JP2000265457A - 防食耐久性の優れた矢板及び矢板壁 - Google Patents

防食耐久性の優れた矢板及び矢板壁

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JP2000265457A
JP2000265457A JP11067644A JP6764499A JP2000265457A JP 2000265457 A JP2000265457 A JP 2000265457A JP 11067644 A JP11067644 A JP 11067644A JP 6764499 A JP6764499 A JP 6764499A JP 2000265457 A JP2000265457 A JP 2000265457A
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sheet pile
steel sheet
clad steel
titanium
titanium clad
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JP11067644A
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English (en)
Inventor
Yasushi Tanaka
靖 田中
Sakae Fujita
栄 藤田
Masaharu Honda
正春 本田
Shigeru Nakagawa
茂 中川
Mitsugi Fusamae
貢 房前
Shiro Miyata
志郎 宮田
Atsuo Moriyama
厚夫 森山
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は耐食金属クラッド鋼板を被覆材とし
て用い、矢板の必要とする部位に簡単に被覆し、且つ耐
食耐久性の特性を継手部を含めて充分に発揮できる防食
耐久性の優れた矢板及び矢板壁を提供する。 【解決手段】 凸型鋼矢板11aはウェブ部12aとフ
ランジ部13aと継手部14aとから構成され、ウェブ
部12aとフランジ部13aと継手部14aの水側に対
する面がチタンクラッド鋼板15で被覆され、チタンク
ラッド鋼板15の両方の側端部15aに有機樹脂被覆1
7している。打設連結の際に隣接するチタンクラッド鋼
板15の側端部15aを重ねた際に、外側になる凸型鋼
矢板11aのチタンクラッド鋼板15の側端部15aに
必ず、有機樹脂被覆を設けているので、チタンクラッド
鋼板15の側端部15aは海水側に露出することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾施設及び河川
の護岸工事などに鋼矢板、鋼管矢板として広く使用され
ている矢板及びその矢板壁に係わり、耐食金属クラッド
鋼板、特にチタンクラッド鋼板で被覆した矢板及び矢板
壁に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した鋼矢板壁、鋼管矢板壁は、使用
される環境が常に海水や河川水と接触し、且つ、紫外線
に曝され、厳しい腐食環境にあるために、従来から耐食
性に優れた防食手段が強く望まれていた。防食手段とし
ては、タールエポキシ樹脂塗料による塗装や、ポリエチ
レンやポリウレタン等の防食被覆が行われている。
【0003】しかし、タールエポキシ樹脂塗料による塗
装は、塗料自体の防食性能が十分でなく、塗布膜厚も薄
く、流木等により損傷し易い。また、ポリエチレンやポ
リウレタン等の防食被覆は防食性に優れているが、耐久
性が15年程度以上であり必ずしも十分でない。
【0004】一方、港湾施設の護岸工事に使用される鋼
矢板等は40〜50年程度の耐食耐久性が望まれてきて
おり、種々の対策が検討されている。
【0005】その一例として、特開平1−178608
号公報にクラッド鋼矢板が開示されている。上記クラッ
ド鋼矢板は少なくとも片面の一部に、耐食性金属を冶金
的に拡散接合するものである。
【0006】図7は上記クラッド鋼矢板の使用状態を示
す斜視図であり、図8はクラッド鋼矢板の接続部の状態
を示す断面図である。
【0007】凹凸型のクラッド鋼矢板2b,2aはウェ
ブ部3とフランジ部4と継手部5と耐食性金属部6で構
成している。凹型または凸型のクラッド鋼矢板は海水等
に面した状態が凹型または凸型のものをいう。耐食性金
属部6は海水等に面したウェブ部3とフランジ部4と継
手部5の深さ方向の一部の母材金属7とに冶金的に拡散
接合して一体的に構成されている。また、凹凸型のクラ
ッド鋼矢板2b,2aは互い違いに組合わせて海底部8
に設置し、護岸のための鋼矢板壁1を形成する。この場
合、耐食性金属部6は海水面9の上下の干満飛沫帯の位
置に使用している。耐食性金属部6としては、ステンレ
ス鋼、ニッケル及びその合金、銅及びその合金、アルミ
ニウム及びその合金、チタン、タンタル等が適用できる
旨記載されている。
【0008】上記クラッド鋼矢板2b,2aによれば、
鋼矢板壁1として自然環境の厳しい港湾の岸壁、河川の
護岸等に使用しても優れた耐食耐久性を長時間維持する
ことができる旨記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開平1−178608号公報に開示されたクラッド鋼
矢板は以下の問題がある。
【0010】鋼矢板2b,2aは、ウエブ部3及びフラ
ンジ部4において冶金的に耐食金属を拡散接合させるこ
とが、工業的に容易でなく、コスト高を招き、また、鉄
と金属間化合物を形成する金属との組合わせでは界面に
機械的性質に問題を生じる可能性がある。
【0011】また、上記クラッド鋼矢板を用いた鋼矢板
壁では、連結打設した場合、継手部の接触面が打設時に
損傷して鋼面が露出し、耐食耐久性が損なわれる。本出
願人は上記対策として水側に対する面を、板厚を限定し
た耐食金属クラッド鋼板で被覆する、防食鋼矢板(特願
平10−94550号)及び防食鋼管矢板(特願平10
−94551号)を出願した。
【0012】これらの矢板の継手部を耐食金属クラッド
鋼板で被覆することは構造上困難である。
【0013】本発明者等は、耐食金属クラッド鋼板で被
覆した防食鋼矢板及び防食鋼管矢板を矢板壁として使用
する場合、継手部を含めて、耐食金属クラッド鋼板によ
り完全に被覆されていることの必要に鑑みて、更に検討
を重ねて、本発明に至った。本発明は上記耐食金属クラ
ッド鋼板の特性を活かし、上記耐食金属クラッド鋼板を
被覆材として用い、矢板の必要とする部位に簡単に被覆
し、且つ耐食耐久性の特性を継手部を含めて充分に発揮
できる防食耐久性の優れた矢板及び矢板壁を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、水側に対
する面を耐食金属クラッド鋼板で被覆する矢板であっ
て、該クラッド鋼板の端部を有機樹脂被覆することを特
徴とする防食耐久性の優れた矢板である。
【0015】第一の発明によれば、従来の耐食性金属を
金属母材に冶金的に拡散接合したものと異なり、耐食金
属クラッド鋼板を矢板にボルト等の固定具等により簡単
に固定でき、更に、上記矢板を連結打設して矢板壁を設
置する場合、上記矢板に固定される耐食金属クラッド鋼
板の端面を含む端部に有機樹脂被覆を施しておき、隣接
した矢板の耐食金属クラッド鋼板の端部に重ねて水側に
なるように連結打設することにより、耐食金属クラッド
鋼板の側端部の鋼面が露出しない。隣接して連結打設さ
れる矢板の耐食金属クラッド鋼板の端部が重ねた際に内
側になる方にも、該端部に有機樹脂被覆を施しておくこ
ともできる。
【0016】第二の発明は、第一の発明において、有機
樹脂被覆の絶縁抵抗が104Ω・m2以上にしたものであ
る。
【0017】第三の発明は、第一、または第二の発明に
おいて、有機樹脂被覆の膜厚を400μm以上としたも
のである。
【0018】第二の発明または第三の発明によれば、上
述した第一の発明の効果を一層向上させることができ
る。
【0019】第四の発明は、水側に対する面を耐食金属
クラッド鋼板で被覆する矢板を連結打設する矢板壁であ
って、前記矢板を被覆した耐食金属クラッド鋼板の水側
の端部を少なくとも有機樹脂被覆したことを特徴とする
防食耐久性の優れた矢板壁である。
【0020】第四の発明によれば、鋼矢板または鋼管矢
板を用いて連結打設する矢板に耐食金属クラッド鋼板を
ボルト等の固定具で簡単に固定したので、矢板壁の水側
に対する鋼面を露出することなく、耐食金属クラッド鋼
板の端部を有機樹脂被覆で被覆しているので、耐食金属
クラッド鋼板の側端部の鋼面を露出することなく、連結
打設する矢板の継手部を含めて、防食耐久性の優れた矢
板壁を提供できる。
【0021】第五の発明は、第四の発明において、有機
樹脂被覆の絶縁抵抗を104Ω・m2以上としたものであ
る。第六の発明は、第四または第五の発明において、有
機樹脂被覆の膜厚を400μm以上としたものである。
【0022】第五の発明または第六の発明によれば、上
述した第四の発明の効果を一層向上させることができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって詳述する。図1は本発明の矢板の一実施の形態を
示す斜視図である。
【0024】鋼矢板11aはウェブ部12aとフランジ
部13aと継手部14aとから構成され、ウェブ部12
aとフランジ部13aと継手部14aの水側に対する面
がチタンクラッド鋼板15で被覆された凸型の防食耐久
性の優れた鋼矢板である。鋼矢板11aに被覆するチタ
ンクラッド鋼板15の両方の端面を含む側端部15aは
有機樹脂被覆17している。符号18はチタンクラッド
鋼板の鋼母材側を示す。
【0025】チタンクラッド鋼板15は、鋼矢板11a
が港湾施設及び河川の護岸等に鋼矢板壁として使用され
た際に、それらの干満帯、飛沫帯等の部位に被覆され
る。
【0026】チタンクラッド鋼板15は、チタン厚が1
mm以下、鋼母材厚が4mm以下のものを用い、予め鋼
矢板形状に加工しておく。チタン厚は1mmで、耐食耐
久性の効果が充分であり、チタン厚が1mmを超えた場
合は過剰になりコスト高になる。
【0027】本発明ではチタンクラッド鋼板15の側端
部15aに有機樹脂被覆17していることが必要であ
る。有機樹脂被覆17には有機樹脂材が用いられる。有
機樹脂材にはエポキシ樹脂、ポリウレタン、フッ素樹脂
等が用いられる。また、ウレタンエラストマー、ラミネ
ート樹脂等をライニングすることもできる。これらの有
機樹脂材は、有機樹脂被覆した際に、絶縁抵抗が高く、
また、所定の膜厚にすることにより、海水等との接触に
対して防食性を著しく高めることが可能である。チタン
クラッド鋼板15の側端部15aは後述する凹型鋼矢板
と交互に打設連結して鋼矢板壁を施工する際に、凹型鋼
矢板に被覆したチタンクラッド鋼板の側端部に重ねて水
側になるように固定する。側端部15aの有機樹脂被覆
は端面とその周辺に施され、被覆幅は経年後も端面に水
が侵入しない程度の幅にされる。次に、有機樹脂被覆1
7を設けた理由を述べる。
【0028】鋼矢板11aにおいて、チタンクラッド鋼
板15を被覆する部位は、上述したように、例えば、海
水側に対する面の飛沫干満帯付近で、過酷な腐食環境に
曝される。チタンクラッド鋼板15は鋼矢板11aを構
成するウェブ部12aとフランジ部13aと継手部14
aの部位にチタン側16を表にして被覆される。しか
し、有機樹脂被覆を設けないチタンクラッド鋼板15で
被覆した鋼矢板の場合には、水側に用いたチタンクラッ
ド鋼板の側端部の鋼母材から腐食が生じるので問題があ
る。即ち、凹型鋼矢板と凸型鋼矢板が継手部14aを連
結して交互に打設連結された際に、継手部14aの位置
で両方のチタンクラッド鋼板の側端部を重ねてボルト等
の固定具で鋼矢板に固定すると、水側(外側)のチタン
クラッド鋼板の側端部の鋼母材が海水側に露出し、過酷
な腐食環境に曝される。そのために、外側のチタンクラ
ッド鋼板の側端部から鋼母材が腐食し、海水がチタンク
ラッド鋼板の被覆内部に浸入し、鋼矢板に海水が接し、
鋼矢板が腐食し、遂には鋼矢板壁の寿命を短くする。
【0029】本発明では両方のチタンクラッド鋼板15
の側端部15aを重ねた際に、外側になる凸型鋼矢板1
1aのチタンクラッド鋼板15の側端部15aに有機樹
脂被覆を設けているので、チタンクラッド鋼板15の側
端部は海水側に露出することがない。
【0030】この際、凹型鋼矢板が打設連結の際に、チ
タンクラッド鋼板15の側端部15aを外側になるよう
に重ねる場合には、その側端部に有機樹脂被覆を設ける
ことは言うまでもない。
【0031】また、図1による実施の形態では、チタン
クラッド鋼板15による被覆について述べたが、チタン
クラッド鋼板15は後述する実施例に示すように鋼矢板
形状に加工することが容易であり、また上記した環境に
対して耐食耐久性に優れているので好ましい。
【0032】しかし、本発明に用いる耐食金属クラッド
鋼板はチタンクラッド鋼板に限定されるものではなく、
チタンに代って、他の耐食金属、即ちステンレス鋼、ニ
ッケル及びその合金、銅及びその合金、アルミニウム及
びその合金、タンタル等のクラッド鋼板も同様に適用で
きる。
【0033】また、ボルトに用いる金属素材はチタンク
ラッド鋼板のチタンと金属接触する可能性があるため異
種金属接触腐食を引起こさない種類のものを用いる必要
がある。チタンの場合にはアロイ625が好ましい。ある
いは、ボルトがチタンクラッド鋼板のチタンに電気的に
接触しないように、ボルトに絶縁チューブを被せるなど
の工夫を施す必要がある。
【0034】また、発明者等は有機樹脂被覆について、
膜厚と絶縁抵抗について検討し、代表的なエポキシ樹脂
の場合において種々変化させた場合の海水中における防
食性能を加速試験における推定寿命で評価した結果か
ら、海水中での期待耐用寿命を30年以上とするために
はエポキシ樹脂を含む有機樹脂被覆の絶縁抵抗が104
Ω・m2以上でなくてはならないこと、または膜厚が4
00μm以上でなくてはならないことを見出した。
【0035】有機樹脂の被覆方法については、この有機
樹脂は、チタンクラッド材表面に直接塗ることもできる
が、グラインダー、ディスクサンダー、スケーリングマ
シン等の動力工具、または、スクレーパやワイヤーブラ
シ等の手工具、あるいは、サンドブラスト、ショットブ
ラスト等のブラスト法により予めチタンクラッドの母材
表面の素地調整を行うことが好ましい。素地調整のグレ
ードは、SISSa2以上が好ましい。
【0036】また、素地調整した母材表面には、一次防
錆、および上層の例えばエポキシ樹脂との接着耐久性を
保持する目的で、ウォッシュプライマー、有機ジンクリ
ッチプライマー、無機ジンクリッチプライマー等のプラ
イマーを施し、その上に本発明の樹脂を塗布すること
が、長期の耐久性保持の観点から好ましい。
【0037】図2は本発明の矢板壁の一実施の形態を示
す断面図で、図1で示す鋼矢板を用いた鋼矢板壁であ
る。図1と共通する個所は同じ符号を付けて、説明を省
略した。
【0038】鋼矢板壁19は、ウェブ部12aとフラン
ジ部13aと継手部14aとからなる凸型鋼矢板11a
と、ウェブ部12bとフランジ部13bと継手部14b
とからなる凹型鋼矢板11bを交互に打設連結して構成
される。ここでは、凸型鋼矢板11aと凹型鋼矢板11
bの一対について詳述する。
【0039】凸型鋼矢板11aと凹型鋼矢板11bは水
側に対する面をチタンクラッド鋼板15、20で被覆す
る。
【0040】凹型鋼矢板11b側のチタンクラッド鋼板
20の側端部20aは有機樹脂被覆が施され、内側にな
り、その外側に凸型鋼矢板11a側のチタンクラッド鋼
板15の側端部15aは有機樹脂被覆が施され、重ねら
れて、その側端部15a、20aが、スタットボルト2
1により固定されている。
【0041】この場合、凹型鋼矢板11b側のチタンク
ラッド鋼板20の側端部20aは打設連結の際に内側に
なるので、有機樹脂被覆を施さないチタンクラッド鋼板
20とすることもできる。前記側端部20aと側端部1
5aとの重なり部に隙間が生じないように、重なり部の
間に樹脂系、ゴム系のパッキング材を挿入して固定して
もよい。
【0042】次に鋼矢板壁19の施工手順を述べる。初
めに、凹型鋼矢板11bの継手部14bにスタットボル
ト21が溶接等によって固定される。凹型鋼矢板11b
と凸型鋼矢板11aを打設連結した後に、チタンクラッ
ド鋼板15、20を被覆する側にペトロラタム23が塗
覆装される。
【0043】予め所定位置にボルト孔22bを設け、凹
型鋼矢板11bの形状に加工され側端部20aに有機樹
脂被覆17が施されたチタンクラッド鋼板20はボルト
孔22bにスタットボルト21が貫通されて凹型鋼矢板
11bに固定される。
【0044】続いて、予め所定位置にボルト孔22aを
設け、凸型鋼矢板11aの形状に加工された側端部15
aに有機樹脂被覆が施されたチタンクラッド鋼板15が
ボルト孔22aにスタットボルト21を貫通させ、ナッ
ト21aにより凸型鋼矢板11aに固定される。
【0045】その際に、チタンクラッド鋼板20の側端
部20aとチタンクラッド鋼板15の側端部15aの重
なり部の間にパッキン材が挿入されて固定される。更
に、チタンクラッド鋼板の上下端部におけるチタンクラ
ッド鋼板と鋼矢板の間隙を水中硬化型樹脂製パテ等の樹
脂系シール材を用いて封止してもよい。
【0046】また、間隙にパッキン材を挿入した後、チ
タンクラッド鋼板を固定し、封止してもよい。
【0047】チタンクラッド鋼板15と凸型鋼矢板11
a、チタンクラッド鋼板20と凹型鋼矢板11の間には
ペトロラタム23をチタンクラッド鋼板15とチタンク
ラッド鋼板20を固定する前に塗覆装するが、ペトロラ
タムはペトロラタムペーストを塗布、あるいは、ペトロ
ラタムを含浸したテープ、布を塗覆装することにより塗
覆装する。これにより耐食性が更に向上する。
【0048】チタンクラッド鋼板の下端部のチタンクラ
ッド鋼板と鋼矢板の間隙を封止した後、亜鉛粉末入りグ
リース等の防食充填剤を注入し、封止してもよい。これ
により耐食性が更に向上する。チタンクラッド鋼板の上
下端部、側端部が封止されていれば、前記ペトロラタム
塗覆装や防食充填剤注入を省略してもよい。
【0049】図3は本発明の矢板の他の実施の形態を示
す断面図である。図1と共通する個所は同じ符号を付け
て、説明を省略した。
【0050】鋼管矢板24aは鋼管本体25aと雄雌型
継手部26b、26aとから構成され、水側に対する面
をチタンクラッド鋼板15で被覆している。チタンクラ
ッド鋼板15の雄型継手部26b側の側端部15bはボ
ルト孔22bを有し、後述する鋼管矢板壁の継手部の打
設連結の際に、内側に重ねるものであり、その外側に重
ねるチタンクラッド鋼板15の雌型継手部26a側の側
端部15aは有機樹脂被覆17を形成している。
【0051】また、チタンクラッド鋼板15の雄型継手
部26b側に有機樹脂被覆17を設け、鋼管矢板壁の継
手部の連結の際に、雌型継手部26aのチタンクラッド
鋼板15の外側に重ねることもできる。
【0052】また、チタンクラッド鋼板15の雄雌型継
手部26b、26aの側端部15b、15aの両方に有
機樹脂被覆17を設けることもできる。
【0053】鋼管矢板24aとチタンクラッド鋼板15
の間にはペトロラタム23を塗覆装して耐食性を高めて
もよい。
【0054】上記有機樹脂被覆17を設けることによ
り、鋼管矢板壁の継手部の連結の際に、チタンクラッド
鋼板の側端部の鋼母材部が露出することを防ぐことがで
きる。また、チタンクラッド鋼板15の側端部15aに
有機樹脂被覆17を設け、ボルト孔22aを設けて、鋼
管矢板の継手部の打設連結の際に、鋼管矢板24aの雌
型継部手26aにスタットボルトを溶接等により固定
し、他のチタンクラッド鋼板の側端部に設けられたボル
ト孔にスタッドボルトを貫通させて、内側に該チタンク
ラッド鋼板を固定した後、その外側に、チタンクラッド
鋼板15の側端部15aを重ねて、スタッドボルトをボ
ルト孔22aに貫通させて簡単に鋼管矢板24aに固定
させることができる。
【0055】図4は本発明の矢板壁の他の実施の形態を
示す断面図で、図3で示す鋼管矢板を用いた鋼管矢板壁
である。図3と共通する個所は同じ符号を付けて説明を
省略した。鋼管矢板壁28は、隣接する鋼管矢板24a
の雄型継手部26bと雌型継手部26aを連結して打設
連結し、水側に対する面をチタンクラッド鋼板15で被
覆して構成されている。雄型継手部26b側のチタンク
ラッド鋼板15の側端部15bを内側にし、その外側に
雌型継手部26a側のチタンクラッド鋼板15の側端部
15aに有機樹脂被覆17を設けて、外側に重ね、スタ
ッドボルト21で鋼管矢板24aに固定している。チタ
ンクラッド鋼板15と鋼管矢板24aの間には、ペトロ
ラタム23を塗覆装している。また、チタンクラッド鋼
板と鋼管矢板の下端部の間隙を封止し、間隙に充填材を
注入し、封止してもよい。
【0056】雌型継手部26aの空隙には止水性を確保
するためセメントモルタルを充填して封止している。
【0057】また、チタンクラッド鋼板15の両方の側
端部に有機樹脂被覆を設け、鋼管矢板壁の継手部の打設
連結の際に、隣接するチタンクラッド鋼板の側端部の外
側に重ねることもできる。
【0058】上記有機樹脂被覆17を設けることによ
り、鋼管矢板壁28の継手部の打設連結の際に、チタン
クラッド鋼板の側端部の鋼材部が露出することを防ぐこ
とができる。
【0059】図5は本発明の矢板の他の実施の形態を示
す斜視図である。図3と共通する個所は同じ符号を付け
て説明を省略した。
【0060】鋼管矢板24bは鋼管本体25bとスリッ
ト嵌合せ型継手部27a、27bとから構成され、水側
に対する面をチタンクラッド鋼板15で被覆している。
チタンクラッド鋼板15のスリット嵌合せ型継手部27
b側の側端部15bは後述する鋼管矢板壁の継手部の打
設連結の際に、内側に重ねるものであり、その外側に重
ねるチタンクラッド鋼板15のスリット嵌合せ型継手部
27a側の側端部15aは有機樹脂被覆17を設けてい
る。
【0061】また、チタンクラッド鋼板15の両方の側
端部に有機樹脂被覆を設け、鋼管矢板壁の継手部の打設
連結の際に、隣接するチタンクラッド鋼板の側端部の外
側に重ねることもできる。また、両方の側端部に有機樹
脂被覆を設け、その一方を内側にして鋼管矢板壁の継手
部の打設連結をすることもできる。
【0062】鋼管矢板24bとチタンクラッド鋼板15
の間にはペトロラタム23を塗覆装して耐食性を高めて
もよい。符号22a、22bはボルト孔である。
【0063】チタンクラッド鋼板15を鋼管矢板24b
に固定する手順は図3の鋼管矢板24aと同様にして行
われる。
【0064】図6は本発明の矢板壁の他の実施の形態を
示す断面図で、図5で示す鋼管矢板を用いた矢板壁であ
る。図5と共通する個所は同じ符号を付けて説明を省略
した。鋼管矢板壁28は、鋼管矢板24bのスリット嵌
合せ型継手部27a、27bを連結して打設連結し、水
側に対する面をチタンクラッド鋼板15で被覆してい
る。スリット嵌合せ型継手部27b側のチタンクラッド
鋼板15の側端部15bを内側にし、その外側にスリッ
ト嵌合せ型継手部27a側のチタンクラッド鋼板15の
側端部15aに有機樹脂被覆17を設けて外側に重ね、
スタッドボルト21で鋼管矢板24bに固定している。
符号22a、22bはボルト孔である。チタンクラッド
鋼板15と鋼管矢板24bの間には、ペトロラタム23
を塗覆装している。また、チタンクラッド鋼板と鋼管矢
板の下端部の間隙を封止し、間隙に充填材を注入し、封
止してもよい。
【0065】スリット嵌合せ型継手部27a、27bの
空隙には止水性を確保するためセメントモルタル29を
充填して封止している。
【0066】上記有機樹脂被覆17を設けることによ
り、鋼管矢板壁の継手部の連結の際に、チタンクラッド
鋼板15の側端部15aの鋼母材部が露出することを防
ぐことができる。
【0067】以上の図1〜図6の実施の形態ではチタン
クラッド鋼板15の側端部15aの固定について、溶接
固定されたボルトによる固定具を用いたがこれに限定さ
れない。チタンクラッド鋼板の鋼板側と鋼矢板あるいは
鋼管矢板をスポット溶接または抵抗溶接等によって固定
することもできる。
【0068】
【実施例】次に、鋼矢板壁及び鋼管矢板壁の具体例につ
いて詳述する。[実施例1]前述の図1、図2に基いた
鋼矢板壁の一例である。
【0069】通常の鋼矢板(SP3型、全長17m)の
継手部の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(アロイ62
5)製M12ボルトを300mmピッチで溶接固定し
た。この際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固定して
おき、該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。この鋼
矢板11bと鋼矢板11aを通常通り打設後、予め鋼矢
板形状に加工し、側端部20aに絶縁抵抗が108Ω・
2のエポキシ樹脂を膜厚を500μm被覆したチタン
クラッド鋼板20(チタン厚0.5mm、母材鋼厚2.
0mm)と、その側端部15aに同様のエポキシ樹脂被
覆を施したチタンクラッド鋼板15(チタン厚0.5m
m、母材鋼厚2.0mm)をボルトによって固定した。
更にチタンクラッド鋼板15、20の下端と鋼矢板11
a、11bとの隙間を水中硬化型樹脂製パテを用いて封
止した。次に連結部のチタンクラッド鋼板15、20の
上端部より充填剤として亜鉛粉末入りグリースを注入し
て、鋼矢板壁19を施工した。
【0070】鋼矢板壁19によれば、チタンクラッド鋼
板15の側端部15aのエポキシ樹脂被覆を外側にし
て、チタンクラッド鋼板20の側端部20aを内側にし
て重ねて固定しているので、チタンクラッド鋼板の側端
部の鋼母材部を露出することがなく、鋼矢板壁19の水
側に対する面に水が侵入することがなく、鋼矢板壁19
の水側に対する面を防食耐久製の優れたチタンクラッド
鋼板15、20で継手部を含めて確実に被覆できた。
【0071】[実施例2]前述の図1、図2に基いた鋼
矢板壁の他の例である。通常の鋼矢板(SP3型、全長
17m)の継手部の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(ア
ロイ625)製M12ボルトを300mmピッチで溶接
固定した。この際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固
定しておき、該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。
この鋼矢板11bと鋼矢板11aを通常通り打設後、鋼
矢板11a、11bの飛沫干満帯にペトロラタムテープ
及びペーストにて防食塗覆装を施した。
【0072】しかる後、予め鋼矢板形状に加工し、側端
部20aに絶縁抵抗が108Ω・m2のエポキシ樹脂を膜
厚を500μmで被覆したチタンクラッド鋼板20(チ
タン厚0.2mm、母材鋼厚1.8mm)とその側端部
15aに同様のエポキシ樹脂被覆を施したチタンクラッ
ド鋼板15(チタン厚0.2mm、母材鋼厚1.8m
m)をスタッドボルト21によって固定した。更にチタ
ンクラッド鋼板15、20の下端と鋼矢板11a、11
bとの隙間を水中硬化型樹脂製パテを用いて封止した。
次に連結部のチタンクラッド鋼板15、20の上端部よ
り充填剤として亜鉛粉末入りグリースを注入して、鋼矢
板壁19を施工した。
【0073】鋼矢板壁19によれば、チタンクラッド鋼
板15の側端部15aのエポキシ樹脂被覆を外側にし
て、チタンクラッド鋼板20の側端部20aを内側にし
て重ねて固定しているので、チタンクラッド鋼板の側端
部の鋼母材部を露出することがなく、鋼矢板壁19の水
側に対する面に水が侵入することがなく、鋼矢板壁19
aの水側に対する面を防食耐久性に優れたチタンクラッ
ド鋼板15、20で継手部を含めて確実に被覆した。
【0074】[実施例3]前述の図3、図4に基いた鋼
管矢板壁の一例である。通常の鋼管矢板(900mm
φ、全長20m)の飛沫干満帯連結部に高Ni合金(ア
ロイ625)製M12ボルトを300mmピッチで溶接
固定した。この際、ボルトを所定間隔で帯鋼板に溶接固
定しておき、該帯鋼板を鋼矢板に溶接固定してもよい。
この鋼管矢板24aを通常通り打設後、予め鋼管矢板形
状に加工し、側端部に絶縁抵抗が108Ω・m2のエポキ
シ樹脂を膜厚を500μmに被覆したチタンクラッド鋼
板15(チタン厚0.3mm、母材鋼厚1.7mm)を
隣接して側端部15aを外側にしてスタッドボルト21
によって鋼管矢板24aに固定した。更にチタンクラッ
ド鋼板15の下端と鋼管矢板24aとの隙間を水中硬化
型樹脂製パテを用いて封止した。次に連結部のチタンク
ラッド鋼板15と鋼管矢板24aとの隙間と、雄雌型継
手部26b、26aの間隙の上端部より充填剤29とし
てセメントモルタルを注入して、鋼管矢板壁28を施工
した。鋼管矢板壁28によれば、チタンクラッド鋼板1
5の側端部15aのエポキシ樹脂被覆を外側にして、チ
タンクラッド鋼板15の側端部15bを内側にして重ね
て固定しているので、チタンクラッド鋼板の側端部の鋼
母材部を露出することがなく、鋼管矢板壁28の水側に
対する面に水が浸入することがなく、鋼管矢板壁28の
水側に対する面を防食耐久製の優れたチタンクラッド鋼
板15で継手部を含めて確実に被覆できた。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明は、耐食金属クラ
ッド鋼板の側端部を重ねて接合する際に、外側に位置す
る耐食金属クラッド鋼板の側端部に有機樹脂被覆を設け
るという簡単な構造によって、矢板、矢板壁の耐食耐久
性を必要とする水側に対する面に耐食金属クラッド鋼板
を簡単に固定して被覆することができ、且つ耐食耐久性
の特性を継手部を含めて充分に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の矢板の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の矢板壁の一実施の形態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の矢板の他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の矢板壁の他の実施の形態を示す断面図
である。
【図5】本発明の矢板の他の実施の形態を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の矢板壁の他の実施の形態を示す断面図
である。
【図7】従来のクラッド鋼矢板の使用状態を示す斜視図
である。
【図8】従来のクラッド鋼矢板の接続部の状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
11a、11b 鋼矢板 12a、12b ウェブ部 13a、13b フランジ部 14a、14b 継手部 15、20 チタンクラッド鋼板 15a、15b、20a20b 側端部 16 チタン側 17 有機樹脂被覆 18 鋼母材 19 鋼矢板壁 21 スタッドボルト 21a ナット 22a、22b ボルト孔 23 ペトロラタム 24a、24b 鋼管矢板 25a、25b 鋼管本体 26a 雌型継手部 26b 雄型継手部 27a、27b スリット嵌合せ継手部 28 鋼管矢板壁 29 充填剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 正春 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中川 茂 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 房前 貢 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 宮田 志郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森山 厚夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 2D049 EA03 FB03 FB12 FB14 FC02 FC03 FD04 FE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水側に対する面を耐食金属クラッド鋼板
    で被覆する矢板であって、該クラッド鋼板の端部を有機
    樹脂被覆したことを特徴とする防食耐久性の優れた矢
    板。
  2. 【請求項2】 有機樹脂被覆の絶縁抵抗が104Ω・m2
    以上であることを特徴とする請求項1記載の防食耐久性
    の優れた矢板。
  3. 【請求項3】 有機樹脂被覆の膜厚が400μm以上で
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の防
    食耐久性の優れた矢板。
  4. 【請求項4】 水側に対する面を耐食金属クラッド鋼板
    で被覆する矢板を連結打設する矢板壁であって、前記矢
    板を被覆したクラッド鋼板の水側の端部を少なくとも有
    機樹脂被覆したことを特徴とする防食耐久性の優れた矢
    板壁。
  5. 【請求項5】 有機樹脂被覆の絶縁抵抗が104Ω・m2
    以上であることを特徴とする請求項4記載の防食耐久性
    の優れた矢板壁。
  6. 【請求項6】 膜厚が400μm以上であることを特徴
    とする請求項4または請求項5記載の防食耐久性の優れ
    た矢板壁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004211379A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管矢板および矢板壁
JP2006218699A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Kansai Paint Co Ltd 防食被覆構造
CN104846850A (zh) * 2015-04-07 2015-08-19 中交四航工程研究院有限公司 潮差区和水位变动区的钢板桩防护系统及其施工方法
JP2015175214A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 新日鐵住金株式会社 通水量制御部材
JP2015175181A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 新日鐵住金株式会社 防護層を有する鋼製部材及び基礎構造物

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