JP2000199224A - 防食耐久性の優れた矢板及び矢板壁 - Google Patents

防食耐久性の優れた矢板及び矢板壁

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JP2000199224A
JP2000199224A JP11000916A JP91699A JP2000199224A JP 2000199224 A JP2000199224 A JP 2000199224A JP 11000916 A JP11000916 A JP 11000916A JP 91699 A JP91699 A JP 91699A JP 2000199224 A JP2000199224 A JP 2000199224A
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sheet pile
steel sheet
clad steel
titanium
corrosion
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JP11000916A
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English (en)
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Yasushi Tanaka
靖 田中
Sakae Fujita
栄 藤田
Masaharu Honda
正春 本田
Shigeru Nakagawa
茂 中川
Mitsugi Fusamae
貢 房前
Shiro Miyata
志郎 宮田
Atsuo Moriyama
厚夫 森山
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、耐食金属クラッド鋼板を被覆材と
して用い、矢板の必要とする部位に簡単に被覆し、且つ
耐食耐久性の特性を継手部を含めて充分に発揮できる防
食耐久性の優れた矢板及び矢板壁を提供する。 【解決手段】 鋼矢板11aはウェブ部12aとフラン
ジ部13aと継手部14aの水側に対面する面がチタン
クラッド鋼板15で被覆された凸型の耐食耐久性の鋼矢
板である。鋼矢板11aに被覆されたチタンクラッド鋼
板15の両方の側端部15aはチタン16側を表になる
ように折返して折返部17を形成している。チタンクラ
ッド鋼板15の側端部15aを重ねた際に、外側になる
凸型鋼矢板11aのチタンクラッド鋼板15の側端部1
5aに折返部17を設けているので、チタンクラッド鋼
板15の側端は海水面側に露出することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾施設及び河川
の護岸工事などに鋼矢板、鋼管矢板として広く使用され
ている矢板及びその矢板壁に係わり、耐食金属クラッド
鋼板、特にチタンクラッド鋼板で被覆した矢板及び矢板
壁に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した鋼矢板壁、鋼管矢板壁は、使用
される環境が常に海水や河川水と接触し、且つ、紫外線
に曝され、厳しい腐食環境にあるために、従来から耐食
性に優れた防食手段が強く望まれていた。防食手段とし
ては、タールエポキシ樹脂塗料による塗装や、ポリエチ
レンやポリウレタン等の防食被覆が行われている。
【0003】しかし、タールエポキシ樹脂塗料による塗
装は、塗料自体の防食性能が十分でなく、塗布膜厚も薄
く、流木等により損傷し易い。また、ポリエチレンやポ
リウレタン等の防食被覆は防食性に優れているが、耐久
性が20年程度であり十分でない。
【0004】一方、港湾施設の護岸工事に使用される鋼
矢板等は40〜50年程度の耐食耐久性が望まれてきて
おり、種々の対策が検討されている。
【0005】その一例として、特開平1−178608
号公報にクラッド鋼矢板が開示されている。上記クラッ
ド鋼矢板は少なくとも片面の一部に、耐食性金属を冶金
的に拡散接合するものである。
【0006】図8は上記クラッド鋼矢板の使用状態を示
す斜視図であり、図9はクラッド鋼矢板の接続部の状態
を示す断面図である。
【0007】凹凸型のクラッド鋼矢板2b,2aはウェ
ブ部3とフランジ部4と継手部5と耐食性金属部6で構
成している。凹型または凸型のクラッド鋼矢板は海水等
に面した状態が凹型または凸型のものをいう。耐食性金
属部6は海水等に面したウェブ部3とフランジ部4と継
手部5の深さ方向の一部の母材金属7とに冶金的に拡散
接合して一体的に構成されている。また、凹凸型のクラ
ッド鋼矢板2b,2aは互い違いに組合わせて海底部8
に設置し、護岸のための鋼矢板壁1を形成する。この場
合、耐食性金属部6は海水面9の上下の干満飛沫帯の位
置に使用している。耐食性金属部6としては、ステンレ
ス鋼、ニッケル及びその合金、銅及びその合金、アルミ
ニウム及びその合金、チタン、タンタル等が適用できる
旨記載されている。
【0008】上記クラッド鋼矢板2b,2aによれば、
鋼矢板壁1として自然環境の厳しい港湾の岸壁、河川の
護岸等に使用しても優れた耐食耐久性を長時間維持する
ことができる旨記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開平1−178608号公報に開示されたクラッド鋼
矢板は以下の問題がある。
【0010】鋼矢板2b,2aは、ウエブ部3及びフラ
ンジ部4において冶金的に耐食金属を拡散接合させるこ
とが、工業的に容易でなく、コスト高を招き、また、鉄
と金属間化合物を形成する金属との組合わせでは界面に
機械的性質に問題を生じる可能性がある。
【0011】また、上記クラッド鋼矢板を用いた鋼矢板
壁では、連結打設した場合、継手部の接触面が打設時に
損傷して鋼が露出し、耐食耐久性が損なわれる。
【0012】本出願人は上記対策として水側に対する面
を、板厚を限定した耐食金属クラッド鋼板で被覆する、
防食鋼矢板(特願平10−94550号)及び防食鋼管
矢板(特願平10−94551号)を出願した。
【0013】本発明者等は、上記防食鋼矢板及び防食鋼
管矢板を用いて矢板壁として使用する場合、継手部を含
めて、耐食金属クラッド鋼板により完全に被覆されてい
ることの必要に鑑みて、更に検討を重ねて、本発明に至
った。
【0014】本発明は上記耐食金属クラッド鋼板の特性
を活かし、上記耐食金属クラッド鋼板を被覆材として用
い、矢板の必要とする部位に簡単に被覆し、且つ耐食耐
久性の特性を継手部を含めて充分に発揮できる防食耐久
性の優れた矢板及び矢板壁を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、水側に対
する面を耐食金属クラッド鋼板で被覆する矢板であっ
て、該クラッド鋼板の少なくとも一方の側端部を耐食金
属側を表にして折返したことを特徴とする防食耐久性の
優れた矢板である。
【0016】第一の発明によれば、従来の耐食性金属を
金属母材に冶金的に拡散接合したものと異なり、耐食金
属クラッド鋼板を矢板にボルト等の固定具等により簡単
に固定でき、更に、上記矢板を連結打設して矢板壁を設
置する場合、上記矢板の少なくとも一方の耐食金属クラ
ッド鋼板の折返部を有する側端部を外側にして、隣接し
て連結打設される矢板の耐食金属クラッド鋼板の側端部
を前記折返部を有する側端部の内側に重ねて矢板に固定
させた際に、耐食金属クラッド鋼板の側端部の鋼面を露
出しない。
【0017】第二の発明は、水側に対する面を耐食金属
クラッド鋼板で被覆する矢板を連結打設する矢板壁であ
って、前記矢板の少なくとも一方の耐食金属クラッド鋼
板の側端部を内側にし、その外側に隣接する耐食金属ク
ラッド鋼板の側端部を耐食金属側を表にして折返して重
ね、矢板に固定することを特徴とする防食耐久性の優れ
た矢板壁である。
【0018】第二の発明によれば、鋼矢板または鋼管矢
板を用いて連結打設する矢板の少なくとも一方の耐食金
属クラッド鋼板の側端部を内側にし、その外側に隣接す
る耐食金属クラッド鋼板の側端部を耐食金属側を表にし
て折返して重ね、矢板に固定したので、矢板壁の水側に
対する面を露出することなく、耐食金属クラッド鋼板で
完全に被覆し、耐食金属クラッド鋼板の側端部の鋼面を
露出することなく連結打設による矢板間の継手部を含め
て、耐食金属クラッド鋼板の耐食耐久性の特性を充分に
発揮できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって詳述する。
【0020】図1は本発明の矢板の一実施の形態を示す
斜視図である。鋼矢板11aはウェブ部12aとフラン
ジ部13aと継手部14aとから構成され、ウェブ部1
2aとフランジ部13aと継手部14aの水側に対する
面がチタンクラッド鋼板15で被覆された凸型の防食耐
久性の優れた鋼矢板である。
【0021】鋼矢板11aに被覆するチタンクラッド鋼
板15の両方の側端部15aはチタン16側を表になる
ように折返して折返部17を形成している。符号18は
チタンクラッド鋼板の鋼母材側を示す。
【0022】チタンクラッド鋼板15は、鋼矢板11a
が港湾施設及び河川の護岸等に鋼矢板壁として使用され
た際に、それらの干満帯、飛沫帯等の部位に被覆され
る。
【0023】チタンクラッド鋼板15は、チタン厚が1
mm以下、鋼母材厚が4mm以下のものを用い、予め鋼
矢板形状に加工しておく。チタン厚は1mmで、耐食耐
久性の効果が充分であり、チタン厚が1mmを超えた場
合は過剰になりコスト高になる。
【0024】本発明ではチタンクラッド鋼板15の側端
部にチタン16側を表になるように折返して折返部17
を設けることが必要である。
【0025】チタンクラッド鋼板15の側端部15aは
後述する凹型鋼矢板と交互に打設連結して鋼矢板壁を施
工する際に、凹型鋼矢板に被覆したチタンクラッド鋼板
の側端部と重ねて鋼矢板に固定する。側端部15aの折
返部17は略180度折曲げ加工を施し、折返部17の
折返し幅は、一般に水が侵入しない程度の幅にされる。
【0026】次に、折返部17を設けた理由を述べる。
鋼矢板11aにおいて、チタンクラッド鋼板15を被覆
する部位は、上述したように、例えば、海水側に対する
面の飛沫干満帯付近で、過酷な腐食環境に曝される。チ
タンクラッド鋼板15は鋼矢板11aを構成するウェブ
部12aとフランジ部13aと継手部14aの部位に被
覆される。しかし、折返部17を側端部に設けないチタ
ンクラッド鋼板15で被覆した鋼矢板の場合には、チタ
ンクラッド鋼板の側端部から腐食が生じるので問題があ
る。即ち、凹型鋼矢板と凸型鋼矢板が継手部14aを連
結して交互に打設連結された際に、継手部14aの位置
で両方のチタンクラッド鋼板の側端部を重ねてボルト等
の固定具で鋼矢板に固定すると、外側のチタンクラッド
鋼板の側端が海水面側に露出し、過酷な腐食環境に曝さ
れる。そのために、外側のチタンクラッド鋼板の側端か
ら鋼母材が腐食し、海水がチタンクラッド鋼板の被覆内
部に浸入し、鋼矢板に海水が接し、鋼矢板が腐食し、遂
には鋼矢板壁の寿命を短くする。
【0027】本発明では両方のチタンクラッド鋼板15
の側端部15aを重ねた際に、外側になる凸型鋼矢板1
1aのチタンクラッド鋼板15の側端部15aに折返部
17を設けているので、チタンクラッド鋼板15の側端
は海水面側に露出することがない。
【0028】上記実施の形態では、凸型鋼矢板に被覆し
たチタンクラッド鋼板の両側端部に折返部を設けた場合
について述べたが、チタンクラッド鋼板の側端部の一方
のみに折返部を設けることもできる。
【0029】また、図1による実施の形態では、チタン
クラッド鋼板15による被覆について述べたが、チタン
クラッド鋼板15は後述する実施例に示すように鋼矢板
形状に加工することが容易であり、また上記した環境に
対して耐食耐久性に優れているので好ましい。
【0030】しかし、本発明に用いるクラッド鋼板はチ
タンクラッド鋼板に限定されるものではなく、チタンに
代って、他の耐食金属、即ちステンレス鋼、ニッケル及
びその合金、銅及びその合金、アルミニウム及びその合
金、タンタル等のクラッド鋼板も同様に適用できる。
【0031】図2は本発明の矢板壁の一実施の形態を示
す断面図で、図1で示す鋼矢板を用いた鋼矢板壁であ
る。
【0032】図1と共通する個所は同じ符号を付けて、
説明を省略した。鋼矢板壁19は、ウェブ部12aとフ
ランジ部13aと継手部14aとからなる凸型鋼矢板1
1aと、ウェブ部12cとフランジ部13cと継手部1
4cとからなる凹型鋼矢板11cを交互に打設連結して
構成される。ここでは、凸型鋼矢板11aと凹型鋼矢板
11cの一対について詳述する。
【0033】凸型鋼矢板11aと凹型鋼矢板11cは水
側に対する面をチタンクラッド鋼板15、20で被覆す
る。
【0034】凹型鋼矢板11c側のチタンクラッド鋼板
20の側端部20aが内側になり、その外側に凸型鋼矢
板11a側のチタンクラッド鋼板15の側端部15aが
チタン16側を表にして折返し重ねられて、その折返部
17が、継手部14cに所定の間隔で溶接固定されてい
るスタットボルト21により固定されている。前記側端
部20aと側端部15aとの重なり部に隙間が生じない
ように、重なり部の間に樹脂系、ゴム系のパッキング材
を挿入して固定してもよい。
【0035】上記スタットボルト21は継手部14cに
直接に溶接固定したが、この際、ボルトを所定間隔で他
の帯鋼板に溶接固定しておき、該帯鋼板を継手部14c
に溶接固定してもよい。
【0036】次に鋼矢板壁19の施工手順を述べる。初
めに、凹型鋼矢板11cの継手部14cにスタットボル
ト21が溶接等によって固定される。凹型鋼矢板11c
と凸型鋼矢板11aを打設連結した後に、チタンクラッ
ド鋼板15、20を被覆する側にペトロラタム23が塗
覆装される。
【0037】予め所定位置にボルト孔22bを設け、凹
型鋼矢板11cの形状に加工されたチタンクラッド鋼板
20はボルト孔22bにスタットボルト21が貫通され
て凹型鋼矢板11cに固定される。
【0038】続いて、予め所定位置にボルト孔22aを
設け、凸型鋼矢板11aの形状に加工されたチタンクラ
ッド鋼板15がボルト孔22aにスタットボルト21を
貫通させ、ナット21aにより凸型鋼矢板11aに固定
される。
【0039】その際に、チタンクラッド鋼板20の側端
部20aとチタンクラッド鋼板15の側端部15aの重
なり部の間にパッキン材が挿入されて固定される。
【0040】更に、チタンクラッド鋼板の上下端部にお
けるチタンクラッド鋼板と鋼矢板の間隙を水中硬化型樹
脂等の樹脂系シール材を用いて封止してもよい。
【0041】また、前記間隙にパッキン材を挿入した
後、チタンクラッド鋼板を固定し、封止してもよい。
【0042】チタンクラッド鋼板15と凸型鋼矢板11
a、チタンクラッド鋼板20と凹型鋼矢板11cの間に
はペトロラタム23を塗覆装するが、ペトロラタムはペ
トロラタムペーストを塗布、あるいは、ペトロラタムを
含浸したテープ、布を塗覆装することにより塗覆装す
る。これにより耐食性が更に向上する。
【0043】チタンクラッド鋼板の下端部のチタンクラ
ッド鋼板と鋼矢板の間隙を封止した後、亜鉛粉末入りグ
リース等の防食充填剤を注入し、封止してもよい。これ
により耐食性が更に向上する。チタンクラッド鋼板の上
下端部、側端部が封止されていれば、前記ペトロラタム
塗覆装や防食充填剤注入を省略してもよい。
【0044】図3は本発明の矢板の他の実施の形態を示
す斜視図である。図1と共通する個所は同じ符号を付け
て説明を省略した。
【0045】鋼矢板11bはウェブ部12bとフランジ
部13bと継手部14bとから構成され、ウェブ部12
bとフランジ部13bと継手部14bの水側に対する面
がチタンクラッド鋼板15で被覆された凹型の防食耐久
性の優れた鋼矢板である。
【0046】鋼矢板11bに被覆するチタンクラッド鋼
板15の両方の側端部15bはチタン16側を表になる
ように折返して折返部17を形成している。符号18は
チタンクラッド鋼板の鋼母材側を示す。凹型鋼矢板11
bは凸型鋼矢板と交互に打設連結し、凸型鋼矢板のチタ
ンクラッド鋼板の側端部を内側にし、その外側に凹型鋼
矢板11bのチタンクラッド鋼板15の側端部15bを
重ねて鋼矢板に固定する場合に、側端部15bに折返部
17を設けているので、チタンクラッド鋼板15の側端
は海水面側に露出することがない。
【0047】上記図1、図3の実施の形態では、凸型鋼
矢板11a及び凹型鋼矢板11bに被覆したチタンクラ
ッド鋼板15の両側端部15a、15a及び15b、1
5bに折返部を設けた場合について述べたが、チタンク
ラッド鋼板の側端部の一方のみに折返部を設けることも
できる。
【0048】図1、図3に示すように、本発明の鋼矢板
は、凸型鋼矢板、凹型鋼矢板を連結打設して鋼矢板壁を
施工し、両方のチタンクラッド鋼板の側端部を重ねて鋼
矢板に固定する際に、外側に重ねるチタンクラッド鋼板
の側端部に折返部が設けられているものであれば適用で
きる。
【0049】図4は本発明の矢板の他の実施の形態を示
す断面図である。図1、図3と共通する個所は同じ符号
を付けて、説明を省略した。
【0050】鋼管矢板24aは鋼管本体25aと雄雌型
継手部26b、26aとから構成され、水側に対する面
をチタンクラッド鋼板15で被覆している。チタンクラ
ッド鋼板15の雄型継手部26b側の側端部15bは後
述する鋼管矢板壁の継手部の連結の際に、内側に重ねる
ものであり、その外側に重ねるチタンクラッド鋼板15
の雌型継手部26a側の側端部15aはチタン16側を
表にして折返して形成した折返部17を形成している。
【0051】また、チタンクラッド鋼板15の雄型継手
部26b側に折返部17を設け、鋼管矢板壁の継手部の
連結の際に、雌型継手部26aのチタンクラッド鋼板1
5の外側に重ねることもできる。
【0052】鋼管矢板24aとチタンクラッド鋼板15
の間にはペトロラタム23を塗覆装して耐食性を高めて
もよい。
【0053】上記折返部17を設けることにより、鋼管
矢板壁の継手部の連結の際に、チタンクラッド鋼板の側
端部の鋼母材部が露出することを防ぐことができる。
【0054】また、チタンクラッド鋼板15の側端部1
5aに折返部17を設け、ボルト孔22aを設けて、鋼
管矢板の継手部の連結の際に、鋼管矢板24aの雌型継
部手26aに接等により固定し、他のチタンクラッド鋼
板の側端部に設けられたボルト孔にスタッドボルト21
を貫通させて、内側に該チタンクラッド鋼板を固定した
後、その外側に、チタンクラッド鋼板15の側端部15
aを重ねて、スタッドボルト21をボルト孔22aに貫
通させて簡単に鋼管矢板24aに固定させることができ
る。
【0055】図5は本発明の矢板壁の他の実施の形態を
示す断面図で、図4で示す鋼管矢板を用いた鋼管矢板壁
である。図4と共通する個所は同じ符号を付けて説明を
省略した。鋼管矢板壁28は、隣接する鋼管矢板24a
の雄型継手部26bと雌型継手部26aを連結して打設
連結し、水側に対する面をチタンクラッド鋼板15で被
覆して構成されている。雄型継手部26b側のチタンク
ラッド鋼板15の側端部15bを内側にし、その外側に
雌型継手部26a側のチタンクラッド鋼板15の側端部
15aをチタン16側を表にして折返して形成した折返
部17を重ね、スタッドボルト21で鋼管矢板24aに
固定している。チタンクラッド鋼板15と鋼管矢板24
aの間には、ペトロラタム23を塗覆装している。ま
た、チタンクラッド鋼板と鋼管矢板の下端部の間隙を封
止し、間隙に充填材を注入し、封止してもよい。
【0056】雌型継手部26aの空隙には水中硬化型樹
脂あるいは亜鉛粉末入りグリース等の充填材29を充填
させて、封止している。また、チタンクラッド鋼板15
の両方の側端部に折返部17を設け、鋼管矢板壁の継手
部の連結の際に、隣接するチタンクラッド鋼板の側端部
の外側に重ねることもできる。
【0057】上記折返部17を設けることにより、鋼管
矢板壁の継手部の連結の際に、チタンクラッド鋼板の側
端部の鋼材部が露出することを防ぐことができる。
【0058】図6は本発明の矢板の他の実施の形態を示
す斜視図である。図4と共通する個所は同じ符号を付け
て説明を省略した。
【0059】鋼管矢板24bは鋼管本体25bとスリッ
ト嵌合せ型継手部27a、27bとから構成され、水側
に対面する面をチタンクラッド鋼板15で被覆してい
る。チタンクラッド鋼板15のスリット嵌合せ型継手部
27b側の側端部15bは後述する鋼管矢板壁の継手部
の連結の際に、内側に重ねるものであり、その外側に重
ねるチタンクラッド鋼板15のスリット嵌合せ型継手部
27a側の側端部15aはチタン16側を表にして折返
して形成した折返部17を形成している。
【0060】また、チタンクラッド鋼板15の両方の側
端部に折返部17を設け、鋼管矢板壁の継手部の連結の
際に、隣接するチタンクラッド鋼板の側端部の外側に重
ねることもできる。
【0061】鋼管矢板24bとチタンクラッド鋼板15
の間にはペトロラタム23を塗覆装して耐食性を高めて
もよい。符号22a、22bはボルト孔である。
【0062】チタンクラッド鋼板15を鋼管矢板24b
に固定する手順は図4の鋼管矢板24aと同様にして行
われる。
【0063】図7は本発明の矢板壁の他の実施の形態を
示す断面図で、図6で示す鋼管矢板を用いた矢板壁あ
る。図6と共通する個所は同じ符号を付けて説明を省略
した。鋼管矢板壁28は、鋼管矢板24bのスリット嵌
合せ型継手部27a、27bを連結して打設連結し、水
側に対する面をチタンクラッド鋼板15で被覆してい
る。スリット嵌合せ型継手部27b側のチタンクラッド
鋼板15の側端部15bを内側にし、その外側にスリッ
ト嵌合せ型継手部27a側のチタンクラッド鋼板15の
側端部15aをチタン16側を表にして折返して形成し
た折返部17を重ね、スタッドボルト21で鋼管矢板2
4bに固定している。符号22a、22bはボルト孔で
ある。
【0064】チタンクラッド鋼板15と鋼管矢板24b
の間には、ペトロラタム23を塗覆装している。また、
チタンクラッド鋼板と鋼管矢板の下端部の間隙を封止
し、間隙に充填材を注入し、封止してもよい。
【0065】スリット嵌合せ型継手部27a、27bの
空隙には水中硬化型樹脂あるいは亜鉛粉末入りグリース
等の充填材29を充填させて、封止している。
【0066】上記折返部17を設けることにより、鋼管
矢板壁の継手部の連結の際に、チタンクラッド鋼板の側
端部の鋼母材部が露出することを防ぐことができる。
【0067】以上の図1〜図7の実施の形態ではチタン
クラッド鋼板15の側端部の固定について、溶接固定さ
れたボルトによる固定具を用いたがこれに限定されな
い。チタンクラッド鋼板の鋼板側と鋼矢板あるいは鋼管
矢板をスポット溶接または抵抗溶接等によって固定する
こともできる。
【0068】また、外側のチタンクラッド鋼板のチタン
を表にして折返した折返部と内側のチタンクラッド鋼板
の側端部の重ね部はチタンとチタンの合わせ面である
が、抵抗溶接等により固定することもできる。
【0069】
【実施例】次に、鋼矢板壁及び鋼管矢板壁の具体例につ
いて詳述する。
【0070】[実施例1]前述の図1、図2に基いた鋼
矢板壁の一例である。
【0071】通常の鋼矢板(SPIII型、全長17m)
の継手部の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(アロイ62
5)製M12ボルトを300mmピッチで溶接固定し
た。この際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固定して
おき、該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。この鋼
矢板11cと鋼矢板11aを通常通り打設後、予め鋼矢
板形状に加工したチタンクラッド鋼板20(チタン厚
0.5mm、母材鋼厚2.0mm)と更にその側端部1
5aを180度折返したチタンクラッド鋼板15(チタ
ン厚0.5mm、母材鋼厚2.0mm)をボルトによっ
て固定した。更にチタンクラッド鋼板15、20の下端
と鋼矢板11a、11cとの隙間を水中硬化型樹脂を用
いて封止した。次に連結部のチタンクラッド鋼板15、
20の上端部より充填剤として亜鉛粉末入りグリースを
注入して、鋼矢板壁19を施工した。
【0072】鋼矢板壁19によれば、チタンクラッド鋼
板15の側端部15aの折返部17を外側にして、チタ
ンクラッド鋼板20の側端部20aを内側にして重ねて
固定しているので、チタンクラッド鋼板の側端部の鋼材
部を露出することがなく、鋼矢板壁19の水側に対する
面を露出することがなく、チタンクラッド鋼板15、2
0で完全に被覆でき、鋼矢板壁19の水側に対する面に
チタンクラッド鋼板15、20の耐食耐久性の特性を継
手部を含めて充分に発揮できた。
【0073】[実施例2]前述の図1、図2に基いた鋼
矢板壁の他の例である。
【0074】通常の鋼矢板(SPIII型、全長17m)
の継手部の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(アロイ62
5)製M12ボルトを300mmピッチで溶接固定し
た。この際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固定して
おき、該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。この鋼
矢板11cと鋼矢板11aを通常通り打設後、鋼矢板1
1aの飛沫干満帯にペトロラタムテープ及びペーストに
て防食塗覆装を施した。
【0075】しかる後、予め鋼矢板形状に加工したチタ
ンクラッド鋼板20(チタン厚0.2mm、母材鋼厚
1.8mm)と更にその側端部を180度折返したチタ
ンクラッド鋼板15(チタン厚0.2mm、母材鋼厚
1.8mm)をスタッドボルト21によって固定した。
更にチタンクラッド鋼板15、20の下端と鋼矢板11
aとの隙間を水中硬化型樹脂を用いて封止した。次に連
結部のチタンクラッド鋼板15、20の上端部より充填
剤として亜鉛粉末入りグリースを注入して、鋼矢板壁1
9を施工した。
【0076】鋼矢板壁19によれば、チタンクラッド鋼
板15の側端部15aの折返17を外側にして、チタン
クラッド鋼板20の側端部20aを内側にして重ねて固
定しているので、チタンクラッド鋼板の側端部の鋼材部
を露出することがなく、鋼矢板壁19の水側に対する面
を露出することがなく、チタンクラッド鋼板で完全に被
覆でき、鋼矢板壁19aの水側に対する面にチタンクラ
ッド鋼板15、20の耐食耐久性の特性を継手部を含め
て充分に発揮できた。
【0077】[実施例3]前述の図4、図5に基いた鋼
管矢板壁の一例である。
【0078】通常の鋼管矢板(900mmφ、全長20
m)の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(アロイ625)
製M12ボルトを300mmピッチで溶接固定した。こ
の際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固定しておき、
該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。この鋼管矢板
24aを通常通り打設後、予め鋼管矢板形状に加工した
チタンクラッド鋼板15(チタン厚0.3mm、母材鋼
厚1.7mm)と側端部15aを180度折返したチタ
ンクラッド鋼板15(チタン厚0.3mm、母材鋼厚
1.7mm)を隣接させて、折返部17を設けた側端部
を外側にして重ねてスタッドボルト21によって固定し
た。更にチタンクラッド鋼板15の下端と鋼管矢板24
aとの隙間を水中硬化型樹脂を用いて封止した。
【0079】次に連結部のチタンクラッド鋼板15、2
0と鋼管矢板24aとの隙間と、雄雌型継手部26b、
26aの上端部より充填剤として亜鉛粉末入りグリース
を注入して、鋼管矢板壁28を施工した。鋼管矢板壁2
8によれば、チタンクラッド鋼板15の側端部15aの
折返部を外側にして、チタンクラッド鋼板15の側端部
15bを内側にして重ねて固定しているので、チタンク
ラッド鋼板の側端部の鋼材部を露出することがなく、鋼
管矢板壁28の水側に対する面を露出することがなく、
チタンクラッド鋼板15で完全に被覆でき、鋼管矢板壁
28の水側に対する面に、チタンクラッド鋼板15の耐
食耐久性の特性を継手部を含めて充分に発揮できた。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明は、耐食金属クラ
ッド鋼板の側端部を重ねて接合する際に、外側に位置す
る耐食金属クラッド鋼板の側端部に折返部を設けるとい
う簡単な構造によって、矢板、矢板壁の耐食耐久性を必
要とする水面に対する面に耐食金属クラッド鋼板を簡単
に固定して被覆することができ、且つ耐食耐久性の特性
を継手部を含めて充分に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の矢板の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の矢板壁の一実施の形態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の矢板の他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の矢板の他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の矢板壁の他の実施の形態を示す断面図
である。
【図6】本発明の矢板の他の実施の形態を示す断面図で
ある
【図7】本発明の矢板壁の他の実施の形態を示す断面図
である。
【図8】従来のクラッド鋼矢板の使用状態を示す斜視図
である。
【図9】従来のクラッド鋼矢板の接続部の状態を示す断
面図である。
【符号の説明】 11a、11b 鋼矢板 12a、12b ウェブ部 13a、13b フランジ部 14a、14b 継手部 15、20 チタンクラッド鋼板 15a、15b、20a 側端部 16 チタン側 17 折返部 18 鋼母材 19 鋼矢板壁 21 スタッドボルト 21a ナット 22a、22b ボルト孔 23 ペトロラタム 24a、24b 鋼管矢板 25a、25b 鋼管本体 26a 雌型継手部 26b 雄型継手部 27a、27b スリット嵌合せ継手部 28 鋼管矢板壁 29 充填剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 正春 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中川 茂 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 房前 貢 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 宮田 志郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森山 厚夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2D018 BA15 DA00 4K062 AA05 EA11 EA14 FA01 FA12 GA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水側に対する面を耐食金属クラッド鋼板
    で被覆する矢板であって、該クラッド鋼板の少なくとも
    一方の側端部を耐食金属側を表にして折返したことを特
    徴とする防食耐久性の優れた矢板。
  2. 【請求項2】 水側に対する面を耐食金属クラッド鋼板
    で被覆する矢板を連結打設する矢板壁であって、前記矢
    板の少なくとも一方の耐食金属クラッド鋼板の側端部を
    内側にし、その外側に隣接する耐食金属クラッド鋼板の
    側端部を耐食金属側を表にして折返して重ね、矢板に固
    定することを特徴とする防食耐久性の優れた矢板壁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103180516A (zh) * 2010-10-28 2013-06-26 杰富意钢铁株式会社 钢板桩及由该钢板桩形成的钢板桩壁
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JP2014227769A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 新日鐵住金株式会社 防食鋼材、立設構造及び犠牲鋼板
JP2020133245A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 株式会社第一基礎 金属製被覆体で被覆された鋼製構造部材および壁体

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