JP3173069U - 調理用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋本体に形成された切欠部を介してスプーンを容器本体と一緒に収納できると共に、蓋部とリブとで囲まれた空間に水滴を保持して蓋に付着した水滴が蓋から垂れることがない様にした調理用容器を提供する。
【解決手段】蓋本体12は、板状でなり蓋本体12がガラス製の容器本体に当接した際開口部の一部が露出するよう外周の一部分が切り欠かれた切欠部22が形成された蓋部28と、蓋本体12が容器本体に当接した際容器本体における開口部の内側に位置し、開口部の縁に沿って周回する周回リブ24と、切欠部22の縁に沿う切欠リブ26とが連なって蓋部28から立設したリブ20とを有する。
【選択図】図3

Description

本考案は、容器本体内部の被調理品を加熱調理する調理用容器に関する。
従来、容器本体に蓋をして該容器本体内の被調理品を加熱調理する調理用容器が用いられている。このような調理用容器においては、蓋に切り欠きが形成され、該切り欠きを通して箸や杓子等の先端を容器本体内に収納するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−188110号公報
このような調理用容器において、使用者が蓋を容器本体から外す際、加熱調理したときに蓋に付着した水滴が蓋から垂れて周囲を濡らしてしまうおそれがあり、使い勝手が悪かった。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、格段と使い勝手を向上し得る調理用容器を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本考案の調理用容器においては、ガラス製で開口部を有する容器本体と、開口部を覆うよう容器本体に当接する蓋本体とを具え、蓋本体は、板状でなり、蓋本体が容器本体に当接した際開口部の一部が露出するよう外周の一部分が切り欠かれた切欠部が形成された蓋部と、蓋本体が容器本体に当接した際容器本体における開口部の内側に位置し、開口部の縁に沿って周回する周回リブと、切欠部の縁に沿う切欠リブとが連なって蓋部から立設したリブとを設けるようにした。
この調理用容器は、蓋本体に形成された切欠部を介してスプーンを容器本体と一緒に収納できると共に、蓋部とリブとで囲まれた空間に水滴を保持することができる。
本考案によれば、蓋本体に形成された切欠部を介してスプーンを容器本体と一緒に収納できると共に、蓋部とリブとで囲まれた空間に水滴を保持することができる。かくして本考案は、使い勝手が良い調理用容器を実現できる。
第1の実施の形態による調理用容器の構成を示す略線的斜視図である。 第1の実施の形態による調理用容器の構成を示す略線的側面図である。 第1の実施の形態による蓋本体及びスプーンの構成を示す略線的斜視図である。 第1の実施の形態による蓋本体及びスプーンの構成を示す略線的側面図である。 第2の実施の形態による調理用容器の構成を示す略線的斜視図である。 第2の実施の形態による蓋本体及びスプーンの構成を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態による蓋本体の構成を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態による蓋本体の構成を示す略線的斜視図である。 他の実施の形態による蓋本体の構成を示す略線的斜視図である。
本考案に係る調理用容器の実施の形態を図面を参照して説明する。この実施の形態は単なる例示であり、本考案はこれに限定されない。
<第1の実施の形態>
図1及び図2に示すように、調理用容器1は、上端に円形の開口部30を有するマグカップでなる容器本体10と、該容器本体10の開口部30に当接し該開口部30を塞ぐ蓋本体12とにより構成されている。
調理用容器1は、例えばスープの素と水とが容器本体10内部に投入され蓋本体12で該容器本体10の開口部30を塞がれ電子レンジで加熱されることにより、スープを作る用途に使用される。
また調理用容器1は、蓋本体12の外周の一部に切欠部22が形成され、容器本体10にスプーン14の先端を収容した状態で該スプーン14を切欠部22により避けつつ蓋本体12を容器本体10に載置することにより、スプーン14を容器本体10と一体にして保管される。
容器本体10は耐熱ガラス製でなり、内壁で囲まれた内部に所定の容積を有し、上端に水平方向に沿った円形の開口部30が形成されている。
スプーン14は直線状の柄部16と、該柄部16の一端から延びる皿状の湾曲部18とにより構成される。該スプーン14は所謂先割スプーンでなり、湾曲部18の先端に切れ込みが2本形成されることにより、使用者がスプーン14を使用してスープを食べる際、スープの具材を拾い易くなるよう構成されている。切れ込みの本数は、3本でも4本でもよい。
図3に示すように、蓋本体12は、容器本体10から外されて上下に反転されテーブル等に載置された状態で、スプーン14の湾曲部18が置かれるように使用される。
蓋本体12はポリプロピレンにより形成され、両面が平坦な面の円板形状でなる蓋部28と、該蓋部28から立設するリブ20とが一体成形されている。
蓋部28は、外周の一部が内周方向に向かって、スプーン14の柄部16が挿通可能な大きさで凹状に切り欠かれた切欠部22が形成されている。
このため蓋本体12は、電子レンジにおいて調理用容器1が加熱される際、切欠部22を介して容器本体10内部から外部へ水蒸気を放出することができる。
蓋部28において容器本体10の開口部30の縁と当接する面(以下これを当接面36とも呼ぶ)には、リブ20が立設している。なお、蓋部28における当接面36と反対側の面を載置面38とも呼ぶ
リブ20は、容器本体10の開口部30の縁の内径よりもやや小さい外径で、蓋部28の周方向に沿って周回するよう蓋部28の当接面36からほぼ垂直方向に立設する周回リブ24と、切欠部22における蓋部28の内周側に沿って周回リブ24と同じ高さで該周回リブ24と連なって蓋部28の当接面36から立設する切欠リブ26とにより構成されている。
このように蓋本体12には、該蓋本体12が裏返して載置された際、蓋部28、切欠リブ26及び周回リブ24により囲まれた液体保持部34が形成されている。
このため、加熱されたスープが入っている容器本体10から使用者が蓋本体12を外す際、蓋部28の当接面36に付着した水分は、切欠リブ26及び周回リブ24により、外部へ流出されることを妨げられ、液体保持部34内に留まることとなる。
また蓋本体12が容器本体10に載置された際、蓋本体12は、容器本体10に対し水平方向にある程度の遊びを持ちつつ遊嵌している。蓋本体12は、所定距離以上容器本体10に対し水平方向に位置ずれすると、周回リブ24の外側面が容器本体10の開口部30の縁の内壁に当接するため、蓋本体12が容器本体10から滑り落ちることがない。
さらに、リブ20が途切れることなく連なって、蓋部28に対して外周部付近に沿って立設しているため、切欠部22に切欠リブ26が存在しない場合と比較して、蓋本体12が加熱された際の変形をより防ぐことができる。
さらに蓋部28の載置面38が平坦に形成されているため、使用者は、載置面38を下にしてテーブル等に安定的に載置できると共に、複数の調理用容器1を上下方向に重ねて保管することができる。
ここで、図4に示すように、蓋部28からのリブ20の高さHRは、スプーン14が直線状の柄部16を有する場合、湾曲部18の下端部から柄部16までの高さHSよりも高い方が望ましい。
その場合、スプーン14の柄部16が蓋本体12の外部から液体保持部34に向かって下がるようリブ20に置かれるため、湾曲部18にスープが残留しているとき、該スープが柄部16を伝って蓋本体12の外部に流出してしまうことを防止することができる。
また、スプーン14の湾曲部18は先割れしているため、スープの具材を拾い易いが、液体保持部34にスプーン14を載置した際、その分湾曲部18からスープが液体保持部34に流出し易い。そのような場合でも、蓋本体12は、スープが外部に流出してしまうことをリブ20により防止することができる。
以上の構成によれば、蓋本体12は、板状でなり蓋本体12がガラス製の容器本体10に当接した際開口部30の一部が露出するよう外周の一部分が切り欠かれた切欠部22が形成された蓋部28と、蓋本体12が容器本体10に当接した際容器本体10における開口部30の内側に位置し、開口部30の縁に沿って周回する周回リブ24と、切欠部22の縁に沿う切欠リブ26とが連なって蓋部28から立設したリブ20とを有するようにした。
これにより調理用容器1は、蓋本体12に形成された切欠部22を介してスプーン14を容器本体10と一緒に収納できる。さらに調理用容器1は、周回リブ24だけでなく、切欠部22の縁に沿って切欠リブ26を設けたため、蓋部28、周回リブ24及び切欠リブ26で囲まれた液体保持部34に水滴を保持し、外部に流出しないようにすることができる。
<第2の実施の形態>
図5に示す第2の実施の形態による調理用容器101は、第1の実施の形態による調理用容器1(図1)と比べて、蓋本体112が蓋本体12と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
蓋本体12においては、周回リブ24と切欠リブ26とは同一の高さで蓋部28から立設したが、蓋本体112は、周回リブ124が切欠リブ26よりも高く立設している。一方切欠リブ26は、蓋本体12の切欠リブ26と同様の高さで蓋部28から立設している。
これにより、調理用容器1と比べてさらに水滴及びスープが蓋本体212の外部に流出することを防止できる。また、切欠リブ26は、蓋本体12の切欠リブ26と同様の高さであるため、該切欠リブ26の高さは周回リブ124の高さよりも低く形成されており、スプーン14を容器本体10と一体にして調理用容器101を収納する際、スプーン14を容器本体10に入れるときの支障になることはない。
<他の実施の形態>
なお、上述した実施の形態においては、液体保持部34における当接面36が平坦に形成されている場合について述べたが、これに限らず、図7に示す蓋本体212のように、当接面36の中央部分に、スプーン14(図3)の湾曲部18と同一形状に湾曲した窪みでなる窪み部230を刻設してもよい。
この場合、スプーン14の湾曲部18を窪み部230に嵌め込むことができることができるため、スプーン14を液体保持部34にさらに安定的に載置することができる。また、スプーン14に残留したスープを窪み部230に留めることができるため、スープが液体保持部34から外部に流出することを、より一層防止することができる。
また、図8に示す蓋本体312のように、窪み部330を当接面36の中央部分ではなく、外周部近傍に形成してもよい。
この場合、窪み部330に嵌め合うようにスプーン14(図3)を載置する際、スプーン14の柄部16の大部分を液体保持部34内部に入れることができるため、スプーン14の柄部16の根本が蓋本体12の外部のテーブル等に接触してしまうことを防止できる。さらに、窪み部330に付着したスープや蒸気が凝集した水滴などが流れて集まるので、該窪み部330にスプーン14の湾曲部18の底が固定される。
また、図9に示す蓋本体412のように、周回リブ124の一部が欠けるようにリブ切欠部432を刻設してもよい。
この場合、スプーン14の柄部16をリブ切欠部432に嵌め込むことができるため、よりスプーン14を安定して蓋本体412に載置できる。
さらに上述した実施の形態においては、蓋本体12をポリプロピレンにより形成する場合について述べたが、これに限らず、例えばシリコーン、木材、ガラス等により形成してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、容器本体10の開口部30と、蓋部28と、周回リブ24とを円形とする場合について述べたが、これに限らず、例えば楕円形、八角形等、種々の形状により構成してよい。
さらに上述した実施の形態においては、周回リブ24は、容器本体10の開口部30の縁の内径よりもやや小さい外径で蓋部28から立設する場合について述べたが、これに限らず、容器本体10の開口部30の内径とほぼ同一の外径を持つよう形成され、容器本体10の開口部30の内壁に対し接触し、該容器本体10を密閉するようにしてもよい。
さらに上述した実施の形態においては、食事用器具としてスプーン14を用いたが、フォーク等の他の食事用器具を使用する場合も同様に本発明を適用することができる。
1,101…調理用容器、10…容器本体、12,112,212,312,412…蓋本体、14…スプーン、16…柄部、18…湾曲部、20,120…リブ、22…切欠部、24,124…周回リブ、26…切欠リブ、28,228,328…蓋部、30…開口部、34…液体保持部、36…当接面、38…載置面、230,330…窪み部、432…リブ切欠部。

Claims (5)

  1. ガラス製で開口部を有する容器本体と前記開口部を覆うよう前記容器本体に当接する蓋本体とを具え、
    前記蓋本体は、
    板状でなり、前記蓋本体が前記容器本体に当接した際前記開口部の一部が露出するよう外周の一部分が切り欠かれた切欠部が形成された蓋部と、
    前記蓋本体が前記容器本体に当接した際前記容器本体における前記開口部の内側に位置し、前記開口部の縁に沿って周回する周回リブと、前記切欠部の縁に沿う切欠リブとが連なって前記蓋部から立設したリブと、
    を有する調理用容器。
  2. 前記周回リブが前記切欠リブよりも高く立設している請求項1に記載の調理用容器。
  3. 前記蓋部には、前記容器本体に収納されるスプーンにおける湾曲部の形状に対応した窪みが形成されている請求項1に記載の調理用容器。
  4. 前記窪みは前記蓋部の外周近傍に形成されている請求項3に記載の調理用容器。
  5. 前記周回リブにおける、前記蓋部から前記周回リブが立設する方向の先端部に切欠が形成されている請求項1に記載の調理用容器。
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CN110916488A (zh) * 2019-12-11 2020-03-27 广州富港万嘉智能科技有限公司 自动出菜的烹饪锅

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