸込み装置。
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