JPH0542992Y2 - - Google Patents

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JPH0542992Y2
JPH0542992Y2 JP1986202541U JP20254186U JPH0542992Y2 JP H0542992 Y2 JPH0542992 Y2 JP H0542992Y2 JP 1986202541 U JP1986202541 U JP 1986202541U JP 20254186 U JP20254186 U JP 20254186U JP H0542992 Y2 JPH0542992 Y2 JP H0542992Y2
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conveying
stopper
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conveyor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ベニヤ単板(以下、単板という)
を加工する各種の単板処理装置に対し、複数枚の
単板を前記単板処理装置の搬送直交方向へ整列し
て供給する単板の供給装置に関する。
[従来技術] 例えば供給された単板を乾燥処理する乾燥装置
に対し、複数枚の単板を乾燥装置の搬送直交方向
(幅方向)へ整列した状態で供給する従来の単板
の整列供給装置60にあつては、第11図に示す
ように前記乾燥装置61の搬入側に、該乾燥装置
61の幅方向全体及び少なくとも該乾燥装置61
により乾燥処理される単板63一枚分の幅に応じ
た長さからなり、前記乾燥装置61の搬送直交方
向へ間欠的に搬送駆動する搬送装置65と、前記
乾燥装置61の搬入側にて前記搬送装置65上に
複数枚の単板63が幅方向へ整列されたとき、こ
れら単板63を乾燥装置61へ供給する供給装置
67とを設けた構成からなる。そして上記整列供
給装置60は、前記乾燥装置61外の側方に位置
する搬送装置65上に単板63が移載されて第1
検出装置69が単板検出状態へ遷移したとき、該
第1検出装置69からの検出信号により前記搬送
装置65を駆動して移載された単板63を乾燥装
置61の幅方向へ搬送する。そして上記単板63
の搬送に伴つて乾燥装置61の搬入側一端に設け
られた第2検出装置71が単板検出状態から単板
非検出状態へ遷移したとき、前記搬送装置65の
駆動を一旦停止して乾燥装置61外から供給され
た単板63を乾燥装置61の搬入側内に位置させ
る。上記動作の繰返しにより前記搬送装置65上
の単板63が乾燥装置61の搬入側他端に達して
該位置に配置された第3検出装置73が単板検出
状態へ遷移したとき、前記搬送装置65の駆動を
停止して本実施例と同様に送りローラと当接ロー
ラとからなる供給装置67を駆動して前記搬送装
置65上に幅方向へ整列された複数の単板63を
同時に乾燥装置61へ供給している。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した整列供給装置60は、複数枚
の単板63が整列される搬送装置65の搬送長さ
を、少なくとも前記乾燥装置61の幅と乾燥装置
61外にて供給される単板63の幅とに応じた長
さに設定しなければならず、整列供給装置60が
乾燥装置61の幅以上に大きくなり、大型化して
いる。また、乾燥装置61の側方で移載された単
板63を、乾燥装置61の搬入側内に位置するま
で順次搬送しなければならず、整列時間が長くな
る問題をも有している。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
単板処理装置の幅内にて単板を整列することが可
能であり、小型化し得るとともに整列時間を短縮
し得る単板の整列供給装置を提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、単板を処理装置に搬入する
装置にあつて、前記処理装置の搬入側に配置さ
れ、搬入される前記単板の少なくとも前記搬入方
向側の部分を除いて支持し、前記処理装置の搬入
側の幅に応じた搬送長さで、前記搬入方向と直交
する方向へ単板を間歇的に搬送する搬送装置と、
前記搬送装置の搬送方向上手側端部で、前記処理
装置の搬入側との間に配置され、前記搬送装置の
搬送面と交差する通過規制位置と搬送面から離間
した通過許容位置との間にて移動可能なストツパ
ーと、前記搬送装置の搬送方向上手側端部付近に
配置され、前記単板が前記搬送装置に移載された
ことを検出する第1検出手段と、前記搬送装置の
駆動により前記単板が1枚分搬送されたことを検
出する第2検出手段と、前記搬送装置の搬送方向
下手側の端部付近に配置され、単板が搬送装置の
搬送方向下手側端部へ搬送されたことを検出する
第3検出手段と、前記搬送装置とストツパーとの
間にて、前記処理装置の搬入側の幅に応じて複数
組設けられ、搬送装置上に載置された単板の搬入
方向側を挟持して処理装置へ搬送するように少な
くとも一方が回転駆動する一対の回転部材と、常
には前記ストツパーを、単板の通過を阻止する通
過規制位置に移動させるとともに単板の通過を許
容する通過許容位置へ一定時間移動させるストツ
パー作動装置と、前記回転部材の内、少なくとも
一方の回転部材を常には単板から離れた位置に待
機させるとともに前記第3検出手段からの信号に
基づいて前記単板に当接する位置へ一定時間移動
させる回転部材作動装置と、前記処理装置におけ
る搬入側の一方端部に応じた搬送装置上に単板が
移載されたことを前記第1検出手段が検出したと
き、前記搬送装置を搬送駆動し、前記第2検出手
段が前記搬送装置により前記単板が一枚分搬送さ
れたことを検出したとき、前記搬送装置の駆動を
中断して単板を搬入方向と直交する方向へ順次整
列搬送し、該搬送装置の間欠駆動により単板が前
記処理装置における搬入側の他方端部に搬送され
て前記第3検出手段が前記下手側端部付近に単板
が到達したことを検出するとともに前記第1検出
手段が前記処理装置における搬入側の一方端部に
応じた搬送装置上に単板が移載されたことを検出
したとき、前記ストツパー作動装置を作動させて
前記ストツパーを通過許容位置へ移動させるとと
もに前記回転部材作動装置を作動させて少なくと
も一方の回転部材を単板に当接して一定時間移動
させるように制御する制御手段とかなることを特
徴としている。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、処理装
置の搬入側一端に応じた移載位置から取り出され
た単板が搬送装置上に移載されて通過規制位置へ
移動されたストツパーにより位置出しされた状態
で、第1検出手段が搬送装置上に単板が移載され
たことを検出したとき、搬送装置を駆動して処理
装置の搬送方向と直交する方向へ搬送し、第2検
出手段が搬送装置により単板が一枚分搬送された
ことを検出したとき、搬送装置の駆動を中断する
動作を繰り返して搬入された単板を搬入方向と直
交する方向へ並列状態で整列される。
そして第3検出手段が搬送装置上の単板が搬送
方向下手側の端部付近に到達したことを検出した
とき、ストツパーを通過許容位置へ移動させると
ともに回転部材を回転させて搬送装置上に並列状
態で整列した複数の単板を挟持して処理装置へ供
給させる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係る単板の整列供給装置を乾
燥装置に接続した概略を示す平面図、第2図は第
1図の左側面図、第3図は第1図の右側面図であ
り、単板処理装置としての乾燥装置1は、例えば
特開昭57−77873号公報に示す多段ロールドライ
ヤ形式のものであり、その搬入側には乾燥装置1
の搬入側幅に応じた軸線長さからなる送りローラ
3が回転可能に支持されている。該送りローラ3
には電動モータ7が連結され、常には回転駆動さ
れている。また、前記送りローラ3の上方には当
接ローラ9が回動シリンダ8により上下動可能に
配置され、後述するように整列供給装置11上に
整列された複数枚の単板25を乾燥装置1内に搬
入するとき、当接ローラ9が下動して単板25を
回転する送りローラ3に当接させることにより単
板25を搬送させる。尚、前記乾燥装置1内には
前記送りローラ3の搬送方向上手に回動ストツパ
2が、前記送りローラ3の搬送面に対する交差位
置と非交差位置との間にて移動可能に取付けられ
ている。該回動ストツパ2は後述する整列供給装
置11により搬入された複数の単板25の繊維方
向前端に当接し、乾燥装置1内の振分けコンベヤ
(図示せず)が所要段位置の乾燥コンベヤに回動
して搬入可能状態なるまで前記単板25を待機さ
せる。そして該回動コンベヤは前記振分けコンベ
ヤが所要段位置まで回動して単板搬入可能状態に
なつたとき、非交差位置まで回動して乾燥コンベ
ヤに対する単板の搬入を可能にしている。
前記乾燥装置1の搬入側には該乾燥装置1の搬
入側に応じた幅からなる整列供給装置11が配置
されている。該整列供給装置11のフレーム(図
示せず)には搬送装置の一部を構成する間欠コン
ベヤ12が、乾燥装置1の搬入側幅に応じた搬送
長にて搬送直交方向に延びかつ前記送りローラ3
の搬送面とほぼ一致する高さにて配置されてい
る。この間欠コンベヤ12には電動モータ14が
クラツチ・ブレーキ機構22を介して連結されて
いる。そして前記電動モータ14は常に回転駆動
されており、前記クラツチ・ブレーキ機構22の
クラツチ機構の継・断動作及びブレーキ機構の制
動・解除動作により前記間欠コンベヤ12が間欠
駆動される。尚、図中13は供給される単板25
の繊維方向後端を支持する支持バー13である。
乾燥装置1側に位置する前記間欠コンベヤ12と
送りローラ3との間に応じたフレームには乾燥装
置1の搬送直交方向に軸線を有し、乾燥装置1の
搬入側幅に応じた軸線長さからなる回転部材の一
部を構成する送りローラ15が回転可能に支持さ
れ、該送りローラ15は移載された単板25の繊
維方向前端を支持する。該送りローラ15には電
動モータ17が連結され、該電動モータ17は常
に回転駆動されている。また、前記送りローラ1
5の上方には回転部材の一部を構成する当接ロー
ラ16が配置され、該当接ローラ16は連結され
た回動シリンダ18の作動により送りローラ15
の周面に当接する下方位置と送りローラ15から
離間した上方位置との間にて上下動される。そし
て前記当接ローラ16が下方位置へ移動されたと
き、両者間に位置する単板25を前記送りローラ
15との協働により乾燥装置1へ搬入する。
前記間欠コンベヤ12の上方に応じた整列供給
装置11のフレームには搬送装置の一部を構成す
る第1及び第2昇降コンベヤ21,23が乾燥装
置1の搬送直交方向へ夫々搬送駆動するように配
置されている。前記第1昇降コンベヤ21は乾燥
装置1の搬入側一端から供給される単板25一枚
分の繊維直交長さに応じた搬送長さからなり、前
記フレームに取付けられた第1昇降シリンダ27
により前記間欠コンベヤ12、支持バー13及び
送りローラ15に支持された単板25の上面に当
接する下方位置と、前記単板25の上面から上方
へ離間した上方位置との間にて昇降動される。前
記第2昇降コンベヤ23は前記第1昇降コンベヤ
21の搬送方向端から前記乾燥装置1の搬入側他
端に至る搬送長さからなり、前記フレームに取付
けられた第2昇降シリンダ33により、前記支持
バー13及び送りローラ15に支持された単板2
5の上面に当接する下方位置と、前記単板25の
上面から上方へ離間した上方位置との間にて昇降
動される。
第1昇降コンベヤ21に応じたフレームにはス
トツパ39が前記送りローラ3と送りローラ15
との間にて回動可能に取付けられている。該スト
ツパ39は乾燥装置1の搬入側一端に応じた移載
位置から単板25が前記間欠コンベヤ12、支持
バー13及び送りローラ15上に移載されたと
き、前記間欠コンベヤ12、該支持バー13及び
送りローラ15の搬送面と交差するように起立し
ており、移載された単板25の繊維方向前端に当
接して該単板25が位置出しされる。また、前記
ストツパ39は前記間欠コンベヤ12、支持バー
13及び送りローラ15上に複数の単板25が前
記乾燥装置1の搬送直交方向へ整列されたとき、
前記間欠コンベヤ12、支持バー13及び送りロ
ーラ15における搬送面の非交差位置まで回動し
て乾燥装置1に対する単板25の供給を可能にし
ている。
第4図は整列供給装置11の制御概略を示す電
気的ブロツク図であり、前記ストツパ39に応じ
たフレームには第1検出装置41が配置され、該
第1検出装置41は制御装置43に接続されてい
る。そして供給された単板25の繊維方向前端が
ストツパ39に当接して間欠コンベヤ12、支持
バー13及び送りローラ15上に移載され、第1
検出装置41が単板非検出状態から単板検出状態
へ遷移したとき、制御装置43は第1昇降シリン
ダ27を作動して第1昇降コンベヤ21を下方位
置へ下動して移載された単板25の上面へ当接
し、次いで前記クラツチ・ブレーキ機構22のク
ラツチ機構を継動作させるとともにブレーキ機構
の制動を解除して前記間欠コンベヤ12を搬送駆
動させる。尚、支持バー13及び送りローラ15
上に複数枚の単板25が整列されるまで、第2昇
降コンベヤ23は下方位置に対する移動状態が保
持されている。また、前記第1昇降コンベヤ21
と第2昇降コンベヤ23との間に応じた整列供給
装置11のフレームには第2検出装置45が配置
され、該第2検出装置45は制御装置43に接続
されている。そして前記間欠コンベヤ12の搬送
駆動により移載された単板25が乾燥装置1の搬
入側他端に向つて搬送されて該第2検出装置45
が単板検出状態から単板非検出状態へ遷移したと
き、制御装置43は前記第1昇降シリンダ27を
作動して第1昇降コンベヤ21を上方位置へ上動
させるとともにクラツチ・ブレーキ機構22のク
ラツチ機構を断動作及びブレーキ機構を制動して
前記間欠コンベヤ12の搬送駆動を中断させる。
更に、前記乾燥装置1の搬入側他端に応じたフレ
ームには第3検出装置47が配置され、該第3検
出装置47は制御装置43に接続されている。そ
して前記昇降コンベヤ21及び間欠コンベヤ12
の間へ後続の単板25を挿入することによつて順
次単板25が間欠コンベヤ12で乾燥装置1の搬
入側他端へ搬送され、第3検出装置47が単板非
検出状態から単板検出状態へ遷移した後、前記乾
燥装置1の搬入側一端に応じた間欠コンベヤ1
2、支持バー13及び送りローラ15上に単板2
5が移載されて前記第1検出装置41が単板検出
状態へ遷移したとき、制御装置43は上方位置に
対する第1昇降コンベヤ21の上動状態を保持し
ながら第2昇降シリンダ33を作動して第2昇降
コンベヤ23を上方位置へ移動させるとともに回
動シリンダ18を作動して当接ローラ16により
単板25を送りローラ15の周面へ当接するまで
下動させる。
次に、上記のように構成された整列供給装置1
1の作用を第5図乃至第8図に従つて説明する。
第5図において、乾燥装置1の搬入側一端に応
じた整列供給装置11の移載位置に配置された堆
積装置49から取出された単板25を、繊維方向
へ移動して間欠コンベヤ12、支持バー13及び
送りローラ15と第1昇降コンベヤ21との間に
てその繊維方向前端がストツパ39に当接するま
で挿入すると、該単板25は間欠コンベヤ12、
支持バー13及び送りローラ15上に夫々支持さ
れる。そして上記移載により第1検出装置41が
単板非検出状態から単板検出状態へ遷移される
と、制御装置43は第1昇降シリンダ27を作動
して第1昇降コンベヤ21を下方位置へ移動さ
せ、次いでクラツチ・ブレーキ機構22のクラツ
チ機構を継動作及びブレーキ機構を解除動作させ
て間欠コンベア12を搬送駆動させる。これによ
り移載された単板25の上面に第1昇降コンベヤ
21が当接し、前記間欠コンベヤ12の搬送駆動
に伴つて単板25が第5図に示す実線矢印方向へ
搬送される。
第6図において、上記間欠コンベヤ12の搬送
駆動により移載された単板25が第6図に示す位
置に搬送されて第1検出装置41が単板非検出状
態に遷移されるとともに第2検出装置45が一旦
単板検出状態へ遷移した後に単板非検出状態へ遷
移されると、制御装置43はクラツチ・ブレーキ
機構22のクラツチ機構を断動作及びブレーキ機
構を制動して間欠コンベヤ12の駆動を中断する
とともに第1昇降シリンダ27を作動して第1昇
降コンベヤ21を上方位置へ移動させる。これに
より移載された単板25が繊維直交方向へ搬送さ
れる。
そして上記動作に従つて堆積装置49から取出
された次の単板25が間欠コンベヤ12、支持バ
ー13及び送りローラ15上に移載されると、同
様の作用で間欠コンベヤ12により単板25が相
互に所要の間隔をおいた整列状態で乾燥装置1の
搬入側他端に向つて順次搬送される。
第7図及び第8図において、上記動作の繰返し
により間欠コンベヤ12、支持バー13及び送り
ローラ15上に移載された単板25が乾燥装置1
の搬入側他端まで搬送されて第3検出装置47が
単板非検出状態から単板検出状態へ遷移した後、
乾燥装置1の搬入側一端に応じた間欠コンベヤ1
2、支持バー13及び送りローラ15上に単板2
5が移載されて前端がストツパ39に当接して第
1検出装置41が単板検出状態へ遷移したとき、
制御装置43は間欠コンベヤ12の搬送駆動中断
状態及び第1昇降コンベヤ21の上動状態を保持
するとともに第2昇降シリンダ33を作動させて
第2昇降コンベヤ23を上方位置へ移動し、かつ
前記ストツパ39を回動させた後、回動シリンダ
18を作動して当接ローラ16を下降させ、夫々
の単板25を送りローラ15に当接させる。これ
により前記間欠コンベヤ12、支持バー13及び
送りローラ15上にて繊維直交方向へ整列された
4枚の単板25は乾燥装置1に対し、整列状態に
て同時に搬入されて回転駆動する送りローラ3上
に支持される。そして乾燥装置1の搬入された各
単板25の繊維方向前端が乾燥装置1内の回動ス
トツパ2に当接して定規出しされ、次いで乾燥装
置1内のタイミングで供給可能な状態になると、
回動ストツパ2が回動下降し、次いで回動シリン
ダ8により当接ローラ9が下方位置へ回動され、
前記送りローラ3上に支持された単板25の上面
に当接される。これにより繊維直交方向へ整列さ
れた4枚の単板25が乾燥装置内に搬入される。
このように本実施例は、乾燥装置1の搬入側一
端に応じた移載位置から供給された複数枚の単板
25を、第1及び第2昇降コンベヤ21,23の
間欠駆動及び昇降動により繊維直交方向へ順次搬
送して整列したのち、これら単板25を整列状態
にて同時に乾燥装置1内へ供給することが出来
る。これにより、整列供給装置11の幅を乾燥装
置1の搬入側幅にほぼ一致させることが出来、装
置を小型化し得るとともに整列時間を短縮するこ
とが可能である。
上記説明は、支持バー13及び送りローラ15
上に単板25が移載される構成としたが、本考案
の搬送装置をベルトコンベヤにて構成してもよ
い。また、送りローラ15を駆動して整列された
複数枚の単板25を乾燥装置1へ同時に供給する
とき、整列れた複数枚の単板25を送りローラ1
5及び当接ローラ16により挾持された状態にて
支持バー13或いはベルトコンベヤを下動させて
もよい。
また、搬送装置を第1及び第2昇降コンベヤ2
1,23により構成し、間欠コンベヤ12に対し
てこれらを別々に昇降動させる構成としたが、本
考案の搬送装置を、搬送長が処理装置の搬入側幅
に応じた長さからなる単一のコンベヤにより構成
しても実施し得るものである。また、本考案にお
いては、第9図及び第10図に示すように、搬送
装置を搬送長が処理装置の搬入側幅に応じた長さ
からなり、保持される単板25を吸着保持する吸
着コンベヤ51或いは単板25を突刺体52によ
り刺着保持する刺着コンベヤ53により構成して
もよい。この場合、処理装置の搬入側一端に油圧
或いは空圧等のシリンダ55により昇降動する架
台54を配置し、堆積装置49から架台54に移
載された単板25を該架台54の上動により前記
吸着コンベヤ51或いは刺着コンベヤ53へ保持
させながら複数枚の単板25を整列することを可
能にしている。そして前記吸着コンベヤ51の間
欠駆動に伴つて複数枚の単板25が整列されたと
きにあつては、単板25の吸着を解除して支持バ
ー13及び送りローラ15上へ移載したのち、送
りローラ15の回転に伴つて整列状態の単板25
が乾燥装置1内へ供給される。また、前記刺着コ
ンベヤ53の間欠駆動に伴つて複数枚の単板25
が整列されたときにあつては、加圧体56の下動
により単板25の刺着状態を解除して支持バー1
3及び送りローラ15上へ移載したのち、送りロ
ーラ15の回転に伴つて整列状態の単板25が乾
燥装置1内へ供給される。
また、搬送装置を2台の搬送装置により構成し
た場合、処理装置の搬入側一端及び他端、或いは
中央部に2台の堆積装置を配置し、各堆積装置か
ら移載された単板を所定の方向或いは異なる方向
に駆動する前記搬送装置により整列保持する構成
であつてもよい。
更に、上記説明は乾燥装置により処理装置を説
明したが、本考案の処理装置としては上記乾燥装
置の他に該処理装置の搬送方向と直交する方向に
整列された複数枚の単板を同時に処理して合板を
形成する各種処理装置であつてもよい。
[考案の効果] このため本考案は、単板処理装置の幅内にて単
板を整列することが可能であり、小型化し得ると
ともに整列時間を短縮し得る単板の整列供給装置
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る単板の整列供給装置を乾
燥装置に接続した概略を示す平面図、第2図は第
1図の左側面図、第3図は第1図の右側側面図、
第4図は整列供給装置の制御概略を示す電気的ブ
ロツク図、第5図〜第8図は作用を示す説明図、
第9図及び第10図は本考案の変更実施例を示す
説明図、第11図は従来例を示す平面図である。 図中1は処理装置としての乾燥装置、11は整
列供給装置、12は搬送装置の一部を構成する間
欠コンベヤ、15は回転部材の一部である送りロ
ール、16は回転部材の一部を構成する当接ロー
ル、21は搬送装置の一部を構成する第1昇降コ
ンベヤ、23は搬送装置の一部を構成する第2昇
降コンベヤ、25は単板、41は第1検出装置、
43は制御手段としての制御装置、45は第2検
出装置、47は第3検出装置である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベニヤ単板を処理装置に搬入する装置にあつ
    て、 前記処理装置の搬入側に配置され、搬入される
    前記ベニヤ単板の少なくとも前記搬入方向側の部
    分を除いて支持し、前記処理装置の搬入側の幅に
    応じた搬送長さで、前記搬入方向と直交する方向
    へベニヤ単板を間歇的に搬送する搬送装置と、 前記搬送装置の搬送方向上手側端部で、前記処
    理装置の搬入側との間に配置され、前記搬送装置
    の搬送面と交差する通過規制位置と搬送面から離
    間した通過許容位置との間にて移動可能なストツ
    パーと、 前記搬送装置の搬送方向上手側端部付近に配置
    され、前記ベニヤ単板が前記搬送装置に移載され
    たことを検出する第1検出手段と、 前記搬送装置の駆動により前記ベニヤ単板が1
    枚分搬送されたことを検出する第2検出手段と、 前記搬送装置の搬送方向下手側の端部付近に配
    置され、ベニヤ単板が搬送装置の搬送方向下手側
    端部へ搬送されたことを検出する第3検出手段
    と、 前記搬送装置とストツパーとの間にて、前記処
    理装置の搬入側の幅に応じて複数組設けられ、搬
    送装置上に載置された単板の搬入方向側を挟持し
    て処理装置へ搬送するように少なくとも一方が回
    転駆動する一対の回転部材と、 常には前記ストツパーを、ベニヤ単板の通過を
    阻止する通過規制位置に移動させるとともにベニ
    ヤ単板の通過を許容する通過許容位置へ一定時間
    移動させるストツパー作動装置と、 前記回転部材の内、少なくとも一方の回転部材
    を常にはベニヤ単板から離れた位置に待機させる
    とともに前記第3検出手段からの信号に基づいて
    前記ベニヤ単板に当接する位置へ一定時間移動さ
    せる回転部材作動装置と、 前記処理装置における搬入側の一方端部に応じ
    た搬送装置上にベニヤ単板が移載されたことを前
    記第1検出手段が検出したとき、前記搬送装置を
    搬送駆動し、前記第2検出手段が前記搬送装置に
    より前記ベニヤ単板が一枚分搬送されたことを検
    出したとき、前記搬送装置の駆動を中断してベニ
    ヤ単板を搬入方向と直交する方向へ順次整列搬送
    し、該搬送装置の間欠駆動によりベニヤ単板が前
    記処理装置における搬入側の他方端部に搬送され
    て前記第3検出手段が前記下手側端部付近にベニ
    ヤ単板が到達したことを検出するとともに前記第
    1検出手段が前記処理装置における搬入側の一方
    端部に応じた搬送装置上にベニヤ単板が移載され
    たことを検出したとき、前記ストツパー作動装置
    を作動させて前記ストツパーを通過許容位置へ移
    動させるとともに前記回転部材作動装置を作動さ
    せて少なくとも一方の回転部材をベニヤ単板に当
    接して一定時間移動させるように制御する制御手
    段と、 からなることを特徴とするベニヤ単板の整列供給
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS524690U (ja) * 1975-06-24 1977-01-13

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JPS524690U (ja) * 1975-06-24 1977-01-13

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