JP2548024B2 - 単板の重なり離間装置 - Google Patents

単板の重なり離間装置

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JP2548024B2 JP63010516A JP1051688A JP2548024B2 JP 2548024 B2 JP2548024 B2 JP 2548024B2 JP 63010516 A JP63010516 A JP 63010516A JP 1051688 A JP1051688 A JP 1051688A JP 2548024 B2 JP2548024 B2 JP 2548024B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は合板の製造工程において、装置間に設置さ
れたコンベアにより搬送される単板の重なりを離間させ
る装置に関する。
(従来の技術) 省人を目的としてドライヤーと単板横はぎ機を直結す
る場合に、従来は両者間に単に中継コンベアを設けるだ
けであった。
(発明が解決しようとする問題点) ドライヤーと単板横はぎ機との間に中継コンベアを設
置した場合に、ドライヤーから中継コンベアへの単板の
移乗は、一般に両者間に落差を設けるとともに、高速の
跳ね出しロールとストッパーが設けられ、跳ね出しロー
ルのタイミングのずれ、跳ね出し時の単板の斜行、スト
ッパーによる単板の傾斜等によって、中継コンベア上に
単板が斜めに及び重なった状態で載置されることが多
く、このような状態の単板を横はぎ機に挿入すると、詰
り或は横はぎ不能等のトラブルの原因となるから、これ
らを人手によってなおしたり引離したりする必要があ
り、直結による省人化の目的が達成されない問題点があ
った。
(問題点を解決するための手段) 搬送コンベア上に、単板の重なりの始端点と末端点を
検出する重なり検知器と、重なりの末端点より後位の単
板部分を押えて停止させる押え機構と、重なりの始端点
より前位の単板部分を強制送りする吸着又は刺着型引離
し機構とを、搬送方向の上手側から順に配設し、押え機
構と引離し機構の動作を重なり検知器による重なりの始
端点と末端点との検出信号によりそれぞれ制御する制御
回路と遅延回路を設ける。
(作 用) 重なりの末端点より後位の単板部分を押え且つ重なり
の始端点より前位の単板部分を吸着又は刺着して強制的
に搬送コンベアと同速又は幾分高速で搬送するから、重
なり部分を自動で確実に分離することができる。
(実施例) 搬送コンベア1はモーター等の駆動機構2により重な
りのある前位の単板Aと後位の単板A1を矢印で示す搬送
方向Fの方向に所定の定速で載置搬送するものである。
搬送コンベア1上の適宜の位置には、検知ロール3b、
検知ロール3bに相対した受けロール3C、検知ロール3bの
上昇により作動するリミットスイチ等の検出器3dからな
る検知部材3aを複数組搬送方向Fと直交方向に一列状に
配列して、重なり検知器3を構成する。そして各検知部
材3aは検知ロール3bと受けロール3c間を通過する単板が
2枚重ねの場合に、検知ロール3bが上昇して検知器3dを
作動し、重なりの信号を発信するようになっている。な
お、単板の厚さを検出する手段としては、実施例のよう
にリミットスイッチ等による他、差動変圧型厚み計等周
知の厚み計によっても同様に実施できるものであり、押
えコンベア4は重なり検出位置において単板を安定して
搬送できるように設けたものである。
搬送コンベア1上の重なり検知器3の搬送方向Fの下
手側に適宜の間隔をおいて搬送コンベア1の列間に、複
数個の押え部材5aを搬送方向Fと直交する方向に一列状
に配列した押え機構5を配設する。各押え部材5aは流体
圧シリンダー等の作動機構5bによって図の実線で示す待
機位置と点線で示す作用位置との間を上下動し、作用位
置においては受け部材5cとによって単板を押えて一時停
止させるように構成したものである。
搬送コンベア1上の押え機構5の搬送方向Fの下手側
に適宜の間隔をおいて吸着型引離し機構6を配設する。
吸着型引離し機構6は、複数個の回転車7,7a,7bにそれ
ぞれ穴明無端ベルト8を張設して吸着搬送体を形成し、
この吸着搬送体を搬送コンベア1の上方にその巾方向に
複数組を備え、これらの各吸着搬送体の回転車7と回転
車7a間の穴明無端ベルト8を搬送コンベア1の搬送面に
近接するように設けるとともに、各穴明無端ベルト8の
背面にはダクト9に接続した吸引ノズル10を設け、ダク
ト9は排風機11に接続し、ダクト9の適宜の位置にはダ
ンパー12を設け、ダンパー12を流体圧シリンダー等の作
動機構13によって開閉して、吸引ノズル10における吸
引、解放ができるようにし、また各吸着搬送体は各回転
車7を駆動するモーター等の駆動機構14によって搬送コ
ンベア1の定速と同速又は幾分高速で矢印の方向に走行
駆動し、各吸引ノズル10の各穴明無端ベルト8に面した
開口の搬入側の最前位の位置を搬送方向Fと直交方向に
揃えて先端作用線X−Xを形成して、排風機11の排風力
により各穴明無端ベルト8に付設した多数の開孔8aを通
して搬送コンベア1上を搬送される単板を先端作用線X
−Xの位置から搬送コンベア1と同速又は幾分高速で吸
着搬送するように構成したものである。
搬送コンベア1に載置されて搬送される重なりのある
前位の単板Aと後位の単板A1は、重なり検知器3によっ
て重なり部Bの始端点Pと末端点Qの検出が行われる。
この重なり部Bの始端点Pと末端点Qの検出は、重なり
検知器3の複数個の検知部材3aのそれぞれが重なりを検
知したときその信号をそれぞれ制御回路15へ伝え、また
重なりを検出した各検知部材3aが重なりを検出しなくな
ったとき再び信号を制御回路15へ伝えるようにし、これ
らの制御回路15に伝えられた信号のうち、最初に重なり
を検出した検知部材3aの信号を始端点Pの検出信号とし
て制御回路15から取り出し、最後に重なりを検出しなく
なった検知部材3aの信号を末端点Qの検出信号として制
御回路15から取り出すようにするのである。制御回路15
からの始端点Pの検出信号はタイマー16を介して吸着型
引離し機構6の作動機構13に伝えられ、制御回路15から
の末端点Qの検出信号はタイマー16aを介して押え機構
5の作動機構5bに伝えられる。そして押え機構5の作動
即ち押え部材5aの下降の作動は重なり部Bの末端点Qが
押え部材5aの位置を通過した後直ちに行われて、末端点
Qより搬入側の後位の端板A1の部位を押えて単板A1を一
時停止させるようにタイマー16aの時限を設定し、また
吸着型引離し機構6の作動即ち作動機構13によりダンパ
ー12を開放して吸着開始の作動は重なり部Bの始端点P
が吸着型引離し機構6の先端作用線X−Xの位置より幾
分搬出側の位置に達したとき前位の単板Aの吸着搬送が
できるようにタイマー16の時限を設定する。これらの時
限の設定により押え機構5及び吸着型引離し機構6がい
ずれも重なり部Bに作用することなく前後位の単板A,A1
の分離を行なうことができるのである。なお、押え機構
5の押え動作の時間及び吸着型引離し機構6の吸着搬送
動作の時間は、単板の重なり具合等によって適宜に設定
する。
第3図に示す実施例は、刺着型引離し機構17を示すも
ので、例えば前位の回転車18と後位の回転車18aに多数
の針状体Nを付設した無端帯19を張設して刺着搬送体を
形成し、この刺着搬送体を搬送コンベア1の上方にその
巾方向に複数組備え、前位の回転車18は軸20に固定し、
後位の回転車18aは軸20aに固定し、各刺着搬送体は軸20
aを駆動するモーター等の駆動機構21によって搬送コン
ベア1の定速と同速又は幾分高速で矢印の方向に走行駆
動し、また前位の各回転車18は流体圧シリンダー等の作
動機構22によって、軸20aを中心として図の実線で示す
待機位置と点線で示す作用位置との間を揺動し、前位の
回転車18が作用位置に達したとき、搬送方向Fとほぼ直
交する先端作用線X1−X1を形成し、この先端作用線X1−
X1の位置から搬送コンベア1上を搬送される単板を搬送
コンベア1と同速又は幾分高速で刺着搬送するように構
成したものである。
刺着型引離し機構17においても吸着型引離し機構6の場
合と同様に重なり検知器3により重なりのある前後位の
単板A,A1の重なり部Bの始端点Pと末端点Qを検出し、
末端点Qの検出信号は制御回路15からタイマー16aを介
して押え機構5の作動機構5bに伝えられて、後位の単板
A1の末端点Qより搬入側の部位を押えて後位の単板A1を
一時停止させ、始端点Pの検出信号は制御回路15からタ
イマー16′を介して作動機構22に伝えられ、前位の回転
車18を待機位置から作用位置へ下降させ、刺着搬送体に
より始端点Pより搬出側の前位の単板Aを刺着搬送する
ように構成し、吸着型引離し機構6の場合と同様に、重
なり部B以外の後位の単板A1を押え、前位の単板Aを引
離すことによって重なり部Bを分離するものである。な
お、前位の回転車18の作用位置における時間は重なり部
Bを刺着しないように適宜に設定するが、前位の単板A
の刺着開始は始端点Pより離れた位置とすることが望ま
しい。
図中、軸20aに付した大径の回転車24は刺着搬送され
る単板を針状体Nの刺着から解放して搬送コンベア1上
に落下させるものであり、コンベア25は単板を搬送コン
ベア1へ給送するものであり、コンベア26は重なりを分
離した単板を次工程の横はぎ機等へ搬送するものであ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明は、搬送コンベア上に搬送方向の
上手側から重なり検知器、押え機構及び引離し機構を順
に配設し、重なり検知器によって単板の重なりの始端点
と末端点を検出し、これらの検出信号に基づく押え機構
の作動により重なりの末端点より搬入側の後位の単板を
押えて一時停止させるとともに、吸着型又は刺着型引離
し機構の作動により重なりの始端点より搬出側の前位の
単板に強制送り力を付与するように構成し、且つ重なり
検知器の検知部材、押え機構の押え部材及び吸着型又は
刺着型引離し機構の吸着搬送体又は刺着搬送体をそれぞ
れ搬送コンベアの巾方向に複数組備えるとともに、検知
部材及び押え部材を搬送方向と直交方向に一列状に配列
し、吸着搬送体又は刺着搬送体の先端作用線を搬送方向
と直交するように形成した構成であるから、単板が如何
なる姿態で搬送されて来ても重なりの始端点と末端点を
正確に検出できるとともに、末端点より後位の単板の押
えと始端点より前位の単板の強制送りを正確に行うこと
ができて、単板の重なりを確実に分離できる効果を有
し、合板産業に多大の貢献をなすものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は吸着型引離し機
構を備えた実施例を示す側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は刺着型引離し機構を備えた側面図である。 1……搬送コンベア、3……重なり検知器 3a……検知部材、5……押え機構 5a……押え部材、6……吸着型引離し機構 15……制御回路 16,16′,16a……タイマー 17……刺着型引離し機構 A……前位の単板、A1……後位の単板 B……重なり部、F……搬送方向 P……始端点、Q……末端点 X−X,X1−X1……先端作用線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単板を載置して定速で搬送する搬送コンベ
    ア上に、単板の重なりの始端点と末端点とを検出する複
    数個の検知部材が搬送方向と直交方向に一列状に配列さ
    れた重なり検知器と、該重なり検知器の下手側に配設さ
    れ前記搬送コンベアの列間に上下動自在な複数個の押え
    部材が搬送方向と直交方向に一列状に配列された押え機
    構と、該押え機構の下手側に配設され前記搬送コンベア
    の定速と同速又は幾分高速の送り力を有し且つ先端作用
    線が搬送方向と直交した吸着又は刺着搬送自在な引離し
    機構と、前記押え機構の押え動作が前記重なり検知器に
    より検出された末端点の位置より搬入側の後位の単板部
    分において行われるように制御しおよび前記引離し機構
    の先端作用線における吸着又は刺着の動作が前記重なり
    検知器により検出された始端点の位置より搬出側の前位
    の単板部分において行われるように制御する制御回路と
    遅延回路とを備えて構成したことを特徴とする単板の重
    なり離間装置。
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