JP2000210335A - 車両用車椅子収納装置 - Google Patents

車両用車椅子収納装置

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JP2000210335A
JP2000210335A JP11016198A JP1619899A JP2000210335A JP 2000210335 A JP2000210335 A JP 2000210335A JP 11016198 A JP11016198 A JP 11016198A JP 1619899 A JP1619899 A JP 1619899A JP 2000210335 A JP2000210335 A JP 2000210335A
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JP
Japan
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wheelchair
arm
vehicle
storage device
rail unit
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Application number
JP11016198A
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English (en)
Inventor
Kimiya Kichise
公彌 吉瀬
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Nissan Motorsports and Customizing Co Ltd
Original Assignee
Autech Japan Inc
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害者本人が介助者の助けを要しないで簡単
に車椅子を車内に収納し、また降ろすことができるよう
にする。 【解決手段】 後部車室に水平回動するメインアーム2
0を設け、回動軸に対して傾斜したシャフト22を介し
てレールユニット30を連結し、レールユニット上をス
ライドするモータベース50と車椅子保持部70をアッ
パアーム90およびロアアーム92で連結する。運転席
に移乗したあと、モータ駆動により車椅子保持部をドア
近くまで引き出す。運転席から車椅子を後方へ押しやっ
て車椅子保持部70に当て、格納側へモータ駆動すると
アーム90、92が車椅子保持部を持ち上げ、連動して
車椅子がロックされる。つぎにモータベースが後方へス
ライドし続いてメインアームが回動してレールユニット
ごと車室内へ格納する。シャフトまわりに形成された旋
転機構により車椅子は水平に倒されて格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、障害者が使用する
車椅子を車両内に収納するための車両用車椅子収納装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車椅子収納装置として、
車両のリアドアの開口部から車椅子を搭載、収納するも
のがある。例えば、後部車室内に固定された固定ブラケ
ットに回動可能にメインアームを支持し、このメインア
ームにリンク機構を介して連結されて車両前後方向にリ
アドア開口から出入する保持枠を備える。保持枠は車椅
子を挟んで保持する構成とされ、その使用にあたって
は、車室外部の低位置に保持枠を引出して、その保持枠
に車椅子を積み、それから保持枠を持ち上げ、車室内へ
保持枠を押し込み収容するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車椅子収納装置においては、リアドアが開口
する車両後面部位で作業を行なうので、障害者が車椅子
から運転席へ乗り移ったあとでは障害者自身で収納作業
をすることはできず、必然的に介助者が車椅子の収納作
業を行なうことが前提となっている。したがって、常に
介助者を必要とし、障害者の行動の自由度が低くならざ
るを得ないという問題がある。したがって、本発明は、
上記の問題点に鑑み、車椅子を使用する障害者本人が介
助者の助けを要しないで簡単に車椅子を車内に収納し、
また降ろすことができるようにした車両用車椅子収納装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明は、車両の後部車室に設置され、モータ駆動に
よって後部車室の格納位置から車体外側面にそって運転
席から車椅子を当接可能の引出し位置まで車椅子保持部
を引出し可能としたものとした。モータ駆動によって運
転席近くまで車椅子保持部を引き出し、障害者自身で運
転席から車椅子を当接させ保持させることができるか
ら、介助者を必要としない。
【0005】請求項2記載の発明は、さらに旋転機構を
備えて、引出し位置で垂直状態に係止した車椅子を水平
状態にして格納するものとした。これにより、格納時の
スペース高さが低く抑えられる。
【0006】請求項3記載の発明は、とくに、後部車室
にモータ駆動により水平回動可能に設けられたメインア
ームと、メインアームに回動可能に連結されたレールユ
ニットと、レールユニットにそってモータ駆動によりス
ライド可能のモータベースと、モータベースに連結され
たアッパアームおよびロアアームとを有し、アッパアー
ムおよびロアアームのいずれかはモータ駆動により回動
可能とされ、車椅子保持部はアッパアームおよびロアア
ームに連結されて4節リンクを形成しているものとする
ことにより、車椅子収納装置を構成したものである。メ
インアームの回動によってレールユニットが後部車室か
ら外部の車体側面側へ引出され、モータベースがレール
ユニットにそってスライドしさらにモータベースに対し
てアッパアームとロアアームとが回動して、これらに連
結された車椅子保持部が運転席近くまで引出される。
【0007】請求項4記載の発明は、とくに旋転機構と
して、メインアームとレールユニットの連結軸をメイン
アームの回動軸に対して傾斜させ、メインアームの中間
部に回動可能に支持されるとともに先端にカムと係合す
るローラを備えるローラアームと、ローラアームとレー
ルユニットとの間に連結されたコネクティングロッドと
を有して、メインアームの回動に伴い、カム形状にした
がってレールユニットがメインアームに対して回動する
よう構成されたものとした。カムと係合するローラアー
ムの回動にしたがって、レールユニットがメインアーム
に対して傾斜した連結軸まわりに回動することによっ
て、レールユニットが自動的に旋転する。
【0008】請求項5記載の発明では、上記の車椅子保
持部が、前縁に連なり上に開口した車輪軸部受けを下部
に有するとともに、車輪軸部受けの下方に車椅子のフレ
ームに当接するフレーム押さえ部材を備えて、車椅子の
車輪軸部を前縁に当接させた状態で、アッパアームとロ
アアームが車椅子保持部を持ち上げる方向に回動するこ
とにより、車輪軸部が車輪軸部受けに保持されるととも
に、フレーム押さえ部材にフレームが当接して車椅子の
回転を阻止するものとした。運転席から車椅子の車輪軸
部を車椅子保持部に当てるだけで、その後はモータ駆動
でアッパアームとロアアームが回動するに従って自動的
に車輪軸部が車輪軸部受けに係止され、またフレームが
フレーム押さえ部材に当接することにより車椅子は所定
の姿勢に保持される。
【0009】請求項6記載の発明では、フレーム押さえ
部材の位置を調整可能とした。これにより、サイズの異
同を含む多種類の車椅子に対応させることができる。ま
た、請求項7記載の発明は、車椅子保持部がさらにアッ
パアームとロアアームの回動に連動して車椅子の車輪軸
部を車輪軸部受けにロックするロック機構を備えるもの
とした。自動的にロックされるから、格納位置までの間
車椅子が確実に車椅子保持部に固定される。
【0010】請求項8記載の発明は、車椅子保持部が折
り畳まれた車椅子の両車輪の間において車椅子の車輪軸
部を保持するものとした。車椅子保持部に保持された車
椅子が薄いサイズに折り畳まれているので、格納時のス
ペース高さが最小限に抑えられる。
【0011】請求項9記載の発明では、格納位置におい
て、レールユニットが車両軸線に対して斜めに収納され
るものとした。これにより、車体後端から運転席までの
距離に応じてレールの長さが大きくなっても余裕をもっ
て収納される。また、請求項10記載の発明では、同じ
く格納位置において、車椅子保持部に保持された車椅子
が車両軸線に対して斜めに収納されるものとした。車椅
子のサイズが大きい場合でも余裕をもって収納される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り以下説明する。図1から図9は実施例装置の全体概要
と作動を示す図である。とくに図1は車椅子保持部が車
体側部にそって運転席近傍の引出し位置まで引き出され
た状態を示す側面図、図2は車椅子保持部が車体側部に
そった中間位置にある状態を示す側面図、図3および図
4は車椅子保持部が車体側部にそった後端位置にある状
態を示す側面図および立面図である。図5および図6は
車椅子保持部が車体側部からバックドア開口に面する車
体後面位置方向への移動途中状態を示す平面図および立
面図、図7および図8は車体後面位置にある状態を示す
平面図および立面図、そして、図9および図10は車椅
子保持部がバックドア開口から車両の後部車室内に格納
された状態を示す平面図および立面図である。
【0013】車椅子収納装置10は、車両1の後部車室
5のフロア6上に設置されたベース11(図6参照)の
垂直軸14まわりに水平に回動可能のメインアーム20
と、垂直軸14に対して傾斜したシャフト22を介して
メインアーム20に回動可能に連結されたレールユニッ
ト30と、車椅子100を保持する車椅子保持部70
と、レールユニット30上をスライドするモータベース
50と車椅子保持部70とを連結して4節リンクを形成
するアッパアーム90およびロアアーム92とを備え
る。
【0014】まず、障害者である使用者は運転席ドア3
の位置に車椅子100を寄せて運転席2に移乗したあ
と、計器盤その他運転席近傍に設置された図示しない操
作ボタンを引き出し側に操作することにより、車椅子保
持部70を後部車室5の格納位置から図1に示す状態の
引出し位置まで引き出す。使用者は運転席2から車椅子
100を若干後方へ押しやって車輪軸部102を車椅子
保持部70に当てる。この際、車椅子100は車椅子保
持部70に当てる前あるいは当てたあと折り畳んだ状態
とする。
【0015】このあと、操作ボタンを格納側へ操作する
と、モータベース50に設けられた回動用モータが作動
してアッパアーム90とロアアーム92が図1矢示Aの
ようにモータベース50まわりに回動し、車椅子保持部
70を持ち上げる。車椅子保持部70が持ち上がる間に
車椅子100はアームの動きに連動するロック機構によ
り車椅子保持部70に固定される。アッパアーム90と
ロアアーム92が略3/8回転して車椅子保持部70は
図2に示した状態の中間位置となる。
【0016】ここでアッパアーム90がモータベース5
0上に設けられたリミットスイッチ95に当接すること
により、モータベース50の回動用モータは停止し、つ
ぎに同じくモータベース50に設けられたスライド用モ
ータが作動して、アッパアーム90とロアアーム92を
介して車椅子保持部70を支持したモータベース50が
レールユニット30にそって後方へスライドする。な
お、図1および図2を除く他の図面にはリミットスイッ
チ95は省略してある。スライドが完了すると、図3、
図4に示した状態の後端位置となり、スライド用モータ
が停止する。
【0017】今度はベース11に設けられた格納引出し
モータが作動して、メインアーム20が水平回動を開始
する。これにより、図5、図6に示すように、メインア
ーム20に支持されたレールユニット30ならびに車椅
子保持部70がバックドア開口7に面する車体後面位置
へ向かって移動する。なお、図5において仮想線は中間
位置まで引き出された状態を示している。
【0018】このあとメインアーム20の水平回動の
間、ベース11、メインアーム20およびレールユニッ
ト30の間に構成された旋転機構によって、レールユニ
ット30はメインアーム20と連結されるシャフトまわ
りに回転し、車椅子100を保持した車椅子保持部70
はレールユニット30とともに後端位置での垂直姿勢か
ら旋転して車体後面位置では図7、図8に示すように倒
れた傾斜姿勢となる。
【0019】さらにメインアーム20の回動に従い旋転
が進み、レールユニット30と車椅子保持部70が水平
状態となると旋転は完了し、その後図9、図10に示す
格納位置まで水平移動したあと、ベース11の格納引出
しモータが停止して収納動作が終了する。車椅子100
の引き出し操作および作動は収納の操作および作動の逆
順となる。
【0020】以下、本実施例の構造の詳細について説明
する。図11はベース11とメインアーム20の取り付
け状態を示す。後部車室5のバックドア開口7近くのフ
ロア6にベース11が固定されている。ベース11はア
ッパプレート12とロアプレート13の間に回転自由に
支持された垂直軸14を備える。アッパプレート12上
には減速機15aを含む格納引出しモータ15が設けら
れ、その出力ギヤ18が垂直軸14に固定された被駆動
ギヤ16と噛み合っている。垂直軸14にはさらに上下
2本のアームからなるメインアーム20が結合されてい
る。これにより、格納引出しモータ15が回転するとメ
インアーム20が垂直軸14まわりに回動することにな
る。
【0021】メインアーム20の先端にはブラケット2
1が設けられ、このブラケット21にシャフト22を介
してレールユニット30のレールから延びる連結部材3
1が連結されている。シャフト22は垂直軸14に対し
て水平近くまで傾斜している。また、格納位置において
シャフト22は平面図上車両の略横幅方向に向いてい
る。なお、図11におけるメインアーム20は図7の車
体後面位置に対応し、格納位置から略180°回動した
状態である。
【0022】ベース11の垂直軸14まわりにはメイン
アーム20より下方にその周縁にローラカム17aが形
成されたカム板17がロアプレート13側に固定されて
いる。メインアーム20の中間部には垂直軸14寄りに
ローラアーム23が回動可能に支持されている。ローラ
アーム23はメインアーム20の回動平面と平行な平面
内で回動し、その先端にカム板17のローラカム17a
と係合するローラ24を備える。さらにローラアーム2
3の先端とレールユニット30の連結部材31との間に
は、シャフト22の下側に配されたコネクティングロッ
ド25がそれぞれボールジョイント26、27により連
結されている。これにより、メインアーム20、ローラ
アーム23、コネクティングロッド25および連結部材
31で4節リンクが形成されている。この4節リンクと
ローラカム17aとで旋転機構が形成される。
【0023】ローラ24が係合するローラカム17a
は、メインアーム20が格納位置から図11に示す車体
後面位置近傍まで回動する区間においては垂直軸14か
ら一定の半径を有する円弧状で、そのあと垂直軸14か
らの距離を小さくしたカム形状をしている。これによ
り、上記円弧状の区間にローラ24が係合している間
は、図11に示された状態よりローラアーム23がメイ
ンアーム20に対して時計方向に回動し、コネクティン
グロッド25が連結部材31をシャフト22まわりに回
動させてレールユニット30を水平状態まで押し上げて
いる。
【0024】メインアーム20が仮想線位置まで外方へ
回動すると、ローラアーム23はローラカム17aによ
りメインアーム20に対して反時計方向に回動させら
れ、コネクティングロッド25がレールユニット30を
引き寄せることとなる。この結果、レールユニット30
は旋転して水平に寝た状態から垂直状態へ姿勢を変え
る。この水平状態と垂直状態間の姿勢変化は、ローラア
ーム23の回動がローラカム17aにより終始規制され
て行なわれるので、とくにモータなどの動力を要しな
い。
【0025】この姿勢変化する位置はローラカム17a
の形状設定によって任意に決定することができる。中間
位置と車体後面位置の間の回動中は保持された車椅子1
00が外方へ張り出すので、この張り出しが例えば運転
席ドア3の全開時幅と同等以下になるように、上記姿勢
変化の位置を決定するのが好ましい。
【0026】図12はレールユニット30の先端部から
モータベース50、車椅子保持部70の部分を示す図
で、さらに図13および図14はレールユニット30と
モータベース50の組み付け部の詳細を示す。レールユ
ニット30は平行に延びるアッパレール32とロアレー
ル33の間に挟まれてローラ51、52が転動するよう
に構成され、ローラシャフト53、54によりモータベ
ース50を支持している。アッパレール32は4角形閉
断面、ロアレール33は下方に開いたコ字断面をしてお
り、各レールの両側面にはローラ51、52の脱落を防
止するためローラシャフト53、54の通過を許す隙間
を残して側板34、34が設けられている。なお、レー
ルユニット30の長さは車両のサイズに従い、運転席2
近くの引出し位置に対応して必要な長さに設定される。
【0027】モータベース50はアッパレール32とロ
アレール33を挟む2枚のプレート55、55からな
り、一方のプレートの外壁にはスライド用モータ56が
取り付けられ、減速機56aを介して両プレート55、
55間に配置したギヤ57を駆動するようになってい
る。なお、図12にはスライド用モータおよび減速機は
省略している。ロアレール33の下縁にはラックギヤ3
5が形成されており、ギヤ57とラックギヤ35が噛み
合っている。これにより、スライド用モータ56が回転
することにより、モータベース50がレールユニット3
0にそってスライドする。
【0028】図12に示すように、モータベース50の
プレート55、55はローラシャフト54の取り付け部
よりレールユニット30の先端方向へ延び、両プレート
間にわたって設けられ互いにオフセットしたシャフト5
8、60によりアッパアーム90およびロアアーム92
を回動自由に支持している。シャフト58はアッパアー
ム90に固定され、アッパアーム90と一体に回動す
る。
【0029】図15に示すように、プレート55とアッ
パアーム90間において、このシャフト58に被駆動ギ
ヤ59が結合されている。モータベース50の先端部に
は回動用モータ62が取り付けられ、減速機62aを介
して被駆動ギヤ59と噛み合うギヤ63を駆動するよう
になっている。これにより、回動用モータ62が回転す
ることにより、アッパアーム90が回動する。なお、図
12におけるアッパアーム90およびロアアーム92は
前述の中間位置状態にあり、仮想線位置へ回動して引出
し位置となる。
【0030】図16はアッパアーム90およびロアアー
ム92に連結される車椅子保持部70を示す。図16は
とくに引出し位置にある状態を示している。車椅子保持
部70はアッパアーム90とロアアーム92を挟み、前
縁71aが前下方に延びる2枚のプレート71、71か
らなり、上端部のシャフト72でアッパアーム90と連
結され、中間部のシャフト73でロアアーム92と連結
される。プレート71、71の下部には車椅子100の
車輪軸部102を受けるため上に開口した切り欠き状の
車輪軸部受け75が前縁71aに連続して形成されてい
る。
【0031】車輪軸部受け75の下方には、フレーム押
さえローラ76が2枚のプレート71、71の両外側に
張り出して設けられている。とくに図17、図18に示
すように、フレーム押さえローラ76はローラブラケッ
ト77に支持されたローラ軸78に取り付けられてい
る。さらに、ローラブラケット77はプレート71に形
成された長穴79と同方向に延びる長穴80を有して、
長穴79、80を通してボルト・ナット81によりプレ
ート71、71に固定されている。プレート71上には
長穴79にそってガイドホルダ96が設けられ、ローラ
ブラケット77がボルト・ナット81まわりに回転する
のを阻止するようになっている。
【0032】あらかじめ、ガイドホルダ96の間で長穴
79にそって、ローラブラケット77を前後にスライド
させて位置調節し、ボルト81で固定しておくことによ
り、車輪軸部受け75に車輪軸部102を係止させた状
態でフレーム押えローラ76が車椅子100のフレーム
103を支え、車椅子100が回転するのが阻止され所
定の姿勢で保持される。同じく、ローラブラケット77
の位置調整により多種類の車椅子に対応させることがで
きる。またこの際、図17ではフレーム押えローラ76
がボルト・ナット81の右方に位置して取り付けられて
いるが、必要に応じてローラブラケット77を反転させ
フレーム押えローラ76をボルト・ナット81の左方に
位置させることにより、調整範囲を拡大することができ
る。
【0033】図16に戻って、車輪軸部受け75近傍に
は回動可能に軸85に支持されたロックレバー82が設
けられ、ロックレバー82は回動したとき車輪軸部受け
75に係止された車輪軸部102を上から押さえる爪部
83を備えている。ロックレバー82は軸85を挟んで
爪部83と反対側へ延びたアーム84を備えている。
【0034】ロアアーム92はシャフト73より先へ延
びる延長部93を備え、この延長部先端とロックレバー
のアーム84の先端とがそれぞれピン86、87で連結
されたロッド89で接続されている。これにより、4節
リンクをなすアッパアーム90とロアアーム92が回動
するとき、車椅子保持部70上ではロックレバー82が
連動して回転し、引出し位置において爪部83が車輪軸
部受け75から待避していた状態から、図12に示すよ
うに、ロックレバーの爪部83が車輪軸部受け75に係
止された車輪軸部102を上から押さえる状態まで変化
する。
【0035】本実施例における車椅子保持部70への車
椅子100の保持は次のように行なわれる。すなわち、
車椅子100を車両に格納するに際しては、引出し位置
にしたうえ、車椅子100を後方へ移動させて車輪軸部
102を車椅子保持部70のプレート71、71に当て
て車椅子100のブレーキをかける。なおこの際、車椅
子100を折り畳む。このあと操作ボタンを操作してア
ッパアーム90とロアアーム92が回動すると車椅子保
持部70が上昇する。このとき、車椅子保持部70のプ
レート71の前縁71aが車輪軸部受け75に連続して
いるので、車椅子100の車輪軸部102は滑らかに車
輪軸部受け75へ案内され係止される。
【0036】そして車椅子100が持ち上げられる間、
フレーム押えローラ76が車椅子100のフレーム10
3を支え、車椅子100が所定の姿勢で保持されるの
で、車椅子100が回転することはない。さらに、引出
し位置から中間位置に移る間にロックレバー82が車輪
軸部102を車輪軸部受け75に押さえてロックするか
ら、その後格納位置までの間車椅子100は車椅子保持
部70に固定される。
【0037】その他の、中間位置から格納位置までの間
の作動は、前述したとおりである。なお、メインアーム
20とレールユニット30の連結関係、レールユニット
30に対するアッパアーム90およびロアアーム92の
回動範囲、アッパアーム90およびロアアーム92と車
椅子保持部70の連結関係、ならびにレールユニット3
0におけるレール部(アッパレール32、ロアレール3
3)と連結部材31の角度は、図9に示されるように、
格納位置においてレール、アッパアーム90、ロアアー
ム92がフロア6上で車両軸線S−Sに対してそれぞれ
斜めになるように設定され、またとくに図示されていな
いが車椅子100も車両軸線に対して斜めとなるよう設
定されている。これにより、レールの長さや車椅子のサ
イズが大きくなっても余裕をもって収納される。
【0038】以上により、障害者は車椅子100から運
転席2に移乗したあと、運転席近傍に設置された操作ボ
タンを操作して車椅子保持部70を運転席近くの引出し
位置とし、運転席2から車椅子100を若干後方へ押し
やって車椅子保持部70に当て、その後は操作ボタンを
格納側へ操作するだけで済むから、介助者の助けを要し
ないで車内に車椅子100を格納することができる。ま
た、車椅子100は折り畳んで保持し、旋転機構を備え
て車椅子100を水平の状態にして後部車室5に格納す
るから、格納時のスペース高さが最小限に抑えられ、広
い上部空間を残すので、図9に示すようにトノーボード
95等の設置によりラゲージスペースを確保することが
できる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、モータ駆動に
よって後部車室の格納位置から車体外側面にそって運転
席から車椅子を当接可能の引出し位置まで車椅子保持部
を引出し可能なものとしたので、障害者でも運転席に移
乗したあと、自身で運転席から車椅子を車椅子保持部に
保持させることができるから、介助者を必要とせず、あ
とはモータ駆動により自動的に車椅子を後部車室の格納
位置へ収納することができる。
【0040】請求項2記載の発明は、旋転機構を備え
て、引出し位置で垂直状態に係止した車椅子を水平状態
にして格納するものとしたので、格納時のスペース高さ
が低く抑えられる。
【0041】請求項3記載の発明は、後部車室にモータ
駆動により水平回動可能に設けられたメインアームと、
メインアームに回動可能に連結されたレールユニット
と、レールユニットにそってモータ駆動によりスライド
可能のモータベースと、モータベースに連結されたアッ
パアームおよびロアアームとを有し、アッパアームおよ
びロアアームのいずれかはモータ駆動により回動可能と
され、車椅子保持部はアッパアームおよびロアアームに
連結されて4節リンクを形成しているものとすることに
より、簡単な構成でコンパクトに車両に設置される。
【0042】請求項4記載の発明は、メインアームとレ
ールユニットの連結軸をメインアームの回動軸に対して
傾斜させ、メインアームの中間部に回動可能に支持され
るとともに先端にカムと係合するローラを備えるローラ
アームと、ローラアームとレールユニットとの間に連結
されたコネクティングロッドとを有して、メインアーム
の回動に伴い、カム形状にしたがってレールユニットが
メインアームに対して回動するようにして旋転機構を構
成したので、簡単な構成でコンパクトである。
【0043】請求項5記載の発明では、車椅子保持部が
上に開口した車輪軸部受けを有するとともにフレーム押
さえ部材を備えて、車椅子保持部が持ち上がるとき車輪
軸部が車輪軸部受けに保持され、かつ車椅子の回転が阻
止されるものとし、運転席から車椅子の車輪軸部を車椅
子保持部に当て、その後はモータ駆動させるだけで自動
的に車輪軸部が車輪軸部受けに係止され、車椅子は所定
の姿勢に保持されるので、障害者の作業がきわめて軽減
される。
【0044】請求項6記載の発明では、フレーム押さえ
部材の位置を調整可能としたので、サイズの異同を含む
多種類の車椅子に対応させることができる。また、請求
項7記載の発明は、車椅子保持部がさらにアッパアーム
とロアアームの回動に連動して車椅子の車輪軸部を車輪
軸部受けにロックするロック機構を備えるものとしたの
で、自動的にロックされ、格納位置までの間車椅子が確
実に車椅子保持部に固定され、信頼性の高い作動が得ら
れる。
【0045】請求項8記載の発明は、車椅子保持部が折
り畳まれた車椅子の両車輪の間において車椅子の車輪軸
部を保持するものとしたので、格納時のスペース高さが
最小限に抑えられ、その上部に広いラゲージスペースを
確保することができる。
【0046】請求項9記載の発明では、格納位置におい
て、レールユニットが車両軸線に対して斜めに収納され
るものとしたので、車体後端から運転席までの距離に応
じてレールの長さが大きくなっても余裕をもって収納す
ることができる。また、請求項10記載の発明では、同
じく格納位置において、車椅子も車両軸線に対して斜め
に収納されるものとしたので、車椅子のサイズが大きい
場合でも余裕をもって収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、車椅子保持部が車
体側部にそって運転席近傍の引出し位置まで引き出され
た状態を示す側面図である。
【図2】実施例において車椅子保持部が車体側部にそっ
た中間位置にある状態を示す側面図である。
【図3】実施例において車椅子保持部が車体側部にそっ
た後端位置にある状態を示す側面図である。
【図4】実施例において車椅子保持部が車体側部にそっ
た後端位置にある状態を示す立面図である。
【図5】実施例において車椅子保持部が車体側部から車
体後面位置方向への移動途中状態を示す平面図である。
【図6】実施例において車椅子保持部が車体側部から車
体後面位置方向への移動途中状態を示す立面図である。
【図7】実施例において車椅子保持部が車体後面位置に
ある状態を示す平面図である。
【図8】実施例において車椅子保持部が車体後面位置に
ある状態を示す立面図である。
【図9】実施例において車椅子保持部が後部車室内に格
納された状態を示す平面図である。
【図10】実施例において車椅子保持部が後部車室内に
格納された状態を示す立面図である。
【図11】実施例におけるベースとメインアームの取り
付け状態を示す平面図である。
【図12】実施例におけるレールユニット先端部から車
椅子保持部を示す側面図である。
【図13】実施例におけるレールユニットとモータベー
スの組み付け部の詳細を示す縦断面図である。
【図14】図13におけるB−B断面図である。
【図15】図12におけるC矢視図である。
【図16】実施例における車椅子保持部を示す側面図で
ある。
【図17】実施例におけるフレーム押えローラ部の詳細
を示す拡大図である。
【図18】図17におけるD矢視図である。
【符号の説明】
1 車両 2 運転席 3 運転席ドア 5 後部車室 6 フロア 7 バックドア開口 10 車椅子収納装置 11 ベース 12 アッパプレート 13 ロアプレート 14 垂直軸 15 格納引出しモータ 15a、56a、62a 減速機 16、59 被駆動ギヤ 17 カム板 17a ローラカム 18 出力ギヤ 20 メインアーム 22 シャフト 21 ブラケット 23 ローラアーム 24 ローラ 25 コネクティングロッド 26、27 ボールジョイント 30 レールユニット 31 連結部材 32 アッパレール 33 ロアレール 34 側板 35 ラックギヤ 50 モータベース 51、52 ローラ 53、54 ローラシャフト 55 プレート 56 スライド用モータ 57、63 ギヤ 58、60 シャフト 62 回動用モータ 70 車椅子保持部 71 プレート 71a 前縁 72、73 シャフト 75 車輪軸部受け 76 フレーム押さえローラ 77 ローラブラケット 78 ローラ軸 79、80 長穴 82 ロックレバー 83 爪部 84 アーム 85 軸 86、87 ピン 89 ロッド 90 アッパアーム 92 ロアアーム 93 延長部 95 リミットスイッチ 96 ガイドホルダ 100 車椅子 102 車輪軸部 103 フレーム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部車室に設置され、モータ駆動
    によって後部車室の格納位置から車体外側面にそって運
    転席から車椅子を当接可能の引出し位置まで車椅子保持
    部を引出し可能としたことを特徴とする車両用車椅子収
    納装置。
  2. 【請求項2】 旋転機構を備えて、引出し位置で垂直状
    態に係止した車椅子を水平状態にして格納することを特
    徴とする請求項1記載の車両用車椅子収納装置。
  3. 【請求項3】 後部車室にモータ駆動により水平回動可
    能に設けられたメインアームと、メインアームに回動可
    能に連結されたレールユニットと、レールユニットにそ
    ってモータ駆動によりスライド可能のモータベースと、
    モータベースに連結されたアッパアームおよびロアアー
    ムとを有し、アッパアームおよびロアアームのいずれか
    はモータ駆動により回動可能とされ、前記車椅子保持部
    は前記アッパアームおよびロアアームに連結されて4節
    リンクを形成していることを特徴とする請求項2記載の
    車両用車椅子収納装置。
  4. 【請求項4】 前記旋転機構は、メインアームとレール
    ユニットの連結軸をメインアームの回動軸に対して傾斜
    させ、メインアームの中間部に回動可能に支持されると
    ともに先端にカムと係合するローラを備えるローラアー
    ムと、ローラアームとレールユニットとの間に連結され
    たコネクティングロッドとを有して、メインアームの回
    動に伴い、カム形状にしたがってレールユニットがメイ
    ンアームに対して回動するよう構成されていることを特
    徴とする請求項3記載の車両用車椅子収納装置。
  5. 【請求項5】 前記車椅子保持部は、前縁に連なり上に
    開口した車輪軸部受けを下部に有するとともに、車輪軸
    部受けの下方に車椅子のフレームに当接するフレーム押
    さえ部材を備えて、車椅子の車輪軸部を前縁に当接させ
    た状態で、アッパアームとロアアームが車椅子保持部を
    持ち上げる方向に回動することにより、車輪軸部が車輪
    軸部受けに保持されるとともに、フレーム押さえ部材に
    フレームが当接して車椅子の回転を阻止するよう構成さ
    れていることを特徴とする請求項3または4記載の車両
    用車椅子収納装置。
  6. 【請求項6】 前記フレーム押さえ部材は位置調整可能
    とされていることを特徴とする請求項5記載の車両用車
    椅子収納装置。
  7. 【請求項7】 前記車椅子保持部は、アッパアームとロ
    アアームの回動に連動して車椅子の車輪軸部を車輪軸部
    受けにロックするロック機構を備えていることを特徴と
    する請求項5または6記載の車両用車椅子収納装置。
  8. 【請求項8】 前記車椅子保持部は、折り畳まれた車椅
    子の両車輪の間において車椅子の車輪軸部を保持するよ
    う構成されていることを特徴とする請求項5、6または
    7記載の車両用車椅子収納装置。
  9. 【請求項9】 前記格納位置において、前記レールユニ
    ットが車両軸線に対して斜めに収納されることを特徴と
    する請求項3または4記載の車両用車椅子収納装置。
  10. 【請求項10】 前記格納位置において、前記車椅子保
    持部に保持された車椅子が車両軸線に対して斜めに収納
    されることを特徴とする請求項2、3または4記載の車
    両用車椅子収納装置。
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