JP2000208726A - Nand型不揮発性強誘電体メモリセル及びそれを用いた不揮発性強誘電体メモリ装置 - Google Patents

Nand型不揮発性強誘電体メモリセル及びそれを用いた不揮発性強誘電体メモリ装置

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JP2000208726A
JP2000208726A JP11329746A JP32974699A JP2000208726A JP 2000208726 A JP2000208726 A JP 2000208726A JP 11329746 A JP11329746 A JP 11329746A JP 32974699 A JP32974699 A JP 32974699A JP 2000208726 A JP2000208726 A JP 2000208726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 参照セルの過度の使用を避けて装置の廉価を
防止すること。 【解決手段】 直列に形成されたN個のトランジスタ
と;N個のトランジスタ中最初のトランジスタの入力端
とn番目のトランジスタの出力端とが連結されるビット
ラインと;n番目のトランジスタを除いた各トランジス
タのゲートごとに連結されたワードラインと;n番目の
トランジスタのゲートに連結され、書込みまたは再格納
モードでのみ活性化信号が印加されるWEC信号ライン
と;各ワードラインとそのトランジスタの出力端との間
に形成された強誘電体キャパシタとを含むことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体メモリ装置に
関するもので、特に、NAND型不揮発性強誘電体メモ
リセル及びそれを用いた不揮発性強誘電体メモリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1は一般的なNAND型DRAMセル
の構成図である。図1に示すように、NAND型DRA
Mセルは複数個のNMOSトランジスタT1,T2,T
3,...が直列に連結され、各トランジスタのゲート
にはワードラインWL1,WL2,WL3,WL
4,...が1本ずつ連結されている。ワードラインを
横切る方向にビットラインB/Lが配置され、各トラン
ジスタのドレイン端N1,N2,N3,...には強誘
電体キャパシタC1,C2,C3,...の一方の電極
が連結され、それらのキャパシタの他方の電極はプレー
トライン(P/L)に連結されている。そして、プレー
トライン(P/L)は1/2Vcc電圧で固定されてお
り、ワードラインWL1,WL2,WL3,...を順
次に活性化させるとNMOSトランジスタが活性化さ
れ、強誘電体キャパシタに格納されていたデータがビッ
トラインに送られる。ビットラインに現れたデータはセ
ンスアンプ(図示しない)で増幅されるとともに、再び
強誘電体キャパシタに再格納される。
【0003】一般的に不揮発性強誘電体メモリ、つまり
FRAM(Ferroelectric Random Access Memory)はD
RAM程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にも
データが保存される特性のため次世代記憶素子として注
目を浴びている。FRAMはDRAMとほぼ同一構造を
有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘
電体を使用して強誘電体の特性である高い残留分極を用
いたものである。このような残留分極特性のため電界を
除去してもデータは保存される。
【0004】図2は一般的な強誘電体のヒステリシスル
ープを示す特性図である。図2に示すように、電界によ
り誘起された分極が電界を除去しても残留分極(又は自
発分極)の存在によって消滅されず、一定量(d,a状
態)を維持していることが分かる。不揮発性強誘電体メ
モリセルは前記d,a状態をそれぞれ1,0に対応させ
記憶素子として応用したものである。
【0005】以下、従来技術による不揮発性強誘電体メ
モリ素子の駆動回路を添付の図面を参照して説明する。
図3は従来の不揮発性強誘電体メモリの単位セルを示し
た。図3に示すように、一方向に形成されたビットライ
ンB/Lと、ビットラインと交差する方向に形成された
ワードライン(W/L)と、ワードラインに一定の間隔
をおいてワードラインと同一の方向に形成されたプレー
トライン(P/L)と、ゲートがワードラインに連結さ
れ、ソースはビットラインに連結されるトランジスタT
1と、第1端子はトランジスタT1のドレインに連結さ
れ、第2端子はプレートライン(P/L)に連結される
強誘電体キャパシタFC1とを含む。
【0006】このような従来の不揮発性強誘電体メモリ
装置による駆動回路を以下に説明する。図4は従来の不
揮発性強誘電体メモリ装置を駆動するための駆動回路で
ある。従来の1T/1C(一つのトランジスタと一つの
強誘電体キャパシタ)構造の強誘電体メモリを駆動する
ための駆動回路は、参照電圧を発生する参照電圧発生部
1と、複数個のトランジスタQ1〜Q4、キャパシタC
1などからなり、参照電圧発生部1から出力される参照
電圧を直ちにセンスアンプへ供給できないため、隣接し
た2本のビットラインの参照電圧を安定化させる参照電
圧安定化部2と、複数個のトランジスタQ6〜Q7、キ
ャパシタC2〜C3などからなって、接続したビットラ
インのそれぞれロジック値「1」と「0」の参照電圧を
格納している第1参照電圧格納部3と、トランジスタQ
5からなって、隣接した2本のビットラインを等電位化
させる第1等化器4部と、互いに異なるワードライン及
びプレートラインに連結されデータを格納する第1メイ
ンセルアレイ部5と、複数個のトランジスタQ10〜Q
15、P−センスアンプ(PSA)などからなって、第
1メインセルアレイ部5の複数個のセルのうちワードラ
インにより選択されたセルのデータをセンシングする第
1センスアンプ部6と、互いに異なるワードライン及び
プレートラインに連結されデータを格納する第2メイン
セルアレイ部7と、複数個のトランジスタQ28〜Q2
9及びキャパシタC9〜C10などからなって、隣接し
たビットラインのそれぞれロジック値「1」と「0」の
参照電圧を格納している第2参照電圧格納部8と、複数
個のトランジスタQ16〜Q25、N−センスアンプ
(NSA)などからなって、第2メインセルアレイ部7
のデータをセンシングして出力する第2センスアンプ部
9とを含む。
【0007】このように構成された従来の不揮発性強誘
電体メモリ素子のデータ入出力動作を説明する。図5は
従来の不揮発性強誘電体メモリ素子の書込みモードの動
作を示すタイミング図であり、図6は読み出しモードの
動作を示すタイミング図である。まず、書込みモードの
場合、外部から印加されるチップインエーブル信号(C
SBpad)がハイからローに活性化され、同時に書込
みインエーブル信号(WEBpad)をハイからローに
印加すると、書込みモードが始まる。次いで、書込みモ
ードでのアドレスのデコードが始まると、ワードライン
に印加されるパルスは「ロー」から「ハイ」に遷移さ
れ、セルが選択される。
【0008】このように、ワードラインが「ハイ」状態
を維持している間にプレートラインには順に所定幅の
「ハイ」信号と所定幅の「ロー」信号が印加される。そ
して、選択されたセルにロジック値「1」又は「0」を
書くために、ビットラインに書込みインエーブル信号
(WEBpad)に同期した「ハイ」又は「ロー」信号
を印加する。すなわち、ビットラインに「ハイ」信号を
印加し、ワードラインに印加される信号が「ハイ」状態
である期間でプレートラインに印加される信号が「ロ
ー」であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値
「1」が記録される。そして、ビットラインに「ロー」
信号を印加し、プレートラインに印加される信号が「ハ
イ」信号であれば、強誘電体キャパシタにはロジック値
「0」が記録される。
【0009】このような書込みモードの動作によりセル
に格納されたデータを読み出すための動作は以下の通り
である。まず、外部からチップインエーブル信号(CS
Bpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化されると、
ワードラインが選択される以前に全てのビットラインは
等化器信号によって「ロー」電圧に等電位される。すな
わち、図4で等化器部4に「ハイ」信号を印加し、トラ
ンジスタQ18,Q19に「ハイ」信号を印加すると、
ビットラインはトランジスタQ19を介して接地される
ので、低電圧(Vss)に等電位される。
【0010】そして、トランジスタQ5,Q18,Q1
9をオフさせ、各ビットラインを不活性化させた後、ア
ドレスをデコードし、デコードされたアドレスによって
ワードラインの「ロー」信号が「ハイ」信号に遷移され
セルを選択する。選択されたセルのプレートラインに
「ハイ」信号を印加して、強誘電体メモリに格納された
ロジック値「1」に相応するデータを破壊させる。も
し、強誘電体メモリにロジック値「0」が格納されてい
れば、それに相応するデータは破壊されない。
【0011】このように、破壊されたデータと破壊され
てないデータは前述したヒステリシスループの原理によ
って異なる値を出力し、センスアンプはロジック値
「1」又は「0」をセンシングする。すなわち、データ
が破壊された場合は、図1のヒシテリシスループのdか
らfに変更される場合であり、データが破壊されてない
場合は、aからfに変更される場合である。したがっ
て、一定の時間が経過した後センスアンプがインエーブ
ルすると、データが破壊された場合は増幅されロジック
値「1」を出力し、データが破壊されてない場合は ロ
ジック値「0」を出力する。このようにセンスアンプか
らデータを出力した後には元のデータに戻らなければな
らないので、ワードラインに「ハイ」信号を印加した状
態でプレートラインを「ハイ」から「ロー」に不活性化
させる。
【0012】従来技術においては、参照セルがロー
(行)方向に形成され、すなわち、メインセルのワード
ラインの方向に参照セル用ワードラインが形成され、そ
れぞれの参照セル用のワードラインに複数の参照セルが
接続されていた。したがって、メインセルアレイから一
つのデータをデータを読み出すごとに、参照セルのワー
ドラインに「ハイ」信号が加えられると、そのたびにそ
れに接続された参照セルの全てが動作する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来の不揮発性強誘電体メモリ素子は次のような問題点
があった。強誘電体膜の特性が完璧に確保されてない状
態で一つの参照セルは約数百倍以上も多いメインセルの
読み出し動作で使用されるように構成されているため、
参照セルはメインセルより多く動作しなければならず、
参照セルの劣化が急激に進み、参照電圧は安定しない。
したがって、素子の動作特性を悪化させ、寿命を短縮さ
せる。
【0014】本発明は上記した従来の課題を解決するた
めに成されたものであって、メインセルと参照セルのア
クセスされる数を同じくすることで、参照セルによるビ
ットライン誘導電圧とメインセルによるビットライン誘
導電圧を一定に維持させ動作の特性を向上させ、レイア
ウトの面積を最小化して高集積化を実現できるようなN
AND型不揮発性強誘電体メモリセル及びそれを用いた
不揮発性強誘電体メモリ装置を提供することにその目的
がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するための本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモリ
セルは、直列に形成されたN個のトランジスタと;N個
のトランジスタ中最初のトランジスタの入力端とn番目
トランジスタの出力端とが連結されるビットラインと;
n番目のトランジスタを除いた各トランジスタのゲート
ごとに連結されたワードラインと;n番目のトランジス
タのゲートに連結され、書込みまたは再格納モードでの
み活性化信号が印加されるWEC信号ラインと;そし
て、各ワードラインとそのトランジスタの出力端との間
に形成された強誘電体キャパシタとを含むことを特徴と
する。
【0016】また、NAND型不揮発性強誘電体メモリ
セルを用いた不揮発性強誘電体メモリ装置は、複数個の
グローバルワードラインを制御するグローバルXデコー
ダ部と;直列に連結されたN個のトランジスタと、トラ
ンジスタ中最初のトランジスタのソース及びN番目のト
ランジスタのドレインに連結されたビットラインと、N
番目のトランジスタのゲートに連結されるWEC信号ラ
インと、N番目のトランジスタ以外のトランジスタのゲ
ートに連結されるワードラインと、N番目のトランジス
タを除いた各トランジスタのドレインとそのワードライ
ンとの間に連結される強誘電体キャパシタとからなる複
数個のNAND型不揮発性強誘電体セルより構成された
セルアレイ部と;セルアレイ部の下部に位置して、セル
アレイ部から選択された任意のセルから読み出ししたデ
ータを一時的に格納した後、書込み及び再格納時に出力
するビットライン制御部と;ワードラインを活性化させ
る活性化信号及びWEC信号を出力するローカルXデコ
ーダ部と;そして、ローカルXデコーダ部から出力され
るワードライン活性化信号を最初のトランジスタから順
次に印加し、書込みモードでのみWEC信号を印加する
ワードライン駆動部とを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に示す実施形態
に基づいて本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモリ
セル及びそれを用いた不揮発性強誘電体メモリ装置を説
明する。図7は本発明のNAND型不揮発性強誘電体メ
モリセルによる単位セルを示した。図7に示すように、
NMOSトランジスタT1,T2,...T5が直列に
連結され、トランジスタが形成された方向に従ってビッ
トラインB/Lが形成される。そして、トランジスタ中
最初のトランジスタT1のソースと最後のトランジスタ
T5のドレインはビットラインB/Lに連結される。最
後のトランジスタT5以外の各トランジスタのゲートに
はワードラインが連結され、最後のトランジスタT5の
ゲートにはWEC信号ラインが連結される。WEC信号
は読み出しモードでは不揮発状態を維持して書込みモー
ドでのみ活性化状態を維持する信号である。各トランジ
スタT1,T2,T3,T4のゲートに連結されたワー
ドラインとそれらのトランジスタのドレインとの間には
強誘電体キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4が
連結され、最後のトランジスタT5は強誘電体キャパシ
タを有しない。
【0018】ここで、本実施形態は、図7のような構成
が複数個並べられ、不揮発性強誘電体メモリセルアレイ
を構成している。また、図7は単位セルを4−NAND
型で構成しているが、2−NAND,3−NAND,n
−NAND型で構成することもできる。以下本実施形態
である4−NAND型不揮発性強誘電体メモリセルを例
として説明する。
【0019】図8は図7の構成によるレイアウト図であ
って、互いに一定の間隔をおいて一方向にワードライン
WL1〜WL4及びWEC電極が形成され、各ワードラ
イン上にバリアメタル(図示しない)を介してキャパシ
タの第1電極(図示しない)が形成され、キャパシタの
第1電極上に強誘電体膜(図示しない)を介してキャパ
シタ第2電極90a〜90dが形成される。そして、ワ
ードラインの両側に不純物領域78a〜78fが形成さ
れ、キャパシタの第2電極90a〜90dの一側の不純
物領域87b,87c,87d,87eとキャパシタの
第2電極90a〜90dを電気的に連結するためのプラ
グ94a〜94dが形成され、両外側の不純物領域87
a,87fと電気的に連結され、かつワードラインと交
差する方向にアクティブ領域に沿ってビットライン97
が形成される。ここで、図示しないが、各ワードライン
と半導体基板の間はゲート絶縁膜により互いに絶縁され
ている。
【0020】一方、図9は図8のI−I線の断面図であ
って、第1導電型の半導体基板81と、半導体基板81
の表面内に一定の間隔をおいて形成されるn固のソース
及びドレイン領域87a〜87fと、ソース及びドレイ
ン領域の間の基板上に形成されたワードラインWL1〜
WL4及びWED電極と、ワードラインWL1〜WL4
上にバリアメタル84を介在して形成された強誘電体キ
ャパシタの第1電極85a〜85dと、第1電極の上部
及び側面に形成された強誘電体膜89と、強誘電体膜上
に形成された強誘電体キャパシタの第2電極90a〜9
0dと、N個のソース及びドレイン領域87a〜87f
中の最初の領域87a及び最後のN番目の領域87fを
除いた残り領域87b,87c,87d,87eにそれ
ぞれ隣接した第2電極90a〜90dとを電気的に連結
するプラグ94a〜94dと、プラグを含む基板上に絶
縁層95を間において形成され、最初の領域87a及び
N番目の領域87fと電気的に連結されるビットライン
96とを含む。
【0021】このように構成された本発明のNAND型
不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法を添付の図面を
参照して説明する。図10aないし図11gは本発明の
NAND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法によ
る第1実施形態を説明するための工程断面図である。図
10aに示すように、第1導電型の半導体基板を活性領
域とフィールド領域とに区画した後、活性領域半導体基
板81上にゲート絶縁膜82を形成する。ゲート絶縁膜
82上にポリシリコン83を蒸着した後、ポリシリコン
83上にバリアメタル層84を形成する。そして、バリ
アメタル層84上にキャパシタ電極物質85を順に形成
する。キャパシタ電極物質85上にフォトレジスト(図
示しない)を塗布した後、露光及び現像工程によりパタ
ーニングする。
【0022】パターニングされたフォトレジスタをマス
クとして用いたエッチング工程によって、キャパシタ電
極物質85,バリアメタル84,そして、ポリシリコン
層83及びゲート絶縁膜82を選択的に除去し、図10
bに示すように、互いに一定の間隔を持つワードライン
WL1〜WL4及びキャパシタの第1電極85a〜85
dを形成する。このワードラインの形成時にWEC電極
も形成され、WEC電極上にもキャパシタ電極物質85
が形成されるが、電極としては使用されない。
【0023】図10cに示すように、ワードラインWL
1〜WL4及びWEC電極をマスクとして用いた不純物
イオン注入及び熱処理によって、ワードラインWL1〜
WL4及びWEC電極の両側に第2導電型の不純物領域
87a,87b,87c,87d,87e,87fを形
成する。その後、キャパシタの第1電極85a〜85d
を含む基板81上に絶縁膜88を蒸着した後、バリアメ
タル84の側面が露出されるまでエッチバックする。
【0024】次いで、図10dに示すように、ワードラ
イン及びWEC電極を含む絶縁膜88上に強誘電体膜8
9を形成した後、強誘電体膜89上にキャパシタ電極物
質90を形成する。そして、キャパシタ電極物質90上
にフォトレジスト91を塗布した後、露光及び現像工程
によりパターニングする。
【0025】パターニングされたフォトレジストをマス
クとして用いたエッチング工程によって、キャパシタ電
極物質90及び強誘電体膜89を選択的に除去し、図1
1eに示すように、キャパシタの第2電極90a,90
b,90c,90dを形成する。この際、WEC電極上
部に形成された強誘電体膜及びキャパシタ上部電極は除
去する。
【0026】以後、図10fに示すように、キャパシタ
上部電極90aを含む基板81の全面に絶縁膜92を蒸
着する。ワードラインとワードラインの間の第2導電型
の不純物領域87b,87c,87d,87eとキャパ
シタの第2電極90aの所定部分が露出されるように、
絶縁膜92を選択的に除去してコンタクトホール93a
〜93dを形成する。
【0027】図11gに示すように、コンタクトホール
93a〜93dを含む絶縁膜92上に導電性物質を蒸着
する。導電性物質をエッチバックして第2導電型不純物
領域87b,87c,87d,87eとキャパシタ上部
電極90aとを電気的に連結させるプラグ94を形成す
る。そして、プラグ94を含む絶縁膜92上に再び絶縁
膜95を蒸着する。最初のワードラインWL1の一側と
WEC電極の一側に形成された第2導電型不純物領域8
7a,87fが露出されるようにコンタクトホールを形
成する。以後、コンタクトホールを導電性物質96で満
たした後、導電性物質96と電気的に連結されるビット
ライン97を形成すると、本発明の4−NAND型不揮
発性強誘電体メモリセルの製造工程が完了する。
【0028】このような本発明の第1実施形態を用いた
NAND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法は、
強誘電体膜が矩形に形成されたキャパシタの第1電極の
上面と両側面を含む範囲まで延長しているので、その分
キャパシタンスを増加させることができる。
【0029】一方、図12aないし13gは本発明の4
−NAND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法に
よる第2実施形態を説明するための工程断面図である。
この第2実施形態の不揮発性強誘電体メモリセルの製造
方法による回路的構成は第1実施形態の構成と同一であ
る。図12aに示すように、活性領域の半導体基板10
0上にフォトレジストを塗布する。露光及び現像工程で
パターニングして、互いに一定の間隔を持つ第1フォト
レジスト101を形成する。
【0030】第1フォトレジストパターン101をマス
クとして用いて半導体基板100内にN+ イオン注入を
実施した後、熱処理して図12bに示すように、互いに
一定の間隔を持つ第1N+ 不純物領域102a,102
b,102c,102dを形成する。この第1N+ 不純
物領域102a〜102dはキャパシタの第1電極とし
て使用する。
【0031】以後、図12cに示すように、選択的に第
1N+ 不純物領域102a〜102dが形成された半導
体基板100上に強誘電体膜103を形成する。そし
て、強誘電体膜103上にメタル層104を形成する。
メタル層104上にフォトレジストを塗布した後、パタ
ーニングして第1N+ 不純物領域102a〜102d上
部のメタル層104上に第2フォトレジストパターン1
05を形成する。このとき、強誘電体膜103を形成す
る前に、強誘電体膜が第1N+ 不純物領域102a〜1
02dが形成された半導体基板100に拡散するのを防
止するための拡散防止膜(図示しない)を形成する工程
をさらに行うことができる。また、強誘電体膜103を
形成した後、以後に形成されるキャパシタの第2電極に
強誘電体膜103が拡散することを防止するための拡散
防止膜(図示しない)を形成する工程をさらに行うこと
もできる。
【0032】図12dに示すように、第2フォトレジス
トパターン105をマスクとして用いたエッチング工程
によりメタル層104,強誘電体膜103を選択的に除
去して基板100を露出させる。この際、基板100の
露出部位が各第1N+ 不純物領域102a〜102dの
一側にアラインされるように第2フォトレジストパター
ン105を形成する。そして、メタル層104はワード
ライン及びキャパシタの第2電極として使用するだけで
なく、WEC電極としても使用する。
【0033】次いで、図13eに示すように、メタル層
104をマスクとして用いて再び高濃度N+ イオンを注
入した後、熱処理して第1N+ 不純物領域102a〜1
02dの一方の側に隣接させて第2N+不純物領域10
6a〜106fを形成する。
【0034】図13fに示すように、メタル層104を
含む基板100の全面に絶縁層107を形成する。第2
+ 不純物領域106a〜106fの両端に位置した不
純物領域106a,106fが露出されるように、絶縁
層107を選択的にエッチングしてビットラインコンタ
クト108を形成する。以後、ビットラインコンタクト
108を含む絶縁層107上にビットライン109を形
成すると、本発明の第2実施形態によるNAND型不揮
発性強誘電体メモリセルの製造工程が完了する。
【0035】このような本発明の第2実施形態によるN
AND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法は、基
板100内に形成されたN+ 不純物領域102a〜10
2dとワードラインとをそれぞれ強誘電体キャパシタの
第1,第2電極として使用する。しがたって、工程をよ
り簡略化させることができる。図13gは図13fに対
する等価的な断面構成を示した。
【0036】一方、図14は多数のトランジスタからな
るマルチ−NAND型基本セルの構成を示すものであ
る。マルチ−NAND型不揮発性強誘電体メモリセル
は、複数本のワードラインWL1,WL2,WL3,W
L4,...WLnと、各ワードラインにゲートが連結
される複数個のNMOSトランジスタT1,T2,T
3,T4,...Tnが構成され、最初のNMOSトラ
ンジスタT1のソースと最後のNMOSトランジスタT
nのドレインはビットラインに連結されている。
【0037】一方、図15は本発明による不揮発性強誘
電体メモリセルの基本動作メカニズムを説明するための
ブロックダイアグラムである。図15に示すように、読
み出しモードでは各強誘電体キャパシタに格納されたデ
ータを一つずつ読み出し、一時的格納場所のレジスタ1
11にそれぞれ格納する。メモリセルのすべてのデータ
が読み終われると、レジスタ111に一時的に保管して
いたデータをそれぞれの強誘電体キャパシタに再び書き
込み、動作を完了する。ここで、レジスタ111はセン
スアンプで構成することも、またはSRAMで構成する
こともできる。
【0038】図16は図15のようなメカニズムで動作
する読み出し及び書込みモードによるタイミング図であ
って、4−NAND型不揮発性強誘電体メモリセルの動
作タイミング図である。図16に示すように、読み出し
モードでワードラインのWL1,WL2,WL3,WL
4を順に活性化させて、各強誘電体キャパシタに格納さ
れたデータD1,D2,D3,D4を順次にビットライ
ンに読み出し、一時的格納場所のレジスタ111に格納
する。この際、WEC信号をハイレベルにして、NMO
SトランジスタT5を不活性化させる。以後、強誘電体
キャパシタFC1,FC2,FC3,FC4に格納され
たデータがすべて読み終われると、書込みモード或いは
再格納モードでWEC信号をハイレベルに遷移して、N
MOSトランジスタT5を活性化させる。
【0039】次に、ワードラインWL1,WL2,WL
3,WL4を順に不活性化させた後、WEC信号もロー
レベルに不活性化させることで、レジスタ111に一時
的に保管しているデータをそれぞれの強誘電体キャパシ
タに再び書き込む動作を完了する。
【0040】一方、図17は本発明による強誘電体キャ
パシタにロジック「1」を処理するための基本読み出し
/書込み動作メカニズムを詳細に説明するための図であ
る。図17aに示すように、読み出しモードで最初のワ
ードラインWL1のみをまず活性化すると、最初のNM
OSトランジスタT1が活性化されターンオンとなる。
そして、残りのトランジスタT2,T3,T4,T5は
不活性化状態となってオフのままである。したがって、
ワードラインWL1に誘起された強誘電体キャパシタF
C1のデータはノードN1及びNMOSトランジスタT
1を介してビットラインB/Lに伝達される。したがっ
て、ビットラインB/Lと連結されたセンスアンプ(図
示しない)が増幅して一時的格納場所のレジスタ111
に格納する。
【0041】一方、図17bに示すように、書込みモー
ドまたは再格納モードでは読み出しモードとは逆順で最
初のワードラインWL1のみをまず不活性化させる。し
たがって、NMOSトランジスタT1は活性化状態から
不活性化状態に変わる。このように、書込みモードでは
ワードラインの活性化及び不活性化区間ともに用いられ
る。そのうち、活性化区間にはロジック「0」が書か
れ、不活性区間にはロジック「1」が書かれる。すなわ
ち、不活性化区間ではワードラインWL1がローに不活
性化され、トランジスタT1はオフ状態となるが、残り
のトランジスタT2,T3,T4、T5は活性化状態で
あるので、ビットラインB/LのハイデータはノードN
1に伝達され、強誘電体キャパシグタFC1のワードラ
インWL1側電極にはローデータが印加される。したが
って、強誘電体キャパシタFC1にロジック「0」が書
き込まれる。
【0042】図18は本発明による強誘電体キャパシタ
にロジック「0」を処理するための基本読み出し/書込
み動作メカニズムを詳細に説明するための図面である。
まず、図18aに示すように、読み出しモードでワード
ラインWL1のみを活性化すると、NMOSトランジス
タT1は活性化されてオンの状態となり、残りのトラン
ジスタT2,T3,T4,T5は不活性化状態でオフで
ある。ワードラインWL1により誘起された強誘電体キ
ャパシタFC1のデータはノードN1及びトランジスタ
T1を介してビットラインB/Lに伝達されセンスアン
プに増幅される。そして、増幅されたデータは一時的格
納場所のレジスタ111に格納される。
【0043】一方、図18bに示すように、書込み或い
は再格納モードでは読み出しとは逆順でワードラインW
L1のみをまず不活性化させる。したがって、NMOS
トランジスタT1は活性化状態から不活性化状態に変わ
る。このように、書込みモードではワードラインの活性
化区間及び不活性化区間ともに用いられる。このうち、
活性化区間ではロジック「0」が書かれ、不活性化区間
ではロジック「1」が書かれる。すなわち、活性化区間
ではワードラインがハイであるので、強誘電体キャパシ
タFC1のワードラインWL1側の電極にハイが印加さ
れる。したがって、ビットラインB/Lにローデータを
印加すると、FC1にロジック「0」が書かれる。
【0044】以上ではNAND型不揮発性強誘電体メモ
リセルを説明したが、以後は上記のようなNAND型不
揮発性強誘電体メモリセルを用いた不揮発性強誘電体メ
モリ装置を説明する。
【0045】図19は本発明の第1実施形態による不揮
発性強誘電体メモリ装置の構成図である。なお、本明細
書における方向を示す、上下左右等は図面上のもので単
に説明の便宜のためである。本発明の第1実施形態によ
る不揮発性強誘電体メモリ装置は、グローバルXデコー
ダ部151と、グローバルXデコーダ部151の右側に
形成された第1セルアレイ部153と、第1セルアレイ
部153の右側に形成された第1ワードライン駆動部1
55と、第1ワードライン駆動部155の右側に形成さ
れた第2ワードライン駆動部157と、第2ワードライ
ン駆動部157の右側に形成された第2セルアレイ部1
59と、第1ワードライン駆動部155の下に形成され
た第1ローカルXデコーダ部161と、第2ワードライ
ン駆動部157の下に形成された第2ローカルXデコー
ダ部163と、第1セルアレイ部153及び第2セルア
レイ部159それぞれの下に形成された第1,第2ビッ
トライン制御部165,167とを含む。ここで、第
1,第2セルアレイ部153,159はそれぞれメイン
セルアレイ部と参照セルアレイ部とより構成され、各セ
ルアレイ部は複数個の単位セルより構成される。
【0046】単位セルは上記したNAND型不揮発性強
誘電体メモリセルであって、4−NAND型またはマル
チ−NAND型不揮発性強誘電体メモリセルである。そ
して、グローバルXデコーダ部151は複数のグローバ
ルワードラインGWLを制御する。第1,第2ローカル
Xデコーダ部161,163はNAND型不揮発性強誘
電体メモリセルのそれぞれのワードラインを順次に活性
化させるための活性化信号LXDEC1〜LXDECn
及びWEC信号を出力する。第1,第2ワードライン駆
動部155,157は複数個のサブ駆動部より構成さ
れ、各サブ駆動部はグローバルワードラインごとに連結
される。一方、図19のような構成を繰り返して実現す
ると、図20のような構成を有する。
【0047】このように構成された本発明の第1実施形
態による不揮発性強誘電体メモリ装置をより詳細に説明
する。図21は本発明の第1実施形態による不揮発性強
誘電体メモリ装置の部分的詳細図であって、ワードライ
ン駆動部を中心にしてより詳細に図示した。図面に示す
ように、第1ワードライン駆動部155と第2ワードラ
イン駆動部157が並んでおり、それらの左側側に第1
セルアレイ部153が、右側に第2セルアレイ部159
がそれぞれ並べられている。これはレイアウトをより効
率よく用いるためである。図のように、第1,第2ワー
ドライン駆動部155,157は複数個のサブ駆動部S
Dより構成される。
【0048】図21に示すように、グローバルXデコー
ダ部151に複数のグローバルワードラインGWL1,
GWL2,...GWL_nが連結される。そして、そ
れぞれのグローバルワードラインごとにサブ駆動部SD
が連結される。また、それぞれの第1,第2ワードライ
ン駆動部155,157はそれぞれグローバルワードラ
インの数だけサブ駆動部を備える。そして、各グローバ
ルワードラインGWL1〜GWLnには第1ワードライ
ン駆動部155のサブ駆動部と第2ワードライン駆動部
157のサブ駆動部が共通に連結される。
【0049】図22は本発明の第1実施形態による不揮
発性強誘電体メモリ装置の部分的詳細図であって、ロー
カルXデコーダ部から出力する信号LXDEC1,LX
DEC2,LXDEC3,LXDEC4,WECとサブ
駆動部SDとの関係を示す。図22に示すように、サブ
駆動部はグローバルXデコーダ部(図示しない)から出
力するグローバルワードラインGWLの信号によって動
作し、ローカルXディコーダ部161から出力する信号
を順次ワードラインWL1〜WL4に印加する。このと
き、WEC信号は書込みモードまたは再格納モードでの
み活性化される。
【0050】図23は図22に示すサブ駆動部の詳細構
成図である。図23に示すように、グローバルXデコー
ダ部(図示しない)に連結されたグローバルワードライ
ンGWLに直列に連結された四つのNMOSトランジス
タT1,T2,T3,T4より構成された第1制御部1
81aと、第1制御部のそれぞれのトランジスタのドレ
イン電圧によって順次に制御され、ローカルXデコーダ
部(図示しない)の出力信号LXDEC1,LXDEC
2,LXDEC3,LXDEC4をワードラインWL1
〜WL4に順次に印加するNMOSトランジスタT5,
T6,T7,T8より構成された第2制御部181bと
を含む。ここで、ローカルXデコーダ部はLXDEC1
〜LXDEC4信号とともにWEC信号を出力する。こ
のようなサブ駆動部は第1制御部181aを構成してい
るNMOSトランジスタT1〜T4が順次にターンオン
となるに従って、第2制御部181bを構成しているN
MOSトランジスタT5,T6,T7,T8が順次にタ
ーンオンとなる。したがって、ローカルXデコーダ部の
出力信号LXDEC1〜LXDEC4は順次ワードライ
ンWL1,WL2,WL3,WL4に印加され、最後に
WEC信号が印加される。
【0051】図23は単位セルが4−NAND型である
場合を示すものであって、もし、n−NAND型である
場合にはローカルXデコーダ部はWEC信号とともにL
XDEC1〜LXDECnを出力する。そして、第1制
御部181a及び第2コントロール部181bを構成す
るNMOSトランジスタもn固構成される。このような
サブ駆動部はグローバルワードラインGWLが活性化さ
れるに従って第1コントロール部181aの最初のトラ
ンジスタT1がターンオンとなり、第2制御部181b
の最初のトランジスタT5をターンオンさせる。したが
って、ローカルXデコーダ部から出力するLXDEC1
信号が最初のワードラインWL1に印加され最初のワー
ドラインWL1が活性化される。この際、残りのトラン
ジスタは不活性化状態でオフの状態を維持する。したが
って、最初のワードラインWL1が活性化されるに従っ
て、4−NANDセルを構成する最初のトランジスタT
1がターンオンとなり、強誘電体キャパシタFC1に格
納されていたデータはNMOSトランジスタT1を介し
てビットラインに伝達される。
【0052】このように順次に強誘電体キャパシタFC
に格納されていたデータを読み出しして一時格納場所の
レジスタに格納する。NANDセルのデータを読み出し
及び書込みする過程は既に説明しているので、以下省略
する。
【0053】一方、図24は本発明の第1実施形態によ
る不揮発性強誘電体メモリ装置の部分的詳細図であっ
て、単位セルとビットライン及びワードラインとの関係
を示した。図24に図示のように、カラム方向に複数の
ビットラインBL...,_n,BL_n+1,...
が配置され、各ビットラインごとに単位セル...,C
11,C12,...が連結される。
【0054】単位セルは前述したように、4−NAND
セル(図7)またはマルチ−NANDセル(図12)よ
り構成されるが、4−NANDセルを基準とする場合、
直列に連結された五つのトランジスタT1,T2,T
3,T4,T5の最初のトランジスタT1のソースと五
番目のトランジスタT5のドレインがビットラインに連
結される。もし、マルチ−NANDセルである場合には
最初のトランジスタT1のドレインと最後のトランジス
タTnのドレインがビットラインに連結される。
【0055】図25は本発明の第1実施形態による不揮
発性強誘電体メモリ装置の部分的詳細図であって、サブ
駆動部とセルアレイ部との関係をより詳細に示す。参考
に、図25は図21の「A」部分をより詳細に示してい
る。図25は単位セルが4−NANDセルより構成され
た場合を示すものであって、ロー方向にグローバルワー
ドラインGWL_nが配置され、グローバルワードライ
ンを横切る方向に複数のビットライン...,B/L_
n−1, B/L_nが配置される。そして、各ビット
ラインに相応して4−NANDセル...,MC_n−
1,MC_nが連結され、グローバルワードラインGW
L_nにはサブ駆動部SDが連結される。図面に示すよ
うに、読み出しモードでは不活性化状態を維持して、書
込みモードが始まると活性化状態に変わるWEC信号
は、ローカルXデコーダ部からLXDEC1〜LXDE
C4信号とともに出力する。
【0056】図26は本発明の第1実施形態による不揮
発性強誘電体メモリ装置の部分的詳細図であって、図1
9の第1ビットライン制御部と第1セルアレイ部を中心
により詳細に示す。まず、第1ビットライン制御部16
5はセルから読み出ししたデータを一時的に格納する格
納場所としてビットライン制御部内のセンスアンプを用
いたり、別にレジスタを構成することが可能である。図
面に示すように、第1ビットライン制御部165はメイ
ンビットラインコントロール部165aと参照制御部1
65bとで構成される。セルアレイ部153には複数の
グローバルビットラインが形成され、グローバルビット
ラインは再び複数のメイングローバルビットラインB
L...,G_n−1,BLG_nと一対の参照グロー
バルビットラインBLRG_1,BLRG_2より構成
される。したがって、メイングローバルビットラインB
L...,G_n−1,BLG_nはメインビットライ
ン制御部165aと連結され、参照グローバルビットラ
インBLRG_1,BLRG_2は参照ビットライン制
御部165bと連結される。
【0057】各メイングローバルビットラインごとに本
発明によるNAND型不揮発性メモリセルMCが連結さ
れ、参照グローバルビットラインBLRGにもNAND
型不揮発性メモリセルRCが連結される。未説明符号1
55はローカルXデコーダ部(図示しない)から出力す
るLXDEC1,LXDEC2,LXDEC3,LXD
EC4信号を順次にワードラインWL1,WL2,WL
3.WL4に印加するサブ駆動部からなるワードライン
駆動部である。
【0058】ビットラインとNAND型メモリセルとの
連結関係は既に説明した通りである。メイングローバル
ビットライン及び参照グローバルビットラインに連結さ
れるメモリセルMC、RCは4−NANDまたはマルチ
−NANDにより実現する。また、参照ビットライン制
御部165bは2本の参照グローバルビットラインBL
RG_1,BLRG_2が接続されている。
【0059】図27は図26の構成中ビットライン制御
部を中心により詳しく示すものである。メイングローバ
ルビットライン...,BLG_n−1,BLG_nに
対応してそれぞれメインセンスアンプ...,SA_n
−1,SA_nが連結される。2本の参照グローバルビ
ットラインBLRG_1,BLRG_2中の1本が参照
センスアンプRSAに連結され、参照センスアンプRS
Aから出力する参照電圧CREFがメインセンスアン
プ...,SA_n−1,SA_nに共通に印加される
ようになっている。すなわち、参照センスアンプRSA
はそれに接続された参照ビットラインに現れる信号を増
幅してメイン...,SA_n−1,SA_nへ供給し
ている。このとき、互いに隣接したメイングローバルビ
ットラインBL...,G_n−1とBLG_nの間に
はビットラインプレチャージ回路部(BPC:BitlineP
recharge Circuit )が配置される。そして、最後のメ
イングローバルビットラインBLG_nと参照センスア
ンプRSAに連結された参照グローバルビットラインB
LRG_2との間にもビットラインプレチャージ回路部
BPCが配置される。
【0060】参照センスアンプRSAに連結されない一
つの参照グローバルビットラインBLRG_1には一定
の電圧(CVOL)が印加される。ビットラインプレチ
ャージ回路部BPCは、後で説明するが、隣接したグロ
ーバルビットラインを一定のレベルにプレチャージさせ
る役割をする。
【0061】以上は、本発明の第1実施形態によるNA
ND型不揮発性強誘電体メモリセルを用いた不揮発性強
誘電体メモリ装置を説明した。図28は、本発明の第2
実施形態による不揮発性強誘電体メモリ装置を説明する
ためのセルアレイ部の構成図である。セルアレイ部は複
数のサブセルアレイ部より構成されるが、図28は一つ
のサブセルアレイ部のみを示す。したがって、図28の
ような構成はセルアレイ部内に反復的に構成される。
【0062】本発明の第1実施形態ではグローバルビッ
トラインに直接複数個のNAND型単位セルが連結され
ている。しかし、本発明の第2実施形態ではスイッチン
グ素子を構成して複数個のNAND型単位セル中一つの
みを選択的にグローバルビットラインと連結する。これ
のために、本発明の第2実施形態ではグローバルビット
ラインBLGとともにローカルビットラインBLLの概
念を導入する。すなわち、本発明の第2実施形態による
ローカルビットラインは本発明の第1実施形態ではグロ
ーバルビットラインに当たる。
【0063】本発明の第2実施形態によるセルアレイ部
は、図28に示すにように、互いに一定の間隔をおいて
形成されたグローバルビットラインBL...,G_n
−1,BLG_nと、各グローバルビットラインに相応
して同一の方向に形成されたローカルビットラインB
L...,L_n−1, BLL_nと、各ローカルビ
ットラインに連結された複数個のNAND型単位セルM
Cと、ローカルビットラインBL...,L_n−1,
BLL_の先端とそのグローバルビットラインB
L...,G_n−1,BLG_nの間に形成されたス
イッチング素子SWとを含む。
【0064】ここで、読み出しモードの場合、ローカル
ビットラインに連結された複数個のセルMCの中一つの
セルが選択され、そのセルのデータがスイッチング素子
SWを介してグローバルビットラインに伝達される。グ
ローバルビットラインに伝達されたデータはビットライ
ン制御部のセンスアンプによりセンシング及び増幅す
る。
【0065】図29は本発明の第2実施形態によるNA
ND型不揮発性強誘電体メモリ装置の構成図である。図
面に示すように、本発明の第1実施形態によるNAND
型不揮発性強誘電体メモリ装置とはセルアレイ部の構成
面で違いがある。本発明の第2実施形態による不揮発性
強誘電体のメモリ装置は、図29に示すように、グロー
バルXデコーダ部(図示しない)と、セルアレイ部15
3と、セルアレイ部153の下に位置したビットライン
制御部165と、セルアレイ部153の右側に形成され
たワードライン駆動部155と、ワードライン駆動部1
55の下に位置したローカルXデコーダ部161とを含
む。
【0066】以下、このように構成された本発明の第2
実施形態による不揮発性強誘電体メモリ装置をより詳細
に説明する。すなわち、複数のメイングローバルビット
ライン...,BLG_n−1,BLG_n及び参照グ
ローバルビットラインBLRG_1,BLRG_2が形
成され、グローバルビットラインはビットライン制御部
165に連結される。ビットライン制御部165もまた
メインビットライン制御部165aと参照ビットライン
制御部165bとで構成される。メインビットライン制
御部165aはそれぞれのメイングローバルビットライ
ンに対応してセンスアンプ...,SA_n−1,SA
_nを備え、隣接したビットライン間のプレチャージの
ためのビットラインプレチャージ制御部BPCを備え
る。
【0067】また、参照ビットライン制御部165bは
二つの参照グローバルビットライン中一つの参照グロー
バルビットラインBLRG_2に連結される参照センス
アンプRSAを含む。ワードライン駆動部155はグロ
ーバルXデコーダ部(図示しない)から出力するグロー
バルワードラインGWL信号により、ローカルXデコー
ダ部161の出力信号LXDEC1〜LXDEC4をワ
ードラインWL1,WL2,WL3,WL4に伝達す
る。
【0068】図28に示すように、各グローバルビット
ラインBLG_n−1,BLG_nに対応してローカル
ビットラインBLL_n−1,BLL_nが配置され
る。ローカルビットラインBLL_n−1,BLL_n
には複数個の単位セルMCが連結され、ローカルビット
ライン...,BLL_n−1,BLL_nの終端点に
はスイッチング素子SWが構成されそのグローバルビッ
トラインと電気的なスイッチングを担当する。
【0069】前述したように、セルアレイ部は複数個の
サブセルアレイ部より構成されるが、そのうち二つ以上
が同時に活性化されることはなく、一つのサブセルアレ
イ部のみ活性化される。しかし、活性化された一つのサ
ブセルアレイ部内に構成される複数個のローカルビット
ラインは同時に活性化されることがある。したがって、
ロー方向に複数個のセルを同時に読み出し及び書込みす
ることができる。
【0070】一方、図30は本発明の第1実施形態及び
第2実施形態によるNAND型不揮発性強誘電体メモリ
装置のビットラインプレチャージ回路部をより詳しく示
すものである。図30に示すように、複数のグローバル
ビットライン...,BLG_n−1,BLG_nと、
各グローバルビットライン...,BLG_n−1,B
LG_nの間に構成されたビットライン等化スイッチ部
BEQSWと、ビットラインプレチャージレベル供給部
(図示しない)から出力する信号BEQLEVをそれぞ
れのグローバルビットライン...,BLG_n−1,
BLG_nにスイッチングする複数個のビットライン
プレチャージスイッチ部BPCSWとを含む。ここで、
ビットライン等化スイッチ部BEQSWやビットライン
プレチャージスイッチ部BPCSWはNMOSトランジ
スタを含む。したがって、ビットラインプレチャージレ
ベル供給部(図示しない)から出力する信号のレベル
は、NMOSトランジスタのしきい電圧と同一であるか
多少大きい。
【0071】結果的にビットラインプレチャージレベル
供給部の出力信号BEQLEVはビットラインプレチャ
ージスイッチ部BPCSWを介してそのグローバルビッ
トラインのレベルをプレチャージさせる。そして、ビッ
トライン等化スイッチ部BEQSWはスイッチ制御信号
によってターンオンとなり、隣接した二つのグローバル
ビットラインを同一レベルにイクオーライジングさせ
る。
【0072】図31は本発明の第1実施形態及び第2実
施形態に共通に使用されるセンスアンプをより詳細に示
すものである。図31に図示のセンスアンプはメインセ
ンスアンプと参照センスアンプとも同一構成で使用され
る。まず、図20の構成では、図19の構成を繰り返し
て配置することで、ビットライン制御部が二つのセルア
レイ部の間に配置される。したがって、ビットライン制
御部を構成しているセンスアンプは上側のセルアレイ部
と下側のセルアレイ部のデータをすべてセンシングでき
るように配置することが効率的なレイアウト面で望まし
い。すなわち、上側のセルアレイ部と下側のセルアレイ
部が一つのビットライン制御部を共有するように構成す
る。
【0073】図面でBLGTは上部のセルアレイ部と連
結されるメイングローバルビットラインであり、BLG
Bは下部のセルアレイ部と連結されるメイングローバル
ビットラインを示す。そして、CREFは上部の参照セ
ルと連結される参照グローバルビットラインであり、C
REFBは下部の参照セルと連結される参照グローバル
ビットラインを示す。
【0074】その構成を見ると、ソースがBLGT及び
BLGBに連結された第1NMOSトランジスタMN1
と、ソースがCREF及びCREFBに連結され、ゲー
トは第1NMOSトランジスタMN1のゲートに共通に
連結された第2NMOSトランジスタMN2と、第1N
MOSトランジスタMN1を介して入るBLGTまたは
BLGB信号を増幅する第3NMOSトランジスタMN
3と、第2NMOSトランジスタMN2を介して入るC
REF及びCREFB信号を増幅する第4NMOSトラ
ンジスタMN4と、ソースがそれぞれ電源端Vccに連
結され、ドレインは第1NMOSトランジスタMN1の
出力端と第2NMOSトランジスタMN2の出力端にそ
れぞれ連結される第1PMOSトランジスタMP1及び
第2PMOSトランジスタMP2(第1PMOSトラン
ジスタのドレインは第2PMOSトランジスタのゲート
に連結され、第2PMOSトランジスタのドレインは第
1PMOSトランジスタのゲートに連結される)と、セ
ンスアンプ等化器信号SAEQによって第1NMOSト
ランジスタMN1の出力端と第2NMOSトランジスタ
MN2の出力端をイクオーライジングさせる第3PMO
SトランジスタMP3とを含む。
【0075】ここで、第1NMOSトランジスタMN1
のソースとBLGTの間に第5NMOSトランジスタM
N5が構成され、第1NMOSトランジスタMN1のソ
ースとBLGBの間に第6NMOSトランジスタMN6
がさらに構成される。
【0076】また、第2NMOSトランジスタMN2の
ソースとCREFの間に第7NMOSトランジスタMN
7が構成され、第2NMOSトランジスタMN2のソー
スとCREFBの間に第8NMOSトランジスタMN8
がさらに構成される。 そして、カラム選択信号COL
SELによってデータバスとセンスアンプの出力端を選
択的にスイッチングする第9NMOSトランジスタMN
9と、データバーバスとセンスアンプの出力端をスイッ
チングする第10NMOSトランジスタMN10とがさ
らに構成される。
【0077】ここで、第5NMOSトランジスタMN5
はセンスアンプとBLGT間にスイッチングを担当し、
第6NMOSトランジスタMN6はセンスアンプとBL
GB間のスイッチングを担当する。そして、第7NMO
SトランジスタMN7はセンスアンプとCREF間にス
イッチングを担当し、第8NMOSトランジスタMN8
はセンスアンプとCREFB間のスイッチングを担当す
る。
【0078】このように構成されたセンスアンプの動作
を説明する。以下で説明するセンスアンプの動作は上側
のセルアレイ部に格納されたデータをセンシングする場
合に当たる。すなわち、図31に示すように、第5NM
OSトランジスタMN5を活性化させる活性化信号BS
ELと第7NMOSトランジスタMN7を活性化させる
活性化信号RSELによって第5,第7NMOSトラン
ジスタMN5,MN7が活性化されると、第6,第8N
MOSトランジスタMN6,MN8は不活性化状態とな
る。
【0079】逆に、第6,第8NMOSトランジスタM
N6,MN8が活性されると、第5,第7NMOSトラ
ンジスタMN5,MN7は不活性化状態となる。センス
アンプが初期の増幅期間にはカラム選択信号COLSE
Lによって不活性化され、外部のデータバスとセンスア
ンプの内部のノードは断絶される。このとき、センスア
ンプを活性化するために、センスアンプ等化器信号SA
EQによってノードSN3とノードSN4を等電位とす
る。
【0080】最初、第1NMOSトランジスタMN1と
第2NMOSトランジスタMN2は不活性化状態を維持
している。後にノードSN3とノードSN4が等電位と
なると、セルアレイ部のデータは上側のグローバルビッ
トラインBLGTに伝達される。そして、第5NMOS
トランジスタMN5を介してノードSN1に伝達され
る。参照電圧はCREFに伝達され、以後、第7NMO
SトランジスタMN7を介してノードSN2に伝達され
る。セルアレイ部のデータと参照電圧ががそれぞれノー
ドSN1とSN2に十分伝達されてからは、センスアン
プの参照電圧を接地電圧に遷移させる。
【0081】これによって、ノードSN1とノードSN
2の間の電圧差は第3NMOSトランジスタMN3のゲ
ート電圧と第4NMOSトランジスタMN4のゲート電
圧との差を誘導するので、結局、第3NMOSトランジ
スタMN3と第4NMOSトランジスタMN4に流れる
電流も差が生じる。また、この状態で増幅が始まり、増
幅電圧はノードSN3とSN4との電圧差として表れ
る。
【0082】ノードSN3とSN4に誘起されるそれぞ
れの電圧は第1PMOSトランジスタMP1と第2PM
OSトランジスタMP2によって再び増幅する。第1P
MOSトランジスタMP1と第2PMOSトランジスタ
MP2で十分増幅した後、第5,第7NMOSトランジ
スタMN5,MN7を不活性化させる。また、第1,第
2NMOSトランジスタMN1,MN2を活性化させ、
ノードSN3,SN4の増幅電圧を再びSN1とSN2
にフィードバックして増幅を維持する。この際、フィー
ドバックループが完成すると、第9,第10NMOSト
ランジスタMN9,MN10を活性化させ外部のデータ
バース及びデータバーバスとセンスアンプとのデータ伝
達が行われるようにする。
【0083】また、第5NMOSトランジスタMN5を
再び活性化させ、ノードSN1の電圧をBLGTに伝達
させ、セルアレイ部にフィードバックして再格納できる
ようにする。このようなセンスアンプによれば、第3N
MOSトランジスタMN3と第4NMOSトランジスタ
MN4は第1増幅部251を構成し、第1PMOSトラ
ンジスタMP1と第2PMOSトランジスタMP2は第
2増幅部253を構成する。ここで、符号SENはセン
スアンプ活性化信号であってローアクティブ信号であ
り、SALE信号は第1NMOSトランジスタMN1と
第2NMOSトランジスタMN2を活性化させる信号で
あってハイアクティブ信号である。
【0084】一方、図32のように、データバスと連結
されるセンスアンプの出力端にSRAMセルよりなるレ
ジスタ270を配置することが可能であるが、これはN
AND型不揮発性メモリセルから読み出ししたデータを
一時的に格納するための格納場所として用いられる。し
たがって、レジスタに格納されたデータは書込みモード
及び再格納モードで不揮発性メモリセルに再格納され
る。もちろん、図31のように、レジスタを構成せずに
データの格納場所としてセンスアンプを用いることも可
能である。
【0085】これらの実施形態においては、参照セルは
カラム方向に構成されている。したがって、カラム方向
に形成される参照セルアレイのそれぞれのセルは、それ
らのワードラインに接続されたセルの数だけ選択されれ
ばよく、その後のワードラインに連結されるセルの選択
時には、そのワードラインに接続された参照セルだけを
選択される。したがって、参照セルがロー方向に形成さ
れていた従来技術に比べて、参照セルが選択される数は
著しく減少する。
【0086】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明のNAN
D型不揮発性強誘電体メモリセル及びそれを用いた不揮
発性強誘電体メモリ装置は次のような効果がある。第一
に、参照セルの一回アクセス時、メインセルも一回アク
セスされるので、参照セルとメインセルのアクセスされ
る数は同一である。したがって、メインセルに比べて参
照セルが過度にアクセスされる従来の技術とは異なっ
て、参照セルによる誘導電圧とメインセルによる誘導電
圧を同一に維持させ、素子の寿命を延長させることがで
きる。第二に、セル製造時、キャパシタ下部電極を基板
のN+ 不純物領域に使用し、基板の両側のN+ 不純物領
域にのみビットラインコンタクトが形成されるので、セ
ルトランジスタごとにビットラインとコンタクトしてい
た従来に比べ、ビットラインコンタクトの数を減少させ
られる。したがって、素子の面積を最小化できるので、
レイアウトの面積を最小化して高集積化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的なNAND型DRAMセルの構成図で
ある。
【図2】 一般的な強誘電体のヒステリシスループを示
す特性図である。
【図3】 従来の不揮発性メモリ装置による単位セルの
構成図である。
【図4】 従来の不揮発性強誘電体メモリ装置を駆動す
るための駆動回路である。
【図5】 従来の技術による強誘電体メモリ素子の書込
みモードの動作を示すタイミング図である。
【図6】 従来の技術による強誘電体メモリ素子の読み
出しモードの動作を示すタイミング図である。
【図7】 本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモリ
セルによる単位セルである。
【図8】 図7によるレイアウト図である。
【図9】 図8のI−I線の構造断面図である。
【図10】 本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモ
リセルの製造方法による第1実施形態を説明するための
工程断面図である。
【図11】 本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモ
リセルの製造方法による第1実施形態を説明するための
工程断面図である。
【図12】 本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモ
リセルの製造方法による第2実施形態を説明するための
工程断面図である。
【図13】 本発明のNAND型不揮発性強誘電体メモ
リセルの製造方法による第2実施形態を説明するための
工程断面図である。
【図14】 本発明によるマルチ-NAND型基本セル
の構成図である。
【図15】 本発明によるNAND不揮発性強誘電体メ
モリセルの基本動作メカニズムを説明するためのブロッ
クダイアグラム。
【図16】 図14のようなメカニズムで動作する読み
出し及び書込みモードによるタイミング図である。
【図17】 本発明による強誘電体キャパシタにロジッ
ク″1″を処理するための基本的な読み出し/書込み動
作メカニズムを説明するための図面である。
【図18】 本発明による強誘電体キャパシタにロジッ
ク″0″を処理するための基本読み出し/書込み動作メ
カニズムを詳細に説明するための図面である。
【図19】 本発明の第1実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の構成図である。
【図20】 図19を繰り返して構成する場合の不揮発
性強誘電体メモリ装置の構成図である。
【図21】 本発明の第1実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の部分的詳細図である。
【図22】 本発明の第1実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の部分的詳細図である。
【図23】 図22に図示のサブ駆動部の詳細構成図で
ある。
【図24】 本発明の第1実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の部分的詳細図である。
【図25】 図21の「A」部分に対する詳細図であ
る。
【図26】 本発明の第1実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の部分的詳細図である。
【図27】 図26のビットライン制御部を中心により
詳細に示す図面である。
【図28】 本発明の第2実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置を説明するためのセルアレイ部の構成図
である。
【図29】 本発明の第2実施形態による不揮発性強誘
電体メモリ装置の構成図である。
【図30】 本発明の第1実施形態及び第2実施形態に
よる不揮発性強誘電体メモリ装置のビットラインプリー
チャージ回路部をより詳細に示す図面である。
【図31】 本発明の第1実施形態及び第2実施形態に
共通に使用されるセンスアンプをより詳細に示す図面で
ある。
【図32】 読み出ししたデータの一時的格納場所とし
て、センスアンプの出力端に構成されたレジスタを用い
る場合を説明するための図面である。
【符号の説明】
81:第1導電型半導体基板 85a〜85d:キャパシタの第1電極 87a〜87f:ソース及びドレイン領域 89:強誘電体膜 90a〜90d:キャパシタの第2電極 94a〜94d:プラグ 96:ビットラインコンタクト 97:ビットライン 151:グローバルXデコーダ部 153,159:第1,第2セルアレイ部 155,157:第1,第2ワードライン駆動部 165a:メインビットライン制御部 161,163:第1,第2ローカルXデコーダ部 165b:参照ビットライン制御部 165,167:第1,第2ビットライン制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 29/792

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に形成されたN個のトランジスタ;
    前記N個のトランジスタ中最初のトランジスタの入力端
    とn番目トランジスタの出力端とが連結されるビットラ
    イン;前記n番目のトランジスタを除いた各トランジス
    タのゲートごとに連結されたワードライン;前記n番目
    のトランジスタのゲートに連結され、書込みまたは再格
    納モードでのみ活性化信号が印加されるWEC信号ライ
    ン;前記各ワードラインとそのトランジスタの出力端と
    の間に形成された強誘電体キャパシタを含むことを特徴
    とするNAND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板;前記半導体基
    板の表面内に一定の間隔をおいて形成されるn固のソー
    ス及びドレイン領域;前記ソース及びドレイン領域の間
    の前記基板上に形成されたワードライン;前記ワードラ
    イン中n番目のワードライン以外のワードライン上にバ
    リアメタルを介在して形成された強誘電体キャパシタの
    第1電極;前記第1電極の上部及び側面に形成された強
    誘電体膜;前記強誘電体膜上に形成された強誘電体キャ
    パシタの第2電極;前記n固のソース及びドレイン領域
    のうち最初及びn番目の領域を除いた残りの領域と前記
    残り領域にそれぞれ隣接した前記第2電極とを電気的に
    連結したプラグ;前記プラグを含む基板上に絶縁層を間
    において形成され、前記最初及びn番目の領域と電気的
    に連結されるビットラインを含むことを特徴とするNA
    ND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  3. 【請求項3】 前記N番目のワードラインは書込みモー
    ドまたは再格納モードでのみ活性化信号を印加するWE
    C電極として使用されることを特徴とする請求項2記載
    のNAND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  4. 【請求項4】 前記WEC電極は二つまたはそれ以上の
    ワードラインごとに一つずつ構成されることを特徴とす
    る請求項3記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリセ
    ル。
  5. 【請求項5】 前記各ワードライン及びWEC電極は絶
    縁膜によって前記基板と絶縁されることを特徴とする請
    求項2記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  6. 【請求項6】 第1導電型半導体基板;前記基板上に強
    誘電体膜を介在して形成されたN個のワードライン;前
    記ワードライン中N番目のワードライン以外のワードラ
    インの縁部の下部基板内に形成されたキャパシタの第1
    電極;前記ワードライン両側の基板内に形成され、前記
    キャパシタの第1電極と接するソース及びドレイン領
    域;前記ソース及びドレイン領域のうち最初及び最後の
    領域と電気的に連結されるビットラインを含むことを特
    徴とするNAND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  7. 【請求項7】 前記N番目のワードラインは書込みモー
    ドまたは再格納モード時にのみ活性化信号を印加するW
    EC電極として使用されることを特徴とする請求項6記
    載のNAND型不揮発性強誘電体メモリセル。
  8. 【請求項8】 前記キャパシタの第1電極の上部に形成
    されたワードラインはキャパシタの第2電極としても使
    用されることを特徴とする請求項6記載のNAND型不
    揮発性強誘電体メモリセル。
  9. 【請求項9】 (1)第1導電型半導体基板上に一定の
    間隔をおいてN個のワードラインを形成する工程; (2)前記ワードライン中N番目のワードライン以外の
    ワードライン上にバリアメタルを介在して、強誘電体キ
    ャパシタの第1電極を形成する工程; (3)前記第1電極の両側の前記基板内に第2導電型の
    ソース及びドレイン領域を形成する工程; (4)前記第1電極の上部及び側面に強誘電体膜を形成
    する工程; (5)前記強誘電体膜上にキャパシタの第2電極を形成
    する工程; (6)前記N個のソース及びドレイン領域のうち最初及
    びN番目の領域を除いた残りの領域と前記残り領域にそ
    れぞれ隣接した第2電極とを電気的に連結するプラグを
    形成する工程; (7)前記プラグを含む基板上に、絶縁層を間において
    前記最初及びN番目の領域と電気的に連結されるように
    ビットラインを形成する工程を含むことを特徴とするN
    AND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ワードライン及び第1電極を形成
    する工程は、(10−1)前記第1導電型の半導体基板
    上にゲート絶縁膜を形成する工程と; (10−2)前記ゲート絶縁膜上にワードライン物質層
    を形成する工程と; (10−3)前記ワードライン物質層上にバリアメタル
    層を形成する工程と; (10−4)前記バリアメタル層上にキャパシタ電極物
    質層を形成する工程と; (10−5)前記キャパシタ電極物質層、前記バリアメ
    タル層、前記ワードライン物質層、ゲート絶縁膜を選択
    的に除去して、前記ゲート絶縁膜により基板と絶縁され
    るワードライン及び前記ワードラインとの間にバリアメ
    タルが介在された第1電極を形成する工程とを含むこと
    を特徴とするNAND型不揮発性強誘電体メモリセルの
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記(10−5)ステップ後、前記バ
    リアメタル層の側面が露出されるまで前記ワードライン
    とワードラインとの間を絶縁物質で満たす工程をさらに
    含むことを特徴とするNAND型不揮発性強誘電体メモ
    リセルの製造方法。
  12. 【請求項12】(1)第1導電型の半導体基板の表面内
    に一定の間隔をおいてキャパシタの第1電極を形成する
    工程; (2)前記第1電極がそれぞれ縁部にアラインされるよ
    うに前記第1電極上に強誘電体膜を介在してワードライ
    ンを形成し、最後のワードラインの一側にWEC電極を
    形成する工程; (3)前記ワードライン及び前記WEC電極をマスクと
    して第2導電型の不純物イオン注入を行った後、熱処理
    してソース及びドレイン領域を形成する工程; (4)前記ソース及びドレイン領域のうち最初及び最後
    の領域と電気的に連結されるようにビットラインを形成
    する工程を含むことを特徴とするNAND型不揮発性強
    誘電体メモリセルの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記キャパシタの第1電極は不純物イ
    オン注入により形成されることを特徴とする請求項12
    記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第1電極を形成する工程は、 (14−1)前記第1導電型の半導体基板上にフォトレ
    ジストを塗布する工程と (14−2)前記一定の間隔で基板が露出されるように
    前記フォトレジストをパターニングする工程と; (14−3)パターニングされたフォトレジストをマス
    クとして用いた不純物イオン注入を行った後、熱処理し
    て前記基板の表面内に一定の間隔を持つ第1電極を形成
    する工程とを含むことを特徴とするNAND型不揮発性
    強誘電体メモリセルの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ワードライン及びWEC電極を形
    成する工程は、前記第1電極が形成された基板上に強誘
    電体膜を形成する工程と;前記強誘電体膜上にワードラ
    イン物質層を形成する工程と;前記それぞれの第1電極
    が縁部にアラインされるように、前記ワードライン物質
    層をパターニングしてワードライン及びWEC電極を形
    成する工程を含むことを特徴とする請求項12記載のN
    AND型不揮発性強誘電体メモリセルの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記強誘電体膜を形成する前に、前記
    強誘電体膜が基板に拡散することを防ぐための拡散防止
    膜を形成する工程をさらに含むことを特徴とする請求項
    14記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリセルの製
    造方法。
  17. 【請求項17】 前記強誘電体膜を形成した後、前記強
    誘電体膜が前記ワードライン物質層に拡散することを防
    止するための拡散防止膜を形成する工程をさらに含むこ
    とを特徴とする請求項14記載のNAND型不揮発性強
    誘電体メモリセルの製造方法。
  18. 【請求項18】 複数本のグローバルワードラインを制
    御するグローバルXデコーダ部;直列に連結されたN個
    のトランジスタと、 前記トランジスタ中最初のトランジスタのソース及びN
    番目のトランジスタのドレインに連結されたビットライ
    ンと、 N番目のトランジスタのゲートに連結されるWEC信号
    ラインと、 前記N番目のトランジスタ以外のトランジスタのゲート
    に連結されるワードラインと、 前記N番目のトランジスタを除いた各トランジスタのド
    レインとそのワードラインとの間に連結される強誘電体
    キャパシタとからなる複数個のNAND型不揮発性強誘
    電体セルより構成されたセルアレイ部と;前記セルアレ
    イ部の下部に位置して、前記セルアレイ部から選択され
    た任意のセルから読み出ししたデータを一時的に格納し
    て、書込み及び再格納時に出力するビットライン制御部
    と;前記ワードラインを活性化させる活性化信号及び前
    記WEC信号を出力するローカルXデコーダ部と;前記
    ローカルXデコーダ部から出力されるワードライン活性
    化信号を最初のトランジスタから順次に印加し、書込み
    モードでのみWEC信号を印加するワードライン駆動部
    とを含むことを特徴とするNAND型不揮発性強誘電体
    メモリ装置。
  19. 【請求項19】 前記セルアレイ部は、 ロー方向に形成された複数個のグローバルワードライン
    と、 前記グローバルワードラインと交差する方向に形成され
    た複数個のメイングローバルビットライン及び少なくと
    も一対の参照グローバルビットラインと、 前記各グローバルワードラインと交差する各グローバル
    ビットラインごとに連結されるNAND型不揮発性強誘
    電体セルとを含むことを特徴とする請求項18記載のN
    AND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  20. 【請求項20】 前記セルアレイ部は、 ロー方向に形成された複数個のグローバルワードライン
    と、 前記グロバールワードラインを横切る方向に形成された
    複数個のグローバルビットラインと、 前記各グローバルビットラインに相応して同一の方向に
    形成されたローカルビットラインと、 前記各ローカルビットラインに並列に連結された複数個
    のNAND型不揮発性強誘電体メモリセルと、 前記ローカルビットラインの先端に形成され、前記複数
    個のNAND型不揮発性強誘電体メモリセルのデータを
    そのグローバルビットラインにスイッチングするスイッ
    チング素子とを含むことを特徴とする請求項18記載の
    NAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  21. 【請求項21】 前記ワードライン駆動部は前記各グロ
    ーバルワードラインごとに連結されるサブ駆動部からな
    ることを特徴とする請求項18記載のNAND型不揮発
    性強誘電体メモリ装置。
  22. 【請求項22】 前記サブ駆動部は、 前記グローバルワードラインに直列に連結されたN個の
    トランジスタより構成された第1制御部;前記各トラン
    ジスタの出力端にゲートが連結され、ソースが前記ロー
    カルXディコーダ部と連結され、前記第1制御部の制御
    によって前記ワードライン活性化信号を順次に出力する
    N個のトランジスタより構成された第2制御部;前記ロ
    ーカルXデコーダ部から出力されるWEC信号を書込み
    及び再格納モードでのみ前記WEC信号ラインに伝達す
    るトランジスタを含むことを特徴とする請求項21記載
    のNAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  23. 【請求項23】 前記ビットライン制御部は、 前記一対の参照グローバルビットラインのうち、1ビッ
    トラインを介して印加される信号をセンシングして、参
    照電圧を出力する参照センスアンプより構成される参照
    ビットライン制御部;前記参照ビットライン制御部の一
    側に形成され、前記メイングローバルビットラインごと
    に連結され、前記参照電圧を受けてそのグローバルビッ
    トラインを介して印加される信号をセンシングする複数
    個のメインセンスアンプより構成されるメインビットラ
    イン制御部から構成されることを特徴とする請求項18
    記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  24. 【請求項24】 前記参照グローバルビットラインのう
    ち、前記参照センスアンプと連結されてない残りの一つ
    の参照グローバルビットラインには一定の電圧が印加さ
    れることを特徴とする請求項23記載のNAND型不揮
    発性強誘電体メモリ装置。
  25. 【請求項25】 前記ビットライン制御部は隣接したビ
    ットラインを同一レベルにプレチャージさせるプレチャ
    ージ回路部をさらに備えることを特徴とする請求項23
    記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  26. 【請求項26】 ビットライン制御部は上部に形成され
    た前記セルアレイ部と下部に位置した他のセルアレイ部
    とを共有することを特徴とする請求項18記載のNAN
    D型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  27. 【請求項27】 前記メインセンスアンプは、 上部のセルアレイ部に構成されたグローバルビットライ
    ン及び下部のセルアレイ部に構成されたグローバルビッ
    トラインにソースが連結された第1NMOSトランジス
    タと、 前記上部のセルアレイ部に構成された参照グローバルビ
    ットライン及び下部のセルアレイ部に構成された参照グ
    ローバルビットラインにソースが連結され、ゲートは前
    記第1NMOSトランジスタのゲートに共通連結された
    第2NMOSトランジスタと、 前記第1NMOSトランジスタを介して入る信号電圧を
    増幅する第3NMOSトランジスタと、 前記第2NMOSトランジスタを介して入る基準電圧を
    増幅する第4NMOSトランジスタと、 ソースがそれぞれ電源端に連結され、ドレインは第1N
    MOSトランジスタの出力端と第2NMOSトランジス
    タの出力端にそれぞれ連結される第1PMOSトランジ
    スタ及び第2PMOSトランジスタと、 センスアンプ等化器信号によって前記第1NMOSトラ
    ンジスタの出力端と前記第2NMOSトランジスタの出
    力端をイクオーライジングさせる第3PMOSトランジ
    スタとを含むことを特徴とする請求項23記載のNAN
    D型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  28. 【請求項28】 前記第1PMOSトランジスタのドレ
    インは第2PMOSトランジスタのゲートに連結され、
    前記第2PMOSトランジスタのドレインは前記第1P
    MOSトランジスタのゲートに連結されることを特徴と
    する請求項27記載のNAND型不揮発性強誘電体メモ
    リ装置。
  29. 【請求項29】 前記第1NMOSトランジスタのソー
    スと前記上部のセルアレイ部に構成されたグローバルビ
    ットラインとの間に第5NMOSトランジスタがさらに
    構成され、前記第1NMOSトランジスタのソースと前
    記下部のセルアレイ部に構成されたグローバルビットラ
    インとの間に第6NMOSトランジスタがさらに構成さ
    れ、前記第2NMOSトランジスタのソースと前記上部
    のセルアレイ部に構成された参照グローバルビットライ
    ンとの間に第7NMOSトランジスタが構成され、前記
    第2NMOSトランジスタのソースと前記下部のセルア
    レイ部に構成された参照グローバルビットラインの間に
    第8NMOSトランジスタがさらに構成されることを特
    徴とする請求項27記載のNAND型不揮発性強誘電体
    メモリ措置。
  30. 【請求項30】 前記メインセンスアンプの出力端には
    カラム選択信号によってデータバスと選択的にスイッチ
    ングする第9NMOSトランジスタと、データバーバス
    と選択的にスイッチングする第10NMOSトランジス
    タとがさらに構成されることを特徴とする請求項27記
    載のNAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  31. 【請求項31】 前記NAND型不揮発性強誘電体セル
    のデータを読み出しして、前記メインセンスアンプに一
    時的に格納することを特徴とする請求項18記載のNA
    ND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
  32. 【請求項32】 前記データバスと前記第9NMOSト
    ランジスタとの間にレジスタを構成して、前記読み出し
    したデータを一時格納することを特徴とする請求項30
    記載のNAND型不揮発性強誘電体メモリ装置。
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