JP2000204856A - ル―バ - Google Patents
ル―バInfo
- Publication number
- JP2000204856A JP2000204856A JP11002073A JP207399A JP2000204856A JP 2000204856 A JP2000204856 A JP 2000204856A JP 11002073 A JP11002073 A JP 11002073A JP 207399 A JP207399 A JP 207399A JP 2000204856 A JP2000204856 A JP 2000204856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building material
- fins
- fin
- shape
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より強度に優れたルーバを提供すること
にある。 【解決手段】 フィン１は、幅方向両端がカール形状１
ａを成す長手の帯板で、アルミニウム合金の型材で形成
し、それを取り付けるブラケット２は、薄手の板体を折
り曲げたもので、その折り曲げた一方で建材３に取り付
け、他方に前記フィン１のカール形状１ａの一方が係合
する。ブラケット２を建材３に取り付けた際、フィン１
のカール形状１ａが係合する部分が建材３側から片持ち
梁の形で突出する。フィン１は、その一方のカール形状
１ａがブラケット２の建材３に固定された部分の上縁の
鍵形状２ｂに係合し、他方が、片持ち梁の自由端のカー
ル形状２ａの部分に沿う形で係合する。フィン１は、強
度を考慮して型材で形成されているのでフィン１側の変
形が少ない。
にある。 【解決手段】 フィン１は、幅方向両端がカール形状１
ａを成す長手の帯板で、アルミニウム合金の型材で形成
し、それを取り付けるブラケット２は、薄手の板体を折
り曲げたもので、その折り曲げた一方で建材３に取り付
け、他方に前記フィン１のカール形状１ａの一方が係合
する。ブラケット２を建材３に取り付けた際、フィン１
のカール形状１ａが係合する部分が建材３側から片持ち
梁の形で突出する。フィン１は、その一方のカール形状
１ａがブラケット２の建材３に固定された部分の上縁の
鍵形状２ｂに係合し、他方が、片持ち梁の自由端のカー
ル形状２ａの部分に沿う形で係合する。フィン１は、強
度を考慮して型材で形成されているのでフィン１側の変
形が少ない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物における
日除けや目隠し、また、構造意匠として装飾のために設
けられるルーバに関する。
日除けや目隠し、また、構造意匠として装飾のために設
けられるルーバに関する。
【０００２】
【従来の技術】上記のようなルーバは、その設置場所に
立設される柱と、それに取り付けられる帯板状のフィン
（羽根板）から成り、例えば、窓において日除けのため
に用いる場合は、図８に示すように、その窓Ｗの開口の
上下の枠Ｗａ（下）、Ｗｂ（上）の間に柱Ｐを立設し、
その柱Ｐに取り付けた建材に直接、あるいはブラケット
を介してフィン１を取り付ける。フィン１は、金属板、
石綿スレート板、ガラス板等で形成されている。
立設される柱と、それに取り付けられる帯板状のフィン
（羽根板）から成り、例えば、窓において日除けのため
に用いる場合は、図８に示すように、その窓Ｗの開口の
上下の枠Ｗａ（下）、Ｗｂ（上）の間に柱Ｐを立設し、
その柱Ｐに取り付けた建材に直接、あるいはブラケット
を介してフィン１を取り付ける。フィン１は、金属板、
石綿スレート板、ガラス板等で形成されている。
【０００３】ルーバ１０は、このような窓Ｗの日除けや
建物内部の目隠しの場合のように、建物の開口部にだけ
設置されるものではなく、意匠上の点からは、小構造物
の前に立ちはだからせて、それを目隠しするような場合
にも使われる。例えば、ビルの屋上等に設けられている
給水タンク等、建物の美観を損なうようなものについて
の目隠し等である。
建物内部の目隠しの場合のように、建物の開口部にだけ
設置されるものではなく、意匠上の点からは、小構造物
の前に立ちはだからせて、それを目隠しするような場合
にも使われる。例えば、ビルの屋上等に設けられている
給水タンク等、建物の美観を損なうようなものについて
の目隠し等である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在のルー
バのフィンは成型材によって形成されているが、強度上
難点があり、台風の時のような強風や豪雨にさらされる
と、強度的に耐えきれず、破損したり、それが取り付け
られている柱やブラケットから離脱してしまうことがあ
る。
バのフィンは成型材によって形成されているが、強度上
難点があり、台風の時のような強風や豪雨にさらされる
と、強度的に耐えきれず、破損したり、それが取り付け
られている柱やブラケットから離脱してしまうことがあ
る。
【０００５】そこで、この発明の課題は、従来より強度
的にすぐれたルーバにすることにある。
的にすぐれたルーバにすることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、ルーバの前記フィンを型材で形成する
ようにしたのである。
に、この発明は、ルーバの前記フィンを型材で形成する
ようにしたのである。
【０００７】このようにしたことにより、型材は成型材
より強度的に優れるので、成型材の場合よりも、破損や
柱からの離脱といった事態を抑制することができる。
より強度的に優れるので、成型材の場合よりも、破損や
柱からの離脱といった事態を抑制することができる。
【０００８】その際、前記フィンを前記柱にブラケット
を介して取り付けるようにし、そのブラケットのフィン
の取り付け部位を可撓性を有する構造にすれば、前記フ
ィンを、そのブラケットの取り付け部位を撓ませながら
係合させて着脱自在に取り付けることができる。
を介して取り付けるようにし、そのブラケットのフィン
の取り付け部位を可撓性を有する構造にすれば、前記フ
ィンを、そのブラケットの取り付け部位を撓ませながら
係合させて着脱自在に取り付けることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態を説明する。図１〜図７にこの発明の実施の
形態を示し、従来例と同一部分については同一符号を付
して説明を省略する。この実施形態では、フィンが固定
式（固定ルーバ）のものを取り挙げる。
実施の形態を説明する。図１〜図７にこの発明の実施の
形態を示し、従来例と同一部分については同一符号を付
して説明を省略する。この実施形態では、フィンが固定
式（固定ルーバ）のものを取り挙げる。
【００１０】図１に示す、この実施形態のフィン１は、
幅方向両端がカール形状１ａを成す長手の帯板で、アル
ミニウム合金の型材で形成されており、そのカール形状
１ａの部分で以下に示すブラケットと係合する。
幅方向両端がカール形状１ａを成す長手の帯板で、アル
ミニウム合金の型材で形成されており、そのカール形状
１ａの部分で以下に示すブラケットと係合する。
【００１１】このフィン１を取り付ける各種ブラケット
を図２乃至図４に示す。このブラケット２と、それが取
り付けられる建材３もアルミニウム合金の型材で形成さ
れている。各ブラケット２は薄手の板体が長さ方向の所
定の位置で折り曲げられたもので、その折り曲げられた
一方で建材３に取り付けられ、他方が前記フィン１のカ
ール形状１ａの一方が係合する部分である。建材に取り
付けられる部分にはねじ止め用のばか穴２ｃが空けられ
ている。
を図２乃至図４に示す。このブラケット２と、それが取
り付けられる建材３もアルミニウム合金の型材で形成さ
れている。各ブラケット２は薄手の板体が長さ方向の所
定の位置で折り曲げられたもので、その折り曲げられた
一方で建材３に取り付けられ、他方が前記フィン１のカ
ール形状１ａの一方が係合する部分である。建材に取り
付けられる部分にはねじ止め用のばか穴２ｃが空けられ
ている。
【００１２】建材３への取り付けは、図５乃至図７に示
すように、その取り付け部の幅方向が建材３の窪みに嵌
められて回転が阻止されるようになっており、前記ねじ
穴２ｃにねじ４を通してねじ止めで固定される。
すように、その取り付け部の幅方向が建材３の窪みに嵌
められて回転が阻止されるようになっており、前記ねじ
穴２ｃにねじ４を通してねじ止めで固定される。
【００１３】図６は建材３が取り付けられる柱Ｐの窓Ｗ
への取り付け状態を側面図で示したものであり、窓の下
枠Ｗａにおいて、フランジ付きの角パイプ５が下枠Ｗａ
に埋め込まれたアンカー６ａにボルト７ａで固定されて
いる。そして、その角パイプ５の外形に挿嵌可能な内寸
法を有するフランジ付き角パイプの柱Ｐが、その角パイ
プ５に挿嵌され、そのフランジ部が、窓の上枠Ｗｂに埋
め込まれたアンカー６ｂにボルト７ｂで固定されてい
る。
への取り付け状態を側面図で示したものであり、窓の下
枠Ｗａにおいて、フランジ付きの角パイプ５が下枠Ｗａ
に埋め込まれたアンカー６ａにボルト７ａで固定されて
いる。そして、その角パイプ５の外形に挿嵌可能な内寸
法を有するフランジ付き角パイプの柱Ｐが、その角パイ
プ５に挿嵌され、そのフランジ部が、窓の上枠Ｗｂに埋
め込まれたアンカー６ｂにボルト７ｂで固定されてい
る。
【００１４】そして、建材３に取り付けた際、フィン１
のカール形状１ａが係合する部分が建材３側から片持ち
梁の形で突出するようになっている。
のカール形状１ａが係合する部分が建材３側から片持ち
梁の形で突出するようになっている。
【００１５】フィン１は、その一方のカール形状１ａ
が、ブラケット２の建材３に固定された部分の上縁の鍵
形状２ｂに係合し、他方が、ブラケット２が建材３から
張り出した部分のカール形状２ａに沿う形で係合する。
その係合の際、フィン１は、前記したように強度を考慮
して型材で形成されているのでフィン１側の変形は少な
く、前記したように、ブラケット２の張り出し部が薄手
板体の片持ち梁となっていて、可撓性のある形状になっ
ているので、ブラケット側が主に変形する。
が、ブラケット２の建材３に固定された部分の上縁の鍵
形状２ｂに係合し、他方が、ブラケット２が建材３から
張り出した部分のカール形状２ａに沿う形で係合する。
その係合の際、フィン１は、前記したように強度を考慮
して型材で形成されているのでフィン１側の変形は少な
く、前記したように、ブラケット２の張り出し部が薄手
板体の片持ち梁となっていて、可撓性のある形状になっ
ているので、ブラケット側が主に変形する。
【００１６】
【発明の効果】この発明のルーバはそのフィンを型材で
形成するようにしたので、従来のように、折り曲げやプ
レス加工で形成したものより強度的に優れる。
形成するようにしたので、従来のように、折り曲げやプ
レス加工で形成したものより強度的に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態のフィンの斜視図
【図２】（ａ）に実施形態のフィンを取り付けるブラケ
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
【図３】（ａ）に実施形態のフィンを取り付けるブラケ
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
【図４】（ａ）に実施形態のフィンを取り付けるブラケ
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
ットを斜視図で示し、（ｂ）にその取り付け状態を縦断
面図で示したもの
【図５】実施形態のフィンとブラケットと建材の互いの
取り付け状態を斜視図で示したもの
取り付け状態を斜視図で示したもの
【図６】図５の側面図
【図７】実施形態のフィンとブラケットと建材の互いの
取り付け状態を斜視図で示したもの
取り付け状態を斜視図で示したもの
【図８】ルーバの設置の一例を示す図
１ フィン １ａ （フィンの）カール形状 ２ ブラケット ２ａ （ブラケットの）カール形状 ２ｂ 鍵形状 ２ｃ ばか穴 ３ 建材 ４ ねじ ５ フランジ付き角パイプ ６ａ、６ｂ アンカー ７ａ、７ｂ アンカーボルト Ｗ 窓 Ｗａ 窓の下枠 Ｗｂ 窓の上枠 Ｐ 柱
Claims (2)
- 【請求項１】 建築物における日除け、目隠し、装飾等
に用いられ、その設置場所に立設される柱と、それに取
り付けられるフィンから成るルーバであって、前記フィ
ンを型材で形成したことを特徴とするルーバ。 - 【請求項２】 前記フィンを前記柱にブラケットを介し
て取り付けるようにし、そのブラケットのフィンの取り
付け部位を可撓性を有する構造にしたことを特徴とする
請求項１に記載のルーバ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11002073A JP2000204856A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | ル―バ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11002073A JP2000204856A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | ル―バ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000204856A true JP2000204856A (ja) | 2000-07-25 |
Family
ID=11519177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11002073A Pending JP2000204856A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | ル―バ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000204856A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411716A (en) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Levolux At Ltd | Louvre |
| KR100683903B1 (ko) | 2004-05-14 | 2007-02-15 | 주식회사 렌슨코리아 | 빌딩용 차광 장치 |
| KR100741156B1 (ko) | 2006-06-21 | 2007-07-20 | 주식회사 장학산업 | 갤러리 창호 |
| KR101040584B1 (ko) | 2008-06-11 | 2011-06-10 | (주)헌터이앤아이 | 외장용 루버 패널 |
| KR101040582B1 (ko) * | 2008-06-11 | 2011-06-10 | (주)헌터이앤아이 | 외장용 루버 패널 |
| KR101385550B1 (ko) | 2012-12-11 | 2014-04-15 | 쌍용건설 주식회사 | 건물 외벽용 루버 |
| JP2015081449A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | Ykk Ap株式会社 | ルーバーユニット及びガラリ戸 |
-
1999
- 1999-01-07 JP JP11002073A patent/JP2000204856A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2411716A (en) * | 2004-03-05 | 2005-09-07 | Levolux At Ltd | Louvre |
| GB2411716B (en) * | 2004-03-05 | 2006-03-01 | Levolux At Ltd | An architectural weather louvre |
| KR100683903B1 (ko) | 2004-05-14 | 2007-02-15 | 주식회사 렌슨코리아 | 빌딩용 차광 장치 |
| KR100741156B1 (ko) | 2006-06-21 | 2007-07-20 | 주식회사 장학산업 | 갤러리 창호 |
| KR101040584B1 (ko) | 2008-06-11 | 2011-06-10 | (주)헌터이앤아이 | 외장용 루버 패널 |
| KR101040582B1 (ko) * | 2008-06-11 | 2011-06-10 | (주)헌터이앤아이 | 외장용 루버 패널 |
| KR101385550B1 (ko) | 2012-12-11 | 2014-04-15 | 쌍용건설 주식회사 | 건물 외벽용 루버 |
| JP2015081449A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | Ykk Ap株式会社 | ルーバーユニット及びガラリ戸 |
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