JP2000208888A - プリント基板の実装構造 - Google Patents
プリント基板の実装構造Info
- Publication number
- JP2000208888A JP2000208888A JP11003930A JP393099A JP2000208888A JP 2000208888 A JP2000208888 A JP 2000208888A JP 11003930 A JP11003930 A JP 11003930A JP 393099 A JP393099 A JP 393099A JP 2000208888 A JP2000208888 A JP 2000208888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor pattern
- mounting
- heat
- electronic component
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
体パターンの間にセラミックチップのような部材を設け
ることなく、電子部品の放熱を良好に行えるようにす
る。 【解決手段】 ガラスエポキシ材からなるプリント基板
11上に、電子部品搭載用の導体パターン12を介して
電子部品をなすトランジスタ13が搭載され、さらに導
体パターン12に対向してして放熱用の導体パターン1
4が形成されている。ここで、導体パターン12、14
は、両導体パターン12、14の間がくし形形状になる
ように形成されている。このような形状にすることによ
って両導体パターン12、14間の熱抵抗を下げること
ができ、電子部品の放熱を良好に行うことができる。
Description
を基材とするプリント基板上に電子部品を搭載してなる
プリント基板の実装構造に関する。
として特開平7−147467号公報に記載されたもの
がある。このものの平面構成を図3に示す。図3におい
て、低熱伝導性材料であるガラスエポキシ材からなるプ
リント基板1上に、電子部品搭載用の導体パターン2を
介して発熱電子部品をなすトランジスタ3が搭載され、
さらに電子部品搭載用の導体パターン2に並設してトラ
ンジスタ3の放熱を行うための放熱用の導体パターン4
が設けられている。トランジスタ3のコレクタ端子3a
は、導体パターン2に取り付けられ、エミッタ端子3
b、ベース端子3cはそれぞれの他の導体パターンに取
り付けられている。
放熱用の導体パターン4の間には、良熱伝導性を有し両
導体パターン2、4を電気的に絶縁するセラミックチッ
プ5が設けられており、トランジスタ3からの発熱を電
子部品搭載用の導体パターン2からセラミックチップ5
を介し放熱用の導体パターン4に伝えて放熱させるよう
にしている。
は、電子部品搭載用の導体パターン2と放熱用の導体パ
ターン4の間にセラミックチップ5を設ける必要があ
り、セラミックチップ5を用意するとともに、セラミッ
クチップ5を取り付けるための工程が必要になる。本発
明は上記問題に鑑みたもので、電子部品搭載用の導体パ
ターンと放熱用の導体パターンの間にセラミックチップ
のような部材を設けることなく、電子部品の放熱を良好
に行えるようにすることを目的とする。
め、請求項1に記載の発明では、低熱伝導性の材料を基
材とするプリント基板(11)上に、電子部品搭載用の
導体パターン(12)を介して電子部品(13)を搭載
し、さらに電子部品搭載用の導体パターン(12)に対
向して電子部品(13)の放熱を行うための放熱用の導
体パターン(14)を形成してなるプリント基板の実装
構造において、電子部品搭載用の導体パターン(12)
と放熱用の導体パターン(14)を、両導体パターン
(12、14)の間がくし形になる形状にて形成したこ
とを特徴としている。
の間をくし形形状にすることによって、両導体パターン
(12、14)間の対向する領域が長くなり、熱抵抗を
下げることができる。従って、従来のもののように良熱
伝導性で絶縁性を有するセラミックチップのような部材
を設けなくても、電子部品の放熱を良好に行うことがで
きる。
電子部品搭載用の導体パターン(12)と放熱用の導体
パターン(14)のうち一方の導体パターン(12)
は、複数の突出部(12a)を有する形状になってお
り、他方の導体パターン(14)は、前記複数の突出部
(12a)と一定のギャップを形成する形状になってい
ることを特徴としている。
2、14)間の対向する領域が長くなるため、請求項1
と同様の効果を奏する。上記した請求項1、2に記載の
発明において、低熱伝導性の材料を基材とするプリント
基板(11)としては、ガラスエポキシ材からなるプリ
ント基板を用いることができる。
実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
について説明する。図1に本発明の一実施形態に係るプ
リント基板の実装構造の平面図を示し、図2にその部分
的な斜視図を示す。図1、図2において、低熱伝導性の
材料を基材とするプリント基板としてガラスエポキシ材
からなるプリント基板11上に、電子部品搭載用の導体
パターン12を介して発熱電子部品をなすトランジスタ
13が搭載され、さらに電子部品搭載用の導体パターン
12に対向してしてトランジスタ13の放熱を行うため
の放熱用の導体パターン14が形成されている。なお、
電子部品搭載用の導体パターンは、トランジスタ13の
ような電子部品の電極を構成し、放熱用の導体パターン
14は、放熱用の電極(例えば、GND電極)を構成し
ており、図中でハッチングを付した部分は、それらの電
極部分を示している。
3aは、導体パターン12に取り付けられ、エミッタ端
子13b、ベース端子13cはそれぞれ他の導体パター
ンに取り付けられている。ここで、電子部品搭載用の導
体パターン12と放熱用の導体パターン14は、図1、
図2に示すように、両導体パターン12、14の間がく
し形形状になるように形成されている。すなわち、電子
部品搭載用の導体パターン12は、その先端に複数の突
出部12aを有し、突出部12aのそれぞれの間に放熱
用の導体パターン14の突出部14aが位置するように
なっており、両突出部12a、14a間にくし形をした
一定の微小ギャップが形成されている。
12と放熱用の導体パターン14の間をくし形形状にす
ることにより、図3に示すように平行配置した場合に比
べ両導体パターン12、14間の対向する領域が長くな
るため、両者間の熱抵抗を下げることができる。従っ
て、従来のもののように良熱伝導性で絶縁性を有するセ
ラミックチップ5のような部材を設けなくても、トラン
ジスタ13からの発熱を電子部品搭載用の導体パターン
12を介して放熱用の導体パターン14に伝えその放熱
を良好に行うことができる。この場合、電子部品搭載用
の導体パターン12と放熱用の導体パターン14間のギ
ャップは小さいほど両者間の熱伝導を良好に行うことが
できる。
パターン12と14の間をくし形形状にするものを示し
たが、その形状は図1、図2に示す形状以外のものであ
ってもよく、例えば一部がくし形形状をしたものであっ
てもよい。また、導体パターン12、14のうち、一方
の導体パターンに複数の突出部を形成し、他方の導体パ
ターンの形状を一方の導体パターンの複数の突出部と一
定のギャップを形成するようなものとしても、上記した
実施形態と同様の効果を奏することができる。この場
合、両導体パターン12、14間のギャップは、例えば
三角形状になっていてもよい。また、電子部品として
は、トランジスタ13以外の部品であってもよい。
構造の平面図である。
る。
ーン、13…トランジスタ、13a…コレクタ端子、1
3b…エミッタ端子、13c…ベース端子、14…放熱
用の導体パターン。
Claims (2)
- 【請求項1】 低熱伝導性の材料を基材とするプリント
基板(11)上に、電子部品搭載用の導体パターン(1
2)を介して電子部品(13)が搭載され、さらに前記
電子部品搭載用の導体パターン(12)に対向して前記
電子部品(13)の放熱を行うための放熱用の導体パタ
ーン(14)が形成されてなるプリント基板の実装構造
において、 前記電子部品搭載用の導体パターン(12)と前記放熱
用の導体パターン(14)は、両導体パターン(12、
14)の間がくし形形状になるように形成されているこ
とを特徴とするプリント基板の実装構造。 - 【請求項2】 低熱伝導性の材料を基材とするプリント
基板(11)上に、電子部品搭載用の導体パターン(1
2)を介して電子部品(13)が搭載され、さらに前記
電子部品搭載用の導体パターン(12)に対向して前記
電子部品(13)の放熱を行うための放熱用の導体パタ
ーン(14)が形成されてなるプリント基板の実装構造
において、 前記電子部品搭載用の導体パターン(12)と前記放熱
用の導体パターン(14)のうち一方の導体パターン
(12)は、複数の突出部(12a)を有する形状にな
っており、他方の導体パターン(14)は、前記複数の
突出部(12a)と一定のギャップを形成する形状にな
っていることを特徴とするプリント基板の実装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00393099A JP3956516B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | プリント基板の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00393099A JP3956516B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | プリント基板の実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000208888A true JP2000208888A (ja) | 2000-07-28 |
JP3956516B2 JP3956516B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=11570866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00393099A Expired - Fee Related JP3956516B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | プリント基板の実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3956516B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278344A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Denso Corp | モータ制御装置 |
JP2010519755A (ja) * | 2007-02-22 | 2010-06-03 | エアバス フランス | 電子基板と、その電子基板を備える航空機 |
JP2011129581A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Oki Printed Circuits Co Ltd | プリント配線板の放熱構造 |
JP2013003714A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Denso Corp | 電源装置および車両用電子制御装置 |
JP2013105853A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Denso Corp | 配線基板 |
JP2013125897A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Taiyo Yuden Co Ltd | 電子装置 |
JP2014220429A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 株式会社デンソー | 多層基板およびこれを用いた電子装置 |
JP2014229829A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 本田技研工業株式会社 | 電子装置 |
-
1999
- 1999-01-11 JP JP00393099A patent/JP3956516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005278344A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Denso Corp | モータ制御装置 |
JP2010519755A (ja) * | 2007-02-22 | 2010-06-03 | エアバス フランス | 電子基板と、その電子基板を備える航空機 |
JP2011129581A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Oki Printed Circuits Co Ltd | プリント配線板の放熱構造 |
JP2013003714A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Denso Corp | 電源装置および車両用電子制御装置 |
JP2013105853A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Denso Corp | 配線基板 |
JP2013125897A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Taiyo Yuden Co Ltd | 電子装置 |
JP2014220429A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | 株式会社デンソー | 多層基板およびこれを用いた電子装置 |
JP2014229829A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 本田技研工業株式会社 | 電子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3956516B2 (ja) | 2007-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5106519B2 (ja) | 熱伝導基板及びその電子部品実装方法 | |
JP3956516B2 (ja) | プリント基板の実装構造 | |
JP2003188565A (ja) | 表面実装用電子部品の放熱構造 | |
JP2002134970A (ja) | 電子制御装置 | |
JP2010267869A (ja) | 配線基板 | |
JPH06268341A (ja) | 電子部品の放熱方法、および同放熱構造 | |
JP4165045B2 (ja) | 電子機器 | |
JPH06318486A (ja) | Ic部品実装用のピン型ソケットおよび集合型ソケット | |
JPH07147467A (ja) | 電子部品の放熱方法 | |
JPH0322554A (ja) | 電子部品の放熱装置 | |
JP2684893B2 (ja) | 混成集積回路装置 | |
JPH0515036A (ja) | 電気接続箱 | |
JP3684271B2 (ja) | パワーモジュール | |
JP2564645Y2 (ja) | 発熱部品を有する混成集積回路装置 | |
JPH0126157Y2 (ja) | ||
JPH07297518A (ja) | 電子部品の実装構造 | |
JPH1154883A (ja) | 電子部品の放熱構造 | |
JPS621251A (ja) | 放熱フインの構造 | |
JPH10189803A (ja) | 放熱板への絶縁基板取付構造 | |
JPH1093208A (ja) | 光通信用回路基板 | |
JPH0543556U (ja) | 混成集積回路基板 | |
JP2522583Y2 (ja) | 放熱フイン付きジヤンパ線ユニツト | |
JPH10144834A (ja) | 電子部品用放熱装置とその組立方法 | |
JP2003298262A (ja) | プリント回路板、発熱電子部品放熱型プリント回路板及びプリント回路板上の発熱電子部品の放熱方法 | |
JP2000114673A (ja) | ヒートシンク付きプリント配線板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |