JPH07275128A - 鍋及び杓子付き鍋 - Google Patents

鍋及び杓子付き鍋

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JPH07275128A
JPH07275128A JP31153794A JP31153794A JPH07275128A JP H07275128 A JPH07275128 A JP H07275128A JP 31153794 A JP31153794 A JP 31153794A JP 31153794 A JP31153794 A JP 31153794A JP H07275128 A JPH07275128 A JP H07275128A
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    • A47J36/38Parts, details or accessories of cooking-vessels for withdrawing or condensing cooking vapors from cooking utensils
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    • A47J27/00Cooking-vessels
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    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】杓子の先端掬い部を鍋本体の内部に入れても蓋
が傾いて隙間が生じることがなく通常通りに閉塞し得る
ようにし、そして、杓子を外して蓋をした場合に、蒸気
を抜くことができ、かつその蒸気の抜く量の調整もおこ
なえ、使いやすさを大幅に高める。 【構成】 蓋1を備えた鍋2である。鍋本体3の口縁部
に杓子5の柄6が挿入される切欠き4が形成される。蓋
1には鍋本体3の上部に嵌合される位置合わせ用嵌合片
9が垂下される。位置合わせ用嵌合片9には、切欠き4
に対向するとともに杓子5の柄6を挿入することができ
る切除部7が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓋を備えた鍋及び蓋と
杓子を備えた鍋に関し、詳しくは、杓子の先端の掬い部
を鍋の内部に入れて蓋をしても蓋が傾いて隙間を生じる
ことがなく、通常通りに閉塞し得るようにし、また、杓
子を外して蓋をした場合に、蒸気を抜くことができ、か
つその蒸気の抜く量の調整もおこなえ、使いやすさを大
幅に高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓋を備えた鍋において、例えば味
噌汁やシチューなどを調理した後、味噌汁をお椀に盛り
付け、杓子の先端の掬い部を味見用の小皿などの上に載
せて杓子を鍋の外に置き、蓋を鍋本体に被せて密閉させ
て味噌汁の温度の低下を防止するのである。ところで、
このように杓子を鍋の外に置くのに、小皿を必要とし、
そして、小皿を使わずに杓子を調理台などの上に置く
と、調理台などを汚してしまい、また、杓子が調理台に
接触して不衛生になるものである。また、閉じた蓋の上
に杓子を置くために、杓子が簡単に滑落するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、杓子の先端の
掬い部を鍋内に残し、その先端の握り部を外に出した状
態で、蓋をしておくのが実情であるが、このように、杓
子の柄を蓋で挟むので、柄を挟んでいる蓋が斜めになっ
て、鍋本体との間に巾の広い大きな隙間が生じ、このた
め内容物の温度が早期に低下するという問題があった。
また、杓子の柄を挟んだまま煮炊きをして内容物を温め
る場合には、蓋との間の隙間から蒸気が逃げて味噌汁や
シチュー等を沸騰するまで煮炊きするのに、時間がかか
るなどの問題がある。
【0004】ところで、内部の蒸気を抜くのに、蓋の摘
み部分に開閉自在に蒸気抜き孔を形成し、摘み部分に設
けた操作部を操作することで、蒸気抜き孔を開口する蒸
気抜き器を備えた蓋付の鍋も提案されているが、このよ
うな構成のものにおいては、摘み部分の構成が複雑にな
り、コストも高くなるものである。本発明はこのような
問題を解消しようとするものであり、その目的とすると
ころは、先端の掬い部を内部に入れても蓋を傾けること
なく通常通りに閉塞し得るようにして、蓋と鍋本体との
間に隙間が生じるのを回避でき、内容物が早期にさめる
のを防止でき、煮炊きにおいても、蒸気を逃がすのを回
避でき、使いやすさを高め、杓子を外部に出して置く場
合のように、小皿などを必要とすることなく、かつ、杓
子に付着した内容物にて調理台などの周部を汚すのを回
避でき、しかも、煮炊き時において、必要に応じて蒸気
を抜くことができ、かつその蒸気の抜く量の調整もおこ
なえ、使いやすさを大幅に高め、このように構成を簡素
化し、コストを低下させ、しかして、その商品価値を大
幅に高めることができる鍋及び杓子付き鍋を提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、蓋
1を備えた鍋2であって、鍋本体3の口縁部に杓子5の
柄6が挿入される切欠き4が形成され、蓋1には鍋本体
3の上部に嵌合される位置合わせ用嵌合片9が垂下さ
れ、位置合わせ用嵌合片9には、切欠き4に対向すると
ともに杓子5の柄6を挿入することができる切除部7が
形成されて成ることを特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、鍋本体3及び蓋1は
円形であることを特徴とするものである。請求項3にお
いては、鍋本体3及び蓋1は四角形であることを特徴と
するものである。請求項4においては、切欠き4の下部
で鍋本体3の外面に、杓子5の柄6を略水平に載置する
載置台10を設けて成ることを特徴とするものである。
【0007】請求項5においては、切欠き4の下部で鍋
本体3の内面に、杓子5の柄6を略水平に載置する載置
台10を設けて成ることを特徴とするものである。請求
項6においては、切欠き4の下部で鍋本体3の内外面
に、杓子5の柄6を略水平に載置する載置台10を設け
て成ることを特徴とするものである。請求項7において
は、切欠き4は複数個あり、各々の巾を異ならせて成る
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項8においては、切除部7は複数個あ
り、各々の深さを異ならせて成ることを特徴とするもの
である。請求項9においては、鍋本体3の口縁部に杓子
5の柄6が挿入される切欠き4が形成され、蓋1には鍋
本体3の上部に嵌合される位置合わせ用嵌合片9が垂下
され、位置合わせ用嵌合片9には、切欠き4に対向する
とともに杓子5の柄6が挿入される切除部7が形成され
た鍋2と、柄6には上記鍋本体3の切欠き4に掛止めす
る掛止め片11が付設された杓子5とから構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項10においては、鍋本体3の口縁部
に杓子5の柄6が挿入される切欠き4が形成され、蓋1
には鍋本体3の上部に嵌合される位置合わせ用嵌合片9
が垂下され、位置合わせ用嵌合片9には、切欠き4に対
向するとともに杓子5の柄6が挿入される切除部7が形
成された鍋2と、柄6には対向する切欠き4と切除部7
間の隙間dを閉塞する閉塞片25が形成された杓子5と
から構成されることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1においては、切欠き4に杓子5の柄6
を挿入して杓子5の先端の掬い部13を内部に入れてお
いても柄6よりも太径となる握り部12の始端における
段部分が切欠き4に引っ掛かって杓子5の全体が鍋本体
3内に滑り落ちるのを回避し、切欠き4において杓子5
の柄6を保持することができる。蓋1をする場合に、蓋
1の切除部7に柄6を納めて切欠き4を閉塞するので、
柄6を挟んで蓋1が斜めになり、蓋1が不安定になり、
かつ、鍋本体3との間に隙間が生じるのを回避し、内容
物が早期にさめるのを回避し、煮炊きにおいても蒸気を
逃がすのを回避し、熱効率を高めることができる。この
ように、杓子を外部に出して置く場合のように、小皿な
どを必要とすることがなく、杓子5に付着した内容物に
て調理台などの周部を汚すのを回避することできる。そ
して、蓋1を取ると杓子5を容易に取出すことできる。
また、杓子5を入れたままでも隙間dを小さくして略密
閉状態にでき、衛生上も問題がない。このように、杓子
5を鍋2内に入れておいても衛生面を保つことができる
ものであり、杓子5を出して洗わなくてもよく、鍋2を
保管容器にも利用できる。そして、杓子5を外して蓋1
をしておく場合に、切欠き4と切除部7とを合わせてお
くことで、隙間dを形成し、この隙間dにおいて内部の
蒸気を抜き、内部の蒸気圧で蓋1を押し上げることで、
煮こぼれが生じるのを回避し、煮こぼれに起因してガス
の消火を回避することができ、かつ、蓋1に蒸気抜きの
ための小孔を設けるのを回避できる。しかして、使いや
すさを高め、その商品価値を大幅に高めることができ
る。
【0011】請求項2においては、円形の鍋本体3に対
して円形の蓋1を廻すことで、切欠き4に挿入された柄
6を蓋1の位置合わせ用嵌合片9の切除部7の一側縁に
おいて押して、蓋1の切除部7と鍋本体3の切欠き4の
両者の側端縁にて柄6を挟んで柄6を切欠き4の一側に
片寄せた状態に押さえることできる。例え切欠き4と切
除部7の巾を柄6の巾よりも充分に広くして、柄6を切
欠き4に容易に挿入して、使いやすさを高めたとして
も、蓋1を廻すことで、切欠き4の巾を柄6の巾程度に
狭くでき、切欠き4において蒸気を逃がすのを回避する
ことができる。そして、必要に応じて、蓋1を回転させ
て、その回転方向において生じる切欠き4と切除部7と
による隙間dの巾を調整して、蒸気の逃がし量を調整す
ることができる。このように蒸気の逃がし量を調整する
構成は、切欠き4と切除部7とで構成でき、蒸気の逃が
し量を調整する構成を簡素化し、コストダウンを図るこ
とができる。
【0012】請求項3のように、鍋本体3及び蓋1はそ
の外形形状は四角形であってもよいものである。請求項
4においては、柄6を切欠き4に入れながら載置台10
にて水平に支持することができる。先端の掬い部13が
内容物に触れることなく、また、内容物の有無にかかわ
らず杓子5を略水平の一定姿勢に支持することができ
る。そして、杓子5の柄6は通常は偏平であり、この偏
平な柄6を載置台10に置いて杓子5を略水平に載設支
持することで、切欠き4の高さは柄6の厚さに略等しく
でき、切欠き4の高さを柄6の厚さに抑え、切欠き4の
高さを低くし、鍋本体3の実質的な内容量を切欠き4を
形成することにより減少してしまうことを回避すること
ができる。そして、杓子5を略水平に載置台10に支持
させるのに、杓子5を上下反転させることで容易におこ
なえる。
【0013】請求項5においては、請求項4と同様な作
用を得ることができながら、載置台10は鍋本体3の内
部にあり、載置台10を外部のごみやほこりで汚すのを
回避することができる。杓子5の柄6を置くことで、載
置台10に汁が付いて汚れ、この載置台10が外部に現
れて外観を低下させるようなことがない。請求項6にお
いては、請求項4と同様な作用を得ることができなが
ら、載置台10は鍋本体3の内外にあり、内外の載置台
10に杓子5の柄6を長く支持することができ、杓子5
を安定的に載置することができる。内外の各々の載置台
10部分は、その長さを短くでき、特に外部の載置台1
0部分の長さを短くでき、載置台10が鍋本体3から突
出する長さを抑えることができる。
【0014】請求項7においては、煮炊きをする場合に
は、狭い巾の切欠き4に柄6を挿入しておいて、切欠き
4の巾が広いことによる蒸気の逃げを回避することがで
きる。そして、内容物を度々掬うなどの場合には、巾の
広い切欠き4を選んで柄6を入れておき、柄6を切欠き
4に入れやすくして、使いやすさを高めることができ
る。そして、広い巾の切欠き4においては、例えば、杓
子5を外しておいて、煮炊きをするのに良好に蒸気を逃
がして、豆などを長時間にわたって煮炊きする場合に、
吹きこぼれを防止することができる。
【0015】請求項8においては、例えば内容物が多量
に入っている場合には、柄6を切欠き4に入れ、そし
て、柄6が入れられた切欠き4に対向して深さの浅い切
除部7を選択して合わせ、切欠き4と切除部7との間に
生じる隙間dを小さくし、掬い部13を鍋本体3内にお
いて高くして内容物の上面に支持し、杓子5を略水平に
近い姿勢にし、このように水平に近い姿勢にすること
で、隙間dが余分に大きくなって、蒸気の漏れが生じる
のを回避することができる。そして、内容物が大きく減
った場合には、柄6が入れられた切欠き4に対して深さ
が深くなった切除部7を選択して合わせ、切欠き4と切
除部7との間の隙間dを大きくして、掬い部13を少な
くなった内容物の上面に載せるのに、握り部12と掬い
部13とが上から見ると近づくように起立回動し、杓子
5の柄6が水平面に対する立ち上がり角度を大きくする
ことを可能にし、内容物が減った場合にも柄6で蓋1を
押し上げるのを回避しながら、隙間dを小さくして、蒸
気を逃がすのをできるだけ抑えることができる。
【0016】請求項9においては、掛止め片11を切欠
き4に引っかけることで、柄6が滑るのを回避すること
ができる。内容物の増減や有無にかかわらず掬い部13
を鍋本体3内に入れながら柄6を掛止め片11を介して
切欠き4に吊下げ支持することができる。請求項10に
おいては、杓子5の柄を切欠き4とこれに対向する切除
部7間に入れながら、柄6に形成した閉塞片25によっ
て柄6と切欠き4又は柄6と切除部7間の隙間dを閉塞
することができ、杓子5を入れたまま蓋1をして内容物
を保管しておく場合に、上記隙間dを閉塞でき、衛生面
を高めることができる。
【0017】
【実施例】図1は鍋2に杓子5の一部を入れた使用状態
の斜視図を示し、図2はその断面図を示している。鍋2
は、円筒状の鍋本体3と円形の蓋1とで構成されてい
る。鍋本体3及び蓋1はアルミニウム、ステンレス鋼、
銅及び鉄などの金属製のものや、琺瑯仕上げされたも
の、或いは土鍋のような陶器、磁器、耐熱ガラス製など
のものがあり、その材質はどのようなものでもよい。そ
して、鍋本体3には一対の把手14,14が形成され、
持ち運びがおこなえるようになされ、蓋1の周部には位
置合わせ用嵌合片9が垂下され、鍋本体3の上部に若干
の隙間を介して挿入されて鍋本体3を閉塞することがで
きるようにしてある。蓋1には例えば合成樹脂製の摘み
15がビス16に内面側から固定されている。蓋1の周
縁部には、載設縁部17が形成され、載設縁部17が鍋
本体3の周部の上端面18に載設されるのである。この
場合、鍋本体3の上端面18に鍋本体3の中心部下方に
向けて傾斜するテーパー面を形成して、蓋1の中心と鍋
本体3の中心とが容易に合致するようにしておくとよ
い。杓子5は、例えばステンレス鋼製の柄6の下端部に
一連に掬い部13が略球形の一部の形状に凹入されて形
成され、柄6の上端部には合成樹脂製の握り部12が一
体成形されて付設されている。
【0018】そして、鍋本体3の口縁部には、杓子5の
柄6を挿入することができる切欠き4を形成してある。
切欠き4は杓子5の柄6の巾よりも広く、握り部12の
巾よりも狭くしてある。また、蓋1の位置合わせ用嵌合
片9には、切欠き4に対向するとともに杓子5の柄6を
挿入することができる切除部7を形成してある。位置合
わせ用嵌合片9の高さaは切欠き4の深さbよりも高く
してあり、蓋1の位置合わせ用嵌合片9を鍋本体3の上
部に嵌合して鍋本体3を閉塞する場合に、蓋1を回転さ
せて、切欠き4と切除部7との位置をずらせておくこと
で、切欠き4を位置合わせ用嵌合片9にて閉塞すること
ができるようにしてある。蓋1の切除部7を鍋本体3の
切欠き4に合致させた状態において、切除部7の上縁1
9と切欠き4の下縁20との間に隙間dが形成されるよ
うにしてある(図3参照)。
【0019】しかして、切欠き4に杓子5の柄6を挿入
して杓子5の先端の掬い部13を内部に入れておいても
柄6よりも太径となる握り部12の始端における段部分
が切欠き4に引っ掛かって杓子5の全体が鍋本体3内に
滑り落ちるのを回避するのである。このように、切欠き
4において杓子5を鍋本体3内に落ちないように保持し
ながら、蓋1をする場合に、切欠き4と切除部7との間
の隙間dに柄6を位置させ、このような隙間dはほとん
ど柄6にて埋まり、煮炊き時に蒸気や熱気が逃げるのを
回避している。このような蓋1の閉塞状態においては、
蓋1の載置縁部17が鍋本体3の周部の上端面18に載
置されて、密閉されるのであり、従来のように、杓子5
の掬い部13を鍋本体3の内部に入れて蓋1をする場合
のように、柄6を挟んで蓋1が斜めになり、蓋1が不安
定になり、かつ、鍋本体3との間に隙間が生じるのを回
避し、内容物が早期にさめるのを回避し、煮炊きにおい
ても蒸気を逃がすのを回避し、熱効率を高める。そし
て、杓子5を外部に出して置く場合のように、小皿など
を必要とすることなく、かつ、杓子5に付着した内容物
にて調理台などの周部を汚すのを回避するのである。ま
た、蓋1を取ると杓子5を容易に取出すことができるの
である。ところで、杓子5を入れたままで隙間dを抑え
て略密閉して、衛生面を高めるのであり、このように、
杓子5を鍋2内に入れておいても衛生面を保ち、杓子5
を出して洗わなくてもよく、鍋2を保管容器にも利用が
できるのである。そして、杓子5を外して蓋1をしてお
く場合に、切欠き4と切除部7とを合わせておくこと
で、隙間dを形成し、この隙間dにおいて内部の蒸気を
抜き、内部の蒸気圧で蓋1を押し上げ、煮こぼれを回避
し、煮こぼれに起因してガスの消火を回避するのであ
る。更に、必要に応じて、蓋1を回転させて、その回転
方向において生じる切欠き4と切除部7とによる隙間d
の巾を調整して、蒸気の逃がし量を調整するのである。
このように蒸気の逃がし量を調整する構成は、切欠き4
と切除部7とで構成でき、蒸気の逃がし量を調整する構
成を簡素化し、コストダウンを図るのである。結果とし
て、使いやすさを高め、その商品価値を大幅に高めるの
である。
【0020】図5は他の実施例を示していて、鍋本体3
の切欠き4及び蓋1の切除部7の巾を柄6の巾よりも充
分に広くしたものである。このように、切欠き4の巾を
柄6の巾よりも充分に広くすることで、柄6を切欠き4
に容易に入れることができ、内容物を度々掬うなどの場
合には便利である。また、切除部7の巾も柄6の巾より
も充分に広くて、切除部7に柄6を容易に挿入しやす
く、蓋1を閉塞する動作も容易におこなえる。更に、鍋
本体3に対して蓋1を廻すことで、切欠き4に挿入され
た柄6を蓋1の位置合わせ用嵌合片9の切除部7の一側
縁において押し、蓋1の切除部7と鍋本体3の切欠き4
の両者の側端縁にて柄6を挟んで柄6を切欠き4の一側
に片寄せた状態に押さえておくのである。しかして、例
え切欠き4を柄6の巾よりも充分に広くして、柄6を切
欠き4に容易に挿入できて、使いやすさを高めたとして
も、蓋1を廻すことで、切欠き4の巾を柄6の巾程度に
狭くでき、切欠き4において蒸気を逃がすのを回避する
のである。このような実施例においては、必要に応じ
て、蓋1を回転させて、その回転方向において生じる切
欠き4と切除部7とによる隙間dの巾を調整して、蒸気
の逃がし量を調整するのである。このような実施例の変
形例としては、図6(a)(b)のものがあり、その他
に種々設計変更可能である。
【0021】図7は更に他の実施例を示し、切欠き4の
下部で鍋本体3の外面に、杓子5の柄6を略水平に載置
する載置台10を設けたものである。図7(a)は、載
置台10から垂下片21を一連に垂下させ、この垂下片
21を鍋本体3の外面に例えば溶接などの取付け手段に
て取付けたものである。図7(b)は載置台10の両端
に起立片22,22を起立させて、載置台10に載置し
た柄6を載置台10から外れるのを回避することができ
るようにしたものである。このように、切欠き4の下部
で鍋本体3の外面に、杓子5の柄6を略水平に載置する
載置台10を設けることで、柄6を切欠き4に入れなが
ら載置台10にて水平に支持して、先端の掬い部13を
内容物に触れることなく、また、内容物の有無にかかわ
らず杓子5を略水平の一定姿勢に支持できるのである。
ところで、杓子5の柄6は通常は偏平であり、この偏平
な柄6を載置台10に置いて杓子5を略水平に支持する
ことで、切欠き4の高さは柄6の厚さに略等しくできる
のである。しかして、切欠き4の高さを柄6の厚さに抑
え、切欠き4の高さを低くし、鍋本体3の実質的な内容
量を切欠き4を形成することで減少させるのを回避す
る。また、杓子5を略水平に載置台10に支持させるの
に、杓子5の握り部12をその掬い部13にて内容物を
掬うように持ち、そのまま、杓子5を上下反転させるこ
とで容易におこなえるのである。この場合、切欠き4の
高さは種々設計変更可能である。また、載置台10を鍋
本体3の外面に取付けるのに、図8に示すように、切欠
き4の下方に相当の距離を隔てて載置台10を取付け、
蓋1の位置合わせ用嵌合片9を鍋本体3の上部の外面に
嵌合し、この場合、位置合わせ用嵌合片9が載置台10
に当接するのを回避するものである。
【0022】図9は更に他の実施例を示していて、載置
台10を鍋本体3の内部に設けたものである。即ち、載
置台10には縦片と水平片とで凹段部24が形成され、
凹段部24には垂下片21が垂下され、この垂下片21
を鍋本体3の内面に例えば溶接などにて取付けたもので
ある。この場合、切欠き4の底面と載置台10の載置面
とは略面一になり、切欠き4の底面と載置台10の載置
面との間には凹段部24が形成され、杓子5の柄6を載
置台10においた場合に、柄6に伝わるスープなどが凹
段部24にて水切りされて、スープなどが切欠き4の底
面へと伝わるのを回避し、スープなどが鍋本体3の外部
へと流下するのを防止できるようにしたものである。ま
た、蓋1の位置合わせ用嵌合片9が鍋本体3の内部に嵌
合される場合に、その位置合わせ用嵌合片9が載置台1
0の凹段部24に入り込むものである。そして、鍋本体
3の上部外周には、嵌合段部27が形成され、この嵌合
段部27には蓋1の位置合わせ用嵌合片9が嵌合され
る。図9(b)は杓子5の柄6を載置台10に載置さ
せ、鍋本体3に蓋1を被せて切欠き4と切除部7とを一
致させた状態を示している。図9(c)は杓子5を外
し、切欠き4に対する切除部7の位置を変更して、切欠
き4を位置合わせ用嵌合片9にて閉塞した状態を示して
いる。
【0023】図10は更に他の実施例を示していて、載
置台10を鍋本体3の内外面に設けたものである。この
実施例においては、載置台10は鍋本体3の内外にあ
り、内外の載置台10に杓子5の柄6を長く支持するの
であり、杓子5を安定的に載置できるのである。また、
内外の各々の載置台10部分は、その長さを短くでき、
特に外部の載置台10部分の長さを短くでき、載置台1
0が鍋本体3から突出する長さを抑えることができる。
そして、載置台10の形状形態は種々設計変更可能であ
る。
【0024】図11は更に他の実施例を示し、杓子5の
柄6には切欠き4に掛止めする掛止め片11を付設し
て、切欠き4に掛止め片11を引っ掛けることで、柄6
が滑るのを回避でき、内容物の増減や有無にかかわらず
掬い部13を鍋本体3内に入れながら柄6を掛止め片1
1を介して切欠き4に吊下げ支持できるものである。そ
して、図11(a)の実施例においては、杓子5の柄6
における重心を挟むように一対の掛止め片11,11が
柄6の表面側に鍋本体3の周壁の厚みよりもやや広い間
隔を隔てて付設され、杓子5を表裏反転させてバランス
を取って略水平に支持することができるようにしたもの
である。また、図11(b)は柄6をその重心部分を挟
むように二箇所で折り曲げ、この折り曲げ箇所における
柄6の裏面に一対の掛止め片11,11を鍋本体3の周
壁の厚みよりもやや広い間隔を隔てて付設し、更に、外
側の掛止め片11の長さを長くして、一対の掛止め片1
1,11間に切欠き4における鍋本体3の周側壁部分を
挟持し、杓子5を上向きにして保持することができるよ
うにしたものである。この場合、一対の掛止め片11,
11にて杓子5を切欠き4に略水平に支持でき、切欠き
4の高さを柄6の厚さに抑え、切欠き4の高さを低く
し、鍋本体3の実質的な内容量を切欠き4を形成するこ
とで減少させるのを回避するのである。そして、掛止め
片11の形状形態は種々設計変更可能である。
【0025】図12は更に他の実施例を示していて、鍋
本体3における切欠き4を周方向に間隔を隔てて複数個
形成し、各々の巾を異ならせたものである。このよう
に、複数個の切欠き4の巾を異ならせることで、例え
ば、内容物を度々掬うなどの場合には、柄6を巾の広い
切欠き4を選んで入れておき、柄6を切欠き4に入れや
すくして、使いやすさを高め、そして、内容物の温度が
下がって煮炊きをする場合には、狭い巾の切欠き4に柄
6を挿入しておいて、切欠き4の巾が広いことによる蒸
気の逃げを回避するのである。この場合、蓋1の切除部
7は1個でよい。
【0026】図13は更に他の実施例を示していて、蓋
1の切除部7は複数個設けてあり、各々の深さを異なら
せたものである。このように、複数個の切除部7の深さ
を異ならせることで、例えば内容物が多量に入っている
場合には、柄6を鍋本体3の切欠き4に入れ、そして、
柄6が入れられた切欠き4に対向して深さの浅い切除部
7dを選択して合わせるのである。この場合、切欠き4
と切除部7dとの間に生じる隙間dが小さくなり、掬い
部13を鍋本体3内において高くなった内容物の上に載
せ、杓子5を略水平に近い姿勢にして、このように水平
に近い姿勢にすることで、隙間dが余分に大きくなっ
て、蒸気の漏れが生じるのを回避するのである(図2参
照)。そして、内容物が大きく減った場合には、柄6が
入れられた切欠き4に対して深さが深くなった切除部7
aを選択して合わせ、切欠き4と切除部7aとの間の隙
間dを大きくして、掬い部13を少なくなった内容物の
上面に載せるのに、握り部12と掬い部13とが上から
見ると近づくように起立回動し、杓子5の柄6が水平面
に対する立ち上がり角度を大きくすることを可能にし、
内容物が減った場合にも柄6で蓋1を押し上げるのを回
避しながら、隙間dを小さくして、蒸気を逃がすのをで
きるだけ抑えるのである(図14参照)。この場合、図
13(a)に示すように、蓋1の表面には切除部7・・
の深さに応じて順番に算用数字、ローマ数字、アルファ
ベッドのような目印αを刻印しておき、鍋本体3の切欠
き4に対して蓋1の切除部7a,7b,7c,7dを選
択して合わせやすくするようにするとよい。
【0027】図15は更に他の実施例を示し、鍋2の蓋
1及び鍋本体3を略正方形にし、切欠き4及び切除部7
はやや巾の狭いものを1個設けるものである。(a)は
蓋1の底面図、(b)は鍋本体3の平面図である。図1
6は更に他の実施例を示し、鍋2の蓋1及び鍋本体3を
略正方形にし、蓋1には巾広の切除部7を1個形成し、
鍋本体3には巾広の切欠き4とその対向辺に巾の狭い切
欠き4を形成するものである。同図(a)は蓋1の底面
図、同図(b)は鍋本体3の平面図である。そして、図
示はしないが、切欠き4を三辺に設けておいてもよいも
のである。
【0028】図17は更に他の実施例を示し、鍋2の蓋
1及び鍋本体3を略長方形にし、切欠き4及び切除部7
は1個設けるものである。同図(a)は蓋1の底面図、
同図(b)は鍋本体3の平面図である。図18は更に他
の実施例を示し、杓子5の柄6の断面が同図(a)のよ
うに円形である場合、同図(b)のように半円状である
場合、同図(c)のように円形の一部が切除されている
円弧状であるなどの場合において、鍋本体3の切欠き4
の底部を略半円状にして、柄6を切欠き4の底部に良好
に合致するようにしたものである。そして、杓子5の柄
6の断面が楕円である場合には、切欠き4の底部の形状
も柄6の断面の裏面の形状に一致させるようにするとよ
い。このように、切欠き4の底部の形状形態は柄6の断
面形状に一致するように種々設計変更可能である。ま
た、蓋1の位置合わせ用嵌合片9の切除部7の形状も同
図(d)(e)に示す形状の他に種々設計変更可能であ
る。
【0029】図19は更に他の実施例を示していて、蓋
1における位置合わせ用嵌合片9は同図(a)のよう
に、鍋本体3の周側壁の外部に嵌合するようにしてもよ
く、この場合、同図(b)に示すように、周側壁の上部
を内方に折り曲げておいてもよい。そして、同図(c)
のように、位置合わせ用嵌合片9を鍋本体3の内方に挿
入しながら、蓋1側の載設縁部17を傾斜面に形成し、
鍋本体3の上端面18に形成したテーパー面に合致し、
蓋1が鍋本体3の中心に位置するようにしてもよいもの
である。
【0030】図20及び図21は更に他の実施例を示し
ていて、杓子5の握り部12の先端に例えば握り部12
と同材質の合成樹脂製の鍔状の閉塞片25を握り部12
に一体的に設けたものである。図20の閉塞片25は円
弧状になされて、円形の鍋本体3及び蓋1の円弧外面に
合致するようにしたものである。図21の閉塞片25は
平坦な板状に形成されて、四角形の鍋本体3及び蓋1の
平坦な外面に合致するようにしたものである。例えば、
鍋本体3の内部に設けられた載置台10に杓子5の柄6
を載置し、閉塞片25を蓋1の切欠き4の外周面部分及
び鍋本体3の切除部7の外周部分に配置させることで、
杓子5の柄6を切欠き4とこれに対向する切除部7間に
入れながら、柄6に形成した閉塞片25によって柄6と
切欠き4及び柄6と切除部7間の隙間dを閉塞すること
ができるようにしてある。
【0031】このように、柄6を載置台10に載せて杓
子5を安定的に載置させるための条件は、杓子5の重心
が載置台10の先端と鍋本体3の切欠き4間にあればよ
い。ところで、載置台10に安定的に載置してある杓子
5を鍋2の外方に略水平に引き抜いて、柄6の閉塞片2
5を鍋本体3及び蓋1から約2cm程度離したときも、
杓子5の重心が載置台10の先端と鍋本体3の切欠き4
間にあれば、使いやすくてよい。そして、杓子5を長く
水平移動させてもその重心位置が大きく変わらないよう
にするためには、掬い部13の重量を軽くすることで上
記の条件を満たすことができる。即ち、一例として、掬
い部13とこれに一体化されて約4cm程度の長さの柄
部分を合成樹脂製にし、この合成樹脂製の柄部分にステ
ンレス鋼の柄6を挿入して接着して形成することで上記
の条件を満たすことができる。また、握り部12の重量
を重くしても上記の条件を満たすことができる。即ち、
握り部12の長さを使いやすさを損なわない程度に長く
したり、握り部12の厚みを厚くしたり、また、握り部
12に挿入されるステンレス鋼の柄6の部分の長さを長
くしたり、厚くしたりすることでも上記の条件を満たす
ことができる。また、鍋本体3の内部に設けた載置台1
0の長さを先端側に延長するようにしてもよいものであ
る。ところで、図20、図21の実施例においては、上
述のように、掬い部13が合成樹脂製になされた杓子5
に実施されるものである。
【0032】図22は更に他の実施例を示し、閉塞片2
5に対向させて、掛止め片11を柄6に設けたものであ
る。この場合、掛止め片11と閉塞片25との間隔は略
一定、つまり、鍋本体3の厚みに略一致させてある。こ
のように、掛止め片11と閉塞片25を対向させて設け
た杓子5は、鍋2に付けて販売される。図23に示すよ
うに、柄6を切欠き4に入れ、掛止め片11と閉塞片2
5にて鍋本体3を挟んで、柄6と切欠き4及び柄6と切
除部7間の隙間dを閉塞するものである。この場合、図
23(a)の実施例は、閉塞片25及び掛止め片11は
柄6に対して略直角に取付けられて、掬い部13を下に
して杓子5の柄6を略水平に鍋本体3に支持させるよう
にし、そして、同図(b)の実施例においては、閉塞片
25及び掛止め片11は柄6に対して斜めに取付けられ
て、掬い部13を上にして杓子5の柄6を鍋本体3に斜
めに支持させるようにしたものである。このような実施
例においては、図24に示すように、柄6を載置台10
に載置させたり、図2に示すような形態に使用できるの
は言うまでもない。
【0033】図25は更に他の実施例を示していて、杓
子5の柄6に閉塞片25とこれに対向して掛止め片11
が設けられ、掛止め片11にはねじ孔が形成されて先端
に押さえ具30を取付けたビス29が進退自在にねじ込
まれ、このビス29の調整にて鍋本体3の厚さの変動に
対処して、杓子5を鍋本体3にがたつきなく保持させる
ことができるようにしたものである。同図(a)は円形
の鍋2に使用する杓子5で、その閉塞片25も円弧状に
形成されている。同図(b)は四角形の鍋2に使用する
杓子5で、その閉塞片25も平坦な板状に形成されてい
る。閉塞片25の形状形態も種々設計変更可能である。
【0034】とろこで、このような閉塞片25には、焼
成された例えばフェライト磁石を付設して、蓋1や鍋本
体3に磁着して、閉塞片25による閉塞機能を高めるよ
うにするとよい。この場合、蓋1及び鍋本体3は、磁性
体製であればよく、例えば、鉄製はもちろん、ステンレ
ス鋼製や金属母材に琺瑯層を積層した琺瑯仕上げされた
ものなどがある。閉塞片25は、柄6と同材質のステン
レス鋼のような磁性体にして、フェライト磁石を付設し
てもよい。
【0035】このように、切欠き4と切除部7との間の
隙間dを閉塞片25で閉塞することで、隙間dから虫な
どが侵入するのを阻止し、また、掬い部13と柄6を鍋
本体3内に入れながら隙間dを閉塞し、蒸気の漏れを出
しを防止し、煮炊きを続行することができるものであ
る。本発明の鍋は、家庭用はもちろん、業務用のものに
も適用できるものである。
【0036】また、実施例においては、本発明の精神を
逸脱しない範囲内において種々設計変更が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1においては、蓋を備え
た鍋であって、鍋本体の口縁部に杓子の柄を挿入するこ
とができる切欠きを形成し、蓋には鍋本体の上部に嵌合
される位置合わせ用嵌合片が垂下され、位置合わせ用嵌
合片には、切欠きに対向するとともに杓子の柄を挿入す
ることができる切除部を形成してあるから、切欠きに杓
子の柄を挿入して杓子の先端の掬い部を内部に入れてお
いても柄よりも太径となる握り部の始端における段部分
が切欠きに引っ掛かって杓子の全体が鍋本体内に滑り落
ちるのを回避でき、切欠きにおいて杓子の柄を保持する
ことができ、そして、蓋をする場合に、蓋の切除部に柄
を納めて切欠きを閉塞でき、柄を挟んで蓋が斜めにな
り、蓋が不安定になり、かつ、鍋本体との間に隙間が生
じるのを回避でき、内容物が早期にさめるのを回避で
き、煮炊きにおいても蒸気を逃がすのを回避でき、熱効
率を高めることができる。そして、杓子を外部に出して
置く場合のように、小皿などを必要とすることなく、か
つ、杓子に付着した内容物にて調理台などの周部を汚す
のを回避でき、しかも、蓋を取ると杓子を容易に取出す
ことができ、そして、杓子を入れたままで隙間を抑えて
略密閉して、衛生面を高めることができ、このように、
杓子を鍋内に入れておいても衛生面を保ち、杓子を出し
て洗わなくてもよく、鍋を保管容器にも利用できる。そ
して、杓子を外して蓋をしておくのに、切欠きと切除部
とを合わせておくことで、隙間を形成し、この隙間にお
いて内部の蒸気を抜き、内部の蒸気圧で蓋を押し上げ、
煮こぼれを回避し、煮こぼれに起因してガスの消火を回
避することができ、かつ、蓋に蒸気抜きのための小孔を
設けるのを回避できるという利点がある。しかして、使
いやすさを高め、その商品価値を大幅に高めることがで
きるという利点がある。
【0038】請求項2においては、鍋本体及び蓋は円形
であるから、鍋本体に対して蓋を廻すことで、切欠きに
挿入された柄を蓋の位置合わせ用嵌合片の切除部の一側
縁において押し、蓋の切除部と鍋本体の切欠きの両者の
側端縁にて柄を挟んで柄を切欠きの一側に片寄せた状態
に押さえておくことができ、例え切欠きを柄の巾よりも
充分に広くして、柄を切欠きに容易に挿入できて、使い
やすさを高めるようにしても、蓋を廻すことで、切欠き
の巾を柄の巾程度に狭くでき、切欠きにおいて蒸気を逃
がすのを回避できるという利点がある。そして、必要に
応じて、蓋を回転させて、その回転方向において生じる
切欠きと切除部とによる隙間の巾を調整して、蒸気の逃
がし量を調整することができ、このように蒸気の逃がし
量を調整する構成は、切欠きと切除部とで構成でき、蒸
気の逃がし量を調整する構成を簡素化し、コストダウン
を図ることができるという利点がある。
【0039】請求項3のように、鍋本体及び蓋は四角形
にしてもよいものである。請求項4においては、切欠き
の下部で鍋本体の外面に、杓子の柄を略水平に載置する
載置台を設けてあるから、柄を切欠きに入れながら載置
台にて水平に支持でき、先端の掬い部を内容物に触れる
ことなく、また、内容物の有無にかかわらず杓子を略水
平の一定姿勢に支持できるという利点がある。そして、
杓子の柄は通常は偏平であり、この偏平な柄を載置台に
置いて杓子を略水平に載設支持することで、切欠きの高
さは柄の厚さに略等しくでき、切欠きの高さを柄の厚さ
に抑え、切欠きの高さを低くし、鍋本体の実質的な内容
量を切欠きを形成することで減少させるのを回避するこ
とができるという利点がある。
【0040】請求項5においては、切欠きの下部で鍋本
体の内面に、杓子の柄を略水平に載置する載置台を設け
てあるから、請求項4と同様な効果を得ることができな
がら、載置台は鍋本体の内部にあり、載置台を外部のご
みやほこりで汚すのを回避でき、かつ、杓子の柄を置く
ことで、載置台に汁が付いて汚れ、この載置台が外部に
現れて外観を低下させるようなことがないという利点が
ある。
【0041】請求項6においては、切欠きの下部で鍋本
体の内外面に、杓子の柄を略水平に載置する載置台を設
けてあるから、請求項4と同様な効果を得ることができ
ながら、載置台は鍋本体の内外にあり、このような内外
の載置台に杓子の柄を長く支持することができ、杓子を
安定的に載置でき、しかも、内外の各々の載置台部分
は、その長さを短くでき、特に外部の載置台部分の長さ
を短くでき、載置台が鍋本体の外部に突出するのをでき
るだけ抑えることができるという利点がある。
【0042】請求項7においては、切欠きは複数個あ
り、各々の巾を異ならせてあるから、煮炊きをする場合
には、狭い巾の切欠きに柄を挿入しておいて、切欠きの
巾が広いことによる蒸気の逃げを回避し、そして、内容
物を度々掬うなどの場合には、柄を巾の広い切欠きを選
んで入れておき、柄を切欠きに入れやすくして、使いや
すさを高めることができるという利点がある。そして、
広い巾の切欠きにおいては、煮炊き時に良好に蒸気を逃
がして、豆などを長時間にわたって煮炊きする場合に、
吹きこぼれを回避することができるという利点がある。
請求項8においては、切除部は複数個あり、各々の深さ
を異ならせてあるから、例えば内容物が多量に入ってい
る場合には、柄を切欠きに入れ、そして、柄が入れられ
た切欠きに対向して深さの浅い切除部を選択して合わ
せ、切欠きと切除部との間に生じる隙間を小さくし、掬
い部を鍋本体内において高くなって内容物の上面に支持
し、杓子を略水平に近い姿勢にして、このように水平に
近い姿勢にすることで、隙間が余分に大きくなって、蒸
気の漏れが生じるのを回避し、そして、内容物が大きく
減った場合には、柄を入れられた切欠きに対して深さの
深い切除部を選択して合わせ、切欠きと切除部との間の
隙間を大きくして、掬い部を少なくなった内容物の上面
に載せるのに、握り部と掬い部とが上から見ると近づく
ように起立回動し、杓子の柄が水平面に対する立ち上が
り角度を大きくすることを可能にし、内容物が減った場
合にも柄で蓋を押し上げるのを回避しながら、隙間を小
さくして、蒸気を逃がすのをできるだけ抑えることがで
きるという利点がある。
【0043】請求項9においては、杓子の柄には切欠き
に掛止めする掛止め片を付設してあるから、掛止め片を
切欠きに引っかけることで、柄が滑るのを回避でき、内
容物の増減や有無にかかわらず掬い部を鍋本体内に入れ
ながら柄を掛止め片を介して切欠きに吊下げ支持できる
という利点がある。請求項10においては、杓子の柄に
は、対向する切欠きと切除部間の隙間を閉塞する閉塞片
が形成されているから、杓子の柄を切欠きとこれに対向
する切除部間に入れながら、柄に形成した閉塞片によっ
て柄と切欠き又は柄と切除部間の隙間を閉塞でき、杓子
を入れたまま蓋をして内容物を保管しておく場合に、上
記隙間を閉塞でき、衛生面を高めることができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の部分拡大側面図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の他の実施例の断面図である。
【図6】(a)(b)は同上の他の実施例の断面図であ
る。
【図7】(a)(b)は同上の他の実施例の斜視図であ
る。
【図8】(a)(b)(c)は同上の他の実施例の斜視
図、断面図、断面図である。
【図9】(a)(a)(b)は同上の他の実施例の斜視
図、断面図、断面図である。
【図10】同上の他の実施例の斜視図である。
【図11】(a)(b)は同上の他の実施例の説明図で
ある。
【図12】同上の他の実施例の鍋本体の平面図である。
【図13】(a)(b)(c)は同上の他の実施例の蓋
の平面図、底面図、切除部の展開側面図である。
【図14】同上の使用状態の断面図である。
【図15】(a)(b)は同上の他の実施例の蓋の底面
図、鍋本体の平面図である。
【図16】(a)(b)は同上の他の実施例の蓋の底面
図、鍋本体の平面図である。
【図17】(a)は同上の他の実施例の蓋の底面図、
(b)は鍋本体の平面図である。
【図18】同上の他の実施例を示し、(a)(b)
(c)は柄の断面図、(d)(e)は全体断面図であ
る。
【図19】同上の他の実施例を示し、(a)(b)
(c)は蓋の位置合わせ用嵌合片と鍋本体との嵌合形態
を示す部分断面図である。
【図20】同上の杓子の柄に設けた閉塞片を示し、
(a)は一部破断した平面図、(b)は一部破断した側
面図、(c)は正断面図である。
【図21】同上の杓子の閉塞片の他の実施例を示し、
(a)は一部破断した平面図、(b)は一部破断した側
面図、(c)は正断面図である。
【図22】同上の他の実施例を示し、(a)は一部破断
した側面図、(b)は一部破断した側面図である。
【図23】(a)(b)は同上の使用状態の断面図であ
る。
【図24】同上の使用状態を示す部分断面図である。
【図25】(a)(b)は同上の他の実施例の使用状態
を示す一部破断した側面図である。
【符号の説明】
1 蓋 2 鍋 3 鍋本体 4 切欠き 5 杓子 6 柄 7 切除部 9 位置合わせ用嵌合片 10 載置台 11 掛止め片 25 閉塞片
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】(a)(b)(c)は同上の他の実施例の斜視
図、断面図、断面図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋を備えた鍋であって、鍋本体の口縁部
    に杓子の柄が挿入される切欠きが形成され、蓋には鍋本
    体の上部に嵌合される位置合わせ用嵌合片が垂下され、
    位置合わせ用嵌合片には、切欠きに対向するとともに杓
    子の柄が挿入される切除部が形成されて成ることを特徴
    とする鍋。
  2. 【請求項2】 鍋本体及び蓋は円形であることを特徴と
    する請求項1記載の鍋。
  3. 【請求項3】 鍋本体及び蓋は四角形であることを特徴
    とする請求項1記載の鍋。
  4. 【請求項4】 切欠きの下部で鍋本体の外面に、杓子の
    柄を略水平に載置する載置台を設けて成ることを特徴と
    する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の鍋。
  5. 【請求項5】 切欠きの下部で鍋本体の内面に、杓子の
    柄を略水平に載置する載置台を設けて成ることを特徴と
    する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の鍋。
  6. 【請求項6】 切欠きの下部で鍋本体の内外面に、杓子
    の柄を略水平に載置する載置台を設けて成ることを特徴
    とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の鍋。
  7. 【請求項7】 切欠きは複数個あり、各々の巾を異なら
    せて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請
    求項3記載の鍋。
  8. 【請求項8】 切除部は複数個あり、各々の深さを異な
    らせて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は
    請求項3記載の鍋。
  9. 【請求項9】 鍋本体の口縁部に杓子の柄が挿入される
    切欠きが形成され、蓋には鍋本体の上部に嵌合される位
    置合わせ用嵌合片が垂下され、位置合わせ用嵌合片に
    は、切欠きに対向するとともに杓子の柄が挿入される切
    除部が形成された鍋と、柄には上記鍋本体の切欠きに掛
    止めする掛止め片が付設された杓子とから成ることを特
    徴とする杓子付き鍋。
  10. 【請求項10】 鍋本体の口縁部に杓子の柄が挿入され
    る切欠きが形成され、蓋には鍋本体の上部に嵌合される
    位置合わせ用嵌合片が垂下され、位置合わせ用嵌合片に
    は、切欠きに対向するとともに杓子の柄が挿入される切
    除部が形成された鍋と、柄には対向する切欠きと切除部
    間の隙間を閉塞する閉塞片が形成された杓子とから成る
    ことを特徴とする杓子付き鍋。
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