JP2000205577A - ガスこんろ - Google Patents

ガスこんろ

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JP2000205577A
JP2000205577A JP11010793A JP1079399A JP2000205577A JP 2000205577 A JP2000205577 A JP 2000205577A JP 11010793 A JP11010793 A JP 11010793A JP 1079399 A JP1079399 A JP 1079399A JP 2000205577 A JP2000205577 A JP 2000205577A
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JP
Japan
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top plate
frame
burner
gas stove
trivet
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JP11010793A
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English (en)
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Hironaga Kurachi
大修 倉地
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスこんろの天板の表面を五徳で傷つけるこ
とが防止された構造のガスこんろを提供すること。 【解決手段】 天板4でこんろ器体2が覆われており、
鍋などが載置される爪部52と当該爪部52が固定され
た枠体51とを備える五徳50が載置されたガスこんろ
において、枠体51を天板4の外側に載置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスこんろに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のガスこんろとして図5に示すビル
トイン式のガスこんろがある。このガスこんろでは、カ
ウンタトップaの上に載置した天板bで、カウンタトッ
プaに形成した窓穴(図示せず)に落とし込んだ状態で
吊持しているガスこんろのこんろ器体(図示せず)を覆
っており、天板bの上に五徳cが載置されている。
【0003】天板bには、こんろ器体に収容されたバー
ナのバーナヘッドdを臨ませる開口b1と、開口b1の
周囲に形成した汁受け用の凹部b2とが形成されてい
る。天板bの表面には汚れ落としを容易にするためにフ
ッ素樹脂層(またはホーロー層)が形成されている。ま
たカウンタトップaの上に窓穴を囲むようにパッキンe
を載置して、当該パッキンeの上に天板bの外周を載置
し、パッキンeで天板bの外周をシールしている。五徳
cは、鍋等の加熱容器が載置される爪部c1と、爪部c
1が固着された四角形の枠体c2とで構成されており、
当該枠体c2が天板bの凹部b2の外周部に載置されて
いる。また、枠体c2が載置された位置の外周に立ち上
がり形状の段差を形成して五徳cを位置決めしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、五徳cの枠
体c2を天板bの上に載置すると枠体c2で天板bの表
面を傷つけやすい。天板bの表面を傷つけると、表面の
フッ素樹脂層やホーロー層剥がれて汚れやすくなると共
に汚れを落としにくくなる。
【0005】また枠体c2を載置する汁受け用の凹部b
2の外周部はバーナに近いので、煮こぼれた煮汁が加熱
されて天板bの表面や五徳cの枠体c2にこびりつきや
すい。この場合に天板bの表面が傷ついていれば、煮汁
等の汚れが傷の中に入って落とし難くい。
【0006】本発明は、このような問題が解決されたガ
スこんろを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に記載の発明は、バーナのバーナヘッドを臨ませる
開口を備えた天板によってバーナが収容されたガスこん
ろの器体が覆われており、バーナで加熱される加熱容器
が載置される爪部と当該爪部が固定された枠体とを備え
る五徳が載置されたガスこんろにおいて、五徳の枠体を
天板の外側に載置したことを特徴とする。
【0008】このようにすれば、五徳の枠体を天板の上
に載置せずにすむので、載置した五徳の枠体で天板の表
面を傷つけることが防止される。傷がつかなければ傷の
中に汚れが溜まるようなことが防止され、天板の表面が
汚れにくい。また、傷つけることを防止したので、天板
の表面にフッ素樹脂層やホーロー層が形成されている場
合は、これらの層を剥がすことが防止される。従って、
これらの層を形成することで得られる、汚れ落としが容
易である等の効果が長期に亘り維持される。
【0009】ところで、五徳の枠体を天板に載置しない
ようにするために天板の外側に載置すると、天板以外の
部材を傷つけるおそれがある。これを防止するには、天
板の外周にフランジ部を形成すると共にフランジ部の内
側に立ち上がり形状の段差を形成し、フランジ部の上に
五徳の枠体を載置すればよい。このようにすれば、新た
に設けたフランジ部の上に枠体が載置されるので、天板
以外の部材を傷つけることがない。また、フランジでパ
ッキンの上面を覆うと、ガスこんろを使用する状態でパ
ッキンが外部から見えなくなりガスこんろの見栄えが向
上する。なお、新たに設けたフランジ部には傷がつきや
すいが、フランジ部は天板の外周の段差の外側というバ
ーナから遠い位置にあるので、フランジ部にこぼれた煮
汁はバーナで加熱されにくく、こびりつきにくい。従っ
て掃除が面倒になりにくい。
【0010】また、天板の外周が全周に亘ってパッキン
でシールされたものでは、五徳の枠体をパッキンの上に
載置してもよい。五徳の枠体を天板の外側に載置する
と、枠体を載置する位置がバーナから離れるので、ガス
こんろ使用時の五徳の枠体の温度が低くなり、パッキン
に直接載置できるようになる。このようにすれば、五徳
の枠体で天板だけでなく天板以外の部材を傷つけること
が防止される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、1はカ
ウンタトップであり、ビルトイン式のガスこんろのこん
ろ器体(器体)2が落とし込まれる窓穴1aが形成され
ている。窓穴1aに落とし込まれた器体2の上端には窓
穴1aの開口縁に係合するつば部2aを備えた金具が一
体に取り付けられており、こんろ器体2はカウンタトッ
プ1に吊持されている。つば部2aの外周端には全周に
亘ってゴム製のパッキン3が装着されている。パッキン
3はつば部2aをくわえ込む凹部がある内周側の肉厚部
31と、外側の肉薄部32とで構成されており、こんろ
器体2をカウンタトップ1に吊持したときにつば部2a
とカウンタトップ1との間をシールする。
【0012】こんろ器体2の上には天板4と後述の五徳
とが載置されており、天板4の上には排気カバー7が設
置されている。なお排気カバー7はガスこんろ内の下部
に設置されたグリル(図示せず)からの排気を排出する
ために天板4に設けた排気穴8を上から覆っている。
【0013】天板4は鋼板製であり、こんろ器体2内に
設置されたバーナのバーナヘッド9を臨ませる開口4a
が打ち抜かれている。また、天板4には、開口4aを囲
むように形成される汁受け用の凹部4bと、天板4の外
周に全周に亘って形成される外側面4c(図2参照)と
が絞り加工により形成されている。外側面4cの下端は
パッキン3の肉薄部32に載置されており、外側面4c
は肉厚部31によって水平方向への移動が規制されてい
る。また天板4の表面には汚れ落としを容易にするため
にフッ素樹脂層が形成されている。
【0014】五徳はガスこんろの前側の前五徳50と後
側の後五徳60とに分割されている。各五徳50,60
は、いずれも略四角形の枠体51,61と、枠体51,
61の上部に固着された鍋等の加熱容器が載置される爪
部52,62とから構成されている。前五徳50の枠体
51は、前側の枠片51aと両側の枠片51bとがパッ
キン3の肉薄部32の上面に直接載置されており、枠体
51の後側の枠片51cの下端高さが図2に示すように
天板4に接しない位置まで高くなっている。なお51e
は、後側の枠片51cから前側の枠片51aに渡された
爪部52を固着するための補助枠片である。他方、後五
徳60は、両側の枠片61bと後側の枠片61cとがパ
ッキン3の肉薄部32の上に直接載置されており、枠体
61の前側の枠片61aの下端高さが枠体51の後側の
枠片51cと同様に天板4に接しない位置まで高くなっ
ている。後側の枠片61cを排気カバー7の後側に位置
する天板4の外側面4cの下端が載置されたパッキン3
の肉薄部32の上に載置すると、後五徳60がパッキン
3の上により安定した状態で載置される。
【0015】また、前五徳50の後側の枠片51cに固
着される爪部52には、図3に示すように、後五徳60
の前側の枠片61aに上から係合する凹部53が形成さ
れており、両五徳50,60の前後方向の相対位置のず
れが防止されている。なお、両五徳50,60の枠体5
1,61は天板4の外側面4cで位置決めされる。他
方、後五徳60は、排気カバー7の前側の位置で両側の
枠片61b,61bに渡された補助枠片61dと、当該
補助枠片61dと前側の枠片61aとの間にバーナヘッ
ド9を挟むように渡された両側の補助枠片61eとを備
えており、各補助枠片61d,61eに爪部62が固着
されている。なお補助枠片61d,61eの下端高さは
天板4に接しない位置まで高くなっている。
【0016】このようにすれば、天板4の上に五徳5
0,60の枠体51,61を直接載置させずにすむの
で、載置した五徳50,60の枠体51,61で天板4
の表面を傷つけることが防止され、傷に煮汁などの汚れ
が溜まるようなことが防止されて、天板4の表面が汚れ
やすくなることが防止される。天板4の表面のフッ素樹
脂層を剥がすことが防止されるので、天板4の表面の汚
れ落としが容易な状態が長期に亘って維持され、長期に
亘って容易に掃除できる。また、各五徳50,60の枠
体51,61が大きくなり爪部52,62が大きくなる
ので、加熱容器を載置し得る面積が広がりガスこんろの
使い勝手が向上する。
【0017】次にガスこんろの別の実施の形態を説明す
る。当該実施の形態のガスこんろは、図4に示すように
最初の実施の形態のガスこんろとは天板4の構造が異な
る。本実施の形態で用いられている天板4は、上記の天
板4の外側面(立ち上がり形状)4cの下端に外側に広
がるフランジ部4dを備えている。フランジ部4dはパ
ッキン3の肉薄部32の上面に載置されており、肉薄部
32の上面全体を覆っている。また、最初の実施の形態
でパッキン3に直接載置されていた五徳50,60の枠
体51,61はフランジ部4dの上に載置され、天板4
の外側面4cで位置決めされる。
【0018】五徳50,60の枠体51,61を天板4
の外側に載置すれば天板4を傷つけることは防止できる
が、単に外側に載置したのでは枠体51,61が載置さ
れる天板4以外の部材を傷つけるおそれがある。この
点、本実施の形態のようにすれば、新たに設けたフラン
ジ部4dの上に枠体51,61が載置されるので、天板
4以外の部材を傷つけることがない。また、フランジ4
dでパッキン3の上面が覆われるので、ガスこんろを使
用する状態でパッキン3が外部から見えなくすることが
でき、ガスこんろの見栄えが向上する。なお、新たに設
けたフランジ部4dには傷がつきやすいが、フランジ部
4dは天板4の外側面4cの外側というバーナから遠い
位置にあるので、フランジ部4dにこぼれた煮汁はバー
ナで加熱されにくく、こびりつきにくい。従って掃除が
面倒になりにくい。
【0019】ところで、枠体51,61が大きくなれ
ば、枠体51,61を載置する位置がバーナから離れ
て、ガスこんろ使用時の五徳50,60の枠体51,6
1の温度が低くなる。従って、最初の実施の形態のよう
に、五徳50,60の枠体51,61をパッキン3の上
に直接載置できるようになる。パッキンの上に枠体5
1,61を載置すると、天板4に一体のフランジ部4d
に枠体51,61を載置する後者の実施の形態に比べ
て、五徳の天板4に対する上下方向の位置決め性が劣る
が、天板4及びカウンタトップ1それ以外の部材を傷つ
けることをより確実に防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、天板の
表面を傷つけることを防止でき、天板の表面が汚れやす
くなることを防止できる。また天板の表面に形成された
ホーロー層やフッ素樹脂層などを剥がすことを防止でき
るので、これらの層により得られる汚れ落としが容易で
あるといった効果を長期に亘って維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のガスこんろの外観を示す
平面図
【図2】 図1のII−II面を示す断面図
【図3】 図1のIII−III面を示す断面図
【図4】 第2の実施の形態のガスこんろの要部を示す
断面図
【図5】 従来のガスこんろを示す平面図
【符号の説明】
1 カウンタトップ 2 こんろ器体(器体) 3 パッキン 4 天板 4c 外側面 4d フランジ部 50 前五徳 60 後五徳 51,61 枠体 52,62 爪部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナのバーナヘッドを臨ませる開口を
    備えた天板によってバーナが収容されたガスこんろの器
    体が覆われており、バーナで加熱される加熱容器が載置
    される爪部と当該爪部が固定された枠体とを備える五徳
    が載置されたガスこんろにおいて、五徳の枠体を天板の
    外側に載置したことを特徴とするガスこんろ。
  2. 【請求項2】 バーナのバーナヘッドを臨ませる開口を
    備えた天板によってバーナが収容されたガスこんろの器
    体が覆われており、バーナで加熱される加熱容器が載置
    される爪部と当該爪部が固定された枠体とを備える五徳
    が載置されたガスこんろにおいて、天板の外周にフラン
    ジ部を形成すると共にフランジ部の内側に立ち上がり形
    状の段差を形成し、フランジ部の上に五徳の枠体を載置
    したことを特徴とするガスこんろ。
  3. 【請求項3】 前記天板の外周を全周に亘ってパッキン
    でシールし、前記五徳の枠体をパッキンの上に載置した
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスこんろ。
JP11010793A 1999-01-19 1999-01-19 ガスこんろ Pending JP2000205577A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101619865A (zh) * 2008-06-30 2010-01-06 林内株式会社 火撑子定位构造
JP2011038675A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Rinnai Corp 加熱調理器用ホーロー天板
CN105570943A (zh) * 2014-10-14 2016-05-11 樱花卫厨(中国)股份有限公司 多功能燃气灶

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