JP2003220656A - 積層材 - Google Patents

積層材

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JP2003220656A
JP2003220656A JP2002021929A JP2002021929A JP2003220656A JP 2003220656 A JP2003220656 A JP 2003220656A JP 2002021929 A JP2002021929 A JP 2002021929A JP 2002021929 A JP2002021929 A JP 2002021929A JP 2003220656 A JP2003220656 A JP 2003220656A
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正則 小川
Kuninori Ito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、多孔質体からなる芯材、表皮材等か
らなり、通気性を有する積層材において、該芯材の片面
または両面に、補強繊維等を接着するために塗布される
液状接着剤が該積層材表面に張られる表皮材の表面まで
滲出して汚染しないようにすることを課題とする。 【解決手段】液状接着剤3が塗布された芯材2と表皮材
7との間に熱可塑性樹脂からなるシート5を介在させ
て、液状接着剤3が表皮材7の表面に滲出することを阻
止する。該シート5は通気性を有しており、積層材1の
防音性を劣化させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の内
装材として使用される積層材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の積層材(1P)としては、図14に
示すように半硬質ポリウレタン芯材(2P)の両面に、液状
接着剤(3P)として例えば4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアナートのような多価イソシアナートによってガ
ラス繊維シート(4P)を接着し、更に表面側にあってはポ
リエチレンシートやポリアミドシート等の熱融着シート
(9P)を介して表皮材(7P)を貼着し、裏面側にあっては熱
融着シート(9P)を介して不織布である裏面材(8P)を貼着
した構成が提供されていた。上記構成の積層材(1P)では
多孔質体からなる芯材(2P)と、補強繊維等の他の部材と
の接着させるために、接着性の良好な多価イソシアナー
ト等の液状接着剤(3P)が通常使用されている。また該積
層材(1P)には液状接着剤(3P)が表皮材(7P)表面に滲出し
ないように熱融着シート(9P)を介在させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし熱融着シート(9
P)等を介在させた積層材(1P)は通気性がなくなり、吸音
性が劣化するという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記課題
を解決するために、片面または両面に液状接着剤(3)が
塗布された多孔質体からなる芯材(2) と、表皮材(7) と
の間に熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5) が介されて
いる積層材(1) を提供するものである。また本発明は、
多孔質体からなる芯材(2) の片面または両面に液状接着
剤(3)によって全面的または部分的に補強繊維(4) を接
着し、更に該補強繊維(4) の上側に熱可塑性樹脂繊維か
らなるシート(5) を介して表皮材(7) を貼着した積層材
(1) を提供するものである。該液状接着剤(3) としては
多価イソシアナートが望ましい。上記積層材(1) の該熱
可塑性樹脂繊維からなるシート(5) と該表皮材(7) とは
ホットメルト接着剤(6) によって接着されていることが
望ましく、また該シート(5) の熱可塑性樹脂繊維はポリ
プロピレン繊維であることが望ましい。
【0005】
【作用】熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5) は、通気
性を有しつつ液状接着剤(3) の滲出を阻止する。特に熱
可塑性樹脂繊維として疎水性の高いポリプロピレン繊維
を使用したシート(5) は、多価イソシアナート等の液状
接着剤(3) をはじく効果が大きく、液状接着剤(3) の滲
出を確実に阻止する。したがって積層材(1) の吸音性は
劣化せず、かつ表皮材(7) の表面に液状接着剤(3) が滲
出して外観を劣化させることがない。以下、本発明を詳
細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、本発明の
積層材(1) は、液状接着剤(3) が両面に塗布された多孔
質体からなる芯材(2) と、該芯材(2) 上に接着される熱
可塑性樹脂繊維からなるシート(5,5) と、該シート(5,
5) の表面に塗布されているホットメルト接着剤(6) に
よって貼着される表皮材(7) または裏面材(8) からな
る。
【0007】また他の本発明の積層材は、図2に示され
るように、多孔質体からなる芯材(2) と、該芯材(2) の
片面または両面に液状接着剤(3) によって全面的または
部分的に接着される補強繊維(4,4) と、該補強繊維(4,
4) の上側に熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5,5) を
介し、該シート(5,5) の表面に塗布されているホットメ
ルト接着剤(6) によって貼着される表皮材(7) または裏
面材(8) からなる。
【0008】〔芯材〕上記芯材(2) に使用される多孔質
体としては、例えば、不織布、フェルト、編織物、それ
らの積層物等の繊維集合体、連続起泡を有するポリウレ
タン発泡体(軟質ポリウレタン発泡体、硬質ポリウレタ
ン発泡体を含む)、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、ポリス
チレン発泡体、メラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ系樹
脂発泡体、エポキシ樹脂発泡体、1価フェノール、多価
フェノール等のフェノール系化合物からなるフェノール
系樹脂発泡体等の連続起泡構造プラスチック発泡体、プ
ラスチックビーズの焼結体等の公知の発泡体が使用され
る。
【0009】〔液状接着剤〕液状接着剤(3) としては、
例えば、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等の
熱硬化性樹脂の初期縮合物、あるいはトリレンジイソシ
アナート、パラフェニレンジイソシアナート、2,4−
トルエンジイソシアナート、2,6−トルエンジイソシ
アナート、ヘキサメチレンジイソシアナート、1,4−
ナフタレンジイソシアナート、4,4’−ジフェニルジ
イソシアナート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシ
アナート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニル
ジイソシアナート、3,3’−ジメチル−4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアナート、3,3’−ジメトキ
シ−4,4’−ジフェニルジイソシナート、2−クロロ
−1,4−フェニルジイソシアナート、1−クロロ−
2,4−フェニレンジイソシナート、m−フェニレンジ
イソシアナート、p−フェニレンジイソシアナート、
2,2’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ビフェ
ニレンジイソシアナート、m−キシリレンジイソシアナ
ート、ω−キシリレンジイソシアナート、ω’−キシリ
レンジイソシアナート等の多価イソシアナート、および
これらの化合物とポリエチレンアジペート、ポリテトラ
ヒドロフラン、1,4−ブタンジオール、1,4−シス
ブテンジオール、1,5−ジヒドロキシエトキシナフタ
リン、1,4−ブチンジオール、ポリエステル、ポリ
(オキシプロピレン)ポリオール、ポリ(オキシエチレ
ン−プロピレン)ポリオール、アクリルポリオール、ヒ
マシ油ダイマー、トール油ダイマー等の多価アルコール
のアダクト等の多価イソシアナート、ウレタンプレポリ
マー等の合成樹脂液が使用される。なお本発明の液状接
着剤(3) としては、上記多価イソシアナートからなる合
成樹脂液が最も望ましい。なお上記多価イソシアナート
は、それぞれ単独でまたは2種以上組み合わせて使用さ
れてもよい。
【0010】なお上記液状接着剤(3) は単独で使用され
てもよいが、必要に応じて、例えば、水や、塩酸、硼
酸、蓚酸、蟻酸、酢酸、乳酸等の無機または有機酸、あ
るいは蓚酸ジメチルエステル等の有機酸のエステル類、
マレイン酸無水物、フタル酸無水物等の酸無水物、塩化
アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、
リン酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム、イミ
ドスルホン酸アンモニウム等のアンモニウム塩類、モノ
クロル酢酸およびそのナトリウム塩、α,α’ジクロロ
ヒドリン等の有機ハロゲン化物、トリエタノールアミン
塩酸塩、塩酸アニリン等のアミン類の塩酸塩、サリチル
酸尿素アダクト、ステアリン酸尿素アダクト、ヘプタン
酸尿素アダクト等の尿素アダクト、N−メチルタウリン
等の酸性硬化剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化バリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属や
アルカリ土類金属の水酸化物、石灰等のアルカリ土類金
属の酸化物、炭酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、酢酸
ナトリウム、リン酸ナトリウム等のアルカリ金属の弱酸
塩類、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、ヘキサメチレンテトラミン、ピリジン等のアミン類
等のアルカリ性硬化剤等の硬化剤等が併用される。
【0011】上記液状接着剤(3) は、通常、上記芯材
(2) に公知の塗布方法によって塗布される。例えば、ス
プレーガン、ロールコーター、カーテンフローコーター
等の塗工機によって塗布される。また場合によっては、
補強繊維(4) に該液状接着剤(3) を上記のスプレーガ
ン、ロールコーター、カーテンフローコーター等の塗工
機によって塗布してもよい。
【0012】〔補強繊維〕上記芯材(2) の片面または両
面には、補強繊維(4) が全面的または部分的に上記液状
接着剤(3) によって接着されてもよい。該補強繊維(4)
は、積層材(1) に求められる強度に応じて適宜、芯材
(2) の片面または両面において全面的または部分的に接
着される。該補強繊維(4) としては、例えば、ポリエス
テル繊維、ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、アクリ
ル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化
ビニリデン繊維、アセテート繊維等の合成繊維、パル
プ、木綿、ヤシ繊維、麻繊維、竹繊維、ケナフ繊維等の
天然繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、石
綿繊維等の無機繊維、あるいはこれらの繊維を使用した
繊維製品のスクラップを解繊して得られた再生繊維の1
種または2種以上の繊維からなる編織物または不織布等
が使用される。また更に上記繊維からなる編織物または
不織布等に、補強性を向上させる目的で、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、フッ
素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル
樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂、アクリロニトリル−ブ
タジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ア
クリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体等の熱
可塑性樹脂やウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、
熱硬化型アクリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、熱硬化型ポリエステル等の熱硬化性合成樹脂等の1
種または2種以上の混合物を含浸あるいは片面または両
面に塗布したもの、あるいはフェノール樹脂、レゾルシ
ン樹脂、アルキルレゾルシン樹脂、エポキシ樹脂等を含
浸または片面または両面に塗布し乾燥させBステージに
プレキュアーさせたものを補強繊維(4) として使用して
もよい。
【0013】〔シート〕本発明で使用されるシート(5)
は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド繊維等
の熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5) である。本発明
のシート(5) は、通気性を有しつつ、液状接着剤(3) の
滲出を防止するものである。本発明の積層材(1) におけ
る該シート(5) は、補強繊維(4) と表皮材(7) との間に
介在されており、芯材(2) に塗布される液状接着剤(3)
の表皮材(7) 表面への滲出を防止している。
【0014】上記シート(5) を構成する繊維の繊度が
0.05〜2.8dtexの範囲であると、通気性を有しつ
つ液状接着剤(3) の滲出が防止されるシート(5) とな
る。該シート(5) を製造する方法としては、上記範囲の
繊度の熱可塑性樹脂繊維を製造出来る方法であればよ
く、例えばスパンボンド法、メルトブロー法等の方法に
よって製造される。
【0015】本発明において該シート(5) は、通気性を
有しつつ液状接着剤(3) の滲出を防止するものである限
り、単一の繊度からなる熱可塑性樹脂繊維、繊度の異な
る熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5) 、異なる熱可塑
性樹脂を材料として製造されるシート(5) 、複数の熱可
塑性樹脂繊維を融着したシート(5) 等、種々の態様のシ
ート(5) であってもよい。本発明で使用されるシート
(5) の一態様として、例えば、図3に示すように、繊度
の異なる熱可塑性樹脂繊維を積層し融着させて得られる
積層シート(5) がある。該積層シート(5) は、熱可塑性
樹脂繊維A、BおよびCの3層からなり、熱可塑性樹脂
繊維AおよびCの繊度を1.6 〜2.8 dtexの範囲と
し、熱可塑性樹脂繊維Bの繊度を0.05〜1.1dte
x、望ましくは0.07〜0.90dtexの範囲とする
と、通気性を有しつつ、液状接着剤(3) の滲出を確実に
阻止することが出来るシート(5) を製造することが出来
る。なお本発明のシート(5) は、3層からなる積層シー
ト(5) のみに限られず、2層あるいは4層以上からなる
積層シート(5) であってもよい。
【0016】また他のシート(5) の態様としては、種々
の繊度の熱可塑性樹脂繊維からなるシート(5) がある。
該シート(5) を構成する繊維の繊度が、0.65dtex以
上の繊維が2〜98重量%、0.65dtex以下(但し、
0.6dtexを除く)の繊維が98〜2重量%であると、
該シート(5) は、通気性を有し、液状接着剤(3) の滲出
を防止することが出来る。
【0017】なお本発明のシート(5) の厚さは、通常、
0.05〜5mm、望ましくは0.08〜3mmであ
り、またシート(5) の目付は、通常5〜150g/m2
である。
【0018】なお本発明の積層材(1) に使用される上記
シート(5) の熱可塑性樹脂繊維としては、ポリプロピレ
ン繊維が特に望ましい。
【0019】〔ホットメルト接着剤〕上記補強繊維(4)
と表皮材(7) あるいは裏面材(8) とはホットメルト接着
剤(6) によって上記シート(5) に接着される。該ホット
メルト接着剤(6) としは、例えば、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−エチルアクリレート共重合体等のポリオレフィン系樹
脂、または該ポリオレフィン系樹脂の変性物、ポリ塩化
ビニル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエステル重
合体、ポリアミド、ポリアミド共重合体、セルロース誘
導体、ポリビニルエーテル、ポリウレタン、ビニルブロ
ック共重合体、ブチラール等の単独又は二種以上の混合
物が使用される。
【0020】該ホットメルト接着剤(6) は、シート(5)
の片面、即ち表皮材(7) あるいは裏面材(8) が貼着され
る面に塗布され、該シート(5) と表皮材(7) あるいは裏
面材(8) とを接着する。該ホットメルト接着剤(6) を塗
布する方法としては、公知の塗布方法が用いられる。例
えば、粉末状(50〜300メッシュ程度)の該ホット
メルト接着剤(6) をスキャタリング法、パウダードット
法、ペーストドット法等により散粉させる方法、該粉末
状のホットメルト接着剤(6) を適当な増粘剤とともに水
に分散せしめたホットメルト接着剤分散液をスプレー塗
布する方法、あるいは溶融させた該ホットメルト接着剤
(6) をスプレーして吹付塗布する方法等がある。なおシ
ート(5) 上に塗布されたホットメルト接着剤(6) は、加
熱してシート(5) 上に融着固定されてもよい。例えば溶
融させたホットメルト接着剤(6) をスプレーしてシート
(5) 上に吹付塗布されたホットメルト接着剤(6) は、ホ
ットメルト接着剤(6) の融点以上に加熱してシート(5)
上に融着固定させてもよい。ホットメルト接着剤(6) の
塗布量が、固形分として1〜100g/m2 であると、
シート(5) と表皮材(7) とを接着しつつ、積層材(1) の
通気性を維持することが出来る。
【0021】また予め離型紙等の上に溶融させたホット
メルト接着剤(6) をクモの巣状にスプレー塗布し、該ク
モの巣状のホットメルト接着剤(6) をシート(5) と表皮
材(7) あるいは裏面材(8) の間に介在させて、該シート
(5) と表皮材(7) あるいは裏面材(8) との接着を行って
も良い。
【0022】〔表皮材〕表皮材(7) としては、ナイロン
6、ナイロン66等のポリアミド、アクリル、ビスコー
スレーヨン、アセテート、トリアセテート等のセルロー
スエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエス
テル、サラン等のビニル誘導体、綿、羊毛、ジュート等
の天然繊維や合成繊維等からなる編織物や不織布、ポリ
塩化ビニル合成皮革、ポリウレタン合成皮革、ポリアミ
ド合成皮革等の合成皮革、あるいは上記編織物、不織布
や合成皮革にポリウレタン発泡体シート、ポリエチレン
発泡体シート、ポリプロピレン発泡体シート等を裏打ち
した積層シート等が使用され、裏面材(8) としては上記
表皮材(7) と同様な物が使用される。
【0023】なお本発明の積層材(1) には、該積層材
(1) の吸音性および積層材(1) の意匠性を損なわない程
度に、ポリエチレンフィルム、低融点ポリアミドフィル
ム、低融点ポリエステルフィルム等のホットメルトフィ
ルム(9) を使用してもよい。該ホットメルトフィルム
(9) は、例えば、裏面材(8) と補強繊維(4) との接着に
使用されてもよい。
【0024】〔積層材の製造方法〕本発明の積層材(1)
は、液状接着剤(3) が塗布された芯材(2) に補強繊維
(4)を重ね、該補強繊維(4) の上にホットメルト接着剤
(6) が塗布あるいは融着固定されたシート(5) を重ね、
更に該シート(5) に表皮材(7) あるいは裏面材(8) を重
ねてホットプレスし、所定形状に成形される。
【0025】上記ホットプレスの際、液状接着剤(3) は
硬化して多孔質体からなる芯材(2)と補強繊維(4) とを
接着し、更に該液状接着剤(3) は該補強繊維(4) 内に拡
散して表面に滲出し、硬化してシート(5) と該補強繊維
(4) とを接着する。また該シート(5) 上のホットメルト
接着剤(6) は溶融して該シート(5) と表皮材(7) あるい
は裏面材(8) とを接着する。該液状接着剤(3) は上記し
たように補強繊維(4) 内に拡散してその表面には滲出す
るけれども、シート(5) によって更に表皮材(7) の表面
あるいは裏面材(8) の表面へ滲出することを阻止され
る。
【0026】なお該ホットメルト接着剤(6) は、予めシ
ート(5) に融着固定しておいてもよいが、芯材(2) 上に
重ねられたシート(5) 上にホットメルト接着剤(6) を上
記塗布方法によって塗布してもよく、あるいは表皮材
(7) あるいは裏面材(8) 側に散布固定(融着固定を含
む)されてもよいし、またシート(5) と表皮材(7) ある
いは裏面材(8) の両方に散布固定(融着固定を含む)さ
れてもよい。
【0027】また液状接着剤(3) と併用される上記硬化
剤等は、例えば、直接該液状接着剤(3) に硬化剤等を添
加混合してもよく、また芯材(2) あるいは補強繊維(4)
に塗布した該液状接着剤(3) の上からスプレー等により
硬化剤等を塗布してもよく、また更に液状接着剤(3) が
塗布された芯材(2) 上に重ねられた補強繊維(4) 上にス
プレー等により硬化剤等を塗布してもよい。
【0028】以下、本発明を実施例によって説明する。
なお本発明は以下に示す実施例のみに限定されるもので
はない。 〔実施例1〕図4および図5に示されるのは、ジメチル
エタノールアミンが添加混合された4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアナートからなる液状接着剤(3) をロ
ールコーターによって両面に塗布された軟質ウレタンホ
ームの芯材(2) に、ホットメルト接着剤(6) を融着固定
したポリプロピレン繊維からなるシート(5,5) が重ねら
れ、更に該シート(5,5) 上に表皮材(7) および裏面材
(8) が重ねられ、130℃の熱圧プレスにて60秒間熱
圧着して所定形状に成形された積層材(1) である。該不
織布の繊維の繊度は、0.65dtex以上の繊維が90重
量%、0.65dtex以下(但し、0.65dtexを除く)
の繊維が10重量%であり、また該シート(5) の厚さは
0.2mmであった。本実施例1の積層材(1) は吸音性
に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出が
なく意匠性に優れるものであった。
【0029】〔実施例2〕図6および図7に示されるの
は、ジメチルエタノールアミンが添加混合された4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアナートからなる液状
接着剤(3) をロールコーターによって両面に塗布された
軟質ウレタンホームの芯材(2) に、ガラス繊維シート
(4,4) が重ねられ、該ガラス繊維シートの上にホットメ
ルト接着剤(6)が融着固定されたポリプロピレン繊維か
らなるシート(5,5) が重ねられ、更に該シート(5,5) 上
に表皮材(7) および裏面材(8) が重ねられ、130℃の
熱圧プレスにて60秒間熱圧着して所定形状に成形され
た積層材(1) である。該不織布の繊維の繊度は、0.6
5dtex以上の繊維が90重量%、0.65dtex以下(但
し、0.65dtexを除く)の繊維が10重量%であり、
また該シート(5) の厚さは0.1mmであった。本実施
例2の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面
に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであ
った。
【0030】〔実施例3〕また他の実施例として図8お
よび図9に示されるのは、両面に4,4’−ジフェニル
ジイソシアナート(3) が塗布された硬質ウレタンフォー
ムの芯材(2) において、一方の面、即ち表皮材(7) 側に
ガラス繊維シート(4) が重ねられ、該ガラス繊維シート
(4) にはトリエチレンジアミン水溶液が塗布された後ポ
リプロピレンおよびポリアミド繊維からなるシート(5)
が重ねられ、該シート(5) にはホットメルト接着剤(6)
を塗布された後、更に表皮材(7) が重ねられ、他方の
面、即ち裏面材(8) 側にガラス繊維シート(4) が重ねら
れ、該ガラス繊維シート(4) にはトリエチレンジアミン
水溶液が塗布された後ポリエチレンフィルム(9) が重ね
られ、更に該ポリエチレンフィルム(9) に裏面材(8) が
重ねられて、145℃の熱圧プレスにて70秒間熱圧着
して所定形状に成形された積層材(1) である。本実施例
3の積層材(1) には、吸音性を損なわない程度にポリエ
チレンフィルム(9) が使用されている。本実施例3の積
層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面に液状接
着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであった。
【0031】〔実施例4〕また更に他の実施例として図
10および図11に示されるのは、メラミン発泡体の芯
材(2) の一方の面に3,3’−ジメチル4,4’−ジフ
ェニルジイソシアナート(3) が塗布され、その上からト
リエチルアミン水溶液をスプレー塗布した後、該3,
3’−ジメチル4,4’−ジフェニルジイソシアナート
(3) が塗布された面にガラス繊維シート(4) が部分的に
重ねられ、該ガラス繊維シート(4) (および芯材(2) )
上にホットメルト接着剤(6) が融着固定されているポリ
プロピレン繊維からなるシート(5) が重ねられ、また該
芯材(2) の他方の面にはポリアミドフィルム(9) が重ね
られ、更に該ポリアミドフィルム(9) 上に裏面材(8) が
重ねられ、140℃の熱圧プレスにて40秒間熱圧着し
て所定形状に成形された積層材(1) である。上記シート
(5) は、ポリプロピレン繊維A、BおよびCの3層から
なり、これらのポリプロピレン繊維を融着させたもので
ある。該ポリプロピレン繊維AおよびCの繊度は、1.
8〜2.2dtexの範囲にあり、ポリプロピレン繊維Bの
繊度は0.33〜0.77dtexの範囲であった。本実施
例4の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮材(7) 表面
に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れるものであ
った。
【0032】〔実施例5〕図12および図13に示され
るのは、軟質ウレタンホームの芯材(2) の一方の面に、
ジメチルエタノールアミンが添加混合された4,4’−
ジフェニルメタンジイソシアナートからなる液状接着剤
(3) を含浸させたガラス繊維シート(4,4)が部分的に重
ねられ、該ガラス繊維シート(4,4) の両面にホットメル
ト接着剤(6) が融着固定されたポリプロピレン繊維から
なるシート(5) が重ねられ、更に該シート(5) 上に表皮
材(7) が重ねられ、また該芯材(2) の他方の面には上記
ガラス繊維シート(4,4) に使用した液状接着剤(3) を含
浸させたガラス繊維シート(4) および裏面材(8) が重ね
られ、130℃の熱圧プレスにて60秒間熱圧着して所
定形状に成形した積層材(1) である。該不織布の繊維の
繊度は、0.65dtex以上の繊維が40重量%、0.6
5dtex以下(但し、0.65dtexを除く)の繊維が60
重量%であり、また該シート(5) の厚さは2mmであっ
た。本実施例5の積層材(1) は吸音性に優れ、かつ表皮
材(7) 表面に液状接着剤(3) の滲出がなく意匠性に優れ
るものであった。
【0033】上記した実施例1〜5の積層材(1,1,1,1,
1) はいずれも軽量、高剛性であって、特に自動車天井
材、ドアトリム、リアパーセル、トランクルーム内張り
材等として有用である。
【0034】
【発明の効果】本発明では自動車内装材等に使用される
積層材において、多孔質体からなる芯材と補強繊維等と
を接着するために使用される液状接着剤が表皮材表面に
滲出することを阻止するために、熱可塑性樹脂繊維を融
着した通気性のある不織布を使用するので、積層材は良
好な防音性を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層材の部分断面図
【図2】他の積層材の部分断面図
【図3】積層不織布の部分断面図図4および図5は本発
明の一実施例を示すものである。
【図4】積層材の製造方法説明図
【図5】図4の積層材の部分断面図図6および図7は本
発明の他の実施例を示すものである。
【図6】積層材の製造方法説明図
【図7】図6の積層材の部分断面図図8および図9は更
に本発明の他の実施例を示すものである。
【図8】積層材の製造方法説明図
【図9】図8の積層材の部分断面図図10および図11
は更に本発明の他の実施例を示すものである。
【図10】積層材の製造方法説明図
【図11】図10の積層材の部分断面図図12および図
13は更に本発明の他の実施例を示すものである。
【図12】積層材の製造方法説明図
【図13】図12の積層材の部分断面図
【図14】従来の積層材部分断面図
【符号の説明】
1 積層材 2 芯材 3 液状接着剤 4 補強繊維 5 シート 6 ホットメルト接着剤 7 表皮材
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01E AK07E AK51 AK51G AS00D AS00E AT00A BA05 CB00B CB00C CB03E DG01E DG06E DG15E DH00E DJ00A DJ01 GB33 JB16E JD02 JH01 JK13 JL06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面または両面に液状接着剤が塗布された
    多孔質体からなる芯材と、表皮材との間に熱可塑性樹脂
    繊維からなるシートが介されていることを特徴とする積
    層材
  2. 【請求項2】該多孔質体からなる芯材の片面または両面
    に液状接着剤によって全面的または部分的に補強繊維を
    接着し、更に該補強繊維の上側に熱可塑性樹脂繊維から
    なるシートを介して表皮材を貼着した請求項1に記載の
    積層材
  3. 【請求項3】該液状接着剤は多価イソシアナートである
    請求項1または請求項2に記載の積層材
  4. 【請求項4】該熱可塑性樹脂繊維からなるシートと該表
    皮材とはホットメルト接着剤によって接着されている請
    求項1〜請求項3に記載の積層材
  5. 【請求項5】該不織布の熱可塑性樹脂繊維はポリプロピ
    レン繊維である請求項1〜請求項4に記載の積層材
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