JP2000199710A - タッチ信号プロ―ブの接触部位検出構造 - Google Patents

タッチ信号プロ―ブの接触部位検出構造

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JP2000199710A
JP2000199710A JP11001097A JP109799A JP2000199710A JP 2000199710 A JP2000199710 A JP 2000199710A JP 11001097 A JP11001097 A JP 11001097A JP 109799 A JP109799 A JP 109799A JP 2000199710 A JP2000199710 A JP 2000199710A
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Kaoru Matsuki
薫 松木
Kiyokazu Okamoto
清和 岡本
Kazuhiko Hidaka
和彦 日高
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Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/004Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring coordinates of points
    • G01B7/008Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring coordinates of points using coordinate measuring machines
    • G01B7/012Contact-making feeler heads therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波式タッチ信号プローブを倣い測定、
連続測定に利用することのできる接触部位検出構造を提
供すること。 【解決手段】タッチ信号プローブ10の接触部位検出構
造1は、スタイラス102を平面A内で走査運動させる
円運動発生手段30と、走査円運動の回転位置を表す位
相値θを検出する位相値検出手段50と、検出手段10
3Bで検出された検出信号値Vおよび位相値θから接触
部102Aの接触部位を検出する接触部位検出手段70
とを備えている。接触部位検出手段70で接触部102
Aの接触部位が検出できるので、タッチ信号プローブ1
0を被測定物の倣い測定、連続測定に利用することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの指令に
より三次元空間内を所定の速度ベクトルで運動するスタ
イラス支持体と、このスタイラス支持体に機械的に結合
され、前記スタイラスを支持するスタイラスホルダと、
このスタイラスホルダに支持され、被測定物と接触する
接触部を先端に有するスタイラスと、前記スタイラスホ
ルダの一部に設けられ、前記スタイラスを軸方向に共振
させる加振手段と、前記スタイラスホルダの一部に設け
られ、前記加振手段による振動の変化を検出する検出手
段とを備え、前記接触部が前記被測定物と接触した際の
振動の変化を、前記検出手段により検出するタッチ信号
プローブにおける前記被測定物に対する前記接触部上の
接触部位を検出するタッチ信号プローブの接触部位検出
構造に関する。
【0002】
【背景技術】被測定物の形状や寸法の測定を行う測定機
器としてハイトゲージ(一次元測定器)、三次元測定機
や輪郭測定器が知られている。これらの測定機器には、
測定機器本体と被測定物との位置関係を検出するために
各種プローブが使用される。これらのプローブは、非接
触式プローブと接触式プローブに、あるいは連続測定プ
ローブとタッチトリガプローブ等に分類される。
【0003】上述した三次元測定機用の接触式タッチト
リガプローブとしては、特開平6−221806号公報
で開示される超音波式タッチ信号プローブが知られてい
る。このタッチ信号プローブ100は、図10に示すよ
うに、スタイラスホルダ101、スタイラス102、圧
電素子103等から構成される。スタイラスホルダ10
1は、図示しない外部からの指令により三次元空間を所
定の速度ベクトルで運動するスタイラス支持体に取り付
けられ、スタイラス102がこのスタイラス支持体とと
もに移動しながら被測定物との接触を検出し、接触時の
座標を読み取ることにより、被測定物の端部位置を検出
する。
【0004】スタイラスホルダ101は、中空の円筒状
に形成され、その内側下端にはスタイラス102がその
軸方向の略中央部の支持点に設けられた一対の係合ピン
104によって支持されている。スタイラス102の下
端には、測定時に被測定物と当接する球状表面を有する
接触部102Aが取り付けられているとともに、その上
端には、接触部102Aと同重量のカウンタバランス1
02Bが取り付けられ、スタイラスホルダ101に対す
る支持点がスタイラス102の重心と一致している。ま
た、スタイラス102には、圧電素子103の取付部と
して一対の溝部105が外周部に切り欠かれて形成され
ており、この溝部105には、同一形状の2つの圧電素
子103が接着剤等によって、両端が密着した状態で取
り付けられている。
【0005】これらの圧電素子103は、スタイラス1
02の支持点を中心としてスタイラス102の軸方向に
沿って略対称に配置されているとともに、スタイラス1
02を共振させる加振手段103Aと、スタイラス10
2の振動の変化を検出する検出手段103Bとに二分さ
れている。このようなタッチ信号プローブ100は、加
振手段103Aによりスタイラス102を軸方向に沿っ
て振動させ、球状の接触部102Aが被測定物と接触す
ると、接触力によりスタイラス102の振動が拘束され
て振動状態が変化するので、この振動状態の変化を検出
手段103Bで検出することにより、被測定物の端部位
置等を検出することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成を有するタッチ信号プローブ100では、被
測定物に対する球状の接触部102Aの接触部位や、接
触部102Aの接触力による押し込み量の違いによって
スタイラス102の振動状態の変化が異なるため、被測
定物に対して接触部102Aの種々の部位を接触させ、
被測定物の形状を測定する倣い測定、連続測定用のプロ
ーブとしては必ずしも適切ではない。
【0007】すなわち、図11(A)に示すように、ス
タイラス102の軸方向(振動方向)と直交する方向で
接触部102Aが被測定物Wと接触する場合、接触部1
02Aの接触力F1による被測定物Wに対する押し込み
量が増大しても、スタイラス102の軸方向に沿った振
動の状態は大きく変化しない。一方、図11(B)に示
すように、接触部102Aがスタイラス102軸方向
(振動方向)に沿って被測定物Wと接触する場合、接触
部102Aの接触力F2による被測定物Wに対する押し
込み量がわずかに変化しても、スタイラスの振動状態は
大きく変化する。これらの状態を図12に示すと、前者
の場合、グラフG10に示すように、スタイラス102
の振動状態の変化を表す検出信号Vは、押し込み量Lの
変化に対して緩やかに変化する。一方、後者の場合、グ
ラフG11に示すように、押し込み量Lがわずかに変化
しても、検出信号Vは、大きく変化する。
【0008】従って、スタイラス支持体とともに、タッ
チ信号プローブ100を三次元方向に移動させて被測定
物Wの形状を測定する倣い測定を行う場合、スタイラス
102の振動状態の変化が接触部102Aの接触部位に
よって大きく異なるため、スタイラス102の振動状態
の変化の大きさにより、被測定物Wのエッジを一義的に
判別することが困難であるという問題がある。よって、
このような超音波式タッチ信号プローブ100は、被測
定物Wの倣い測定、連続測定用のプローブとしては、必
ずしも適切ではないという問題がある。更に、プローブ
を小型化すると、スタイラスの剛性が低く、柔らかくな
る。そのため、連続測定ではスタイラスの軸方向の共振
状態を保つことができなくなり、感度の低下、すなわ
ち、精度の低下を招くという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上述した超音波式タッチ
信号プローブを、被測定物の形状を測定する倣い測定、
連続測定に利用することができ、かつ被測定物の形状を
高精度に測定することのできるタッチ信号プローブの接
触部位検出構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係るタッチ信号プローブの接触部位検出構
造は、外部からの指令により三次元空間内を所定の速度
ベクトルで運動するスタイラス支持体と、このスタイラ
ス支持体に機械的に結合され、前記スタイラスを支持す
るスタイラスホルダと、このスタイラスホルダに支持さ
れ、被測定物と接触する接触部を先端に有するスタイラ
スと、前記スタイラスホルダの一部に設けられ、前記ス
タイラスを軸方向に共振させる加振手段と、前記スタイ
ラスホルダの一部に設けられ、前記加振手段による振動
の変化を検出する検出手段とを備え、前記接触部が前記
被測定物と接触した際の振動の変化を、前記検出手段に
より検出するタッチ信号プローブにおける前記被測定物
に対する前記接触部上の接触部位を検出するタッチ信号
プローブの接触部位検出構造であって、前記スタイラス
の軸に直交する平面内で当該スタイラスを所定の半径、
所定の角速度で走査円運動させる円運動発生手段と、こ
の円運動発生手段による走査円運動の回転位置を表す位
相値を検出する位相値検出手段と、前記接触部が前記被
測定物と接触している際に、前記検出手段で検出された
検出信号値と、前記位相値検出手段で検出された位相値
とに基づいて、前記接触部の前記被測定物との接触部位
を検出する接触部位検出手段とを備えていることを特徴
とする。
【0011】ここで、円運動発生手段としては、スタイ
ラスの軸と直交する平面内で当該スタイラスを、互いに
直交するX軸およびY軸方向に移動させる駆動機構と、
半径R、回転角θという円運動の軌跡に対して、駆動機
構にX=Rcosθ、Y=Rsinθという制御信号を
与える回転制御機構とを備えた円運動発生手段を採用す
ることができる。また、位相値検出手段は、前記回転制
御機構から出力される制御信号に基づいて、回転角θを
取得するように構成することができる。
【0012】このような本発明によれば、円運動発生手
段、位相値検出手段、および接触部位検出手段を備えて
いるので、以下のようにして被測定物に対する接触部の
接触部位を求めることが可能となる。まず、スタイラス
の接触部を被測定物の端部と接触させた状態で円運動発
生手段によりスタイラスを振動方向と直交する平面内で
走査円運動させる。さらに、走査円運動中における検出
手段で検出されたスタイラスの振動状態の変化を検出信
号値として検出し、その際の円運動の位相値を位相値検
出手段で検出する。そして、検出された検出信号値およ
び位相値に基づいて、接触部位検出手段により、接触部
の被測定物との接触部位を検出する。従って、超音波式
タッチ信号プローブによって、接触部の接触部位を検出
することが可能となり、この接触部位を検出することで
被測定物の形状を高精度に測定することが可能となり、
タッチ信号プローブを被測定物の形状を測定する倣い測
定、連続測定用のプローブとして利用することが可能と
なる。
【0013】以上において、前記接触部は球状の表面を
有し、上述した接触部位は、この球状表面の点として規
定されるとともに、スタイラスの軸と直交する平面内の
角度位置として規定される経度位置と、スタイラスの軸
を含む平面内の角度位置として規定される緯度位置とに
よって与えられ、接触部位検出手段は、接触部が走査円
運動をしながら被測定物と接触している際に、検出信号
値の変化量が最大となる位相値から経度位置を求め、こ
の最大となる位相値と、接触により検出信号値が変化す
る位相値の区間を表す接触位相区間幅とから、緯度位置
を求めるように構成することができ、具体的には、以下
のような手順に従って、経度位置および緯度位置を取得
することができる。
【0014】今、図1の垂直断面図に示すように、被測
定物Wのエッジ近傍において、円運動発生手段によりス
タイラス102を走査円運動させ、走査円運動の軌道S
1の一部で接触部102Aが被測定物Wと接触している
状態を考える。 (1) 経度位置の検出 図1に示される接触部102Aと被測定物Wとの接触状
態が、図2(A)、(B)の平面図に示されるように、
接触部102Aの進行方向Gに対して、被測定物Wの端
面が直交配置されている場合(図2(A)参照)、接触
部102Aの進行方向Gに対して、被測定物Wの端面が
傾いて配置されている場合(図2(B)参照)を考え
る。
【0015】図2(A)に示すように、被測定物Wの端
面が接触部102Aの進行方向Gに対して直交配置され
ている場合、接触部102Aと被測定物Wの接触部位の
平面位置は、進行方向Gに沿った点P0となる。この状
態でスタイラス102を円運動発生手段により走査円運
動させると、走査円運動の軌道S1のうち、点P1〜点
P2の間では、走査円運動によりスタイラス102には
接触力が作用し、スタイラス102の振動が拘束され
る。従って、図3に示すように、点P1〜点P2(位相
値θ1〜θ2)間において、検出手段による検出信号値
Vは、非接触時と比較して小さくなる。そして、位相値
θ1と位相値θ2の略中央となる位相値θmax(被測定
物Wの端面と直交する位相値)で検出信号値Vの変化量
は最大となる。
【0016】一方、図2(B)に示すように、被測定物
Wの端面が接触部102Aの進行方向Gに対して傾いて
いる場合、端面が傾いている分、接触部102Aの進行
方向Gから所定の角度傾いた点P0’が接触部102A
の被測定物Wとの接触部位となる。この状態でスタイラ
ス102を走査円運動させると、走査円運動の軌道S1
のうち、接触力が作用し始める点P1’、接触力が作用
し終わる点P2’は、図2(A)の場合よりも遅れを生
じることとなり、これに伴い、検出信号値Vの変化量が
最大となる位置にも遅れを生じることとなる。従って、
図3に示すように、接触力が作用して検出信号値Vに変
化が生じる点P1’〜点P2’(位相値θ1’〜θ
2’)の範囲は、前記の図2(A)の場合よりも遅れを
生じることとなり、これに伴い、検出信号値Vの最大変
化量を与える位相値θmax’にも遅れを生じることとな
る。
【0017】そして、図3における位相値θmaxと、位
相値θmax’とのずれは、図2(A)、図2(B)から
判るように、接触部102Aの被測定物Wに対する接触
部位のスタイラス102の軸に直交する平面内の角度位
置、すなわち経度位置を表している。よって、それぞれ
の経度位置を求めることができ、かつ位相値θmaxを基
準として、位相値θmax’のずれ量を検出すれば、スタ
イラス102の進行方向Gに対する接触部102Aの接
触部位P0’の傾きを検出することが可能となる。
【0018】(2) 緯度位置の算出 次に、スタイラス102の軸を含む平面内の角度位置と
して規定される接触部102Aの接触部位となる緯度位
置の算出について説明する。図4(A)、(B)に示す
ように、スタイラス102の軸に対して互いに傾きの異
なる端面を有する被測定物W、W’を考え、半径Rの接
触部102Aの接触部位を規定する緯度位置をスタイラ
ス102の軸を含む平面内の角度位置をβおよびβ’と
する(β<β’)。
【0019】この状態で、円運動発生手段により、スタ
イラス102を走査円運動させると、図4(A)の場
合、接触部102Aは、Rcosβを半径とする円弧の
一部で被測定物Wの端面と接触し、同様に、図4(B)
の場合、Rcosβ’を半径とする円弧の一部で被測定
物W’の端面と接触する。Rcosβ>Rcosβ’で
あるから、図5に示すように、接触部位の緯度位置が小
さい角度βにおける接触力の作用する位相区間幅Bは、
接触部位の緯度位置が大きい角度β’における接触力の
作用する位相区間幅B’よりも大きくなる。
【0020】すなわち、前記角度βおよび角度β’にお
ける検出信号値Vの最大変化量を与える位相値θmaxの
差異を把握すれば、接触部102Aの被測定物に対する
接触力作用開始点および接触力作用終了点を取得するこ
とにより、前記位相区間幅Bおよび位相区間幅B’の差
異を検出することができ、この位相区間幅B、位相区間
幅B’の差異から接触部102Aの被測定物Wに対する
接触部位の緯度位置を取得することが可能となる。よっ
て、上述の方法により、検出手段および位相値検出手段
の検出状態に基づいて、接触部位検出手段により、接触
部102Aの経度位置および緯度位置を取得し、タッチ
信号プローブ100の接触部102Aにおける接触部位
を検出することが可能となる。
【0021】また、上述したタッチ信号プローブの接触
部位検出構造は、検出信号値の最大変化量が所定の値を
超え、かつ位相区間が所定の値よりも小さい場合、前記
スタイラス支持体の運動を規制する修正信号を前記スタ
イラス支持体の制御部に出力する修正信号発生手段を備
えているのが好ましい。すなわち、修正信号発生手段を
備えているので、検出信号値の最大変化量等に応じてス
タイラス支持体に停止、後退等の動作を与えることがで
き、過大な接触力によりタッチ信号プローブに損傷等が
生じることを防止することが可能となる。
【0022】さらに、上述した修正信号発生手段による
修正信号は、接触部位検出手段により求められる経度位
置および緯度位置を基点として、接触部の球面の法線方
向で被測定物から離間する方向の修正ベクトル信号であ
り、この修正ベクトル信号の大きさは、位相値検出手段
で検出された位相区間幅が所定の位相区間幅となるよう
に、かつ検出手段で検出された検出信号値の最大変化量
が所定の範囲内となるような大きさであるのが好まし
い。すなわち、修正信号がこのような修正ベクトル信号
であるので、修正信号によりスタイラス支持体の動作が
規制されても、スタイラスの接触部と被測定物との接触
が適切な状態で維持され、続けて測定を再開することが
でき、被測定物の連続測定、倣い測定等に好適である。
【0023】そして、円運動発生手段による走査円運動
の全体に亘って、接触部位検出手段が検出信号値の変化
を検出した場合、上述した修正信号発生手段は、これを
回避する方向の修正信号を出力するように構成されてい
るのが好ましい。すなわち、走査円運動の全体に亘って
検出信号値の変化を検出した場合、上述した位相区間幅
を検出することができなくなるので、修正信号発生手段
がこのような場合に回避する修正信号を出力すれば、被
測定物に対する接触部の接触部位が検出できなくなる状
況が生じることもない。
【0024】また、上述した円運動発生手段による走査
円運動の周期および振幅は、加振手段の動作とは独立に
構成されているのが好ましい。すなわち、円運動発生手
段による走査円運動が加振手段の動作と独立して構成さ
れているので、スタイラスの振動状態に影響されること
なく、スタイラスに走査円運動をさせることができ、接
触部位検出手段により接触部の接触部位を確実に取得す
ることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。尚、以下の説明では、既に説明
した部分または部材と同一または類似の部分等について
は、同一または類似の符号を付してその説明を省略また
は簡略する。図6には、本発明の実施形態に係るタッチ
信号プローブの接触部位検出構造が示されている。この
接触部位検出構造1は、タッチ信号プローブ10、円運
動発生手段30、位相値検出手段50、接触部位検出手
段70、および修正信号発生手段90を含んで構成され
ている。
【0026】タッチ信号プローブ10は、背景技術で説
明したタッチ信号プローブ100と略同様の構造を有
し、不図示の制御部からの制御指令に基づいて、三次元
空間内を所定の速度ベクトルで移動するスタイラス支持
体11と、このスタイラス支持体11に機械的に結合さ
れるスタイラスホルダ101と、スタイラス102、接
触部102A、加振手段103A、検出手段103Bを
含むプローブ本体13とを備えている。
【0027】円運動発生手段30は、上述したスタイラ
ス102を、当該スタイラス102の軸方向に直交する
平面A内で所定の半径R、所定の角速度で走査円運動さ
せるものである。この円運動発生手段30は、スタイラ
ス支持体11およびスタイラスホルダ101の間に介在
して設けられる駆動機構31と、この駆動機構31に制
御信号を与える回転制御機構33とを含んで構成され
る。
【0028】駆動機構31は、前記平面A内に設定され
る互いに直交するX軸、Y軸に沿ってスタイラス102
を移動させるX軸駆動部311およびY軸駆動部312
を備えている。回転制御機構33は、所定の周期で与え
られる角度制御信号Sθに対して、X軸制御信号SX=
Rcosθ、Y軸制御信号SY=Rsinθを生成し、
前記X軸駆動部311にX軸制御信号SX、前記Y軸駆
動部312にY軸制御信号SYを出力するように構成さ
れている。そして、一定周期で角度制御信号Sθが与え
られることにより、X軸駆動部311およびY軸駆動部
312が一定周期で動作し、スタイラス102は、前記
平面A内で所定の半径R、所定の角速度で走査円運動を
行うこととなる。
【0029】位相値検出手段50は、回転制御機構33
から出力されるX軸制御信号SXおよびY軸制御信号S
Yと、これらの制御信号SX、SYが出力される周期に
基づいて、スタイラス102の走査円運動における回転
位置を検出するものである。そして、この位相値検出手
段50は、検出されたスタイラス102の回転位置θを
接触部位検出手段70に出力されるように構成されてい
る。
【0030】接触部位検出手段70は、プローブ本体1
3の検出手段103Bで検出されたスタイラス102の
振動状態を表す検出信号値Vを取得し、この検出信号値
Vと位相値検出手段50からのスタイラス102の回転
位置θとに基づいて、スタイラス102の接触部102
Aの経度位置、緯度位置を算出するように構成されてい
る。また、この接触部位検出手段70は、検出した検出
信号値Vの変化量や、検出信号値Vが変化している状態
におけるスタイラス102の回転位置の範囲を表す位相
区間幅Bを修正信号発生手段90に出力するように構成
されている。
【0031】修正信号発生手段90は、接触部位検出手
段70からの検出信号値V、位相区間幅Bに基づいて、
スタイラス支持体11を制御する制御部(図示略)に修
正信号SRを出力するように構成されている。具体的に
は、検出信号値Vの変化量が所定の値よりも大きくなっ
たり、位相区間幅Bが所定の値よりも小さい場合に、修
正信号発生手段90は、修正信号SRを制御部に出力す
る。
【0032】次に、このようなタッチ信号プローブの接
触部位検出構造1による被測定物の倣い測定を図7
(A)、(B)に基づいて説明する。 (1) 図7(A)に示すように、スタイラス支持体11
により、被測定物Wの上方からスタイラス102を降下
させると(状態I)、接触部102Aは、被測定物Wの
点Q1の部分で接触する(状態II)。 (2) 接触部102Aが被測定物Wと点Q1で接触した
状態で、円運動発生手段30により、スタイラス102
の走査円運動を開始する。位相値検出手段50は、回転
制御機構33から出力されるX軸制御信号SXおよびY
軸制御信号SYに基づいて、スタイラス102の回転位
置θを算出し、接触部位検出手段70にこの回転位置θ
を出力する。
【0033】(3) 接触部位検出手段70では、前記回
転位置θ、および検出手段103Bからの検出信号値V
に基づいて、図8のG1に示すように、検出信号値Vの
最大変化量を表す位相値θmax、検出信号値Vが変化し
た状態におけるθの範囲である位相区間幅Bを取得し、
これら位相値θmaxおよび位相区間幅Bから点Q1にお
ける接触部102Aの接触部位の経度位置および緯度位
置を算出する。
【0034】(4) このままスタイラス102を降下さ
せると、位相値θmaxにおける検出信号値V、位相区間
幅Bは大きくなっていくが、これらの値が所定の値より
も大きくなった場合、修正信号発生手段90は、位相値
θmaxおよび位相区間幅Bに基づいて修正信号SRを出
力し、スタイラス支持体11の動作を修正する。具体的
には、修正信号SRは、接触部位検出手段70で算出さ
れた接触部位の経度位置および緯度位置を基点として、
接触部102Aの球面の法線方向で被測定物Wから離間
する方向Hの修正ベクトル信号である(図7(B)参
照)。そして、この修正信号SRにより、スタイラス1
02の被測定物Wに対する接触力が低減される(状態II
I)。尚、修正信号SRの修正ベクトル信号の大きさ
は、図8のG2に示すように、位相区間幅Bが位相区間
幅B’となるように、また、位相値θmaxにおける検出
信号値Vの変化量が所定の範囲内となるような大きさと
され、接触部102Aには、常に、走査円運動の軌道S
1の一部で接触力が作用するようになっている。
【0035】(5) 以上のようなスタイラス支持体11
の動作修正を繰り返しつつ、スタイラス102をさらに
降下させ、スタイラス102の軸方向に直交する部分で
ある点Q2で接触部102Aが接すると、図8のG3に
示すように、検出信号値Vの変化量が最大変化量Vlim
を超えることとなる。このような場合、修正信号発生手
段90は、測定を中断する旨の修正信号SRを出力し、
この修正信号SRに基づいて、スタイラス支持体11が
スタイラス102を上昇させる動作を行う。
【0036】(6) また、修正信号発生手段90は、図
9(A)、(B)に示すように、走査円運動の全体、す
なわち、位相区間幅の360°に亘って、検出信号値V
の変化を検出した場合、接触部位検出手段70が位相区
間幅Bを検出できなくなるので、これを回避する方向の
修正信号SRを出力するように構成されている。この修
正信号SRは、図9(A)に示すように、スタイラス1
02を被測定物Wの接触部分から離間する方向Iの修正
ベクトル信号である。
【0037】前述のような本実施形態によれば、以下の
ような効果がある。すなわち、円運動発生手段30、位
相値検出手段50、および接触部位検出手段70を備え
ているので、走査円運動における検出手段103Bによ
る検出信号値V、および位相値検出手段50による回転
位置θに基づいて、被測定物Wに対する接触部102A
の接触部位を、接触部位検出手段70によって検出する
ことができる。従って、このような接触部位検出構造1
によれば、タッチ信号プローブ10を利用して被測定物
Wの倣い測定、連続測定を行うことができる。また、検
出された接触部位に基づいて、スタイラス支持体11の
動作を修正することにより、適切な状態で測定すること
ができる。
【0038】また、接触部位が球状の接触部102Aの
経度位置および緯度位置として与えられているので、検
出信号値Vの変化量が最大となる部分、検出信号値Vが
変化する回転位置θの範囲を得るだけで修正信号SRを
得ることができ、接触部位検出手段70および修正信号
発生手段90における信号の取り扱いの容易化が図られ
る。さらに、修正信号発生手段90がスタイラス支持体
11の運動を規制する修正信号SRを出力するように構
成されているので、検出信号値Vの最大変化量等に応じ
てスタイラス支持体11に停止、後退等の動作を与える
ことができ、過大な接触力によりタッチ信号プローブ1
0に損傷等に生じることを防止できる。
【0039】そして、修正信号SRが検出された接触部
位Q1から離間する方向の修正ベクトル信号であり、そ
の大きさが所定の位相区間幅B’を有するような修正ベ
クトル信号であるので、修正信号SRによりスタイラス
支持体11の動作が規制されても、スタイラス102の
接触部102Aと被測定物Wとの接触が適切な状態で維
持され、測定を続けることができ、タッチ信号プローブ
10を被測定物Wの形状を検出する倣い測定にも利用す
ることができる。
【0040】また、円運動発生手段30による走査円運
動の周期および振幅が加振手段103Aの動作と独立に
構成されているので、スタイラス102の振動状態に影
響されることなく、スタイラス102に走査円運動をさ
せることができ、接触部位検出手段70により、接触部
102Aの接触部位を確実に取得することができる。
【0041】尚、本発明は、前述の実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すような変形をも含むもので
ある。前記実施形態では、円運動発生手段30の駆動機
構31は、X軸駆動部311およびY軸駆動部312を
備え、回転制御機構33はこれらの各駆動部311、3
12に制御信号SX、SYを出力するように構成されて
いたが、これに限られない。すなわち、回転角θおよび
回転半径Rにより動作する駆動機構を採用してもよく、
要するに、スタイラスに走査円運動をさせることができ
れば、他の構造の駆動機構を採用してもよい。
【0042】また、前記実施形態では、接触部102A
が被測定物Wと接触してから走査円運動するように構成
されていたが、これに限らず、予めスタイラスを走査円
運動させながら、接触部を被測定物に接触させるように
構成してもよい。その他、本発明の実施の際の具体的な
構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で
他の構造等としてもよい。
【0043】
【発明の効果】前述のような本発明によれば、円運動発
生手段、位相値検出手段、接触部位検出手段を備えてい
るので、位相値検出手段で検出される走査円運動の回転
位置を表す位相値、スタイラスの振動状態の変化を表す
検出信号値の変化に基づいて、スタイラス先端の接触部
の接触部位を検出することができ、この接触部位に応じ
てスタイラス支持体の動作修正を行うことにより、タッ
チ信号プローブを倣い測定、連続測定等に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作用を説明するためのスタイラスの接
触部と被測定物の接触状態を表す模式図である。
【図2】本発明の作用を説明するためのスタイラスの接
触部と被測定物の接触状態を表す模式図である。
【図3】本発明の作用を説明するためのグラフである。
【図4】本発明の作用を説明するためのスタイラスの接
触部と被測定物の接触状態を表す模式図である。
【図5】本発明の作用を説明するためのグラフである。
【図6】本発明の実施形態に係るタッチ信号プローブの
接触部位検出構造を表す模式図である。
【図7】前記実施形態の接触部位検出構造による測定手
順を説明するための模式図である。
【図8】前記実施形態の接触部位検出構造による測定手
順に従って得られる検出信号値の変化、位相区間幅を表
すグラフである。
【図9】前記実施形態における走査円運動全体に亘って
検出信号が変化した状態を説明するための模式図および
グラフである。
【図10】従来のタッチ信号プローブを表す外観斜視図
である。
【図11】従来のタッチ信号プローブによる問題点を説
明するための模式図である。
【図12】図11におけるタッチ信号プローブの押し込
み量と検出信号の関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 接触部位検出構造 10 タッチ信号プローブ 11 スタイラス支持体 30 円運動発生手段 50 位相値検出手段 70 接触部位検出手段 90 修正信号発生手段 101 スタイラスホルダ 102 スタイラス 102A 接触部 103A 加振手段 103B 検出手段 B 位相区間幅 SR 修正信号 θmax 検出信号値の最大変化量を与える位相値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 和彦 茨城県つくば市上横場430−1 株式会社 ミツトヨ内 Fターム(参考) 2F063 AA04 AA49 DA02 DC08 EB02 EB22 KA01 2F069 AA04 AA98 GG01 GG09 GG12 GG19 GG62 HH01 JJ10 JJ25 LL02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部からの指令により三次元空間内を所定
    の速度ベクトルで運動するスタイラス支持体と、このス
    タイラス支持体に機械的に結合されるスタイラスホルダ
    と、このスタイラスホルダに支持され、被測定物と接触
    する接触部を先端に有するスタイラスと、前記スタイラ
    スホルダの一部に設けられ、前記スタイラスを軸方向に
    共振させる加振手段と、前記スタイラスホルダの一部に
    設けられ、前記加振手段による振動の変化を検出する検
    出手段とを備え、 前記接触部が前記被測定物と接触した際の振動の変化
    を、前記検出手段により検出するタッチ信号プローブに
    おける前記被測定物に対する前記接触部上の接触部位を
    検出するタッチ信号プローブの接触部位検出構造であっ
    て、 前記スタイラスの軸に直交する平面内で当該スタイラス
    を所定の半径、所定の角速度で走査円運動させる円運動
    発生手段と、 この円運動発生手段による走査円運動の回転位置を表す
    位相値を検出する位相値検出手段と、 前記接触部が前記被測定物と接触している際に、前記検
    出手段で検出された検出信号値と、前記位相値検出手段
    で検出された位相値とに基づいて、前記接触部の前記被
    測定物との接触部位を検出する接触部位検出手段とを備
    えていることを特徴とするタッチ信号プローブの接触部
    位検出構造。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタッチ信号プローブの接
    触部位検出構造において、 前記接触部は球状の表面を有し、 前記接触部位は、この球状表面の点として規定されると
    ともに、前記スタイラスの軸と直交する平面内の角度位
    置として規定される経度位置と、前記スタイラスの軸を
    含む平面内の角度位置として規定される緯度位置とによ
    って与えられ、 前記接触部位検出手段は、前記接触部が走査円運動をし
    ながら前記被測定物と接触している際に、前記検出信号
    値の変化量が最大となる位相値から前記経度位置を求
    め、この最大となる位相値と、接触により前記検出信号
    値が変化する位相値の区間を表す位相区間幅とから、前
    記緯度位置を求めるように構成されていることを特徴と
    するタッチ信号プローブの接触部位検出構造。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のタッチ信号プローブの接
    触部位検出構造において、 前記検出信号値の最大変化量が所定の値を超え、かつ前
    記位相区間幅が所定の値よりも狭小である場合、前記ス
    タイラス支持体の運動を規制する修正信号を、前記スタ
    イラス支持体の制御部に出力する修正信号発生手段を備
    えていることを特徴とするタッチ信号プローブの接触部
    位検出構造。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のタッチ信号プローブの接
    触部位検出構造において、 前記修正信号発生手段による修正信号は、前記接触部位
    検出手段により求められる前記経度位置および前記緯度
    位置を基点とし、前記接触部の球面の法線方向で前記被
    測定物から離間する方向の修正ベクトル信号であり、 この修正ベクトル信号の大きさは、前記位相区間幅が所
    定の位相区間幅となるように、かつ、前記検出信号値の
    最大変化量が所定の範囲内となるような大きさであるこ
    とを特徴とするタッチ信号プローブの接触部位検出構
    造。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載のタッチ信
    号プローブの接触部位検出構造において、 前記円運動発生手段による走査円運動の全体に亘って、
    前記接触部位検出手段が前記検出信号値の変化を検出し
    た場合、 前記修正信号発生手段は、これを回避する方向の修正信
    号を出力するように構成されていることを特徴とするタ
    ッチ信号プローブの接触部位検出構造。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項5のいずれかに記載のタ
    ッチ信号プローブの接触部位検出構造において、 前記円運動発生手段による走査円運動の周期および振幅
    は、前記加振手段の動作とは独立に構成されていること
    を特徴とするタッチ信号プローブの接触部位検出構造。
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