JP2012254155A - 調理器具用の蓋及び鍋 - Google Patents
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Abstract
【課題】起立姿勢に安定よく支持することができる調理器具用の蓋及び鍋を提供する。
【解決手段】蓋本体8と、蓋本体8を起立姿勢に支持するための支持部16とを備え、前記蓋本体8は、前記起立姿勢において、蓋本体8の上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなるような厚さに形成されており、前記支持部16は、前記蓋本体8の深い側に備えられている。
【選択図】図5
【解決手段】蓋本体8と、蓋本体8を起立姿勢に支持するための支持部16とを備え、前記蓋本体8は、前記起立姿勢において、蓋本体8の上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなるような厚さに形成されており、前記支持部16は、前記蓋本体8の深い側に備えられている。
【選択図】図5
Description
本発明は、食材を調理することができる調理器具用の蓋及び鍋に関する。
従来から、調理中又は調理後あるいは調理前に、調理器具用の蓋を外すことがある。外した蓋は、上下が逆となるように引っくり返した状態で置いておくことになるため、多くの載置スペースを必要とする。このため、載置スペースをできるだけ省スペースにすることができるように起立姿勢で保持することができる蓋が既に提案されている。
かかる蓋は、天井壁部と天井壁部から下方に垂下した側壁部とを有する逆椀型状の蓋本体と、天井壁部に取り付けられた取手とから構成されている。
そして、蓋本体を載置面上に起立姿勢にした状態で、取手が載置面に当接することによって蓋本体の倒れ込みを阻止することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の蓋本体は、一定の深さで構成されているため、起立姿勢の蓋本体の重心位置が蓋本体の上下方向ほぼ中央部に位置することになる。このため、起立姿勢の蓋本体は、倒れ易く安定して起立させておくのが困難であった。
そこで、本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであって、起立姿勢に安定よく支持することができる調理器具用の蓋及び鍋を提供することにある。
即ち、本発明の調理器具用の蓋は、前述の課題解決のために、調理器具用の蓋であって、蓋本体と、該蓋本体を起立姿勢に支持するための支持部とを備え、前記蓋本体は、前記起立姿勢において、蓋本体の上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなるような厚さに形成されており、前記支持部は、前記蓋本体の深い側に設けられていることを特徴としている。
上記構成によれば、蓋本体が、起立姿勢において上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなっていることから、起立姿勢における蓋本体の下側の重量に比べて上側の重量を少なく抑えることができる。その結果、起立姿勢における蓋本体の重心は上下方向の中心よりも下方側に位置するから、蓋本体を起立姿勢に安定よく支持することができる。
また、本発明の調理器具用の蓋は、前記支持部から前記蓋本体の中心部に向かって延出してなる取手部を備えていてもよい。
上記構成によれば、起立姿勢において取手部は上下向きに延出することとなるから、取手部を把持すれば、容易に蓋を起立姿勢にすることができる。
また、上記調理器具用の蓋と、被調理物を収容する調理器具本体とを備えた鍋であってもよい。
本発明によれば、蓋本体を支持部で起立姿勢に支持した状態において、蓋本体の上側の深さが浅くかつ蓋本体の下側の深さが深くなる構成にすることによって、起立姿勢における蓋本体の重心を下げることができ、支持部で蓋本体を起立姿勢に安定よく支持することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る鍋の一例であるグリル鍋及びグリル鍋用の蓋を図面に基づいて説明する。
グリル鍋は、電気調理器具の一例であり、具体的には、図1(a),(b)〜図3(a),(b)に示され、加熱手段(図示せず)を内部に備える合成樹脂製の本体ケース1と、本体ケース1の上方に積み重ねられた深さの異なる2つの金属製の鍋2,3と、上側の鍋2の上端に着脱自在に装着された蓋4とを備えている。このように構成されたグリル鍋は、図4(a)に示す上側の鍋(後述で言う深鍋)2を本体ケース1の上方に載置して使用する第1使用状態と、図4(b)に示す下側の鍋(後述で言う浅鍋)3を本体ケース1の上方に載置して使用する第2使用状態のいずれかの状態で使用することができる。
本体ケース1は、平面視円形に構成され、円板状の底部1Aと、底部1Aの外周縁から外側に凸となるように湾曲されかつ上方に向かうほど外側に広がるように形成された板状の側部1Bとからなっている。また、本体ケース1の上部側の内側には、前記加熱手段を構成するヒータ板5を備え、ヒータ板5に発生する熱を鍋2又は3に伝達する。また、ヒータ板5の下方には、ヒータ板5からの熱の下方への輻射を防止するための遮熱板6を備えている。
下側に位置する深さが浅い浅鍋3は、本体ケース1とほぼ同一径に構成された平面視円形に構成され、前記ヒータ板5に接触して加熱される円板状の底部3Aと、底部3Aの外周縁から凸となるように湾曲されかつ上方に向かうほど外側に広がるように形成された湾曲部3Bと、湾曲部3Bの外周縁から外側に凸となるように湾曲されかつ上方に向かうほど外側に広がるように形成された板状の側部3Cとからなる鍋本体と、鍋本体の側部3Cの上下方向中間部の外面側に周方向において対称位置となるよう突設された一対の取手3T,3Tとを備えている。そして、浅鍋3の側部3Cの下端面3cと本体ケース1の側部1Bの上端面1bとが接触することがないように両者間に隙間Sが形成される構成にしており、加熱手段により加熱されて高温になった浅鍋3が合成樹脂製の本体ケース1に接触して本体ケース1の上端部(一部)が溶けてしまうことがないようにしている。
浅鍋3の上側に位置する深さが深い深鍋2は、直径が浅鍋3とほぼ同一で深さのみほぼ2倍の深さを有する鍋に構成されている。また、浅鍋3と同様に、本体ケース1とほぼ同一径に構成された平面視円形に構成され、本体ケース1、浅鍋3、深鍋2の側面がほぼ面一状になっている。深鍋2は、円板状の底部2Aと、底部2Aの外周縁から外側に凸となるように湾曲されかつ上方に向かうほど外側に広がるように形成された湾曲部2Bと、湾曲部2Bの外周縁から上方に向うように延出形成された板状の側部2Cとからなる鍋本体と、鍋本体の側部2Cの上端部の外面側に周方向において対称位置となるよう突設された一対の取手2T,2Tとを備えている。また、図4(a)に、前記第1使用状態にした場合に、浅鍋3と同様に、深鍋2の側部2Cの下端面2cと本体ケース1の側部1Bの上端面1bとが接触することがないように両者間に隙間Sが形成される構成になっている。尚、図2(a)に示すように、深鍋3の内部には、蒸し料理をするときに使用する蒸し皿7を備えているが、無くてもよい。
蓋4は、蓋本体8と、蓋本体8に取り付けられた取手9とを備えている。
蓋本体8は、ドーム型の上面部を斜めに切断した傾斜面を有する形状に構成され、その傾斜面を構成する天井壁10と、天井壁10の外周縁から外側に凸となるように湾曲されかつ下方に向かうほど外側に広がるように形成された湾曲部分からなる側壁11とを有している。
天井壁10は、図2(a)に示すように、蓋本体8の中心部よりも外周縁側に中心部が位置ずれした状態で円形状のくり貫き部4Kが形成され、そのくり貫き部4Kの開口縁に備えた係止部4Aに透明で円形のガラス材12を係止保持させることで構成されている。蓋の使用状態(鍋に蓋をしている状態)において、ガラス材12の外面12Aは、蓋本体8の径方向一方側から径方向他方側(図2(a)では右側から左側)に向かうほど下方に位置する直線状(平坦面またはほぼ平坦面であればよいし、また、直線状に限らず曲面状にしてもよい)の傾斜面に構成されている。
前記のように透明な(半透明でもよい)ガラス材12から天井壁10を構成することによって、ガラス材12を通して例えば鍋2又は3の内部の被調理物(食材)の調理状態を透視することができるようになっている。また、ガラス材12の外面12Aを径方向一方側から径方向他方側に向かうほど下方に位置する傾斜面に構成することによって、ガラス材12の径方向他方側(図2(a)では左側)の外周縁に近い部分に向かうほど蓋本体8の深さが浅くなり、ガラス材12の径方向一方側(図2(a)では右側)の外周縁に向かうほど蓋本体8の深さが深くなっている。換言すれば、径方向において取手9が取り付けられた側壁11側ほど蓋本体8の深さが深くなり、径方向において取手9が取り付けられていない側壁11側ほど蓋本体8の深さが浅くなっている。
側壁11は、図2(a)に示すように、外側に凸となるように湾曲されかつ下側ほど外側に広がるように形成された湾曲部13と、湾曲部13の外周縁から内側に回り込むように外側に凸となるように形成された回り込み部14と、回り込み部14の内側端から下方へ真っ直ぐ垂下して鍋2又は3の上端の内側に嵌まり込む離脱可能な嵌合部15とを備えている。そして、後述するように、側壁11は、蓋本体8の起立姿勢において、蓋本体8の上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなるような厚さに形成されている。
湾曲部13の蓋本体8の径方向一方側(図2(a)では右側)、つまり取手9が取り付けられた側の部分が、湾曲部13の蓋本体8の径方向他方側(図2(a)では左側)、つまり取手9が取り付けられていない側の部分よりも大きな曲率半径でかつ蓋本体8の下端までの距離が長くなっている。従って、径方向において取手9が取り付けられた側の側壁11が、取手9が取り付けられていない側の側壁11よりも長くなり、その分だけ蓋本体8の深さが深くなっている。また、図5(a)に示すように、蓋本体8を起立姿勢にした状態において、蓋本体8の内面に付着している水滴を確実に溜めることができる容量を有する水溜め部14Mを、湾曲部13の一部と回り込み部14と嵌合部15とで形成している。図5(a)の一部を拡大した断面図には、水溜め部14Mに水滴が最大限溜まっている状態を示している。すなわち、この例では、蓋本体8の上面部に傾斜面を形成するものの、水溜め部14Mを、傾斜面を形成しない場合と同様の容量に維持できる。
また、湾曲部13の特定箇所に、グリル鍋の内部で発生した蒸気を外部へ排出するための複数(図1(b)では3個)の貫通孔13aが形成されている。これらの複数の貫通孔13aは、取手9が取り付けられた側とは反対側でかつ湾曲部13の外周縁(下端)側付近に周方向に所定間隔を置いて形成されている。
取手9は、耐熱性樹脂(木又は金属などでもよい)から構成され、蓋4を鍋2又は3から外して起立姿勢に支持するための支持部16と、支持部16から蓋本体8の中心部に向かって延出してなる取手部17とから構成されている。
支持部16は、蓋本体8に固定手段により固定されている。固定手段は、図示していないが、支持部16と蓋本体8とを連結固定するための複数本のビスから構成してもよいし、支持部16を一本のビスにより蓋本体8に固定し、支持部16の回り止めを行う回り止め手段を備えさせて構成してもよい。回り止め手段は、支持部16又は蓋本体8の一方に凹部を備えさせ、この凹部に入り込む突起を支持部16又は蓋本体8の他方に備えさせて実施してもよい。
また、支持部16は、蓋本体8の周縁部の外面から上向きに延出されている。また、支持部16は、蓋本体8側となる基端側より先端側の方が蓋本体8における径方向内側となるように上内向きに延出されている。そして、支持部16の先端部(延出端部)には、直径が大きくなるテーパ部16Tを備えている。
図5(a),(b)に示すように、テーパ部16Tの取手部17側の端となる先端位置に最大径に形成された先端部16tが、蓋本体8の起立姿勢において起立させる面Fに当接して蓋本体8を起立姿勢で支持するための支点を構成している。その支点(先端部16t)により支持している状態において、テーパ部16Tの幅方向両端16a,16bのみが当接するようにテーパ部16Tの先端部16tにおける幅方向中間部が、上方に突出する湾曲部16Xに構成されている。また、蓋本体8の起立姿勢における先端部16tの起立させる面F側の端部は、図5(a)に示すように、支持部16の延出方向における厚みが薄く、起立させる面F側に尖った形状に構成されており、しかも前記のように、先端部16tにおける幅方向中間部が、上方に突出する湾曲部16Xに構成されることによって、図5(b)に示すように、テーパ部16Tの幅方向両端16a,16bのみが、起立させる面Fに当接する点接触状態にすることができる。
取手部17は、図2に明示されるように、蓋本体8における、蓋2または3の上端に形成の開口面2K(図2(a)参照)とほぼ平行(平行でもよい)に延出されている。そして、取手部17の先端(遊端)は、蓋本体8の中心部よりも蓋本体8の外周縁側に延びている。また、取手部17は、図1に示されるように、先端(遊端)側ほど幅を細く(支持部16側ほど幅を太く)している。
このように、取手部17を、蓋2または3の上端に形成の開口面2Kとほぼ平行(平行でもよい)に延出することにより、ガラス材12の外面で形成される傾斜面に対し中心部に向かうに従い隙間を大きくして、ガラス材12の外面12Aに掴んだ手が当たることがないようにし、また取手部17を掴みやすくしている。
また、取手部17を蓋本体8の中心部よりも蓋本体8の外周縁側に延びた長さに構成することによって、蓋本体8の重心よりも高い位置で取手部17を持つことができるから、該取手部17を持って蓋本体8を起立姿勢にすることができるだけでなく、取手部17を把持している手が起立させる面Fに当たることがなく、蓋本体8を起立姿勢に安定して置くことができる。
このように、取手部17を、蓋2または3の上端に形成の開口面2Kとほぼ平行(平行でもよい)に延出することにより、ガラス材12の外面で形成される傾斜面に対し中心部に向かうに従い隙間を大きくして、ガラス材12の外面12Aに掴んだ手が当たることがないようにし、また取手部17を掴みやすくしている。
また、取手部17を蓋本体8の中心部よりも蓋本体8の外周縁側に延びた長さに構成することによって、蓋本体8の重心よりも高い位置で取手部17を持つことができるから、該取手部17を持って蓋本体8を起立姿勢にすることができるだけでなく、取手部17を把持している手が起立させる面Fに当たることがなく、蓋本体8を起立姿勢に安定して置くことができる。
さらに、図1(b)に示すように、取手部17のガラス材12の外周縁に対応する部分から支持部16側ほど幅を大きくし、取手部17のガラス材12の外周縁付近から遊端(先端)部にかけてほぼ同一幅で支持部16側に比べて小さい幅とすることによって、取手部17の強度を高めながらも、ガラス材12を遮断する面積をできるだけ少なくすることで、ガラス材12から内部への透視面積が少なくなることを抑制することができる。しかも、小さい幅の取手部17は持ちやすい。
また、取手部17が、支持部16から蓋本体8の中心部に向かって延出した自由状態の遊端(先端)部を備える構成にしていることから、取手部17の延出端を蓋本体8に連結する構成に比べて、取手部17の延出端側、つまり蓋本体8を起立姿勢に支持した状態において取手部17の上側の重量を抑えることができる利点がある。よって、蓋本体8の重心を下げることができる。
前記のように構成された蓋本体8を起立姿勢にすると、図5(a),(b)に示すように、蓋本体8の外周縁8Gが前記起立させる面Fに当接し、支持部16のテーパ部16Tの先端部16tにおける幅方向両端16a,16bが前記起立させる面Fに当接する。このことによって、蓋本体8を所定角度θ(特に角度は限定されないが、45°を超えない角度に設定することが好ましい)傾斜した起立姿勢に蓋本体8の外周縁8Gと幅方向両端16a,16bの合計3点で支持することができるようになっている。しかも、前述のように蓋本体8の上端側ほど深さが浅くなっているため、蓋本体8の重心を、同一深さに構成された蓋本体8の重心に比べて下げることができ、安定よく蓋本体8を起立姿勢に支持することができる。
図5(a)に、蓋本体8を上下方向において同一深さにした場合の重心Gを示し、上端側ほど深さが浅くなっている本発明の蓋本体8の重心G1が、前記重心Gから矢印で示すように左側へ少しずれた位置でかつ下方へ下がった位置になる。
また、本実施形態のように、蓋本体8に傾斜面を形成する場合は、重心Gを起立姿勢における蓋本体8の支点側(下方側)でかつ少し左側に位置させることができ、さらに安定して蓋本体8を起立させることができる。ここでは、蓋本体8の重心G1が、重心Gよりも少し左側にもずれた位置に位置しているが、蓋本体8の形状や大きさなどによっては、重心Gの真下に位置する場合もある。
なおまた、鍋としての使用時、傾斜面を形成している上面部のガラス材12から、鍋の内部を見やすくできる。また、この傾斜面の存在で、蒸し料理を行う場合、内部の水蒸気の循環がしやすくなる利点もある。
また、本実施形態のように、蓋本体8に傾斜面を形成する場合は、重心Gを起立姿勢における蓋本体8の支点側(下方側)でかつ少し左側に位置させることができ、さらに安定して蓋本体8を起立させることができる。ここでは、蓋本体8の重心G1が、重心Gよりも少し左側にもずれた位置に位置しているが、蓋本体8の形状や大きさなどによっては、重心Gの真下に位置する場合もある。
なおまた、鍋としての使用時、傾斜面を形成している上面部のガラス材12から、鍋の内部を見やすくできる。また、この傾斜面の存在で、蒸し料理を行う場合、内部の水蒸気の循環がしやすくなる利点もある。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、円形の鍋を示したが、正方形又は長方形の他、多角形あるいは楕円形などの形状の鍋であってもよい。また、大きさの異なる2つの鍋2,3を備えたものの他、1つの鍋を備えたものや3つ以上の鍋を備えたものであってもよい。また、深さのみを異ならせることによって、大きさの異なる鍋を構成する他、径の大きさを異ならせる又は径の大きさと深さの両方を異ならせることによって、大きさの異なる鍋を構成してもよい。
また、前記実施形態では、本体ケース1の直径と鍋2,3の直径とをほぼ同一にすることによって、本体ケース1の側面と鍋2,3の側面とを面一状にしたが、本体ケース1の直径に対して鍋2,3の直径を大きく又は小さくすることによって、本体ケース1と鍋2,3とが段付き状に重ねられる構成されてもよい。
また、前記実施形態では、調理器具として、ある程度の深さを有する複数の鍋を備えたグリル鍋を示したが、平面プレートを備えた各種の電気調理器具であってもよいし、また電気調理器具ではないフライパンや単なる鍋であってもよい。また、その他、各種の調理器具用の蓋に本発明は適応できる。
また、前記実施形態では、ガラス材12を備えた蓋を示したが、ガラス材で作製された蓋であってもよいし、ガラス材のない各種材料で作製された蓋であってもよい。
また、前記実施形態では、取手部17が支持部16から蓋本体8の中心部に向かって延びるものを示したが、支持部とは別の取手部を備えさせて実施することもできる。
また、前記実施形態では、傾斜面を有し、径方向において支持部16が取り付けられている側ほど深さが深くなる蓋本体8としたが、支持部16が取り付けられている付近のみが深さが深くなる深い部分と、該深い部分を除いた他の部分が同じ深さの浅い部分とからなる蓋本体8であってもよい。
また、前記実施形態では、起立姿勢の蓋本体8を三点で支持する構成であったが、二点支持あるいは四点支持であってもよい。尚、三点以上で支持することによって、二点支持する構成に比べて蓋本体8が回転し難くすることができる。しかも、起立させる面Fに多少の凹凸がある場合でも、三点以上で安定よく支持できる利点もある。また、点で支持する構成ではなく、線又は面により支持する構成であってもよい。
1…本体ケース、1A…底部、1B…側部、1b…上端面、2…深鍋、3…浅鍋、2A,3A…底部、2B,3B…湾曲部、2C,3C…側部、2T,3T…取手、2c,3c…下端面、4…蓋、4A…係止部、4K…くり貫き部、5…ヒータ板、6…遮熱板、7…蒸し皿、8…蓋本体、8G…外周縁、9…取手、10…天井壁、11…側壁、12…ガラス材、12A…外面、13…湾曲部、13a…貫通孔、14…回り込み部、14M…水溜め部、15…嵌合部、16…支持部、16T…テーパ部、16X…湾曲面、17…取手部、
Claims (3)
- 調理器具用の蓋であって、
蓋本体と、該蓋本体を起立姿勢に支持するための支持部とを備え、
前記蓋本体は、前記起立姿勢において、蓋本体の上側の深さが浅くかつ下側の深さが深くなるような厚さに形成されており、
前記支持部は、前記蓋本体の深い側に設けられていることを特徴とする調理器具用の蓋。 - 前記支持部から前記蓋本体の中心部に向かって延出してなる取手部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の調理器具用の蓋。
- 請求項1又は2に記載の調理器具用の蓋と、被調理物を収容する調理器具本体とを備えた鍋。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011128384A JP2012254155A (ja) | 2011-06-08 | 2011-06-08 | 調理器具用の蓋及び鍋 |
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Cited By (1)
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JP6999881B2 (ja) | 2019-05-27 | 2022-01-19 | スマートライフサプライ合同会社 | 蓋、調理器具セット、及びつまみ |
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