JP2006190395A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 メモリセルの占有面積を小さくした強誘電体メモリを提供する。
【解決手段】 強誘電体メモリは、セルトランジスタN0とセルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量C0とをそれぞれ有する複数のメモリセルCELLと、セルトランジスタN0にそれぞれ接続される複数のワード線WLと、ワード線と交差し強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線PLと、セルトランジスタに接続される複数のローカルビット線LBLと、ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線GBLとを有する。更に、強誘電体メモリは、読み出し時にローカルビット線の電位を非選択プレート線と同等の電位に維持しながら前記メモリセルによるローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットSAUを有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、半導体メモリに関し、特に、強誘電体容量を利用した不揮発性の半導体メモリにおいてメモリセルのレイアウト面積を小さくし、読み出し時の不必要な再書き込みをなくした半導体メモリに関する。
メモリセルに強誘電体容量を用いる強誘電体メモリ(FRAM)は、電源をオフにした状態でも情報を保持することができると共に、SRAMと同程度の高速読み出し、低消費電力での読み出し、書き込みが可能である。そのため、ICカード、ゲーム機器の記憶媒体、タグICなどに広く用いられつつある。
強誘電体メモリは、強誘電体容量の分極作用を利用してデータを記憶する。例えば、書き込み時は、強誘電体容量に正電圧を印加して正方向に分極させてデータ「0」を書き込み、負電圧を印加して負方向に分極させてデータ「1」を書き込む。読み出し時は、強誘電体容量に正電圧を印加し、データ「0」の容量はその分極方向が反転されず、データ「1」の容量はその分極方向が反転され、それに伴ってビット線に流れ出る電荷の量の大小(データ「0」で電荷量小、データ「1」で電荷量大)により、ビット線の電位を高いレベルまたは低いレベル(データ「1」で高いレベル、データ「0」で低いレベル)にする。つまり、読み出し動作では、分極反転による電荷の有無を検出する。
強誘電体メモリは、読み出し時に強誘電体容量に正電圧を印加するので、破壊読み出しである。そのため、読み出されたメモリセルに対しては、読み出し後に読み出しデータに基づいて再書き込みを行う必要がある。
強誘電体メモリには、メモリセルが2個のトランジスタと2個の強誘電体キャパシタからなる2トランジスタ・2キャパシタ型と、メモリセルが1個のトランジスタと1個の強誘電体キャパシタからなる1トランジスタ・1キャパシタ型とがある。2トランジスタ・2キャパシタは、2つのキャパシタに相補データを記録し、読み出し時ビット線対に相補信号を出力し、その相補信号がセンスアンプにより検出される。1トランジスタ・1キャパシタ型は、1つのキャパシタにデータを記録し、読み出し時に、ビット線に高いレベルと低いレベルのいずれかが出力され、センスアンプが、そのビット線レベルをレファレンスメモリセルで生成されたレファレンスレベルと比較し記憶データを検出する。1トランジスタ・1キャパシタ型はメモリセルの回路構成が簡単であるが、読み出し動作において、参照用のメモリセルによるレファレンスレベルと比較する必要がある。
強誘電体メモリについては、例えば、以下の特許文献1、2または非特許文献1に記載されている。これらの文献は、いずれも1トランジスタ・1キャパシタ型(1T1C)の強誘電体メモリを開示する。1T1Cの強誘電体メモリは、メモリセル構造が簡単であるため、大容量化に適している。しかし、読み出し時にビット線の電位がメモリセルのデータに応じて上昇するため、プレート線とビット線間の電圧が減少し、強誘電体容量への印加電圧が低下してそこから流出する分極電荷量が減り、ビット線の電位差が低下して、読み出しマージンが低下する。
特許文献1や非特許文献1は、このような読み出しマージンの低下を防止するために、読み出し時にビット線電位がグランドレベルに維持される検出回路を開示している。ビット線電位をグランドレベルに維持することで、強誘電体容量に電源フルスイングの電圧が印加され、分極電荷量が低下することが防止される。
また、特許文献2には、1T1Cの強誘電体メモリにおける、最適なレイアウトについて提案する。
特開2002−133857号公報 特開2003−197869号公報 IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUIT, VOL. 37, NO. 5, MAY 2002, "Bitline GND Sensing Technique for Low-Voltage Operation FeRAM"
従来の強誘電体メモリの構造は、例えば、特許文献2によれば、ワード線を構成するポリシリコン層と、強誘電体容量の電極を兼用するプレート線用の電極層と、ワード線に接続されるセルトランジスタの一方のソース・ドレインと強誘電体容量の他方の電極とを接続する第1の金属層と、ワード線やプレート線と交差するビット線を構成する第2の金属層とを有する。そして、メモリセルのレイアウトでは、セルトランジスタの2つのソース・ドレイン領域それぞれにコンタクト用のビアホールを形成する。したがって、複数の金属層を必要とし、プロセスが複雑になる。また、セルトランジスタへのコンタクト用ビアホールは、メモリセルの面積を増大させている。
また、従来の強誘電体メモリでは、ワード線に平行してプレート線が設けられ、ワード線とプレート線に交差してビット線が設けられる。したがって、選択されたワード線を駆動すると、非選択のメモリセルのセルトランジスタも導通し、それに対応する非選択のビット線にも分極電荷が流れる。そのため、全てのビット線にセンスアンプ回路が設けられ、選択ワード線に属する全てのメモリセルに対して、そのビット線電位を検出し、再書き込みを行う必要がある。このように、非選択のメモリセルに対しても、無駄に再書き込みが行われ、それに伴う電力消費が無駄になっている。
そこで、本発明の目的は、メモリセルの占有面積を小さくした強誘電体メモリを提供することにある。
更に、本発明の目的は、メモリセルの配線構造を簡素化して製造コストを抑えることができる強誘電体メモリを提供することにある。
また、本発明の目的は、読み出し時において非選択のメモリセルに対するデータ検出と再書き込み動作をなくした強誘電体メモリを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の側面によれば、強誘電体メモリは、セルトランジスタとセルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量とをそれぞれ有する複数のメモリセルと、前記セルトランジスタにそれぞれ接続される複数のワード線と、前記ワード線と交差し前記強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線と、前記セルトランジスタに接続される複数のローカルビット線と、前記ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線とを有する。更に、強誘電体メモリは、読み出し時にローカルビット線の電位を非選択プレート線と同等の電位に維持しながら前記メモリセルによるローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットを有する。
上記発明の側面によれば、選択されたワード線が駆動され、選択されたプレート線が駆動されることにより、選択ワード線と選択プレート線の交差位置にある選択メモリセルの分極電荷だけがローカルビット線に流出し、選択メモリセルのデータがセンスアンプユニットにより読み出される。そして、読み出し動作において、非選択メモリセルの強誘電体容量への電圧印加が回避されて、非選択メモリセルの強誘電体容量の分極状態を破壊することがないので、非選択メモリセルへの再書き込みを必要としない。
上記発明の側面において、好ましい実施例によれば、選択されたメモリセルへの再書き込みのためにローカルビット線を駆動する場合は、非選択プレート線も同様に駆動して、ローカルビット線と非選択プレート線との間に電圧差が発生しないようにする。これにより、ローカルビット線に接続される非選択メモリセルの強誘電体容量には分極状態を破壊する電圧が印加されない。このように非選択プレート線を駆動制御することにより、選択ワード線に接続された非選択メモリセルの強誘電体容量への電圧印加をなくし、それらの記憶データが破壊されることを回避することができる。
上記発明の側面において、好ましい実施例によれば、ローカルビット線をワード線と平行に設けると共に、ローカルビット線を、ワード線方向に配置された複数のセルトランジスタのソース・ドレイン領域に共通につながる拡散領域で構成し、グローバルビット線を接続回路を介してローカルビット線に接続し、当該グローバルビット線をプレート線と平行に配置する。かかる構成にすることで、セルトランジスタの一方のソース・ドレイン領域にはコンタクト用のビアホールを設ける必要がなくなり、メモリセルの占有面積を大幅に小さくすることができる。また、プレート線用の金属配線層に加えて、ビット線の金属配線層を設ける必要がなく、金属配線層の数を減らして、コストダウンを図ることができる。
更に、上記の好ましい実施例において、セルトランジスタの他方のソース・ドレイン領域には、スタック型構造の強誘電体容量、または、プレーナ型構造の強誘電体容量が設けられる。メモリセル内の強誘電体容量は、それぞれセルトランジスタに個別に接続する必要があり、この接続のためのコンタクトビアホールは必要になる。但し、将来のプロセスの改善によりこのコンタクトビアホールが不要になることも考えられる。
上記発明の側面において、好ましい実施例によれば、前記センスアンプユニットは、グローバルビット線に接続されゲートソース間が閾値電圧程度に制御されたソースフォロワトランジスタと、当該ソースフォロワトランジスタの他端側を負電圧にリセットする分極電荷検出容量と、メモリセルから分極電荷検出容量に流入する分極電荷量に応じた電圧変化を検出するセンスアンプとを有する。かかるセンスアンプユニットを設けることで、読み出し動作において、選択メモリセルからローカルビット線に分極電荷が流出しても、ソースフォロワトランジスタを介して分極電荷検出容量に吸収されるので、ローカルビット線の電位が上昇せず、非選択メモリセルのソース線電位と同じ電位(例えばグランド電位)に維持される。よって、選択ワード線の駆動により非選択メモリセルがローカルビット線に接続されても、読み出し動作中にローカルビット線電位が上昇せず、非選択メモリセルの強誘電体容量に電圧が印加されず、強誘電体容量の分極状態が破壊されることが防止される。
本発明の側面によれば、メモリセルの構成を簡単化することができ、大容量化と低コスト化を図ることができる。また、非選択メモリセルに対するセンスアンプ動作と再書き込み動作をなくすことができる。
以下、図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、従来の強誘電体メモリ(FRAM)のブロック図である。図1において、メモリセルCELLは、NチャネルのセルトランジスタN0とそれに接続される強誘電体容量C0からなる、1T1C(1トランジスタ1キャパシタ)型のメモリセルである。強誘電体容量C0の一端はセルトランジスタN0の一方のソース・ドレインに、他端はプレート線PL0にそれぞれ接続され、セルトランジスタN0のゲートはワード線WL0に、セルトランジスタN0の他方のソース・ドレインはビット線BL0にそれぞれ接続される。他のメモリセルも同様にプレート線PL0、ワード線WL0、ビット線BL1,BL2,BL3に接続される。ここではメモリセルCELLを4個しか図示しないが、実際には、メモリセルアレイARRAYは多数のメモリセルをマトリクス状に有する。
各ビット線BL0〜BL3には、それぞれセンスアンプ(読み出し回路)SAと、ライトアンプ(書き込み回路)WAが設けられる。図示しないXアドレスは、図示しないロウデコーダでデコードされ、1つのワード線WL0とプレート線PL0とが選択され、YアドレスYADDは、コラムデコーダCDECでデコードされ、センスアンプまたはライトアンプを選択する。センスアンプSAの出力は、マルチプレクサMUXでデコーダ出力により選択され、データ出力DOUTとして外部に出力される。また、外部から供給されるデータ入力DINは、コラムデコーダで選択されたライトアンプWAを介して、選択されたビット線に供給される。また、各センスアンプの出力は、ライトアンプWAに入力され、対応するビット線が駆動されてメモリセルへの再書き込みが行われる。
以上のように、従来の強誘電体メモリは、ワード線とプレート線とが平行に行方向に延在し、ビット線がそれらと交差するように列方向に延在する。そして、ワード線の選択と、ビット線の選択とにより選択メモリセルが選択されるが、ワード線の選択に伴い、その選択ワード線に接続される非選択メモリセルもビット線に接続される。具体的な動作は後で詳述する。
図2は、従来の強誘電体メモリのメモリセルアレイのレイアウト図である。ここではメモリセルアレイの一部の16個のメモリセルCELLのみを示す。ワード線WL0〜WL3は、ゲート用ポリシリコン配線層からなり行方向(図中横方向)に延在する。プレート線PL0〜PL3は、第1メタル層からなりワード線と同様に行方向に延在する。ビット線BL0〜BL3は、第2メタル層からなり列方向(図中縦方向)に延在する。プレート線PL0〜PL3とビット線BL0〜BL3は、第1メタル層と第2メタル層とで構成され、互いに直交することができる。メモリセルアレイの構造は、以下の断面図及びプロセスレイアウト図によってより詳細に説明される。
図3は、図2のA−A’部分の断面図である。強誘電体容量C0は、下部電極BEL(Bottom Electrode)と上部電極TEL(Top Electrode)と、それらで挟まれた強誘電体薄膜FERROとで構成される。ソース・ドレイン拡散領域SDと、ゲート用ポリシリコン配線層POLYとで、NチャネルのセルトランジスタN0を構成する。セルトランジスタN0の一方のソース・ドレインSDは、第1ビアプラグVIA1を介して強誘電体容量C0の下部電極BELに接続される。強誘電体容量C0の上部電極TELは、コンタクトプラグTECを介して第1メタル層L1からなるプレート線PL0に接続される。このようにビアプラグVIA1の上に強誘電体容量COを形成する構造はスタック型と呼ばれる。後述するプレーナ型は、強誘電体容量をビアプラグVIA1の上には形成できないのに対して、スタック型はセルトランジスタのドレインの上に強誘電体容量を積み上げて配置できるため、省面積である。
NチャネルのセルトランジスタN0の他方のソース・ドレイン領域SDは、隣のセルトランジスタと共用であり、第1ビアプラグVIA1とコンタクトプラグTECを介して第1メタル層L1に接続され、さらに第2ビアプラグVIA2を介して第2メタル層L2からなるビット線BL0に接続される。
このように、セルトランジスタのソース・ドレイン領域SDには、全て第1ビアプラグVIA1がコンタクト手段として設けられる。なお、ビアプラグおよびコンタクトプラグは、いずれも絶縁膜内に埋め込まれる金属からなるコンタクト用のビアである。
図4は、従来の強誘電体メモリのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。図4(A)では、ソース・ドレイン拡散領域SDと、ワード線WLを兼用するゲート用ポリシリコン配線POLYと、ソース・ドレイン拡散領域SDにそれぞれ設けられた第1ビアプラグVIA1とが形成されている。図4(B)では、強誘電体容量を構成する下部電極BELと強誘電体薄膜FERROと上部電極TELとが形成され、更に、上部電極TELと第1ビアプラグVIA1の上にコンタクトプラグTECがそれぞれ形成されている。図4(C)では、プレート線PLとして第1メタル層L1が形成され、更に、一部の第1メタル層L1上に第2ビアプラグVIA2が形成される。そして、図4(D)では、ビット線BLとして第2メタル層L2が形成される。
強誘電体メモリの書き込みは、強誘電体容量に正または負の電圧を印加して分極させることであり、読み出しは、強誘電体容量に正電圧を印加したときの分極反転電流の有無を検出することである。つまり、書き込みでは、セルトランジスタを導通させて、ビット線とプレート線間に相対的に正または負の電圧を加え、それにより強誘電体容量に正または負の電圧を加えて分極させ、データが書き込まれる。「0」データを書き込む場合は、プレート線を電源レベルVDDに、ビット線をグランドレベルの0Vにし(これを正電圧とする)、「1」データを書き込む場合は、プレート線をグランドレベルの0Vに、ビット線を電源レベルVDDにする(これを負電圧とする)。書き込み後は印加電圧を取り去っても、強誘電体容量の分極が保持され不揮発性データとなる。
読み出しでは、ビット線をグランドレベルにリセットし、セルトランジスタを導通させ、プレート線を電源レベルVDDに駆動する。ビット線は、例えば特開2002−133857に示されるセンスアンプ(後に詳述する)を用いることで、ほぼグランド電位に保たれ、強誘電体容量には正電圧が印加される。この時、強誘電体容量に「0」データが書き込まれていた場合は、強誘電体容量にかかる電圧は書き込み時と同じ極性であるため、分極の反転はおこらず比較的小さな電荷がビット線に流れる。強誘電体容量に「1」データが書き込まれていた場合は、強誘電体容量にかかる電圧は書き込み時と反対極性であるため、分極反転が起こり大きな反転電荷がビット線に流れる。センスアンプは、この分極電荷の量を検知し電圧に変換して読み出しデータDOUTを出力する。
また、強誘電体メモリの読み出しでは、プレート線を電源レベルVDDに上げビット線はほぼグランド電位に保たれるので、「0」データの書き込み動作とほぼ同じ電圧が強誘電体容量に印加され、「1」データを保持するメモリセルに対しては破壊読出しになる。従って、保持データ「1」のメモリセルに対しては、読み出しの後に「1」データのリライト(再書き込み)を行う必要がある。保持データが「0」のメモリセルに対しては、読み出し動作がリライトを兼ねている。
図5は、従来の強誘電体容量メモリの読み出し動作の波形図である。これを参照して従来の強誘電体メモリの読み出し動作を説明する。今、プレート線PL0、ワード線WL0が選択されるものとする。また、デコーダCDECとマルチプレクサMUXは、アドレス信号YADDに応じてビット線BL0を選択しているものとする。図5の時間T1において、ワード線WL0とプレート線PL0が立ち上がると、メモリセルCELLの強誘電体容量C0の保持データに応じて分極電荷による電流がビット線BL0に流れる。時間T2で、センスアンプSAがこれを検知し、マルチプレクサMUXを通して読み出しデータDOUTとして出力する。前述のセンスアンプにより、読み出し中もビット線電位はわずかに上がるだけでほぼグランド電位に保たれている。そのため、時間T2でビット線電位は完全にグランド電位にされる。
プレート線が電源レベルVDD、ビット線がグランドレベルなので、読み出しデータが「0」だった場合は、時間T3でプレート線PL0が立ち下がるまでが「0」リライト動作となる。そして、時間T3以降は、プレート線PL0、ビット線BL0が共にグランドレベルに保たれる。一方、読み出しデータが「1」だった場合は、時間T3で、プレート線PL0が立ち下がると共に、ライトアンプWAがセンスアンプの読み出しデータである「1」データを取り込んでビット線BL0を電源レベルVDDに立ち上げる。それにより、プレート線PL0がグランドレベル、ビット線BL0が電源レベルVDDになり、メモリセルに対してデータ「1」のリライト動作が行われる。最後に、時間T4で、ワード線WL0、ビット線BL0が立ち下がり読み出し動作が終了する。
選択されていないビット線BL1〜BL3の非選択のメモリセルも、プレート線PL0とワード線WL0が選択されるので、選択ビット線BL0と同様に、センスアンプで読み出されライトアンプによりリライトが行われる。ただし、これらのデータは、マルチプレクサMUXで選択されず外部には出力されない。
ビット線BL0に接続されるメモリセルCELLへの書き込み動作では、読み出し動作におけるリライトデータの代わりに書き込みデータDINが書き込まれる。それ以外は、読み出し動作と同じである。すなわち、書き込みデータDINが「0」の場合は、図5に示された時間T1−T3の読み出し動作がその書き込み動作となり、書き込みデータDINが「1」データの場合は、時間T3−T4の「1」データの書き込み(リライト)動作がその書き込み動作となる。書き込みデータDINが「0」データの場合は、「1」データの書き込み動作は行われないで、プレート線PL0、ビット線BL0ともグランドレベルに保たれる。選択ワード線に接続される非選択のメモリセルは、書き込み動作においても、前述の読み出し動作と同様に読み出しとリライトが行われる。
従来例の強誘電体メモリは、図2,3,4に示されるとおり、セルトランジスタの両側のソース・ドレイン領域SDにコンタクト用の第1ビアプラグVIA1が設けられるので、メモリセルの面積が大きくなる。また、アルミニウムなどの金属層で構成されるプレート線とビット線とが交差しているので、それらのために2つの金属層を必要とし、構造が複雑になる。そして、ワード線を駆動した時に非選択のメモリセルのセルトランジスタが導通し、それらの強誘電体容量の分極状態も破壊されるので、それらの非選択メモリセルに対して、センスアンプによる読み出しとライトアンプによる再書き込みが必要になり、消費電力の増大を招く。
[実施の形態例]
図6は、第1の実施の形態における強誘電体メモリの回路図である。以下、従来例と同じ構成要素には同じ符号を与える。図6において、メモリセルCELLは、従来例と同様に、1T1C(1トランジスタ1キャパシタ)型メモリセルであり、NチャネルのセルトランジスタN0と強誘電体容量C0からなる。図6には、2行4列、合計で8個のメモリセルCELLが配置されている。各メモリセルも同様にセルトランジスタN1〜N7と強誘電体容量C1〜C7で構成される。
このメモリセルアレイARRAYで特徴的な点は、ワード線WL0,WL1は行方向に延在するが、プレート線PL0〜PL3は列方向に延在し、ワード線と直交していることである。また、ワード線に平行にローカルビット線LBLが設けられ、このローカルビット線LBLには、上下2行のメモリセルのセルトランジスタN0〜N7の一方のソース・ドレインが接続される。そして、ローカルビット線LBLは、接続手段であるNチャネルトランジスタN8,N9を介して、グローバルビット線GBLに接続される。グローバルビット線GBLは、プレート線PLと平行に列方向に延在する。接続手段のトランジスタN8,N9のゲートは、それぞれワード線WL0,WL1に接続され、選択されたワード線に属するローカルビット線LBLがグローバルビット線GBLに接続される。
強誘電体容量C0〜C3、セルトランジスタN0〜N3からなる4個のメモリセルは、ワード線WL0とプレート線PL0〜PL3にそれぞれ接続される。また、強誘電体容量C4〜C7、セルトランジスタN4〜N7からなる4個のメモリセルも同様に、ワード線WL1とプレート線PL0〜PL3にそれぞれ接続される。そして、セルトランジスタN0〜N7のソース・ドレインは、共通にローカルビット線LBL0に接続される。ここでは簡単のためローカルビット線LBL0に8個のメモリセルをつないだ場合を図示するが、実際には16個あるいは32個など多数のメモリセルがつながれる。ここでは図示しないが、実際にはワード線とグローバルビット線は多数本あり、メモリセルアレイARRAYは多数のメモリセルからなる。
そして、選択されたワード線が駆動されると、セルトランジスタが導通し、選択ワード線に対応するローカルビット線が接続手段N8,N9によりグローバルビット線に接続される。したがって、1本のグローバルビット線には多数のローカルビット線が選択的に接続される。また、複数のグローバルビット線は、図示しないマルチプレクサなどに接続され、Yアドレスにより選択される。
本実施の形態では、グローバルビット線GBLにセンスアンプユニットSAUとライトアンプWAが設けられる。そして、センスアンプユニットSAUの出力は出力データDOUTとして外部に出力され、同時にライトアンプWAにフィードバックされる。ライトアンプWAには、外部からの入力データDINも入力され、図示しない書き込み制御信号により、センスアンプユニットSAUの出力と入力データDINとの切り替えが行われる。また、ライトアンプWAの出力は、グローバルビット線GBLにフィードバックされると共に、プレート線駆動回路PLDRVにも供給される。プレート線駆動回路PLDRVは、再書き込み時において、ライトアンプWAの出力レベルに応じて非選択プレート線の駆動を制御して、非選択メモリセルの強誘電体容量の分極状態の破壊を防止する。また、プレート線駆動回路PLDRVは、YアドレスYADDに応じて、選択メモリセルに対応するプレート線の駆動を行う。
図7は、本実施の形態におけるセンスアンプユニットの回路図である。図7では、メモリセルCELLとローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLが示される。そして、センスアンプユニット10は、ゲートが負の閾値電圧−Vthに維持されるPチャネルのソースフォロワトランジスタP10と、ソースフォロワトランジスタP10のノードVminuを負の電位に押し下げて、ソースフォロワトランジスタP10を介して流れ込む電荷を吸収する電荷検出容量Ctankと、ノードVminuの負電位レベルを正電位にシフトするレベルシフト回路LSと、レベルシフトされた電位変化を検出するセンスアンプS/Aとを有する。また、ビット線には、ビット線をグランドレベルにリセットするリセットトランジスタN12が設けられる。このセンスアンプユニット回路の動作については、後述する読み出し動作の説明において説明する。
図8は、第1の実施の形態におけるセルアレイのレイアウト図である。図8では、メモリセルアレイの一部の16個のメモリセルを図示する。図中、メモリセルCELL、は強誘電体容量C0〜C7、プレート線PL0〜PL3、ワード線WL0〜WL3、グローバルビット線GBLが示される。ワード線WL0〜WL3は、ゲート用ポリシリコン配線層からなり行方向に延在する。ローカルビット線LBL0、LBL1は、ワード線に平行に行方向に延在するソース・ドレイン領域で構成される。そして、プレート線PL0〜PL3は、第1メタル層からなり列方向に延在し、グローバルビット線GBLも列方向に延在するので、プレート線と同じ第1メタル層で形成することができる。
図9は、図8のA−A’部分の断面を示す断面図である。従来例と同様に、強誘電体容量C0は、下部電極BELと上部電極TELと、それらで挟んだ強誘電体薄膜FERROとで構成される。セルトランジスタN0、N4は、ソース・ドレイン拡散領域SDと、ゲート用ポリシリコン配線層POLYとで構成される。セルトランジスタN0、N4の一方のソース・ドレイン領域SDは、第1ビアプラグVIA1を介して強誘電体容量C0、C4の下部電極BELに接続される。また、容量C0、C4の上部電極TELは、コンタクトプラグTECを介して第1メタル層L1からなるプレート線PL0に接続される。つまり、従来例と同様に、この実施の形態では、セルトランジスタのドレインSDのビアプラグVIA1の上に強誘電体容量C0,C4を積み上げて配置するスタック型構造である。
そして、特徴的な点は、セルトランジスタN0の他方のソース・ドレイン拡散領域SDは、左に隣接するセルトランジスタN4と共用され、紙面垂直方向に配置される他の6個のメモリセルのセルランジスタN1〜N3,N5〜N7とも共用されていて、その共用ソース・ドレイン領域SDはローカルビット線LBL0を構成する。つまり、図8のレイアウト図において、ローカルビット線LBL0、LBL1は、ワード線WL0〜WL3と平行に行方向に延在する。そして、この共用ソース・ドレイン領域LBL0(SD)には、コンタクト用の第1のビアプラグVIA1が設けられていない。従って、メモリセルCELLの面積が小さくなる。更に、金属配線層L1により、プレート線PLとグローバルビット線GBLとが形成され、金属配線層の数が減っている。
図10は、第1の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。図10(A)では、ソース・ドレイン拡散領域SD、ワード線になるゲート用ポリシリコン配線POLY、コンタクト用の第1ビアプラグVIA1が形成されている。図10(B)では、第1ビアプラグVIA1上に形成される下部電極BELと強誘電体薄膜FERROと上部電極TELとが形成され、図9で示した強誘電体容量が形成される。更に、上部電極TELと第1ビアプラグVIA1上にコンタクトプラグTECが形成される。そして、図10(C)では、プレート線PL0〜PL3及びグローバルビット線GBLとなる第1メタル層L1が形成される。図4で示した従来例よりも、第2金属層がなくなっている。
第1の実施の形態例では、図10(A)に示されるように、ローカルビット線BL0、BL1が、ワード線WL0〜WL3と平行に行方向に延在し、メモリセルCELLのセルトランジスタN0のソース・ドレイン領域SDにより構成される。つまり、ローカルビット線LBL0は、セルトランジスタN0〜N7の共通のソース・ドレイン領域SDにより構成される。同様に、ローカルビット線LBL1は、ワード線WL2,WL3のセルトランジスタに共通のソース・ドレイン領域SDにより構成される。そのため、セルトランジスタのソース・ドレイン領域SDには、ビット線と接続するための第1ビアプラグが不要になり、メモリセルCELLの縦方向の寸法を従来例(図4(a)参照)より縮小できる。グローバルビット線GBLとの接続用のトランジスタN8、N9のために、横方向の寸法が長くなるが、ローカルビット線LBL0、LBL1、1本あたりのメモリセル数を増やすことで、接続用トランジスタの増分比は少なく抑えることができる。それにより、縦方向の縮小による面積縮小効果のほうが大きくなる。また、接続トランジスタN8、N9の上にグローバルビット線GBLを配置することで、接続トランジスタによる面積増加を緩和することができる。更に、プレート線PL0〜PL3とグローバルビット線GBLを平行に設けたので、そのためのメタル層L1は1層でよく、チップのメタル層数を抑えて製造コストを削減するか、あるいは上位メタル配線を他の信号や電源に使用し面積を有効利用できる。
図11は、第1の実施の形態例における読み出し動作波形図である。従来技術と同様に、プレート線に電源レベルVDD、ビット線にグランドレベル(0V)を加える場合を正電圧と呼び、これを「0」データの書き込み電圧とする。逆に、プレート線にグランドレベル(0V)、ビット線に電源レベルVDDを加える場合を負電圧と呼び、これを「1」データの書き込み電圧とする。書き込み後は、書き込み電圧を取り去っても、強誘電体容量の分極が保持され不揮発性データとなる。
図6、図7、図11を参照して第1の実施の形態例における強誘電体メモリの読み出し動作を説明する。今、セルトランジスタN0と強誘電体容量C0を有するメモリセルが選択されるものとする。その場合、図示しないワードドライバがワード線WL0を選択し、プレートドライバーPLDRVがアドレス信号YADDに応じてプレート線PL0を選択する。まず、図11の時間T1において、ワード線WL0とプレート線PL0とがHレベル(電源レベル)に駆動される。非選択のワード線WL1とプレート線PL1〜PL3はLレベル(グランドレベル)のままである。ワード線WL0が立ち上がることで、それに接続されるセルトランジスタN0〜N3と接続トランジスタN8が導通する。グローバルビット線GBLはセンスアンプSAによりGND電位に保たれており、接続トランジスタN8を介したローカルビットLBL0は、リセットトランジスタN12によりグランド電位にリセットされている。
ローカルビット線LBL0がグランド電位の状態でセルトランジスタN0が導通し、プレート線PL0が立ち上がるので、メモリセルCELLの強誘電体容量C0に正電圧が印加される。その結果、その保持データに応じて分極電荷による電流が強誘電体容量C0からセルトランジスタN0を通してローカルビット線LBL0流れ、さらに接続トランジスタN8を通してグローバルビット線GBLに流れる。センスアンプユニットSAUがこの電流量を検知して、時間T2で読み出しデータDOUTとして出力する。
図7に示したセンスアンプユニットSAUは、ソースフォロワトランジスタP10のゲートが負の閾値電圧−Vthに制御され、分極電荷検出容量Ctankの一方の電極が電源レベルVDDからグランドレベルGNDに駆動されることにより、ノードVminusが負電位にリセットされる。この状態で、ローカルビット線LBLとグローバルビット線GBLに分極電荷が流入すると、それらのビット線電位が一時的に上昇するが、その上昇に伴ってソースフォロワトランジスタP10が導通し、ビット線に流入した分極電荷を吸収する。吸収された分極電荷は、分極電荷検出容量Ctankに吸収され、ノードVminusの電位を上昇させる。この電圧上昇が、レベルシフト回路LSにより正電圧の電位上昇としてセンスアンプS/Aに伝えられる。
このように、センスアンプユニットSAUにより、読み出し動作中もビット線GBL,LBL0の電位はわずかに上がるだけでほぼグランド電位に保たれる。一方、非選択のプレート線PL1〜PL3もLレベル(グランド電位)であり、非選択のメモリセルのセルトランジスタN1〜N3が導通状態にもかかわらず、それらの強誘電体容量C1〜C3には電圧が印加されない。従って、プレート線PL1〜PL3を駆動せずに非選択メモリセルから分極電流をビット線に流さないだけでなく、それらの保持データを破壊されることもない。また他のワード線WL1はLレベルのままであり、セルトランジスタN4〜N7と接続トランジスタN9は非導通のままである。従って、それらの強誘電体容量C4〜C7には読み出し電圧がかからず保持データを破壊されることはない。
選択プレート線PL0がHレベル(電源レベルVDD)、ローカルビット線LBL0がグランドレベルであるので、選択メモリセルの強誘電体容量C0の読み出しデータが「0」だった場合は、時間T3でプレート線PL0が立ち下がるまでが「0」データのリライト動作となる。この場合、時間T3以降は、プレート線PL0、ローカルビット線LBL0はともにグランドレベルに保たれる。読み出しデータが「1」だった場合は、時間T3でプレート線PL0が立ち下がると共に、ライトアンプWAがセンスアンプユニットの読み出しデータである「1」を取り込み、Hレベルを出力する。これにより、グローバルビット線GBLがHレベル(電源レベルVDD)に駆動され、選択メモリセルへの「1」データのリライトが行われる。そして、それと同時に、ライトアンプWAのHレベル出力に応答して、プレート線ドライバPLDRVが非選択のプレート線PL1〜PL3をHレベル(電源レベルVDD)に駆動する。このとき、センスアンプユニットSAUのソースフォロワトランジスタP10のゲートは、Hレベルに制御され、そのトランジスタP10は非導通状態にされる。
つまり、グローバルビット線GBLがHレベルの電源レベルVDDに上がることで、ローカルビット線LBL0もHレベルの電源レベルVDDに上がる。この選択プレート線PL0のLレベル(グランドレベル)と、ローカルビット線LBL0のHレベルVDDにより、選択メモリセルの強誘電体容量C0に負電圧が印加され、「1」データのリライトが行われる。この時、非選択のプレート線PL1〜L3がHレベルVDDに駆動されるので、ローカルビット線LBL0がリライトのためにHレベルVDDに駆動され、且つセルトランジスタN1〜N3が導通状態であるにもかかわらず、非選択メモリセルの強誘電体容量C1〜C3には再書き込み電圧が印加されず、それらの保持データが破壊されることはない。
また、非選択のワード線WL1はLレベルであるので、それに接続されるセルトランジスタN4〜N7と接続トランジスタN9は非導通状態のままである。従って、それらの強誘電体容量C4〜C7には再書き込み電圧が印加されず、その保持データが書き換えられて破壊されることはない。最後に、時間T4で、ワード線WL0、プレート線PL1〜P3、グローバルビット線GBLが立ち下がり、読み出しが終了する。ローカルビット線LBL0はフローティングとなるがセルトランジスタがすべて非導通なので問題はない。
メモリセルCELLの書き込み動作は、上記の読み出し動作におけるリライトデータの代わりに書き込みデータDINが書き込まれる以外は、上記読み出し動作と同じである。すなわち、入力データDINが「0」データの場合は、時間T1−T3の読み出し動作がその書き込み動作となり、入力データDINが「1」の場合は、時間T3−T4での「1」データのリライト動作と同じ書き込み動作が行われる。入力データDINが「0」の場合は、この「1」データの書き込み動作は行われない。
以上のように、第1の実施の形態例では、ビット線をローカルビット線とグローバルビット線に階層化し、交差するワード線とプレート線により1個のメモリセルだけを選択可能にする。このためセンスアンプユニットとライトアンプは、複数のローカルビット線にそれぞれ接続される複数のメモリセルに対して1組でよく、非選択メモリセルでの無駄な読み出しとリライトを回避することができ、省電力となる。むろん、非選択プレート線をリライトデータに応じて駆動する必要があるのでその分電力消費を伴うが、セルアレイの構成を最適化することで、センスアンプユニットによる省電力化の効果を大きくすることができる。
[第2の実施の形態]
図12は、第2の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウト図である。第2の実施の形態例は、強誘電体容量をプレーナ型にしている。この点が第1の実施の形態例と異なり、その回路および動作は第1の実施の形態例と同じである。図12には、メモリセルアレイの一部の16個のメモリセルCELLのみを示す。第1の実施の形態と同様に、強誘電体容量C0〜C7、プレート線PL0〜PL3、ワード線WL0〜WL3、ローカルビット線LBL0、LBL1、グローバルビット線GBLが配置されている。ワード線WL0〜WL3は、ゲート用ポリシリコン配線層からなり行方向に延在する。ローカルビット線LB0、LBL1は、セルトランジスタの共通ソース・ドレイン領域により構成され、ワード線と平行して行方向に延在する。また、プレート線PL0〜PL3は、強誘電体容量の下部電極BELからなり列方向に延在する。そして、グローバルビット線GBLは第1メタル層からなり列方向に延在する。
図13は、図12のA−A’部分の断面を示す断面図である。メモリセルがプレーナ型構造であるので、セルトランジスタN0のソース・ドレイン領域SDの横に強誘電体容量C0が形成される。それに伴い、ソース・ドレイン領域SDのコンタクト用第1ビアプラグVIA1と金属層L1と第1ビアプラグVIA1を介して、強誘電体容量C0の上部電極TELに接続される。そして、下部電極BELがプレート線PL0〜OL3となる。第1の実施の形態と同様に、強誘電体容量C0は下部電極BELと上部電極TELとそれらに挟まれる強誘電体薄膜FERROで構成される。ソース・ドレイン拡散領域SDの一方は、共通領域でローカルビット線LBL0を構成する。また、他方のソース・ドレイン拡散領域SDは、ここではドレインであり、このドレインは、第1ビアプラグVIA1を介して第1メタル層L1に接続され、さらに別の第1ビアプラグVIA1を介して上部電極TELに接続される。ここでは図示しないが、下部電極BELからなるプレート線PL0とプレートドライバーPLDRV(図6参照)とは、紙面に垂直方向に延在する下部電極BEL上に形成した第1ビアプラグVIA1を介して第1メタル層L1に接続することで行われる。この第1メタル層L1がプレートドライバに接続される。
図14、図15は、第2の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。図14(A)では、ソース・ドレイン拡散領域SDと、ワード線を構成するゲート用ポリシリコン配線POLYとが形成されている。図14(B)で、強誘電体容量の下部電極BELと、強誘電体薄膜FERROと、上部電極TELとが形成されている。下部電極BELだけは列方向に延在させてプレート線PL0〜PL3となる。また、ソース・ドレイン領域上と上部電極TELの上には第1ビアプラグVIA1が形成される。そして、図15では、最上位の第1メタル層L1が形成される。この第1メタル層L1により、グローバルビット線GBLと、プレーナ型の強誘電体容量とセルトランジスタとを接続する配線とが形成される。
第2の実施の形態例では、第1の実施の形態例と同様に、メモリセルCELLのセルトランジスタのソース・ドレイン拡散領域SDが、他のメモリセルのセルトランジスタのソース・ドレイン領域SDと共有され、その共有領域がローカルビット線LBL0、LBL1を構成する。このためソース・ドレイン拡散領域SDに接続用の第1ビアプラグを設ける必要がなく、メモリセルCELLの縦方向の寸法を従来のプレーナ型強誘電体メモリより小さくすることができる。また、プレート線を強誘電体容量の下部電極BELを延在することにより形成し、プレート線と平行に延在するグローバルビット線を第1金属層L1で構成している。よって、金属層を減らすことができる。
第2の実施の形態の読み出し、書き込み動作は、第1の実施の形態と同じである。したがって、読み出しまたは書き込み時において、選択されないメモリセルへの破壊読み出しは行われず、それに伴い再書き込みも行われない。
以上説明したとおり、本実施の形態によれば、セルトランジスタのソース・ドレイン領域によりローカルビット線を形成することで、メモリセルのセルトランジスタのソース・ドレイン領域にコンタクト用のビアプラグが不要になり、メモリセル寸法を縮小することができる。また、グローバルビット線とプレート線を平行にすることでメタル層の数を削減できる。そして、ワード線とプレート線とを直交させて1個のメモリセルだけを選択可能にすることで、非選択メモリセルの読み出しとリライトをなくすことができる。但し、そのためには、読み出し動作中にビット線がLレベルに維持されるようなセンスアンプユニットが設けられ、リライト動作においてビット線をHレベルに駆動する場合は、それに対応して非選択プレート線もHレベルに駆動する制御が必要になる。

以上の実施の形態をまとめると、以下の付記の通りである。
(付記1)セルトランジスタと当該セルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量とをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
前記セルトランジスタにそれぞれ接続される複数のワード線と、
前記ワード線と交差し、前記強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線と、
前記セルトランジスタに接続される複数のローカルビット線と、
前記ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線と、
読み出し時に前記ローカルビット線の電位を非選択プレート線と同等の電位に維持しながら、前記メモリセルによる前記ローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットとを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記2)付記1において、
更に、選択されたワード線が駆動される時に、前記強誘電体容量に読み出し用電圧が印加されるように選択された前記メモリセルに対応するプレート線を駆動し、非選択のメモリセルに対応する前記非選択プレート線を所定の電位に維持するプレート線ドライバを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記3)付記2において、
前記プレート線ドライバは、選択された前記メモリセルへの再書き込み時に前記ローカルビット線が駆動される時に、非選択のプレート線も当該ローカルビット線と同等の電位に駆動することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記4)付記1において、
前記ローカルビット線は、複数のメモリセルに接続され、
前記グローバルビット線は、複数のローカルビット線に対してそれぞれ設けられ、
前記センスアンプユニットは、前記グローバルビット線毎に設けられることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記5)付記4において、
前記グローバルビット線毎に設けられ、前記センスアンプユニットの出力に応じて前記グローバルビット線を再書き込みのレベルに駆動する書き込み回路を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記6)付記1において、
前記ローカルビット線を前記ワード線と平行に設けると共に、当該ローカルビット線を前記ワード線の延在方向に配置された複数のセルトランジスタの第1のソース・ドレイン領域に共通につながる拡散領域で構成し、
前記グローバルビット線を接続回路を介して前記ローカルビット線に接続し、当該グローバルビット線をプレート線と平行に配置することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記7)付記6において、
前記接続回路は、選択されたワード線の駆動に応答して前記ローカルビット線をグローバルビット線に接続することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記8)付記6において、
前記セルトランジスタの第2のソース・ドレイン領域に、コンタクト用のビアが形成され、当該第2のソース・ドレイン領域が、前記コンタクト用のビアを介して当該強誘電体容量の電極に接続されることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記9)付記8において、
前記強誘電体容量は、前記第2のソース・ドレイン領域に形成されたコンタクト用のビアの上に形成され、前記強誘電体容量の上に前記プレート線を構成する導電層が形成されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記10)付記8において、
前記強誘電体容量は、前記第2のソース・ドレイン領域に隣接する位置に形成され、前記第2のソース・ドレイン領域が、前記コンタクト用のビアと、当該ビアに接続される導電層を介して前記強誘電体容量の上部電極に接続され、
更に、前記強誘電体容量の下部電極が前記ソース線を構成することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記11)付記1において、
前記グローバルビット線は、前記プレート線と平行して延在し、当該グローバルビット線とプレート線とが同じ導電層で構成されることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記12)付記1において、
前記グローバルビット線は、前記プレート線と平行して延在し、前記グローバルビット線は導電層で構成され、前記プレート線は前記強誘電体容量の一方の電極を延在させて構成されることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記13)付記1において、
前記センスアンプユニットは、前記グローバルビット線に接続されゲートソース間が閾値電圧程度にされたソースフォロワトランジスタと、当該ソースフォロワトランジスタの他端側を負電圧にリセットする分極電荷検出容量と、前記選択されたメモリセルから分極電荷検出容量に流入する分極電荷量に対する電圧変化を検出するセンスアンプとを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記14)セルトランジスタと当該セルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量とをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
前記セルトランジスタにそれぞれ接続される複数のワード線と、
前記ワード線と交差し、前記強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線と、
前記ワード線と平行に設けられ、ワード線の延在方向に配置された複数のセルトランジスタの第1のソース・ドレイン領域に共通につながる拡散領域でそれぞれ構成される複数のローカルビット線と、
読み出し時に前記メモリセルによる前記ローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットとを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記15)付記14において、
更に、前記ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線を有し、
前記グローバルビット線を接続回路を介して前記ローカルビット線に接続し、当該グローバルビット線を前記プレート線と平行に配置することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記16)付記15において、
前記接続回路は、選択されたワード線の駆動に応答して前記ローカルビット線をグローバルビット線に接続することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記17)付記15において、
前記セルトランジスタの第2のソース・ドレイン領域に、コンタクト用のビアが形成され、当該第2のソース・ドレイン領域が、前記コンタクト用のビアを介して当該強誘電体容量の電極に接続されることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記18)付記17において、
前記強誘電体容量は、前記第2のソース・ドレイン領域に形成されたコンタクト用のビアの上に形成され、前記強誘電体容量の上に前記プレート線を構成する導電層が形成されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記19)付記17において、
前記強誘電体容量は、前記第2のソース・ドレイン領域に隣接する位置に形成され、前記第2のソース・ドレイン領域が、前記コンタクト用のビアと、当該ビアに接続される導電層を介して前記強誘電体容量の上部電極に接続され、
更に、前記強誘電体容量の下部電極が前記ソース線を構成することを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記20)付記14において、
前記グローバルビット線は、前記プレート線と平行して延在し、当該グローバルビット線とプレート線とが同じ導電層で構成されることを特徴とする強誘電体メモリ。
(付記21)付記14において、
前記グローバルビット線は、前記プレート線と平行して延在し、前記グローバルビット線は導電層で構成され、前記プレート線は前記強誘電体容量の一方の電極を延在させて構成されることを特徴とする強誘電体メモリ。
従来の強誘電体メモリ(FRAM)のブロック図である。 従来の強誘電体メモリのメモリセルアレイのレイアウト図である。 図2のA−A’部分の断面図である。 従来の強誘電体メモリのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。 従来の強誘電体容量メモリの読み出し動作の波形図である。 第1の実施の形態における強誘電体メモリの回路図である。 本実施の形態におけるセンスアンプユニットの回路図である。 第1の実施の形態におけるセルアレイのレイアウト図である。 図8のA−A’部分の断面を示す断面図である。 第1の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。 第1の実施の形態例における読み出し動作波形図である。 第2の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウト図である。 図12のA−A’部分の断面を示す断面図である。 第2の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。 第2の実施の形態例におけるメモリセルアレイのレイアウトのプロセス工程順の分解図である。
符号の説明
CELL:メモリセル、N0−N7:セルトランジスタ、C0−C7:強誘電体容量
PL0−3:プレート線、LBL0:ローカルビット線、GBL:グローバルビット線
PLDRV:プレート線ドライバ

Claims (10)

  1. セルトランジスタと当該セルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量とをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
    前記セルトランジスタにそれぞれ接続される複数のワード線と、
    前記ワード線と交差し、前記強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線と、
    前記セルトランジスタに接続される複数のローカルビット線と、
    前記ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線と、
    読み出し時に前記ローカルビット線の電位を非選択プレート線と同等の電位に維持しながら、前記メモリセルによる前記ローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットとを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. 請求項1において、
    更に、選択されたワード線が駆動される時に、前記強誘電体容量に読み出し用電圧が印加されるように選択された前記メモリセルに対応するプレート線を駆動し、非選択のメモリセルに対応する前記非選択プレート線を所定の電位に維持するプレート線ドライバを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  3. 請求項2において、
    前記プレート線ドライバは、選択された前記メモリセルへの再書き込み時に前記ローカルビット線が駆動される時に、非選択のプレート線も当該ローカルビット線と同等の電位に駆動することを特徴とする強誘電体メモリ。
  4. 請求項1において、
    前記ローカルビット線は、複数のメモリセルに接続され、
    前記グローバルビット線は、複数のローカルビット線に対してそれぞれ設けられ、
    前記センスアンプユニットは、前記グローバルビット線毎に設けられることを特徴とする強誘電体メモリ。
  5. 請求項4において、
    前記グローバルビット線毎に設けられ、前記センスアンプユニットの出力に応じて前記グローバルビット線を再書き込みのレベルに駆動する書き込み回路を有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  6. 請求項1において、
    前記ローカルビット線を前記ワード線と平行に設けると共に、当該ローカルビット線を前記ワード線の延在方向に配置された複数のセルトランジスタの第1のソース・ドレイン領域に共通につながる拡散領域で構成し、
    前記グローバルビット線を接続回路を介して前記ローカルビット線に接続し、当該グローバルビット線をプレート線と平行に配置することを特徴とする強誘電体メモリ。
  7. 請求項6において、
    前記セルトランジスタの第2のソース・ドレイン領域に、コンタクト用のビアが形成され、当該第2のソース・ドレイン領域が、前記コンタクト用のビアを介して当該強誘電体容量の電極に接続されることを特徴とする強誘電体メモリ。
  8. セルトランジスタと当該セルトランジスタに一端が接続される強誘電体容量とをそれぞれ有する複数のメモリセルと、
    前記セルトランジスタにそれぞれ接続される複数のワード線と、
    前記ワード線と交差し、前記強誘電体容量の他端に接続される複数のプレート線と、
    前記ワード線と平行に設けられ、ワード線の延在方向に配置された複数のセルトランジスタの第1のソース・ドレイン領域に共通につながる拡散領域でそれぞれ構成される複数のローカルビット線と、
    読み出し時に前記メモリセルによる前記ローカルビット線への電荷量を検出するセンスアンプユニットとを有することを特徴とする強誘電体メモリ。
  9. 請求項8において、
    更に、前記ローカルビット線に選択的に接続されるグローバルビット線を有し、
    前記グローバルビット線を接続回路を介して前記ローカルビット線に接続し、当該グローバルビット線を前記プレート線と平行に配置することを特徴とする強誘電体メモリ。
  10. 請求項9において、
    前記接続回路は、選択されたワード線の駆動に応答して前記ローカルビット線をグローバルビット線に接続することを特徴とする強誘電体メモリ。
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