JP3935807B2 - 不揮発性強誘電体メモリ及びその駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は不揮発性強誘電体メモリに関し、特に不揮発性強誘電体メモリ及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に不揮発性強誘電体メモリ、つまりFRAM(Ferroelectric Random Access Memory)はDRAM(Dynamic Random Access Memory)程度のデータ処理速度を有し、電源のオフ時にもデータが保存される特性のため次世代記憶素子として注目を浴びている。
FRAMはDRAMとほぼ同一構造を有する記憶素子であって、キャパシタの材料として強誘電体を使用して強誘電体の特性である高い残留分極を用いたものである。このような残留分極の特性のため電界を除去してもデータが保存される。
【0003】
図1は一般的な強誘電体のヒステリシスループを示す特性図である。
図1に示すように、電界により誘起された分極が電界を除去しても残留分極(又は自発分極)の存在によって消滅されず、一定量(d、a状態)を維持していることが分かるであろう。不揮発性強誘電体メモリセルは前記d、a状態をそれぞれ1、0に対応させ記憶素子として応用したものである。
【0004】
以下、従来技術による不揮発性強誘電体メモリを添付の図面に基づいて説明する。
図2は一般的な不揮発性強誘電体メモリの単位セル構成図である。
図2に示すように、一方向に形成されるビットライン(B/L)と、そのビットラインと交差する方向に形成されるワードライン(W/L)と、ワードラインに一定の間隔をおいてワードラインと同一の方向に形成されるプレートライン(P/L)と、ゲートがワードラインに連結され、ソースはビットラインに連結されるトランジスタ(T1)と、2端子中第1端子はトランジスタ(T1)のドレインに連結され、第2端子はプレートライン(P/L)に連結される強誘電体キャパシタ(FC1)とで構成されている。
【0005】
このような不揮発性強誘電体メモリ素子のデータ入/出力動作を以下に説明する。
図3aは従来の不揮発性強誘電体メモリ素子の書込みモードの動作を示すタイミング図であり、図3bは読出しモードの動作を示すタイミング図である。
まず、書込みモードの場合、図3aに示すように、外部から印加されるチップイネーブル信号CSBpadが「ハイ」から「ロー」に活性化され、同時に書込みイネーブル信号WEBpadが「ハイ」から「ロー」に遷移されると、書込みモードが始まる。
次いで、書込みモードでのアドレスデコードが始まると、ワードラインに印加されるパルスは「ロー」から「ハイ」に遷移され、セルが選択される。すなわち、そのワードラインに接続されたトランジスタ(T1)が導通状態となる。
【0006】
このように、ワードラインが「ハイ」状態を維持している間にプレートラインには順に所定幅の「ハイ」信号と所定幅の「ロー」信号が印加される。
そして、選択されたセルにロジック値「1」又は「0」を書くために、ビットラインに書込みイネーブル信号WEBpadに同期した「ハイ」又は「ロー」信号を印加する。すなわち、ビットラインに「ハイ」信号を印加すると、ワードラインに印加される信号が「ハイ」状態である期間でプレートラインの信号が「ロー」に遷移されたとき、強誘電体キャパシタにはロジック値「1」が記録される。そして、ビットラインに「ロー」信号を印加すると、プレートラインに印加される信号が「ハイ」信号のとき、強誘電体キャパシタにはロジック値「0」が記録される。プレートラインの信号が「ロー」に遷移しても記録されたロジック値「0」は変わらない。
【0007】
このような書込みモードの動作によりセルに格納されたデータを読み出すための動作は以下の通りである。
まず、外部からチップイネーブル信号(CSBpad)が「ハイ」から「ロー」に活性化されると、ワードラインが選択される前に全てのビットラインは等化器信号によって「ロー」電圧に等電位化される。
【0008】
そして、各ビットラインを不活性化させた後アドレスをデコードし、デコードされたアドレスによってワードラインの「ロー」信号が「ハイ」信号に遷移されセルが選択される。選択されたセルのプレートラインに「ハイ」信号を印加すると、強誘電体メモリに格納されたロジック値「1」に対応するデータを破壊させる。
もし、強誘電体メモリにロジック値「0」が格納されていれば、それに対応するデータは破壊されない。
【0009】
このように、破壊されたデータと破壊されてないデータは前述したヒステリシスループの原理によって異なる値を出力し、センスアンプはロジック値「1」又は「0」をセンシングする。すなわち、データが破壊された場合は、図1のヒシテリシスループのdからfに変更される場合であり、データが破壊されてない場合は、aからfに変更される場合である。したがって、一定の時間が経過した後センスアンプがイネーブルすると、データが破壊された場合は増幅されロジック値「1」を出力し、データが破壊されてない場合はロジック値「0」を出力する。
【0010】
このように、センスアンプからデータを出力した後に、それぞれのセルは元のデータに戻らなければならないので、ワードラインに「ハイ」信号を印加した状態でプレートラインを「ハイ」から「ロー」に不活性化させる。
【0011】
次に、サブビットラインとメインビットラインとを備えた従来の不揮発性強誘電体メモリセルアレイについて説明する。
【0012】
従来の不揮発性強誘電体メモリセルアレイは、図示しないが、各サブセルアレイブロックを通して複数のメインビットラインが配置される。そして、各サブセルアレイブロック内には、各メインビットラインに対応してサブビットラインが構成されている。
すなわち、各サブビットラインとメインビットラインとの間にはスイッチング素子(SW1、SW2,....SWn)が設けられ、スイッチング素子によってサブビットラインとメインビットラインとが電気的に連結されている。
【0013】
図4は一つのサブセルアレイブロックをより詳細に示すものである。
図4に示すように、各サブセルアレイブロックは複数の行と列方向にセルが構成されている。
そして、ワードライン(WL)とプレートライン(PL)とが一対を成す複数のワードライン対が繰り返して構成される。そして、ワードライン対(WL<0>,PL<0>,....,WL<63>,PL<63>)と交差する方向に複数のメインビットラインが形成される。
図示の例は64行の構造を例として示している。
【0014】
セルは1行中では1列おきにそれぞれ配置されており、1列中にも1行おきにそれぞれ配置されている。
したがって、一つのワードラインとプレートラインとが活性化されると、奇数のサブビットライン、或いは偶数のサブビットラインと連結されたセルのみが選択される。このようなセルアレイを折り返し型ビットラインセルアレイといい、これは、メインビットラインを中心にセルアレイを折り返すと仮定するとき、各セルが重ならない構造を意味する。
【0015】
すなわち、ワードライン(WL)とプレートライン(PL)、そして、サブビットラインの間に単位セルが構成され、サブビットラインの終端にはスイッチング素子(SW1,SW2,…)が配置され、サブビットラインとメインビットラインとの連結を制御する。
そして、単位セルは各一つのトランジスタと一つの強誘電体キャパシタとから構成され、各トランジスタのゲートはワードラインに連結され、強誘電体キャパシタの一方の端子は対応するトランジスタのドレイン(又はソース)と連結され、他方の端子は対応するプレートラインに連結されている。
【0016】
以下、上記のように構成された不揮発性強誘電体メモリセルアレイにおける強誘電体キャパシタと、サブビットラインと、メインビットラインの構造について簡略に説明する。
【0017】
図5に示すように、シリコン基板251の一領域にゲート電極252が形成されており、ゲート電極252両側のシリコン基板251にソース253aとドレイン253bが形成されており、コンタクトプラグ256とコンタクトパッド257を介してドレイン253bと接続されたサブビットライン258が形成されている。サブビットライン258は一定の方向に配置されている。254,255(説明せず)は第1,第2層間絶縁膜である。
【0018】
そして、サブビットライン258上に第3層間絶縁膜259が形成されており、ソース253aが露出されるように第1,第2,第3層間絶縁膜254,255及びサブビットライン258に形成されたコンタクトホール内にキャパシタコンタクトプラグ260が形成されている。
第3層間絶縁膜259の上にキャパシタコンタクトプラグ260と接するように一定のパターンとされたキャパシタの下部電極261が配置され、その上に強誘電体膜262とキャパシタ上部電極263とが積層されて形成されている。
第3層間絶縁膜259の上にはさらに第4層間絶縁膜264と第5層間絶縁膜265が形成され、その上にプレートライン267がゲート252の方向に延びるように配置されている。その上にそれらを絶縁するように第6層間絶縁膜が268形成されている。
そして、この第6層間絶縁膜268の上に、強誘電体キャパシタと隔離されて図示しないスイッチング素子の制御によってサブビットラインと連結されるようにメインビットライン269が形成されている。
【0019】
上記のように、サブビットラインは強誘電体キャパシタの下側に配置され、メインビットラインは強誘電体キャパシタの上側に配置される。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の不揮発性強誘電体メモリセルアレイは、強誘電体キャパシタを備えたセルを低電圧で安定的に動作させるに限界があるという問題がある。また、プリチャージ区間にロジック「1」とロジック「0」データの書込み動作を共に行わなければならないので、プリチャージタイムを減らすのに限界があった。
【0021】
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するために成されたもので、特に、ビットラインのキャパシタンスを減少させて、チップ動作速度を改善させることができる強誘電体メモリを提供することが目的である。
本発明の他の目的は、セルフブースト動作によって低電圧でも動作することができるチップを構成することにある。
本発明のさらに他の目的は、アクティブ区間でも書込み動作を行うことにより、プリチャージタイムを減らすことができる強誘電体メモリの駆動方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の不揮発性強誘電体メモリは、それぞれ複数の単位セルを含むサブセルアレイブロックを備えた上部及び下部セルアレイブロックと、前記サブセルアレイブロックに列単位で対応して、一方向に構成された複数のメインビットラインと、前記単位セルの一端子に連結され、前記メインビットラインと同方向に構成された複数のサブビットラインと、前記上部と下部セルアレイブロックの間に構成され、前記メインビットラインの信号を増幅させるセンスアンプから構成されたセンスアンプブロックと、前記サブセルアレイブロックに対応して前記サブビットラインと前記メインビットラインの連結可否を制御し、前記サブビットラインがセルフブースト動作によってプルアップされることを制御し、前記サブビットラインを選択的にプルダウンさせるようにそれぞれ前記サブビットラインと垂直方向に直交して配列されたサブビットライン第1スイッチ信号(SBSW1)印加ラインと、サブビットライン第2スイッチ信号(SBSW2)印加ラインと、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインと、サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインと、前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記SBSW1印加ラインの制御を受けて動作する第1スイッチング素子と、前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記SBSW2印加ラインの制御を受けて、前記SBPU印加ラインの信号を前記サブビットラインに選択的に伝達する第2スイッチング素子と、前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記SBPD印加ラインの制御を受けて、前記サブビットラインを選択的にプルダウンさせる第3スイッチング素子とを含むことを特徴とする。
【0023】
上記のような構成を有する本発明の不揮発性強誘電体メモリの駆動方法は、サブビットライン第1スイッチング信号(SBSW1)印加ライン、サブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ライン、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ライン、サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインによって選択されたサブビットラインを活性化させ、セルフブースト動作によりプルアップ/プルダウンさせる強誘電体メモリの駆動方法において、連続する活性化区間をt1,t2,t3,t4,t5区間に分け、プリチャージ区間をt0,t6に区分すると、前記t0区間の間に前記SBPDに第1ハイレベルVCCの電圧を印加して、サブビットライン(SBL)とMBLを「ロー」レベルにプルダウンさせる段階と、前記t1区間の間に前記SBPDに「ロー」レベルの電圧を印加する段階と、ワードライン(WL)はt2,t3,t4区間の間、プレートライン(PL)はt2,t3区間の間に第1ハイレベルの電圧(VCC)より大きな第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加し、t2,t3区間の間に前記SBSW1印加ラインに第1ハイレベルの電圧(VCC)を印加して、サブビットライン(SBL)とメインビットライン(MBL)を介してセルデータをセンスアンプへ伝達させる段階と、前記t4区間の間にSBSW2印加ラインに第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加し、前記プレートライン(PL)に「ロー」レベルに遷移させ、t5区間の間に前記SBPU印加ラインに第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加して、前記SBSW2とWLを前記第2ハイレベルより大きい第3ハイレベルの電圧でセルフブーストさせ、強誘電体キャパシタにロジック「1」のデータを書き込む段階と、前記t6区間の間に前記ワードラインとプレートラインを第2ハイレベルに遷移させ、前記SBSW1印加ラインに第1ハイレベルの電圧を印加して、強誘電体キャパシタにロジック「0」のデータを書き込む段階とを備えることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付の図面に沿って詳細に説明する。
【0025】
強誘電体メモリでビットライン抵抗とビットラインキャパシタンスが大きい場合には、Cb/Cs(Cb:ビットラインキャパシタンス,Cs:セル電荷)比率が増加して、セルアレイサイズが大きくなる。この場合、セルアレイ効率が低下してチップサイズが大きくなる。
本発明はこのようにチップサイズが拡大することを防止し、安定的なCb/Csを確保し、チップ動作速度を改善するためのものである。
【0026】
また、BLPU信号印加ラインの「ハイ」電圧をVCC以上に昇圧した電圧を使用することにより、低電圧動作モードでセルに使用する電圧を高め、1.0V以下の低電圧動作を可能とさせたものである。
そして、書込み動作時にプリチャージタイムを減らすために、アクティブ区間にロジック「1」やロジック「0」のデータを書き込む。
【0027】
上記のような目的を達成するための本発明の実施形態によるセルアレイは、ビットライン及びセルの配列に従って、階層的な折り返し型ビットラインと、階層的なオープンビットラインセルアレイとに分けることができ、その全体的なセルアレイについて以下に説明する。
【0028】
階層的な折り返し型ビットラインセルアレイは、セルアレイをビットラインを中心に折り返す時、ビットラインとワードラインに接続されたセルが互いに重ならないようにずらして配列されたものを意味する。
そして、階層的なオープンビットラインセルアレイは、セルアレイをビットラインを中心に折り返した時、ビットラインとワードラインに接続されたセルが互いに重なるように配列されたものを意味する。
【0029】
まず、階層的な折り返し型ビットラインから構成された本発明の第1実施形態によるセルアレイについて説明する。
【0030】
図6に示すように、大きく上部セルアレイブロック60と下部セルアレイブロック61とに分けて構成され、その上下のセルアレイブロック60,61の間にセンスアンプ62が2ビットライン当たり一つずつ配列されている。
この際、ビットラインはメインビットラインを意味し、図6には示していないが、一つのメインビットラインに対応してサブセルアレイごとにサブビットラインが備えられている。
【0031】
また、図6には示していないが、メインビットラインとサブビットラインとの連結を制御し、各セルの強誘電体キャパシタへ伝達される電圧を制御するためのスイッチング制御ブロック71,72(図7)が更に備えられている。
そして、各ビットラインの両端にはそれぞれ列スイッチブロック63,64が連結されており、列スイッチブロック63,64にそれぞれデータバス(io<m>,.....,io<n>)が連結されている。
【0032】
そして、図6には示していないが、上部セルアレイブロック60と下部セルアレイブロック61のそれぞれのデータバス(io<m>,...,io<n>)は全体のセルアレイブロックのメイン増幅器に連結される。
そして、上下のセルアレイブロック60,61はそれぞれ複数のサブセルアレイブロック(65_0〜65_n)(66_0〜66n)を含む。
そして、それぞれの上下のセルアレイブロック60,61に対応して参照セルアレイブロック67,68が構成されている。
【0033】
参照セルアレイブロック67は上部セルアレイブロック60と、これに対応する列スイッチブロック63との間に配置される。そして、参照セルアレイブロック68は下部セルアレイブロック61と、これに対応する列スイッチブロック64との間に配置されている。
【0034】
上記のように階層的な折り返し型ビットラインとして構成された複数のサブセルアレイブロックの単位サブセルアレイブロックの詳細な構成について以下に説明する。
【0035】
図6と図7に示すように、本実施形態セルアレイは、一方向に配列された複数のメインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)があり、それらのメインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)と同方向に配列されたサブビットライン(SBL<0>,SBL<1>,…,SBL<n>)が各サブセルアレイ内に単位セルと連結されるように設けられている。
そして、メインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)と直交するように配列されたワードライン/プレートライン対((W/L<0>,P/L<0>,....,(W/L<n>,P/L<n>))がある。
【0036】
図6は各サブセルアレイを64行と64列とで構成した場合を例として示すもので、各サブセルアレイブロックには複数の行と複数の列方向に複数のセルが構成されている。
【0037】
前記で各行のセルは1列おきに配置されており、各列のセルも1行おきに配置されている。したがって、一つのワードラインと一つのプレートラインとが活性化されると、奇数番目のビットラインかそれとも偶数番目のビットラインかそのいずれかと連結されたセルのみが選択され、選択されない偶数/奇数ビットラインは参照ラインとして使用される。
【0038】
そして、本実施形態アレイはさらに、ワードライン/プレートライン対((W/L<0>,P/L<0>),....,(W/L<n>,P/L<n>))と同じ方向に構成されるサブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインと、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインと、第1,第2サブビットラインスイッチ信号(SBSW1,SBSW2)印加ラインとが設けられている。
本実施形態アレイは、これらのラインからの信号によって制御され、一つのメインビットラインと一つのサブビットラインとに対応して構成され、選択されたセルがメインビットラインと連結されるか、それともサブビットラインと連結されるかの可否を制御し、選択されたセルの強誘電体キャパシタに伝達される電圧を制御するスイッチング制御ブロック(71,72,… )を含んでいる。スイッチング制御ブロック71はそれぞれ第1,2,3スイッチングトランジスタ(ST1,ST2,ST3)から構成されている。
【0039】
第1スイッチングトランジスタ(ST1)はゲートがSBSW1印加ラインに連結され、一方の電極と他方の電極がそれぞれメインビットラインとサブビットラインとに連結される。
第2スイッチングトランジスタ(ST2)はゲートがSBSW2印加ラインに連結され、一方の電極はサブビットラインに連結され、他方の電極はSBPU印加ラインに連結される。
第3スイッチングトランジスタ(ST3)はゲートがSBPD印加ラインに連結され、一方の電極はサブビットラインに連結され、他方の電極は接地電圧(VSS)端に連結される。
【0040】
次に、本発明の第2実施形態によるセルアレイについて説明する。
本発明の第2実施形態は階層的なオープンビットラインセルアレイから構成されており、その構成は以下の通りである。
【0041】
図8に示すように、上部セルアレイブロック80と下部セルアレイブロック81とに分けて構成され、前記上下のセルアレイブロック80,81の間にセンスアンプ82が各ビットライン当たり一つずつ連結されるように配置されている。各ビットラインの両端には列スイッチブロック83,84が連結され、データバス(io<m>,......io<n>)(図示せず)と連結されている。
そして、上部セルアレイブロック80と下部セルアレイブロック81のそれぞれのデータバス(io<m>,......,io<n>)は全体のセルアレイブロックの一方の端部に位置したメイン増幅器(図示せず)に連結されている。上下のセルアレイブロック80,81はそれぞれ複数のサブセルアレイブロック(85_0〜85_n)(86_0 〜86_n)を含む。
【0042】
参照セルアレイブロック87,88が上下のセルアレイブロック80,81にそれぞれ対応させて設けられている。参照セルアレイブロック87は上部セルアレイブロック80とこれに対応する列スイッチブロック83との間に構成され、参照セルアレイブロック88は下部セルアレイブロック81とこれに対応する列スイッチブロック84との間に構成されている。
【0043】
以下、上記のように構成された複数のサブセルアレイブロックのうち、単位サブセルアレイブロックの詳細な構成について説明する。
【0044】
図8と図9に示すように、本実施形態セルアレイは、一方向に配列された複数のメインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)があり、各サブセルアレイ内で単位セルと連結されるようにメインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)と同方向に配列されたサブビットライン(SBL<0>,SBL<1>,…,SBL<n>)が各セルアレイ内にある。
そして、前記メインビットライン(MBL<0>,MBL<1>,…,MBL<n>)とサブビットライン(SBL<0>,SBL<1>,…,SBL<n>)とに直交するように配列されたワードライン/プレートライン対((WL<0>,PL<0>),...,(WL<n>,PL<n>))がある。
【0045】
図8は各サブセルアレイが64行と64列とから構成された例を示すもので、各サブセルアレイブロックは、複数の行と複数の列方向に複数のセルが構成されている。
各行のセルは1列毎にそれぞれ配置されており、各列のセルも1行毎にそれぞれ配置されている。
【0046】
さらに本実施形態は、ワードライン/プレートライン対((WL<0>,PL<0>,....,(WL<n>,PL<n>))と同方向に構成されるサブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインと、第1,第2サブビットラインスイッチ信号(SBSW1,SBSW2)印加ラインと、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインとを用意している。
【0047】
これらのSBPD,SBSW1,SBSW2、SBPU印加ラインからの制御を受け、一つのメインビットラインと一つのサブビットラインとに対応して構成され、選択されたセルがメインビットラインと連結されるか、それともサブビットラインと連結されるかの可否を制御し、選択されたセルの強誘電体へ伝達される電圧を制御するスイッチング制御ブロック(91,92,… )を備えている。そのスイッチング制御ブロックはそれぞれ第1,2,3スイッチングトランジスタ(ST1,ST2,ST3)から構成される。
【0048】
第1スイッチングトランジスタ(ST1)はゲートがSBSW1印加ラインに連結され、一方の電極と他方の電極とがそれぞれメインビットラインとサブビットラインとに連結される。
第2スイッチングトランジスタ(ST2)はゲートがSBSW2印加ラインに連結され、一方の電極はサブビットラインに連結され、他方の電極はSBPU印加ラインに連結される。
第3スイッチングトランジスタ(ST3)はゲートがSBPD印加ラインに連結され、一方の電極はサブビットラインに連結され、他方の電極は接地電圧(VSS)端に連結される。
【0049】
複数のサブビットライン(SBL)は、一回の動作時に一つのサブビットライン(SBL)が選択されてメインビットラインに連結されるようになっている。
すなわち、1本のメインビットラインに連結された複数のサブビットラインの何れか一つを選択するためのSBSW1信号の中一つのみを活性化させて、何れか一つのサブビットラインを選択する。
これにより、ビットラインにかかるロードを一つのサブビットラインのロードの水準に減らすことができる。
【0050】
上記説明したように、オープンビットラインで構成された本発明の第2実施形態によるセルアレイは、図8と図9に示すように、センスアンプがメインビットライン当たり一つずつ連結されており、各サブセルアレイブロックのセルが各ワードラインとプレートライン対とサブビットラインに一つずつ形成されていることを除いては本発明の第1実施形態の構成と同様である。
【0051】
本発明の第1,第2実施形態によるセルアレイで参照セルアレイブロックは、図10に示すように、単位セルブロック101内に一方向に構成される複数のビットライン(BL1,BL2,BL3,....,BLn)と、そのビットラインに垂直な方向に構成される一つの参照ワードライン(REF_W/L)103と、その参照ワードライン(REF_W/L)と同方向に構成される参照プレートライン(REF_P/L)102と、第1電極が参照プレートライン(REF_P/L)102に連結され、第2電極が参照セルのストレージノード(SN)に連結されて互いに並列に構成される複数の参照キャパシタ(FC1,FC2,FC3,....FCn)と、ゲートに参照セル等価コントロール信号(REF_EQ)が印加され、一方の電極は接地端子(GND)に、他方の電極はストレージノード(SN)に連結されるNMOSトランジスタ(T2)とから構成されるレベル初期化部104と、それぞれのビットラインに対応して一方の電極が連結され、他方の電極は参照キャパシタのストレージノード(SN)に連結され、ゲートが参照ワードライン(REF_W/L)に共通に連結される複数のNMOSトランジスタ(T1−1,T1−2,T1−3,T1−4,....,T1−n)から構成されたスイッチングブロックを備えている。
【0052】
そして、図示していないが、本発明の階層的な折り返し型ビットラインと階層的なオープンビットラインの構造を有する強誘電体メモリで、サブセルアレイブロックと、それに隣接するサブセルアレイブロックとの間にワードライン(WL)を駆動するために、ワードラインドライバを更に設けることができる。
【0053】
以下、上記のような構成を有する本発明の動作について説明する。
【0054】
セル動作の一サイクルは、アクティブ区間とプリチャージ区間とに分けることができ、アクティブ区間はチップ選択信号が「ロー」レベルの時であり、プリチャージ区間はチップ選択信号が「ハイ」レベルの時である。
一般に、プリチャージ区間の間にロジック「0」と「1」のデータを書き込むが、本発明ではロジック「0」又は「1」のいずれかのデータの書込みをアクティブ区間で行うことにより、プリチャージタイムを減少させるようにしたものである。
【0055】
また、強誘電体キャパシタの特性上回路電圧が1Vの時よりは2Vの時が安定であるが、本発明は外部では1Vの電圧を加えても強誘電体キャパシタへ伝達される回路電圧は2Vとなるようにして、低電圧でも安定的に動作させることにより、電力消耗を減らすことができたものである。
【0056】
以下、本発明はアクティブ区間でロジック「1」のデータを書込みし、プリチャージ区間でロジック「0」のデータを書き込む動作を説明する。
【0057】
全体の動作タイミングをt0〜t7に分けて説明する。t0,t6,t7はプリチャージ区間であり、t1〜t5は連続するアクティブ区間である。
まず、t0はアクティブ区間前のプリチャージ区間であり、サブビットライン(SBL)とメインビットライン(MBL)を0Vにするために、サブビットラインプルダウン(SBPD)印加ラインに「VCC」を印加する。
このとき、ワードライン(WL)とプレートライン(PL)とサブビットライン第1,第2スイッチ信号(SBSW1,SBSW2)印加ラインと、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインと、センスアンプイネーブル信号(SEN)印加ラインには「0V」電圧を印加する。
【0058】
t1はアクティブ区間が始まる区間であり、チップイネーブル信号(CSB)がローになり、SBPD印加ラインには「0V」電圧を印加する。
そして、t2区間にはWLとPLにはVPP電圧を印加し、SBSW1印加ラインにはVCCを印加する。このとき、VPPは2VCCの値である。SBSW1にVCCを印加することにより、SBLとMBLとが互いに連結されて、セルのデータがSBLとMBLを介してセンスアンプへ伝達される。
t3区間ではWLとPLは「VPP」を維持し、SBSW1印加ラインはセンスアンプが動作を始まる時まで「VCC」電圧を維持して、SENに「VCC」電圧を伝達させ、センスアンプを動作させる。SBSW1印加ラインに「VCC」電圧を印加することで、SBLとMBLを接続し、セルのデータをセンスアンプに伝達させる。
【0059】
その後、t4区間ではWLは「VPP」を維持し、PLは「VPP」から「0V」に遷移させ、SBSW1も「VCC」から「0V」に遷移させ、SBSW2は「0V」から「VPP」に遷移させる。このように、SBSW2をt4区間で予め「VPP」に遷移させる理由は、アクティブ区間の中t5区間にワードライン(WL)とSBSW2を2VPPにセルフブーストさせて、強誘電体キャパシタにロジック「1」のデータを書き込むためである。
【0060】
次に、t5は読み出し時に破壊されたデータを復旧するためにアクティブ区間にロジック「1」のデータを書き込むための区間であり、t4区間でSBSW2が「VPP」であり、SBPUが「0V」であり、SBLがフロートされている状態であった時、SBPUを「VPP」に遷移させると、SBLは「VPP」に遷移し、SBSW2とWLは2VPPにセルフブーストされる。
これにより、SBLの「VPP」信号を受けた選択されたセルの強誘電体キャパシタにはVPPが伝達される。
【0061】
t6はプリチャージ動作が始まる区間であり、ロジック「0」のデータを書き込む。このとき、WLとPLは「VPP」、SBSW1は「VCC」、SBSW2とSBPDは「0V」、SBPUは「VPP」を維持させる。
このような信号によって第1スイッチトランジスタ(ST1)はターンオンされ、センスアンプに格納されていたロジック「0」のデータがSBLを介してセルの強誘電体キャパシタへ伝達される。
【0062】
そして、t7区間はt0区間のように、アクティブ動作前と同じ状態を維持する。
【0063】
上記のようにプリチャージ区間で行われたロジック「1」とロジック「0」のデータの書込み動作の中、ロジック「1」のデータの書込み動作をアクティブ区間で行うことにより、プリチャージタイムを短縮させることができる。
また、セルの強誘電体キャパシタにVPPを伝達するために行われるセルフブースト動作は図12と図13の回路構成に示してある。
【0064】
図12は第1,第2コントロール信号(CON1,CON2)に従ってVPPを発生させる回路及びその動作に関するもので、図12に示すように、CON1信号を他端に入力されるNMOSキャパシタと、NMOSキャパシタの他端(ゲート入力端)と接地電圧端(VSS)との間に構成され、CON2信号を受けて駆動するCMOSトランジスタと、電源電圧端(VCC)と出力端との間に構成され、CMOSトランジスタの出力端の信号を入力されて出力信号を決定するPMOSトランジスタとから構成されている。
【0065】
図12の動作は、CON1に0Vが印加され、CON2にVCCが印加されると、出力端(VPP)にはVCCが出力され、CON1にVCCが印加され、CON2に0Vが印加されると、出力端(VPP)にはVPPが出力される。この際、VPPはVCCの2倍として2VCCの大きさを示す。
【0066】
このような原理をセルの強誘電体キャパシタにVPPを格納させる動作に応用すると次の通りである。
【0067】
図13に示すように、SBPU印加ラインとSBLが0Vで、SBSW2印加ラインがVPPであるとき、SBPUにVPPを印加すると、SBSW2はセルフブーストされて2VPPになる。
前記のようにSBSW2が2VPPにセルフブーストされると、第2スイッチトランジスタ(ST2)を介してSBLに安定的にVPPが伝達される。
【0068】
そして、プレートライン(PL)がVPPで、SBLが0Vで、ワードライン(WL)がVPPであるときに、プレートラインが0Vに遷移し、SBLがVPPに遷移すると、ワードラインはセルフブーストされて2VPP(VPP+α)となる。この際、SBSW2印加ラインとワードライン(WL)へ伝達される信号を制御するために、ドライバの先端130にそれぞれNMOSトランジスタから構成された第1,第2スイッチ素子が備えられているが、第1,第2スイッチ素子はセルフブースト動作前はターンオンされており、セルフブースト動作が進む時点ではターンオフされている。
【0069】
このように、セルフブースト動作によってセルトランジスタを介して強誘電体キャパシタにVPPが格納される。
上記のような不揮発性強誘電体メモリセルアレイでサブビットライン(SBL)とメインビットライン(MBL)と強誘電体メモリセルを基板に実現する時、SBLとMBLは全て強誘電体キャパシタの下側に配置されるようにする。
【0070】
以下、かかる構成を有するSBLとMBL及び強誘電体キャパシタを含むセルの構成とその製造方法について説明する。
【0071】
図14a及び図14bに示すように、アクティブ領域とフィールド領域とが形成されたシリコン基板150のフィールド領域にフィールド絶縁膜151が形成されており、アクティブ領域を横切るように1ライン方向にワードライン(WL)152が形成されている。
そして、図示していないが、ワードライン152の下部にはゲート絶縁膜が形成されている。
【0072】
アクティブ領域のワードライン152の両側にソース153aとドレイン153bが形成されており、それらを覆うように第1層間絶縁膜154が形成され、そのドレイン153bの領域に第1コンタクトホールを有し、そのホール内に第1コンタクトプラグ155が形成されている。
そして、第1コンタクトプラグ155と接して、これより広い幅を有するように第1層間絶縁膜154上にコンタクトパッド156が形成されている。
【0073】
そして、コンタクトパッド156の表面部が露出されるように、第1層間絶縁膜154上に第2層間絶縁膜157が形成されており、コンタクトパッド156と接して、ワードライン152と直交する方向にサブビットライン158が形成されている。
サブビットライン158上に第3層間絶縁膜159が成膜されており、その膜上にサブビットライン158と平行にメインビットライン161が形成されている。
【0074】
そして、メインビットライン161上にバリア絶縁膜162が形成され、その上にキャパシタが形成されている。キャパシタは下部電極164と強誘電体膜165と上部電極166とがパタニングされて形成される。このキャパの下部電極164が第3コンタクトプラグ163を介してトランジスタのソース153aに接続されている。すなわち、ワードライン152一側のソース153aが露出されるように、バリア絶縁膜162と、メインビットライン161と、第3層間絶縁膜159と、サブビットライン158と、第2,第1層間絶縁膜157,154とが順にエッチングされたコンタクトホールを形成し、そのコンタクトホール内に第3コンタクトプラグ163を形成してソース153aと下部電極164とを連結する。
【0075】
上記説明したように、サブビットライン(SBL)158とメインビットライン(MBL)161とを共に強誘電体キャパシタの下部に配置させることにより、総ビットラインキャパシタンスとカップリングノイズを減少させることができる。
【0076】
かかる構成を有するアレイの製造方法について以下図15,16に基づいて説明する。まず、図15aと図16aに示すように、アクティブ領域とフィールド領域とが形成されたP型のシリコン基板150のフィールド領域にトレンチを形成した後に、酸化膜や窒化膜のような絶縁物質でフィールド絶縁膜151を形成する。
アクティブ領域は後にNMOSトランジスタが形成される領域であり、図15aに示すように短冊状に形成する。
【0077】
次いで、図15bと図16bに示すように、各アクティブ領域に直交するようにシリコン基板150上に一方向にワードライン152を形成する。その際、図示していないが、ワードライン152の下部にゲート絶縁膜が形成される。
そして、図15cと図16cに示すように、ワードライン152両側のシリコン基板150のアクティブ領域の表面内に高濃度N型不純物を注入することにより、ソース153aとドレイン153bを形成する。
【0078】
次いで、図15dと図16dに示すように、ワードライン152を含む全面に第1層間絶縁膜154を堆積させた後に、サブビットライン(SBL)を形成するために、ドレイン153bの領域にコンタクトホールを形成し、コンタクトホール内に第1コンタクトプラグ155を形成し、第1コンタクトプラグ155を含む全面に導電性物質を形成した後に、第1コンタクトプラグ155と接するようにパタニングして、コンタクトパッド156を形成する。
【0079】
その後、全面に第2層間絶縁膜157を堆積させた後に、コンタクトパッド156が露出されるように研磨を行い、第2層間絶縁膜157上にワードライン152と直交する方向にコンタクトパッド156と接するようにサブビットライン158を形成する。それからメインビットラインを形成するが、その際、セル領域ではメインビットライン(MBL)のみを形成し、周辺領域ではメインビットラインコンタクトホールとメインビットラインとを共に形成する。
【0080】
すなわち、セル領域では、図15eと図16eに示すように、サブビットライン156を含む全面に第3層間絶縁膜159を形成し、その第3層間絶縁膜159上に導電性物質を成膜した後に、サブビットライン158と並ぶ方向にメインビットライン161を形成する。
【0081】
一方、周辺領域では、図16fに示すように、それぞれのソース153aとドレイン153bにサブビットライン第1コンタクトプラグ155を形成し、第1コンタクトプラグ155と接して、それより広い幅を有するようにコンタクトパッド156を形成する。そして、コンタクトパッド156と接するようにそれぞれサブビットライン158を形成する。
【0082】
その後、ソース153aと連結されたサブビットライン158上にメインビットラインコンタクトホールを形成し、メインビットラインコンタクトホール内に導電性物質でメインビットライン第2コンタクトプラグ160を形成する。
次いで、第2コンタクトプラグ160と接するように、第3層間絶縁膜159上にサブビットライン158と並ぶ一方向にその上部にメインビットライン161を形成する。
【0083】
それから、図15fと図16gに示すように、メインビットライン161上にバリア絶縁膜162を成膜し、ソース153aが露出されるように、バリア絶縁膜162と、メインビットライン161と、第3層間絶縁膜159と、サブビットライン158と、第2,第1層間絶縁膜157,154とを順にエッチングして、キャパシタプラグ形成用コンタクトホールを形成する。
【0084】
その後、コンタクトホール内に第3コンタクトプラグ163を形成し、第3コンタクトプラグ163と接するように、バリア絶縁膜162上に第1導電層と強誘電体膜と第2導電層とを順に積層させた後、パタニングして、キャパシタ下部電極164と強誘電体膜165とキャパシタ上部電極165を形成する。このとき、第3コンタクトプラグ163を形成する前に、コンタクトホールの側面に絶縁膜で側壁スペーサーを形成する。
上記のような工程によってメインビットライン161とサブビットライン158とが共に強誘電体キャパシタの下側に配置される。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の不揮発性強誘電体メモリ装置は次のような効果がある。
【0086】
第一に、メインビットライン当たり一つのサブビットラインを連結させるようにすることで、ビットラインキャパシタンスを減少させることができる。これにより、ビットラインキャパシタンスを減少させチップ動作速度を改善することができる。
【0087】
第二に、スイッチ信号のSBSW1,SBSW2と、セルフブースト動作を制御するSBPUと、プルダウン動作を制御するSBPDを用いることで、低電圧でも動作可能なセルを提供することができる。
【0088】
第三に、アクティブ区間でロジック「1」やロジック「0」のデータを書き込むことにより、プリチャージタイムを減少させることができる。
【0089】
第四に、サブビットラインとメインビットラインとを共に強誘電体キャパシタの下側に形成させることにより、総ビットラインキャパシタンスとカップリングノイズを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な強誘電体のヒステリシスループ特性図である。
【図2】一般的な強誘電体メモリの単位セル構成図である。
【図3】a:強誘電体メモリの書込みモードの動作タイミング図である。b:強誘電体メモリの読出しモードの動作タイミング図である。
【図4】折り返し型ビットライン構造のサブセルアレイブロックの回路図である。
【図5】図4の単位セルの構造断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態による不揮発性強誘電体メモリのアレイ図である。
【図7】図6のサブセルアレイブロックの詳細回路図である。
【図8】本発明の第2実施形態による不揮発性強誘電体メモリのアレイ図である。
【図9】図8のサブセルアレイブロックの詳細回路図である。
【図10】図6と図8の参照セルアレイブロックの詳細回路図である。
【図11】本発明による動作タイミング図である。
【図12】階層的なビットライン構造でVPP発生原理を示す回路及びタイミング図である。
【図13】階層的なビットライン構造でセルフブースト動作を示す回路図である。
【図14】a:本発明による不揮発性強誘電体メモリのアレイ図である。b:本発明による不揮発性強誘電体メモリの単位セルの構造断面図である。
【図15a】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図15b】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図15c】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図15d】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図15e】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図15f】図14aのようなアレイを示すための段階的なアレイ変化図である。
【図16a】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図16b】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図16c】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図16d】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図16e】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図16f】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【図図16g】図14bの構造を示すための方法を示す工程断面図である。
【符号の説明】
60,80:上部セルアレイブロック
61,81:下部セルアレイブロック
63,64,83,84:列スイッチブロック
65_0〜65_n,85_0〜85_n:サブセルアレイブロック
66_0〜66_n,86_0〜86_n:サブセルアレイブロック
67,68,87,88:参照セルアレイブロック
71,72,91,92:スイッチング制御ブロック
101:単位セルブロック
102:参照プレートライン
103:参照ワードライン
104:レベル初期化部
130:ドライバ先端
150:シリコン基板
151:フィールド絶縁膜
152:ワードライン
153a,153b:ソース,ドレイン
154:第1層間絶縁膜
155:第1コンタクトプラグ
156:コンタクトパッド
157:第2層間絶縁膜
158:サブビットライン
159:第3層間絶縁膜
160:第2コンタクトプラグ
161:メインビットライン
162:バリア絶縁膜
163:第3コンタクトプラグ
164:キャパシタ下部電極
165:強誘電体膜
166:キャパシタ上部電極
Claims (16)
- 単位セルを構成する強誘電体キャパシタとサブビットラインとの間の連結可否を制御するトランジスタのゲートに接続され、前記サブビットラインと交差する方向に形成されるワードライン(WL)を有し、
前記サブビットラインとメインビットラインの連結を否定して前記ワードライン(WL)とサブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ラインにハイレベルの電圧を与えた後に、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインから前記サブビットラインへハイレベルを印加することにより、前記ワードライン(WL)と前記サブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ラインをよりハイレベルにセルフブーストし、前記強誘電体キャパシタにデータを書き込む不揮発性強誘電体メモリにおいて、
それぞれ複数の単位セルを含むサブセルアレイブロックを備えた上部及び下部セルアレイブロックと、
前記サブセルアレイブロックに列単位で対応して、一方向に構成された複数のメインビットラインと、
前記単位セルの一端子に連結され、前記メインビットラインと同方向に構成された複数のサブビットラインと、
前記上部と下部セルアレイブロックの間に構成され、前記メインビットラインの信号を増幅させるセンスアンプから構成されたセンスアンプブロックと、
前記サブセルアレイブロックに対応して前記サブビットラインと前記メインビットラインの連結可否を制御し、前記サブビットラインがプルアップされるのを制御し、前記サブビットラインを選択的にプルダウンさせるようにそれぞれ前記サブビットラインと垂直方向に直交して配列されたサブビットライン第1スイッチング信号(SBSW1)印加ラインと、前記サブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ラインと、前記サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインと、サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインと、
前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記サブビットライン第1スイッチング信号(SBSW1)印加ラインの制御を受けて動作する第1スイッチング素子と、
前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記サブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ラインの制御を受けて、前記サブビットラインプルアップ(SBPU)印加ラインの信号を前記サブビットラインに選択的に伝達する第2スイッチング素子と、
前記サブセルアレイブロック内に列方向に対応して前記SBPD印加ラインの制御を受けて、前記サブビットラインを選択的にプルダウンさせる第3スイッチング素子と、
を含むことを特徴とする不揮発性強誘電体メモリ。 - 前記第1スイッチング素子はゲートが前記SBSW1印加ラインに連結され、両側の電極が前記メインビットラインと前記サブビットラインとにそれぞれ連結されるトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記第2スイッチング素子はゲートが前記SBSW2印加ラインに連結され、両側の電極が前記SBPU印加ラインと前記サブビットラインとにそれぞれ連結されるトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記第3スイッチング素子はゲートが前記SBPD印加ラインに連結され、両側の電極がVSS端子と前記サブビットラインとにそれぞれ連結されるトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記サブセルアレイブロックが階層的な折り返し型ビットライン構造であり、セルアレイを前記メインビットラインを中心に折り返すと、前記単位セルが互いに重ならないようにずらして配列されたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記サブセルアレイブロックが階層的なオープンビットライン構造であり、セルアレイを前記メインビットラインを中心に折り返すと、前記単位セルが互いに重なるように配列されたことを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記センスアンプブロックの一つのセンスアンプは、各二つのメインビットライン当たり一つずつ配置されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記センスアンプブロックの一つのセンスアンプは、一つのメインビットライン当たり一つずつ配置されることを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- それぞれの単位セルは一方向に形成される前記サブビットラインと、
前記サブビットラインと交差する方向に形成されるワードラインと、
前記ワードラインに一定の間隔をおいて前記ワードラインと同方向に形成されるプレートラインと、
ゲートがワードラインに連結され、ソースが前記サブビットラインに連結されるトランジスタと、
二つの端子の中第1端子が前記トランジスタのドレインに連結され、第2端子が前記プレートラインに連結される強誘電体キャパシタと、
を含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。 - 前記サブセルアレイブロックとそれに隣接するサブセルアレイブロックとの間に、ワードラインを駆動するために共有されるワードラインドライバを更に含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記単位セルにおいて前記強誘電体キャパシタは前記サブビットラインと前記メインビットラインの上側に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項9記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 前記階層的な折り返し型ビットライン構造からなるセルアレイで各行のセルは1列おきに配置され、
各列のセルも1行おきに配置されることを特徴とする請求項5記載の不揮発性強誘電体メモリ。 - 前記階層的なオープンビットライン構造からなるセルアレイで各行のセルと各列のセルは、各列と各行毎に配置されることを特徴とする請求項6記載の不揮発性強誘電体メモリ。
- 複数の単位セルを含むサブセルアレイブロックに列単位で対応して、一方向に構成された複数のメインビットラインと、
前記単位セルの一端子に連結され、前記メインビットラインと同方向に構成された複数のサブビットラインと、
前記単位セルを構成する強誘電体キャパシタと前記サブビットラインとの間の連結可否を制御するトランジスタのゲートに接続され、前記サブビットラインと交差する方向に形成されるワードライン(WL)と、
前記メインビットラインの信号を増幅させるセンスアンプから構成されたセンスアンプブロックと、
前記サブセルアレイブロックに対応して前記サブビットラインと前記メインビットラインの連結可否を制御し、前記サブビットラインがプルアップされるのを制御し、前記サブビットラインを選択的にプルダウンさせるようにそれぞれ前記サブビットラインと垂直方向に直交して配列されたサブビットライン第1スイッチング信号(SBSW1)印加ラインと、サブビットライン第2スイッチング信号(SBSW2)印加ラインと、サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインと、サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインとを有し、
前記サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインによって選択された前記サブビットラインを活性化させ、セルフブースト動作によりプルアップ/プルダウンさせる強誘電体メモリの駆動方法において、
連続する活性化区間をt1,t2,t3,t4,t5区間に分け、プリチャージ区間をt0,t6に区分すると、
前記t0区間の間に前記サブビットラインプルダウン信号(SBPD)に第1ハイレベルVCCの電圧を印加して、前記サブビットライン(SBL)とメインビットライン(MBL)を「ロー」レベルにプルダウンさせる段階と、
前記t1区間の間に前記サブビットラインプルダウン信号(SBPD)印加ラインに「ロー」レベルの電圧を印加する段階と、
前記ワードライン(WL)はt2,t3,t4区間の間、前記プレートライン(PL)はt2,t3区間の間に、それぞれ第1ハイレベルの電圧(VCC)より大きな第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加し、t2,t3区間の間に前記サブビットライン第1スイッチング信号(SBSW1)印加ラインに第1ハイレベルの電圧(VCC)を印加して、前記サブビットライン(SBL)とメインビットライン(MBL)を介してセルデータをセンスアンプへ伝達させる段階と、
前記t4区間の間に前記サブビットライン第1スイッチング信号(SBSW2)印加ラインに第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加し、前記プレートライン(PL)に「ロー」レベルに遷移させ、t5区間の間に前記サブビットラインプルアップ信号(SBPU)印加ラインに第2ハイレベルの電圧(VPP)を印加して、前記サブビットライン第2スイッチング信号ライン(SBSW2)とワードライン(WL)を前記第2ハイレベルより大きい第3ハイレベルの電圧でセルフブーストさせ、強誘電体キャパシタにロジック「1」のデータを書き込む段階と、
前記t6区間の間に前記ワードラインとプレートラインを第2ハイレベルに遷移させ、前記SBSW1印加ラインに第1ハイレベルの電圧を印加して、強誘電体キャパシタにロジック「0」のデータを書き込む段階と、
を備えることを特徴とする不揮発性強誘電体メモリの駆動方法。 - 前記第2ハイレベルの電圧は第1ハイレベルより2倍大きい電圧であることを特徴とする請求項14記載の不揮発性強誘電体メモリの駆動方法。
- セルフブーストされた前記第3ハイレベルの電圧は第2ハイレベルの電圧より2倍大きい電圧であることを特徴とする請求項14記載の不揮発性強誘電体メモリの駆動方法。
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