JP7356174B2 - 食器 - Google Patents
食器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7356174B2 JP7356174B2 JP2021116660A JP2021116660A JP7356174B2 JP 7356174 B2 JP7356174 B2 JP 7356174B2 JP 2021116660 A JP2021116660 A JP 2021116660A JP 2021116660 A JP2021116660 A JP 2021116660A JP 7356174 B2 JP7356174 B2 JP 7356174B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- legs
- opening edge
- leg
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Description
したがって、該容器を使って飲食する際、手や唇などが開口縁に触れることもあり、衛生的でないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、容器の開口縁を下に向けて逆さにして台座に載せたとしても清潔で、衛生を保てる食器を提供することにある。
本発明は、前記脚部と前記開口縁の間に隙間を備えてもよい。
本発明は、前記容器が取っ手を備え、一の脚部が前記取っ手の側に隣接し、他の脚部が前記取っ手と反対側に位置してもよい。
また、周方向において、一の脚部の位置が、他の二つの脚部の位置と反対側に位置し、他の二つの脚部間の距離よりも、一の脚部と他の脚部の距離が大きい。
図1(A)は、本発明の一実施形態を示す斜視図、(B)は、同上面図、(C)は、(A)のC-C横断面図である。
この食器1は、卓上で使用する皿、茶碗、マグカップなどの食器であり、鍋や鍋蓋、釜などの調理器を含むものとする。
一実施形態では、マグカップを例示する。
食器1は、陶器、磁器のものの他、ガラス、ホーロー、アルミニウム、ステンレス、木製などであってもよい。
図1(A)(B)に示すように、食器1は、横断面が円形状の容器2を備え、容器2は、例えば陶器製であり、取っ手3を一体に備える。容器2と取っ手3は一体成形でもよく、別体で形成してもよい。また、容器2は横断面が円形状のものに限らず、横断面が矩形などの多角形であってもよい。
一実施形態の取っ手3は、一つであるが、対向する一対の取っ手であってもよい。
一対の脚部7、9のうちの一の脚部7は、取っ手3の側に隣接して配置され、他の脚部9は、取っ手7と反対側に位置する開口縁5に配置される。
脚部7、9と、容器2の開口縁5との間には、図1(B)、(C)に示すように、上に開口する隙間δが形成される。
他の脚部9と、開口縁5との連続部9a、9bには、適宜のRが形成される。一の脚部7と、開口縁5との連続部にも、適宜のRが形成される。該Rにより、容器2を水洗浄する際に、連続部の洗浄が容易になる。
したがって、容器2を逆さに立てたとき、容器2の開口縁5が布巾などに接触することはなく、開口縁5が汚染される恐れがない。
また、脚部7、9と、開口縁5との間には、隙間δが形成されるため、脚部7、9と、開口縁5とが分離されるため、脚部7、9を通じた汚染が、開口縁5に伝わり難く清潔であり、衛生が保たれる。
また、一の脚部7は、取っ手3の側に隣接し、他の脚部9は、取っ手3と反対側に位置するため、使用者が右利きであっても、左利きであっても、容器2内の飲料を飲むときに、脚部7、9が邪魔にならない。
この食器11は、一の実施形態と同様のマグカップを例示する。
図3(A)(B)に示すように、食器11は、横断面が円形状の容器12を備える。容器12の開口縁15には、一対の脚部17、19が形成される。容器12と脚部17、19は一体成形でもよく、別体で形成してもよい。
一の脚部17は、取っ手13の側に隣接して配置され、他の脚部19は、取っ手17と反対側に位置する開口縁15に配置される。この開口縁15は、容器12の底からの高さが一定の平坦な面内に延在している。
複数の脚部17、19は、図3(C)に示すように、開口縁15の一部を、周方向に所定の幅で、高さhで上方へ突出させた形態である。
したがって、容器12を逆さに立てたとき、容器12の開口縁15が台座20の布巾などに接触することはなく、開口縁5が汚染される恐れがない。
また、脚部17、19のうちの一の脚部17は、取っ手13の側に隣接し、他の脚部19は、取っ手13と反対側に位置する開口縁15に配置されるため、使用者が右利きであっても、左利きであっても、容器12内の飲料を飲むときに、脚部17、19が邪魔にならない。
この食器11は、図1の実施形態と同様のマグカップを例示する。
図に示すように、食器41は、横断面が円形状の容器42を備える。容器42の開口縁45には、三つの脚部46、47、48が形成される。容器42と脚部46~48は一体成形でもよく、別体で形成してもよい。
一の脚部46は、取っ手43の上面側に配置され、他の脚部47、48は、取っ手47と反対側の開口縁45に、取っ手43からほぼ等距離の位置に分けて配置される。三つの脚部46、47、48の頂点を結ぶ三角形は、略二等辺三角形であり、一の脚部46の頂点と他の脚部47の頂点を結ぶ線と、一の脚部46の頂点と他の脚部48の頂点を結ぶ線とは長さが等しく、二つの脚部47、48は接近する。開口縁45は、容器42の底からの高さが一定の平坦な面内に延在している。
一の脚部46は、取っ手43の上面を高さhで上方へ突出させた形態である。残りの脚部47、48は、開口縁45の一部を、等しい高さhで上方へ突出させた形態である。なお、一の脚部46は、取っ手43に隣接する開口縁45の一部を、等しい高さhで上方へ突出させた形態であってもよい。
この構成では、容器42の起立が安定するため、三つの脚部46、47、48の周方向への幅寸法を小さくできる。
この食器21は、深皿を例示する。
図6(A)に示すように、食器21は、横断面が円形状の深皿状の容器22を備え、容器22は、例えば陶器製である。
複数の脚部27、29は、容器22の開口縁25よりも外方に張り出し、高さhで、上方へ突出している。脚部27、29は、容器22の周方向に所定の幅を備える。
脚部27、29と、容器22の開口縁25との間には、図6(B)、(C)に示すように、上に開口する隙間δが形成される。
他の脚部29と、開口縁25との連続部29a、29bには、適宜のRが形成される。一の脚部27と、開口縁25との連続部にも、適宜のRが形成される。該Rにより、容器22を水洗浄する際に、連続部の洗浄が容易になる。
したがって、容器22を逆さに立てたとき、容器22の開口縁25が台座30の布巾(不図示)などに接触することはなく、開口縁25が汚染される恐れがない。
したがって、容器22を使って飲食する際には、手や唇などが開口縁25に触れたとしても清潔であり、衛生が保たれる。
また、脚部27、29と、開口縁25との間には、隙間δが形成されるため、脚部27、29を通じた汚染が、開口縁25に伝わり難い。
この構成では、互いの脚部27、29を周方向にずらして、2つの容器22を重ね合わせた場合、脚部27、29が、相手の容器22の外側に位置するため、容器22が径方向にずれても、脚部27、29がストッパーとなり、容器22が径方向にずれて脱落することがない。
この構成では、互いの脚部27、29を重ねて、2つの容器22を重ね合わせた場合、脚部27、29同士が突き当たり、相手の容器22との間に隙間が形成され、通気性が向上し、容器22の乾燥が進む。
この食器51は、深皿を例示する。
図10(A)(B)に示すように、食器51は、横断面が円形状の深皿状の容器52を備え、容器52は、例えば陶器製である。
三つの脚部56、57、58の頂点を結ぶ三角形は、略二等辺三角形であり、一の脚部56の頂点と他の脚部57の頂点を結ぶ線と、一の脚部56の頂点と他の脚部58の頂点を結ぶ線とは長さが等しく、二つの脚部57、58は接近する。開口縁55は、容器52の底からの高さが一定の平坦な面内に延在している。
三つの脚部56、57、58と、容器52の開口縁55との間には、図10(B)、(C)に示すように、隙間δが形成される。
三つの脚部56~58の形態は等しい。
図10(C)に示すように、脚部56~58と、開口縁55との連続部59a、59bには、それぞれ適宜のRが形成される。該Rにより、容器52を水洗浄する際に、連続部の洗浄が容易になる。
この場合、三点支持により、容器52の起立が安定するため、脚部56~58の周方向への幅寸法を小さくできる。
なお、容器52の起立が安定する場合、二つの脚部57、58は、図示の位置よりも接近させてもよい。一の脚部56と他の脚部57、および、一の脚部56と他の脚部58の距離が、更に大きくなり、三つの脚部56、57、58が邪魔にならず、更に使い易い容器52が提供される。
容器に複数の脚部が形成されたが、この脚部の個数は、一対または三つに限定されない。容器内の飲料などを飲む際に、邪魔にならない位置を適宜に勘案して、4つ以上の脚部が形成されていてもよい。
2、12、22、32、42、52 容器
3、13、43 取っ手
5、15、25、35、45、55 開口縁
7、9、17、19、27、29、46~48、56~58 脚部
10、20、30 台座
Claims (4)
- 容器を逆さにして台座に載せたとき、前記容器の開口縁を浮かせた状態で前記容器を起立可能とさせる複数の脚部を前記容器の外周面に一体に形成し、
前記複数の脚部は前記開口縁の側方に張り出して前記開口縁よりも上方へ突出し、
前記脚部と前記開口縁の間に隙間を備え、
前記脚部と前記開口縁の連続部には該連続部の洗浄が容易になるように適宜の曲面Rが形成されることを特徴とする食器。 - 前記容器が取っ手を備え、
一の脚部が前記取っ手の側に隣接し、他の脚部が前記取っ手と反対側に位置することを特徴とする請求項1に記載の食器。 - 前記容器が三つの脚部を備え、
前記容器を逆さにして台座に載せたとき、該容器が三点支持されることを特徴とする請求項1に記載の食器。 - 周方向において、一の脚部の位置が、他の二つの脚部の位置と反対側に位置し、他の二つの脚部間の距離よりも、一の脚部と他の脚部の距離が大きく設定されていることを特徴とする請求項3に記載の食器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021116660A JP7356174B2 (ja) | 2021-07-14 | 2021-07-14 | 食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021116660A JP7356174B2 (ja) | 2021-07-14 | 2021-07-14 | 食器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023012903A JP2023012903A (ja) | 2023-01-26 |
JP7356174B2 true JP7356174B2 (ja) | 2023-10-04 |
Family
ID=85129309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021116660A Active JP7356174B2 (ja) | 2021-07-14 | 2021-07-14 | 食器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7356174B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3062181U (ja) | 1999-03-15 | 1999-09-28 | 勉 森山 | 飲み口の汚れを防止する飲料用容器 |
JP2001149201A (ja) | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Mitsuko Sago | 小突起体付き飲み物器 |
JP2014213197A (ja) | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 泰宏 志村 | 衛生コップ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2399912A (en) * | 1945-06-13 | 1946-05-07 | Grover C Croom | Sanitary drinking glass |
JPH022067U (ja) * | 1988-06-18 | 1990-01-09 | ||
KR20090001682U (ko) * | 2007-08-17 | 2009-02-20 | 신석균 | 다기능 양치용 컵 |
-
2021
- 2021-07-14 JP JP2021116660A patent/JP7356174B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3062181U (ja) | 1999-03-15 | 1999-09-28 | 勉 森山 | 飲み口の汚れを防止する飲料用容器 |
JP2001149201A (ja) | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Mitsuko Sago | 小突起体付き飲み物器 |
JP2014213197A (ja) | 2013-04-26 | 2014-11-17 | 泰宏 志村 | 衛生コップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023012903A (ja) | 2023-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9445691B1 (en) | Utensils with elevated ends for preventing contamination | |
US6264026B1 (en) | Food, beverage and utility tray | |
US7267308B1 (en) | Kitchen utensil and pot lid holder | |
US10667634B2 (en) | Tableware article with collapsible base | |
US20150090726A1 (en) | Assisted eating aid | |
KR200450595Y1 (ko) | 다기능 회전식 용기 | |
JP7356174B2 (ja) | 食器 | |
US2294657A (en) | Serving dish | |
JP3226254U (ja) | 木製食器 | |
KR101908860B1 (ko) | 착탈 손잡이가 구비된 그릇 | |
CN215874182U (zh) | 餐具 | |
KR200175671Y1 (ko) | 음식용구 받침부를 가진 음식용 용기 | |
RU2793189C1 (ru) | Бульонница | |
CN209489908U (zh) | 一种多功能锅 | |
JP2023166261A (ja) | どんぶり鉢の把持構造 | |
JP3120891U (ja) | 土鍋セット | |
KR102232729B1 (ko) | 유아용 식기 보관함 | |
CN206744807U (zh) | 餐盒提手及餐盒 | |
KR200390922Y1 (ko) | 냉면용 그릇구조 | |
JP3100608U (ja) | 食器 | |
KR20180111022A (ko) | 흡착패드를 구비한 유아용 식판 | |
TWM539888U (zh) | 茶壺結構改良 | |
JPH0235271Y2 (ja) | ||
KR20190117459A (ko) | 면발 지지 장치 | |
JP2021137245A (ja) | 木製食器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230516 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7356174 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |