JP2000194435A - 安定発振検出回路、クロック信号発振器、安定発振検出方法 - Google Patents

安定発振検出回路、クロック信号発振器、安定発振検出方法

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JP2000194435A
JP2000194435A JP10369721A JP36972198A JP2000194435A JP 2000194435 A JP2000194435 A JP 2000194435A JP 10369721 A JP10369721 A JP 10369721A JP 36972198 A JP36972198 A JP 36972198A JP 2000194435 A JP2000194435 A JP 2000194435A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何れの電源電圧であっても、発振を開始した
後にこの発振が安定したことを的確に検出することがで
きる安定発振検出回路、発振が安定した後にクロック信
号を出力するクロック信号発振器、発振が安定したこと
を的確に検出することができる安定発振検出方法を提供
する。 【解決手段】 検出対象である第1のパルス信号中の振
幅が所定の基準値を超えている成分である第2のパルス
信号の計数結果が所定の第1の基準数を超えた場合に安
定発振とみなす。また、第1のパルス信号中の振幅が所
定の基準値に満たない成分である第3のパルス信号の計
数結果が所定の第2の基準数を超えた場合には第2のパ
ルス信号の計数結果を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンピュ
ータの中央処理装置等に適用される安定発振検出回路、
クロック信号発振器および安定発振検出方法に関する。
安定発振検出回路およびクロック信号発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータのプログラムを設
計する際、マイクロコンピュータに設けられたクロック
発振器を停止状態から発振開始状態に変更すると、発振
を開始したクロック信号の波形が安定するまでの時間
は、このクロック信号を使用することはできない。この
ため、発振が安定するまではNOP(No OPeratio
n)繰り返して安定するまで待機するか、または他の処
理を実行していた。
【0003】しかしながら、クロック信号が安定したら
直ちにこのクロック信号を使った処理をする必要があ
る。このため他の処理を行っているときは、クロック信
号が安定するまでの時間に相当するマシンサイクルを予
め計算しておき、所定の時間が経過したらこの処理に移
るというように、発振クロックが発振を開始してから安
定するまでの時間を考慮してプログラムを設計する必要
があった。
【0004】特にアプリケーション上では、最終ユーザ
が選択した機能を迅速に処理する必要がある。またプロ
グラム開発者にとっても、別の製品開発に既存のプログ
ラムを流用することは開発期間短縮のための常套手段に
なっている。
【0005】ところが、流用する製品の使用電圧が流用
製品の使用電圧よりも低い場合等には、クロック信号の
安定時間も余計に必要とする。このため、クロック信号
が安定するまでのマシンサイクルを再設定しなければな
らない。従って、完全流用することはできないと言う欠
点があった。
【0006】こうした要望に応えるために、例えば特開
平3−95606号公報に示されているように、発振ク
ロックをカウントして予め設定した値と一致した場合
に、クロックを供給するする方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この公報に記載された
方法は、単に発振クロックのカウントを行っているだけ
である。このため電源電圧を変えたとき等、発振クロッ
クの状態が変化するような場合を始め、様々な状態に対
して常に同一条件で発振クロックが安定したか否かの判
定を行う。この結果、これを搭載した装置全体が誤動作
する可能性があるという欠点を有している。
【0008】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、何れの電源電圧であっても、発振を開始した
後にこの発振が安定したことを的確に検出することがで
きる安定発振検出回路、発振が安定した後にクロック信
号を出力するクロック信号発振器、発振が安定したこと
を的確に検出することができる安定発振検出方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、入力される
第1のパルス信号の振幅が所定の閾値を超えているか否
かを判定する振幅判定手段と、前記振幅が所定の基準値
を超えている場合に前記振幅判定手段から出力される第
2のパルス信号を計数するとともに当該計数結果が所定
の第1の基準数を超えた場合に検出信号を出力する第1
の計数手段とを具備することを特徴とする。また、請求
項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の安定発
振検出回路では、前記第1の計数手段は、前記入力され
るパルス信号の振幅が安定して前記所定の基準値を超え
ている場合に前記検出信号を出力することを特徴とす
る。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項2
に記載の安定発振検出回路では、前記第1のパルス信号
中の前記振幅が所定の基準値に満たない成分である第3
のパルス信号を計数するとともに当該計数結果が所定の
第2の基準数を超えた場合に前記第1の計数手段による
計数結果を初期化する第2の計数手段を具備することを
特徴とする。また、請求項4に記載の発明にあっては、
請求項3に記載の安定発振検出回路では、前記第1のパ
ルス信号と前記第2のパルス信号との排他的論理和によ
って前記第3のパルス信号を求める排他的論理和手段を
具備することを特徴とする。また、請求項5に記載の発
明にあっては、請求項1ないし請求項4までの何れかに
記載の安定発振検出回路では、前記第1の計数手段は、
前記検出信号を出力すると同時に前記第2のパルス信号
の計数を停止することを特徴とする。また、請求項6に
記載の発明にあっては、請求項1ないし請求項5までの
何れかに記載の安定発振検出回路では、振幅判定手段
は、前記閾値として電源電圧の2分の1点より高い電圧
値を設定可能である論理素子から構成されることを特徴
とする。また、請求項7に記載の発明にあっては、電源
電圧の範囲内で振動する第1の発振手段と、前記第1の
パルス信号の振幅が所定の閾値を超えているか否かを判
定する振幅判定手段と、前記振幅が所定の基準値を超え
ている場合に前記振幅判定手段から出力される第2のパ
ルス信号を計数するとともに当該計数結果が所定の第1
の基準数を超えた場合に当該第2のパルス信号を有効な
クロック信号として出力するための検出信号を出力する
第1の計数手段とを具備することを特徴とする。また、
請求項8に記載の発明にあっては、請求項7に記載のク
ロック信号発振器では、前記第1の計数手段は、前記入
力されるパルス信号の振幅が安定して前記所定の基準値
を超えている場合に前記検出信号を出力することを特徴
とする。また、請求項9に記載の発明にあっては、請求
項8に記載のクロック信号発振器では、前記第1のパル
ス信号中の前記振幅が所定の基準値に満たない成分であ
る第3のパルス信号を計数するとともに当該計数結果が
所定の第2の基準数を超えた場合に前記第1の計数手段
による計数結果を初期化する第2の計数手段を具備する
ことを特徴とする。また、請求項10に記載の発明にあ
っては、請求項9に記載のクロック信号発振器では、前
記第1のパルス信号と前記第2のパルス信号との排他的
論理和によって前記第3のパルス信号を求める排他的論
理和手段を具備することを特徴とする。また、請求項1
1に記載の発明にあっては、請求項7ないし請求項10
までの何れかに記載のクロック信号発振器では、前記第
1の計数手段は、前記検出信号を出力すると同時に前記
第2のパルス信号の計数を停止することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明にあっては、請求項7な
いし請求項11までの何れかに記載のクロック信号発振
器では、振幅判定手段は、前記閾値として電源電位の2
分の1点より高い電圧値を設定可能である論理素子から
構成されることを特徴とする。また、請求項13に記載
の発明にあっては、検出対象である第1のパルス信号中
の振幅が所定の基準値を超えている成分である第2のパ
ルス信号の計数結果が所定の第1の基準数を超えた場合
に安定発振とみなすことを特徴とする。また、請求項1
4に記載の発明にあっては、請求項13に記載の安定発
振検出方法では、前記第1のパルス信号中の前記振幅が
所定の基準値に満たない成分である第3のパルス信号の
計数結果が所定の第2の基準数を超えた場合には前記第
2のパルス信号の計数結果を初期化することを特徴とす
る。また、請求項15に記載の発明にあっては、請求項
14に記載の安定発振検出方法では、前記第1のパルス
信号と前記第2のパルス信号との排他的論理和を前記第
3のパルスとすることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
ついて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかか
る安定発振検出回路の構成を示す接続図である。この図
1において、1は外部から発振クロックPが入力され
る入力端子である。
【0011】5は入力回路であり、入力端子1を介して
供給される発振クロックPの振幅が予め設定される所
定の大きさ以上である場合にのみ、この発振クロックP
をクロックパルスPとして出力する。
【0012】図2は、この入力回路5の詳細な構成例を
示す接続図である。図2に示すように、入力回路5は一
例として2組のCMOS(Complementary-Metal Oxi
deSemiconductor)インバータ60−1、60−2を接
続してなる。また一般にCMOSインバータ60−1
60−2は、1つのPチャネルトランジスタ51と1つ
のNチャネルトランジスタ61とが直列接続されてい
る。
【0013】これらCMOSインバータ60−1、60
−2の閾値(Treshold Level、スレッショルドレベ
ル)は、CMOSインバータを構成するPチャネルトラ
ンジスタ51およびNチャネルトランジスタ61とのド
レイン電流係数の比で決まる。
【0014】例えば、Nチャネルトランジスタ61のド
レイン電流係数を小さく、またPチャネルトランジスタ
51のドレイン電流係数を大きくするに従って、閾値は
高くなる。
【0015】本実施の形態では、CMOSインバータ6
−1についてはPチャネルトランジスタ51のドレイ
ン電流係数を大きくし、またNチャネルトランジスタ6
1のドレイン電流係数を小さく設定し、閾値を高くす
る。
【0016】一方CMOSインバータ60−2について
は、Pチャネルトランジスタ51のドレイン電流係数と
Nチャネルトランジスタ61のドレイン電流係数とを同
一に設定し、閾値を電源電位と接地電位との2分の1の
点とする。
【0017】この入力回路5が出力するクロックパルス
は、後段の計数回路10に供給される。計数回路1
0はこのクロックパルスPをカウントし、カウントし
た値が予め設定された値に達すると検出パルスPを1
回出力し、この検出パルスP は出力端子4を介して外
部に供給される。
【0018】EX−OR(排他的論理和)ゲート6は、
入力端子1から供給される発振クロックPと入力回路
5から出力されるクロックパルスPとの比較を行うも
ので、出力である差分パルスPは計数回路9へ供給さ
れる。
【0019】計数回路9は、EX−ORゲート6が出力
する差分パルスPをカウントし、このカウント値が予
め設定された値に達すると、内部リセットパルスP
1回出力する。この内部リセットパルスPは、ORゲ
ート8を介して上述の計数回路10のリセット入力端子
Rに供給され、計数回路10の計数値を初期化(リセッ
ト)する。
【0020】11は、計数回路10が出力する検出パル
スPをクロックとするD−FF(Dタイプフリップ・
フロップ)である。このD−FF11のD端子はVDD
レベルに接続され、計数回路10が出力する検出パルス
の立ち下がりでハイレベルを取り込み、検出信号P
として出力端子Qに出力する。D−FF11の出力端
子は、ORゲート8の他にORゲート7に接続されてお
り、計数回路9の計数値と計数回路10の計数値とを初
期化する。
【0021】2は外部からリセット信号が入力されるリ
セット入力端子である。このリセット入力端子2は、O
Rゲート7とORゲート8、そしてD−FF11のリセ
ット入力端子Rとに接続されている。即ち、リセット入
力端子2に外部から信号が入力されると、計数回路9と
計数回路10、ならびにD−FF11とが同時に初期化
される。
【0022】上述の構成において、発振クロックP
入力される入力端子1とこの発振クロックをカウントす
る計数回路10との間に挿入された入力回路5は、予め
閾値が設定され、この閾値を超えた発振クロックP
みを出力するフィルタの役割をしている。
【0023】またEX−OR6は、入力回路5の入力と
出力、即ち発振クロックPとこの発振クロックP
中から予め設定された閾値を超えた発振クロックP
あるクロックパルスPとの差である差分パルスP
求め、計数回路9はこの差分パルスPをカウントす
る。
【0024】このように、設定した閾値に満たなかった
発振クロックPの抽出を行い、抽出されたクロックを
計数回路9でカウントし、計数値が予め設定される所定
値に達すると内部リセットパルスPを出力する。この
内部リセットパルスPによって、クロックパルスP
をカウントしている計数回路10を初期化する。
【0025】以下に、本実施の形態の動作について説明
する。図3は、本実施の形態の各部における信号の様子
を示すタイミングチャートである。図3(a)は発振ク
ロックPの発振開始から発振が安定するまでの様子を
表している。このように、発振成長期間tでは発振波
形が一定ではなく、振幅もばらつく。そして発振開始か
ら時間が経過し、発振成長期間tから発振安定期間t
へと移り、発振波形が一定となる。
【0026】図1においては、まず入力端子2に外部か
らリセット信号が供給される。このリセット信号は、O
Rゲート7とORゲート8、そしてD−FF11のリセ
ット入力端子Rとに供給され、これによって計数回路9
と計数回路10、そしてD−FF11が初期化される。
ここで、入力端子1から発振クロックPが入力される
と、入力された発振クロックPは入力回路5の入力端
とEX−ORゲート6の入力端の一方に供給される。
【0027】図3(a)に示すような発振クロックP
では、波形成長期間t内にパルス1つ、波形安定期間
内にパルス8つが閾値Vを超えている。従って、
入力回路5が出力するクロックパルスPは、図3
(b)に示す通りとなる。
【0028】このクロックパルスPは、計数回路10
のクロック入力端子に供給される。即ち計数回路10
は、入力端子1に閾値Vを超える発振クロックP
入力された場合にのみカウント動作を行う。なおクロッ
クパルスPは、本来このクロックパルスPを使用す
る外部の他のブロックへも供給される。
【0029】EX−ORゲートに6は、発振クロックP
と入力回路5が出力するクロックパルスPとが入力
される。このとき、入力の何れか一方のみがハイレベル
である場合に出力がハイレベルとなるので、図3(c)
に示すように発振クロックP の内、閾値Vに満たな
い差分パルスPが得られる。
【0030】EX−ORゲート6が出力する差分パルス
は計数回路9のクロック入力端子に供給される。即
ち計数回路9は、入力端子1に閾値Vに達しない発振
クロックPが入力された場合にのみカウント動作を行
う。
【0031】以下は、計数回路10が検出パルスP
出力するまでのカウント設定値を7、また計数回路9が
内部リセットパルスPを出力するまでのカウント設定
値を7として説明する。
【0032】まず、図3(a)および図3(b)に示す
波形成長期間t内に閾値Vに満たない発振クロック
は8パルスである。即ち波形成長期間t内に、計
数回路9は図3(d)に示すように7までカウントす
る。
【0033】ここで、カウント数は計数回路9に予め設
定された値である7と一致する。従って図3(e)に示
すように、計数回路9からこのタイミングで内部リセッ
トパルスPが1パルス出力される。
【0034】この内部リセットパルスPがORゲート
8を介して計数回路10を初期化するため、図3(f)
に示すように計数回路10はカウント値がリセットされ
て0となる。このように本実施の形態では、入力端子1
に連続して閾値Vを超える発振クロックPが入力さ
れたか否かを判定することができる。
【0035】一方図3(a)および図3(b)に示す発
振安定期間t内では、入力回路5からは連続して閾値
を超えるクロックパルスPが出力され、計数回路10
は図3(f)に示すように、カウント値が7になるまで
動作する。
【0036】計数回路10のカウント値が、予め設定さ
れた値である7と一致すると、図3(g)に示すよう
に、計数回路10からは検出パルスPが1パルス出力
される。
【0037】D−FF11は、計数回路10が出力する
検出パルスPをクロックとして電源電位VDDからハ
イレベルを取り込み、図3(h)に示すように検出パル
スP の立ち下がりで出力Qがハイレベルとなる。
【0038】このD−FF11の出力Qは、ORゲート
7あるいはORゲート8を介して各々計数回路9あるい
は計数回路10のリセット入力端子Rに供給される。こ
のため計数回路9および計数回路10は、これ以降の動
作を停止する。
【0039】このように本実施の形態では、発振クロッ
クの波形の内、偶然大きい波形を持つ発振クロックを検
出した場合には計数回路9によってキャンセルされ、確
実に安定した発振クロックのみを検出することができ
る。
【0040】なお上述の実施の形態では、安定発振検出
回路のみを単独で示したが、クロック信号を出力するク
ロック発振器内に設けられたものであってもよい。この
場合、クロック信号の安定発振を検出した際に検出パル
スを出力する他、発振が安定するまではクロック信号を
出力しない構成とすることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、検出対象である第1のパルス信号中の振幅が所定の
基準値を超えている成分である第2のパルス信号の計数
結果が所定の第1の基準数を超えた場合に安定発振とみ
なす。また、第1のパルス信号中の振幅が所定の基準値
に満たない成分である第3のパルス信号の計数結果が所
定の第2の基準数を超えた場合には第2のパルス信号の
計数結果を初期化する。また、第1のパルス信号と第2
のパルス信号との排他的論理和を第3のパルスとするの
で、何れの電源電圧であっても、発振を開始した後にこ
の発振が安定したことを的確に検出することができる安
定発振検出回路、発振が安定した後にクロック信号を出
力するクロック信号発振器、発振が安定したことを的確
に検出することができる安定発振検出方法が実現可能で
あるという効果が得られる。
【0042】即ち本発明では、発振クロックが発振を開
始してから安定するまでの監視をハードで行い、発振が
安定すると割り込みをかけるように構成可能である。こ
のため、例えばマイクロコンピュータのプログラムを設
計する場合に、命令でクロックの発振を開始させてから
安定するまでの時間を考慮する必要がない。従って、発
振クロックが安定するまでの時間を気にせずに自由にプ
ログラムを設計することできる。さらには、本発明は全
てを論理回路で設計することも可能であり、チップ上の
占める面積を大きくすることなく実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる安定発振検出回
路の構成を示す接続図である。
【図2】同実施の形態における入力回路5の詳細な構成
例を示す接続図である。
【図3】本実施の形態の各部における信号の様子を示す
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 入力端子 2 リセット入力端子 4 出力端子 5 入力回路 6 EX−ORゲート 7、8 ORゲート 9 計数回路 10 計数回路 11 D−FF P 発振クロック P クロックパルス P 差分パルス P 内部リセットパルス P 検出パルス P 検出信号 VDD 電源電位

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される第1のパルス信号(P)の
    振幅が所定の閾値(V)を超えているか否かを判定す
    る振幅判定手段(5)と、 前記振幅が所定の基準値を超えている場合に前記振幅判
    定手段から出力される第2のパルス信号(P)を計数
    するとともに当該計数結果が所定の第1の基準数を超え
    た場合に検出信号(P)を出力する第1の計数手段
    (10)とを具備することを特徴とする安定発振検出回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1の計数手段は、 前記入力されるパルス信号の振幅が安定して前記所定の
    基準値を超えている場合に前記検出信号を出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の安定発振検出回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のパルス信号中の前記振幅が所
    定の基準値に満たない成分である第3のパルス信号(P
    )を計数するとともに当該計数結果が所定の第2の基
    準数を超えた場合に前記第1の計数手段による計数結果
    を初期化する第2の計数手段(9)を具備することを特
    徴とする請求項2に記載の安定発振検出回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のパルス信号と前記第2のパル
    ス信号との排他的論理和によって前記第3のパルス信号
    を求める排他的論理和手段(6)を具備することを特徴
    とする請求項3に記載の安定発振検出回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の計数手段は、 前記検出信号を出力すると同時に前記第2のパルス信号
    の計数を停止することを特徴とする請求項1ないし請求
    項4までの何れかに記載の安定発振検出回路。
  6. 【請求項6】 振幅判定手段は、 前記閾値として電源電圧の2分の1点より高い電圧値を
    設定可能である論理素子(60−1、60−2)から構
    成されることを特徴とする請求項1ないし請求項5まで
    の何れかに記載の安定発振検出回路。
  7. 【請求項7】 電源電圧の範囲内で振動する第1の発振
    手段と、 前記第1のパルス信号の振幅が所定の閾値を超えている
    か否かを判定する振幅判定手段と、 前記振幅が所定の基準値を超えている場合に前記振幅判
    定手段から出力される第2のパルス信号を計数するとと
    もに当該計数結果が所定の第1の基準数を超えた場合に
    当該第2のパルス信号を有効なクロック信号として出力
    するための検出信号を出力する第1の計数手段とを具備
    することを特徴とするクロック信号発振器。
  8. 【請求項8】 前記第1の計数手段は、 前記入力されるパルス信号の振幅が安定して前記所定の
    基準値を超えている場合に前記検出信号を出力すること
    を特徴とする請求項7に記載のクロック信号発振器。
  9. 【請求項9】 前記第1のパルス信号中の前記振幅が所
    定の基準値に満たない成分である第3のパルス信号を計
    数するとともに当該計数結果が所定の第2の基準数を超
    えた場合に前記第1の計数手段による計数結果を初期化
    する第2の計数手段を具備することを特徴とする請求項
    8に記載のクロック信号発振器。
  10. 【請求項10】 前記第1のパルス信号と前記第2のパ
    ルス信号との排他的論理和によって前記第3のパルス信
    号を求める排他的論理和手段を具備することを特徴とす
    る請求項9に記載のクロック信号発振器。
  11. 【請求項11】 前記第1の計数手段は、 前記検出信号を出力すると同時に前記第2のパルス信号
    の計数を停止することを特徴とする請求項7ないし請求
    項10までの何れかに記載のクロック信号発振器。
  12. 【請求項12】 振幅判定手段は、 前記閾値として電源電位の2分の1点より高い電圧値を
    設定可能である論理素子から構成されることを特徴とす
    る請求項7ないし請求項11までの何れかに記載のクロ
    ック信号発振器。
  13. 【請求項13】 検出対象である第1のパルス信号中の
    振幅が所定の基準値を超えている成分である第2のパル
    ス信号の計数結果が所定の第1の基準数を超えた場合に
    安定発振とみなすことを特徴とする安定発振検出方法。
  14. 【請求項14】 前記第1のパルス信号中の前記振幅が
    所定の基準値に満たない成分である第3のパルス信号の
    計数結果が所定の第2の基準数を超えた場合には前記第
    2のパルス信号の計数結果を初期化することを特徴とす
    る請求項13に記載の安定発振検出方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のパルス信号と前記第2のパ
    ルス信号との排他的論理和を前記第3のパルスとするこ
    とを特徴とする請求項14に記載の安定発振検出方法。
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