JP2000193716A - Icテストハンドラ - Google Patents

Icテストハンドラ

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JP2000193716A
JP2000193716A JP10370321A JP37032198A JP2000193716A JP 2000193716 A JP2000193716 A JP 2000193716A JP 10370321 A JP10370321 A JP 10370321A JP 37032198 A JP37032198 A JP 37032198A JP 2000193716 A JP2000193716 A JP 2000193716A
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pressure
test handler
thrust
air pressure
contactor
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JP10370321A
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Masato Ito
正人 伊藤
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Shinano Electronics KK
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Shinano Electronics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のICを吸着保持して対応のソケットに一
挙に押圧する際、各ICの推力を均一化できるIC押圧
機構を備えたICテストハンドラの提供。 【解決手段】ICテストハンドラのコンタクトアーム5
c,5cの下端に吊り下げ固定した共用アタッチメント
50は、下方に開口する4つの圧空シリンダ収容空部5
1a〜51dを有する主ブロック51と、コンタクター
25−1〜25−4が装着可能なドッキングブロック5
2a〜52dを吊り下げ支持する抜け止め板52から成
る。収容空部51a〜51dに収納される圧空シリンダ
61−1〜61−4は、シリンダ室A内で気密的に下方
向へ進退可能に摺動して出没間隙X内で出没するピスト
ンDを有し、ピストンDはシリンダ室A内で空圧を受圧
する受圧面Fと空隙dを以て抜け止め板52に吊り下げ
たブロック52の上面に当接する当接部位Gを有する。
IC30bの端子がソケット8に整合当接すると、各ピ
ストンDがそれぞれ独立の空圧ダンパーとして出没間隙
X内で固有の膨出量で平衡し、各IC30bを空圧によ
る一定の推力で押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICテストハンド
ラに関し、特に、ICテストハンドラにおけるコンタク
トトランスファのIC押圧機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】製造されたパッケージ済みIC(半導体
集積回路装置)はその回路信頼性及び電気的特性を判定
するために複数種の電気的試験にかけられる。図5はト
ップカバーを取り外した状態のICテストハンドラの一
例を示す外観斜視図、図6はその機構部分の構造を示す
概略平面図である。なお、図6中の実線矢印はICの移
動過程を示し、点線矢印はトランスファ又はシャトルの
タクト過程を示す。
【0003】このICテストハンドラにおいて、多数の
試験予定に係るIC30aを2次元配列で載置したトレ
イ1aが搬入用トレイエレベータ1で上昇されて停止す
ると、搬入用トランスファ2によってトレイ1a上の2
次元配列位置のIC30aが1個ずつ取り上げられてI
C恒温室7の入口にまで移載された後、搬入用シャトル
3によってIC恒温室7内のICホルダ環状列機構4の
真下のIC着脱位置に差し出されてICホルダ環状列機
構4の空きIC保持部にて保持される。このIC恒温室
7はIC30aの温度特性試験を行うため所定時間だけ
ICを冷却又は加温するものであり、ICホルダ環状列
機構4がIC30aを保持しながら間歇回転し、所定時
間だけそのICをプリヒートするようになっている。な
お、8は温風ブローユニットである。
【0004】IC恒温室7内でICホルダ環状列機構4
から取り外されたプリヒート済みIC30bは搬入位置
1 で一方のコンタクトトランスファ5によって取り上
げられてテスト位置P2 に差し置かれた後、降下されて
ICソケット8に押し付けられ、所定時間、ICテスタ
による所要の電気的試験が行われ、しかる後、ICソケ
ット8から試験済みIC30cが取り上げられて搬出位
置P3 に差し置かれる。この後、試験済みIC30cは
搬出用シャトル9によってIC恒温室7の出口にまで移
動され、その出口から更にIC恒温室7の外部待機位置
へクーリングトランスファ10によって移動される。そ
の後、クーリングシャトル11によって移載された後、
搬出用トランスファ12によって搬出用トレイ1b〜1
d上に仕分け載置される。なお、13は空きトレイエレ
ベータ、14〜16は搬出用トレイエレベータ、17は
搬入用トレイエレベータ1の空きトレイ1aを搬出用ト
レイエレベータ14〜16に受け渡すためのトレイトラ
ンスファ、18はICのリードの曲がり度合いを画像処
理で検査するための外観検査部である。
【0005】通常、テスト位置P2 に供される後続のI
C30bが早くテストにあずかり、高速処理を実現する
ため、コンタクトトランスファ5の外、それと同様のコ
ンタクトトランスファ6が対として設けられている。一
対のコンタクトトランスファ5,6は、図7に示す如
く、Y軸駆動用ボールねじ5a,6aによりリニアガイ
ド(図示せず)に沿ってY軸方向に往復動する直動主体
5b,6bと、Z軸駆動用のピニオン及びラック(図示
せず)により直動主体5b,6bの真下でそれに対して
昇降するコンタクトアーム(昇降アーム)5c,6cと
を有している。
【0006】図7(a)に示す如く、一方のコンタクト
アーム6cがテスト位置P2 でIC30bをICソケッ
ト8に押圧し続けているテスト期間内においては、他方
のコンタクトアーム5cは後続のIC30bを取り上げ
て搬入位置P1 又はテスト位置P2 の直前位置で待機し
ている。そのアーム6cが押圧するIC30bのテスト
が終了すると、図7(b)に示す如く、コンタクトアー
ム6cが上昇して試験済のIC30cをICソケット8
から取り上げ、搬出位置P3 まで移動させて差し置く。
この一方のコンタクトアーム6cが運動する間、他方の
コンタクトアーム5cは後続のIC30bをテスト位置
2 まで移動させた後、ICソケット8に押し付ける。
そして、後続のIC30bのテスト中に、一方のコンタ
クトアーム6cは搬入位置P1 にまで戻り、次のIC3
0bを取り上げて待機する。
【0007】このようなコンクトトランスファ5(6)
は、種類の異なるICでも取り扱う必要があることか
ら、ICテストハンドラには、特定範疇のICを吸着保
持し、コンタクトアーム5c(6c)の下端部に交換装
着可能なコンタクター(又はプッシャー)が複数種を準
備されている。
【0008】図8は、1つのコンタクトアーム5cに2
個の同型コンタクター25,25を横並びで取り付けた
状態を示す斜視図であり、図9はその分解斜視図であ
る。このコンタクター25は、下面に露出しICを吸着
保持するためのIC吸着パッド(図示せず)と、側面か
ら下方に突出しICソケット8にICの端子を整合する
ための位置決めスタッド25aを有しており、その上面
には、IC吸着パッドに連通する吸気口(真空引き口)
25bと、2本の装着ロックピン25cと、装着位置決
めピン25dとが突設されている。
【0009】このような2個のコンタクター25,25
は、1枚の共用取付板22と2個のコンタクトアタッチ
メント(アダプター)23を用いてコンタクトアーム5
cの下端部に取り付けられる。各アタッチメント23
は、位置決めブロック23aと、この位置決めブロック
23aに装着されたコンタクター25を係止ロックする
ためのフック板23bと、コンタクトアーム5c側から
引き込んだ負圧管21aと装着されたコンタクター25
の吸気取り出し口25bに接続した中継管21bとを相
互に連通するための気路ブロック23cとを有してい
る。1つのコンタクトアーム5cに横並びで装着される
2個の同型コンタクター25,25の中心距離はテスト
位置での2個のソケットの中心距離に合致しており、通
常、その中心距離は40mm,60mm,80mm,100mm ,120mm
である。コンタクトアーム5cに2個の同型コンタクタ
ー25,25が装着されている場合でも、意図的に一方
のコンタクター25にICを吸着させない運転方法もあ
り、またICの搬入欠けによる吸着不能も発生する。か
かる場合でも、他方のコンタクター25ではICを確実
に吸着しなければならないので、各コンタクター25に
は相互独立の負圧管21a,21aが引き込み接続され
ている。1つのコンタクトアーム5cに2つのコンタク
ター25,25を装着する理由はテスト処理の短時間化
を図るためである。
【0010】そこで、このテスト処理の短時間化を更に
促進するため、本件出願人は図10に示すIC押圧機構
を備えるICテストハンドラを案出した。図10は1つ
のコンタクトトランスファの一対のコンタクトアーム5
c,5cの下端にインライン配置(横並び直線配置)で
4つの同型コンタクター25−1〜25−4を装着した
状態を示す断面図である。コンタクトアーム5c,5c
の下端には横長状の共用アタッチメント30が吊り下げ
固定されており、この共用アタッチメント30は、下方
に開口する4つのばね収容空部31a〜31dを有する
主ブロック31と、コンタクター25−1〜25−4が
装着可能なドッキングブロック23−1〜23−4を吊
り下げ支持するための抜け止め板32とから成り、各ば
ね収容空部31a〜31b内にはコイルスプリング33
a〜33dが装填されており、ドッキングブロック23
−1〜23−4の上面に当接して弾力的に下方向へ押圧
している。各ドッキングブロック23−1〜23−4の
下面には装着ロックピン25cによってコンタクター2
5−1〜25−4が装着されており、コンタクター25
−1〜25−4の上面には吸気接手25eが突出し、そ
れぞれ図示しない負圧管に接続されている。コンタクタ
ー25−1〜25−4の下面には、ソケット8側のスタ
ッド穴8aに整合して挿抜する位置決めスタッド25a
と、吸気接手25eに連通してIC30bを吸着保持す
るためのIC吸着パッド25fと、このIC吸着パッド
25fの吸着域を限定し端子を押す仕切片25gとが設
けられている。
【0011】コンタクトアーム5cが降下すると、各位
置決めスタッド25aが対応のソケット8側のスタッド
穴8aに挿入して位置決めすると共に、4つのコンタク
ター25−1〜25−4のIC吸着バッド25fに吸着
保持された各IC30bの端子が各ソケット8に整合当
接し、更にこの当接からコンタクトアーム5cの降下量
が進むと、コイルスプリング33a〜33dが圧縮し、
その弾性反力により各IC30bの端子が各ソケット8
に押圧される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ICテストハンドラのIC押圧機構にあっては、次のよ
うな問題点があった。
【0013】 コイルスプリング33a〜33dの圧
縮量は抜け止め板32とアタッチメント23との押し込
み間隙d内に見掛け上は限定されているものの、コンタ
クトアーム5cが複数のコンタクター25−1〜25−
4を装備するものであるため、各コイルスプリング33
a〜33dのばね定数を初めとして各部品精度のバラツ
キ及びソケット8側の基体表面等の平坦精度(例えば0.
05mm)や、IC押圧時の基体表面自体の反りなどによ
り、各IC30bの端子とソケット8との推力の加減が
必然的に不揃いになり易く、特定のソケットの端子全体
や部分的にある端子に推力不足又は推力過剰が生じ、接
触不良や端子損傷を招く虞れがある。特に問題な事は、
推力がばね定数と圧縮量の積で決まるものであることか
ら、基体表面の反りなどによる圧縮量の僅少差でも推力
の不均一を招く。従って、同型コンタクターの装着個数
を増や程にソケットでの接触不良や端子損傷の危険性が
高まり、同型コンタクターの多数個装着の実用化が困難
である。
【0014】 また、テストすべきICの種類として
は端子数の異なるものがあり、端子数の多いICほど、
押圧時の推力を増強せねばならないが、その都度、ばね
定数の異なるコイルスプリング33a〜33dと交換せ
ざるを得ず、段取り作業に手間取るという不都合があ
り、その分だけ、テスト時間の短縮化は望めない。
【0015】そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1
の課題は、複数のICを吸着保持して対応のソケットに
一挙に押圧するコンタクトトランスファにおいて、部品
の精度などを過度に高めずとも、各ICの推力を均一化
できるIC押圧機構を備えたICテストハンドラを提供
することにある。
【0016】また、本発明の第2の課題は、端子数の異
なるICをテストする際の段取り作業を軽減できるIC
押圧機構を備えたICテストハンドラを提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため、本発明の講じた第1の手段は、各コンタクター
毎のIC押圧機構として密閉室内に正圧静止流体を封止
した印圧機の受圧受動体としたところにある。印圧機と
しては水圧機や油圧機も可能であるが、空圧機が望まし
い。
【0018】即ち、本発明は、搬入位置のICを吸着保
持してテスト位置まで移動した後、下降させてICソケ
ットに上記ICの端子を所定時間押圧し続け、しかる
後、上記ICを上昇させて搬出位置に差し置くコンタク
トトランスファを備え、上記コンタクトトランスファ
は、少なくとも、上記ICを吸着保持するためのIC吸
着パッドを持つコンタクターと、複数個の上記コンタク
ターが着脱可能のアタッチメントと、上記アタッチメン
トを下端部に取り付けた昇降アームとを有し、上記アタ
ッチメントに対してそれぞれ上記コンタクターを下方向
へ押圧付勢するためのIC押圧機構を備えて成るICテ
ストハンドラであって、上記コンタクター毎のIC押圧
機構は、上記アタッチメント側から上記コンタクター側
に当接する当接部位を持ち、密閉室内の正圧静止流体を
受圧面にて受圧して上記下方向のの出没間隙内で出没可
能な受圧受動体を有することを特徴とする。
【0019】コンタクトアームが上昇位置にある場合、
コンタクター毎の受圧受動体は密閉室内の正圧静止流体
の受圧によって出没間隙の限界位置まで膨出しているも
のの、コンタクトアームが降下してコンタクターのIC
吸着パッドに吸着保持されたICの端子がソケットに整
合当接し、更にこの当接からコンタクトアームの降下が
一定量進むと、各受圧受動体がそれぞれ上方向へ押し戻
され、密閉室内の正圧による受圧力と平衡する位置で位
置決めされる。コンクタクター毎の各部品精度のバラツ
キやIC押圧時のソケット側基体表面の反りなどによっ
て、各受圧受動体の出没間隙内の平衡位置ではそれぞれ
異なる固有の膨出量にて当接部位がコンクタクター側に
圧接する。つまり、各受圧受動体がそれぞれ独立の流体
圧ダンパーとして出没間隙内に介在する。従って、密閉
室内の静止流体の正圧を設定することにより受圧受動体
の受圧力即ちコンンタクターの推力が膨出量とは無関係
に一義的に決定されることになり、静止流体の正圧制御
だけでコンンタクターの推力同士の均一化が可能とな
る。
【0020】特に、各受圧受動体の密閉室がコンタクト
アタッチメント側の唯一の基幹気路に連通して成る構成
においては、各密閉室が並列関係にあるため、パスカル
の原理により各密閉室内の正圧を基幹気路の気圧だけで
一挙に同値設定できるので、各コンンタクターの推力同
士を均一化できる。
【0021】この受圧受動体は、通常、圧空シリンダの
ピストン(ラム)とすることができる。即ち、この圧空
シリンダは、コンタクトアタッチメントに形成された密
閉室(シリンダ室)と、このシリンダ室内で気密的に進
退可能に摺動し、上記当接部位を持つピストンから成
る。受圧受動体の膨出量はコンクタクー毎で微妙な差異
を持たせる必要上から、受圧受動体の出没精度には比較
的高精度を要求されるが、受圧受動体として圧空シリン
ダのピストンを用いると、受圧面の面積が出没度合いに
依存せず、常に一定であるので、推力均一化を高精度に
実現できる。
【0022】なお、圧空シリンダを用いずに、例えば蛇
腹壁状の出没膨縮体やダイヤフラムを用いることもでき
る。
【0023】上記第2の課題を解決するため、本発明が
講じた第2の手段は、上記各受圧受動体が受圧する正圧
の気圧生成手段として、圧空源から供給される入力空圧
を上記基幹気路の気圧を所定の正圧に変換出力する電気
制御式空圧変換手段を用いて成ることを特徴とする。こ
のような電気制御式空圧変換手段は既に電空レギュレー
タとして実用化されており、制御電圧値又は制御電流値
(制御入力)に応じて出力空圧を設定できる。このた
め、端子数の異なるICをテストする際、制御電圧入力
を設定し直すだけで、コンクタクターの推力を簡単に変
更でき、内蔵スプリングの交換などを行わずとも良く、
段取り作業を大幅軽減できる。
【0024】また、IC吸着パッドが保持すべきICの
端子数情報を入力可能な推力設定操作手段と、この推力
設定操作手段からの上記端子数情報に基づいて上記電気
制御式空圧変換手段の制御入力を設定する推力設定手段
とを有する構成においては、端子数の異なるICをテス
トする際には端子数情報を推力設定操作手段に入力操作
するだけで、所望の推力を設定でき、より一層、段取り
作業を軽減できる。
【0025】更に、上記電気制御式空圧変換手段の出力
空圧を計測する圧力計と、上記圧力計の計測値を監視可
能なモニターとを備えて成ることが望ましい。推力の推
移をリアルタイムで監視できることは勿論、同一端子数
のICでも端子の剛性等が異なる場合など、最適な推力
を見出すことができる。
【0026】そして、制御系として、上記電気制御式空
圧変換手段の出力空圧を計測する圧力計を備え、上記推
力設定手段が上記圧力計の計測値を帰還入力し上記出力
空圧を自動制御する負帰還制御手段であることが望まし
い。電気制御式空圧変換手段自体の個体差を吸収して高
精度の空圧設定が可能になるため、推力設定の高精度化
を実現できる。
【0027】なお、上記モニター又は上記負帰還制御手
段にはパーソナルコンピュータを用いることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係るI
CテストハンドラにおけるIC押圧機構を示す縦断正面
図、図2はその一部の拡大して示す部分縦断面図、図3
は同IC押圧機構の押圧時の状態を示す縦断正面図、図
4は同IC押圧機構の駆動制御系を示すブロック図であ
る。なお、図1乃至図3において図10に示す部分と同
一部分には同一参照符号を付し、その説明は省略する。
【0029】本例のICテストハンドラの概略構成は図
5乃至図7に示す構成と略同等な構成であるが、一方の
コンタクトトランスファは一対のコンタクトアーム5
c,5cを有しており、それらの下端にはインライン配
置(横並び直線配置)で4つの同型コンタクター25−
1〜25−4が装着されている。コンタクトアーム5
c,5cの下端には横長状の共用アタッチメント50が
吊り下げ固定されており、この共用アタッチメント50
は、下方に開口する4つの圧空シリンダ収容空部51a
〜51dを有する主ブロック51と、コンタクター25
−1〜25−4が装着可能なドッキングブロック52a
〜52dを吊り下げ支持するための抜け止め板52とか
ら成る。各圧空シリンダ収容空部51a〜51dに収納
される圧空シリンダ61−1〜61−4は、シリンダ室
Aを画成するシリンダBと、このシリンダBの上部に設
けた給気接手Cと、シリンダ室A内で気密的に下方向へ
進退可能に摺動して出没間隙X内で出没するピストン
(ラム)Dと、ピストンDの摺接部に介装したOリング
Eとから成る。ピストンDはシリンダ室A内で空圧を受
圧する受圧面Fと空隙dを以て抜け止め板52に吊り下
げたドッキングブロック52a〜52dの上面に当接す
る当接部位Gとを有する。
【0030】各ドッキングブロック52a〜52dの下
面には装着ロックピン25cによってコンタクター25
−1〜25−4が装着されており、コンタクター25−
1〜25−4の上面には吸気接手25eが突出し、それ
ぞれ図示しない負圧管に接続されている。コンタクター
25−1〜25−4の下面には、ソケット8側のスタッ
ド穴8aに整合して挿抜する位置決めスタッド25a
と、吸気接手25eに連通してIC30bを吸着保持す
るためのIC吸着パッド25fと、このIC吸着パッド
25fの吸着域を限定し端子を押さえる仕切片25gと
が設けられている。
【0031】圧空シリンダ61−1〜61−4の各給気
接手Cは、図4に示す如く、唯一の基幹気路Hに連通し
ている。本例では、この基幹気路Hに対して所定の正圧
Pを生成する正圧生成手段として、圧空源P0 から供給
される入力空圧を上記所定の正圧Pに変換出力する電気
制御式空圧変換器(電空レギュレータ)67が用いられ
ている。この電気制御式空圧変換器67は制御電圧値又
は制御電流値(制御入力)INに応じて出力空圧を設定
可能である。なお、圧空源P0 の圧力は出力空圧よりも
高圧である。この制御入力INを設定するめに、駆動制
御系は、IC吸着パッド25fが保持すべきICの端子
数情報を入力可能なモニター兼推力設定キー操作部62
と、その端子数情報に基づいてデジタル制御信号を生成
する推力設定部63と、その制御信号をデジタル・アナ
グロ変換してアナグロ制御信号の制御入力INを生成す
るD/Aコンバータ64とを有している。また、基幹気
路Hの空圧を測定する圧力計65が設けられており、そ
の計測出力をA/Dコンバータ66でデジタル化した圧
力データが推力設定部63に帰還入力されている。
【0032】モニター兼推力設定キー操作部62及び推
力設定部63としてはパーソナルコンピュータが用いら
れている。
【0033】図1はコンタクトアーム5cが上昇位置に
ある場合(非押圧時)を示す。コンタクター25毎のピ
ストンDはシリンダ室A内の正圧を受圧面Fで受圧し、
ソケット8からの押圧反力を受けていないため、ピスト
ンDは出没間隙Xの限界位置まで膨出している。ここ
で、コンタクトアーム5cが降下してコンタクター25
のIC吸着パッド25fに吸着保持されたIC30bの
端子がソケット8に整合当接し、更にこの当接からコン
タクトアーム5cの降下が一定量進むと、図3に示す如
く、各ピストンDがそれぞれ上方向へ押し戻され、シリ
ンダ室A内の正圧による受圧力fと平衡する位置で位置
決めされる。つまり、各ピストンDがそれぞれ独立の空
圧ダンパーとして出没間隙X内で固有の膨出量で平衡す
る。例えば、左端のピストンDの膨出量はX−d+d′
となる。コンクタクター25毎の各部品精度のバラツキ
やIC押圧時のソケット8側基体表面の反りなどによっ
て各ピストンDの膨出量はそれぞれ異なるものの、各ピ
ストンDによる推力fは正圧Pと受圧面Fの面積の積で
決まる。各ピストンDの受圧面Fの面積は相等しくして
あるので、正圧Pで推力fが膨出量とは無関係に一義的
に決まる。従って、各コンタクター25の推力同士の均
一化を実現できる。
【0034】本例では、空圧Pを設定する手段として電
気制御式空圧変換器67を用いているので、空圧Pの変
更が極めて容易となっている。端子数の異なるICをテ
ストする際、モニター兼推力設定キー操作部62にその
端子数を入力するだけで、それに見合う空圧Pの設定が
でき、コンクタクター25の推力を簡単に変更できる。
従って、従来のような内蔵スプリングの交換などを行わ
ずとも良く、段取り作業を大幅軽減できる。
【0035】また、圧力計65により空圧Pの測定とモ
ニター兼推力設定キー操作部62による圧力監視が可能
となっているため、推力の推移をリアルタイムで監視で
きることは勿論、同一端子数のICでも端子の剛性等が
異なる場合など、最適な推力を見出すことができる。
【0036】特に、圧力データが推力設定部63に帰還
入力しているため、空圧変動を抑制できる。また、電気
制御式空圧変換器67の個体差を吸収できる。
【0037】なお、上記実施形態では、圧力計65を設
けて圧力データを帰還情報をして用い、空圧Pを自動制
御するように構成してあるが、帰還制御を行わなくても
構わない。また空圧Pを監視しなくても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るIC
テストハンドラは、各コンタクター毎のIC押圧機構と
して密閉室内に正圧静止流体を封止した印圧機の受圧受
動体としたことを特徴とするものであるから、次のよう
な効果を奏する。
【0039】 押圧時には、各受圧受動体がそれぞれ
密閉室内の正圧による受圧力と平衡する位置に位置決め
されて、当接部位がコンクタクター側に圧接する。この
ため、コンクタクター毎の各部品精度のバラツキやIC
押圧時のソケット側基体表面の反りなどが受圧受動体の
出没間隙内で吸収できる。また、密閉室内の静止流体の
正圧を設定することによりコンタクターの推力が平衡位
置とは無関係に一義的に決定できるため、静止流体の正
圧制御だけでコンタクターの推力同士の均一化が可能と
なる。
【0040】 特に、各受圧受動体の密閉室がコンタ
クトアタッチメント側の唯一の基幹気路に連通して成る
構成においては、各密閉室内の正圧を基幹気路の気圧だ
けで一挙に同値設定できるので、各コンンタクターの推
力同士を均一化できる。
【0041】 各受圧受動体が受圧する正圧の気圧生
成手段として、圧空源から供給される入力空圧を上記基
幹気路の気圧を所定の正圧に変換出力する電気制御式空
圧変換手段を用いて成る場合、端子数の異なるICをテ
ストする際、制御電圧入力を設定し直すだけで、コンク
タクターの推力を簡単に変更でき、内蔵スプリングの交
換などを行わずとも良く、段取り作業を大幅軽減でき
る。
【0042】 IC吸着パッドが保持すべきICの端
子数情報を入力可能な推力設定操作手段と、この推力設
定操作手段からの端子数情報に基づいて電気制御式空圧
変換手段の制御入力を設定する推力設定手段とを有する
構成においては、端子数の異なるICをテストする際に
は端子数情報を推力設定操作手段に入力操作するだけ
で、所望の推力を設定でき、より一層、段取り作業を軽
減できる。
【0043】 電気制御式空圧変換手段の出力空圧を
計測する圧力計と、圧力計の計測値を監視可能なモニタ
ーとを備えて成る場合、推力の推移をリアルタイムで監
視できることは勿論、同一端子数のICでも端子の剛性
等が異なる場合など、最適な推力を見出すことができ
る。
【0044】 制御系として、電気制御式空圧変換手
段の出力空圧を計測する圧力計を備え、推力設定手段が
圧力計の計測値を帰還入力し出力空圧を自動制御する負
帰還制御手段である場合、電気制御式空圧変換手段自体
の個体差を吸収して高精度の空圧設定が可能になるた
め、推力設定の高精度化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るICテストハンドラに
おけるIC押圧機構を示す縦断正面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す部分縦断面図であ
る。
【図3】同IC押圧機構の押圧時の状態を示す縦断正面
図である。
【図4】同IC押圧機構の駆動制御系を示すブロック図
である。
【図5】ICテストハンドラのトップカバーを取り外し
た状態を示す外観斜視図である。
【図6】ICテストハンドラの機構部分の構造を示す概
略平面図である。
【図7】(a),(b)は、ICテストハンドラのコン
タクトトランスファのタクト動作を説明するめの概略図
である。
【図8】ICテストハンドラの従来のコンタクトトラン
スファにおいて、コンタクトアームのコンタクトアタッ
チメントに横並びで2個のコンタクターを装着した状態
を示す斜視図である。
【図9】図8に示すコンタクトアタッチメントとコンタ
クターとを取り外した状態を示す斜視図である。
【図10】従来のICテストハンドラにおけるIC押圧
機構を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1…搬入用トレイエレベータ 2…搬入用トランスファ 3…搬入用シャトル 4…ICホルダ環状列機構 5,6…コンタクトトランスファ 5a,6a…Y軸駆動用ボールねじ 5b,6b…直動主体 5c,6c…コンタクトアーム 7…IC恒温室 8…ICソケット 8a…スタッド穴 8c…温風ブローユニット 9…搬出用シャトル 10…クーリングトランスファ 11…クーリングシャトル 12…搬出用トランスファ 13…空きトレイエレベータ 14〜16…搬出用トレイエレベータ 17…トレイトランスファ 18…外観検査部 23…コンタクトアタッチメント 23a…位置決めブロック 23b…フック板 23c…気路ブロック 23−1〜23−4,52a〜52d…ドッキングブロ
ック 25,25−1〜25−4…コンタクター 25a…位置決めスタッド 25c…装着ロックピン 25f…IC吸着パッド 25e…吸気接手 25g…仕切片 30,50…共用アタッチメント 30b…IC 31a〜31d…ばね収容空部 32…抜け止め板 33a〜33d…コイルスプリング 51a〜51d…圧空シリンダ収容空部 61−1〜61−4…圧空シリンダ 62…モニター兼推力設定キー操作部 63…推力設定部 64…D/Aコンバータ 65…圧力計 66…A/Dコンバータ 67…電気制御式空圧変換器 A…シリンダ室 B…シンンダ C…給気接手 D…ピストン E…Oリング F…受圧面 G…当接部位 H…基幹気路 X…出没間隙 P…空圧 P0 …圧空源。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入位置のICを吸着保持してテスト位
    置まで移動した後、下降させてICソケットに前記IC
    の端子を所定時間押圧し続け、しかる後、前記ICを上
    昇させて搬出位置に差し置くコンタクトトランスファを
    備え、前記コンタクトトランスファは、少なくとも、前
    記ICを吸着保持するためのIC吸着パッドを持つコン
    タクターと、複数個の前記コンタクターが着脱可能のア
    タッチメントと、前記アタッチメントを下端部に取り付
    けた昇降アームとを有し、前記アタッチメントに対して
    それぞれ前記コンタクターを下方向へ押圧付勢するため
    のIC押圧機構を備えて成るICテストハンドラであっ
    て、 前記コンタクター毎のIC押圧機構は、前記アタッチメ
    ント側から前記コンタクター側に当接する当接部位を持
    ち、密閉室内の正圧静止流体を受圧面にて受圧して前記
    下方向の出没間隙内で出没可能な受圧受動体を有するこ
    とを特徴とするICテストハンドラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各受圧受動体の
    密閉室は前記コンタクトアタッチメント側の唯一の基幹
    気路に連通して成ることを特徴とするICテストハンド
    ラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記各
    受圧受動体は圧空シリンダのピストンであることを特徴
    とするICテストハンドラ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3において、前記各
    受圧受動体が受圧する正圧の気圧生成手段として、圧空
    源から供給される入力空圧を基に前記基幹気路内の気圧
    を所定の正圧に設定制御する電気制御式空圧変換手段を
    用いて成ることを特徴とするICテストハンドラ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記IC吸着パッド
    が保持すべきICの端子数情報を入力可能な推力設定操
    作手段と、前記推力設定操作手段からの前記端子数情報
    に基づいて前記電気制御式空圧変換手段の制御入力を設
    定する推力設定手段とを有して成ることを特徴とするI
    Cテストハンドラ。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5において、前記電
    気制御式空圧変換手段の出力空圧を計測する圧力計と、
    前記圧力計の計測値を監視可能なモニターとを備えて成
    ることを特徴とするICテストハンドラ。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記電気制御式空圧
    変換手段の出力空圧を計測する圧力計を備え、前記推力
    設定手段が前記圧力計の計測値を帰還入力し前記出力空
    圧を自動制御する負帰還制御手段であることを特徴とす
    るICテストハンドラ。
  8. 【請求項8】 請求項6に規定するモニター又は請求項
    7に規定する負帰還制御手段にパーソナルコンピュータ
    を用いる成ることを特徴とするICテストハンドラ。
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