JP2000198385A - 車両の前照灯制御装置 - Google Patents

車両の前照灯制御装置

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JP2000198385A
JP2000198385A JP411999A JP411999A JP2000198385A JP 2000198385 A JP2000198385 A JP 2000198385A JP 411999 A JP411999 A JP 411999A JP 411999 A JP411999 A JP 411999A JP 2000198385 A JP2000198385 A JP 2000198385A
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headlight
traveling
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irradiation
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Hiroki Kamimura
裕樹 上村
Ayumi Doi
歩 土井
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対向車両の運転者や歩行者に対して、自車両の
前照灯からの照射によって眩しさを与えてしまうのを未
然に防止する。 【解決手段】自車両1の前照灯2の光軸の向きが上下左
右に変更可能とされると共に、光量も変更可能とされて
いる。ナビゲ−ション5やVICS等によって、対向車
線が存在する道路が検出されたり、あるいは対向車両が
接近している状態が確認されると、光軸、光量がそれぞ
れ基準状態とされ、それ以外のときは光軸が上向きとさ
れかつ光量が上げられる。自動車専用道路や歩道を有し
ない道路を走行中は、光軸が上向きとされかつ光量が上
げられるが、自動車専用道路でないときや歩道が検出さ
れたときは、光軸、光量が基準状態とされる。カーブ走
行中、光軸が旋回内側に向くように変更することがで
き、この場合、自車両1が対向車両21あるいは歩道2
2に対して旋回内側にあるか外側にあるかで、旋回内側
を向く度合いを相違させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の前照灯制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両の中には、光量が高いレベル
の(明るい)前照灯を装備した車両が増加する傾向にあ
り、特にディスチャージ式(HID式)の前照灯を装備
した車両においては光量が極めて高くなる。前照灯の光
量が高くなることは、自車両の運転者にとっては視認性
の点で有利な反面、照射をまともに受けた対向車両の運
転者や歩行者に対しては眩しさを従来以上に大きく与え
てしまうことになる。このような眩しさを与えることを
防止あるいは低減するため、特開平7−101291号
公報には、自車両の直前方を走行する先行車両や対向車
両を検出したときに、前照灯の光量を低下させるように
制御するものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載のものでは、先行車両や対向車両を検出した時点
で光量を低下させるため、つまり一旦先行車両や対向車
両の運転者に眩しさを与えた後に光量低下となってしま
い、眩しさを与えることを十分に防止する上で十分満足
のいかないものとなる。特に、ディスチャージ式の前照
灯等、光量が極めて高いレベルにあるものでは、一旦眩
しさを与えてしまうと、その後かなりの時間眩しさが残
ってしまうことになる。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その第1の目的は、対向車両等の他車両の
運転者に対して眩しさを瞬間的にでも与えてしまうこと
のないようにした車両の前照灯制御装置に関するもので
ある。本発明の第2の目的は、歩行者対して眩しさを瞬
間的にでも与えてしまうことのないようにした車両の前
照灯制御装置に関するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明にあっては次のような解決手法を採択し
てある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に
記載のように、前照灯の照射方向または光量を変更する
照射状態変更手段と、自車両の前照灯が所定以上の光量
をもつ範囲内に他車両が存在し得る特定の走行環境を走
行中であることを検出する走行環境検出手段と、前記走
行環境検出手段が前記特定の走行環境であることを検出
したときは検出していないときに比して、前記照射状態
変更手段を制御して、前照灯の照射方向を低くするかま
たは光量を下げる照射状態制御手段と、を備えたものと
してある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、
特許請求の範囲における請求項2〜請求項4に記載のと
おりである。
【0006】前記第2の目的を達成するため、本発明に
あっては次のような解決手法を採択してある。すなわ
ち、特許請求の範囲における請求項5に記載のように、
前照灯の照射方向または光量を変更する照射状態変更手
段と、自車両の前照灯が所定以上の光量をもつ範囲内に
歩行者が存在し得る特定の走行環境を走行中であること
を検出する走行環境検出手段と、前記走行環境検出手段
が前記特定の走行環境であることを検出したときは検出
していないときに比して、前記照射状態変更手段を制御
して、前照灯の照射方向を低くするかまたは光量を下げ
る照射状態制御手段と、を備えているようにしてある。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の
範囲における請求項6以下4に記載のとおりである。
【0007】
【発明の効果】請求項1によれば、対向車両等自車両の
前照灯からの照射を受ける他車両が存在する可能性のあ
る特定の走行環境を走行中のときは、あらかじめ照射方
向を低くするかまたは光量を下げておくので、他車両の
運転者に対して瞬間的にでも眩しさを与えてしまう事態
を防止することができる。請求項2によれば、他車両と
しての対向車両が存在する可能性のある特定の走行環境
であるか否かを、対向車線を有する道路の検出という手
法によって簡単に知ることができる。
【0008】請求項3によれば、自車両からの前方への
所定距離という距離を利用して、自車両の前照灯によっ
て眩しさをうける可能性のある他車両が存在する可能性
がある特定の走行環境であるか否かを容易に知ることが
できる。また、眩しさ防止のための前照灯制御をむやみ
に行ってしまうことを防止する上でも好ましいものとな
る。請求項4によれば、カーブ走行中、自車両の運転者
に対して進行方向の視認性を高めることと、対向車両の
運転者に眩しさを与えてしまうことの防止とを共に高い
次元で満足させることができる。
【0009】請求項5によれば、歩行者が存在する可能
性のある特定の走行環境を走行中のときは、あらかじめ
照射方向を低くするかまたは光量を下げておくので、歩
行者に対して瞬間的にでも眩しさを与えてしまう事態を
防止することができる。請求項6によれば、歩行者が存
在する可能性のある特定の走行環境であるか否かを、歩
道を有する道路の検出という手法によって簡単に知るこ
とができる。請求項7によれば、歩行者が存在すること
が考えられない自動車専用道路において自車両の運転者
の視認性を十分高めつつ、歩行者の存在が考えられる一
般道路において、歩行者に眩しさを与えてしまう事態を
防止できる。請求項8によれば、カーブ走行中、自車両
の運転者に対して進行方向の視認性を高めることと、歩
行者に眩しさを与えてしまうことの防止とを共に高い次
元で満足させることができる。
【0010】請求項9によれば、夜間走行時には必ず点
灯されるロービームに対して適用して、請求項1ないし
請求項8に対応した効果を得る機会が増大されることに
なる。請求項10によれば、自車両の運転者の意志を十
分尊重した前照灯制御とする上で好ましいものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、自車両としての車両1を
示し、その前照灯として、左右のロービーム用前照灯2
R、2Lと、左右のハイビ−ム用前照灯3R、3Lとを
有するが、以下の説明で特に左右を区別する必要のない
ときは、R、Lの符号を付することなく2あるいは3の
符号のみをもって示すこととする。そして、ロービーム
用前照灯2のみが、後述するようにその照射方向および
光量が変更制御される対象とされており、実施形態で
は、光軸の向きを変更することにより照射方向を変更す
るようになっている。車両1の前面には、レーダ4が装
備されて、前方の物体までの距離が検出される。車両1
における前照灯2の制御に関する制御系統が、図2に示
され、図2中、Uはマイクロコンピュ−タを利用して構
成されたコントロ−ラ、5は道路情報を検出するナビゲ
−ション、6は周辺に位置する車両の情報を検出するV
ICS、7は車速センサである。
【0012】図3、図4は、光軸の向きが変更可能とさ
れたロービーム用前照灯2(2R、2L)の一例を示す
が、実施形態では、光量の非常に高い(大きい)ディス
チャージ式とされている。この前照灯2は、バルブ11
と反射鏡体12とを有し、反射鏡体12の下部は、その
左右中間部において、車体に構成されたピボット部13
に対して360度方向に揺動可能に係合されている。ま
た、反射鏡体12の上部は、その左右端部において、そ
れぞれナット部材14R、14Lが固定され、この左右
のナット部材14R、14Lに対して、車体前後方向に
伸びる回転軸15Rあるいは15Lが螺合されている。
回転軸15R、15Lは、車体に固定された電磁式の回
転アクチュエ−タとしてのモータ16R、16Lの出力
軸が用いられている。これにより、モータ16R、16
Lの回転位置を変更して、ナット部材14R、14Lの
前後方向位置を変更することにより、前照灯2の光軸の
向きが変更される。図5には、光軸の向きとモータ16
R、16Lの作動位置(ナット部材14R、14Lの前
後方向作動位置)との関係がまとめて示される。なお、
図5中、通常位置が、通常のロービーム用の基準位置と
なるものであり、上、下等の光軸の向きは、この基準位
置からの変更方向となる。なお、光軸の向きにおける上
記基準位置は、全体的に車体のほぼまっすぐ前方へ向か
う方向で、上下方向においては水平面よりも若干下向き
で、かつ横方向においては若干歩道向きとされる−左車
線走行が義務づけられている国においては若干左向き
(対向車両とは反対側の向き)。
【0013】コントロ−ラUによる前照灯制御の一例に
ついて、図6のフロ−チャ−トを参照しつつ説明する。
なお、図6の制御例は、他車両としての対向車両(の運
転者)に対して眩しさを与えないようにするためのもの
となっている。まず、Q(ステップ−以下同じ)1にお
いて、走行路と、走行路の形状(曲がり具合)と、対向
車両の有無と、前方物体までの距離とが入力される。Q
2において、道路情報から、現在対向車線を有する道路
を走行中であるか否かが判別される。このQ2の判別で
NOのときは、Q3において、光軸が通常位置(基準位
置)よりも上向きとされ、かつ光量が通常状態(基準状
態)よりも上げられ(明るくされ)、自車両1の運転者
の視認性を十分高めた照射状態とされる。
【0014】Q2の判別でYESのときは、Q4におい
て、対向車両が存在するか否かが判別される。このQ4
での判別は、自車両の前照灯2の照射範囲のうち、所定
以上の光量を有する範囲内に対向車両が実際に存在する
場合に限らず、存在する可能性がある場合をも含むもの
となっている(レーダ4による前方物体の検出、VIC
S6による周辺車両の存在確認)。このQ4の判別でY
ESのときも、上述のQ3へ移行される。
【0015】Q4の判別でYESのときは、Q5におい
て、現在走行している走行路がカーブであるか否かが判
別される。このQ5の判別でNOのときは、Q8におい
て、光軸が基準位置とされ、かつ光量が基準状態とされ
る。Q5の判別でYESのときは、Q6において、自車
両1が旋回外側であるか否か(対向車両が旋回内側であ
るか否か)が判別される。このQ6の判別でYESのと
きは、上述のQ8に移行される。また、Q6の判別でN
Oのときは、Q7において、光軸が旋回内側に向くよう
にされ、かつ光量が基準状態とされる。
【0016】上記Q6〜Q8の制御内容について、図8
〜図10をも参照しつつより詳細に説明するが、図中符
号20R、20Lは、左右前照灯2R、2Lの照射範囲
を示す。まず、図8は、自車両1が旋回内側に位置し、
対向車両21が旋回外側に位置する場合を示す。この状
態では、Q7の制御によって、光軸が基準位置よりも旋
回内側に向かうように変更されて、自車両1の進行方向
への視認性が高まり、しかも対向車両21の運転者に対
して眩しさを与えることが防止される。
【0017】図10は、自車両1が旋回外側に位置し、
対向車両21が旋回内側に位置する場合が示される。こ
のときは、光軸の向きが基準位置とされて、このとき
も、対向車両21の運転者に対して眩しさを与えること
が防止される。
【0018】このように、カーブ走行のときは、光軸を
自車両1の進行方向に向かうように変更して視認性を高
めることを基本としつつ、対向車両21の運転者に対し
て眩しさを与えてしまうことの防止も図られることにな
る。なお、自車両1が旋回外側に位置するとき、図10
に示す光軸の基準位置設定に代えて、図9に示すよう
に、旋回内側に向けて光軸を変更してもよく、この場合
の旋回内側への光軸の変更度合い(変更量)は、自車両
1が旋回内側に位置するときよりも小さいものとされ
る。
【0019】図7は、歩行者に対して眩しさを与えない
ようにした制御例を示すものである。まず、Q11にお
いて走行路と走行路形状が入力された後、Q12におい
て、現在走行している道路が自動車専用道路であるか否
かが判別される。このQ12の判別でYESのときは、
歩行者の存在が考えられないときなので、Q13におい
て、光軸が上向きとされ、かつ光量が上げられる。
【0020】Q12の判別でNOのときは、Q14にお
いて、現在走行している道路が、歩道(車両の走行が義
務づけられてる側にある歩道で、左側走行を義務づけら
れている国においては、左側に位置する歩道)を有する
道路であるか否かが判別される。このQ14の判別でN
Oのときも、Q13へ移行される。Q14の判別でYE
Sのときは、Q15以下の処理が行われるが、Q15〜
Q18は、図6のQ5〜Q8に対応している。すなわ
ち、Q15において、現在カーブを走行しているか否か
が判別されて、Q15の判別でNOのときときは、Q1
8において、光軸が基準位置とされ、光量が基準状態と
される。また、Q15の判別でYESのときは、Q16
において、自車両1が歩道20(図8〜図10参照)に
対して旋回外側に位置するか否かが判別される。このQ
16の判別でYESのときは、Q18に移行し、Q16
の判別でNOのときは、Q17において、光軸が旋回内
側に向くように変更される。
【0021】Q16からQ17へ移行したときは、図9
に示すように、自車両1が歩道20に対して旋回内側に
位置するときであり、歩道20に歩行者がいたときに、
歩行者に対して眩しさを与える度合いが強いものとな
る。したがって、このときは、光軸を旋回内側に変更し
て、歩行者に対して眩しさを与えてしまうことが防止さ
れる。ちなみに、光軸を基準位置としたままでは、図1
0に示すような照射状態となり、歩行者に対して眩しさ
を与える度合いが極めて強くなる。自車両1が歩道20
に対して旋回外側に位置するときは、光軸を図10に示
すような基準位置としてもよいが、図8に示すように、
旋回内側に向けて大きく変更するようにすることもでき
る(自車両1が歩道20に対して旋回内側に位置する場
合よりも、旋回内側に向かう方向への光軸の変更度合い
を強める)。
【0022】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。照射方向を変更するのに、光軸は不変としたま
ま、例えば前照灯の上部、下部、左部、右部の各位置を
個々独立して覆うことのできるフィルタを装備して、眩
しさを与える方向に対応した位置のフィルタでもって照
射を部分的にカット(あるいはフィルタによる部分的な
光量低減)することにより行うこともできる(ただし、
光軸変更の場合とは異なり、基準位置で照射されない方
向への照射を得ることはできない)。
【0023】眩しさを与えないようにするため、光軸変
更制御と光量変更制御とのいずれか一方のみの制御を行
うようにすることもできる。他車両としては、自車両1
と同方向に走行する前方車両(同じ車線を走行している
車両、および自車両1が走行している車線と並行した車
線を走行している車両)をも含むものである(同一方向
に走行している前方車両のバックミラ−に対する自車両
1からの照射の写り込み防止)。
【0024】自車両1の前照灯2によって眩しさを与え
る可能性のある特定の走行環境としては、自車両1から
前方所定距離内に他車両あるいは歩行者が存在する場合
とすることもできる。この場合、自車両1における前照
灯2が所定光量となる前方距離に所定の余裕距離を加算
した特定距離内に他車両が存在することを検出したとき
に、眩しさを与えないようにする前照灯制御を実行すれ
ばよい。図8〜図10に示す横方向への光軸変更に代え
て、光量変更を行うようにすることもできる。(横方向
への光軸変更度合いが大きい場合ほど、光量低減度合い
を大きくする)。運転者によりマニュアル操作される禁
止スイッチを別途設けて、この禁止スイッチにより前照
灯制御が禁止されたときは、図6、図7に示すような前
照灯制御の実行を禁止することもできる(禁止のとき
は、光軸は基準位置のままとされ、光量は基準状態のま
まとされる)。
【0025】図6の制御例においてQ2あるいはQ4の
いずれか一方のステップを無くしてもよく、同様に、図
7の制御例においてQ12あるいはQ14の一方のステ
ップを無くしてもよい。また、図6、図7の制御例にお
いて、光軸の横方向制御を行わないようにしてもよく、
この場合Q7あるいはQ17のステップを無くせばよい
(Q8あるいはQ18の基準の制御とされる)。フロ−
チャ−トに示す各ステップあるいはセンサやスイッチ等
の各種部材は、その機能の上位表現に手段の名称を付し
て表現することができる。また、本発明の目的は、明記
されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点と
して表現されたものを提供することをも暗黙的に含むも
のである。さらに、本発明は、制御方法として表現する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両の一例を示す斜視図。
【図2】本発明の制御系統をブロック図的に示す図。
【図3】光軸変更可能とされた前照灯の一例を示す斜視
図。
【図4】図3のX4−X4線相当断面図。
【図5】図3、図4に示すモータの作動状態と光軸変更
方向との関係を示す図。
【図6】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図7】本発明の別の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図8】自車両が、対向車両に対して旋回内側に位置
し、歩道に対して旋回外側に位置している状態を示し、
しかも光軸を旋回内側に大きく変更した状態を示すす簡
略平面図。
【図9】自車両が、対向車両に対して旋回外側に位置
し、歩道に対して旋回内側に位置し、しかも光軸を旋回
内側に小さく変更した状態を示す簡略平面図。
【図10】図9に対応した旋回状態を示すが、光軸を基
準位置とした場合の簡略平面図。
【符号の説明】
1:自車両 2(2R、2L):ロービーム用前照灯 4:レ−ダ 5:ナビゲ−ション 6:VICS 16R、16L:光軸変更用モータ 20R、20L:左右前照灯の照射範囲 21:対向車両 22:歩道

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前照灯の照射方向または光量を変更する照
    射状態変更手段と、 自車両の前照灯が所定以上の光量をもつ範囲内に他車両
    が存在し得る特定の走行環境を走行中であることを検出
    する走行環境検出手段と、 前記走行環境検出手段が前記特定の走行環境であること
    を検出したときは検出していないときに比して、前記照
    射状態変更手段を制御して、前照灯の照射方向を低くす
    るかまたは光量を下げる照射状態制御手段と、を備えて
    いることを特徴とする車両の前照灯制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記特定の走行環境が、対向車線が存在する道路であ
    る、ことを特徴とする車両の前照灯制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記特定の走行環境が、自車両からの前方所定距離内に
    前記他車両が存在していることである、ことを特徴とす
    る車両の前照灯制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 カーブを走行中であることを検出するカーブ検出手段を
    さらに備え、 前記カーブ検出手段によってカーブを走行中であること
    が検出されたとき、照射方向を自車両の進行方向に向か
    うように変更する第2照射状態制御手段を備え、 自車両がカーブの旋回外側となるときは旋回内側となる
    ときに比して、前記照射方向の自車両の進行方向に向け
    ての変更を抑制する抑制手段と、を備えていることを特
    徴とする車両の前照灯制御装置。
  5. 【請求項5】前照灯の照射方向または光量を変更する照
    射状態変更手段と、 自車両の前照灯が所定以上の光量をもつ範囲内に歩行者
    が存在し得る特定の走行環境を走行中であることを検出
    する走行環境検出手段と、 前記走行環境検出手段が前記特定の走行環境であること
    を検出したときは検出していないときに比して、前記照
    射状態変更手段を制御して、前照灯の照射方向を低くす
    るかまたは光量を下げる照射状態制御手段と、を備えて
    いることを特徴とする車両の前照灯制御装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記特定の走行環境が、歩道を有する道路である、こと
    を特徴とする車両の前照灯制御装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記特定の走行環境が、自動車専用道路以外の道路とさ
    れ、 自動車専用道路を走行中のときは自動車専用道路以外の
    道路を走行中のときに比して、前照灯の照射方向が高く
    されるかまたは光量が上げられる、ことを特徴とする車
    両の前照灯制御装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、 カーブを走行中であることを検出するカーブ検出手段を
    さらに備え、 前記カーブ検出手段によってカーブを走行中であること
    が検出されたとき、照射方向を自車両の進行方向に向か
    うように変更する第2照射状態制御手段を備え、 自車両が歩道に対してカーブの旋回外側となるときは旋
    回内側となるときに比して、前記照射方向の自車両の進
    行方向に向けての変更を抑制する抑制手段と、を備えて
    いることを特徴とする車両の前照灯制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれか1項に
    おいて、 前照灯が、ロービーム用とされている、ことを特徴とす
    る車両の前照灯制御装置。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9のいずれか1項
    において、 運転者によりマニュアル操作される禁止用スイッチを備
    え、 前記禁止用スイッチによって禁止状態が選択されたとき
    は、前記制御手段による前照灯の照射方向または光量の
    変更制御が禁止されて、前照灯の照射方向および光量が
    基準状態に維持される、ことを特徴とする車両の前照灯
    制御装置。
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