JP2000196198A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000196198A
JP2000196198A JP10372196A JP37219698A JP2000196198A JP 2000196198 A JP2000196198 A JP 2000196198A JP 10372196 A JP10372196 A JP 10372196A JP 37219698 A JP37219698 A JP 37219698A JP 2000196198 A JP2000196198 A JP 2000196198A
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quantum dots
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ingaas
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Hiroshi Ishikawa
石川  浩
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量子ドットを有する半導体装置及びその製造
方法に関し、量子ドットの発光波長を制御しうる半導体
装置の構造及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも3元素を含む化合物半導体基
板10と、化合物半導体基板10上に形成され、発光波
長が化合物半導体基板10の格子定数によって規定され
た量子ドット14とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に係り、特に、量子ドットを有する半導体装
置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体プロセスの進歩に伴い、ナノスケ
ールの膜形成技術、微細加工技術が半導体素子の作成に
利用されるようになっている。このような膜形成技術や
微細加工技術の進歩に伴い、半導体集積回路の集積度を
向上が図られるとともに、量子力学的効果を利用した素
子、例えばHBT(ヘテロバイポーラトランジスタ:He
tero Bipolar Transistor)や量子井戸レーザなども実
用化されるに至っている。
【0003】近年、量子力学的効果を利用する究極的な
材料として量子ドットが注目されている。量子ドットと
は、キャリアに3次元的な量子閉じ込めを与えるほど極
めて微細なポテンシャルの箱のことである。量子ドット
は、デルタ関数的な状態密度を有するものであり、一つ
の量子ドットの基底準位にはキャリアが2つしか入るこ
とができない。
【0004】量子ドットのこのような特性を利用するも
のの一つとして、量子ドットを半導体レーザの活性領域
に用いることが提案されている。すなわち、量子井戸構
造の半導体レーザでは、発振しきい値やしきい値の温度
特性について特性改善の限度が指摘されているが、量子
ドットを活性層に適用することにより、電子・正孔と光
との相互作用を極限まで効率化することが可能となり、
発振しきい値やしきい値の温度特性の改善を図ることが
可能となる。この他、ブルーチャープ変調器や波長変換
素子、また、単電子トランジスタやホールバーニング効
果を応用した量子ドットメモリが提案されており、量子
ドットにより次世代素子を作成する研究が盛んに行われ
ている。
【0005】このような量子ドットを形成するための技
術として、微細加工技術を用いたものがある。例えば、
電子線を用いたリソグラフィーによる方法、マスクパタ
ーン上にエッチングされた4面体穴の底に量子ドット構
造を作成する方法、微細傾斜基板上における成長初期の
横方向成長を利用する方法、STM(走査トンネル顕微
鏡:Scanning Tunneling Microscope)技術を応用した
原子マニピュレーションを用いた方法などが提案されて
いる。これらの方法は、人為的に加工するという共通の
特徴故に、量子ドットを形成する位置を任意に制御でき
るという利点を有している。しかしながら、個数密度は
微細加工技術の精度限界を超えることができず、同様に
均一性に関しても極めて低いものであった。
【0006】量子ドットを作成するためのブレークスル
ーとなる新しい技術として、量子ドットを自己形成する
技術が近年見い出されている。これは、格子不整合の半
導体をある条件で気相エピタキシャル成長することで、
3次元の微細構造(量子ドット)が自己形成される現象
を用いたものである。この方法は、微細加工に比べて実
施するのが極めて容易であり、しかも、得られる量子ド
ットは人為的な加工技術の精度限界を超えて極めて均一
性が高く、高個数密度で、高品質である。このような自
己形成量子ドットを用いて、例えば半導体レーザなどの
デバイスが実際に報告されるようになり、量子ドット素
子の可能性が現実のものとなっている。
【0007】量子ドットの自己形成については、いくつ
かの形成モードが知られている。最もよく知られている
形成モードは、Stranski-Krastanovモード(以下、「S
−Kモード」と呼ぶ。)と呼ばれるモードである。これ
は、エピタキシャル成長される半導体結晶が、成長開始
当初は2次元成長(膜成長)するが、膜の弾性限界を超
えてた段階で3次元成長するモードである。このモード
の実現が自己形成モードの中で最も容易であり、一般的
に用いられている。このモードによれば、高い個数密度
で量子ドットを形成することができる。
【0008】また、他の形成モードとしては、Volmer-W
ebberモードと呼ばれるモードが知られている。このモ
ードは、初期の2次元成長なしではじめから3次元成長
するモードである。このモードは一般にS−Kモードよ
り低温で起こるといわれているが、品質のよいドットを
得るのが難しく、実際には研究はほとんど行われていな
い。
【0009】また、自己形成モードを利用した新しいド
ット作成方法として、近接積層法が注目されている。近
接積層法とは、既に述べた方法で作成する3次元構造を
キャリアがトンネルできる程度以下の薄い中間層を介し
て成長方向に数個積層し、それらをひとまとまりとして
背の高い量子ドットを形成する方法である。この方法に
よれば、均一性の高い量子ドットを形成することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、量子ドッ
トを形成する技術については様々な方法が見いだされて
いる。しかしながら、量子ドットをデバイスに適用する
ことを考慮すると、量子ドットのエネルギー制御を行う
ことが不可欠である。例えば、光通信用のレーザ光源と
して量子ドットを用いた半導体レーザを適用することを
考慮すると、発光波長が1.3μm(0.95eV)或
いは1.55μm(0.8eV)のレーザを作成しなけ
ればならないが、GaAs基板上に形成されたInAs
或いはInGaAsの量子ドットの場合にはそのバンド
ギャップエネルギーは約1.1〜1.3eV程度であ
り、この量子ドットを光通信に使用することはできなか
った。
【0011】また、近接積層法により形成した量子ドッ
トの場合にも、単独のS−Kモードの場合と同様、Ga
As基板上にInAs或いはInGaAsの量子ドット
を形成した場合で1.1〜1.3eV程度であり、光通
信に使用することはできなかった。本発明の目的は、量
子ドットの発光波長を制御しうる半導体装置の構造及び
その製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、少なくとも
3元素を含む化合物半導体基板と、前記化合物半導体基
板上に形成され、発光波長が前記化合物半導体基板の格
子定数によって規定された量子ドットとを有することを
特徴とする半導体装置によって達成される。また、上記
の半導体装置において、前記量子ドットは、S−Kモー
ドによって自己形成された3次元成長島により構成して
もよい。
【0013】また、上記の半導体装置において、前記量
子ドットは、中間層を挟んで複数積層されているように
してもよい。また、上記の半導体装置において、前記中
間層の膜厚は、前記量子ドットの高さよりも薄くなるよ
うにしてもよい。また、上記の半導体装置において、前
記化合物半導体基板を、InGaAs基板によって構成
するようにしてもよい。
【0014】また、上記の半導体装置において、前記量
子ドットを、InAs又はInGaAsによって構成す
るようにしてもよい。また、上記の半導体装置におい
て、前記化合物半導体層と前記量子ドット層との間に、
バッファ層を更に有するようにしてもよい。また、上記
の半導体装置において、前記量子ドットにより、半導体
レーザの活性層を構成するようにしてもよい。
【0015】また、上記目的は、少なくとも3元素を含
む化合物半導体基板上に、発光波長が前記化合物半導体
基板の構成元素の組成によって制御された量子ドットを
形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造
方法によっても達成される。また、上記の半導体装置の
製造方法において、前記量子ドットを形成する工程で
は、S−Kモードにより3次元成長島よりなる前記量子
ドットを自己形成するようにしてもよい。
【0016】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記量子ドットを形成する工程では、膜中にドット
状に凝集して形成された前記量子ドットを形成するよう
にしてもよい。また、上記の半導体装置の製造方法にお
いて、前記量子ドットを形成する工程では、中間層を挟
んで複数の量子ドットを積層するようにしてもよい。
【0017】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記量子ドットを形成する工程の前に、前記化合物
半導体基板上にバッファ層を形成する工程を更に有する
ようにしてもよい。また、上記の半導体装置の製造方法
において、前記化合物半導体基板は、InGaAs基板
を適用することができる。
【0018】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記量子ドットは、InAs又はInGaAsによ
って構成してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】[本発明の原理]はじめに、本発
明の原理について説明する。従来の半導体装置の製造方
法では、GaAs基板上にGaAsバッファ層を形成
し、次いで、数原子層のInAsを供給することによ
り、GaAsバッファ層上にInAsからなる量子ドッ
トを自己形成していた。GaAsバッファ層上に数原子
層のInAsを供給すると、InAsとGaAsとの格
子定数が異なるため、薄いInAsはGaAsバッファ
層上に均一に分布するよりもInAs或いは基板のGa
Asから一部Gaを取り込んだInGaAsが集団を作
って凝集した方がエネルギー的に安定になる。このた
め、GaAsバッファ層上には、InAsからなる量子
ドットが形成される。
【0020】ここで、長い発光波長を有する量子ドット
を得るためには、成長条件を調整して量子ドットのサイ
ズを大きくし、或いは、量子ドットを近接積層すること
によって実効的に量子ドットのサイズを大きくすること
が有効である。その一方、量子ドットのサイズを大きく
することは量子ドットのエネルギー準位間隔を狭めるこ
ととなり、基底準位のみにキャリアを集中させてレーザ
或いは非線形素子の性能を向上させるという量子ドット
本来の趣旨から逸脱する虞もある。このため、上記従来
の半導体装置の製造方法により量子ドットを形成する場
合、その発光波長は室温で1.1〜1.2μm程度の範
囲に制御するのが限界であった。
【0021】このような背景において本願発明者が鋭意
検討を行った結果、量子ドットのサイズや組成は下地層
との格子不整合による表面エネルギーの差によって決定
され、下地層との格子不整合の量を制御することにより
量子ドットの発光波長(エネルギーバンドギャップ)を
制御できることが初めて明らかとなった。格子不整合の
量は、半導体基板の組成によって制御することができ
る。例えば、半導体基板として、GaAs基板を用いる
代わりにInAsとGaAsの混晶である3元系のIn
GaAs基板を用いることにより、この基板のIn組成
を制御することによって格子不整合の量を変動させるこ
とができる。
【0022】下地基板をGaAs基板からInGaAs
基板に代えた場合、InGaAs基板の格子定数と量子
ドット本来の格子定数との差は、GaAs基板上に量子
ドットを形成した場合の格子定数差とほぼ同じになるこ
とが推測される。したがって、InGaAs基板上に量
子ドットを形成することにより、GaAs基板上に量子
ドットを形成する場合よりも、発光波長を長波長側にシ
フトできることが見込まれる。また、In組成を増やす
につれて発光波長を更に長波長側にシフトできると考え
られる。
【0023】GaAs基板上にS−Kモードで量子ドッ
トを形成した場合、得られる量子ドットの発光波長は
1.1μm程度であるから、基板のIn組成を0.05
〜0.2程度に設定することにより、発光波長は1.3
μm程度になると考えられる。また、In組成を更に増
加すれば、1.55μm帯の発光をも可能となると考え
られる。
【0024】図1は、In0.2Ga0.8As基板上に量子
ドットを形成した場合及びGaAs基板上に量子ドット
を形成した場合の4.2KにおけるPL発光スペクトル
を示すグラフである。図示するように、In0.2Ga0.8
As基板を用いた試料は、GaAs基板を用いた場合の
約1.1μmよりも0.1μm長波長である1.2μm
において発光した。また、この試料の室温における発光
波長は約1.3μmであった。このように、基板として
InGaAs基板を用いることにより、GaAs基板を
用いる場合よりも量子ドットの発光波長を長波長化する
ことができることが判った。
【0025】以下、実施形態を示しつつ本発明を詳細に
説明する。 [第1実施形態]本発明の第1実施形態による半導体装
置及びその製造方法について図2及び図3を用いて説明
する。図2は本実施形態による半導体装置の構造を示す
概略断面図、図3は本実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【0026】はじめに、本実施形態による半導体装置の
構造について図2を用いて説明する。InGaAs基板
10上には、基板と格子定数が一致したInGaAsよ
りなるバッファ層12が形成されている。バッファ層1
2上には、InAsよりなる量子ドット14が形成され
ている。量子ドット14上には、InGaAsよりなる
クラッド層20が形成されている。
【0027】このように、基板としてInGaAs基板
10を用い、その上層に量子ドットを形成することによ
り、GaAs基板上に量子ドットを形成した場合と比較
して、量子ドットの発光波長を長波長化することができ
た。すなわち、GaAs基板上に量子ドットを形成した
場合、量子ドットの発光波長は約1.1μmであった
が、InGaAs基板10及びInGaAsバッファ層
12のIn組成を0.1〜0.2程度に設定することに
より、量子ドット14のIn組成がシフトし、量子ドッ
ト14の発光波長を約1.3μmに制御することができ
た。また、InGaAs基板10及びInGaAsバッ
ファ層12のIn組成を0.25〜0.3程度に設定す
ることにより、量子ドット14の発光波長を約1.55
μmに制御することができた。
【0028】次に、本実施形態による半導体装置の製造
方法について図3を用いて説明する。まず、InGaA
s基板10上に、例えばMOVPE法により、膜厚10
0nmのInGaAsよりなるバッファ層12を形成す
る(図3(a))。基板温度は例えば630℃とし、I
nGaAs基板10のIn組成は例えば0.05〜0.
2とする。また、InGaAsバッファ層12のIn組
成はInGaAs基板10の組成と同じ組成である0.
05〜0.2とする。
【0029】次いで、バッファ層12上に、例えばMO
VPE法により、InAsよりなる量子ドット14を形
成する(図3(b))。例えば、基板温度を500℃と
して、約2原子層相当のInAsを供給し、S−Kモー
ドによって量子ドット14を自己形成する。次いで、例
えばMOVPE法により、膜厚約100nmのInGa
Asよりなるクラッド層20を形成する(図3
(c))。基板温度は例えば630℃とし、クラッド層
20のIn組成はInGaAs基板10の組成と同じ組
成である0.05〜0.2とする。
【0030】このようにしてInGaAs基板10上に
量子ドットを形成することにより、基板のIn組成が約
0.1〜0.2のときに発光波長が1.3μmの量子ド
ットを、基板のIn組成が約0.3のときに発光波長が
1.55μmの量子ドットを形成することができた。こ
のように、本実施形態によれば、InGaAs基板10
上に量子ドット14を形成するので、GaAs基板上に
量子ドットを形成する場合よりも量子ドットの発光波長
を長波長側にシフトすることができる。
【0031】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる半導体装置及びその製造方法について図4を用いて
説明する。本実施形態による半導体装置は、図4に示す
ように、第1実施形態による半導体装置において、量子
ドット14がInGaAsよりなる中間層16を介して
InGaAsバッファ層12上に多重積層されているこ
とに特徴がある。
【0032】このように半導体装置を構成することによ
り、量子ドット14の面内密度を極めて高くすることが
できる。したがって、このような構造を例えば半導体レ
ーザの活性層に適用することにより、発振効率を高める
ことができる。なお、図4に示す半導体装置の製造にあ
たっては、図3に示す第1実施形態による製造方法にお
いて、バッファ層12を形成した後、約2原子層相当の
InAs量子ドット14と、膜厚約20nm相当のIn
GaAsよりなる中間層16とを交互に堆積し、量子ド
ット14と中間層16の多層構造を形成すればよい。
【0033】このように、本実施形態によれば、InG
aAs基板10上に、量子ドット14を多重積層するの
で、量子ドット14の面内密度を高めることができる。
これにより、この量子ドットを例えば半導体レーザに適
用することにより、レーザの発振効率を高めることがで
きる。 [第3実施形態]本発明の第3実施形態による半導体装
置及びその製造方法について図5及び図6を用いて説明
する。
【0034】図5は本実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図、図6は本実施形態による半導体装置
の製造方法を示す工程断面図である。本実施形態による
半導体装置は、図5に示すように、第2実施形態による
半導体装置において、多重積層された量子ドット14が
互いに接近し、一つの量子ドットとして機能するように
なったものである。すなわち、中間層16の膜厚を量子
ドット14の高さよりも薄い程度にまで薄くすると、成
膜方向に近接積層された複数の量子ドット14は一つの
量子ドットとして機能するようになり、すなわち、量子
ドット14の実効的なサイズが大きくなる。これによ
り、量子サイズ効果が弱くなり、発光波長は長波長側に
シフトすることとなる。したがって、量子ドット14を
近接積層することにより、InGaAs基板10を用い
たこととの重畳的効果により、更に発光波長を長波長側
にシフトすることが可能となる。
【0035】GaAs基板上に近接積層した量子ドット
を形成した場合、量子ドットの発光波長は約1.2μm
となるが、InGaAs基板10及びInGaAsバッ
ファ層12のIn組成を0.1〜0.2程度に設定する
ことにより、量子ドット14の発光波長を約1.3μm
に制御することができた。また、InGaAs基板10
及びInGaAsバッファ層12のIn組成を0.3度
に設定することにより、量子ドットの発光波長を約1.
55μmに制御することができた。
【0036】次に、本実施形態による半導体装置の製造
方法について図6を用いて説明する。まず、InGaA
s基板10上に、例えばMOVPE法により、膜厚約3
00nmのInGaAsよりなるバッファ層12を形成
する(図6(a))。基板温度は例えば630℃とし、
InGaAs基板10及びInGaAsバッファ層12
のIn組成は例えば0.05〜0.2とする。
【0037】次いで、バッファ層12上に、例えばMO
VPE法により、近接積層された量子ドット層18を形
成する(図6(b))。例えば、基板温度を500℃と
して、約2原子層相当のInAsと、膜厚約3nm相当
のInGaAsを交互に堆積し、S−KモードによるI
nAs量子ドット14とInGaAs中間層16とを交
互に形成する。これにより、InAs量子ドット14と
InGaAs中間層16とが近接積層された量子ドット
層18を形成する。InGaAs中間層のIn組成は例
えば0.1〜0.25とする。
【0038】次いで、量子ドット層18上に、例えばM
OVPE法により、InGaAsよりなるクラッド層2
0を形成する(図6(c))。基板温度は例えば630
℃とし、クラッド層20のIn組成はInGaAs基板
10の組成と同じ組成である0.05〜0.2とする。
このようにしてInGaAs基板10上に近接積層され
た量子ドット14を形成することにより、基板のIn組
成が約0.1〜0.15のときに発光波長が1.3μm
の量子ドットを、基板のIn組成が約0.25のときに
発光波長が1.55μmの量子ドットを形成することが
できた。
【0039】このように、本実施形態によれば、InG
aAs基板10上に量子ドット14を近接積層するの
で、量子ドット14の実効的なサイズを増加することが
でき、これにより量子ドットの発光波長を更に長波長側
にシフトすることができる。[第4実施形態]本発明の
第4実施形態による半導体装置及びその製造方法につい
て図7及び図8を用いて説明する。
【0040】図7は本実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図、図8は本実施形態による半導体装置
の製造方法を示す工程断面図である。はじめに、本実施
形態による半導体装置の構造について図7を用いて説明
する。InGaAs基板10上には、InGaAsより
なるバッファ層12が形成されている。バッファ層12
上には、量子ドット14を膜中に含むInGaAsより
なる量子ドット層18が形成されている。量子ドット層
18上には、InGaAsよりなるクラッド層20が形
成されている。
【0041】ここで、本実施形態による半導体装置は、
量子ドット層18が、InAsとGaAsとを交互に供
給する原子層成長の手法により形成されていることに特
徴がある。この方法は、InGaAsのIn組成の比較
的大きなドットをすることが可能であり、量子ドットの
発光波長を長波長側にシフトする有効な手法の一つであ
る。
【0042】以下、本実施形態による半導体装置の製造
方法について説明する。まず、InGaAs基板10上
に、例えばMOVPE法により、膜厚100nmのIn
GaAsよりなるバッファ層12を形成する(図8
(a))。基板温度は例えば630℃とし、InGaA
s基板10のIn組成は例えば0.05〜0.2、In
GaAsバッファ層のIn組成はInGaAs基板10
の組成と同じ組成である0.05〜0.2とする。
【0043】次いで、バッファ層12上に、例えばMO
VPE法により、InGaAsからなる量子ドット層1
8を形成する。例えば、基板温度を460℃とし、In
AsとGaAsとを原子層レベルで交互に供給して成膜
を行うことにより量子ドット層18を形成する(図8
(b))。InAsとGaAsとを交互に供給してIn
GaAsの成膜を行うと、膜中には、In組成が高いI
nGaAsが凝集されてなる量子ドット14を形成する
ことができる。例えば、In組成が約0.2〜0.3程
度のInGaAs層中に、In組成が約0.5程度のI
nGaAs量子ドットが散在する量子ドット層を形成す
ることができる。
【0044】次いで、量子ドット層18上に、例えばM
OVPE法により、膜厚約100nmのInGaAsよ
りなるクラッド層20を形成する。基板温度は例えば6
00℃とし、クラッド層20のIn組成はInGaAs
基板10の組成と同じ組成である0.05〜0.2とす
る。このようにしてInGaAs基板10上に量子ドッ
ト14を形成することにより、基板のIn組成が約0.
1〜0.2のときに発光波長が1.3μmの量子ドット
を、基板のIn組成が約0.3のときに発光波長が1.
55μmの量子ドットを形成することができた。
【0045】このように、本実施形態によれば、InG
aAs基板10上に、InAsとGaAsとを交互に供
給する原子層成長の手法により量子ドット層18を形成
するので、In組成を多く含む発光波長の長い量子ドッ
ト14を形成することができる。 [第5実施形態]本発明の第5実施形態による半導体装
置及びその製造方法について図9乃至図11を用いて説
明する。
【0046】図9は本実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図、図10及び図11は本実施形態によ
る半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。本実
施形態では、本発明により構成される量子ドットをレー
ザ素子に適用した場合について説明する。n−InGa
As基板30上には、格子定数がn−InGaAs基板
30と同じになるIn組成のn−InGaPよりなるク
ラッド層32が形成されている。クラッド層32上には
量子ドット層34が形成されている。本実施形態にいう
量子ドット層34は、第1乃至第4実施形態のいずれか
に記載の半導体装置におけるバッファ層12〜クラッド
層20に至る積層膜に相当する。量子ドット層34上に
は、クラッド層32を構成するn−InGaPと同じ組
成のp−InGaPよりなるクラッド層36が形成され
ている。クラッド層36上には、p−InGaAsより
なるコンタクト層38が形成されている。コンタクト層
38及びクラッド層36はストライプ状に加工されてお
り、レーザの横モードを安定させるリッジ構造が形成さ
れている。ストライプ状に加工されたコンタクト層38
及びクラッド層36上には、ストライプの頂部に開口4
0を有するシリコン酸化膜42が形成されている。シリ
コン酸化膜42上には、開口40を介してコンタクト層
38に接続されたp型電極44が形成されている。n−
InGaAs基板30の裏面には、n型電極46が形成
されている。
【0047】こうして、本実施形態による半導体装置が
構成されている。本実施形態による半導体装置では、量
子ドット層34として、第1乃至第4実施形態のいずれ
かに記載の半導体装置におけるバッファ層12からクラ
ッド層20に至る積層膜を適用している。この量子ドッ
ト層34の上下に、基板に格子整合したバンドギャップ
の大きなInGaP(クラッド層32、36)を配置す
ることで、レーザとしての縦方向の光閉じ込めを実現し
ている。このようにして半導体レーザを構成することに
より、量子ドット活性層が波長1.3μmや1.55μ
mで効率よく発光するため、この波長帯において、低し
きい値電流で効率の高いレーザを実現することができ
る。
【0048】次に、本実施形態による半導体装置の製造
方法について図10及び図11を用いて説明する。ま
ず、n−InGaAs基板30上に、例えばMOVPE
法により、膜厚約300nmのn−InGaPよりなる
クラッド層32を形成する。クラッド層32を構成する
n−InGaPのIn組成は、n−InGaP層の格子
定数がn−InGaAs基板30の格子定数と等しくな
るように選択する。
【0049】次いで、クラッド層32上に、第1乃至第
4実施形態のいずれかに記載の半導体装置の製造方法と
同様にして、バッファ層12、量子ドット14又は量子
ドット層18及びクラッド層20を形成する。こうし
て、これらの層によって構成された量子ドット層34を
形成する。次いで、量子ドット層34上に、例えばMO
VPE法により、膜厚約2.5μmのp−InGaPよ
りなるクラッド層36を形成する。クラッド層36を構
成するp−InGaPのIn組成は、クラッド層32を
構成するn−InGaPのIn組成と等しくする。
【0050】次いで、クラッド層36上に、例えばMO
VPE法により、膜厚約300nmのp−InGaAs
よりなるコンタクト層38を形成する(図10
(a))。次いで、クラッド層36及びコンタクト層3
8を、量子ドット層34上のクラッド層36が500n
m程度残存するようにストライプ状に加工する(図10
(b))。
【0051】次いで、ストライプ状に加工されたコンタ
クト層38及びクラッド層36上に、ストライプの頂部
にストライプ状の開口40を有するシリコン酸化膜42
を形成する(図11(a))。次いで、シリコン酸化膜
42上に、開口40を介してコンタクト層38に接続さ
れたp型電極44を形成し、n−InGaAs基板30
の裏面に、n型電極46を形成する(図11(b))。
【0052】このように、本実施形態によれば、量子ド
ット層からなる活性層を有する半導体レーザにおいて、
量子ドットの発光波長を半導体基板の格子定数によって
制御するので、発振しきい値やしきい値の温度特性の改
善を図ることができるとともに、発光波長を長波長化す
ることができる。これにより、光通信に好適な1.3μ
m帯、或いは、1.55μm帯の発光波長を有する半導
体レーザを構成することも可能となる。
【0053】なお、上記実施形態では、典型的なファブ
リーペロー型のレーザについて説明したが、VCSEL
(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)と呼ばれ
る面型レーザにおいても同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、量子ドット層34を挟み込む
クラッド層32、36としてInGaP層を適用した
が、基板に格子整合する組成を有し、且つ、量子ドット
層34のうち最もバンドギャップが大きな層よりも大き
なバンドギャップを有する材料であれば他の材料を適用
してもよい。例えば、InGaP層の代わりに、InG
aAlAs層やInGaAsP層を適用することもでき
る。
【0054】[変形実施形態]本発明は、上記実施形態
に限らず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形
態では、InGaAs基板上に量子ドットを形成する場
合を例にして説明したが、本発明は他の材料系の半導体
装置においても同様に適用することができる。すなわ
ち、本発明は、半導体基板の格子定数を適宜選択するこ
とにより量子ドットの発光波長を制御するものであり、
上述の材料系に限定されるものではない。例えば、In
GaAs系の半導体のみならず、InP系その他の化合
物半導体であっても同様に適用することができる。な
お、3元系以上の混晶半導体基板を用いれば、組成の制
御によって格子定数を制御することが容易なため、本発
明を適用するに好適である。また、量子ドットを構成す
る半導体層としては、InAs、InGaAs、その他
のII-VI族、III-V族化合物半導体などを適用すること
ができる。
【0055】また、本発明の要旨は、量子ドット層を形
成する段階における基板表面の面内格子定数を適宜制御
することにあり、上述したように半導体基板の格子定数
を制御する場合のみならず、半導体基板上に形成された
歪緩和バッファ層によって基板表面の面内格子定数を制
御する場合にも同様の効果を得ることができる。例え
ば、GaAs基板上にInGaAsバッファ層を設け、
InGaAsバッファ層の表面領域の格子定数をGaA
sの格子定数と異なるように制御することによっても、
本発明と同様の効果を得ることができる。
【0056】また、上記第5実施形態では、本発明によ
り構成される量子ドットを半導体レーザの活性層に適用
する例を示したが、ブルーチャープ変調器、波長変換素
子、量子ドットメモリなど、量子ドットを利用する様々
なデバイスにおいても同様に適用することができる。な
お、本発明によって得られる上記効果は量子ドットの成
膜方法に依存するものではないが、一般に、量子ドット
の発光波長は成膜方法によって変化するものである。し
たがって、量子ドットの成膜方法や成膜条件は、所望す
る発光波長などの特性応じて適宜選択、調整することが
望ましい。
【0057】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、少なくと
も3元素を含む化合物半導体基板の組成を制御し、その
化合物半導体基板上に量子ドットを形成するので、量子
ドットの発光波長を化合物半導体基板の格子定数によっ
て規定することができる。これにより、量子ドットの発
光波長を長波長側にシフトすることができ、GaAs基
板上に形成した量子ドットでは従来実現することが困難
であった1.3μm帯或いは1.55μm帯の発光波長
を有する量子ドットを形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】InGaAs基板上に量子ドットを形成した場
合及びGaAs基板上に量子ドットを形成した場合にお
けるPL発光スペクトルを示すグラフである。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態による半導体装置の構造
及び製造方法を示す概略断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図8】本発明の第4実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図9】本発明の第5実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図10】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図11】本発明の第5実施形態による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図(その2)である。
【符号の説明】
10…InGaAs基板 12…バッファ層 14…量子ドット 16…中間層 18…量子ドット層 20…クラッド層 30…n−InGaAs基板 32…クラッド層 34…量子ドット層 36…クラッド層 38…コンタクト層 40…開口 42…シリコン酸化膜 44…p型電極 46…n型電極

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3元素を含む化合物半導体基
    板と、 前記化合物半導体基板上に形成され、発光波長が前記化
    合物半導体基板の格子定数によって規定された量子ドッ
    トとを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記量子ドットは、S−Kモードによって自己形成され
    た3次元成長島よりなることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、 前記量子ドットは、中間層を挟んで複数積層されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において、 前記中間層の膜厚は、前記量子ドットの高さよりも薄い
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記化合物半導体基板は、InGaAs基板であること
    を特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記量子ドットは、InAs又はInGaAsによって
    構成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記化合物半導体層と前記量子ドット層との間に、バッ
    ファ層を更に有することを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 前記量子ドットは、半導体レーザの活性層であることを
    特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも3元素を含む化合物半導体基
    板上に、発光波長が前記化合物半導体基板の構成元素の
    組成によって制御された量子ドットを形成する工程を含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記量子ドットを形成する工程では、S−Kモードによ
    り3次元成長島よりなる前記量子ドットを自己形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体装置の製造方法
    において、 前記量子ドットを形成する工程では、膜中にドット状に
    凝集して形成された前記量子ドットを形成することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法において、 前記化合物半導体基板は、InGaAs基板であること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれか1項に記
    載の半導体装置の製造方法において、 前記量子ドットは、InAs又はInGaAsによって
    構成されていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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JP2007318164A (ja) * 2007-07-17 2007-12-06 Univ Of Tsukuba 半導体装置およびその製造方法

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