JP2000208498A - 表面処理方法及びその装置 - Google Patents

表面処理方法及びその装置

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JP2000208498A JP11320627A JP32062799A JP2000208498A JP 2000208498 A JP2000208498 A JP 2000208498A JP 11320627 A JP11320627 A JP 11320627A JP 32062799 A JP32062799 A JP 32062799A JP 2000208498 A JP2000208498 A JP 2000208498A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 微細な接続孔内等に発生した酸化膜をドライ
エッチングにより効率良く除去できる表面処理方法及び
その装置を提供する。 【解決手段】 表面に酸化膜が発生している被処理体W
は、処理容器10内に搬入され、該処理容器内は真空に
維持され、N2 とH2 との混合ガスがプラズマ発生部3
0に導入され、プラズマ化され、それぞれの活性ガス種
が形成される。活性化ガス種は被処理体に向けてフロー
され、これにNF3 ガスが添加され、活性化されたガス
が形成される。被処理体は所定温度以下に冷却手段22
により冷却され、活性化されたNF3 ガスに曝され、該
ガスと反応し、酸化膜は変質して反応膜が被処理体Wの
表面に形成される。N2 、H2 及びNF3 ガスの供給が
停止され、加熱手段19で被処理体は所定の温度に加熱
され、反応膜が昇華して除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理体、例えば
半導体ウエハ、の表面に形成された酸化膜、付着した汚
染物等、特に自然酸化膜や付着した酸化物を除去する表
面処理方法及びそれに用いる表面処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路(以下、半導体
素子という)の製造工程においては、被処理体である半
導体ウエハ等の基板に対して、所定の成膜処理とパター
ンエッチング処理等を繰り返し実施し、該基板上に多数
の半導体素子を形成する。
【0003】このように被処理体に対して、所定の処理
を実施する際には、被処理体(例、半導体ウエハ(以下
“ウエハ”という))は各処理装置間で搬送されること
が必要である。このことから、ウエハを大気に曝すこと
を避けることは、現実的に困難であった。ウエハが大気
に曝されると、ウエハの表面は大気中の酸素や水分と反
応し、その結果、その表面上にはいわゆる自然酸化膜が
発生し易かった。また、各種処理中に、大気、処理気体
あるいは処理液等に起因して、ウエハの表面上には、い
わゆる化学酸化物(Chemical Oxide)等の汚染物が付着
するおそれがあった。
【0004】このような自然酸化膜及び汚染物は、半導
体素子の特性、例えば電気的特性、を劣化させる原因と
なる。この原因を避けるために、ウエハに対する成膜処
理等の前処理として、ウエハ表面上の自然酸化膜等を除
去するための表面処理が行なわれる。
【0005】従来、自然酸化膜等を除去するための前記
表面処理としては、ウエハを薬液中に浸漬し、ウエハの
表面の自然酸化膜等を除去する、いわゆるウェット洗浄
が一般的に採用されてきた。半導体素子の高集積化が進
むにつれて、素子サイズ、例えばその線幅、コンタクト
ホール径あるいはビアホール径、は微細となる。例え
ば、コンタクトホールのアスペクト比が大となるととも
に、その径は0.2〜0.3μm程度、あるいはそれ以
下(例えば、0.12μm)になりつつある。この微細
な素子構造のために、上記ウェット洗浄においては、薬
液がこのような微細なコンタクトホール内に十分に浸み
込まない、あるいはコンタクトホール中に入った薬液が
その表面張力のためにそこから排出されない、という事
態が生じていた。このためコンタクトホールの底部に形
成されていた自然酸化膜が十分に除去されることができ
ない、ウォータマークを生じる、などの重大な問題点が
生じていた。
【0006】さらに、複数層からなる積層構造を有する
被処理体がウェット洗浄される場合、そのコンタクトホ
ール壁面を構成する各層のエッチングレートが異なるこ
とから、ホール壁面に凹凸になる等の問題点も生じてい
た。
【0007】図10(a)及び図10(b)には、ウエ
ハW上の積層構造に形成された、ドレインやソースに電
気的にコンタクトするためのコンタクトホール302が
示されている。図10(a)に示されたホール径Dは、
0.2〜0.3μm程度である。このホール302の壁
面は、図10(a)に示されるように、複数の成膜工程
により形成されたシリコン酸化膜(SiO2 )よりなる
多層構造、例えば3層構造、である。この3層構造にお
いて、例えば、第1層目のSiO2 膜304は熱酸化に
より形成された膜であり、第2層目のSiO2 膜306
はスピンコート法により形成されたリンドープドガラス
であり、第3層目のSiO2 膜308はシリカガラスに
より形成された膜である。図10(a)に示されるよう
に、自然酸化膜310がコンタクトホール302の底部
に発生している。
【0008】このような多層構造の成膜層における、各
層の、ウェット洗浄のための薬液に対するエッチング速
度は、それぞれ異なる。自然酸化膜310を除去するた
めに、ウェット洗浄を実施した後、図10(b)に示さ
れるように、ホール302の側壁には、前述したエッチ
ング速度の差に起因した凹凸309が発生し、あるいは
薬液が各層間の境界部分に浸入し易いことから、この境
界部分が過度にエッチングされる(切込み部分参照)、
といった問題点を、従来のウェット洗浄は有していた。
【0009】そこで、従来のウェット洗浄におけるこの
ような問題点を解決するために、エッチングガスを用い
て被処理体上の自然酸化膜を除去する方法、いわゆるド
ライ洗浄(エッチング)法が提案されている(例えば、
特開平5−275392号公報、特開平6−33847
8号公報、特開平9−106977号公報参照)。
【0010】図11には、上記した特開平5−2753
92号公報に示されたような従来のSiO2 膜をドライ
エッチングする方法が示されている。このドライエッチ
ング方法を使用して、被処理体上の自然酸化膜を除去す
るドライ洗浄方法が説明される。図11のドライエッチ
ング装置において、開閉弁450は閉じられて、Arガ
ス源454からのArガスは遮断されたままとされる。
開閉弁436,438が開けられ、NF3 ガス源444
とH2 ガス源446とから、流量制御器(MFC)44
0,442による流量調整を介して、NF3 ガスとH2
ガスが配管432へ送り込まれる。配管432におい
て、両ガスは、例えばNF3 /H2 混合比1:2、全圧
26.6Pa(0.2Torr)の混合ガスとなる。マ
グネトロンから周波数2.45GHz、パワー50Wの
マイクロ波が、マイクロ波動波管448を介して供給さ
れ、混合ガスは配管432内でプラズマ化される。この
プラズマ化において生成されたフッ素活性種F* 、水素
活性種H* 、窒素活性種N*は、この配管432内をチ
ャンバ410に向けて移動し、チャンバ410内のバッ
ファ室430に入り、その多孔板428を通ってダウン
ストリーム状にサセプタ412上に載置されたウエハW
上に供給される。このウエハWは、冷却媒体供給装置4
18からサセプタ412に供給される常温以下に冷却さ
れた冷却媒体により冷却される。プラズマにより活性化
された活性種F* 、H* 、N* は、冷却されたウエハW
上に降り、ウエハW表面上の自然酸化膜に吸着されてS
iO2 と反応する。この反応による生成物は、気化して
チャンバ410の底部に設けられた排気口460から真
空ポンプ466に吸引されて系外へ排気される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプラ
ズマによって生成されたフッ素活性種F* 、水素活性種
* 、窒素活性種N* により、冷却されたウエハ表面の
自然酸化膜を除去する方法(特開平5−275392号
公報)では、NF3 がプラズマ化されることによって、
分解され、その結果、F* 、N* が形成されるため、N
3 の活性ガスが効率よく形成されることができない。
また、H2 ガスは、単独状態ではプラズマ状態を維持す
ることが難しい特性をもつため、必ずしも自然酸化膜の
除去に十分なエッチングレートを得ることが難しい。
【0012】また、他のドライ洗浄による自然酸化膜の
除去方法(特開平6−338478号、特開平9−10
6977号公報)は、いずれもH2 ガスを単独で使用す
るため、十分に自然酸化膜を除去するために必要なエッ
チングレートを確保するのが困難であった。
【0013】本発明の表面処理方法とその装置は、この
ような従来の自然酸化膜等の酸化膜除去方法の問題点を
解決することを目的とする。本発明においては、10〜
20オングストローム程度の膜厚の酸化膜を被処理体の
表面から除去するために、H2 ガスとN2 ガスをプラズ
マガスとし、このプラズマ化したこれらの混合ガスの活
性種のフロー中にNF3 ガス(反応ガス)が添加され
る。被処理体を常温以下に冷却され、被処理体上の酸化
膜は該反応ガスと反応し、反応膜が形成される。その
後、被処理体は所定温度以上に加熱され、被処理体の表
面に形成された反応膜は除去される。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、処理容器内
に、その表面上に酸化膜を有する被処理体を搬入する工
程と、該処理容器内を真空排気する工程と、NとHを含
むガスをプラズマ発生部に導入し、及び該ガスをプラズ
マ化して活性化することにより、それぞれの活性ガス種
を形成する工程と、該活性ガス種を被処理体に向けてフ
ローさせ、及びフローしている該活性ガス種にNF3
スを添加することにより、NF3 ガスの活性化されたガ
スを形成する工程と、該被処理体を所定の温度以下に冷
却する工程と、該NF3 ガスの活性化されたガスを該被
処理体の表面上の該酸化物と反応させることにより、該
酸化物を変質させる工程と、からなることを特徴とする
表面処理方法が提供される。
【0015】この表面処理方法において、該NとHを含
むガスは、N2 ガスとH2 ガスとの混合ガスであり、該
酸化物を変質させる工程に続いて、該N2 ガス、H2
ス及び該NF3 ガスの該処理容器への供給を停止し、及
び該被処理体を所定の温度に加熱することにより、該反
応膜を昇華させる工程と、真空排気を停止し、及び酸化
膜を除去した該被処理体を該処理容器から搬出する工程
と、を、さらに具備する。
【0016】また、この表面処理方法において、該被処
理体を冷却する所定の温度は、常温以下にする。
【0017】また、この表面処理方法において、該被処
理体を冷却する所定の温度は、20゜C乃至−20゜C
の範囲とする。
【0018】また、この表面処理方法において、該被処
理体を冷却する所定の温度は、10゜C乃至−20゜C
の範囲とする。
【0019】また、この表面処理方法において、該反応
膜を昇華させる所定の加熱温度は、100゜C以上の温
度とする。
【0020】また、本発明では、プラズマ形成用ガスを
プラズマ化するプラズマ発生部と、該プラズマ発生部に
接続され、その内部に被処理体を載置する載置台を設け
た処理容器と、該載置台に載置された被処理体を所定の
温度に冷却する手段と、該処理容器内で該被処理体を加
熱位置に上昇させる昇降手段と、該被処理体を該加熱位
置で所定の温度に加熱する加熱手段と、を有する表面処
理装置が提供される。
【0021】また、この表面処理装置は、被処理体の表
面に形成された自然酸化膜を除去するための装置であ
る。
【0022】また、この表面処理装置は、該プラズマ発
生部にプラズマ形成用ガスとしてのN2 ガスとH2 ガス
を供給するプラズマ形成用ガス導入部と、該プラズマ発
生部で活性化され、被処理体に向けてフローしているN
2 ガスとH2 ガスの活性ガス種に、NF3 ガスを添加す
るNF3 ガス供給部と、をさらに具備し、ここにおい
て、該NF3 ガスの添加により、NF3 ガスの活性化さ
れたガスが形成され、該NF3 ガスの活性化されたガス
を該被処理体上の表面層と反応させ、該表面層を変質さ
せる。
【0023】また、この表面処理装置において、該載置
台に載置された被処理体を冷却する所定の温度は、常温
以下である。
【0024】また、この表面処理装置において、該載置
台に載置された被処理体を冷却する所定の温度は、20
゜C乃至−20゜Cの範囲である。
【0025】また、この表面処理装置において、該載置
台に載置された被処理体を冷却する所定の温度は、10
゜C乃至−20゜Cの範囲である。
【0026】また、この表面処理装置において、該被処
理体を該加熱位置で加熱する所定の温度は、100゜C
以上の温度である。
【0027】また、この表面処理装置において、該NF
3 ガス供給部は、該処理容器の内壁に設けられた多数の
ガス噴出口孔を備える。
【0028】また、この表面処理装置において、該NF
3 ガス供給部は、該処理容器内に設けられた多数のガス
噴出孔をもつ、例えばリング状又は格子状のシャワーヘ
ッドを備える。
【0029】また、この表面処理装置において、該NF
3 ガス供給部は、前記プラズマ発生部の端から被処理体
の方向に少なくとも20cm離れた位置で前記NF3
スを該活性ガス種に添加する。
【0030】また、この表面処理装置において、該加熱
手段は、該被処理体の上方に設けられた熱放射手段であ
る。
【0031】また、この表面処理装置において、該加熱
手段は、該被処理体の上方に設けられた加熱ランプであ
る。
【0032】さらに、本発明では、該表面処理装置に、
搬送チャンバを介して、1個あるいは複数個の金属配線
形成チャンバ、加熱チャンバ、及びロードロックチャン
バを、被処理体が非反応性雰囲気中で搬送されるよう
に、設けたクラスタ装置が提供される。
【0033】このクラスタ装置において、搬送チャンバ
を介して、1個あるいは複数個の金属配線形成チャン
バ、加熱チャンバ、冷却チャンバ及びロードロックチャ
ンバを、被処理体が非反応性雰囲気中で搬送されるよう
に設ける。
【0034】また、このクラスタ装置において、該金属
配線形成チャンバは、Al、Ti、TiN、Si、W、
WN、Cu、Ta、TaN、SiNの内の少なくとも一
つの膜を形成するためのチャンバである。
【0035】また、このクラスタ装置において、該金属
配線形成チャンバは、少なくとも100℃以上の温度に
該被処理体を加熱する手段を具備している。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表面処理方法及び
表面処理装置の実施の形態を、添付図面を参照しつつ説
明する。
【0037】まず、表面処理(酸化物除去)装置の実施
の形態を説明する。
【0038】図1は、本発明の表面処理装置の概念構成
図である。該表面処理装置は、被処理体(例、半導体ウ
エハ)(以下、「ウエハW」という)の表面に発生し
た、膜厚が10〜20オングストローム以下の汚染物
(例、自然酸化膜、あるいは意図することなく自然にそ
の表面に付着あるいは形成された化学酸化物、以下、
「自然酸化膜」という)の除去に用いられることができ
る。図1に示される表面処理装置1は、N2 ガスとH2
ガスとの混合ガスをプラズマ化し、該ガスを活性化する
プラズマ形成管30と、ウエハWの表面に発生した自然
酸化膜を除去するため処理容器10と、NF3 ガス源か
らNF3 ガス(反応ガス)を処理容器10内に供給する
反応ガス供給管26と、を備えている。
【0039】処理容器10は、アルミニウム材料から構
成されることができ、その内壁は石英(SiO2 )製ラ
イニング13,14が設けられることにより、金属汚
染、浸蝕等から保護されることができる。この処理容器
10は、筒状のハウジング体であることができ、その横
断面は、円形、方形、多角形など、種々の形状とするこ
とができる。この処理容器10の底部には、所定厚の底
板12が固定される。この底板12上には、基台29が
配置されることができる。この基台29上には円筒状の
ウエハ載置台(サセプター)20が設けられることがで
きる。ウエハWはウエハ載置台20の上面に載置され、
石英製のクランプリング21により係止されることがで
きる。円筒状の載置台20の内部には、冷却媒体(チラ
ー)を収納するジャケット(あるいはパイプ)22と熱
交換体23が設けられる。ジャケット(あるいはパイ
プ)22は熱交換体23と一体的に設けられてもよい。
冷却媒体供給装置42から冷却媒体が冷却管路43を介
してジャケット(あるいはパイプ)22内に供給され、
ウエハWは所定温度、例えば常温以下、に冷却される。
【0040】載置台20には、後述するように、ウエハ
リフト手段が設けられることができる。このウエハリフ
ト手段は、ウエハWを加熱する際に、ウエハWを載置台
20から所定の加熱ポジション(L2 )に上昇させ、所
定の処理の後、ウエハWを再度下降させ載置台に戻す機
構であり、ピン駆動機構25、支持ピン24a、及びア
ーム24を具備することができる。このウエハリフト手
段の一例が、図2(a)、2(b)に示されている。処
理容器10の下部に設けられた基台29の下面に、液圧
シリンダ25(ピン駆動機構)を配設し、そのシリンダ
ロッド25aの先端部に馬蹄形状の支持片24bが固着
される。この支持片24bから半径方向内方に延出され
たアーム24の所定個所、(例、3カ所)に支持ピン2
4aが固定される。支持ピン24aは、上方に突出した
先端部に尖頭部を有することができ、この尖頭部でウエ
ハWを3点で水平に支持する。熱放射手段(例、加熱ラ
ンプ)19によるウエハ加熱時に、ウエハWはウエハリ
フト手段により、図1に示される加熱ポジション
(L2 )まで上昇(UP)させられる。
【0041】処理容器10の底部に固定された底板12
の周縁部には、排気管(例、4個の排気管)40が設け
られることができる。これらの排気管40に接続された
排気手段(例、真空ポンプ)41により処理容器10内
は真空排気される。
【0042】処理容器10の上部には、頂板11(例、
アルミニウム材製)が固定されることができる。頂板1
1には、シール部材(例、ゴム製O−リング)17を介
して、フランジ部16を備えた石英製の覆い(ドーム)
15が設けられることができる。覆い15は、石英製の
プラズマ形成管30と一体に形成されることができ、そ
の形状は、ドーム形状のみならず、平坦な形状、など種
々の形状とされることができる。シール部材17が設け
られたシール部には、圧力センサ等の監視機器が配置さ
れることができる。これらの監視機器により、シール部
の締付圧力、シール部からのガス漏洩の有無、などが監
視される。
【0043】ウエハWを上から加熱するための熱放射手
段として、覆い15の上方に、多数の加熱ランプ19が
設けられることができる。加熱ランプ19は、急速にウ
エハWを加熱することが出来るようにするために、ハロ
ゲンランプとされることができる。これらの加熱ランプ
19から放出される熱線は、透明な石英製のドーム15
を透過して、加熱位置に上昇されたウエハWの表面に入
射し、ウエハWを100゜C以上の温度(例、120゜
C)に加熱する。
【0044】加熱ランプ19を金属等からなるカバー1
8により覆うことにより、加熱ランプ19から外部へ放
射される熱線及び光線を遮断することができるととも
に、石英製のドーム15が仮に破損した場合でも、プラ
ズマガスあるいは反応ガスが外部への拡散、あるいは漏
出を防ぐことができる。
【0045】処理容器10の側壁には、搬送室、ロード
ロック室等と連通するゲートバルブ10aが設けられ
る。ゲートバルブ10aはウエハWの搬出入時に開閉さ
れる。
【0046】ここで、NF3 ガスは、金属面をほとんど
エッチングしないので、ゲートバルブ10aの内面を石
英により保護することは、通常必要ない。一般に、処理
容器の金属内面を石英により被覆するのは、金属表面が
プラズマで活性化された活性化種の寿命が短かくなるこ
とを防ぐために実施される。この意味で、ゲートバルブ
10aの内面も石英で被覆されることが好ましい。
【0047】プラズマガスを形成するための石英製のプ
ラズマ形成管30が、石英製の覆い15の上部中央に溶
融接合等により一体化されて設けられることができ、プ
ラズマ形成管30は覆い15の中央で処理容器10に開
口し、プラズマは開口から処理容器10に導入される。
プラズマガスの形成及び導入のために、均一な表面処理
を可能とする、いずれの構成も採用されることが出来
る。例えば、覆い15の中央からズレた位置からプラズ
マを導入する構成や、処理容器10の側部からプラズマ
を導入する構成も採用されることができる。
【0048】このプラズマ形成管30の上端部には、プ
ラズマ形成用ガスの導入部33が接続される。N2 ガス
源35及びH2 ガス源36から、流量制御器(MFC)
344を介して、ガス通路33aにN2 ガスとH2 ガス
が供給される。これらの混合ガス(N2 +H2 )は、導
入部33を通って、プラズマキャビティ31内部のプラ
ズマ形成管30のプラズマ発生部へ供給される。
【0049】プラズマキャビティ31には、マイクロ波
発生源32が接続されることができる。このマイクロ波
発生源32で発生したマイクロ波(例、2.45GHz
のマイクロ波)はプラズマキャビティ31に印加され、
プラズマ形成管30内でプラズマ形成用ガスを励起し、
2 とH2 との混合ガスを活性化し、N* ラジカルとH
* ラジカルの活性ガス種を形成する。それらの活性ガス
種はプラズマ形成管30の開口部30aから処理容器1
0内に供給される。
【0050】プラズマ形成管30の開口部30aの下方
の位置L1 に、NF3 ガスを供給する多数のガス噴出孔
26aが設けられている。この位置L1 は、プラズマ形
成管30(プラズマ発生部)のプラズマキャビティ31
の下端から少くとも20cm以上の位置が好ましく、更
に30cm以上の位置が好ましい。NF3 ガス源28、
流量制御器(MFC)27、導通管26、処理容器10
の外壁の周囲を囲んで設けられた配管26b、及び処理
容器10の壁を貫通して設けられた導通管26cを介し
て、所定流量のNF3 ガスが、ガス噴出孔26aに供給
されることができる。
【0051】図1において、ガス噴出孔26aは、処理
容器10の内壁面から僅かに内方に突出させた構造とし
て示されている。しかし、このガス噴出孔26a、及び
導通管26からガス噴出孔26aに至るガス供給構造
は、図1に示された構造に限定されることはない。
【0052】図8にガス供給構造の他の実施の態様が説
明されている。図8において、配管26b及び導通管2
6cは、アルミニゥムで製造されることができる処理容
器10の壁内部に設けられる。この配管26b及び導通
管26cは、処理容器10の壁内部において、該壁と一
体的な構造とされることができる。図8において、ガス
噴出孔26aは、処理容器10の内壁面から突出させな
い構造とされている。この構造は、ガスを処理容器内に
均一に拡散されることができるとともに、上流からのプ
ラズマガスの流れを乱さない。
【0053】図1に示されたガス噴出孔26aの代替の
構造として、シャワーヘッド261bが図3(a)に示
されている。このシャワーヘッド261bはリング状で
あり、石英により作られている。シャワーヘッド261
bは多数のガス噴出孔261aを有している。これらの
ガス噴出孔261aは、シャワーヘッド261bの円周
上で、下方(載置台20の方向)、横方向、あるいは斜
め方向に向って設けられることができる。導通管261
がリング状のシャワーヘッド261aに接続される。こ
のシャワーヘッド261aは、処理容器10内の所定位
置に水平に配設され、NF3 ガスが処理容器10内に供
給される。
【0054】図3(b)には、多数のガス噴出孔262
aを有する格子状のシャワーヘッド262bが示されて
いる。この格子状のシャワーヘッド262bにおいて
も、ガス噴出孔262aは、下方、横方向、あるいは斜
め方向に向って設けられることができる。
【0055】さらに、プラズマ形成管30の開口部30
aに、プラズマガスの流れを調整する手段(図示されて
いない)を設けることができる。この調整手段は、開口
部30aから載置台20に向って開口した円筒状あるい
は傘状の覆いとされることが出来る。
【0056】次に、本発明の表面処理(自然酸化膜除
去)方法を説明する。
【0057】以上のように構成された表面処理(自然酸
化膜除去)装置において、本発明の表面処理(自然酸化
膜除去)方法が、図4のフローチャートに基づいて説明
される。
【0058】工程(a):図1に示される表面処理装置
1のゲートバルブ10aを開放され、一枚のウエハW
が、搬送室からゲートバルブ10aを通って、非反応性
雰囲気中(例、真空中)で、処理容器10内に搬入さ
れ、載置台(サセプター)20上に載置され、クランプ
リング21により載置台20に係止される。このウエハ
W上には、前工程でコンタクトホール302(図10
(a)参照)等が形成されており、このホール底部の表
面にウエハWに図5(a)に示されるように酸化物
(例、自然酸化膜)80が形成されている。
【0059】工程(b):処理容器10内にウエハWが
搬入された後、ゲートバルブ10aが閉じられ、処理容
器10内は排気管40を介して真空ポンプ41より真空
引きされ、処理容器10内は真空雰囲気(例、0.13
3Pa以下(1mTorr以下))になる。
【0060】工程(c):冷却媒体供給装置42からサ
セプタ20に供給された冷却媒体による冷却により、ウ
エハWは常温以下になる。
【0061】工程(d):Nガス源35及びHガス源3
6から、N2 (窒素)ガス及びH2(水素)ガスが流量
制御器(MFC)34で流量を制御されて、ガス通路3
3aに供給され、混合ガス(N2+H2)とされ、プラズ
マ形成用ガスとしてプラズマガス導入部33からプラズ
マ形成管30内へ供給される。
【0062】工程(e):マイクロ波発生源32からの
マイクロ波(2.54GHz)が、プラズマ形成管30
のプラズマ発生部の周囲に設けられたキャビテイに導入
される。マイクロ波により、プラズマ発生部に供給され
たN2 ガスとH2 ガスの混合ガスはプラズマ化され、活
性化され、活性ガス種であるN* ラジカルと、H* ラジ
カルが形成される。とくに、プラズマ化され難いH2
スはN2 ガスの助けをかりて効率よくプラズマ化され、
かつ、活性化されることができる。これらの活性ガス種
* とH* は、処理容器10内の真空雰囲気に引き付け
られ、プラズマ形成管30内のプラズマ発生部からその
開口(流出口)30aに向けてフローする。
【0063】工程(f):処理容器10の外側に設けら
れたNF3 ガス源28から、流量制御器(MFC)27
を介して、反応ガスNF3 が反応ガス供給管26に供給
され、多数のガス噴出孔26aから処理容器10内にシ
ャワー状に供給される。供給されたNF3 ガスは、プラ
ズマ形成管30の開口部30aからフローしてくるNガ
スとHガスのプラズマ化により形成された活性ガス種N
* とH* ラジカルに添加される。この結果、添加された
NF3 ガスはフローしてくる活性ガス種N* とH* によ
り活性化される。
【0064】工程(g):このNF3 ガスの活性ガス化
と、フローしてくる活性ガス種N*とH* との相乗作用
により、図5(a)に示されるウエハWの自然酸化膜8
0は変質され、図5(b)に示されるように、Si、
N、H、F、Oが混合した反応膜82が形成される。こ
の自然酸化膜80に変質させる段階では、図1に示され
る冷却媒体供給装置42による冷却媒体(例、エチレン
グリコール)が載置台20内に供給され、載置台20上
のウエハWは常温以下に冷却されている。
【0065】この冷却により、NF3 活性ガスによるエ
ッチングレートは高くなる。また、この時のプロセス条
件は、ガスの流量では、H2 、NF3 、N2 がそれぞれ
10sccm、30sccm、100sccm、プロセ
ス圧力が399Pa(3Torr)、プラズマ電力が5
0W、プロセス時間は約3分が好ましい。
【0066】NF3 ガスとH2 プラズマガスとの反応に
よって形成されたエッチング種のエッチング速度は遅い
ため、反応表面にこれらガスが吸着され反応速度が決定
される。常温以下の低温にウエハを冷却することによっ
て、上記吸着速度が上昇し、反応速度を上昇させること
ができる。
【0067】上記したように、NF3 ガスの活性ガス
化、活性ガス種N* 及びH* との相乗作用により、ウエ
ハW上の自然酸化膜80を変質する工程は、常温以下の
温度で行われることが好ましい。
【0068】図9は、この工程における、冷却温度と反
応速度との関係を示している。図9において、縦軸はエ
ッチングレート(速度)、横軸は該工程の開始時におけ
るウエハWの冷却温度を示している。この図9から、冷
却温度が20゜Cを越えるとエッチングの制御特性が不
安定になるため、室温以下であることが好ましく、さら
に20゜C乃至−20゜Cの範囲が好ましく、さらに1
0゜C乃至−20゜Cの範囲が好ましいことが示唆され
る。この図9に示されたデータが求められた実験の条件
は次のとおりである。自然酸化膜80を変質させる工
程:H2 /NF3/N2 の割合・・・300/60/4
00sccm、圧力・・・532Pa(4Torr)、
電力・・・300W、処理時間・・・1分間、(昇華工
程)温度・・・140゜C、昇華工程の時間・・・1分
間、昇華工程の雰囲気・・・真空。
【0069】工程(h):酸化膜を変質させた後、
2 、N2 、NF3 ガスの供給が停止され、マイクロ波
発生源32の駆動も停止され、マイクロ波のプラズマ形
成管30への導入も停止される。処理容器10内は排気
管40からさらに真空引きされる。
【0070】工程(i):ウエハリフト手段が駆動さ
れ、ウエハWはウエハ載置台20から少なくとも5mm
以上離れた加熱ポジションまで上昇させられる。
【0071】工程(j):加熱ランプ19が点灯され、
ウエハWは上方から加熱され、その表面は室温から急速
に100゜C以上(例、約120゜C)の温度に加熱さ
れる。
【0072】工程(k):加熱ランプ19による加熱に
よって、Si、N、H、F、Oが混合した反応膜82
は、図5(c)に示されるように、Si、N、H、F、
Oの混じったガス84となって昇華し、除去され、排気
管40から排気される。この昇華によって、ウエハWか
ら自然酸化膜80(反応膜82)は除去され、ウエハW
の表面にSi面が現われる。この時のプロセス条件は、
プロセス圧力が0.133Pa(1mTorr以下)、
プロセス時間は約2分であることが好ましい。
【0073】工程(l):加熱ランプ19が消される。
【0074】工程(m):最後に、真空引きが停止させ
られる。
【0075】工程(n):ゲートバルブ10aが開放さ
れるとともに、ウエハリフト手段が駆動されてウエハW
は下降されウエハ載置台20上に戻される。自然酸化膜
が除去されたウエハWが処理容器10内から搬出され、
隣接する室(例、搬送室)に真空雰囲気中で搬送され
る。
【0076】なお、本発明の表面処理方法の対象となる
酸化膜は、SiO2 のほかに、W、Ti、Al,Ni、
Co及びそれらのシリサイド上に成長した極薄い(10
〜20オングストローム程度)酸化膜も含まれる。
【0077】本発明の表面処理装置は、他の処理装置
(例、金属配線形成チャンバ、加熱チャンバ、冷却チャ
ンバ、搬送チャンバ、及びロードロックチャンバ)等と
組合わされてマルチチャンバ方式のクラスタ装置を構成
することができる。
【0078】以下、このクラスタ装置の構成を説明す
る。
【0079】図6に示される真空クラスタ装置100、
ウエハを非反応性雰囲気(例、真空雰囲気)中で搬送可
能とした装置100である。この真空クラスタ装置10
0において、本発明の表面処理(自然酸化膜除去)装置
は自然酸化膜除去チャンバ101であり、これに搬送チ
ャンバ105を介して、加熱チャンバ102、1台ある
いは複数台の金属配線形成チャンバ103、及びロード
ロックチャンバ104が配置されている。金属配線形成
チャンバ103は、Al、Ti、TiN、Si、W、W
N、Cu、Ta、SiNの金属配線を被処理体上にメタ
ルCVDにより形成する。各チャンバ間は、ゲートバル
ブ107が設けられるとともに、搬送チャンバ105内
には、搬送ロボット106が設けられている。
【0080】ウエハを収容したウエハカセットは、ロー
ドロックチャンバ104内に移送され、搬送チャンバ1
05で該ウエハはオリフラを基準としたアライメント等
が行われる。ゲートバルブ107が開放され、搬送ロボ
ット106により、ウエハは一枚づつ、自然酸化膜除去
チャンバ101に搬入され、ウエハの表面の酸化膜が除
去された後、加熱チャンバ102で予め加熱され、1台
あるいは複数台の金属配線形成チャンバ103内で、ウ
エハのコンタクトホール内に、メタルCVD等によりA
l、Ti等の金属配線が形成され、最後に、ウエハWは
ロードロックチャンバ104に搬出される。
【0081】図7に示される別の真空クラスタ装置20
0は、同じく非反応性雰囲気中でウエハを搬送可能であ
る。本発明の自然酸化膜除去チャンバ201に搬送チャ
ンバ206を介して加熱チャンバ202、1台あるいは
複数台の金属配線形成チャンバ203、冷却チャンバ2
04及びロードロックチャンバ205を備えている。各
チャンバ間にゲートバルブ208が設けられ、搬送チャ
ンバ206内には搬送ロボット207が設けられてい
る。
【0082】通常約500゜Cの温度に加熱される金属
配線形成チャンバ203から、配線形成後のウエハをロ
ードロックチャンバ205へ搬送する際には、ウエハの
温度をロードロックチャンバ205が受け入れ可能な温
度(約150゜C)に下げることが必要である。このた
め、この真空クラスタ装置200は、とくに冷却チャン
バ204を備えている。
【0083】なお、図6と図7に示す真空クラスタ装置
において、加熱チャンバ102及び202が100゜C
以上の温度に加熱する手段を具備している場合には、自
然酸化膜除去チャンバ101,201の加熱手段は省略
されることができる。
【0084】以上のように真空クラスタ装置を構成する
ことにより、ウエハを大気中で搬送することによる自然
酸化膜の再生成を防ぐことができる。自然酸化膜除去か
ら成膜までの時間管理が不要になり、ウォータ・マーク
が発生も防止できる。insituでウエハの自然酸化
膜を除去ができる、スループットが大幅に向上する、等
の効果が奏される。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面処理
方法及びその装置によれば、NとHを含むガスをプラズ
マ化により活性化し、活性ガス種を形成し、この活性ガ
ス種により反応ガス(NF3 ガス)を活性化し、被処理
体を常温以下に冷却しつつ、これら3つのガスと被処理
体表面に発生した酸化膜とを反応させて変質させ、反応
膜を形成し、加熱によりこの反応膜を昇華させることに
より、極めて効率よくかつ高いエッチングレートで被処
理体の表面の酸化膜、例えば自然酸化膜、を除去でき
る。
【0086】本実施の形態においては、NとHを含むガ
スとしてN2 ガスとH2 ガスが採用されたが、このNと
Hを含むガスとしては、アンモニアなどの他のガスも使
用されることができる。
【0087】また、本発明の活性化されたガスを噴出さ
せるシャワーヘッドとして、リング状、及び格子状の構
造が説明されたが、このシャワーヘッドとしては、いず
れの他の構造も採用され得る。
【0088】さらに、本発明の表面処理装置と他の処理
装置とを非反応性雰囲気中、例えば真空中で、被処理体
を真空搬送可能にクラスタ化したので、搬送中に酸化膜
の発生がなく、全体としてスループットが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面処理装置の一実施の形態の模式構
成図である。
【図2】図2(a)及び2(b)は、図1に示された表
面処理装置に用いられることができるウエハ−リフト機
構の一例を示し、図2(a)はその平面図、図2(b)
はその側面図である。
【図3】図3(a)及び3(b)は、図1に示された表
面処理装置に用いられることができるNF3 ガス供給部
(シャワーヘッド)の代替例を示し、図3(a)は、リ
ング状のシャワーヘッドを、図3(b)は、格子状のシ
ャワーヘッドを、ウエハ載置台側から見た平面図であ
る。
【図4】本発明の表面処理方法に係わる実施の形態の各
工程を示すフローチャートである。
【図5】図5(a)、5(b)及び5(c)は、本発明
の表面処理方法により、酸化物、例えば自然酸化膜、を
除去する工程を示す図である。図5(a)は、ウエハに
付着した自然酸化膜の付着状態の拡大図、図5(b)は
ウエハの表面に形成された反応膜の拡大図、図5(c)
は、ランプからの加熱によって反応膜からSi、N、
H、F、Oが混ざったガスが昇華して除去されて行く状
態の拡大模式図。
【図6】図1に示された本発明の表面処理装置を自然酸
化膜除去装置として用いて加熱装置及び配線形成装置と
組合せて構成した真空クラスタ装置の概念図である。
【図7】図1に示された本発明の表面処理装置を自然酸
化膜除去装置として用いて加熱装置、配線形成装置及び
冷却装置と組合せて構成した真空クラスタ装置の概念図
である。
【図8】本発明の表面処理装置に用いることができるN
3 ガス供給部の代替例を示した概念図である。
【図9】本発明の表面処理装置における、ウエハを冷却
する温度とエッチング速度との関係を示す図である。
【図10】図10(a)及び10(b)は、自然酸化膜
を除去する従来の表面処理方法を説明する図であって、
図10(a)は、ウエハのコンタクトホールの底部に生
成された自然酸化膜の付着状態を示す拡大図、図10
(b)は、コンタクトホールの側壁にエッチング速度の
差に起因して凹凸等が形成された状態を示す拡大模式図
である。
【図11】従来のNF3 ガスと、H2 ガスが混合された
中性ガス種によるエッチングで、自然酸化膜を除去する
方法に用いられるエッチング装置の模式図である。
【符号の説明】
1 表面処理装置(自然酸化膜除去装置) 10 処理容器 13 石英ライニング 15 石英ドーム 18 加熱部カバー 19 加熱ランプ 20 ウエハ載置台 21 クランプリング 24 ウエハリフト手段 25 ピン駆動機構 26 反応ガス(NF3 )供給管 28 NF3 ガス源 29 基台 30 プラズマ形成管(プラズマ発生部) 31 プラズマキャビティ 32 マイクロ波発生源 33 プラズマガス導入部 35 N2 ガス源 36 H2 ガス源 40 排気管 41 真空ポンプ 100 真空クラスタ装置 101 自然酸化膜除去チャンバ 102 加熱チャンバ 103 配線形成チャンバ 104 ロードロックチャンバ 105 搬送チャンバ 106 搬送ロボット 107 ゲートバルブ 200 真空クラスタ装置 201 自然酸化膜除去チャンバ 202 加熱チャンバ 203 配線形成チャンバ 204 冷却チャンバ 205 ロードロックチャンバ 206 搬送チャンバ 207 搬送ロボット 208 ゲートバルブ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理容器内に、その表面上に酸化物を有す
    る被処理体を搬入する工程と、 前記処理容器内を真空排気する工程と、 NとHを含むガスをプラズマ発生部に導入し、及び該ガ
    スをプラズマ化して活性化することにより、それぞれの
    活性ガス種を形成する工程と、 前記活性ガス種を被処理体に向けてフローさせ、及びフ
    ローしている前記活性ガス種にNF3 ガスを添加するこ
    とにより、NF3 ガスの活性化されたガスを形成する工
    程と、前記被処理体を所定の温度以下に冷却する工程
    と、 該NF3 ガスの活性化されたガスを該被処理体の表面上
    の前記酸化物と反応させることにより、前記酸化物を変
    質させ反応膜を形成する工程と、 からなることを特徴とする表面処理方法。
  2. 【請求項2】前記NとHを含むガスは、N2 ガスとH2
    ガスとの混合ガスであり、 前記酸化物を変質させる工程に続いて、前記N2 ガス、
    2 ガス及びNF3 ガスの前記処理容器への供給を停止
    し、及び前記被処理体を所定の温度に加熱することによ
    り、前記反応膜を昇華させる工程と、 酸化膜を除去した前記被処理体を前記処理容器から搬出
    する工程と、 を、さらに具備することを特徴とする請求項1に記載の
    表面処理方法。
  3. 【請求項3】前記被処理体を冷却する所定の温度が、常
    温以下であることを特徴とする請求項1に記載の表面処
    理方法。
  4. 【請求項4】前記被処理体を冷却する所定の温度が、2
    0゜C乃至−20゜Cの範囲であることを特徴とする請
    求項1に記載の表面処理方法。
  5. 【請求項5】前記被処理体を冷却する所定の温度が、1
    0゜C乃至−20゜Cの範囲であることを特徴とする請
    求項1に記載の表面処理方法。
  6. 【請求項6】前記反応膜を昇華させる所定の加熱温度
    が、100゜C以上の温度であることを特徴とする請求
    項2に記載の表面処理方法。
  7. 【請求項7】プラズマ形成用ガスをプラズマ化するプラ
    ズマ発生部と、 前記プラズマ発生部に接続され、その内部に被処理体を
    載置する載置台を設けた処理容器と、 前記載置台に載置された被処理体を所定の温度に冷却す
    る手段と、 前記処理容器内で前記処理体を加熱位置に上昇させる昇
    降手段と、 前記被処理体を前記加熱位置で所定の温度に加熱する加
    熱手段と、 を有することを特徴とする表面処理装置。
  8. 【請求項8】前記表面処理装置が、被処理体の表面に形
    成された自然酸化膜を除去するための装置であることを
    特徴とする請求項7に記載の表面処理装置。
  9. 【請求項9】前記プラズマ発生部にプラズマガス形成用
    ガスとしてのN2 ガスとH2 ガスを供給するプラズマ形
    成用ガス導入部と、 前記プラズマ発生部で活性化され、被処理体に向けてフ
    ローしているN2 ガスとH2 ガスの活性ガス種に、NF
    3 ガスを添加するNF3 ガス供給部と、をさらに具備
    し、 ここにおいて、前記NF3 ガスの添加により、NF3
    スの活性化されたガスが形成され、前記NF3 ガスの活
    性化されたガスを前記被処理体上の表面層と反応させ、
    該表面層を変質させる、請求項7に記載の表面処理装
    置。
  10. 【請求項10】前記載置台に載置された被処理体を冷却
    する所定の温度が、常温以下であることを特徴とする請
    求項7に記載の表面処理装置。
  11. 【請求項11】前記載置台に載置された被処理体を冷却
    する所定の温度が、20゜C乃至−2゜Cの範囲である
    ことを特徴とする請求項7に記載の表面処理装置。
  12. 【請求項12】前記載置台に載置された被処理体を冷却
    する所定の温度が、10゜C乃至−2゜Cの範囲である
    ことを特徴とする請求項7に記載の表面処理装置。
  13. 【請求項13】前記被処理体を前記加熱位置で加熱する
    所定の温度が、100゜C以上の温度であることを特徴
    とする請求項7に記載の表面処理装置。
  14. 【請求項14】前記NF3 ガス供給部が、前記処理容器
    の内壁に設けられた多数のガス噴出口孔を備えることを
    特徴とする請求項9に記載の表面処理装置。
  15. 【請求項15】前記NF3 ガス供給部が、前記処理容器
    内に設けられた多数のガス噴出孔をもつシャワーヘッド
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の表面処理装
    置。
  16. 【請求項16】前記NF3 ガス供給部が、前記プラズマ
    発生部の端から被処理体の方向に少なくとも20cm離
    れた位置で前記NF3 ガスを前記活性ガス種に添加する
    ことを特徴とする請求項9に記載の表面処理装置。
  17. 【請求項17】前記加熱手段が、前記被処理体の上方に
    設けられた熱放射手段であることを特徴とする請求項7
    に記載の表面処理装置。
  18. 【請求項18】前記加熱手段が、前記被処理体の上方に
    設けられた加熱ランプであることを特徴とする請求項7
    に記載の表面処理装置。
  19. 【請求項19】請求項7に記載の表面処理装置に、搬送
    チャンバを介して、1個あるいは複数個の金属配線形成
    チャンバ、加熱チャンバ、及びロードロックチャンバ
    を、被処理体が非反応性雰囲気中で搬送されるように、
    設けたクラスタ装置。
  20. 【請求項20】請求項7に記載の表面処理装置に、搬送
    チャンバを介して、1個あるいは複数個の金属配線形成
    チャンバ、加熱チャンバ、冷却チャンバ及びロードロッ
    クチャンバを、被処理体が非反応性雰囲気中で搬送され
    るように、設けたクラスタ装置。
  21. 【請求項21】前記金属配線形成チャンバが、Al、T
    i、TiN、Si、W、WN、Cu、Ta、TaN、S
    iNの内の少なくとも一つの膜を形成するためのチャン
    バである、ことを特徴とする請求項19又は20に記載
    のクラスタ装置。
  22. 【請求項22】前記金属配線形成チャンバが、少なくと
    も100゜C以上の温度に前記被処理体を加熱する手段
    を具備している、ことを特徴とする請求項19又は20
    に記載のクラスタ装置。
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