JP3120891U - 土鍋セット - Google Patents
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Abstract
【課題】食卓を狭くしない、食卓景観を損ねない土鍋セットを提供することを目的としている。
【解決手段】 蓋4は、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体12と、この蓋本体12を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体12と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部13と、蓋本体12を立てた状態において蓋本体12の内側下部に位置する部位に設けられた杓子5の掬い部14を止め受けるための、露溜めを兼ねた凹み形態の杓子止め受け部16とからなっている。杓子の露や蓋に付いた露は杓子止め受け部16(露溜め部)に溜まり、食卓などを汚さないようになっている。
【選択図】図5
【解決手段】 蓋4は、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体12と、この蓋本体12を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体12と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部13と、蓋本体12を立てた状態において蓋本体12の内側下部に位置する部位に設けられた杓子5の掬い部14を止め受けるための、露溜めを兼ねた凹み形態の杓子止め受け部16とからなっている。杓子の露や蓋に付いた露は杓子止め受け部16(露溜め部)に溜まり、食卓などを汚さないようになっている。
【選択図】図5
Description
本考案は、土鍋セットに関する。
従来、土鍋と、指で摘まむ摘み部を頂部に設けた内蓋と、蓋とから構成されてなる、御飯を炊くのに優れた土鍋セットが知られている。
また、特開2000−116523に鍋蓋を立て置く機能を有する、蓋本体とは別体の取っ手を設けた鍋蓋が開示されている。
特開2000−116523
特になし
また、特開2000−116523に鍋蓋を立て置く機能を有する、蓋本体とは別体の取っ手を設けた鍋蓋が開示されている。
御飯を炊く内蓋を有する土鍋セットは、内蓋の摘みが小さいものであり、鍋から取り除いたらテーブルに仰向かせ状態で置くだけしかなくテーブルを狭くする、しずくを垂らす、雑然として食卓景観を損ねるなどの欠点を有するものであったし、蓋も鍋から取り除いたら仰向かせ状態に置かなければならず、テーブルを狭くする、雑然として食卓景観を損ねるなどの欠点を有するものであったし、使用した杓子は仰向かせ置いた蓋に置くのであるが、これも雑然として食卓景観を損ねるという欠点を有するものであった。
特許文献1の鍋蓋は、使用したレンゲなどの杓子を置く場合には、鍋蓋を仰向かせ置かなければならず、このような場合はテーブルを狭くする、しずくや汁をテーブルに垂らす、雑然として食卓の景観を損ねるという欠点を有するものであった。
特許文献1の鍋蓋は、使用したレンゲなどの杓子を置く場合には、鍋蓋を仰向かせ置かなければならず、このような場合はテーブルを狭くする、しずくや汁をテーブルに垂らす、雑然として食卓の景観を損ねるという欠点を有するものであった。
本考案は以上のような従来技術の欠点に鑑み、食卓を狭くしない、食卓景観を損ねない土鍋セットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本考案は次のような構成となっている。
<請求項1記載の考案>
土鍋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成している。
<請求項2記載の考案>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
この内蓋の上に載せる内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部、
とからなる土鍋蓋とで土鍋セットを構成している。
<請求項3記載の考案>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成している。
<請求項1記載の考案>
土鍋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成している。
<請求項2記載の考案>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
この内蓋の上に載せる内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部、
とからなる土鍋蓋とで土鍋セットを構成している。
<請求項3記載の考案>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成している。
以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の考案効果>
土鍋と、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部とからなる土鍋蓋と、取っ手および掬い部からなる杓子本体および、該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成しているので、
立て状態の土鍋蓋に杓子を立て置き状態で保持できるので、テーブルを狭くすること無く、しずくや汁でテーブルを汚すことなく、且つ煩雑な感じを与えず食卓の景観を損なわない整った景観を演出するという効果を得ることができる。
<請求項2記載の考案の効果>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、とからなる内蓋と、この内蓋の上に載せる内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部、とからなる土鍋蓋とで土鍋セットを構成しているので、
(1)従来の取っ手つきの土鍋と違って、全周にわたって指掛け外縁部と指掛け突起部が形成されているので、向きを気にすることなく、ガスレンジや電子レンジに置くことができ、どこからでも土鍋を両手で掴み持つことができる、
(2)指掛け外縁部が全周にわたって均一の形態で設けてあるので、パーティなど、テーブルを囲んでお客をもてなすとき、鍋の取っ手の向きを気にしていた従来の土鍋と違い、向きを気にすることなく、食卓に置くことができる。
(3)内蓋の高さが低いので、内蓋をした土鍋をそのまま電子レンジに入れて加熱調理を行うことができる。
(4)内蓋は平板形態あるいは浅い湾曲形態であり、且つ片手の全指で掴み持つことができ、且つ安定した皿として使用できる広さの高台を設けた形態としているので、熱い土鍋を載せる、蓋を載せ置く、他の料理や鍋の具などの皿として、幅広く使用することができる。
(5)内蓋に蓋を載せた形態でも、電子レンジに入れての調理ができる。
(6)蓋を食卓に立て置くことができるので、食卓を狭くすること無く且つ煩雑感の無い整った食卓を演出する。もちろん料理中も、調理台やまな板の上など、どこにでも自由に置くことができる。
などの効果を得ることができる。
(7)内蓋に蓋を載せて2重に密閉できるので機密性が高く、しかも冷めにくい土鍋であるので、煮物には最適である。特にご飯を炊く場合に、「初めちょろちょろ、なかぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな、」の言い伝えどおりの、最上級のおいしいご飯が炊ける。
<請求項3記載の考案の効果>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、この指掛け外縁部の縁下に全周にわたって凸状に形成された指掛け突起部および、該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部とからなる土鍋と、前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台とからなる内蓋と、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部とからなる土鍋蓋と、取っ手および掬い部からなる杓子本体および、該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成しているので、
前記請求項1と2記載の発明の効果をあわせて得ることができる。
<請求項1記載の考案効果>
土鍋と、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部とからなる土鍋蓋と、取っ手および掬い部からなる杓子本体および、該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成しているので、
立て状態の土鍋蓋に杓子を立て置き状態で保持できるので、テーブルを狭くすること無く、しずくや汁でテーブルを汚すことなく、且つ煩雑な感じを与えず食卓の景観を損なわない整った景観を演出するという効果を得ることができる。
<請求項2記載の考案の効果>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、とからなる内蓋と、この内蓋の上に載せる内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部、とからなる土鍋蓋とで土鍋セットを構成しているので、
(1)従来の取っ手つきの土鍋と違って、全周にわたって指掛け外縁部と指掛け突起部が形成されているので、向きを気にすることなく、ガスレンジや電子レンジに置くことができ、どこからでも土鍋を両手で掴み持つことができる、
(2)指掛け外縁部が全周にわたって均一の形態で設けてあるので、パーティなど、テーブルを囲んでお客をもてなすとき、鍋の取っ手の向きを気にしていた従来の土鍋と違い、向きを気にすることなく、食卓に置くことができる。
(3)内蓋の高さが低いので、内蓋をした土鍋をそのまま電子レンジに入れて加熱調理を行うことができる。
(4)内蓋は平板形態あるいは浅い湾曲形態であり、且つ片手の全指で掴み持つことができ、且つ安定した皿として使用できる広さの高台を設けた形態としているので、熱い土鍋を載せる、蓋を載せ置く、他の料理や鍋の具などの皿として、幅広く使用することができる。
(5)内蓋に蓋を載せた形態でも、電子レンジに入れての調理ができる。
(6)蓋を食卓に立て置くことができるので、食卓を狭くすること無く且つ煩雑感の無い整った食卓を演出する。もちろん料理中も、調理台やまな板の上など、どこにでも自由に置くことができる。
などの効果を得ることができる。
(7)内蓋に蓋を載せて2重に密閉できるので機密性が高く、しかも冷めにくい土鍋であるので、煮物には最適である。特にご飯を炊く場合に、「初めちょろちょろ、なかぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな、」の言い伝えどおりの、最上級のおいしいご飯が炊ける。
<請求項3記載の考案の効果>
土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、この指掛け外縁部の縁下に全周にわたって凸状に形成された指掛け突起部および、該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部とからなる土鍋と、前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台とからなる内蓋と、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部とからなる土鍋蓋と、取っ手および掬い部からなる杓子本体および、該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子とで土鍋セットを構成しているので、
前記請求項1と2記載の発明の効果をあわせて得ることができる。
以下、図面に示す考案を実施するための最良の形態により、本考案を詳細に説明する。但し本考案の技術的範囲をこらのみに限定する趣旨のものではない。
<第1の実施の形態>
図1ないし図10に示す本考案を実施するための最良の第1の実施の形態において1は土鍋セットであって、この土鍋セット1は土鍋2と、内蓋3と、蓋4と、レンゲ形態の杓子5とからなっている。
土鍋2は、土鍋本体6と、この土鍋本体6の開口部7から外側に全周にわたって均一の形態(円形)で土鍋本体6の外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部8と、この指掛け外縁部8の縁下に全周にわたって凸状に形成された指掛け突起部9と、土鍋本体6の開口部7を形成する指掛け外縁部9よりも低い位置に形成された内蓋載せ部10とからなっている。土鍋2の内側にはガラス部材がコーティングされているので、焼け焦げなどがこびり付かず、御飯を炊いてできたおこげが取り易くなっている。
内蓋3は、内蓋載せ部10に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体30と、この内蓋本体30の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体30を皿や蓋置きとして安定させる高台31とからなっている。高台31は指がしっかりと掛るように外側が開きテーパーとなっている。
蓋4は、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体12と、この蓋本体12を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部13と、蓋本体12を立てた状態に置いて、蓋本体12の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子5の掬い部14とを止め受ける杓子止め受け部16とからなる。杓子5の露や蓋に付いた露は杓子止め受け部16(露溜め部)に溜まり、食卓などを汚さないようになっている。
蓋立て支持部13は、蓋本体12から立ち上がった立ち上がり部33と、この立ち上がり部33の上部に設けられた、はぼ長方形板状の握り部34とからなっている。
杓子5は、取っ手18および掬い部14からなる杓子本体19と、取っ手18の裏側の上方に設けられた、杓子止め受け部16に掬い部14を載せ止めた状態で蓋本体12の縁に係わり合ってにその内側に入って、杓子本体19が倒れないように支持される凸状形態の立ち状態支持部20とからなっている。
立ち状態支持部20は蓋本体12の縁内側にわずかな隙間で係り合う位置に形成され、杓子5が横に倒れると円形態の縁内に直ぐに当たり倒れないように支持される。
(考案を実施するための異なる形態)
図1ないし図10に示す本考案を実施するための最良の第1の実施の形態において1は土鍋セットであって、この土鍋セット1は土鍋2と、内蓋3と、蓋4と、レンゲ形態の杓子5とからなっている。
土鍋2は、土鍋本体6と、この土鍋本体6の開口部7から外側に全周にわたって均一の形態(円形)で土鍋本体6の外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部8と、この指掛け外縁部8の縁下に全周にわたって凸状に形成された指掛け突起部9と、土鍋本体6の開口部7を形成する指掛け外縁部9よりも低い位置に形成された内蓋載せ部10とからなっている。土鍋2の内側にはガラス部材がコーティングされているので、焼け焦げなどがこびり付かず、御飯を炊いてできたおこげが取り易くなっている。
内蓋3は、内蓋載せ部10に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体30と、この内蓋本体30の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体30を皿や蓋置きとして安定させる高台31とからなっている。高台31は指がしっかりと掛るように外側が開きテーパーとなっている。
蓋4は、内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体12と、この蓋本体12を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部13と、蓋本体12を立てた状態に置いて、蓋本体12の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子5の掬い部14とを止め受ける杓子止め受け部16とからなる。杓子5の露や蓋に付いた露は杓子止め受け部16(露溜め部)に溜まり、食卓などを汚さないようになっている。
蓋立て支持部13は、蓋本体12から立ち上がった立ち上がり部33と、この立ち上がり部33の上部に設けられた、はぼ長方形板状の握り部34とからなっている。
杓子5は、取っ手18および掬い部14からなる杓子本体19と、取っ手18の裏側の上方に設けられた、杓子止め受け部16に掬い部14を載せ止めた状態で蓋本体12の縁に係わり合ってにその内側に入って、杓子本体19が倒れないように支持される凸状形態の立ち状態支持部20とからなっている。
立ち状態支持部20は蓋本体12の縁内側にわずかな隙間で係り合う位置に形成され、杓子5が横に倒れると円形態の縁内に直ぐに当たり倒れないように支持される。
(考案を実施するための異なる形態)
次に、本考案を実施するための異なる形態について説明する。なお、これら本考案を実施するための異なる形態の説明に当たって、本考案を実施するための最良の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図11に示す本考案を実施するための最良の第2の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、蓋本体12の縁内側に面が縁と同じ面位置とした凸部40を設けてなる蓋41を形成し、取っ手の18の裏側に立ち状態支持部20に変えて凹み形態の立ち状態支持部42を設けてなる杓子43を形成した点にある。
図11に示す本考案を実施するための最良の第2の実施の形態において前記第1の実施の形態と主に異なる点は、蓋本体12の縁内側に面が縁と同じ面位置とした凸部40を設けてなる蓋41を形成し、取っ手の18の裏側に立ち状態支持部20に変えて凹み形態の立ち状態支持部42を設けてなる杓子43を形成した点にある。
本考案は土鍋を製造する産業で利用される。
1:土鍋セット、
2:土鍋、
3:内蓋、
4:蓋、
5:杓子、
6:土鍋本体、
7:開口部、
8:指掛け外縁部、
9:指掛け突起部、
10:内蓋載せ部、
12:蓋本体、
13:蓋立て支持部、
14:掬い部、
16:杓子止め受け部、
18:取っ手、
19:杓子本体、
20:立ち状態支持部、
30:内蓋本体、
31:高台、
33:立ち上がり部、
34:握り部、
40:凸部、
41:蓋、
42:立ち状態支持部、
43:杓子。
2:土鍋、
3:内蓋、
4:蓋、
5:杓子、
6:土鍋本体、
7:開口部、
8:指掛け外縁部、
9:指掛け突起部、
10:内蓋載せ部、
12:蓋本体、
13:蓋立て支持部、
14:掬い部、
16:杓子止め受け部、
18:取っ手、
19:杓子本体、
20:立ち状態支持部、
30:内蓋本体、
31:高台、
33:立ち上がり部、
34:握り部、
40:凸部、
41:蓋、
42:立ち状態支持部、
43:杓子。
Claims (3)
- 土鍋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子と、
以上のごとく構成されてなることを特徴とする土鍋セット。 - 土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
この内蓋の上に載せる内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態に支持し且つ取っ手を兼ねる蓋本体と同部材で一体的に形成されてなる蓋立て支持部、
とからなる土鍋蓋と、
以上のごとく構成されてなることを特徴とする土鍋セット。 - 土鍋本体の開口部外側の全周にわたって、均一の形態で外側に突き出し広がって円弧状外縁を形成してなる指掛け外縁部および、
この指掛け外縁部の縁下に全周に渡って凸状に形成された指掛け突起部および、
該指掛け外縁部よりも低い位置に全周にわたって形成された内蓋載せ部、
とからなる土鍋と、
前記内蓋載せ部に載せ置く平板形態あるいは浅い湾曲形態の内蓋本体および、
この内蓋本体の上部に設けられた、指を掛けて内蓋本体を持ち上げ、且つ内蓋本体を皿や蓋置きとして安定させる高台、
とからなる内蓋と、
内側が湾曲形態に凹んだ蓋本体および、
この蓋本体を立てた状態で支持し且つ蓋取っ手を兼ねる、蓋本体と同部材で一体に形成されてなる蓋立て支持部および、
該蓋本体を立てた状態に置いて、蓋本体の内側下部に設けられた、滴り落ちるしずくと杓子の掬い部とを止め受ける杓子止め受け部
とからなる土鍋蓋と、
取っ手および掬い部からなる杓子本体および、
該取っ手の裏側に突出して設けられた、前記杓子止め受け部に掬い部を載せ止めた状態で前記蓋本体の縁に係わり合って、立ち状態の杓子本体を支持する杓子支持部とからなる杓子と、
以上のごとく構成されてなることを特徴とする土鍋セット。
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JP2006000741U JP3120891U (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | 土鍋セット |
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JP2006000741U JP3120891U (ja) | 2006-02-07 | 2006-02-07 | 土鍋セット |
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JP (1) | JP3120891U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013208209A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気加熱調理器 |
-
2006
- 2006-02-07 JP JP2006000741U patent/JP3120891U/ja not_active Expired - Fee Related
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