JP2000196038A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP2000196038A JP10372195A JP37219598A JP2000196038A JP 2000196038 A JP2000196038 A JP 2000196038A JP 10372195 A JP10372195 A JP 10372195A JP 37219598 A JP37219598 A JP 37219598A JP 2000196038 A JP2000196038 A JP 2000196038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAM型の半導体装置及びその製造方法に
関し、単純な構造及び製造工程によってメモリセルを形
成しうるとともに、周辺回路領域のコンタクト形成プロ
セスとの整合性に優れ、且つ、蓄積容量を増加しうる半
導体装置の構造及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 メモリセル領域に形成されたメモリセル
トランジスタと、メモリセルトランジスタの一方の拡散
層20に接続された第1の導電層よりなるシリンダー状
の蓄積電極70と;蓄積電極70を覆う誘電体膜72
と;誘電体膜72上に形成された対向電極74とを有す
るキャパシタと、第1の導電層と同一の導電層よりなる
シリンダー状の第1の導電体と;第2の導電層よりなり
第1の導電体のシリンダー中央部に埋め込まれた第2の
導電体とを有し;周辺回路領域に接続されたプラグ64
とにより半導体装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
技術に係り、特に、DRAM型の記憶素子を有する半導
体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAMは、1トランジスタ、1キャパ
シタで構成できる半導体記憶装置であり、従来から、よ
り高密度、高集積化された半導体記憶装置を製造するた
めの構造や製造方法が種々検討されている。近年、DR
AM型の半導体装置の製造分野では製造メーカ間の競争
が激化しており、より高集積化された高性能の半導体装
置を如何に低価格で製造するかが重要な課題となってい
る。このため、キャパシタにはより単純な構造が望まれ
ており、単純な構造で十分な容量を確保しうる構造が検
討されている。このようなキャパシタの構造の一つとし
て、柱状の導電体を蓄積電極として用いるものがある。
【0003】本出願人は、柱状の導電体を蓄積電極とし
て用いる半導体装置について、特開平10−18991
2号公報において提案しており、当該公報に記載された
半導体装置及びその製造方法によれば、製造工程を複雑
にすることなく、周辺回路領域に形成された電極プラグ
の高抵抗化を抑制しつつキャパシタの容量を増加するこ
とができる。
【0004】以下、特開平10−189912号公報に
記載の従来の半導体装置の構造について図10を用いて
説明する。シリコン基板100上には、ソース/ドレイ
ン拡散層102、104、ゲート電極106を有するメ
モリセルトランジスタと、ソース/ドレイン拡散層10
8、ゲート電極110を有する周辺回路用トランジスタ
が形成されている。
【0005】メモリセルトランジスタ及び周辺回路用ト
ランジスタが形成されたシリコン基板100上には、ソ
ース/ドレイン拡散層102上にプラグ114が埋め込
まれ、ソース/ドレイン拡散層108上にプラグ116
が埋め込まれた層間絶縁膜118が形成されている。層
間絶縁膜118上には、プラグ114を介してソース/
ドレイン拡散層102に接続され、層間絶縁膜118上
に突出した柱状の蓄積電極120が形成されている。蓄
積電極120の側壁及び上面には誘電体膜122を介し
て対向電極124が形成されており、隣接する蓄積電極
120との間は対向電極124によって埋め込まれてい
る。こうして、蓄積電極120、誘電体膜122、対向
電極124よりなるキャパシタが構成されている。
【0006】このようにメモリセルトランジスタ及びキ
ャパシタよりなるメモリセルがマトリクス状に配列され
たセルアレイ領域の周縁部には、セルアレイ領域を取り
囲む環状ダミー電極126が形成されている。一方、メ
モリセル領域と隣接する周辺回路領域には、シリコン基
板100にプラグ116を介して接続されたプラグ12
8が層間絶縁膜118上に形成されており、上層に配さ
れた配線136とシリコン基板100とを電気的に接続
する役割を担っている。なお、プラグ128は、蓄積電
極120と同一の導電層により構成されている。
【0007】周辺回路領域の層間絶縁膜118上には層
間絶縁膜130が形成され、蓄積電極120、プラグ1
28、環状ダミー電極126、層間絶縁膜130により
構成される面が平坦化されている。対向電極124上に
は、対向電極124に接続された配線134が層間絶縁
膜132を介して形成されている。また、プラグ128
上には、プラグ128に接続された配線136が層間絶
縁膜132を介して形成されている。
【0008】こうして、1トランジスタ、1キャパシタ
よりなる半導体装置が構成されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置の更なる微細化、高集積化の要請に伴い、蓄積電極
の形成される領域の床面積は更に縮小する傾向にある。
その一方、DRAMでは、α線ソフトエラーの問題や電
源電圧の低電圧化の問題に対処するために世代を通じて
約35fF程度の静電容量を維持する必要がある。
【0010】このため、図10に示す従来の半導体装置
では上記静電容量を維持することが困難になることも想
定され、図10に示す半導体装置のメリットを生かしつ
つキャパシタの蓄積容量を更に増加しうる半導体装置の
構造及びその製造方法が望まれていた。本発明の目的
は、単純な構造及び製造工程によってメモリセルを形成
しうるとともに、周辺回路領域のコンタクト形成プロセ
スとの整合性に優れ、且つ、蓄積容量を増加することが
できる半導体装置の構造及びその製造方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
上にメモリセル領域と周辺回路領域とを有する半導体装
置において、前記メモリセル領域に形成されたメモリセ
ルトランジスタと、前記メモリセルトランジスタの一方
の拡散層に接続された第1の導電層よりなるシリンダー
状の蓄積電極と;前記蓄積電極の内側面及び外側面を覆
う誘電体膜と;前記誘電体膜上に形成された対向電極と
を有するキャパシタと、前記第1の導電層と同一の導電
層よりなるシリンダー状の第1の導電体と;第2の導電
層よりなり前記第1の導電体のシリンダー中央部に埋め
込まれた第2の導電体とを有し;前記周辺回路領域に接
続されたプラグとを有することを特徴とする半導体装置
によって達成される。
【0012】また、上記の半導体装置において、前記メ
モリセル領域の周りに、前記メモリセル領域を囲う環状
の構造体を更に有するようにしてもよい。また、上記の
半導体装置において、前記環状の構造体は、前記第1の
導電層と同一の導電層よりなるシリンダー状の第3の導
電体と、前記第2の導電層よりなり前記第3の導電体の
シリンダー中央部に埋め込まれた第4の導電体とにより
構成されているようにしてもよい。
【0013】また、上記の半導体装置において、複数の
前記蓄積電極を備え、前記対向電極は、前記複数の蓄積
電極間に埋め込んで形成されているようにしてもよい。
また、上記目的は、下地基板上に絶縁膜を形成する工程
と、前記絶縁膜に、前記下地基板の第1の領域に達する
第1の開口と、前記下地基板の第2の領域に達する第2
の開口とを形成する工程と、前記絶縁膜が形成された前
記下地基板上に、前記絶縁膜とエッチング特性が異なる
第1の導電層と、前記第1の導電層とエッチング特性の
異なる第2の導電層とを形成する工程と、前記絶縁膜上
の前記第1の導電層及び前記第2の導電層を選択的に除
去し、前記第1の開口内及び前記第2の開口内に前記第
1の導電層及び前記第2の導電層を残存させる工程と、
前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を選
択的に除去し、前記下地基板の第1の領域に接続され、
前記第1の導電層よりなるシリンダー状の蓄積電極と、
前記下地基板の第2の領域に接続され、前記第1の導電
層及び前記第2の導電層よりなるプラグとを形成する工
程と、前記蓄積電極の内側面及び外側面を覆う誘電体膜
を形成する工程と、前記誘電体膜上に対向電極を形成す
る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
法によっても達成される。
【0014】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第1の開口及び前記第2の開口を形成する工程
では、前記第1の領域を囲う環状の第3の開口を更に形
成し、前記第1の開口内及び前記第2の開口内に前記第
1の導電層及び前記第2の導電層を残存させる工程で
は、前記第3の開口内に前記第1の導電層及び前記第2
の導電層を更に残存させ、前記第1の領域の前記絶縁膜
及び前記第2の導電層を除去する工程では、前記第3の
開口内に形成された前記第1の導電層をストッパとして
前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除
去するようにしてもよい。
【0015】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層
を除去する工程では、前記第1の領域の前記絶縁膜及び
前記第2の導電層を同時に除去するようにしてもよい。
また、半導体装置の製造方法において、前記蓄積電極を
複数形成し、前記対向電極形成工程では、隣接する前記
複数の蓄積電極間の領域に埋め込まれるように前記対向
電極を形成するようにしてもよい。
【0016】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層
を除去する工程では、前記第2の領域を覆い前記第1の
領域を露出するマスク膜をマスクとして前記第1の領域
の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を選択的に除去し、
前記対向電極を形成する工程では、前記対向電極となる
第3の導電層を堆積し、前記マスク膜が露出するまで前
記第3の導電層を研磨することにより、前記マスク膜に
自己整合で前記対向電極を形成するようにしてもよい。
【0017】また、半導体装置の製造方法において、前
記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除去
する工程では、等方的にエッチングが進行するウェット
エッチングにより前記絶縁膜及び/又は前記第2の導電
層を除去するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態による半導体
装置及びその製造方法を図1乃至図9を用いて説明す
る。図1は本実施形態による半導体装置の構造を示す平
面図及び断面図、図2乃至図9は本実施形態による半導
体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【0019】始めに、本実施形態による半導体装置の構
造を図1を用いて説明する。なお、図1(a)は本実施
形態による半導体装置の構造を示す平面図、図1(b)
は本実施形態による半導体装置の構造を示す概略断面図
である。素子分離膜12により画定された半導体基板1
0上の所定の領域には、ゲート電極18、ソース/ドレ
イン拡散層20、22を有するメモリセルトランジスタ
と、ゲート電極24、ソース/ドレイン拡散層26を有
する周辺回路用トランジスタが形成されている。
【0020】メモリセルトランジスタ及び周辺回路用ト
ランジスタが形成された半導体基板10上には、ソース
/ドレイン拡散層20上にプラグ36が埋め込まれ、ソ
ース/ドレイン拡散層26上にプラグ40が埋め込まれ
た層間絶縁膜28が形成されている。層間絶縁膜28上
には、プラグ36を介してソース/ドレイン拡散層20
に接続され、層間絶縁膜28上に突出したシリンダー状
の蓄積電極70が形成されている。蓄積電極70の側壁
の両面及び上面には誘電体膜72を介して対向電極74
が形成されており、隣接する蓄積電極72との間は対向
電極74によって埋め込まれている。こうして、蓄積電
極70、誘電体膜72、対向電極74よりなるキャパシ
タが構成されている。なお、本明細書にいう「シリンダ
ー状」とは、筒状に中央部が刳り抜かれているようなパ
ターンで形成されていることを意味するものであり、そ
の平面形状は円形や四角形に限られるものではない。ま
た、後述する環状ダミー電極のように環状パターンの中
央部が環状に刳り抜かれているようなパターンも、本明
細書では「シリンダー状」と呼ぶこととする。
【0021】このようにメモリセルトランジスタ及びキ
ャパシタよりなるメモリセルがマトリクス状に配列され
たセルアレイ領域の周縁部には、セルアレイ領域を取り
囲む環状ダミー電極66が形成されている。環状ダミー
電極66の一部を構成する導電層58は、蓄積電極70
と同一の導電層により構成されている。また、環状ダミ
ー電極66は、層間絶縁膜28上に突出して形成され、
蓄積電極70とほぼ等しい高さを有している。なお、本
実施形態では、便宜上、この環状構造体を「環状ダミー
電極」と呼ぶが、環状ダミー電極66は、必ずしも導電
性材料で構成される必要はない。少なくとも、後述する
層間絶縁膜42、50、導電膜60とのエッチング選択
性を有する材料であれば本実施形態による効果を得るこ
とができる。
【0022】一方、メモリセル領域と隣接する周辺回路
領域には、半導体基板10にプラグ40を介して接続さ
れたプラグ64が層間絶縁膜28上に形成されており、
上層に配された配線80と半導体基板10とを電気的に
接続する役割を担っている。プラグ64の一部を構成す
る導電層58は、蓄積電極70と同一の導電層により構
成されている。
【0023】周辺回路領域の層間絶縁膜28上には層間
絶縁膜42、46、ストッパ絶縁膜48、層間絶縁膜5
0が形成され、蓄積電極70、プラグ64、環状ダミー
電極66、層間絶縁膜50により構成される面が平坦化
されている。対向電極74上には、対向電極74に接続
された配線78が層間絶縁膜76を介して形成されてい
る。また、プラグ64上には、プラグ64に接続された
配線80が層間絶縁膜76を介して形成されている。
【0024】このように、本実施形態による半導体装置
は、セルアレイの周縁部に、セルアレイを囲む環状ダミ
ー電極66が形成されており、また、プラグ64及び/
又は環状ダミー電極66の一部をなす導電膜と同一の導
電層によってシリンダー状の蓄積電極70が形成されて
いることに特徴がある。このように半導体装置を構成す
ることにより蓄積電極70の表面積を極めて広くするこ
とができるので、キャパシタの容量を大幅に増加するこ
とができる。また、後述するように、半導体装置の製造
過程において種々のメリットがある。
【0025】次に、本実施形態による半導体装置の利点
を半導体装置の製造工程に沿って詳細に説明する。な
お、図2及び図3はビット線コンタクト部における工程
断面図を、図4乃至図9は蓄積電極コンタクト部におけ
る工程断面図を示している。まず、半導体基板10の主
表面上に、例えば通常のLOCOS法により素子分離膜
12を形成し、素子領域14、16を画定する。ここ
で、素子領域14はメモリセルを形成するメモリセル領
域を、素子領域16は周辺回路を形成する周辺回路領域
を示すものとする。
【0026】次いで、通常のMOSトランジスタの形成
方法と同様にして、素子領域14に、ゲート電極18、
ソース/ドレイン拡散層20、22を有するメモリセル
トランジスタを、素子領域16に、ゲート電極24、ソ
ース/ドレイン拡散層26を有する周辺回路用トランジ
スタを形成する(図2(a)、図4(a))。メモリセ
ルトランジスタのゲート電極18は、紙面垂直方向に隣
接するメモリセルトランジスタ(図示せず)のゲート電
極が連なるワード線の役割も担っている。
【0027】なお、図2において、素子領域14、16
は半導体基板10中に形成されたウェル内に設けてもよ
く、また、ソース/ドレイン拡散層20、22、26の
構造はLDD構造その他の拡散層構造としてもよい。次
いで、全面に、例えばCVD法により膜厚約500nm
のシリコン酸化膜を堆積し、CMP(化学的機械的研
磨:Chemical Mechanical Polishing)法によりその表
面を研磨する。こうして、シリコン酸化膜よりなり、表
面が平坦化された層間絶縁膜28を形成する。なお、層
間絶縁膜28を平坦化するのは後工程で層間絶縁膜28
にプラグを埋め込むためであり、プラグを形成しない場
合には必ずしも平坦化する必要はない。
【0028】次いで、通常のリソグラフィー技術及びエ
ッチング技術を用い、層間絶縁膜28に、メモリセルト
ランジスタのソース/ドレイン拡散層20、22上に開
口されたスルーホール30、32と、周辺回路用トラン
ジスタのソース/ドレイン拡散層26上に開口されたス
ルーホール34とを形成する(図2(b)、図4
(b))。
【0029】次いで、層間絶縁膜28に開口されたスル
ーホール30、32、34内に、プラグ36、38、4
0をそれぞれ埋め込む(図2(c)、図4(c))。例
えば、CVD法により多結晶シリコン膜を堆積してエッ
チバックすることによりスルーホール30、32、34
内のみに多結晶シリコン膜を残存させた後、イオン注入
法により多結晶シリコン膜にドーピングして低抵抗化
し、プラグ36、38、40を形成する。例えば、スル
ーホール30、32、34の開口径が0.15〜0.2
μm程度の場合、膜厚約300nm程度の多結晶シリコ
ン膜を堆積することによりスルーホール30、32、3
4内を埋め込むプラグ36、38、40を形成すること
ができる。なお、プラグ36、38、40は必ずしも形
成する必要はなく、また、いずれかのスルーホールのみ
にプラグを形成してもよい。プラグは、デバイス構造や
プロセス条件により必要に応じて形成すればよい。
【0030】次いで、プラグ36、38、40が埋め込
まれた層間絶縁膜28上に、層間絶縁膜42を形成す
る。例えば、CVD法により膜厚約100〜150nm
のシリコン酸化膜を堆積し、層間絶縁膜42とする。な
お、層間絶縁膜42としては、BPSG膜などの不純物
をドープしたシリコン酸化膜やノンドープのシリコン酸
化膜などを適用することができる。
【0031】次いで、通常のリソグラフィー技術及びエ
ッチング技術により、層間絶縁膜42に、プラグ38上
を露出するコンタクトホール43を形成する(図3
(a))。次いで、全面に、例えばCVDなどの方法に
より、膜厚約20nmのTi膜と、膜厚約50nmのT
iN膜と、膜厚約50nmのW膜とを順次堆積してパタ
ーニングし、W/TiN/Ti構造よりなり、コンタク
トホール43を介してプラグ38に接続されたビット線
44を形成する(図3(b))。
【0032】次いで、ビット線44が形成された層間絶
縁膜42上に、層間絶縁膜46を形成する。例えば、C
VD法により膜厚約100〜150nmのシリコン酸化
膜を堆積し、層間絶縁膜46とする。なお、層間絶縁膜
46としては、BPSG膜などの不純物をドープしたシ
リコン酸化膜やノンドープのシリコン酸化膜などを適用
することができる。
【0033】次いで、CMP法により層間絶縁膜46の
表面を研磨し、層間絶縁膜46の表面を平坦化する。次
いで、層間絶縁膜46上に、後工程でエッチングストッ
パとして用いるストッパ絶縁膜48を堆積する。例え
ば、CVD法により膜厚約10nmのシリコン窒化膜を
堆積し、ストッパ絶縁膜48とする。
【0034】次いで、ストッパ絶縁膜48上に、ストッ
パ絶縁膜48とはエッチング特性の異なる材料よりなる
層間絶縁膜50を形成する。例えば、CVD法により膜
厚約1.0μmのBPSG膜を堆積し、層間絶縁膜50
とする。なお、層間絶縁膜50としては、層間絶縁膜4
2とエッチング特性がほぼ等しい絶縁膜を選択すること
が望ましく、例えばBPSGなどの不純物をドープした
シリコン酸化膜、ノンドープのシリコン酸化膜等を適用
することができる。
【0035】次いで、CMP法により層間絶縁膜50の
表面を研磨し、層間絶縁膜50の表面を平坦化する(図
3(c)、図5(a))。次いで、通常のリソグラフィ
ー技術及びエッチング技術により、層間絶縁膜50、ス
トッパ絶縁膜48、層間絶縁膜46、42をパターニン
グし、プラグ36を露出する開口52と、プラグ40を
露出する開口54と、開口52が形成されたセルアレイ
領域を囲む環状の開口56とを形成する(図5
(b))。
【0036】次いで、開口52、54、56が形成され
た層間絶縁膜50上に、開口52、54、56を完全に
埋め込まない膜厚の導電膜58を堆積する。例えば、C
VD法によりRu(ルテニウム)膜を堆積して導電膜5
8とする。開口52、54、56の短方向の幅が0.2
μm程度の場合、膜厚約10〜50nmのRu膜を堆積
して導電膜58とすることが望ましい。
【0037】なお、導電膜58は、後工程で層間絶縁膜
50をエッチングする際のストッパとして用いるもので
あり、層間絶縁膜50の材料とはエッチング特性の異な
る材料により構成する。また、導電膜58は、最終的に
は蓄積電極及び配線プラグの一部としても機能する膜で
あり、キャパシタ誘電体膜に対する相性がよく、低抵抗
の導電性材料を適用することが望ましい。導電膜58と
しては、Ru膜のほか、例えば、RuO(酸化ルテニウ
ム)膜、SRO(SrRuO3)膜、W(タングステ
ン)膜、Pt(プラチナ)膜、ドープトポリシリコン膜
などを適用することもできる。但し、これら材料に限定
されるものではなく、他の導電性材料であってもよい。
【0038】次いで、導電膜58が形成された層間絶縁
膜50上に、導電膜58とはエッチング特性の異なる導
電膜60を堆積する(図6(a))。例えば、CVD法
により膜厚約200nmのW(タングステン)膜を堆積
して導電膜60とする。導電膜60は、開口部52、5
4、56を完全に埋め込むに十分な膜厚とする。なお、
導電膜60は、最終的には配線プラグの一部としても機
能する膜であり、低抵抗の導電性材料を適用することが
望ましい。導電膜60としては、W膜のほか、例えば、
Ti(チタン)膜、TiN(窒化チタン)膜、Ta(タ
ンタル)膜、Al(アルミ)膜、Cu(銅)膜、Ni
(ニッケル)膜、Cr(クロム)膜などを適用すること
ができる。但し、これらの膜に限定されるものではな
く、導電膜58とエッチング特性の異なる導電膜であれ
ば他の導電性材料であってもよい。
【0039】次いで、例えばCMP法或いはエッチバッ
ク法により、層間絶縁膜50上の導電膜58、60を選
択的に除去し、開口52、54、56内にのみ導電膜5
8、60を残存させる。こうして、開口52内に埋め込
まれ、導電膜58、60よりなり、プラグ36に接続さ
れた柱状導電体62と、開口54内に埋め込まれ、導電
膜58、60よりなり、プラグ38に接続されたプラグ
64と、開口56に埋め込まれ、導電膜58、60より
なる環状ダミー電極66とを形成する(図6(b))。
【0040】なお、本実施形態では、開口52、54、
56を同時に開口し、これら開口内を同時に導電膜5
8、60で埋め込んだが、それぞれの開口を別々に開口
し、導電膜を別々に埋め込んでもよい。開口52、5
4、56におけるエッチング特性が互いに異なる場合
や、誘電体膜の相性やプラグの低抵抗化などの要請から
柱状導電体62、プラグ64、環状ダミー電極66とを
別々の材料で形成する必要がある場合などに特に意義が
ある。
【0041】次いで、環状ダミー電極66で囲われたセ
ルアレイ領域内の層間絶縁膜50及び導電膜60を選択
的に除去する。例えば、セルアレイ領域以外の領域を覆
うマスク68を形成し(図7(a)及び(b))、等方
的なウェットエッチングにより層間絶縁膜50、導電膜
60を選択的に除去する。マスク68としては、例えば
レジストマスクや、レジストマスクによって転写された
レジスト以外の材料からなるマスクを適用することがで
きる。このようにしてこれらの膜をエッチングすること
により、セルアレイ領域内には、導電膜58よりなり、
プラグ36を介してソース/ドレイン拡散層22に接続
されたシリンダー状の蓄積電極70が形成される(図8
(a)及び(b))。
【0042】このエッチングは、層間絶縁膜50及び導
電膜60を、ストッパ絶縁膜48及び導電膜58に対し
て選択性を確保しうるエッチング条件によりエッチング
することに達成することができる。例えば、層間絶縁膜
50がシリコン酸化膜により形成されており、導電膜5
8がRu膜、導電膜60がW膜で形成されているような
場合には、弗酸系の水溶液によってエッチングすること
によりストッパ絶縁膜48及び導電膜58にダメージを
与えることなく層間絶縁膜50をエッチングすることが
でき、続いて加熱した硫酸でエッチングすることにより
導電体膜60を除去することができる。また、ストッパ
絶縁膜48がシリコン窒化膜により形成されており、導
電膜58がRu膜、導電膜60がTiN膜で形成されて
いるような場合には、弗酸系の水溶液によってエッチン
グを行うことにより、ストッパ絶縁膜48及び導電膜5
8にダメージを与えることなく層間絶縁膜50及び導電
膜60をエッチングすることができる。Ruは弗酸や硫
酸に対して耐エッチング性を有しているのに対し、Ti
Nは弗酸や燐酸に対してある程度の耐性はあるものの長
時間のエッチングにより除去されてしまうという特性に
基づくものである。工程簡略の面からは層間絶縁膜50
と導電膜60とを同時にエッチングすることが望ましい
が、必ずしも同時にエッチングする必要はなく、層間絶
縁膜50と導電膜60とを別々にエッチングしてもよ
い。
【0043】なお、セルアレイ領域は環状ダミー電極6
6により囲われているので、セルアレイ領域の層間絶縁
膜50がセルアレイ領域外の層間絶縁膜50と繋がる場
所は存在しない。したがって、環状ダミー電極66をエ
ッチングストッパとして機能させることにより、セルア
レイ領域内の層間絶縁膜50のみを選択的に除去するこ
とができる(図8(a)、図8(b)参照)。また、層
間絶縁膜46上にはストッパ絶縁膜48が形成されてい
るので、層間絶縁膜46、28がエッチングされること
はない。
【0044】また、上記エッチングではウェットエッチ
ングを用いているが、これは次の理由による。すなわ
ち、ドライエッチング等の異方性エッチングでは上面か
ら徐々にエッチングが進行するため層間絶縁膜50の厚
さに相当する非常に長いエッチングが必要となり、蓄積
電極となる導電膜58の上面がこの間中エッチングイオ
ンに曝されて変形する虞があるからである。また、柱状
導電体62の形状が逆テーパ状になっていると、この部
分にサイドウォールとして層間絶縁膜50が残る虞があ
るからである。したがって、このような問題が生じない
エッチング条件であれば、ウェットエッチングに限らず
ドライエッチングを適用することもできる。
【0045】次いで、蓄積電極70の表面を覆う誘電体
膜72を形成する。例えばCVD法により膜厚約10n
mのTa25膜を堆積し、酸化膜換算で例えば膜厚約
0.5〜1nmの誘電体膜72を形成する。誘電体膜7
2は、このように形成したTa 25膜の他に、SrBi
2Ta29(SBT)、BaSrTiO3(BST)等の
高誘電体膜を用いてもよい。
【0046】次いで、誘電体膜72により覆われた蓄積
電極70上に対向電極74を形成する。例えばCVD法
により膜厚約100nmのRu膜を堆積し、誘電体膜7
2で覆われた蓄積電極70の間隙、及び、導電膜60が
形成されていた蓄積電極70の中側の領域にRu膜を埋
め込み、次いで、Ru膜をパターニングし、Ru膜より
なる対向電極74を形成する。蓄積電極70の間隙及び
蓄積電極70の中側の領域はレイアウト上極めてに狭
く、また、この間隙を埋めるには間隙の約半分の膜厚の
多結晶シリコン膜で十分であるので、対向電極74によ
って形成される表面段差は僅かである(図9(a))。
なお、対向電極74を構成する材料としては、Ru膜の
ほか、TaON膜やPt膜などの電極材料を適用するこ
ともできる。
【0047】なお、メモリセル領域の層間絶縁膜50を
エッチングする際のマスク68としてシリコン窒化膜な
どの絶縁膜を適用すれば、対向電極74の製造工程をよ
り簡略にすることもできる。すなわち、例えば図7
(a)に示すようにシリコン窒化膜よりなるマスク68
を形成した後、上記と同様の手法により層間絶縁膜50
及び導電膜60を除去し、次いでマスク68を除去せず
に誘電体膜72及び対向電極74となる導電膜を堆積
し、次いでCMP法などによりマスク68が露出するま
で対向電極74となる導電膜及び誘電体膜72を除去す
ることにより、マスク68の開口領域、すなわちメモリ
セル領域に対向電極74を自己整合的に形成することが
できる。こうすることにより、対向電極74を形成する
際のリソグラフィー工程が削減され、製造工程を簡略に
することができる。
【0048】次いで、通常の配線形成プロセスと同様に
して、層間絶縁膜76を介して対向電極74に接続され
た配線78、層間絶縁膜76を介してプラグ64に接続
された配線80などの配線を形成する。この際、層間絶
縁膜76は、層間絶縁膜50の平坦性をほぼ維持してい
るので、配線76、78を接続するためのコンタクトホ
ールの開口においては、焦点深度を浅くして微細なパタ
ーニングを行うことができる(図9(b))。
【0049】こうして、1トランジスタ、1キャパシタ
よりなるDRAMを製造することができる。このよう
に、本実施形態によれば、蓄積電極70及びプラグ64
を構成するための導電層を、層間絶縁膜50とエッチン
グ特性の異なる導電層58と、導電層58とエッチング
特性の異なる導電層60とにより構成するので、メモリ
セル領域の層間絶縁膜50を選択的に除去する際にメモ
リセル領域の導電層60を選択的に除去することができ
る。これにより、プラグ64の抵抗値を増加することな
くシリンダー状の蓄積電極70を形成することができ
る。また、製造工程を複雑にすることなくキャパシタの
静電容量を大幅に増加することができる。
【0050】また、本実施形態による半導体装置の基本
的な構造及び製造方法は、特開平10−189912号
公報に記載された半導体装置と同じであり、当該半導体
装置によって達成される種々の効果をも得ることができ
るというメリットがある。例えば、本実施形態による半
導体装置によれば、グローバル平坦性に優れた層間絶縁
膜50を形成した後に開口を設け、この開口に導電膜5
8、60を埋め込むことによって蓄積電極70及びプラ
グ64を形成するので、蓄積電極70やプラグ64を先
に形成する場合よりも層間絶縁膜50の表面平坦性を向
上することができる。これにより、層間絶縁膜50上に
形成される配線の形成が容易となる。
【0051】また、蓄積電極70と周辺回路のプラグ6
4とを同一の工程で形成するので、製造工程を短縮する
ことができ、製造コストをも低減することができる。な
お、上記実施形態による半導体装置では、図1に示すよ
うに、環状ダミー電極66の電位がフローティングとな
るため、隣接する対向電極74との間において寄生容量
を生じる虞がある。このような寄生容量を防止するため
には、環状ダミー電極66と対向電極74とを同電位に
保つことが望ましい。
【0052】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、半導体基
板上にメモリセル領域と周辺回路領域とを有する半導体
装置において、メモリセル領域に形成されたメモリセル
トランジスタと、メモリセルトランジスタの一方の拡散
層に接続された第1の導電層よりなるシリンダー状の蓄
積電極と;蓄積電極の内側面及び外側面を覆う誘電体膜
と;誘電体膜上に形成された対向電極とを有するキャパ
シタと、第1の導電層と同一の導電層よりなるシリンダ
ー状の第1の導電体と;第2の導電層よりなり第1の導
電体のシリンダー中央部に埋め込まれた第2の導電体と
を有し;周辺回路領域に接続されたプラグとにより半導
体装置を構成するので、製造工程を複雑にすることなく
シリンダー型のキャパシタを有するDRAMを構成する
ことができる。これにより、製造コストを大幅に増大す
ることなく、同じ床面積でキャパシタの静電容量を約2
倍近くにまで増加させることができる。
【0053】また、下地基板上に絶縁膜を形成する工程
と、絶縁膜に、下地基板の第1の領域に達する第1の開
口と、下地基板の第2の領域に達する第2の開口とを形
成する工程と、絶縁膜が形成された下地基板上に、絶縁
膜とエッチング特性が異なる第1の導電層と、第1の導
電層とエッチング特性の異なる第2の導電層とを形成す
る工程と、絶縁膜上の第1の導電層及び第2の導電層を
選択的に除去し、第1の開口内及び第2の開口内に第1
の導電層及び第2の導電層を残存させる工程と、第1の
領域の絶縁膜及び第2の導電層を選択的に除去し、下地
基板の第1の領域に接続され、第1の導電層よりなるシ
リンダー状の蓄積電極と、下地基板の第2の領域に接続
され、第1の導電層及び第2の導電層よりなるプラグと
を形成する工程と、蓄積電極の内側面及び外側面を覆う
誘電体膜を形成する工程と、誘電体膜上に対向電極を形
成する工程とにより半導体装置を製造するので、従来の
半導体装置の製造方法に第2の導電層を形成する工程を
追加するのみでシリンダ型のキャパシタを形成すること
ができる。従って、製造コストを大幅に増大することな
く、同じ床面積でキャパシタの静電容量を約2倍近くに
まで増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による半導体装置の構造を
示す平面図及び断面図である。
【図2】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その1)である。
【図3】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その2)である。
【図4】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その3)である。
【図5】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その4)である。
【図6】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その5)である。
【図7】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その6)である。
【図8】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その7)である。
【図9】本発明の一実施形態による半導体装置の製造方
法を示す工程断面図(その8)である。
【図10】従来の半導体装置の構造を示す概略断面図で
ある。
【符号の説明】
10…シリコン基板 12…素子分離膜 14…素子領域 16…素子領域 18…ゲート電極 20…ソース/ドレイン拡散層 22…ソース/ドレイン拡散層 24…ゲート電極 26…ソース/ドレイン拡散層 28…層間絶縁膜 30…スルーホール 32…スルーホール 34…スルーホール 36…プラグ 38…プラグ 40…プラグ 42…層間絶縁膜 43…コンタクトホール 44…ビット線 46…層間絶縁膜 48…ストッパ絶縁膜 50…層間絶縁膜 52…開口 54…開口 56…開口 58…導電膜 60…導電膜 62…柱状導電体 64…プラグ 66…環状ダミー電極 68…マスク 70…蓄積電極 72…誘電体膜 74…対向電極 76…層間絶縁膜 78…配線 80…配線 100…シリコン基板 102…ソース/ドレイン拡散層 104…ソース/ドレイン拡散層 106…ゲート電極 108…ソース/ドレイン拡散層 110…ゲート電極 114…プラグ 116…プラグ 118…層間絶縁膜 120…蓄積電極 122…誘電体膜 124…対向電極 126…環状ダミー電極 128…プラグ 130…層間絶縁膜 132…層間絶縁膜 134…配線 136…配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 AD24 GA28 GA30 JA06 JA14 JA17 JA32 JA36 JA37 JA38 JA39 JA40 JA42 MA06 MA17 MA19 PR05 PR21 PR40 PR43 PR44 PR45 PR47 PR48 PR52 PR53 PR54 PR55

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にメモリセル領域と周辺回
    路領域とを有する半導体装置において、 前記メモリセル領域に形成されたメモリセルトランジス
    タと、 前記メモリセルトランジスタの一方の拡散層に接続され
    た第1の導電層よりなるシリンダー状の蓄積電極と;前
    記蓄積電極の内側面及び外側面を覆う誘電体膜と;前記
    誘電体膜上に形成された対向電極とを有するキャパシタ
    と、 前記第1の導電層と同一の導電層よりなるシリンダー状
    の第1の導電体と;第2の導電層よりなり前記第1の導
    電体のシリンダー中央部に埋め込まれた第2の導電体と
    を有し;前記周辺回路領域に接続されたプラグとを有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の半導体装置において、 前記メモリセル領域の周りに、前記メモリセル領域を囲
    う環状の構造体を更に有することを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、 前記環状の構造体は、前記第1の導電層と同一の導電層
    よりなるシリンダー状の第3の導電体と、前記第2の導
    電層よりなり前記第3の導電体のシリンダー中央部に埋
    め込まれた第4の導電体とにより構成されていることを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    半導体装置において、 複数の前記蓄積電極を備え、前記対向電極は、前記複数
    の蓄積電極間に埋め込んで形成されていることを特徴と
    する半導体装置。
  5. 【請求項5】 下地基板上に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜に、前記下地基板の第1の領域に達する第1
    の開口と、前記下地基板の第2の領域に達する第2の開
    口とを形成する工程と、 前記絶縁膜が形成された前記下地基板上に、前記絶縁膜
    とエッチング特性が異なる第1の導電層と、前記第1の
    導電層とエッチング特性の異なる第2の導電層とを形成
    する工程と、 前記絶縁膜上の前記第1の導電層及び前記第2の導電層
    を選択的に除去し、前記第1の開口内及び前記第2の開
    口内に前記第1の導電層及び前記第2の導電層を残存さ
    せる工程と、 前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を選
    択的に除去し、前記下地基板の第1の領域に接続され、
    前記第1の導電層よりなるシリンダー状の蓄積電極と、
    前記下地基板の第2の領域に接続され、前記第1の導電
    層及び前記第2の導電層よりなるプラグとを形成する工
    程と、 前記蓄積電極の内側面及び外側面を覆う誘電体膜を形成
    する工程と、 前記誘電体膜上に対向電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第1の開口及び前記第2の開口を形成する工程で
    は、前記第1の領域を囲う環状の第3の開口を更に形成
    し、 前記第1の開口内及び前記第2の開口内に前記第1の導
    電層及び前記第2の導電層を残存させる工程では、前記
    第3の開口内に前記第1の導電層及び前記第2の導電層
    を更に残存させ、 前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除
    去する工程では、前記第3の開口内に形成された前記第
    1の導電層をストッパとして前記第1の領域の前記絶縁
    膜及び前記第2の導電層を除去することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の半導体装置の製造
    方法において、 前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除
    去する工程では、前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記
    第2の導電層を同時に除去することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記蓄積電極を複数形成し、 前記対向電極形成工程では、隣接する前記複数の蓄積電
    極間の領域に埋め込まれるように前記対向電極を形成す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除
    去する工程では、前記第2の領域を覆い前記第1の領域
    を露出するマスク膜をマスクとして前記第1の領域の前
    記絶縁膜及び前記第2の導電層を選択的に除去し、 前記対向電極を形成する工程では、前記対向電極となる
    第3の導電層を堆積し、前記マスク膜が露出するまで前
    記第3の導電層を研磨することにより、前記マスク膜に
    自己整合で前記対向電極を形成することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至9のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記第1の領域の前記絶縁膜及び前記第2の導電層を除
    去する工程では、等方的にエッチングが進行するウェッ
    トエッチングにより前記絶縁膜及び/又は前記第2の導
    電層を除去することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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