JP2000197470A - 健康飲料 - Google Patents

健康飲料

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JP2000197470A
JP2000197470A JP11000407A JP40799A JP2000197470A JP 2000197470 A JP2000197470 A JP 2000197470A JP 11000407 A JP11000407 A JP 11000407A JP 40799 A JP40799 A JP 40799A JP 2000197470 A JP2000197470 A JP 2000197470A
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JP
Japan
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vinegar
sugar
rice
brewed
natural
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JP11000407A
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English (en)
Inventor
Toshio Kanekura
利男 金蔵
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TOKYO ENPURA SHOJI KK
Original Assignee
TOKYO ENPURA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市中で容易に入手できる天然醸造酢、好まし
くは天然醸造の黒酢と梅と砂糖を用いて至って簡単な方
法で製造できる健康飲料を提供すること。 【解決手段】 天然醸造酢に、梅果実,氷砂糖及び/ま
たはオリゴ糖を浸漬して、前記氷砂糖及び/またはオリ
ゴ糖が溶解または略溶解するまで浸漬して得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、玄米や七分つき米
などを原料とする黒酢などの天然醸造酢と梅の相乗的効
用を活かし、防腐剤等の添加物を一切含まず、しかも熱
処理を施さなくても、変質したり腐敗するなどのおそれ
がなく、簡易に製造できる健康飲料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】天然醸造酢が健康上有効であることは古
くから知られており、健康食品が喧伝されるようになっ
てからは、天然醸造酢、特に黒酢を用いた種々の健康飲
料が開発され、飲用に供されている。例えば、特開昭5
9−25678号公報に開示されている健康飲料は、前
工程として、洗浄した梅果実をハチミツまたは砂糖およ
びエタノールを含ませた米醸造酢に10〜20日管浸漬した
あと、これに紫蘇又は紫蘇の滲出液を加えて第二工程と
し、約1〜10日経過後、除核して紫蘇の葉を除去する第
三工程を経てから、実質的に前記エタノールが揮散する
まで1〜5ヶ月間浸漬をつづけてなるものである。
【0003】而して、上記発明は、原料として使用され
る米醸造酢が、これを飲用,摂取すると、血中カルシウ
ムイオン濃度を上昇させ、肩こり,高血圧,動脈硬化,
便秘などの改善、疲労回復に大きな効果を奏すること、
梅は、その果肉が口乾,下痢や腫張などの改善に有効で
あること、紫蘇は、梅干の製造に屡々用いられ、梅に風
味,色調を付与すると共に、整腸,食欲増進,精神安
定,利尿,健脳などの効用を付加するものであることに
着目し、これらに防腐剤や各種の保存料等の添加物を使
用せず、また、加熱殺菌処理を施さずに、良好な保存
性,品質安定性を保持できる健康飲料を得ようとしたも
ので、上記の諸原料にエタノール,ハチミツまたは砂糖
を加えたものである。
【0004】然し乍ら、上記健康飲料は、その製造工程
が三工程に分かれるため手数がかかるばかりでなく、各
原料の適切な選択が行われなければ、良質のものは得ら
れない。即ち、その製造に際しては、洗浄した梅果実
を、ハチミツまたは砂糖及びエタノールを含有する米醸
造酢中に約10〜日間浸漬し、ついで、これに紫蘇また
は紫蘇滲出液を加え、約1〜10日間浸漬し、除核、所
望により紫蘇葉を除去した後、更に、そのまま、清浄な
状態で、エタノールが実質的に揮散するまで、通常、1
〜5ヶ月間浸漬を続けることにより得られるものである
ため、各工程における手間に加え紫蘇滲出液は、例え
ば、赤紫蘇葉を米醸造酢と醸造クエン酸の等量混合液で
良く揉み、遠心分離して得なければならないなど、極め
て面倒な手数がかかるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術に鑑み、市中で容易に入手できる天然醸造
酢、好ましくは天然醸造の黒酢と梅と砂糖を用いて至っ
て簡単な方法で製造できる健康飲料を提供することを、
その課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明健康飲料の構成は、黒酢な
どの天然醸造酢に、梅果実,氷砂糖及び/またはオリゴ
糖を浸漬して、前記氷砂糖及び/またはオリゴ糖が溶解
または略溶解するまで浸漬して得られたことを特徴とす
るものである。
【0007】而して、本発明において使用する醸造酢
は、一般に、陶製ツボの中に、玄米や七分つき米と麹,
天然のわき水などを材料にし三次の醗酵を経て作られた
天然醸造黒酢が好ましい。その理由は、この天然醸造黒
酢は、酢酸のほか、この酢酸による刺激臭を抑制する乳
酸,クエン酸,リンゴ酸,コハク酸,ピログルタミン酸
などの不揮発生有機酸を含み、これに加えてビタミンB1
・B2・B6・B12、コチン酸、パントテン酸などの水溶性
ビタミン、マグネシウムやカルシウム、鉄などのミネラ
ルと、旨味成分として調味料に用いられる20種類のア
ミノ酸のうち18種類のアミノ酸などが豊富に含まれて
おり、これらの効用によって血圧、コレステロール値、
中性脂肪値、血糖値を抑え、動脈硬化・肥満・脳梗塞・
心筋梗塞などの成人病を予防する効果のあることが経験
的に知られているからである。本発明は上記の天然醸造
黒酢に限られることなく、前記黒酢に近い効用のある天
然醸造酢であれば使用して所期の目的を達成することが
できる。
【0008】一方、梅の果肉は、上述のように、口乾,
下痢,腫張などの改善に有効であるが、その使用に際し
ては、出来上がった飲料に濁りなどが生じないように、
清浄にし乾燥させたものを用いることが必要であり、ま
た、砂糖は上記醸造酢に浸漬した後、徐々に溶解する氷
砂糖を用いることが好ましいが、機能性食品素材として
知られているオリゴ糖と共に用いてもよく、更に、オリ
ゴ糖を単独で用いてもよい。
【0009】本発明の健康飲料を得るには、天然水によ
り2〜10倍前後に希釈して容器、好ましくは陶製カメや
ツボに入れた黒酢の中に、清浄にして表面の水分を除去
した梅果実と、氷砂糖及び/またはオリゴ糖を浸漬して
前記容器に蓋を施し、そのまま常温(外気の温度)の場
所などに少なくとも3ヶ月程度静置しておく。その間
に、前記黒酢は更に熟成が進むと共に、梅果実は、熟性
が進む醸造酢とこの酢に溶解した氷砂糖及び/又はオリ
ゴ糖を吸収しながら自己の持つ効用成分が醸造酢の中に
抽出され、容器内の液体は、天然醸造酢と梅との夫々の
効用成分を何ら損うことなく兼ね具えた飲料に生成され
るのである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について説
明する。容器、好ましくは陶製カメやツボ内に醸造酢と
して、天然水により10倍程度に稀釈した玄米又は七分つ
き米を原料とした天然醸造黒酢を投入し、該容器内に清
浄にし表面の水分を除去した梅果実を氷砂糖と共に投入
した。梅果実の量は前記黒酢に充分浸漬される量であ
り、また、氷砂糖の量は黒酢の量の1/4程度である。
上記のように梅果実を浸漬したまま、容器に蓋を施し、
3ヶ月間静置したところ、氷砂糖は黒酢に溶解し、得ら
れた容器内の液体は、黒酢,梅の効用を兼ね具えてお
り、そのまま、または水で薄めて健康飲料として飲用す
ることができる。
【0011】而して、本発明健康飲料は、通常、天然醸
造黒酢をその1〜9倍の水で稀釈し、これに前記梅果実
と氷砂糖を浸漬して得られるが、得られた飲料における
黒酢の含有量が、飲料全体の20%以下の場合は、飲用
しやすいが効果は薄く、同じく70〜80%程度の場合
は、酢の味が強いため飲料水には余り適当でないが、料
理用として用いることができ、また、水で薄めれば、飲
料水に適したものとなる。健康飲料として最も適切な天
然醸造黒酢の含有量は、飲料全体の40〜50%程度で
ある。
【0012】なお、上記実施例においては、天然醸造酢
として玄米や七分つき米を原料とした天然醸造黒酢を用
いたが、原料としては、七分つき米,白米,破砕精米の
いずれか、或は、これらを適宜混合したものでもよい。
また、本発明における酢は、天然醸造酢であればイモ,
トウモロコシなどを原料にした醸造酢でも十分に有効で
あるが、合成酢は適さない。また、砂糖として氷砂糖を
用いたが、本発明においては、前述のように、氷砂糖に
限られることなく、オリゴ等を単独または氷砂糖と共に
用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述の通りであって、黒酢など
の天然醸造酢に、梅果実,氷砂糖及び/またはオリゴ糖
を浸漬し、前記氷砂糖及び/またはオリゴ糖が溶解また
は略溶解するまで浸漬を続けて得られるものであるか
ら、製造工程は天然醸造黒酢の溶液に梅果実,氷砂糖な
どを浸漬して静置しておくだけの単一工程であり、ま
た、防腐剤は無論のこと、成分抽出を促進するエタノー
ルなどの添加剤を一切使用することもないので、極めて
簡易な方法で製造できる。
【0014】更に、本発明飲料は、使用する天然原料以
外に、一切の添加物を含んでいないので、これを飲用す
ることにより、天然醸造黒酢が持つ効用と梅が持つ効用
を、それらを損うことなくそのまま同時に享受すること
ができ、従って、健康飲料として、きわめて好適であ
る。特に、醸造酢として、玄米や五分つき,七分つき等
の米と麹,天然のわき水などを材料にし、陶製カメを使
用して醸造された黒酢を使用したものは、その効用が一
層顕著である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12J 1/04 101 A23L 2/00 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然醸造酢に、梅果実,氷砂糖及び/又
    はオリゴ糖を浸漬して、前記氷砂糖及び/またはオリゴ
    糖が溶解または略溶解するまで浸漬して得られたことを
    特徴とする健康飲料。
  2. 【請求項2】 天然醸造酢は、玄米,五分つき米,七分
    つき米のいずれか、又は、これらのいずれかと混合する
    か若しくは単独で用いる白米,破砕精米のいずれかを原
    料とし、陶製容器の中で静置醗酵法によって醸造された
    黒酢である請求項1の健康飲料。
  3. 【請求項3】 天然醸造酢は、そのまま使用するか、又
    は、2〜10倍程度に稀釈したものである請求項1又は
    2の健康飲料。
JP11000407A 1999-01-05 1999-01-05 健康飲料 Pending JP2000197470A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220338A (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Nakano Bc Kk ウメ果汁、ウメ果汁含有食品、およびウメ果汁の製造方法
JP2012090565A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kuniko Aoki 梅風味の嗜好飲料の原液の製造方法及び該原液を含むアルコール飲料
JP2013005777A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Q P Corp 野菜酢及びこれを用いた加工食品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220338A (ja) * 2007-03-16 2008-09-25 Nakano Bc Kk ウメ果汁、ウメ果汁含有食品、およびウメ果汁の製造方法
JP2012090565A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kuniko Aoki 梅風味の嗜好飲料の原液の製造方法及び該原液を含むアルコール飲料
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