JP2000210428A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2000210428A
JP2000210428A JP11017347A JP1734799A JP2000210428A JP 2000210428 A JP2000210428 A JP 2000210428A JP 11017347 A JP11017347 A JP 11017347A JP 1734799 A JP1734799 A JP 1734799A JP 2000210428 A JP2000210428 A JP 2000210428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
special symbol
symbol
symbols
fluctuation
reach
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11017347A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Katsuhiko Hayashi
勝彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP11017347A priority Critical patent/JP2000210428A/ja
Publication of JP2000210428A publication Critical patent/JP2000210428A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動について躍動感を増やして、遊技者
が図柄を見て楽しみながら遊技することを維持できるよ
うにする。 【解決手段】 パチンコ機等の遊技機に関し、特別図柄
表示器等の表示部において、左特別図柄72,中特別図
柄74,右特別図柄76(少なくとも二つの図柄)は所
定位置を基準に正逆変動を行い、その正逆変動は左特別
図柄72,右特別図柄76(一部の図柄)と中特別図柄
74(他の図柄)とを互いに逆方向に変動を行う。中特
別図柄のみが正逆変動した従来のパチンコ機に対して、
本発明の遊技機では左特別図柄72,中特別図柄74,
右特別図柄76が正逆変動するので、図柄変動について
躍動感が増える。そのため、遊技者は躍動感が増えた図
柄変動を見て楽しみながら遊技することを維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を表示
可能な表示部を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール機等のよう
な遊技機の多くは、遊技球が所定領域に入賞したり通過
すると、表示部に相当する特別図柄表示器に複数の特別
図柄(例えば左特別図柄,中特別図柄,右特別図柄の三
つの図柄)を変動させ始める。このような図柄の変動状
態を「図柄変動」と呼ぶ。なお所定領域としては、例え
ば始動口等がある。そして、図柄変動を始めてからしば
らくした後、左特別図柄と右図特別柄とを停止して表示
し、中特別図柄を変動し続ける。もし、停止した左特別
図柄と右特別図柄とが同じ図柄ならば、「リーチ」とし
てアニメーションを表示したり、中特別図柄の変動速度
を変化させる等のような表示を行う。このようにリーチ
に達してから特別図柄表示器で行う図柄変動等の表示を
「リーチアクション」と呼ぶ。リーチアクションを終え
ると、変動し続けている中特別図柄を停止させる。こう
して、特別図柄表示器には全ての特別図柄が停止して表
示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊技機の中に
は、特別図柄表示器の画面中央を通る水平線を中心に中
特別図柄のみを上下方向に半図柄分だけ揺れ動かす変動
(すなわち正逆変動)を繰り返すリーチアクションを行
う遊技機があった。当該遊技機では中特別図柄のみが正
逆変動し、左特別図柄および右特別図柄は停止してい
る。そのため、遊技者は次第に見飽きてしまい、特別図
柄表示器に表示される特別図柄を見て楽しみながら遊技
することが次第にできなくなる。本発明はこのような点
に鑑みてなされたものであり、図柄変動について躍動感
を増やして、遊技者が図柄を見て楽しみながら遊技する
ことを維持できる遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段1】課題を解決するための
手段1は、請求項1に記載した通りである。ここで、請
求項1に記載した用語については以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「少なくとも二つの図柄」は「複数の図柄」の一
部であってもよく、全部であってもよい。例えば「複数
の図柄」を三つの図柄とするとき、「少なくとも二つの
図柄」は当該三つの図柄のうち二つの図柄であってもよ
く、三つの図柄全てであってもよい。 (2)「表示部」は一つの図柄表示器のみならず、複数
の図柄表示器をも含む。そのため、「表示部に複数の図
柄を表示する」という場合には、一つの図柄表示器で全
ての図柄を表示する態様と、複数の図柄表示器に複数の
図柄を振り分けてそれぞれ表示する態様とがある。 (3)「図柄」には特別図柄のみならず、普通図柄やチ
ャンス図柄等のように遊技に関係して表示部に表示する
全ての図柄を含む。 (4)「揺れ動かす正逆変動」はある方向の変動とその
逆方向の変動とを組み合わせた往復変動であり、表示部
の所定位置を基準に行う。当該方向には、例えば上下方
向,左右方向,斜め方向,前後方向,回転(回動)方向
等がある。
【0005】当該手段1によれば、複数の図柄のうち少
なくとも二つの図柄は表示部の所定位置を基準に正逆変
動を行い、その正逆変動は少なくとも二つの図柄のうち
一部の図柄と他の図柄とを互いに逆方向に変動を行う。
中特別図柄のみが正逆変動した従来の遊技機に対して本
発明の遊技機は少なくとも二つの図柄が正逆変動する今
までにない新しい変動態様であり、図柄変動について躍
動感が増える。そのため、遊技者は躍動感が増えた図柄
変動を見て楽しみながら遊技することを維持できる。
【0006】
【課題を解決するための手段2】課題を解決するための
手段2は、請求項2に記載した通りである。ここで、請
求項2に記載した用語「図柄の変動を停止」は図柄が完
全に停止する状態のみならず、所定の方向に所定の範囲
で往復して動く状態を含むと解釈する。例えば、図柄が
わずかに(あるいは1図柄分未満で)上下方向に動く場
合も、ここにいう「停止」に含まれる。当該解釈は他の
請求項および発明の詳細な説明についても同様である。
【0007】当該手段2によれば、リーチになってから
図柄の変動を停止するまでの期間中には少なくとも二つ
の図柄が正逆変動するので、リーチアクションについて
躍動感が増える。そのため、遊技者は躍動感が増えたリ
ーチアクションを見て楽しみながら遊技することを維持
できる。
【0008】
【課題を解決するための手段3】課題を解決するための
手段3は、請求項3に記載した通りである。ここで、請
求項3に記載した用語については、以下のように解釈す
る。当該解釈は他の請求項および発明の詳細な説明につ
いても同様である。 (1)「所要の条件」は遊技機の種類,日時,遊技状態
等に応じて適切に定める条件であって、当該条件は固定
してもよく変化させてもよい。例えば、遊技球が所定領
域に入賞または通過することや、大当たりしたときの特
別図柄が特定図柄であること等のような条件がある。 (2)「正逆変動の態様」には、例えば正逆変動の期間
(開始時期や終了時期),正逆変動の方向,正逆変動を
行う図柄,正逆変動を行う確率等のように、正逆変動に
関する全ての態様を含む。
【0009】当該手段3によれば、所要の条件が成立す
ると正逆変動の態様が変化してゆくので、正逆変動の態
様が多様化する。そのため、遊技者は多様化した図柄の
正逆変動を見て楽しみながら遊技することを維持でき
る。
【0010】
【課題を解決するための手段4】課題を解決するための
手段4は、請求項4に記載した通りである。当該手段4
によれば、停止した図柄のうち少なくとも一つの図柄が
リーチになってから再び変動するので、図柄変動につい
て躍動感が増える。そのため、遊技者はリーチになって
から躍動感が増える図柄変動を見て楽しみながら遊技す
ることを維持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明における実施の形態
を図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕まず、実施の形態1は本発明を第1種
パチンコ機に適用したものであって、図1〜図5を参照
しながら説明する。この実施の形態1は、リーチアクシ
ョンとして少なくとも二つの図柄について正逆変動を行
う態様である。ここで図1には、第1種パチンコ機の外
観を正面図で示す。図2には複合装置を正面図で示す。
図3には制御部の構成をブロック図で示す。図4には入
力処理回路の具体的な構成例を示す。図5にはメイン処
理の内容を、図6には割込処理の内容をそれぞれフロー
チャートで示す。
【0012】まず図1において、パチンコ機10の遊技
盤面12上には、複合装置14,第1種始動口30,大
入賞口34,下部始動口62,一般の入賞口等を適宜に
配置している。第1種始動口30は始動口センサ56を
有し、パチンコ球が入賞すると通常の入賞口と同様に賞
球(賞品球)を払い出す。中ゲート32にはゲートセン
サ54が設けられ、パチンコ球が通過しても賞球を払い
出さない。大入賞口34には蓋66が備えられ、この蓋
66はソレノイド50によって開閉される。また、大入
賞口34はVゾーン52を有し、そのVゾーン52はV
ゾーンセンサ48を有する。大入賞口開放期間内にパチ
ンコ球がVゾーン52に入賞すると、大当たり遊技状態
を所要回数(例えば16回)内で継続することができ
る。当該大入賞口開放期間としては、例えば大入賞口3
4にパチンコ球が10個入賞するか、開放してから30
秒間を経過するまでのいずれか早いほうが該当する。さ
らに蓋66の下部には、第1種始動口30と同等の機能
を備えた下部始動口62を有する。この下部始動口62
には、始動口センサ56と同様の始動口センサ60を有
する。ここで、始動口センサ56,60は、それぞれの
始動口に入賞したパチンコ球を検出する。Vゾーンセン
サ48はVゾーン52に入賞したパチンコ球を検出す
る。ゲートセンサ54は中ゲート32を通過したパチン
コ球を検出する。なお上記ゲートセンサ54、始動口セ
ンサ56,60、Vゾーンセンサ48は、例えば近接セ
ンサやマイクロスイッチ,光センサ(発光体と受光体)
等を用いる。
【0013】図2に示す複合装置14には、天入賞口1
4a、普通図柄用の保留球ランプ20、特別図柄表示器
22、特別図柄用の保留球ランプ28等が設けられてい
る。天入賞口14aは一般の入賞口の一つである。保留
球ランプ20は特別図柄表示器22の上方にほぼ水平状
に並べて設けた複数個(例えば4個)のLEDであり、
普通図柄の図柄変動中に中ゲート32を通過したパチン
コ球の個数を表示する。保留球ランプ28は特別図柄表
示器22の下方にほぼ水平状に並べて設けた複数個(例
えば4個)のLEDであり、特別図柄の図柄変動中に第
1種始動口30に入賞したパチンコ球の個数を表示す
る。その他、複合装置14にはランプ等の発光体や装飾
板等を有し、装飾効果を発揮させて遊技者の目を楽しま
せる。
【0014】特別図柄表示器22は表示部に相当し、例
えば液晶表示器を用いる。当該特別図柄表示器22に
は、図2に示す特別図柄,チャンス図柄,背景図柄等を
表示する。特別図柄には例えば左特別図柄72,中特別
図柄74,右特別図柄76があり、大当たりか否かを判
別するために用いる。以下の説明において単に「特別図
柄」という場合には左特別図柄72,中特別図柄74,
右特別図柄76の三つの図柄を意味する。特別図柄とし
て用いる図柄は、文字(英数字や漢字等),記号,図
形,絵柄等がある。チャンス図柄(第4図柄)には例え
ば左チャンス図柄70,右チャンス図柄78があり、大
当たりによる特典以外の特典(以下「付加特典」と呼
ぶ。)を決定するために用いる。チャンス図柄は所定の
図柄を複数の色彩で変化させる。所定の図柄としては例
えば2個の「☆」を線で囲んだ図形があり、複数の色彩
としては例えば赤色,青色,黄色,緑色の4色がある。
以下の説明において単に「チャンス図柄」という場合に
は左チャンス図柄70,右チャンス図柄78の二つの図
柄を意味する。当該チャンス図柄は例えば大当たりにな
った後の適当な時期に変動が始まり、その後に停止す
る。付加特典には、例えば特別図柄による大当たりや普
通図柄による当たりの確率を変更する「確率変動」、特
別図柄や普通図柄の変動期間を短縮する「時短」、当該
時短を行う回数である「時短回数」等がある。背景図柄
は特別図柄,チャンス図柄の背景として表示する図柄で
あって、例えば動画(映像,アニメーション等)や静止
画等がある。なお特別図柄表示器22は液晶表示器以外
に、CRT,LED表示器,プラズマ表示器等のように
特別図柄等が表示可能な表示器を用いてもよい。
【0015】図1に戻って遊技盤面12には1個または
複数個の装飾ゲートを有し、この例では左ゲート57,
右ゲート24を有する。装飾ゲートは上記中ゲート32
と異なり、パチンコ球の通過を検出するゲートセンサを
有しない。右ゲート24は普通図柄表示器26を有する
が、左ゲート57は普通図柄表示器26を有しない。普
通図柄表示器26は1個または複数個(この例では2
個)のLEDを有し、当該LEDの点灯・消灯が普通図
柄となる。普通図柄は上記中ゲート32にパチンコ球が
通過したときに点滅が始まり、その後に各LEDについ
てそれぞれ点灯・消灯する。そして、LEDの点灯・消
灯の態様に応じて(例えば2個のLEDのうち右側のL
EDが点灯すると)、下部始動口62の蓋を一定期間
(例えば4秒間)だけ開ける。なお普通図柄表示器26
には、液晶表示器,CRT,LED表示器,プラズマ表
示器等のように普通図柄が表示可能な他の表示器を用い
てもよい。この場合には、普通図柄として例えば英数字
や記号等を用いることができる。さらには、普通図柄と
特別図柄とを同じ表示器(例えば特別図柄表示器22)
に表示するようにしてもよい。
【0016】遊技盤面12以外では、賞球を含むパチン
コ球を一時的に貯留する下皿40、タバコの吸い殻を入
れる灰皿42、効果音や音楽等を出すスピーカ44、遊
技者の手がハンドル36に触れているか否かを検出する
タッチセンサ38、ガラス枠18の開放を検出する金枠
センサ58等が設けられている。スピーカ44は賞球の
受皿である上皿46の内部に設けられ、タッチセンサ3
8や金枠センサ58はそれぞれ所要の位置に設ける。ま
た、ランプ類16には電球やLED等の表示体を用いて
おり、図示した位置には限らずパチンコ機10の遊技内
容等に合わせて適切な位置に配置する。
【0017】次に、パチンコ機10によるパチンコ遊技
を実現するメイン制御部100について、図3を参照し
ながら説明する。このメイン制御部100はパチンコ機
10の背面側に設けられ、CPU(プロセッサ)11
0,ROM102,RAM104,入力処理回路10
6,出力処理回路112,表示制御回路114,通信制
御回路116等を有する。CPU110は、ROM10
2に格納されている遊技制御プログラムを実行してパチ
ンコ機10を制御する。上記遊技制御プログラムには、
後述する第1種始動口処理や図柄変動処理,変動表示処
理,リーチ処理等を実現するためのプログラムが含まれ
る。このROM102はEPROMを用いるが、EEP
ROMやフラッシュメモリ等を用いてもよい。RAM1
04には、保留球数,大当たり判定用乱数RA等の各種
乱数,停止時の特別図柄等のような各種データあるいは
入出力信号を格納する。このRAM104にはDRAM
を用いるが、SRAMやフラッシュメモリ等の不揮発性
メモリを用いてもよい。
【0018】入力処理回路106は、ゲートセンサ5
4、始動口センサ56,60、Vゾーンセンサ48ある
いは他のセンサ等から送られたそれぞれの信号を受け
て、メイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変
換し、バス108を介してCPU110やRAM104
にデータ等を送る。出力処理回路112はCPU110
からバス108を介して送られた作動データを受けて、
ソレノイド50等のようにパチンコ機10に備えられて
いる各種の作動装置を作動させる。表示制御回路114
はCPU110からバス108を介して送られた表示デ
ータを受けて、特別図柄表示器22に対して文字,図
柄,画像等を表示するための制御を行う。なお表示制御
回路114は、保留球ランプ20,28に保留球数(例
えば、0≦保留球数≦4)に応じた個数のランプを表示
し、ランプ類16を適宜に点灯(点滅を含む)させる等
の表示制御をも行う。通信制御回路116は、枠制御部
200(あるいはホールコンピュータ300)との間に
おいてデータを送受信するための回路である。枠制御部
200はメイン制御部100と同様にCPUを中心に構
成されており、その構成は公知であるので詳細な説明を
省略する。なお枠制御部200は、パチンコ遊技を行う
ために必要なパチンコ球の発射や賞球の払い出し等を制
御し、効果音や音楽等をスピーカ44から出し、あるい
は金枠センサ58による扉開放の検査等を所定のタイミ
ングで行う。また、ホールコンピュータ300はホール
(遊技場)を運営するために用いられ、パチンコ機,ス
ロットマシン,貸出機,照明機器等の装置や機器を総括
して制御する。上記各構成要素は、いずれもバス108
に互いに結合されている。
【0019】次に、上記構成をなすパチンコ機10にお
いて本発明を実現するための処理手順について、図4〜
図7にそれぞれ示すフローチャートを参照しながら説明
する。これらの図に示す処理手順は、いずれも図3に示
すメイン制御部100においてROM102に格納され
ている遊技制御プログラムをCPU110が適当なタイ
ミングで実行することによって実現される。なお単に
「保留球数」という場合には、特別図柄表示器22に特
別図柄が変動して表示されている間に第1種始動口30
に入賞したパチンコ球の数を意味する。また、「加算す
る」という場合には、通常は1だけ保留球数を増やすこ
とを意味するが、遊技状態等に応じて適宜に2以上ずつ
増やす場合を含む。これに対して「減算する」という場
合には、保留球数を減らす点を除いては加算する場合と
同様である。さらに、第1種始動口30の入賞と下部始
動口62の入賞とは同様に作動するので、説明を簡単に
するために第1種始動口30の入賞について説明する。
【0020】まず、図4に示す第1種始動口処理は、第
1種始動口30に対するパチンコ球の入賞判別を行う。
すなわち、第1種始動口30にパチンコ球が入賞したか
否かを判別する〔ステップS10〕。具体的には、図3
において始動口センサ56から検出信号が出力された場
合には入賞した(YES)と判別し、検出信号が出力さ
れなければ入賞しない(NO)と判別する。そして、第
1種始動口30にパチンコ球が入賞したときには、保留
球数が上限値(例えば4)に達しているか否かを判別す
る〔ステップS12〕。保留球数が上限値に達していな
ければ(NO)、その保留球数を加算する〔ステップS
14〕。この加算に伴って表示制御回路114に表示デ
ータを出力し、保留球ランプ28で点灯するLEDの個
数を変える。その後、各種乱数の読み込みと記憶を行い
〔ステップS16〕、第1種始動口処理を終了する。な
お第1種始動口30にパチンコ球が入賞していない場合
(ステップS10のNO)や、保留球数が上限値に達し
ている場合(ステップS12のNO)には、何もせずに
そのまま第1種始動口処理を終了する。
【0021】ここで、各種乱数には大当たり判定用乱数
RA,大当たり図柄用乱数RB,リーチパターン乱数R
C,確率変動用乱数RDがある。大当たり判定用乱数R
Aは、大当たりか否かを判別するための乱数である。大
当たり図柄用乱数RBは、大当たり判定用乱数RAによ
って大当たりと判別された場合において、特別図柄表示
器22に停止して表示する特別図柄を特定するための乱
数である。リーチパターン乱数RCは、特別図柄表示器
22に表示されている特別図柄によってリーチになった
後、残りの特別図柄が停止するまでの表示パターンを特
定するための乱数である。「リーチ状態」とは、未だに
変動している残りの特別図柄を除き、他の特別図柄が大
当たり図柄と一致している状態を意味する。確率変動用
乱数RDは大当たりになった後に大当たりになる確率を
変更するか否かを判別するための乱数である。
【0022】次に、図5に示す図柄変動処理では、特別
図柄表示器22に特別図柄を変動して表示する。まず、
保留球数が正数(保留球数>0)か否かを判別する〔ス
テップS20〕。保留球数が正数ならば(YES)、上
記ステップS16で記憶した大当たり判定用乱数RAを
読み込むとともに〔ステップS22〕、次回の処理に備
えて保留球数を減算する〔ステップS24〕。そして、
変動表示処理を行う〔ステップS26〕。この変動表示
処理の具体的な処理手順について、図6を参照しながら
説明する。
【0023】図6に示す変動表示処理では、まず「大当
たり」か否かを判別する〔ステップS40〕。具体的に
は、上記ステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱
数RAが大当たり値と一致したか否かによって判別す
る。大当たり値は通常は1個であるが、遊技状態(例え
ば確率変動時)等によっては複数個としてもよい。も
し、「大当たり」ならば(YES)、図4のステップS
16で記憶した大当たり図柄用乱数RBを読み込み〔ス
テップS42〕、特別図柄を変動させ始めるべくステッ
プS44に進む。当該大当たり図柄用乱数RBによっ
て、最終的に停止して確定する予定の図柄(以下「停止
予定図柄」と呼ぶ。)を決定する。一方、ステップS4
0で「はずれ」と判別されたならば(NO)、はずれ図
柄を特別図柄表示器22に表示するため、はずれ図柄デ
ータをRAM104から読み込む〔ステップS60〕。
その後、当該はずれ図柄データにリーチ図柄を含むか否
かを判別する〔ステップS62〕。「リーチ図柄」と
は、リーチになったときに停止して表示されている図柄
である。ステップS62を実行するのは、最終的には
「はずれ」になるが、途中でリーチになる態様である。
もし、リーチ図柄を含むならば(YES)、ステップS
44に進む。一方、リーチ図柄を含まないならば(N
O)、ステップS64に進む。
【0024】そして、特別図柄を変動し始めた後〔ステ
ップS44〕、リーチ処理を行う〔ステップS46〕。
このリーチ処理の具体的な処理手順について、図7を参
照しながら説明する。図7において、まず図4のステッ
プS16で記憶したリーチパターン乱数RCを読み込み
〔ステップS70〕、リーチパターンを決定する〔ステ
ップS72〕。リーチパターンは、図6のステップS4
2またはステップS60で決定した停止予定図柄と、図
7のステップS70で読み込んだリーチパターン乱数R
Cとに基づいて表1に従って決定する。通常のリーチで
は、左特別図柄72と右特別図柄76とは同じ図柄(す
なわちリーチ図柄)である。そして、当該リーチ図柄か
らみて中特別図柄74の図柄のずれ(以下「図柄の関
係」と呼ぶ。)によって、2図柄前,1図柄前,同一図
柄,1図柄後,2図柄後,他の図柄(例えば3図柄前
等)がある。例えば、リーチ図柄が図柄「7」であると
きに中特別図柄74が図柄「6」であれば、リーチ図柄
からみて中特別図柄74は「1図柄前」となる。表1に
は図柄の関係と、0から10までのいずれかの数値を取
り得るリーチパターン乱数RCとの設定例を示す。
【0025】
【表1】
【0026】上記表1には、6つのリーチパターンα,
β,γ,δ,ε,ζが設定されている。例えば特別図柄
の正逆変動を行うリーチパターンをリーチパターンγと
すると、2図柄前,1図柄前,同一図柄,1図柄後,2
図柄後のいずれかで特別図柄の正逆変動行われることに
なる。ここで、リーチパターンα,β,γ,δ,ε,ζ
について各表示内容の概要の一例を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】なお所要の条件が成立すると、上記表1に
おけるリーチパターンα,β,γ,δ,ε,ζの位置や
個数を変更して(変化させて)もよい。そのため、遊技
者は大当たりになる期待感を特別図柄の全てが停止する
まで維持することができる。同様に所要の条件が成立す
ると、正逆変動の期間(開始時期や終了時期),正逆変
動の方向,正逆変動を行う図柄等を変更して(変化させ
て)もよい。こうすれば正逆変動の態様が変化してゆく
ので、遊技者は正逆変動が行われたことによって大当た
りになるか否かがわからなくなる。したがって、遊技者
は大当たりになる期待感を持って遊技することができ
る。
【0029】次にステップS72で決定したリーチパタ
ーンに基づいて、特別図柄表示器22にリーチになった
ことを表示する〔ステップS74〕。なおリーチになっ
たときには、2番目の図柄が停止する際に遊技者にリー
チを認識させるための表示をあわせて行なってもよい。
リーチを認識させるための表示としては、例えば「リー
チ」の文字を表示したり、所定のアニメーションを表示
したり、あるいは画面22aを数回フラッシュさせる等
がある。
【0030】そして、正逆変動を行うリーチパターンか
否かを判別する〔ステップS78〕。もし正逆変動を行
うリーチパターンならば(YES)、特別図柄の変動を
一時的に停止させるとともに、当該特別図柄の表示位置
を半図柄分だけ下方向(または上方向)に移動させる
〔ステップS80〕。当該ステップS80の実行によっ
て、例えば画面22aの中央部を通る水平線を基準とす
る(図示せず)。その後、特別図柄の正逆変動を行う
〔ステップS84〕。当該正逆変動はリーチ変動期間
(例えば15秒間)を経過するまで繰り返し行う〔ステ
ップS86〕。そして、リーチ変動期間を経過すると
(ステップS86のYES)、特別図柄の表示位置を半
図柄分だけ上方向(または下方向)に移動させて元に戻
した後〔ステップS88〕、リーチ処理を終了する。一
方、正逆変動を行わないリーチパターンならば(ステッ
プS78のNO)、ステップS72で決定したリーチパ
ターンに従って図柄変動を行い〔ステップS82〕、リ
ーチ処理を終了する。
【0031】こうしてリーチ処理を終えて図6に戻り、
特別図柄を停止させる〔ステップS47〕。具体的に
は、リーチになってから再び変動させた左特別図柄7
2,右特別図柄76と、一時的に停止することなく変動
していた右特別図柄76とを全て停止して表示する。こ
こで、ステップS62でリーチ図柄でないときは(N
O)、ステップS44と同様に特別図柄を変動し始め
〔ステップS64〕、はずれ図柄の表示パターンに基づ
いて変動表示し〔ステップS66〕、その後に特別図柄
を停止させる〔ステップS48〕。そして、確率変動か
否かを判別し〔ステップS50〕、確率変動ならば確率
変動処理を行なった後〔ステップS52〕、変動表示処
理を終了する。確率変動か否かは、図4のステップS1
6で記憶した確率変動用乱数RDが所定値と一致してい
るか否か、あるいは画面22aに実際に停止して表示さ
れた特別図柄とチャンス図柄とが所定の組み合わせで表
示されたか否か等によって行う。所定の組み合わせとし
ては、例えば特別図柄が「777」であり、チャンス図
柄が青色という場合である。確率変動処理の具体的な処
理内容については、既に周知の処理と同様であるので説
明を省略する。なお確率変動処理が実行されると、今回
の大当たり遊技終了後から次回の大当たりになるまで、
特別図柄による大当たりおよび/または普通図柄による
当たりになる確率が高まるとともに、特別図柄および/
または普通図柄の変動期間が短縮される。一方、確率変
動でなければ(ステップS50のNO)、何もせずにそ
のまま変動表示処理を終了する。
【0032】さらに特別図柄の変動表示処理を終えて図
5に戻り、最終的に確定して特別図柄表示器22の画面
22aに表示された特別図柄が大当たり図柄と一致する
か否かを判別する〔ステップS28〕。図6に示すステ
ップS40でも大当たりか否かを判別しているが、この
判別はステップS22で読み込んだ大当たり判定用乱数
RAに基づいて行なっている。しかし、ステップS26
の変動表示処理を実行している際などで外来ノイズ等の
影響を受け、予定していた大当たり表示となるものがは
ずれ表示になることもある。したがって、パチンコ遊技
の混乱を防止するため、画面22aに表示された特別図
柄を優先して大当たりか否かの判別を行うものである。
もし、特別図柄が当たり図柄と一致するならば(YE
S)、「大当たり」として大当たり処理を行い〔ステッ
プS30〕、図柄変動処理を終了する。大当たり処理
は、例えば大入賞口34の蓋66を一定期間(例えば3
0秒間)だけ開放し、入賞したパチンコ球の数に応じて
賞球を払い出す等の処理である。一方、特別図柄が当た
り図柄と一致しないならば(NO)、「はずれ」として
はずれ処理を行い〔ステップS32〕、図柄変動処理を
終了する。なおはずれ処理の具体的な処理内容について
は、既に周知の処理と同様であるので説明を省略する。
【0033】次に、上記図4〜図7に示すフローチャー
トを実行することによって特別図柄表示器22に表示す
る態様について、図8〜図11を参照しながら説明す
る。図8〜図11にはいずれも画面に表示された特別図
柄の一例を示す。まず、正逆変動を伴うリーチ処理を実
行するケースについて説明する。図6のステップS4
4,S64を実行すると、図8(A)に示すように特別
図柄(左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄7
6)とチャンス図柄(左チャンス図柄70,右特別図柄
76)とをほぼ一斉に変動させ始める。そして、図8
(B)に示すように左特別図柄72が最初に停止し、図
8(C)に示すように右特別図柄76が2番目に停止す
る。この例では左特別図柄72と右特別図柄76がとも
に図柄「7」で同じなので図7のステップS74を実行
し、リーチとなる。リーチとなった後は図7のステップ
S80を実行して中特別図柄74を一時停止させ、画面
22aの中央部を通る水平線が基準となるように特別図
柄を移動させる。図9(A)に示す例では特別図柄を全
て半図柄分だけ図面下方向に移動させているので、移動
後は図9(B)に示すような配置になる。
【0034】正逆変動では、図9(B)に示す左特別図
柄72,右特別図柄76と中特別図柄74とを矢印に沿
って互いに逆方向に半図柄分だけ変動させると、変動後
は図9(C)に示すような配置になる。さらに、図9
(C)に示す左特別図柄72,右特別図柄76と中特別
図柄74とを矢印に沿って互いに逆方向に半図柄分だけ
変動させると、変動後は図10(A)に示すような配置
になる。さらに、図10(A)に示す左特別図柄72,
右特別図柄76と中特別図柄74とを矢印に沿って互い
に逆方向に半図柄分だけ変動させると、変動後は図10
(B)に示すような配置になる。当該正逆変動はリーチ
変動期間を経過するまで、図9(B)→図9(C)→図
10(A)→図10(B)の順番で繰り返す。こうし
て、ある方向の変動とその逆方向の変動とを組み合わせ
た正逆変動が実現される。
【0035】なお、正逆変動を行う際の変動方向は上記
の例では一定である。この形態に代えて、大当たりした
ときの特別図柄が特定図柄(例えば図柄「777」)で
あったとき等のように、所要の条件が成立すると変動方
向を変化させてもよい。例えば図10(B)→図10
(A)→図9(C)→図9(B)の順番で、各図に示す
矢印とは逆方向に変動する態様を繰り返す。さらには、
任意のタイミングで変動方向を変化させてもよい。こう
すれば正逆変動の態様が変化してゆくので、遊技者は多
様化した図柄の正逆変動を見て楽しみながら遊技するこ
とを維持できる。上記所要の条件は、他に遊技球が所定
領域に入賞または通過することや、大当たり遊技とは異
なる遊技の結果等のように、遊技機の種類,日時,遊技
状態等に応じて適切に定めればよい。
【0036】リーチ変動期間を経過した後は図7のステ
ップS88を実行し、半図柄分だけ移動させていた特別
図柄を全てもとの位置に戻す。上記の例では、図9
(A)に示す矢印とは反対方向(図面上方向)に移動さ
せる。そして、図6のステップS48を実行し、画面2
2aには最終的に確定した大当たり図柄またははずれ図
柄を表示する。大当たり図柄は例えば図10(C)に示
すような図柄「777」であり、中央部の特別図柄のみ
を表示する。はずれ図柄は例えば図11(A)に示す左
特別図柄72,右特別図柄76と中特別図柄74とを矢
印に沿って互いに逆方向に半図柄分だけ変動させて図1
1(B)に示すような配置にし、最後に図10(C)に
示すように中央部の特別図柄のみを表示する。なお、図
11(A)に示す特別図柄を全て半図柄分だけ図面下方
向に移動させて「878」としたり、半図柄分だけ図面
上方向に移動させて「767」としてもよい。上述した
ように正逆変動を始める前には図柄「767」で一時的
に停止しリーチになっても、その後の正逆変動によって
最終的に確定する特別図柄は図柄「777」,「86
8」,「878」,「767」等になる。そのため、結
果的には左特別図柄72,右特別図柄76と中特別図柄
74とが2図柄ずれていても、大当たりになる可能性が
ある。さらには、確率変動になる可能性もある。したが
って、遊技者は2図柄ずれてリーチになった場合でも、
大当たりや確率変動になるかもしれいないという緊迫感
を持って遊技することができる。
【0037】上記実施の形態1によれば請求項1に対応
し、特別図柄表示器22(表示部)において、左特別図
柄72,中特別図柄74,右特別図柄76(少なくとも
二つの図柄)は画面22aの中央部を通る水平線を基準
に正逆変動を行い、その正逆変動は左特別図柄72,右
特別図柄76(一部の図柄)と中特別図柄74(他の図
柄)とを互いに逆方向に変動を行う。中特別図柄のみが
正逆変動した従来のパチンコ機に対して、本発明のパチ
ンコ機10(遊技機)は左特別図柄72,中特別図柄7
4,右特別図柄76が正逆変動する今までにない新しい
変動態様であり、特別図柄の図柄変動について躍動感が
増える。そのため、遊技者は躍動感が増えた図柄変動を
見て楽しみながら遊技することを維持できる。また請求
項2に対応し、リーチになってから図柄の変動を停止す
るまでの期間中(図7のステップS80〜S88)には
左特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76が正
逆変動するので、リーチアクションについて躍動感が増
える。そのため、遊技者は躍動感が増えたリーチアクシ
ョンを見て楽しみながら遊技することを維持できる。
【0038】さらに請求項3に対応し、所要の条件が成
立すると正逆変動の態様が変化してゆくので、正逆変動
の態様が多様化する。そのため、遊技者は多様化した図
柄の正逆変動を見て楽しみながら遊技することを維持で
きる。そして請求項4に対応し、リーチになると左特別
図柄72,右特別図柄76(少なくとも一つの図柄)は
一旦停止するが、リーチになってから再び変動する(図
7のステップS84)ので、図柄変動について躍動感が
増える。そのため、遊技者はリーチになってから躍動感
が増える図柄変動を見て楽しみながら遊技することを維
持できる。
【0039】それから付随的な効果として、以下に示す
効果を得ることもできる。 (1)従来のパチンコ機の中には停止した左特別図柄7
2,右特別図柄73の内容によって、遊技者に与えられ
る特典の内容が分かってしまうことがある。この場合、
遊技者は特典を期待する期待感をリーチに達するまでし
か持てない。しかし、本発明のパチンコ機10ではリー
チになると左特別図柄72,右特別図柄73が再び変動
(正逆変動)することがある。そのため、遊技者は左特
別図柄72,右特別図柄73が再び停止するまでは特典
を期待する期待感を維持することができる。したがっ
て、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。 (2)特別図柄とチャンス図柄との組み合わせによって
確率変動になるか否かを決定する場合には、通常は当該
組み合わせを遊技者は知らない。そのため、確率変動に
なるか否かは大当たり遊技終了後になって初めて分か
る。したがって、遊技者は少なくとも大当たり遊技終了
までは確率変動になるかもしれないという期待感を持っ
て遊技することができる。 (3)正逆変動によって最終的に確定する図柄を、リー
チの際に画面22aに表示された図柄に制限してもよ
い。例えば図9(A)に示す例では、左特別図柄72,
右特別図柄76として半分切れかかって見える上段の図
柄「8」,中段の図柄「7」,半分切れかかって見える
下段の図柄「6」に制限する。同様に、中特別図柄74
は図柄「7」,「6」,「5」に制限する。この例で
は、正逆変動によって最終的に停止させて確定する特別
図柄(すなわち大当たり図柄かはずれ図柄かを判別する
図柄)は図柄「878」,「767」,「656」を含
めて3×3×3=27通りになる。ただし、左特別図柄
72,右特別図柄76を同じ図柄に制限すると、3×3
=9通りになる。このときゾロ目の図柄が大当たり図柄
であるパチンコ機10では、特別図柄「777」,「6
66」によって大当たりになる可能性がある。こうして
リーチの際に見える図柄の範囲内で特別図柄を最終的に
停止させて確定させれば、最終的に確定する図柄は正逆
変動する範囲内に絞られたとの遊技者の認識を裏切らな
い。そのため、正逆変動から最終的に停止して図柄が確
定するまでの過程が自然であり違和感がない。なお、従
来の遊技機では左特別図柄および右特別図柄は停止し、
中特別図柄のみが正逆変動した。そのため、図9(A)
に示す例において違和感がないように最終的に確定する
ことができるのは、図柄「757」,「767」,「7
77」の3通りしかない。したがって、複数の図柄につ
いて正逆変動した本発明では、違和感がないように最終
的に確定する図柄の数を増やすことができる。
【0040】(4)例えば特別図柄の正逆変動を行うリ
ーチパターンをリーチパターンγとするとき、従来のパ
チンコ機では中特別図柄のみを正逆変動させていたの
で、図柄の関係とリーチパターン乱数RCとの設定例は
表3のようになる。
【0041】
【表3】
【0042】上記表3の例によれば、従来のパチンコ機
では2図柄前,2図柄後では正逆変動を行うことはでき
なかった。しかし、本発明のパチンコ機10では2図柄
前,2図柄後であっても正逆変動を行うことができる。
さらに、正逆変動の際に図柄を揺れ動かす範囲を1図柄
分以上に広げることにより3図柄前,3図柄後以上離れ
ていても正逆変動を行うことが可能になる。
【0043】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は実
施の形態1と同様に第1種パチンコ機に本発明を適用し
たものであって、図12〜図15を参照しながら説明す
る。当該実施の形態2は一時的に大当たりになった状態
で少なくとも二つの図柄について正逆変動を行う態様で
ある。ここで、図12〜図15にはいずれも画面に表示
された特別図柄の一例を示す。なおパチンコ機10の構
成や処理手順等は実施の形態1と同様であるので、説明
を簡単にするために実施の形態2では実施の形態1と異
なる点について説明する。
【0044】実施の形態2が実施の形態1と異なるの
は、次の4点である。第1点は、上記図4〜図7に示す
フローチャートを実行することによって特別図柄表示器
22に表示する態様である。第2点は特別図柄を変動さ
せ始めた後に停止させる図柄の順番である。第3点は画
面22aにチャンス図柄を表示させないことである。第
4点は一時的に大当たりになった状態における表示位置
(表示部の所定位置)を基準に正逆変動を行うため、基
準位置に移動させる図7に示すステップS80,S88
の処理を実行しないことである。なお説明を簡単にする
ために、特別図柄を変動させ始めた後にリーチを経て大
当たりになるケースについて説明する。実際のパチンコ
機10ではリーチにならないケースもあり、リーチにな
っても大当たりにならないケースがある。
【0045】図6のステップS44,S64を実行する
と、複数の通常変動パターンの中から一の変動パターン
を決定し、決定した変動パターンに従って特別図柄(左
特別図柄72,中特別図柄74,右特別図柄76)を変
動させる。変動パターンの決定方法は任意であるが、例
えば乱数値(大当たり判定用乱数RA等)に基づいて決
定する。ここでは、図12に示す第1通常変動パターン
と、図13に示す第2通常変動パターンを例に説明す
る。まず、図12に示す第1通常変動パターンでは変動
開始してからしばらくした後、図12(A)に示すよう
に左特別図柄72を最初に停止させ、図12(B)に示
すように中特別図柄74を2番目に停止させる。この例
では左特別図柄72と中特別図柄74がともに図柄
「1」で同じなので図7のステップS74を実行し、リ
ーチとなる。当該リーチ後は、例えば図12(C)に破
線で示す矢印方向(図面右方向)に移動するキャラクタ
80を表示し、さらに右特別図柄76を停止させる。図
12(D)に示す例では特別図柄「111」で一時的に
大当たりになった状態を示すが、未だ最終的な確定はし
ていない。
【0046】一方、第2通常変動パターンは、特別図柄
を変動させ始めてから中特別図柄74を停止させるまで
の期間を上記第1通常変動パターンと異ならせている。
具体的には、変動開始してからしばらくした後、図13
(A)に示すように左特別図柄72を最初に停止させ
る。そして、一旦は図13(B)に示すように中特別図
柄74をゆっくり変動させた後、再び図13(C)に示
すように中特別図柄74を速く変動させる。その後、図
7のステップS80を実行して図13(D)に示すよう
に中特別図柄74を2番目に停止させる。すなわち第2
通常変動パターンは、中特別図柄74をゆっくり変動さ
せる期間分だけ第1通常変動パターンと異なる。この例
でも左特別図柄72と中特別図柄74がともに図柄
「1」で同じなので図7のステップS74を実行し、リ
ーチとなる。当該リーチ後は、例えば図13(D)に破
線で示す矢印方向(図面左方向)に移動するキャラクタ
82を表示し、さらに右特別図柄76を停止させる。一
時的に大当たりになった状態は上記図12(D)に示す
例と同様であり、未だ最終的な確定はしていない。
【0047】ところで従来のパチンコ機では、特別図柄
を変動させ始めてから中特別図柄74を停止させるまで
の期間はほぼ決まっており、遊技者も経験上知ってい
た。そのため、遊技者がリーチになることを期待する期
間もほぼ一定であった。しかし、上述した複数の通常変
動パターンの中から一の変動パターンを決定し、決定し
た変動パターンに従って特別図柄を変動させ始めてから
中特別図柄74を停止させる態様では、遊技者がリーチ
になることを期待する期間も伸縮する。特にリーチにな
る確率が高いときに第2通常変動パターンに従って図柄
変動を行えば、遊技者はリーチになることを期待する期
待感を持って遊技することができる。なお通常変動パタ
ーンは上記中特別図柄74をゆっくり変動させる態様に
限らず、左特別図柄72をゆっくり変動させる態様を含
めてもよく、左特別図柄72,中特別図柄74を一時的
に停止させた後に再び変動させる態様を含めてもよく、
これらを任意に組み合わせた態様としてもよい。
【0048】そして、図7のステップS80を実行して
複数の正逆変動パターンの中から一の正逆変動パターン
を決定し、決定した正逆変動パターンに従って一時的に
大当たりになった状態で正逆変動を行う。ここでは、図
14に示す第1正逆変動パターンと、図15に示す第2
正逆変動パターンを例に説明する。なお図14,図15
において破線で示す図柄は、遊技者からは直接は見えな
い図柄の位置を分かりやすく表したものである。まず、
図14に示す第1正逆変動パターンでは、図14(A)
に示す画面22aの特別図柄「111」の位置を基準と
する。当該位置を基準として、左特別図柄72,右特別
図柄76と中特別図柄74とを矢印に沿って互いに逆方
向に半図柄分だけ変動させると、変動後は図14(B)
に示すような配置になる。さらに、図14(B)に示す
左特別図柄72,右特別図柄76と中特別図柄74とを
矢印に沿って互いに逆方向に半図柄分だけ変動させる
と、変動後は元の図14(A)に示すような配置にな
る。当該正逆変動はリーチ変動期間を経過するまで、図
14(A)と図14(B)との間で繰り返す。こうして
一時的に大当たりになった後に、ある方向の変動とその
逆方向の変動とを組み合わせた正逆変動が実現される。
そして、最終的には図6のステップS48を実行し、図
14(C)に示す特別図柄「000」または特別図柄
「111」で大当たりが確定する。
【0049】一方、第2正逆変動パターンは上記第1正
逆変動パターンと逆方向に変動する態様である。具体的
には、図15(A)に示す左特別図柄72,右特別図柄
76と中特別図柄74とを矢印に沿って互いに逆方向に
半図柄分だけ変動させると、変動後は図15(B)に示
すような配置になる。さらに、図15(B)に示す左特
別図柄72,右特別図柄76と中特別図柄74とを矢印
に沿って互いに逆方向に半図柄分だけ変動させると、変
動後は元の図15(A)に示すような配置になる。当該
正逆変動はリーチ変動期間を経過するまで、図15
(A)と図15(B)との間で繰り返す。こうして一時
的に大当たりになった後に、ある方向の変動とその逆方
向の変動とを組み合わせた正逆変動が実現される。そし
て、最終的には図6のステップS48を実行し、図15
(C)に示す特別図柄「111」または特別図柄「22
2」で大当たりが確定する。
【0050】したがって、特別図柄「111」で一時的
に大当たりになっても、その後の正逆変動の態様によっ
て最終的に確定する特別図柄は図14,図15に示す
「000」,「111」,「222」の3通りの可能性
がある。例えば特別図柄「111」が通常の大当たりと
し、特別図柄「000」,「222」が確率変動を伴う
大当たりとする。この例では特別図柄「111」で一時
的に通常の大当たりになっても、正逆変動の結果によっ
ては確率変動を伴う大当たりになる可能性がある。その
ため、遊技者は正逆変動の後に最終的に確定するまで
は、より大きな特典を期待する期待感を持って遊技する
ことができる。したがって、一時的に大当たりの状態に
なった後も、遊技者が期待感を持って遊技することを維
持できる。なお上述した所要の条件が成立すると正逆変
動パターンを変化させてもよく、この場合には正逆変動
の態様が変化する。こうすれば正逆変動の態様が多様化
するので、遊技者は躍動感が増えた正逆変動を見て楽し
みながら遊技することを維持できる。
【0051】上記実施の形態2によれば、請求項1,3
との関係では一時的に大当たりの状態になった後に正逆
変動を行う点を除いて、実施の形態1と同様の効果を得
ることができる。また、一旦は大当たりの状態になった
後に正逆変動を行うので、最終的に特別図柄が確定する
まで遊技者をじらすことができる。これに対して、遊技
者は最終的に確定する特別図柄によってより大きな特典
を期待しながら正逆変動を見て楽しむことができる。な
お、第1正逆変動パターンと第2正逆変動パターンとを
任意に組み合わせて特別図柄を変動させてもよい。例え
ば所要の条件が成立すると正逆変動パターンを変化させ
てもよく、任意のタイミングで正逆変動パターンを変化
させてもよい。こうすれば正逆変動の態様が変化してゆ
くので、遊技者は多様化した図柄の正逆変動を見て楽し
みながら遊技することを維持できる。
【0052】〔他の実施の形態〕上述したパチンコ機1
0(遊技機)における他の部分の構造,形状,大きさ,
材質,個数,配置,動作条件等については、上記実施の
形態に限定されるものでない。例えば上記実施の形態を
応用した次の各形態を実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、パチンコ機10に本発明
を適用した。この形態に代えて、パチンコ機以外の遊技
機(例えばスロットマシン機,アレンジボール機,テレ
ビゲーム機等)についても同様に本発明を適用すること
ができる。こうした遊技機であっても、図柄変動の態様
が多様化する。そのため、遊技者は図柄を見て楽しみな
がら遊技することを維持できる。 (2)上記各実施の形態では、リーチまたは大当たりと
判別されたときに正逆変動を行なった。この態様に代え
て(あるいは加えて)、通常の遊技における図柄変動に
おいても正逆変動を行なってもよい。こうすれば、図柄
変動の態様が多様化するとともに、図柄変動について躍
動感が増える。そのため、遊技者は躍動感が増えた図柄
変動を見て楽しみながら遊技することを維持できる。
【0053】(3)上記各実施の形態では、正逆変動の
際に半図柄分だけ所定方向に変動(移動)させたが、1
図柄分以上所定方向に変動させるようにしてもよい。こ
うすれば、図柄変動の態様が多様化する。そのため、遊
技者は図柄を見て楽しみながら遊技することを維持でき
る。そして、リーチ図柄または一時的に大当たりの状態
になった特別図柄にかかわらず、遊技者はより有利な特
典を期待する期待感をもって遊技することができる。ま
た、正逆変動では図柄を上下方向に揺れ動かしたが、図
柄を任意の方向に揺れ動かしてもよい。例えば、左右方
向,斜め方向,前後方向,回転(回動)方向等がある。
さらには、所要の条件が成立すると揺れ動かす方向を変
化させるようにするとなおよい。こうすれば、図柄変動
の態様がより多様化するので、遊技者は図柄を見てより
楽しみながら遊技することを維持できる。 (4)上記実施の形態1では画面22aの中央部を通る
水平線を基準とし、上記実施の形態2では一時的に大当
たりになった状態において画面22aに表示された特別
図柄の位置を基準とした。この形態に代えて(あるいは
加えて)、他の位置を基準とし、さらに基準線や基準位
置を任意のタイミングで変化させてもよい。当該基準が
変化すると、最終的に停止させて確定する特別図柄も変
化する。そのため、遊技者はどの位置を基準に正逆変動
するかで大当たりになるか否かが分からなくなる。その
ため、特別図柄が最終的に停止して確定するまで、遊技
者は大当たりを期待する期待感を維持できる。
【0054】(5)上記各実施の形態では、特別図柄表
示器22(表示部)に表示された特別図柄(左特別図柄
72,中特別図柄74,右特別図柄76)の全てを正逆
変動させた。この形態に代えて、特別図柄表示器22に
表示された特別図柄の一部を正逆変動させてもよい。例
えば左特別図柄72は停止させたままの状態とし、中特
別図柄74と右特別図柄76とで互いに逆方向に変動さ
せる正逆変動を行う。この場合であっても、従来よりは
図柄変動の態様が多様化するので、遊技者は図柄を見て
楽しみながら遊技することを維持できる。 (6)上記各実施の形態における正逆変動は、一部の図
柄(例えば左特別図柄72,右特別図柄76)と他の図
柄(例えば中特別図柄74)とを互いに逆方向に揺れ動
かした。この形態に加えて、リーチ変動期間等の正逆変
動を行う期間内において、一部の図柄と他の図柄とを同
じ方向に揺れ動かす態様を任意の期間だけ含むようにし
てもよい。こうすれば、図柄変動の態様がより多様化す
る。そのため、遊技者は図柄を見てより楽しみながら遊
技することを維持できる。 (7)上記各実施の形態では、特別図柄表示器22(表
示部)に表示された特別図柄を正逆変動させた。この形
態に代えて(あるいは加えて)、複数の普通図柄が表示
可能な普通図柄表示器(表示部)を用いた場合には、普
通図柄表示器の所定位置を基準に少なくとも二つの普通
図柄を揺れ動かす正逆変動を行なってもよい。こうすれ
ば、特別図柄の図柄変動について躍動感が増える。その
ため、遊技者は躍動感が増えた図柄変動を見て楽しみな
がら遊技することを維持できる。
【0055】
【他の発明の態様】以上、本発明の実施の形態について
説明したが、この実施の形態には特許請求の範囲に記載
した発明の態様のみならず他の発明の態様を有するもの
である。この発明の態様を以下に列挙するとともに、必
要に応じて関連説明を行う。
【0056】〔態様1〕 請求項1,2,3に記載され
た遊技機において、正逆変動を行う基準となる所定位置
を変更する遊技機。 〔態様1の関連説明〕 本態様によれば、正逆変動を行
う基準となる所定位置が変化するので、最終的に停止さ
せて確定する特別図柄も変化する。そのため、遊技者は
どの位置を基準に正逆変動するかによって大当たりにな
るか否かが分からなくなる。そのため、遊技者は大当た
りになる期待感を特別図柄の全てが停止するまで維持す
ることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも二つの図柄
が正逆変動する今までにない新しい変動態様であり、図
柄変動について躍動感が増える。そのため、遊技者は躍
動感が増えた図柄変動を見て楽しみながら遊技すること
を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】複合装置を拡大して示す正面図である。
【図3】制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】第1種始動口処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】図柄変動処理を示すフローチャートである。
【図6】変動表示処理を示すフローチャートである。
【図7】リーチ処理を示すフローチャートである。
【図8】画面に表示された特別図柄の一例を示す図であ
る。
【図9】画面に表示された特別図柄の一例を示す図であ
る。
【図10】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【図11】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【図12】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【図13】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【図14】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【図15】画面に表示された特別図柄の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 パチンコ機(遊技機) 14 複合装置 22 特別図柄表示器(表示部) 26 普通図柄表示器 30 第1種始動口 32 中ゲート 34 大入賞口 56,60 始動口センサ 62 下部始動口 100 メイン制御部 102 ROM 104 RAM 110 CPU 114 表示制御回路 200 枠制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図柄を表示可能な表示部を有する
    遊技機において、 表示部の所定位置を基準に少なくとも二つの図柄を揺れ
    動かす正逆変動を行い、当該正逆変動は少なくとも二つ
    の図柄のうち一部の図柄と他の図柄とを互いに逆方向に
    揺れ動かす遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された遊技機において、 リーチになってから図柄の変動を停止するまでの全期間
    または一部の期間に、少なくとも二つの図柄について正
    逆変動を行う遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1,2に記載された遊技機におい
    て、 所要の条件が成立すると正逆変動の態様を変化させる遊
    技機。
  4. 【請求項4】 複数の図柄を表示可能な表示部を有する
    遊技機において、 変動後に停止させた図柄によってリーチになると、当該
    停止させた図柄のうち少なくとも一つの図柄を再び変動
    させる遊技機。
JP11017347A 1999-01-26 1999-01-26 遊技機 Withdrawn JP2000210428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017347A JP2000210428A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11017347A JP2000210428A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000210428A true JP2000210428A (ja) 2000-08-02

Family

ID=11941526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11017347A Withdrawn JP2000210428A (ja) 1999-01-26 1999-01-26 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000210428A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095817A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Sankyo Kk 遊技機
JP2002113200A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Heiwa Corp 遊技機
JP2002153640A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Heiwa Corp 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002095817A (ja) * 2000-09-25 2002-04-02 Sankyo Kk 遊技機
JP4610709B2 (ja) * 2000-09-25 2011-01-12 株式会社三共 遊技機
JP2002113200A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Heiwa Corp 遊技機
JP2002153640A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Heiwa Corp 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002159684A (ja) 遊技機
JP2001029584A (ja) 遊技機
JP2000140264A (ja) 遊技機
JP2003251029A (ja) 遊技機
JP6181734B2 (ja) 遊技機
JP2001058046A (ja) 遊技機
JP2001037999A (ja) 遊技機
JP2000229154A (ja) 遊技機
JP2000308712A (ja) 遊技機
JP4505603B2 (ja) 遊技機
JP2002000838A (ja) 遊技機
JP2000210428A (ja) 遊技機
JP2002143426A (ja) 遊技機
JP6097373B1 (ja) 遊技機
JP4445461B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2007159698A (ja) パチンコ遊技機
JP2005237814A (ja) パチンコ遊技機
JP2002159674A (ja) 遊技機
JP2001000667A (ja) 遊技機
JP2000061075A (ja) 遊技機
JP4337996B2 (ja) 遊技機
JP2001212316A (ja) 遊技機
JP2002136720A (ja) 遊技機
JP2000342782A (ja) 遊技機
JP2002165972A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20081225