JP2000210910A - 自動車用内装基材 - Google Patents
自動車用内装基材Info
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- JP2000210910A JP2000210910A JP11014142A JP1414299A JP2000210910A JP 2000210910 A JP2000210910 A JP 2000210910A JP 11014142 A JP11014142 A JP 11014142A JP 1414299 A JP1414299 A JP 1414299A JP 2000210910 A JP2000210910 A JP 2000210910A
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- Japan
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- synthetic resin
- sheet
- fiber
- bamboo fiber
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は製造取扱い現場の環境を悪化させな
い、またスクラップ処理が容易な自動車用内装基材を提
供することを課題とする。 【解決手段】ポリウレタン発泡体基材１と、該基材１の
表面および／または裏面に、補強材として折れにくく小
片が発生しにくい竹繊維層３を設ける。
い、またスクラップ処理が容易な自動車用内装基材を提
供することを課題とする。 【解決手段】ポリウレタン発泡体基材１と、該基材１の
表面および／または裏面に、補強材として折れにくく小
片が発生しにくい竹繊維層３を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の天井材、ド
アトリム等の内装材の基材に関するものである。
アトリム等の内装材の基材に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、合成樹脂含浸軟
質ポリウレタン発泡体シートや半硬質ポリウレタン発泡
体シートを基材とする自動車内装材が提供されている。
該基材には剛性を付与するためにガラス繊維シートが積
層されている。
質ポリウレタン発泡体シートや半硬質ポリウレタン発泡
体シートを基材とする自動車内装材が提供されている。
該基材には剛性を付与するためにガラス繊維シートが積
層されている。
【０００３】上記ガラス繊維シートからはガラス繊維小
片が散乱するために、製造取扱い現場の環境が悪化する
こと、重量が大きいこと、スクラップの処理が困難であ
ること等の問題点があった。
片が散乱するために、製造取扱い現場の環境が悪化する
こと、重量が大きいこと、スクラップの処理が困難であ
ること等の問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決する手段として、ポリウレタン発泡体基材(1)
と、該基材(1) の表面および／または裏面に竹繊維層
(3) を設けた自動車用内装基材(4) を提供するものであ
る。該竹繊維層(3) には合成樹脂および／または合成樹
脂前躯体が含浸されていることが望ましく、また該基材
(1,4) の表面側および／または裏面側には非通気性フィ
ルム(6) が存在していることが望ましい。
を解決する手段として、ポリウレタン発泡体基材(1)
と、該基材(1) の表面および／または裏面に竹繊維層
(3) を設けた自動車用内装基材(4) を提供するものであ
る。該竹繊維層(3) には合成樹脂および／または合成樹
脂前躯体が含浸されていることが望ましく、また該基材
(1,4) の表面側および／または裏面側には非通気性フィ
ルム(6) が存在していることが望ましい。
【０００５】
【作用】竹繊維は軽量でかつ高剛性である。また折れに
くく小片が発生しない。該竹繊維の層に合成樹脂および
／または合成樹脂前躯体を含浸させておくと、該竹繊維
層の剛性は更に高くなる。また基材の表面側および／ま
たは裏面側に非通気性フィルムを存在させておくと、非
通気性の内装基材となり、車室内の空気が通過しないの
で、空気中のごみや煙草のやにが内装材表面に付着しに
くくなる。
くく小片が発生しない。該竹繊維の層に合成樹脂および
／または合成樹脂前躯体を含浸させておくと、該竹繊維
層の剛性は更に高くなる。また基材の表面側および／ま
たは裏面側に非通気性フィルムを存在させておくと、非
通気性の内装基材となり、車室内の空気が通過しないの
で、空気中のごみや煙草のやにが内装材表面に付着しに
くくなる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明を以下に詳細に説明する。
本発明に使用する該ポリウレタン発泡体基材は、例えば
半硬質ポリウレタン発泡体シート、合成樹脂含浸軟質ポ
リウレタン発泡体シートからなる。該軟質ポリウレタン
発泡体シートに含浸される合成樹脂としては、例えばメ
ラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂および／またはポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンター
ポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポ
リエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ウレタン樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体等の熱可塑性合成樹脂、あるいはウ
レタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレポリマー、
メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレポリマー、フ
ェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタレートプレポ
リマー、アクリルオリゴマー、多価イソシアナート、メ
タクリルエステルモノマー、ジアリルフタレートモノマ
ー等のプレポリマー、オリゴマー、モノマー等の合成樹
脂前躯体等がある。
本発明に使用する該ポリウレタン発泡体基材は、例えば
半硬質ポリウレタン発泡体シート、合成樹脂含浸軟質ポ
リウレタン発泡体シートからなる。該軟質ポリウレタン
発泡体シートに含浸される合成樹脂としては、例えばメ
ラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂および／またはポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンター
ポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビ
ニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポ
リエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ウレタン樹
脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン
−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン
−スチレン共重合体等の熱可塑性合成樹脂、あるいはウ
レタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレポリマー、
メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレポリマー、フ
ェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタレートプレポ
リマー、アクリルオリゴマー、多価イソシアナート、メ
タクリルエステルモノマー、ジアリルフタレートモノマ
ー等のプレポリマー、オリゴマー、モノマー等の合成樹
脂前躯体等がある。
【０００７】上記合成樹脂および／または合成樹脂前躯
体は、上記軟質ポリウレタン発泡体シートに通常２０〜
５０重量％程度の量で含浸される。該ポリウレタン発泡
体基材の裏面に設けられている竹繊維層は竹繊維を合成
樹脂および／または合成樹脂前躯体で結着したレジン不
織シート、竹繊維をニードルパンチングによって結着し
たニードル不織シート、該レジン不織シートやニードル
不織シートに更に合成樹脂および／または合成樹脂前躯
体を含浸させた合成樹脂含浸竹繊維シートがある。更に
該竹繊維層は該基材の表面に竹繊維を散布することによ
って形成してもよい。そして該竹繊維散布層には合成樹
脂および／または合成樹脂前躯体を含浸させてもよい。
体は、上記軟質ポリウレタン発泡体シートに通常２０〜
５０重量％程度の量で含浸される。該ポリウレタン発泡
体基材の裏面に設けられている竹繊維層は竹繊維を合成
樹脂および／または合成樹脂前躯体で結着したレジン不
織シート、竹繊維をニードルパンチングによって結着し
たニードル不織シート、該レジン不織シートやニードル
不織シートに更に合成樹脂および／または合成樹脂前躯
体を含浸させた合成樹脂含浸竹繊維シートがある。更に
該竹繊維層は該基材の表面に竹繊維を散布することによ
って形成してもよい。そして該竹繊維散布層には合成樹
脂および／または合成樹脂前躯体を含浸させてもよい。
【０００８】レジン不織シートに使用する結着材として
の合成樹脂および／または合成樹脂前躯体、あるいは竹
繊維層に含浸させる合成樹脂および／または合成樹脂前
躯体は前記軟質ポリウレタン発泡体シートに含浸させる
ものと同様なものが使用出来るが、レジン不織シートに
使用する結着材としては、熱可塑性繊維も使用出来る。
該熱可塑性繊維を例示すれば、例えばポリプロピレン繊
維、ポリエチレン繊維、低融点ポリエステル繊維等であ
る。上記繊維状の結着剤は竹繊維と絡み合って良好な結
着効果を示す。
の合成樹脂および／または合成樹脂前躯体、あるいは竹
繊維層に含浸させる合成樹脂および／または合成樹脂前
躯体は前記軟質ポリウレタン発泡体シートに含浸させる
ものと同様なものが使用出来るが、レジン不織シートに
使用する結着材としては、熱可塑性繊維も使用出来る。
該熱可塑性繊維を例示すれば、例えばポリプロピレン繊
維、ポリエチレン繊維、低融点ポリエステル繊維等であ
る。上記繊維状の結着剤は竹繊維と絡み合って良好な結
着効果を示す。
【０００９】上記竹繊維層に合成樹脂および／または合
成樹脂前躯体を含浸するには、該竹繊維層を直接合成樹
脂および／または合成樹脂前躯体の溶液または液状合成
樹脂前躯体中に浸漬するか、あるいはこれらを該竹繊維
層にスプレー等によって塗布する。更にこれらを基材側
に塗布し、該竹繊維層を該基材と重ねて成形する場合
に、該基材側に塗布した合成樹脂および／または合成樹
脂前躯体を該竹繊維層側に転移させてもよい。
成樹脂前躯体を含浸するには、該竹繊維層を直接合成樹
脂および／または合成樹脂前躯体の溶液または液状合成
樹脂前躯体中に浸漬するか、あるいはこれらを該竹繊維
層にスプレー等によって塗布する。更にこれらを基材側
に塗布し、該竹繊維層を該基材と重ねて成形する場合
に、該基材側に塗布した合成樹脂および／または合成樹
脂前躯体を該竹繊維層側に転移させてもよい。
【００１０】該基材と該竹繊維層との接着は、該竹繊維
層に含浸させた合成樹脂および／または合成樹脂前躯
体、あるいは該基材側に塗布した合成樹脂および／また
は合成樹脂前躯体を利用してもよいし、あるいは別個に
接着剤、ホットメルト接着剤、ホットメルトシート等を
使用してもよい。該竹繊維層は該基材の裏面に積層され
るが、表面に積層されてもよいし、表裏面に積層されて
もよい。
層に含浸させた合成樹脂および／または合成樹脂前躯
体、あるいは該基材側に塗布した合成樹脂および／また
は合成樹脂前躯体を利用してもよいし、あるいは別個に
接着剤、ホットメルト接着剤、ホットメルトシート等を
使用してもよい。該竹繊維層は該基材の裏面に積層され
るが、表面に積層されてもよいし、表裏面に積層されて
もよい。
【００１１】該基材と該竹繊維層とからなる内装基材は
所定形状に成形される。成形は基材や竹繊維層に含浸さ
れている合成樹脂および／または合成樹脂前躯体が熱硬
化性の場合には熱成形が適用される。熱成形には例えば
ホットプレス、あるいは加熱した上で冷間成形等があ
る。該冷間成形にはプレス成形、真空成形、プレス真空
成形等がある。
所定形状に成形される。成形は基材や竹繊維層に含浸さ
れている合成樹脂および／または合成樹脂前躯体が熱硬
化性の場合には熱成形が適用される。熱成形には例えば
ホットプレス、あるいは加熱した上で冷間成形等があ
る。該冷間成形にはプレス成形、真空成形、プレス真空
成形等がある。
【００１２】基材そのものあるいは基材や竹繊維層に含
浸されている合成樹脂が熱可塑性の場合には、通常は加
熱して該基材そのものあるいは合成樹脂を軟化させた
後、上記のような冷間成形を行なうが、ホットプレスを
行なってもよい。
浸されている合成樹脂が熱可塑性の場合には、通常は加
熱して該基材そのものあるいは合成樹脂を軟化させた
後、上記のような冷間成形を行なうが、ホットプレスを
行なってもよい。
【００１３】上記成形された内装基材の表面側には表皮
材が貼合わせられる。表皮材の貼合わせは成形時に同時
に行われてもよい。表皮材としては例えば人工皮革、レ
ザー、繊維編織物、不織布、あるいはこれらとポリウレ
タン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡
体、ポリ塩化ビニル発泡体等のプラスチック発泡体との
積層材等があり、該表皮材を内装基材に貼合わせるには
一般的にはポリエチレンシート、低融点ポリエステルシ
ート、低融点ポリアミドシート等のホットメルトシート
が使用される。本発明においては勿論該ホットメルトシ
ート以外、通常の接着剤やホットメルト接着剤が使用さ
れてもよい。
材が貼合わせられる。表皮材の貼合わせは成形時に同時
に行われてもよい。表皮材としては例えば人工皮革、レ
ザー、繊維編織物、不織布、あるいはこれらとポリウレ
タン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡
体、ポリ塩化ビニル発泡体等のプラスチック発泡体との
積層材等があり、該表皮材を内装基材に貼合わせるには
一般的にはポリエチレンシート、低融点ポリエステルシ
ート、低融点ポリアミドシート等のホットメルトシート
が使用される。本発明においては勿論該ホットメルトシ
ート以外、通常の接着剤やホットメルト接着剤が使用さ
れてもよい。
【００１４】このようにして自動車用内装材が製造され
るが、該自動車用内装材にあっては、基材の表面側およ
び／または裏面側に非通気性フィルムを貼合わせること
が好ましい。該非通気性フィルムとしては例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレンターポリマー、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、フッ素樹脂、ポリエステル、
ポリアミド等の非通気性のプラスチックのフィルムが使
用される。更に望ましくは内装基材と表皮材とを貼合わ
せる時に使用するホットメルトシートとして非通気性プ
ラスチックフィルムの両側にホットメルトフィルムＢを
積層した三層構造のシートを選択することである。該シ
ートの非通気性プラスチックとしては、例えば厚さ５〜
３０μmの高融点（融点２５０℃以上）のポリエステル
フィルムが例示され、ホットメルトフィルムとしては、
例えば厚さ２０〜５０μm の低融点（融点２００℃以
下）のポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルムが
例示される。
るが、該自動車用内装材にあっては、基材の表面側およ
び／または裏面側に非通気性フィルムを貼合わせること
が好ましい。該非通気性フィルムとしては例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−プロピレンターポリマー、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、フッ素樹脂、ポリエステル、
ポリアミド等の非通気性のプラスチックのフィルムが使
用される。更に望ましくは内装基材と表皮材とを貼合わ
せる時に使用するホットメルトシートとして非通気性プ
ラスチックフィルムの両側にホットメルトフィルムＢを
積層した三層構造のシートを選択することである。該シ
ートの非通気性プラスチックとしては、例えば厚さ５〜
３０μmの高融点（融点２５０℃以上）のポリエステル
フィルムが例示され、ホットメルトフィルムとしては、
例えば厚さ２０〜５０μm の低融点（融点２００℃以
下）のポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルムが
例示される。
【００１５】
【実施例】本発明の実施例を図１〜図６に示す。図１に
示す基材(1) としては半硬質熱可塑性ポリウレタン発泡
体シートを使用する。該基材(1) 裏面には４，４´−ジ
フェニルメタンジイソシアナート（ＭＤＩ）(2) が塗布
され、その上から竹繊維：ポリプロピレン再生繊維（７
０：３０重量比）の混合繊維のシート(3) （目付８０〜
２００g/m2）が積層される。該シート(3) は該混合繊維
のカードウェブにアクリル系合成樹脂エマルジョンをス
プレーによって塗布含浸させ、加熱乾燥させることによ
って該アクリル系合成樹脂によって繊維相互を結着した
ものである。
示す基材(1) としては半硬質熱可塑性ポリウレタン発泡
体シートを使用する。該基材(1) 裏面には４，４´−ジ
フェニルメタンジイソシアナート（ＭＤＩ）(2) が塗布
され、その上から竹繊維：ポリプロピレン再生繊維（７
０：３０重量比）の混合繊維のシート(3) （目付８０〜
２００g/m2）が積層される。該シート(3) は該混合繊維
のカードウェブにアクリル系合成樹脂エマルジョンをス
プレーによって塗布含浸させ、加熱乾燥させることによ
って該アクリル系合成樹脂によって繊維相互を結着した
ものである。
【００１６】上記混合物は１８０℃，５分加熱された上
で図２に示す上型(8) と下型(9) とからなる冷間プレス
成形機(10)にセットされ、図３に示すように自動車天井
形状に成形される。上記加熱および成形時の成形圧によ
って基材(1) 裏面に塗布されたＭＤＩ(2) は上記シート
(3) に浸透し硬化して該シート(3) を基材(1) に接着す
る。
で図２に示す上型(8) と下型(9) とからなる冷間プレス
成形機(10)にセットされ、図３に示すように自動車天井
形状に成形される。上記加熱および成形時の成形圧によ
って基材(1) 裏面に塗布されたＭＤＩ(2) は上記シート
(3) に浸透し硬化して該シート(3) を基材(1) に接着す
る。
【００１７】このようにして製造された自動車天井基材
(4) は図４に示す上型(11)と下型(12)とからなる圧着型
(13)にセットされ、図５に示すように融点２８０℃，厚
さ５〜３０μm のポリエステルフィルム(6A)の両側に厚
さ２０〜５０μm のポリエチレンフィルム(6B)を積層し
た三層構造のシート(6) を裏打ちしたポリプロピレン不
織布からなる表皮材(5) をその上にセットして圧着す
る。このようにして図６に示すように天井基材(4) と表
皮材(5) とからなる自動車天井材(7) が製造される。
(4) は図４に示す上型(11)と下型(12)とからなる圧着型
(13)にセットされ、図５に示すように融点２８０℃，厚
さ５〜３０μm のポリエステルフィルム(6A)の両側に厚
さ２０〜５０μm のポリエチレンフィルム(6B)を積層し
た三層構造のシート(6) を裏打ちしたポリプロピレン不
織布からなる表皮材(5) をその上にセットして圧着す
る。このようにして図６に示すように天井基材(4) と表
皮材(5) とからなる自動車天井材(7) が製造される。
【００１８】
【発明の効果】本発明では自動車内装基材の補強材とし
て折れにくく小片が発生しない竹繊維を使用するので、
製造取扱い現場の環境が大巾に改善され、またスクラッ
プに関しても竹繊維は燃焼容易かつ腐食性を有するか
ら、処理が極めて容易である。
て折れにくく小片が発生しない竹繊維を使用するので、
製造取扱い現場の環境が大巾に改善され、またスクラッ
プに関しても竹繊維は燃焼容易かつ腐食性を有するか
ら、処理が極めて容易である。
図１〜図６は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図１】内装基材側断面図
【図２】成形工程説明図
【図３】天井基材斜視図
【図４】表皮材圧着工程説明図
【図５】三層構造のシート側断面図
【図６】天井材の斜視図
1 基材 3 シート（竹繊維層） 4 天井基材 5 表皮材 6 シート（非通気性フィルム） 7 自動車天井材（自動車用内装基材）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６０Ｒ 13/02 Ｂ６０Ｒ 13/02 Ｚ Ｆターム(参考） 2B230 BA10 BA20 CB25 CC11 DA02 EA20 EB01 EB03 EB05 EB13 EB21 EB28 EB29 EC24 2B260 BA07 BA15 BA19 CB02 CB04 CD10 DA05 DA09 DD02 EA05 EB01 EB02 EB05 EB06 EB11 EB19 EB21 EB42 EC18 3D023 BA01 BB03 BB08 BC00 BD01 BD03 BE04 BE06 BE09 BE11 4F100 AJ02B AJ02C AK01B AK01C AK01D AK01E AK04 AK07 AK25 AK41 AK51A AK51G BA02 BA03 BA05 BA06 BA07 BA10B BA10C BA13 CB02 DG06B DG06C DG15 DG18 DJ01A EH61 EJ82B EJ82C GB33 JD02D JD02E JL00 JL05 JL16
Claims (3)
- 【請求項１】ポリウレタン発泡体基材と、該基材の表面
および／または裏面に竹繊維層を設けたことを特徴とす
る自動車用内装基材 - 【請求項２】該竹繊維層には合成樹脂および／または合
成樹脂前躯体が含浸されている請求項１に記載の自動車
用内装基材 - 【請求項３】該基材の表面側および／または裏面側には
非通気性フィルムが存在している請求項１または２に記
載の自動車用内装基材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014142A JP2000210910A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 自動車用内装基材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11014142A JP2000210910A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 自動車用内装基材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000210910A true JP2000210910A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11852911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11014142A Pending JP2000210910A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | 自動車用内装基材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000210910A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030072831A (ko) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | 이정헌 | 자동차 내장재용 복합시트 및 그 제조방법 |
| KR20040033351A (ko) * | 2002-10-14 | 2004-04-28 | 이정헌 | 자동차 내장재용 대나무 복합시트 및 그 제조방법 |
| CN107585202A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 株式会社东海理化电机制作所 | 方向盘用装饰部件 |
| JP2018008641A (ja) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | 株式会社東海理化電機製作所 | ステアリングホイール用加飾部材 |
| CN113954201A (zh) * | 2021-09-06 | 2022-01-21 | 浙江理工大学 | 一种以竹废弃物为主的表面装饰材料制备方法 |
| CN115383851A (zh) * | 2022-08-23 | 2022-11-25 | 深圳联丰建设集团有限公司 | 一种装饰用环保木材及其防腐阻燃硬化和净化处理方法 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP11014142A patent/JP2000210910A/ja active Pending
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