JPH10323926A - 繊維積層成形体 - Google Patents

繊維積層成形体

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JPH10323926A
JPH10323926A JP15160997A JP15160997A JPH10323926A JP H10323926 A JPH10323926 A JP H10323926A JP 15160997 A JP15160997 A JP 15160997A JP 15160997 A JP15160997 A JP 15160997A JP H10323926 A JPH10323926 A JP H10323926A
Authority
JP
Japan
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fiber
nonwoven fabric
layer
fabric layer
skin
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15160997A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Ino
文隆 井野
Shinji Saito
真二 斉藤
Tadashi Kuwabara
正 桑原
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 有機繊維不織布からなる芯材不織布層の
片面又は両面にこの芯材不織布層と密度の異なる有機繊
維不織布又は有機樹脂フィルムを積層してなる繊維積層
成形体であって、帯状補強材を配設してなることを特徴
とする繊維積層成形体。 【効果】 本発明によれば、ガラス繊維を使用せず、有
機繊維不織布のみを用いて軽量かつ高剛性、高強度で、
リサイクルが容易にできる繊維積層成形体を得ることが
でき、このため自動車内装材、建築用内装材などとして
好適に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内装材、建
築用内装材等として好適に用いられる繊維積層成形体に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
例えば天井、ドアトリム、リヤパーシェルフ、トランク
マット、トランクリッド等の自動車内装材としては、種
々の材料や構成からなるものが提案されている。例え
ば、熱可塑性材料又は熱硬化性材料を加熱成形した内装
材及びこの熱可塑性材料又は熱硬化性材料の加熱成形体
を芯材として、この芯材に接着剤を用いて表皮材を貼り
付けた内装材、更にフェルトと無機繊維を熱可塑性樹脂
又は熱硬化性樹脂にて結合、成形した内装材が用いられ
ている。
【0003】また、硬質或いは半硬質のウレタンフォー
ムを芯材として、この芯材の片面或いは両面の補強剤と
してガラスマットを接着剤を用いて貼り合せ、更に外層
(表皮材)に不織布等を積層し、これを型に入れて成形
天井などの自動車等の内装材として使用しているものも
多い。
【0004】上記のような自動車内装材は形状保持等の
ため剛性が要求される。このために、従来、剛性アップ
の目的で上記材料にガラス繊維を多く配合することが行
われているが、ガラス繊維の使用は、作業環境上の問
題、或いはリサイクルが困難である等の問題がある。
【0005】本出願人は、このような問題を解決する目
的で、先にガラス繊維を用いない繊維積層成形体を提案
した(特願平8−199646号、同8−199647
号)。
【0006】しかしながら、この成形体は、用途によっ
ては若干の剛性不足、強度不足がみられる場合があっ
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
ガラス繊維を使用せずとも高い剛性、強度を有し、リサ
イクル又は容易に焼却可能であると共に、ソフト感を有
し、外観も良好で、安価に製造できる繊維積層成形体を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため、ガラス繊維を使用せず、有機繊維不織
布のみによって剛性、強度が高く、ソフト感を有すると
共に、良好な外観を有し、自動車内装材、建築用内装材
等として好適に用いられる繊維積層成形体を検討した結
果、本発明を完成した。
【0009】即ち、本発明は、機繊維不織布からなる芯
材不織布層の片面又は両面にこの芯材不織布層と密度の
異なる有機繊維不織布又は有機樹脂フィルムを積層して
なる繊維積層成形体であって、帯状補強材を配設してな
ることを特徴とする繊維積層成形体を提供する。
【0010】ここで、上記成形体の構成は、下記の通り
とすることができ、下記構成において、芯材不織布層と
表皮不織布層との間、芯材不織布層と有機樹脂フィルム
との間、有機樹脂フィルムと表皮不織布層との間、有機
樹脂フィルムと化粧材との間などや、成形体の表面、裏
面上に織布、不織布、有機樹脂フィルム等からなる帯状
補強材を介装乃至は積層することができる。
【0011】(1)有機繊維不織布からなる芯材不織布
層の片面又は両面にこの芯材不織布層と密度の異なる有
機繊維不織布からなる表皮不織布層を積層してなる繊維
積層成形体。 (2)上記芯材不織布層及び表皮不織布層を形成する有
機繊維不織布の基材が、繊維径1〜60デニールの短繊
維からなり、かつ結合剤として低融点繊維を10重量%
以上含むものである上記繊維積層成形体。 (3)上記表皮不織布層が低融点繊維を10〜60重量
%含む表層と低融点繊維を60〜100重量%含む接着
層との積層体であり、かつ上記接着層を芯材不織布層側
に配置した上記繊維積層成形体。 (4)上記芯材不織布層の密度が0.01g/cm3
上であり、表皮不織布層の密度が0.1g/cm3以上
である上記繊維積層成形体。 (5)上記芯材不織布層と表皮不織布層とをこれらの有
機繊維不織布の繊維方向が互いに同じ方向になるように
積層した上記繊維積層成形体。 (6)上記芯材不織布層と表皮不織布層とをこれらの有
機繊維不織布の繊維方向が互いに異なる方向になるよう
に積層した上記繊維積層成形体。 (7)有機繊維不織布からなる芯材不織布層の片面又は
両面に有機樹脂フィルムを積層してなる繊維積層成形
体。 (8)上記有機繊維不織布の基材が、繊維径1〜60デ
ニールの短繊維からなり、かつ結合剤として低融点繊維
を10重量%以上含むものである上記繊維積層成形体。 (9)上記芯材不織布層の密度が0.01g/cm3
上であり、有機樹脂フィルムの厚さが0.01mm以上
である上記繊維積層成形体。 (10)有機繊維不織布からなる芯材不織布層の一面に
有機樹脂フィルムを積層すると共に、この有機樹脂フィ
ルム上に有機繊維不織布からなる上記芯材不織布層より
高密度の表皮不織布層を積層してなる繊維積層成形体。 (11)芯材不織布層の他面に有機樹脂フィルムを積層
した上記繊維積層成形体。 (12)芯材不織布層の他面に積層した有機樹脂フィル
ム上に有機繊維不織布からなる上記芯材不織布層より高
密度の表皮不織布層を積層した上記繊維積層成形体。 (13)有機繊維不織布からなる芯材不織布層の一面に
有機樹脂フィルムを積層すると共に、他面に有機繊維不
織布からなる上記芯材不織布層より高密度の表皮不織布
層を積層してなる繊維積層成形体。 (14)有機樹脂フィルム上に有機繊維不織布からなる
上記芯材不織布層より高密度の表皮不織布層を積層した
上記繊維積層成形体。 (15)有機繊維不織布からなる芯材不織布層の一面に
有機繊維不織布からなる上記芯材不織布層より高密度の
表皮不織布層を積層すると共に、更にその上に有機樹脂
フィルムを積層してなる繊維積層成形体。 (16)有機樹脂フィルム上に化粧材を積層した上記繊
維積層成形体。 (17)芯材不織布層の他面に有機樹脂フィルムを積層
した上記繊維積層成形体。 (18)芯材不織布層の他面に積層した有機樹脂フィル
ム上に有機繊維不織布からなる上記芯材不織布層より高
密度の表皮不織布層を積層した上記繊維積層成形体。 (19)芯材不織布層の他面に有機繊維不織布からなる
上記芯材不織布層より高密度の表皮不織布層を積層した
上記繊維積層成形体。 (20)上記表皮不織布層が低融点繊維を10〜60重
量%含む表層と低融点繊維を60〜100重量%含む接
着層との積層体であり、かつ上記接着層を芯材不織布層
側に配置したことを特徴とする上記繊維積層成形体。 (21)上記芯材不織布層の密度が0.01g/cm3
以上であり、表皮不織布層の密度が0.1g/cm3
上である上記繊維積層成形体。 (22)上記芯材不織布層と表皮不織布層とをこれらの
有機繊維不織布の繊維方向が互いに同じ方向になるよう
に積層した上記繊維積層成形体。 (23)上記芯材不織布層と表皮不織布層とをこれらの
有機繊維不織布の繊維方向が互いに異なる方向になるよ
うに積層した上記繊維積層成形体。 (24)上記有機樹脂フィルムの厚さが0.01mm以
上である上記繊維積層成形体。
【0012】この場合、帯状補強材は、成形体の長さ方
向中央部に幅方向に沿って配設することが強度の点から
好ましく、補強材は複数枚を配設することができる。こ
の際、2枚の補強材を成形体の長さ方向中央部において
互いに一部がオーバーラップするように配設することが
できる。また、2枚の帯状補強材を成形体の長さ方向中
央部を隔ててその両側に配設することもできる。なお、
補強材は、有機繊維の織布、不織布又は有機樹脂フィル
ムにて形成することができる。
【0013】ここで、成形体は通常四角形状に形成さ
れ、四角形状としては正方形状であってもよいが、正方
形状における長さ方向はいずれかの一辺方向であり、幅
方向とはこの辺に直交する辺に沿った方向である。
【0014】本発明の繊維積層成形体は、上記の構成を
有するため、軽量でかつガラス繊維を使用しなくとも、
高剛性、高強度であり、ガラス繊維を使用せず、有機繊
維、有機樹脂フィルムのみの積層体であるため、リサイ
クルも容易である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき図面を参照し
て更に詳しく説明する。第1実施形態 本発明の第1実施形態の繊維積層成形体Aは、図1,2
に示すように、それぞれ有機繊維不織布からなる芯材不
織布層1の片面(図1)又は両面(図2)に表皮不織布
層2,3を積層したものにおいて、芯材不織布層1と表
皮不織布層2,3との間に帯状補強材20を介装したも
のである。
【0016】ここで、有機繊維不織布としては、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、アクリル、ナイロン、ビニロ
ン、レーヨン、カーボン、アラミド等の繊維からなるも
のが好適に用いられる。この場合、不織布の基材は、繊
維径1〜60デニール、好ましくは2〜60デニール、
更に好ましくは2〜30デニールの繊維から形成するこ
とが性能及びコストの点から好適である。また、基材繊
維は、通常の融点200℃以上、特に250℃の繊維が
好適である。
【0017】また、芯材不織布層と表皮不織布層との接
着性の点から、80〜180℃、特に90〜170℃で
溶融する低融点繊維を10%(重量%、以下同じ)以
上、より好ましくは10〜60%、更に好ましくは30
〜55%混合した混合繊維からなることが好ましい。こ
の場合、図3に示すように、表皮不織布層2,3は2層
以上の積層構造に形成し得るが、上記低融点繊維を10
〜60%、より好ましくは20〜55%、更に好ましく
は30〜55%含有する表層2a,3aと、低融点繊維
を60〜100%、より好ましくは75〜100%、更
に好ましくは90〜100%含有する接着層2b,3b
との積層体とし、かつ接着層2b,3bを芯材不織布層
1側に配置してこれと接着させるようにすることが、接
着性及び剛性の点から推奨される。
【0018】なお、このように基材繊維中に低融点繊維
(結合剤)を10%以上含有させることにより、表皮不
織布層と芯材不織布層との接着は、通常の接着剤を使用
せず、加熱・圧着によって行うことができるので、実質
的に繊維のみからなる成形体を形成でき、この点で作業
環境、リサイクル性、コストの点から優れたものであ
る。
【0019】また、上記芯材不織布層の密度は0.01
g/cm3以上、より好ましくは0.02〜0.5g/
cm3、更に好ましくは0.03〜0.4g/cm3に形
成すると共に、表皮不織布層の密度を0.1g/cm3
以上、より好ましくは0.2〜1.2g/cm3、更に
好ましくは0.3〜1g/cm3に形成することが好ま
しく、表皮不織布層を芯材不織布層より高密度に形成す
ることにより、高剛性の成形体を得ることができる。な
お、芯材不織布層1の両面にそれぞれ表皮不織布層2,
3を形成する場合、これら表皮不織布層2,3の密度は
互いに同一でも異なっていてもよい。
【0020】更に、上記表皮不織布層を芯材不織布層に
積層する場合、表皮不織布層2,3の繊維方向は、芯材
不織布層1の繊維方向と同一でもよいが、芯材不織布層
1の繊維方向とは異なる方向に配置することが好まし
く、これにより成形体の剛性を更に高めることができ
る。この場合、表皮不織布層2,3の繊維方向と芯材不
織布層1の繊維方向とは直角方向、45°変位した方
向、22.5°変位した方向など、適宜選定し得る。ま
た、芯材不織布層1の両面にそれぞれ表皮不織布層2,
3を積層した場合、これら表皮不織布層2,3の繊維方
向は、互いに同一であっても、或いは互いに直角方向に
なるなど、異なる方向に配置することができる。このよ
うなサンドイッチ構造の積層成形体において、ある方向
の曲げ剛性を上げたい場合には、その方向に剛性が上が
るように繊維方向を設定することができる。
【0021】上記芯材不織布層及び表皮不織布層の厚さ
は適宜選定されるが、芯材不織布層の厚さは3〜100
mm、特に4〜50mmが好ましく、表皮不織布層の厚
さは芯材不織布層の厚さの1/50〜1/3、特に芯材
不織布層の厚さの1/40〜1/5とすることが、性能
及びコストの点から好ましい。
【0022】第2実施形態 本発明の第2の繊維積層成形体Aは、図4,5に示すよ
うに、それぞれ有機繊維不織布からなる芯材不織布層1
の片面(図4)又は両面(図5)に有機樹脂フィルム
4,5を積層したものにおいて、芯材不織布層1と有機
樹脂フィルム4,5との間に帯状補強材20を介装した
ものである。
【0023】本発明の第3の繊維積層成形体Aは、図6
に示すように、上記芯材不織布層1の一面に有機樹脂フ
ィルム4を積層すると共に、その上に表皮不織布層6を
積層したものである。この場合、必要により、芯材不織
布層1の他面に有機樹脂フィルム5を積層することがで
き、更にその上に表皮不織布層7を積層することができ
る。この場合、帯状補強材20は、芯材不織布層1と有
機樹脂フィルム4,5の間に介装されているが、場合に
よっては有機樹脂フィルム4,5と表皮不織布層6,7
との間に介装することができる。
【0024】本発明の第4の繊維積層成形体Aは、図7
に示すように、芯材不織布層1の一面に有機樹脂フィル
ム4を、他面に表皮不織布層7を積層したものである。
この場合、図8に示すように、この有機樹脂フィルム4
上に更に表皮不織布層6を積層することができる。帯状
補強材20の介装位置は図示した通りであるが、勿論こ
れに限られるものではなく、図8において、有機樹脂フ
ィルム4と表皮不織布層6との間に介装し得る。
【0025】本発明の第5の繊維積層成形体Aは、図9
及び10に示すように、芯材不織布層1の一面に表皮不
織布層6を積層すると共に、その上に有機樹脂フィルム
4を積層したものである。この場合、必要に応じ、図9
に示すように芯材不織布層1の他面に有機樹脂フィルム
5を積層することができ、更にはその上に表皮不織布層
7を積層することができる。また、図10に示すように
芯材不織布層1の他面に表皮不織布層7を積層すること
ができる。更に、図9,10に示すように、芯材不織布
層1の一面側に積層した有機樹脂フィルム4上には化粧
材8を積層することができる。なお、化粧材8の積層は
図に示す有機樹脂フィルム4,5上に任意に行うことが
でき、必要によっては表皮不織布層6,7上に行っても
よい。帯状補強材20の介装位置は図示の通りである
が、これに限られるものではなく、適宜な層間に介装す
ることができる。
【0026】ここで、必要に応じ、有機樹脂フィルムと
芯材不織布層或いは表皮不織布層や化粧材との間に接着
性の点からホットメルトフィルム等の好ましくは融点が
80〜160℃、特に95〜120℃の低融点樹脂フィ
ルム層を介在することもできる。
【0027】なお、上記芯材不織布層1及び表皮不織布
層6,7を形成する有機繊維不織布としては、先に説明
した不織布と同様のものが用いられ、また表皮不織布と
芯材不織布との繊維方向及び2層以上の表皮不織布を配
設する場合の繊維方向は、上述したように同一でもよ
く、異なっていてもよいが、異なる方向とすることが好
ましい。
【0028】一方、本発明に使用する有機樹脂フィルム
としては、使用可能温度100℃以上、好ましくは10
0〜200℃で、伸び率100%以上、好ましくは10
0〜200%のものが使用条件或いは成形時の絞りによ
る形付け等から望ましく、材質としては、ポリエステ
ル、ポリカーボネート、ポリプロピレン等が好適に用い
られる。これらのフィルムを表皮材として使用すること
により、車室内のタバコの煙等の天井材裏面への通気を
止め、所定の換気口や窓等から排出させて、天井材等の
内装材表面の汚れや変色をなくすことができる。
【0029】なお、上記フィルムの芯材不織布層への接
着は、ポリエチレンホットメルトフィルム等の90〜1
35℃、特に95〜125℃で溶融する低融点樹脂フィ
ルムを介在させ、加熱・圧着して、この低融点樹脂フィ
ルムを溶融させることにより上記有機樹脂フィルムと芯
材不織布層とを接着、一体化することが、接着性、作業
環境、リサイクル性、コスト等の点で有利であることに
加え、更に剛性等の強度も向上するため、好ましい。
【0030】上記芯材不織布層、有機樹脂フィルム、及
び表皮不織布層の厚さは適宜選定されるが、芯材不織布
層の厚さは3〜100mm、特に4〜50mmが好まし
く、有機樹脂フィルムは0.01mm以上、好ましくは
0.02mm以上、更に好ましくは0.05〜0.2m
m、また表皮不織布層の厚さは芯材不織布層の厚さの1
/50〜1/3、特に芯材不織布層の厚さの1/40〜
1/5とすることが、性能、コストの点から好ましい。
【0031】本発明においては、上記のように、帯状補
強材をいずれかの層間に介装するか、あるいは図示して
いないが、成形体の表面及び裏面のいずれか一方又は双
方の上に積層するものであるが、帯状補強材の配設態様
としては、図11に示したように、成形体Aの長さ方向
中央部に幅方向に沿って配設することが好ましく、これ
によって成形体Aの特に中央部の剛性、強度を高めるこ
とができる。しかし、これに限られるものではなく、図
12に示したように、長さ方向中央部をあけてその両側
に2枚の帯状補強材20,20を配設してもよく、更
に、図13に示したように、2枚の帯状補強材20,2
0を成形体Aの長さ方向中央部で互いに一部オーバーラ
ップ22するように配設してもよい。
【0032】帯状補強材の配設数は、1枚でも特に成形
体の長さ方向中央部に配設すれば効果があるが、補強材
の数が多いほど、その効果も大となる。この場合、2枚
以上の補強材は、同一層間に配設してもよいが、図示し
たように、異なった層間に配設することもできる。これ
ら異なった層間の補強材の配設位置は、それぞれ成形体
の長さ方向中央部に配設してもよく、また図11,12
に示すような位置関係で配設してもよく、あるいは一方
を成形体の長さ方向中央部に、他方を幅方向中央部に互
いに十字状にクロスするように配設するなど、配設態様
は適宜選定される。
【0033】上記補強材は、織布、不織布や有機樹脂フ
ィルムにて形成し得る。織布、不織布の繊維としては、
上述したと同様のものを挙げることができ、10g/m
2以上、特に50〜500g/m2であるものが好まし
い。また、有機樹脂フィルムとしては、PE、EEA、
PET、ナイロン等、上記有機樹脂フィルムと同様のも
のを使用することができ、厚さ10μm以上、特に20
〜50μmであるものが好ましい。
【0034】上記補強材の幅は、成形体長さの1%以
上、好ましくは5〜95%、更に好ましくは10〜50
%であることが好適である。
【0035】本発明の繊維積層成形体の製造方法は特に
制限されず、所用材料を所定順序に重ねた後、熱プレス
して、各材料を接着、一体化する方法が好適に採用され
る。なお、熱プレスの温度、圧力、時間は、通常、温度
は90〜190℃、圧力は0.1〜5kg/cm2、時
間は1〜2分である。
【0036】なお、上記繊維積層成形体の片面又は両面
に上述したように化粧材をホットメルト、接着剤、低融
点繊維等にて接合することにより、外観的に好みの色や
表面状態を変え、使用する場所に最適なものに仕上げる
ことができる。
【0037】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
【0038】なお、下記例において、剛性(撓み量)は
下記方法により測定した。剛性試験方法 長さ250mm,幅250mmの大きさの繊維積層成形
体のサンプルを作り、図14(A),(B)に示すよう
に一辺の寸法が250mmの正方形で、厚さ25mm,
高さ50mmの角筒10の上に、繊維積層成形体のサン
プルを乗せ、この繊維積層成形体の中心に直径50mm
で重さ360gのおもりを乗せ、90℃のオーブンに1
時間放置し、その後、常温で1時間自然冷却させた後、
おもりを除去してから、1日放置後、繊維積層成形体の
中央部の撓み量を測定する。
【0039】また、下記の例で、使用フィルムは下記の
とおりである。使用フィルム (1)ZA31:ダイセル化学工業(株)製 ZA31の構成 ナイロン系ホットメルト接着層 20μm/変性オレフ
ィン層 20μm/ナイロン系ホットメルト接着層 2
0μm (2)PETフィルム:帝人(株)製 PETフィルムの構成 EEA 15μm/PE 15μm/PETフィルム
25μm/PE 15μm/EEA 15μm EEA:エチレン・エチルアクリレート共重合樹脂 PE:ポリエチレン
【0040】〔実施例1、比較例1〕下記サンプルA
(比較例1)及びサンプルB(実施例1)の繊維積層成
形体を作製し、その撓み量を測定した。結果を表1に示
す。
【0041】サンプルA 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
中間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルB 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材60mm(不織布目付150g/m2)/中
間層(目付450g/m2)/帯状補強材60mm(不
織布目付150g/m2)/表皮層2(目付150g/
2) 〔材質〕 表皮層1:3デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付150g/m2
厚さ1.5mmにしたもの 中間層:15デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付450g/m2
厚さ6mmにしたもの 表皮層2:15デニールのポリエステル繊維60%と4
デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカー
ディング、ニードルパンチ処理し、目付150g/
2,厚さ1.5mmにしたもの 帯状補強材:表皮層2と同じ
【0042】なお、帯状補強材は、図11に示すよう
に、長さ方向中央部に幅方向に沿って中間層の表裏両面
に積層した。
【0043】また、各層は、間にホットメルトフィルム
を介装し、180℃×1.5分間、圧縮プレスを用いて
加熱接合した。
【0044】
【表1】
【0045】〔実施例2〜4、比較例2〕下記サンプル
C〜Fの繊維積層成形体を作製し、その撓み量を測定し
た。結果を表2に示す。
【0046】サンプルC 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
中間層(目付400g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルD 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材A50mm(不織布目付400g/m2)/
中間層(目付400g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルE 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材B60mm(不織布目付150g/m2)/
中間層(目付400g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルF 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材C60mm(不織布目付100g/m2)/
中間層(目付400g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2) 〔材質〕 表皮層1:3デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付150g/m2
厚さ1.5mmにしたもの 中間層:15デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付400g/m2
厚さ6mmにしたもの 表皮層2:15デニールのポリエステル繊維60%と4
デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカー
ディング、ニードルパンチ処理し、目付150g/
2,厚さ1.5mmにしたもの 帯状補強材A:中間層と同じ 帯状補強材B:表皮層2と同じ 帯状補強材C:15デニールのポリエステル繊維60%
と4デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いて
カーディング、ニードルパンチ処理し、目付100g/
2,厚さ1.0mmにしたもの
【0047】なお、帯状補強材は、図11に示すように
積層したが、サンプルB(実施例1)と異なり、中間層
の表面に1層積層した。
【0048】また、各層は、間にホットメルトフィルム
を介装し、180℃×1.5分間、圧縮プレスを用いて
加熱接合した。
【0049】
【表2】
【0050】〔実施例5,6、比較例3〕下記サンプル
G〜Iの繊維積層成形体を作製し、その撓み量を測定し
た。結果を表3に示す。
【0051】サンプルG 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
裏面層(目付500g/m2サンプルH 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材A60mm(不織布目付150g/m2)/
裏面層(目付500g/m2サンプルI 表皮層1(目付150g/m2)/フィルムZA31/
帯状補強材B50mm(不織布目付400g/m2)/
裏面層(目付500g/m2) 〔材質〕 表皮層1:3デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付150g/m2
厚さ1.5mmにしたもの 裏面層:15デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付500g/m2
厚さ12.5mmにしたもの 帯状補強材A:15デニールのポリエステル繊維60%
と4デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いて
カーディング、ニードルパンチ処理し、目付150g/
2,厚さ1.5mmにしたもの 帯状補強材B:15デニールのポリエステル繊維60%
と4デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いて
カーディング、ニードルパンチ処理し、目付400g/
2,厚さ10mmにしたもの
【0052】なお、帯状補強材は、図11に示すよう
に、裏面層上の中央部に1層積層した。
【0053】また、各層は、間にホットメルトフィルム
を介装し、180℃×1.5分間、圧縮プレスを用いて
加熱接合した。
【0054】
【表3】
【0055】〔実施例7〜9、比較例4〕下記サンプル
J〜Mの繊維積層成形体を作製し、その撓み量を測定し
た。結果を表4に示す。
【0056】サンプルJ 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/中
間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付150g
/m2サンプルK 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/帯
状補強材60mm(不織布目付150g/m2)1本/
中間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルL 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/帯
状補強材60mm(不織布目付150g/m2)2本/
中間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付150
g/m2サンプルM 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/帯
状補強材60mm(不織布目付150g/m2)ラップ*
/中間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付15
0g/m2) *帯状補強材のラップは幅60mmを2本互いに20m
mラップさせる 〔材質〕 表皮層1:3デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付150g/m2
厚さ1.5mmにしたもの 中間層:15デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付450g/m2
厚さ6mmにしたもの 表皮層2:15デニールのポリエステル繊維60%と4
デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカー
ディング、ニードルパンチ処理し、目付150g/
2,厚さ1.5mmにしたもの 帯状補強材:表皮層2と同じ
【0057】なお、サンプルKは、図11に示すよう
に、帯状補強材を中間層上の中央部に1層積層した。サ
ンプルLは、図12に示すように、中間層上に2枚の帯
状補強材を互いに30mm離間させて積層した(中間層
の中央部30mmには帯状補強材が積層されていな
い)。サンプルMは、図13に示すように、2枚の帯状
補強材を中間層の中央部において20mmオーバーラッ
プするように中間層上に積層した。
【0058】また、各層は、間にホットメルトフィルム
を介装し、180℃×1.5分間、圧縮プレスを用いて
加熱接合した。
【0059】
【表4】
【0060】〔実施例10〜12〕下記サンプルN〜P
の繊維積層成形体を作製し、その撓み量を測定した。な
お、比較例としては、上記サンプルJを用いた。結果を
表5に示す。
【0061】サンプルJ 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/中
間層(目付450g/m2)/表皮層2(目付150g
/m2サンプルN 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/中
間層(目付450g/m2)/帯状補強材60mm(P
ETフィルム)1本/表皮層2(目付150g/m2サンプルO 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/中
間層(目付450g/m2)/帯状補強材60mm(P
ETフィルム)2本/表皮層2(目付150g/m2サンプルP 表皮層1(目付150g/m2)/PETフィルム/中
間層(目付450g/m2)/帯状補強材60mm(P
ETフィルム)ラップ*/表皮層2(目付150g/
2) *帯状補強材のラップは幅60mmを2本互いに20m
mラップさせる 〔材質〕 表皮層1:3デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付150g/m2
厚さ1.5mmにしたもの 中間層:15デニールのポリエステル繊維60%と4デ
ニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカーデ
ィング、ニードルパンチ処理し、目付450g/m2
厚さ6mmにしたもの 表皮層2:15デニールのポリエステル繊維60%と4
デニールの低融点ポリエステル繊維40%を用いてカー
ディング、ニードルパンチ処理し、目付150g/
2,厚さ1.5mmにしたもの 帯状補強材:EEA 15μm/PE 15μm/PE
Tフィルム 25μm/PE 15μm/EEA 15
μmで構成されたフィルム
【0062】なお、帯状補強材は表皮層2上に積層した
が、積層態様は、サンプルNは図11、サンプルOは図
12、サンプルPは図13に示すように積層した。
【0063】また、各層は、間にホットメルトフィルム
を介装し、180℃×1.5分間、圧縮プレスを用いて
加熱接合した。
【0064】
【表5】
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス繊維を使用せ
ず、有機繊維不織布のみを用いて軽量かつ高剛性、高強
度で、リサイクルが容易にできる繊維積層成形体を得る
ことができ、このため自動車内装材、建築用内装材など
として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図5】本発明の第5実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図6】本発明の第6実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図7】本発明の第7実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図8】本発明の第8実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図9】本発明の第9実施例に係る繊維積層成形体の断
面図である。
【図10】本発明の第10実施例に係る繊維積層成形体
の断面図である。
【図11】帯状補強材の配設態様の一例を説明する平面
図である。
【図12】帯状補強材の配設態様の他の例を説明する平
面図である。
【図13】帯状補強材の配設態様の別の例を説明する平
面図である。
【図14】繊維積層成形体の剛性測定に用いた角筒を示
し、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
A 繊維積層成形体 1 芯材不織布層 2 表皮不織布層 3 表皮不織布層 4 有機樹脂フィルム 5 有機樹脂フィルム 6 表皮不織布層 7 表皮不織布層 8 化粧材 20 帯状補強材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機繊維不織布からなる芯材不織布層の
    片面又は両面にこの芯材不織布層と密度の異なる有機繊
    維不織布又は有機樹脂フィルムを積層してなる繊維積層
    成形体であって、帯状補強材を配設してなることを特徴
    とする繊維積層成形体。
  2. 【請求項2】 帯状補強材を成形体の長さ方向中央部に
    幅方向に沿って配設した請求項1記載の成形体。
  3. 【請求項3】 帯状補強材を複数枚配設した請求項1又
    は2記載の成形体。
  4. 【請求項4】 2枚の帯状補強材を成形体の長さ方向中
    央部において互いに一部がオーバーラップするように配
    設した請求項3記載の成形体。
  5. 【請求項5】 2枚の帯状補強材を成形体の長さ方向中
    央部を隔ててその両側に配設した請求項3記載の成形
    体。
  6. 【請求項6】 帯状補強材が有機繊維の織布、不織布又
    は有機樹脂フィルムにて形成された請求項1乃至5のい
    ずれか1項記載の成形体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11240088A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Bridgestone Corp 繊維積層成形体
JP2000318031A (ja) * 1999-05-14 2000-11-21 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車の室内天井材及びその成形方法
JP2007030297A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Teijin Fibers Ltd 車両内装材および天井材
KR101484818B1 (ko) * 2011-10-14 2015-01-20 도요다 보쇼꾸 가부시키가이샤 섬유 기재 및 이것을 사용한 내장재
JP2018500204A (ja) * 2014-12-05 2018-01-11 コンパニ・プラステイツク・オムニウム 強化熱可塑性素材製の動力車の部品の製造方法

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