JP2000198690A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JP2000198690A
JP2000198690A JP11248547A JP24854799A JP2000198690A JP 2000198690 A JP2000198690 A JP 2000198690A JP 11248547 A JP11248547 A JP 11248547A JP 24854799 A JP24854799 A JP 24854799A JP 2000198690 A JP2000198690 A JP 2000198690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、上昇過程全体、好ましくは上
昇経路の始点において力に関する条件が有利であり、平
坦な構造で実施できる昇降装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、負荷支持体に作用する合力
が、第1のベアリングと第5のベアリングの間に延びる
直線に沿って伝達されるか、あるいは第1、第4、およ
び第5のベアリングにより境界線が決まるシザー構成の
作動スペース外に位置するとともに、負荷支持体が平行
四辺形ガイドによって水平に整列することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1つの
シザー構成と、支柱を回転自在に配設した回転軸を備え
る第1のベアリングを有するベース・フレームとを備
え、支柱と第2のベアリングを共有するキャリア・アー
ムを備え、支柱がキャリア・アームを第1および第2の
キャリア・アーム部分に分割し、支柱およびベース・フ
レームとともに三角形を形成する第2のキャリア・アー
ム部分が、ベース・フレーム内で前後に移動可能なガイ
ド上に配設された第4のベアリングによって支持され、
第1のキャリア・アーム部分の自由端部に配設された負
荷支持手段と、キャリア・アームに作用する少なくとも
1つの昇降ユニットとを備える、車両、搭載ユニット、
機器などを昇降させる昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】OMER社のパンフレットには、昇降装
置が記載されており、この装置は、少なくとも1つのシ
ザー型構成を有するベース・フレームを備えている。こ
のシザー型構成は、回転軸を有する第1のベアリングを
備え、この回転軸の周囲に、固定支柱が回転自在に配設
されている。支柱の他端は、キャリア・アームに係合
し、第2のベアリングを形成する。キャリア・アーム
は、支柱により、第1および第2のキャリア・アーム部
分に分けられ、第2のキャリア・アームの自由端にはガ
イドが設けてあり、ベース・フレームと連結されてい
る。ガイドにより、第2のキャリア・アーム部分は、ベ
ース・フレーム内で水平に前後移動できるように案内さ
れる。キャリア・アームの自由端の対向側端部は、負荷
支持体を配設した別のベアリングを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この昇降装置は、昇降
シリンダで上下動し、このシリンダの一端は、第2のベ
アリングの近くにある支柱上に配設され、他端は第2の
支柱に作用し、第2の支柱は、第1のキャリア・アーム
部分上に回転可能に配設されるとともに、負荷支持体に
接続されている。このような構成により、二重半シザー
が形成され、このシザーは、その間にある昇降シリンダ
により駆動され、上下動する。このような構成の昇降プ
ラットフォームは構造的に高価である。また、この昇降
装置は、非使用時には高さが高く、使い勝手が悪い。し
たがって、この昇降装置は、主に工場の床に組み込むの
に適している。非使用時に高さが比較的高くなるのは、
昇降装置を死点位置またはたたんだ位置から移動させる
のに必要な力をかけられるように、支柱間に高価な昇降
シリンダ構成を設けたことによる。大きな力に打ち勝て
るような構造的手段を採用しているために、初期位置に
おける昇降装置の高さが比較的高くなる。また、このよ
うな構成の昇降装置は、二、三の用途に限定され、構造
的に高価なものとなる。
【0004】したがって、本発明の一目的は、構造が簡
単で、上昇過程全体、好ましくは上昇経路の始点におい
て力に関する条件が有利であり、平坦な構造で実施でき
る昇降装置を提供することである。本発明の他の目的
は、様々な用途に使用できる昇降装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、負荷支持体に
作用する合力が、第1のベアリングと第5のベアリング
の間に延びる直線に沿って伝達されるか、あるいは第
1、第4、および第5のベアリングにより境界線が決ま
るシザー構成の作動スペース外に位置するとともに、負
荷支持体が平行四辺形ガイドによって水平に整列するこ
とを特徴とする。
【0006】本発明による昇降装置の構造により、パン
チ・プラットフォームの原理に従って、昇降装置はリニ
アな上昇動作を行うことができ、また昇降装置を平坦な
構造とすることができる。本発明による構造、特に半シ
ザー構造では、平行四辺形ガイドにより負荷を水平に支
持し、相当な力を支持できる単純な構造が実現可能であ
る。また、合力の導入により、シザー構成内の力を有利
に分布させることができ、したがって低い材料コスト
で、費用効果の高い昇降装置を提供できる。
【0007】第5のベアリングのほぼ前部あるいは第
1、第4、第5のベアリングの間の移動スペースの外側
に位置する負荷支持体を構成することにより、構造が平
坦な装置を実現できる。合力と第5のベアリングとの間
にあるレバー・アームは無視できるものであり、プル・
ロッドにより問題なく補償できる。また、シザー構成の
第5のベアリングの領域に力支持体を配置できる。
【0008】別の有利な構成によれば、上昇動作が、シ
ザー構成の第5のベアリングを介して行われるように、
平行四辺形ガイドをプル・ロッドとして構成する。した
がって、プル・ロッドに引張力だけが作用するように、
第5のベアリングに合力、すなわち負荷支持力が与えら
れ、これにより、圧力用設計とは対照的に、プル・ロッ
ドの設計が著しく単純化される。
【0009】別の有利な構成では、平行四辺形ガイド
は、昇降ユニットを備えた、または昇降ユニットを持た
ない少なくとも1つの別のシザー構成を備えて構成さ
れ、第1のシザー構成に作用する接続手段に接続され
る。この代替構成では、プル・ロッドを省くことができ
る。また、第5のベアリングは上昇動作時に回転でき、
床に固定されている。この代替構成には、構成要素が同
一であるため、例えばシザー構成を2つ利用することに
より、コストを削減することができるという利点があ
る。また、メインテナンスや組立も単純化される。
【0010】キャリア・アームに作用するシザー構成の
支柱に対して少なくとも1つの昇降ユニットを鋭角的に
配設することにより、特に負荷を非作動位置から持ち上
げる場合、有利な力関係が得られる。この構成によれ
ば、昇降ユニットの死点位置が、昇降装置の非作動位置
にくるのを避けることができ、ごくわずかな力で上昇動
作を実行できる。同時に、この構成によれば、構造が平
坦な昇降装置を実現できる。床または工場の床に組み込
んだ場合、この構成では、必要な基礎作業がごくわずか
で済むという利点がある。このように平坦な構造、ある
いは高さが低い構造の昇降装置を床に配設した場合、そ
の上を車両は問題なく通過できる。また、全高が非常に
低いため、材料コストを削減することができ、ひいては
製造コストを削減できる。
【0011】本発明の別の有利な構成によれば、キャリ
ア・アームに対する昇降ユニットの作用により形成され
る第3のベアリングは、第2のベアリングと第4のベア
リングとの間にある軸の外側に設けられる。したがって
昇降シリンダは、非作動状態において支柱から逸れた位
置をとることができ、上昇動作方向の鋭角により昇降シ
リンダを調整することが可能になる。したがって、角度
の設定に対応したコサイン関数に従って、力を削減する
ことができる。シリンダのサイズ次第では、昇降装置を
折り曲げた状態でシザー構成が平坦な構造となり、力の
利用が最適化されるように、水平線に対して調整角度を
調整できるので有利である。
【0012】本発明の別の有利な構成によれば、少なく
とも1基の昇降ユニットが、第1のベアリングの回転軸
の周囲に回転自在に配設されている。力に関する規定の
条件は、簡単な方法で再現可能であり、この構成により
実現できる。同時に、構造の単純化が可能となる。
【0013】本発明の別の有利な構成によれば、支柱の
長さが、第1および第2のキャリア・アーム部分の長さ
に対応する。したがって、上昇動作全体を通して支柱と
第2のキャリア・アーム部分との間に二等辺三角形が形
成されるので有利であり、その結果、力に関する有利な
条件が実現される。同時に、この構造により、支持面に
対してのみ垂直な上昇動作を行うことができる。したが
って、本発明による昇降装置の上昇動作は、パンチ・プ
ラットフォームの上昇動作に相当する。別の静的な問題
を伴うこともある回転動作が、上昇動作時に生じないた
め、特に、これには狭いスペースしか必要としないとい
う利点がある。
【0014】本発明による別の有利な構成によれば、プ
ル・ロッドが、第5のベアリングと分離された負荷支持
手段と一端で係合し、他端では、第4のベアリングに回
転しないように設けられたレバーに回転自在に配設され
ている。このプル・ロッドにより、いわゆる平行四辺形
ガイドを設けることができ、したがって、負荷支持手段
が、昇降動作全体を通じて水平整合を維持できるように
なる。よって、昇降装置による負荷の昇降動作時に、高
度の安全性が得られる。
【0015】本発明の別の有利な構成によれば、昇降装
置を構成するのに、シザー構成を単体で、あるいは例え
ば相互に対向するように一対で使用することができる。
ある構成では、昇降ユニットを2基使用できる。昇降ユ
ニットごとに加えるべき力が削減されるため、昇降ユニ
ットが縮小でき、したがって、非作動位置における昇降
装置の全高をさらに削減できる。
【0016】また、ベース・フレームをレールとして構
成できるという利点もある。この実施態様では、負荷支
持手段を床上で支持し、シザー構成に対向して位置する
ベース・フレームの表面を、例えば自動車用の駐車面と
して構成するように、シザー構成を例えば180°回転
させる。
【0017】ベース・フレームの使用方法とは無関係
に、本発明による構成は、例えば、総重量、すなわち負
荷を含む重量が7.5トン未満の自動車に使用できる。
【0018】本発明の別の有利な構成によれば、キャリ
ア・アームに設ける第2、第4、および第5のベアリン
グが、共通の平面上に位置する。したがって、構造が単
純で安定したキャリア・アームおよび平坦な構成が可能
となる。
【0019】本発明の別の有利な構成によれば、ベース
・フレームが、U字形の構造を備えており、その対向す
る2つの平行なレッグは、好ましくはU字形であり、相
互に対向して配設されており、したがって両者の間にガ
イド・ブロックを配設することができる。また、ガイド
・ブロックは、スライド・ベアリングとして構成するこ
ともできる。2つのガイド・ローラの回転軸が、共通の
水平面内になく有利であり、遊びがまったく、あるいは
ほとんどない状態でガイド・ブロックをプロフィル・レ
ッグ内で案内することができる。ガイド・ローラの回転
面は、U字形レッグのプロフィルに合わせて調整されて
いるので有利であり、したがって、力を受ける大きな接
触面が得られるとともに、低摩擦条件が可能となる。
【0020】本発明の別の有利な構成によれば、第4の
ベアリングが、サスペンションのガイド・ローラの間に
配設されており、上昇動作全体を通して同一の水平面上
を前後に移動できるので有利である。この水平面は、ガ
イド・ローラの回転軸よりも床に近い位置に設けられて
いるので有利である。したがって、回転レバーにより、
第4のベアリング上に配設されるガイド・ロッドは、キ
ャリア・アームに対して平坦に配設することも可能であ
る。
【0021】本発明の別の有利な構成によれば、キャリ
ア・アームは、接続要素により第3および第4のベアリ
ングの位置で相互に間隔を置いて固定された右側キャリ
ア・アーム支柱および左側キャリア・アーム支柱を備
え、第5のベアリングの位置に負荷支持手段としてクロ
スヨークを備えた閉じたフレームとして構成される。接
続要素は、剛性構造になっており、この要素により、特
に第3のベアリングの領域において、キャリア・アーム
の剛性が増大する。キャリア・アームのクロスヨーク
は、所与の時間における使用条件に合わせて調整可能な
ので有利である。閉じたフレームによれば、閉じた力の
流れが可能になり、したがって、同じ上昇力、同じフレ
ーム剛性で、重量および材料が削減できる構成が実現可
能である。
【0022】本発明の別の有利な実施態様によれば、昇
降ユニットは、挿入したロータリ・レバーを介して、キ
ャリア・アームに間接的に作用することが好ましい。し
たがって、特に上昇動作の開始時点で力の条件が比較的
不利なときに、レバー比を増大させることにより、特に
上昇動作の開始時点で、必要な力を小さくして、昇降装
置を非作動位置外に導くことができる。ロータリ・レバ
ーは、キャリア・アーム上のベアリングに対して比較的
長いレバー・アームを備え、昇降ユニットがキャリア・
アームの端部に係合しているので有利である。ほぼ対向
して位置するレバー・アームの構造は短く、このアーム
には、支柱に係合する圧力ローラが設けてある。したが
って、上昇動作の開始時点では、ロータリ・レバーの回
転動作により負荷支持体の上昇が可能となる。一定の上
昇経路を移動した後、ロータリ・レバーに設けたストッ
パにより回転動作が阻止され、その後は、昇降シリンダ
の拡張により上昇動作が可能であるため有利である。拡
張が進むと、ロータリ・レバーの圧力ローラは支柱から
上昇することができ、したがって、上昇動作は、昇降シ
リンダのみによって行われる。
【0023】その他の有利な構成および発展態様は他の
従属請求項に示す。
【0024】特に有利な実施態様の例は以下の説明、特
許請求の範囲、および図面によって再現される。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、延ばした位置にある本発
明一実施形態による昇降装置11の略側面図である。図
2には、非活動位置、すなわち非作動位置にある昇降装
置11を示す。昇降装置11は、半シザーとして構成さ
れ、ベース・フレーム13に設けたシザー構造12を有
している。シザー構造12は、キャリア・アーム14を
備え、このアームは、支柱16および昇降ユニット17
により、非活動位置から延ばした位置に移動させること
ができる。支柱16は、回転軸19の周囲に回転するよ
うに第1のベアリング18の位置に配置されている。な
お、第1のベアリングは、固定ベアリングとして構成す
ることが好ましい。第1のベアリング18に対向する支
柱16の端部とキャリア・アーム14とは、第2のベア
リング21によって連結されている。ベアリング21
は、回転軸22を備え、この軸の周囲にキャリア・アー
ム14と支柱16とが、回転可能に配設されている。キ
ャリア・アーム14の下端部には、ベース・フレーム1
3と関連して、第4のベアリング23が設けてあり、ガ
イド26に設けた回転軸24は、ベース・フレーム13
と平行に前後に移動できる。第4のベアリング23に対
向するキャリア・アーム14の端部には第5のベアリン
グ27が設けてあり、回転軸28の周囲を回転する負荷
支持手段29を受ける。第2、第4、第5のベアリング
21、23、27が、同一直線上に位置していると有利
である。
【0026】この実施形態の場合、昇降ユニット17
は、油圧シリンダとして構成されているが、これに限定
されるものではない。昇降ユニット17は、ベース・フ
レーム13に向いた端部で、回転軸19の周囲に回転可
能に配置されていると有利である。ただし、ベース・フ
レーム13に向いた昇降ユニット17の端部は、別の位
置でベース・フレーム13に係合することもある。ベー
ス・フレーム13から隔たった昇降ユニット17の端部
は、第3のベアリング31の位置で、キャリア・アーム
14と回転軸32とを係合させる。回転軸32または第
3のベアリング31は、回転軸22または第2のベアリ
ング21とは離れて配置されている。昇降装置11の非
活動位置では、第1および第2のベアリング18、21
を通る軸34と、第1および第3のベアリング18、3
1を通る昇降ユニット17の軸36との間に鋭角αが形
成されるように構成するのが有利である。さらに、支柱
16をキャリア・アーム14に沿って移動するように設
けた第2のベアリング21は、第4のベアリング23と
第5のベアリング27との中間にくるように構成されて
いる。したがって、昇降動作時には、第1のベアリング
18、第2のベアリング21、および第4のベアリング
23の間に、常に二等辺三角形が形成され、したがって
力に関する条件が静的に有利になる。さらに、第5のベ
アリング27が、直線38に沿って垂直方向のみに上昇
動作することになる。同時に、上昇動作が直線状、また
はベース・フレーム13あるいは床39に対して垂直で
ある場合、第1のベアリング18と第4のベアリング2
3とが、同一平面上にあるので有利である。
【0027】負荷支持体29は、上昇動作中常にプル・
ロッド41によって水平に維持される面39を備えてい
る。プル・ロッド41は、第6のベアリング42を介し
て負荷支持体29に直接係合する。第6のベアリングか
ら離れた位置で、プル・ロッド41は、レバー43に接
続され、第7のベアリング44を形成する。レバー43
は、軸24の第4のベアリング23に連結されている。
この構成によっていわゆる平行四辺形ガイドが形成さ
れ、このガイドによって、負荷支持体29の面39は、
上昇動作に沿ったどの昇降位置でも水平になる。同時
に、昇降装置のゼロ位置で、ベース・フレーム13のほ
ぼ閉じた面を形成するカバーとしてガイド・ロッド41
を構成できるので有利である。
【0028】合力25が直線38に沿って作用するよう
に又は、合力25が第1、第4、および第5のベアリン
グ18、23、27によって決まる移動スペース外で負
荷支持体29と係合するように、負荷支持体29が昇降
する負荷と係合する。負荷支持体29は、例えば自動車
の車軸と係合する(図9aおよび図9b)。さらに、自
動車の空気タイヤの下に係合する負荷支持体29を設け
る場合もある(図10aおよび図10b)。また、対応
する負荷を確実に昇降させるために、例えば板状の減衰
要素付負荷支持体29あるいはU字形の負荷支持体29
を設けることもある。
【0029】ベース・フレーム13は、U字形に構成さ
れ、好ましくは矩形の外形を有するチューブ49によっ
て離間させた左側レッグと右側レッグ47、48を備え
ていると有利である。このチューブ49が、平坦な矩形
構造であり、したがって、負荷支持体29が、負荷を支
持するのに必要な厚さに形成されるとともに、シザー構
造12によって決まる高さを超えて突出することがない
ようにすることが有利である。レッグ47、48はそれ
ぞれ、相互に対向するように配設されたU字形形状を備
えている。ガイド26は、このU字形形状内を通り、2
個のガイド・ローラ52を配置したガイド・ブロック5
1を備えている。ガイド・ローラ52は、走行面が円錐
状であり、U字形レッグ47、48の対応接触面に合わ
せて調整されるので有利である。ガイド・ローラ52の
回転軸53、54は、同一面上に配置することができる
が、相互に少なくとも若干ずらして配置してあり、した
がってほぼ遊びがない状態でベース・フレーム13のガ
イド・ブロック51を案内できるようにするのが有利で
ある。ガイド・ローラ52の回転軸53、54の間に第
4のベアリング23が配設されている。図2による非作
動位置で、第1のベアリング18の回転軸19、第4の
ベアリング23の回転軸、および第2のベアリング21
の回転軸22は、同一平面上に位置している。レッグ4
7、48は、断面において別のベアリング配置に調整す
ることもできる。
【0030】第2のベアリング21により、第1のキャ
リア・アーム部分56と第2のキャリア・アーム部分5
7とに分割されたキャリア・アーム14は、場合によっ
ては、図3の平面図に示すような閉じたフレームを備え
ている。右側と左側のキャリア・アーム14は、剛接接
合要素58により第4のベアリング23の位置で接合さ
れ、さらに、負荷支持体29により第2のベアリング2
7の領域内で接合され、閉じたフレームとなっている。
【0031】図1から図3による昇降装置11は、1個
の昇降シリンダ、図7のように2個の昇降シリンダ、ま
たは数個のシリンダを備えることができる。昇降シリン
ダを数個使用して構成した場合、各昇降シリンダの直径
を小さくすることができ、したがって全高を低くするこ
とができる。しかし、図2と図6に示す非活動位置にお
いては、昇降装置11の軸34と36の間の角を鋭角に
保つ必要がある。当然この角度は、さらに小さくするこ
ともできる。寸法次第で、この角度は、構成の形態の原
則から逸脱することなく当然変化し、水平に延びる軸3
4の少なくとも若干上に配設される。なお、前記原則に
従って、第3のベアリング31が第2のベアリング21
と空間的に分離されている。
【0032】ベース・フレーム13は、特に矩形チュー
ブの領域に負荷支持体29用の自由スペースを設け、平
坦な昇降装置11が実現可能となるように構成される。
本発明による平坦な構成の昇降装置11は、車が容易に
その上を通ることができるため、特に昇降装置を床に組
み込めない用途の場合、このような構成の昇降装置を利
用できるのは特に有利である。
【0033】図1から図3による昇降装置11は、第1
のキャリア・アーム部分56に別の半シザーを設け、負
荷支持体29に係合させてさらに発展させることができ
る。このようにして全長を短くし、昇降量を等しくする
ことができる。静的要件が満たされれば、同様に次々と
半シザーを追加していくことも考えられる。
【0034】同様に、本発明の特徴を備えた二重シザー
として、昇降装置11を構成することもできる。
【0035】図4から図7に、代替実施形態を示す。同
様な構造の特徴について図1から図3を参照する。
【0036】この実施形態は、同様に構造が平坦であ
り、レバー比の上で、ゼロ点位置または非活動位置から
上昇移動させるためのより有利な力の条件が与えられる
という利点がある。昇降ユニット17は、ロータリ・レ
バー71を介して、キャリア・アーム14、すなわち第
1のキャリア・アーム部分56に係合している。このロ
ータリ・レバーは、半挿入状態になる。ロータリ・レバ
ー71は、第1のキャリア・アーム部分56にある第8
のベアリング73により、回転軸72の周りに回転可能
に配設されている。第1のレバー・アームは、回転軸7
2から第3のベアリング31まで延び、このベアリング
には、昇降ユニット17が取り付けられている。第2の
レバー・アームは、回転軸72から圧力ローラ74まで
延び、このローラは、ゼロ点位置で支柱16に形成され
た溝76を有するホルダーに突き当たる。溝76は、少
なくとも直線34(図2)の下に位置する圧力ローラ7
4の支持面を備えている。
【0037】昇降動作の開始時、ロータリ・レバー71
に配設され、かつ第2のベアリングと関連した突起78
に突き当たるストッパ77により、ロータリ・レバー7
1の回転運動が阻止される前に、先ず、昇降シリンダ1
7がわずかに延びる。これにより鋭角αが増大し、した
がって上昇動作の力に関する条件がより有利になる。上
昇動作を行うには、コサイン関数に対応して必要な力が
入力される。したがって、最初の上昇動作は、ロータリ
・レバー71のレバー比を利用して行われる。図6から
図5にかけ、一例として、上昇動作の過程を示す。
【0038】例えば図5および図4に示すように、シリ
ンダだけでさらに上昇動作が行われる。ロータリ・レバ
ー71は、昇降装置11のその後の上昇動作やキャリア
・アーム14の回転運動を妨げないように構成されてい
る。昇降シリンダの延びが大きい場合に、ストッパ77
が、突起78から解放される。圧力ローラ74は、比較
的直径が大きい取付要素を設けるように構成されると有
利である。その要素にベアリング上を硬質ローラが回転
できる普通のローラ・ベアリングなどを取り付けること
ができる。楽に回転するベアリングを挿入すると、溝7
5内で圧力ローラ74が低摩擦で回転でき、これにより
回転運動が容易になる。同時に、第8のベアリング73
に対応する処理を行い、回転レバー71が容易に回転す
るようにする。
【0039】図4から図7に示した実施形態は、図1か
ら図3による実施形態と同様、昇降シリンダ1基だけで
も駆動することができる。また、数基の昇降シリンダを
使用することもできる。シリンダ17の昇降動作時に、
力がより効率よくキャリア・アーム14に伝達されるよ
うに、荷重支持手段80(図7)を追加してある。ま
た、共通のベアリング・シャフト95を設けてある。図
4から図7に示す実施形態は、例えば普通のベアリング
をガイドとして備えている。このベアリングには、プル
・ロッド41が、回転自在に直接取り付けてある。ま
た、プル・ロッド41は、ゼロ点位置でキャリア・アー
ム14の上部に位置しており、昇降装置をほぼ閉じた構
成にするため、このプル・ロッドをカバーとして設ける
こともある。
【0040】図8は、図1から図3による発明の実施形
態の別の構成を示す図である。負荷支持体29は、ベー
ス・フレーム13が、シザー構成12により上下できる
ように、例えば床にしっかりと固定されている。この実
施形態では、ベース・フレーム13の上部側91の形状
がU字形であり、したがってレールを形成でき、自動車
が安全にベース・フレーム13上を通ることができるの
で有利である。シザー構成12相互の配置間隔は、昇降
させる負荷の長さによって決まる。昇降させる負荷次第
では、シザー構成12が3つ以上レールに作用すること
がある。
【0041】図9から図11に、本発明による昇降装置
11の実施形態の使用例を示す。図9aおよび図9b
は、昇降装置11の使用例を示す図であり、この場合、
昇降装置11は、工場の床39に設置してある。昇降装
置11は、固定にする場合と、可動にする場合とがあ
る。例えば、この構成は、2基の昇降装置11のうち一
方のみを固定した場合であり、したがって第2の昇降装
置11は、車両の長さなどに合わせて調整できる。図9
aおよび図9bによる昇降装置11は、二重シリンダ構
成になっている。負荷支持手段29の幅は、自動車の両
輪の間隔よりも小さくしてある。したがって、支持が適
切であれば、車両の軸に対する作用が可能である。ま
た、負荷支持体29に回転レバーを設け、例えば車両の
フレームに作用させることができる。
【0042】図10aおよび図10bは、工場の床に設
置した昇降装置11の例を示す図である。この場合も、
2基の昇降装置11のうち一方は固定してあり、もう一
方は、矢印が示すように左右に移動可能である。可変を
高めるために、シザー構成12が両方とも移動可能に配
置され、相互に離間させてあるので有利である。図10
aおよび図10bの負荷支持手段29は、例えば、車両
のタイヤの下で係合するように構成されている。
【0043】図11aおよび図11bに、代替実施形態
を示す。やはり、昇降装置11のシザー構成12は、工
場の床39の基礎に設置してある。このシザー構成は、
相互に間隔を置いて任意に移動することが可能である。
例えば、この実施形態では、単シリンダ構成が示してあ
り、空気タイヤ1本につき、シザー構成12が1基あ
る。負荷が非常に大きい場合は、タイヤ1本につき、シ
リンダを2基または複数基設ける。この場合も、左側シ
ザー構成12が昇降ユニット17を備え、右側シザーに
は、昇降ユニットがない構成となっている。2基以上の
シザー構成12の間の結合は、コネクティング・ロッド
98やレールなどで行う。
【0044】使用する負荷に対応する昇降装置11の設
計上の特徴を組み合わせることは、自由である。図9か
ら図11による実施形態では、昇降ユニット17が、す
べて同様に駆動され、したがって負荷の昇降が一様なの
で有利である。昇降動作を監視する装置や安全規格を満
たす装置に必要なリミット・スイッチについては、詳細
を示していない。車両に対応する作業を行うために、例
えば、車両を前端部または後端部でのみ昇降するように
昇降装置を使用することもできる。本発明による昇降装
置は、その趣旨にそって補うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】延ばした位置にある、本発明による昇降装置の
略側面図である。
【図2】非作動位置にある、本発明による昇降装置の略
側面図である。
【図3】本発明による、図2の昇降装置の略平面図であ
る。
【図4】延ばした位置にある、本発明による昇降装置の
代替実施形態の略側面図である。
【図5】部分的延ばした位置にある、本発明の代替実施
形態の略側面図である。
【図6】非作動位置にある、図4および図5による実施
形態の略側面図である。
【図7】図6による代替実施形態の略平面図である。
【図8】本発明による、図1から図3の実施形態の別の
構成を示す図である。
【図9】第1の予想用途を示す略側面図および正面図で
ある。
【図10】代替実施形態および予想される設置例の略側
面図および正面図である。
【図11】本発明による昇降装置の別の用途の略側面図
および正面図である。
【符号の説明】
12 シザー構成 13 ベース・フレーム 14 キャリア・アーム 16 支柱 17 昇降ユニット 19 回転軸 21 第2のベアリング 23 第4のベアリング

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのシザー構成(12)
    と、支柱(16)を回転自在に配設した回転軸(19)
    を備える第1のベアリング(18)を有するベース・フ
    レーム(13)とを備え、支柱(16)と第2のベアリ
    ング(21)を共有するキャリア・アーム(14)を備
    え、支柱(16)がキャリア・アーム(14)を第1お
    よび第2のキャリア・アーム部分(56、57)に分割
    し、支柱(16)およびベース・フレーム(13)とと
    もに三角形を形成する第2のキャリア・アーム部分(5
    7)が、ベース・フレーム(13)内で前後に移動可能
    なガイド(26)上に配設された第4のベアリング(2
    3)によって支持され、第1のキャリア・アーム部分
    (56)の自由端部に配設された負荷支持手段(29)
    と、キャリア・アーム(14)に作用する少なくとも1
    つの昇降ユニット(17)とを備える、車両、搭載ユニ
    ット、機器などを対象とする昇降装置であって、負荷支
    持体(29)に作用する合力(25)が、第1のベアリ
    ングと第5のベアリング(18、27)の間に延びる直
    線に沿って伝達されるか、あるいは第1、第4、および
    第5のベアリングにより境界線が決まるシザー構成(1
    2)の作動スペース外に位置するとともに、負荷支持体
    (29)が、平行四辺形ガイド(12、41)によって
    水平に整列することを特徴とする昇降装置。
  2. 【請求項2】 平行四辺形ガイド(41)をプル・ロッ
    ドとして構成し、上昇動作がシザー構成(12)の第5
    のベアリング(27)を介して進行することを特徴とす
    る請求項1に記載の昇降装置。
  3. 【請求項3】 平行四辺形ガイド(12)が、昇降ユニ
    ットを備えたあるいは昇降ユニットを備えない少なくと
    ももう1つのシザー構成として構成され、第1のシザー
    構成(12)に作用する接続要素(96)と接続されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  4. 【請求項4】 昇降ユニット(17)が、第2のベアリ
    ング(21)から間隔を隔てた第3のベアリング(3
    1)において、第1のキャリア・アーム部分(56)に
    配設され、したがって、ベアリング(18)の回転軸
    (19)とベアリング(21)の回転軸との間に延びる
    軸(34)が、少なくともシザー構成を延ばさない位置
    で、昇降ユニット(17)の長手軸(36)に対して鋭
    角αを成して配設されていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載の昇降装置。
  5. 【請求項5】 第3のベアリング(31)が、第2のベ
    アリング(21)と第4のベアリング(23)との間に
    延びる軸の外側に位置することを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか一項に記載の昇降装置。
  6. 【請求項6】 昇降ユニット(17)が、第1のベアリ
    ング(18)の回転軸(19)に回転可能に配設されて
    いることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項
    に記載の昇降装置。
  7. 【請求項7】 支柱(16)の長さが、キャリア・アー
    ム(14)の第1および第2のキャリア・アーム部分
    (56、57)の長さに対応することを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれか一項に記載の昇降装置。
  8. 【請求項8】 プル・ロッド(41)がキャリア・アー
    ム(14)と平行に設けてあり、回転レバー(43)に
    より、第5のベアリング(27)から離れた負荷支持体
    (29)上の一端および第4のベアリング(23)上の
    他端に回転可能に配設されていることを特徴とする請求
    項1ないし7のいずれか一項に記載の昇降装置。
  9. 【請求項9】 ベース・フレーム(13)が、床(3
    9)内または床(39)上に可動にまたは固定して配設
    されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれ
    か一項に記載の昇降装置。
  10. 【請求項10】 1つまたは複数の昇降ユニット(1
    7)を備えた1つまたは複数のシザー構成(12)が、
    1つまたは複数のベース・フレーム(13)に設けてあ
    ることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に
    記載の昇降装置。
  11. 【請求項11】 ベース・フレーム(13)が、車両、
    プラットフォーム、支持体などのレールとして構成さ
    れ、負荷支持体(29)が床(39)に配設されている
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記
    載の昇降装置。
  12. 【請求項12】 第2、第4、および第5のベアリング
    (21、23、27)が、キャリア・アーム(14)の
    共通軸内に位置していることを特徴とする請求項1ない
    し11のいずれか一項に記載の昇降装置。
  13. 【請求項13】 第5のベアリング(27)が、第1の
    ベアリングと第5のベアリング(18、23)とを接続
    する線に直角な直線(38)に沿って可動できることを
    特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載の
    昇降装置。
  14. 【請求項14】 ベース・フレーム(13)が、U字形
    に構成されたフレームを備え、ベース・フレームのレッ
    グ(47、48)が、相互に平行に整列され、U字形に
    構成されていることを特徴とする請求項1ないし13の
    いずれか一項に記載の昇降装置。
  15. 【請求項15】 ベース・フレーム(13)のガイド
    (26)が、少なくとも2つのガイド・ローラ(52)
    を備えたガイド・ブロック(51)、または普通のベア
    リングとして構成されていることを特徴とする請求項1
    ないし14のいずれか一項に記載の昇降装置。
  16. 【請求項16】 第4のベアリング(23)が、ベース
    ・フレーム(13)のU字形レッグ(47、48)内を
    案内される少なくとも2つのガイド・ローラ(52)を
    備えたガイド・ブロック(51)を有し、ガイド・ロー
    ラ(52)が、共通の水平面上に回転軸が位置しないよ
    うにガイド・ブロック(51)上に配設されていること
    を特徴する請求項1ないし15のいずれか一項に記載の
    昇降装置。
  17. 【請求項17】 キャリア・アーム(14)の回転軸
    (24)が、第4のベアリング(23)に位置すること
    を特徴とする請求項13に記載の昇降装置。
  18. 【請求項18】 昇降ユニット(17)が、油圧シリン
    ダとして構成され、少なくとも1基、好ましくは2基の
    昇降シリンダを備えることを特徴とする請求項1ないし
    17のいずれか一項に記載の昇降装置。
  19. 【請求項19】 キャリア・アーム(14)が、閉じた
    フレームとして構成され、右側および左側キャリア・ア
    ーム支柱が、第4のベアリング(23)において接続片
    (58)により一体に接続され、第2のベアリング(2
    1)において剛性接続片(59)により一体に接続さ
    れ、第5のベアリング(27)において負荷支持体によ
    り一体に接続されていることを特徴とする請求項1ない
    し18のいずれか一項に記載の昇降装置。
  20. 【請求項20】 支柱(16)と、左側および右側キャ
    リア・アーム(14)との間に少なくとも1基の昇降ユ
    ニット(17)が配設されていることを特徴とする請求
    項1ないし19のいずれか一項に記載の昇降装置。
  21. 【請求項21】 シザー構成(12)の長手軸およびベ
    ース・フレーム(13)の長手軸に沿って鏡像構成が設
    けられていることを特徴とする請求項1ないし20のい
    ずれか一項に記載の昇降装置。
  22. 【請求項22】 昇降ユニット(17)が、間接的にキ
    ャリア・アーム(14)に作用することを特徴とする請
    求項1ないし21のいずれか一項に記載の昇降装置。
  23. 【請求項23】 昇降ユニット(17)の第3のベアリ
    ング(31)が、ロータリ・レバー(71)上に配設さ
    れ、ロータリ・レバーが、第8のベアリング(73)に
    おいて、第1のキャリア・アーム部分(56)上で回転
    自在に配設されていることを特徴とする請求項22に記
    載の昇降装置。
  24. 【請求項24】 ロータリ・レバー(71)が、シザー
    構成(12)が延びていない状態で支柱(16)の溝
    (76)にはまる圧力ローラ(74)を有することを特
    徴とする請求項22または23に記載の昇降装置。
  25. 【請求項25】 上昇動作の第1の段階で、ロータリ・
    レバー(71)が、昇降ユニット(17)に回転するよ
    うに取り付けられ、圧力ローラ(74)が、支柱(1
    6)の溝(76)に当てて支持されキャリア・アーム
    (14)を持ち上げることを特徴とする請求項22ない
    し24のいずれか一項に記載の昇降装置。
  26. 【請求項26】 上昇動作の第2の段階で、ロータリ・
    レバー(71)の回転動作が、ロータリ・レバー(7
    1)上に配設したストッパ(77)によりロックされ、
    第2のベアリング(21)近くの突起(78)に接する
    ことを特徴とする請求項22ないし25のいずれか一項
    に記載の昇降装置。
  27. 【請求項27】 上昇動作の第3の段階で、少なくとも
    一基の昇降シリンダが、キャリア・アーム(14)を直
    接持ち上げ、好ましくは、ロータリ・レバーが、突起
    (78)に対向するストッパ(77)から解放されるこ
    とを特徴とする請求項22ないし26のいずれか一項に
    記載の昇降装置。
  28. 【請求項28】 第8のベアリング(73)と第3のベ
    アリング(31)との間に形成されるレバー・アーム
    が、第8のベアリング(73)と圧力ローラ(74)の
    回転軸との間に形成されるレバー・アームと同じ大きさ
    か、それよりも大きいことを特徴とする請求項22ない
    し27のいずれか一項に記載の昇降装置。
  29. 【請求項29】 シザー構成(12)が、半シザーとし
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載の昇降装
    置。
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