JPS6035902Y2 - 無調整電池寿命検出回路 - Google Patents

無調整電池寿命検出回路

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JPS6035902Y2
JPS6035902Y2 JP12743779U JP12743779U JPS6035902Y2 JP S6035902 Y2 JPS6035902 Y2 JP S6035902Y2 JP 12743779 U JP12743779 U JP 12743779U JP 12743779 U JP12743779 U JP 12743779U JP S6035902 Y2 JPS6035902 Y2 JP S6035902Y2
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JP
Japan
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circuit
voltage
detection circuit
battery life
battery
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JP12743779U
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JPS5644373U (ja
Inventor
昇 利根川
賢治 神谷
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リコーエレメックス株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は無調整で電池寿命を検出することができる無調
整電池寿命検出回路に関する。
従来、例えば、電子式腕時計の如き装置にあっては、電
池の寿命切れを予告することができるように、電池寿命
検出回路が設けられている。
第1図には、この種の電池寿命検出回路の従来例が示さ
れている。
この電池寿命検出回路1は、被測定電池2の両端に固定
端子が並列に接続された可変抵抗器3と、電池2を電源
とする電圧比較器4とを有し、電圧比較器4の各入力に
は、可変抵抗器3の可動端子の電位Vaと、基準電圧源
5からの基準電圧vbとが夫々印加されている。
電圧比較器4は、Va)Vbの場合にその出力V。
のレベルが低レベルであり、Va<Vbとなると、出力
V。
のレベルを高レベルとする。
従って、可変抵抗器3の可動端子の位置を適宜調節し、
電池2の電圧が所定の限界値にまで低下した時に出力V
が高レベルになるようにしておくことにより、電池2の
寿命が到来した場合に電池寿命切れの予告を行なうこと
ができる。
しかし、この従来の電池寿命検出回路の欠点は、第1に
基準電圧源の基準電圧が変動することにより誤動作を生
ずること、第2に、可変抵抗器の調整を行なわなければ
ならないので調整に手間がかかり価格上昇の要因になっ
ていると共に、この可変抵抗器は外付けとせざるを得す
、従って組立工程の簡素化を阻害する上に信頼性が低下
し、装置の小型化を困難とすること、第3に、電圧比較
器4がヒステリシス特性を有していないため、雑音等に
より誤動作を行う虞れが大きいことである。
本考案の目的は、従って、従来技術における上記欠点を
除去した、調整不要で安定に動作する無調整電池寿命検
出回路を提供することにある。
以下、図示の実施例により本考案を詳細に説明する。
第2図には、本考案による無調整電池寿命検出回路の一
実施例の回路図が示されている。
電池寿命検出回路11は、入力端子12.13間に図示
の極性に接続される電池14の端子電圧V1が所定値以
下になったことに基づいて電池の寿命切れを検出するも
のであり、端子電圧検出回路15を備えている。
端子電圧検出回路15は、PチャンネルMO3電昇効果
トランジスタ(以下P型MO3FETと略称する)16
乃至18及び、NチャンネルMO3電界効界トランジス
タ(以下N型MO3FETと略称する)19.20から
成る電圧比較回路21と、抵抗器22.23から成る固
定分圧回路24とから戊っている。
電圧比較回路21及び固定分圧回路24は、夫々P型M
O3FET 25.26からなるスイッチを介して端
子12−13間に接続されており、端子Tから入力され
るサンプリングパルスSPが低レベルの場合に各P型M
O3FET25.26はオンし、これらの回路21及び
24が作動状態となるように構成されている。
固定分圧回路24は、電池14の端子電圧■1を分圧す
るものであり、分圧された電圧V2は電圧比較回路21
の一方の入力であるP型MO3FET13のゲートに印
加されている。
電圧比較回路21の他方の入力であるP型MO3FET
17のゲートには、アース電位である端子12の電位が
基準電圧として印加されており、電圧比較回路21にお
いて電圧■2とアース電圧とが比較される。
符号27で示されるのは、P型MO3FET28とN型
MO3FET29とによって構成される定電圧発生回路
であり、スイッチとして働くN型MO3FET30を介
して端子12−13間に接続されている。
N型MO8FET30は、インバータ31によって反転
された反転サンプリングパルスSPによりオン、オフ駆
動され、N型MO3FET30がオンした場合に、所定
の電圧V3を出力し、この電圧■3は定電流源として働
くP型MO3FET16のゲートに印加される。
電圧比較回路21を構成するP型MO5FETi7はデ
ィプレッション型であり、一方P型MO3FET18は
エンハンスメント型が用いられており、これら2つのP
型MO3FETは差動形アンプを構成するように接続さ
れている。
そして、常にアース電位であるP型MO5FET20の
ゲート電圧に対し、P型MO3FET18のゲートは固
定分圧回路24によりアース電位より低い電圧が印加さ
れているが、P型MO3FET1 Bはエンハンスメン
ト型であり、この型式の差を利用して各FET17,1
Bには同程度のドレイン電流が流れるようにV2の値が
設定されている。
即ち、電池14の電圧が所定値以上の場合には電圧V2
は充分に高く、P型MO3FET18のドレイン[流は
大きく、従って、その負荷であるN型MO3FETi9
のドレイン−ソース間の電位差Voutも大きい。
しかし、電池14の電池寿命が切れると、電池電圧が低
下し、電位差Voutが小さくなる。
この電位差Voutの大きさに基づいて2値信号SDを
作るため、電位差VoutはN型MO3FET32のゲ
ートに印加されている。
N型MO3FET32は、反転サンプリングパルス廓に
より駆動されるスイッチとして働くN型MO3FET3
3を介して端子13に接続されると共に、負荷抵抗器と
して働くP型MO3FET34を介して接地されている
従って、MO8FET33がオンした時に、電位差Vo
utがN型MO3FET 32 (7)入力ノスレショ
ールドレベル以上であると、N型MO3FET32はオ
フし、2値信号SDのレベルはほぼ端子12のレベルに
等しくなる。
電位差Voutがそのスレショールドレベル以上である
と、2値信号SDのレベルはほぼ端子13のレベルに等
しくなる。
即ち、電池4の電圧が所定値以上であれば2値信号SD
のレベルは高レベルであり、寿命切れにより電池電圧が
所定値以下となると、2値信号SDのレベルは低レベル
となる。
この場合、電圧比較回路21は上述の如く構成されてい
るので、温度変動による誤動作を防止することができる
と共に、基準電圧をアース電位としているので基準電圧
の変動による誤動作も生じることがない。
信号SDのレベル変化に基づく電池寿命の検出をより確
実に行なうために、信号SDは確認回路35に入力され
る。
確認回路35には、サンプリングパルスSPに同期して
いる信号SDと反転サンプリングパルスSPとが入力さ
れる。
確認回路35において、36.37はインバータ、38
はナントゲート、39.40はD型フリップフロップ、
41はノアゲートである。
信号SDはインバータ36を介して縦続接続されたD型
フリップフロップ39.40に送られ、D型フリップフ
ロップ40の出力Q2が端子41から検出信号Sとして
出力される。
ところで、サンプリングパルスSPは、クロック発生回
路から供給される。
クロック発生回路は、図示しないが、一定周期のクロッ
クを作成する回路で、たとえば電子腕時計において、水
晶振動子等を基準発振源として発振信号を得、それを分
局およびバッファリングして時計駆動用パルスを発生す
る回路である。
この考案による電池寿命検出回路は、そのようなりロッ
ク発生回路からたとえば1秒に1回の割合のサンプリン
グパルスSPの供給を受ける。
そして、電池切れの警告を発するものである。
しかし、この考案は、そのような利用に限らず、この他
にも充電式電卓等の充電時期アナウンス用などとして利
用しても有効であり、一般の電池駆動による電子機器に
も同様に適用することができる。
次に、第2図及び第3図を参照しながら、その動作を説
明する。
端子27から、第3図aに示すような所定の時間間隔の
サンプリングパルスSPが入力されると、サンプリング
パルスSPの低レベル期間においてスイッチとして働(
FET25. 26. 30.33が夫々オンし、電池
14の端子電圧が所定値以上か否かが検知される。
この検知信号である2値信号SDは、電池電圧が正常で
ある場合には高レベルを保持したままである。
しかし、電池電圧が所定値以下になると、サンプリング
パルスSPのレベルが低レベルとなるのに応答して低レ
ベルとなる。
信号SDのこのレベル変化はインバータ36により反転
されてD型フリップフロップ39のトリガ端子Tに入力
され、これによりD型フリップフロップ39の出力Q1
は時刻t1において10ヨから111に変化する。
この場合、ナントゲート39の一方の入力に印加されて
いる信号SPのレベルは11ヨであり、その他方の入力
に印加されている信号SDのレベルは10ヨであるから
、これらのD型フリップフロップ39.40はリセット
されない。
次に時刻t2のタイミングで信号SDがレベル変化せず
71Jレベルを保持したままであると、各り型フリップ
フロップ39゜40にトリガパルスが印加されないのは
勿論のこと、ナントゲート39の両入力が共にrl
となるので、これらのD型フリップフロップ39,40
は桜においてリセットされ、出力Q1はr□Jとなり、
出力Q2はOJのままである(第3図c、 d参照)。
時刻もにおいて信号SDが0ヨに変化し、次いでt4に
おいて更にもう一度信号SDがr□Jに変化すると、先
ずt3において、(において生じた変化と同一の変化が
生じる。
次にt4においては、桜の場合と異なり、信号SDがr
□Jとなっているので、D型フリップフロップ39.4
0はリセットされず、出力Q1が11ヨのままであるか
ら、魁のタイミングで出力Q2もrIJとなり、結局端
子41からの検出信号Sのレベルが71Jとなる。
このように、確認回路35は、信号SDのレベルが、サ
ンプリングパルスSPの発生に応答して、連続2回10
Jレベルになったことにより検出信号Sのレベルをrl
ヨとし、電池の寿命切れを知らせるものである。
従って、雑音等により電圧比較回路が誤動作を行なって
も、誤報を発するのを有効に防止することができる。
上記実施例では、D型フリップフロップを2つ縦続接続
することにより、信号SDの連続2回の発生を条件とし
て検出信号SをrIJレベルとするようにしたが、これ
に限定されることなく、連続N回の信号SDの発生を条
件としてもよく、このNの値を大きくする程検出動作の
信頼性は向上する。
また、この回路11は、従来の如く調節箇所がないので
調整作業を省略することができ、従って価格の逓減を期
待することができる。
また、可変抵抗器が不要のため、全ての素子を集積回路
内に組込むことができるので小型化を図ることができる
本考案によれば、上述の如く、調整が不要で雑音等に対
しても極めて安定に動作する無調整電池寿命検出回路を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本考案の実施例
の回路図、第3図a乃至第3図dは第2図に示す実施例
の動作を説明するためのタイムチャートである。 11・・・・・・電池寿命検出回路、14・・・・・・
電池、15・・・・・・端子電圧検出回路、21・・・
・・・電圧比較回路、24・・・・・・固定分圧回路、
25,26・・・・・・P型MO3FET、 3 Q、
33・・・・・・N型MO3FET、 35・・・・
・・確認回路、S・・・・・・検出信号、SP・・・・
・・サンプリングパルス、SD・・・・・・2値信号、
V2・・・・・・電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池の端子電圧が所定以下になったことを検出して電池
    の寿命切れを検出する無調整電池寿命検出回路において
    、電池の端子電圧を分圧する固定分圧回路からの出力電
    圧を、基準電圧として入力されるアース電位と比較する
    端子電圧検出回路と、クロック発生回路から一定の周期
    で出力されるサンプリングパルスに応答し前記端子電圧
    検出回路を間歇的に作動させるスイッチ回路と、前記サ
    ンプリングパルスに同期して前記端子電圧検出回路から
    得られる出力パルスのレベル状態が連続して所定回数電
    池の寿命切れを示すレベルとなったことを検出する確認
    回路とを備えたことを特徴とする無調整電池寿命検出回
    路。
JP12743779U 1979-09-14 1979-09-14 無調整電池寿命検出回路 Expired JPS6035902Y2 (ja)

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JPS5644373U JPS5644373U (ja) 1981-04-22
JPS6035902Y2 true JPS6035902Y2 (ja) 1985-10-24

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