JP2000192787A - 泥土圧式シ―ルド掘進機とその掘削方法 - Google Patents

泥土圧式シ―ルド掘進機とその掘削方法

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JP2000192787A
JP2000192787A JP10372562A JP37256298A JP2000192787A JP 2000192787 A JP2000192787 A JP 2000192787A JP 10372562 A JP10372562 A JP 10372562A JP 37256298 A JP37256298 A JP 37256298A JP 2000192787 A JP2000192787 A JP 2000192787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海底下の地盤などの深度の深い場所において
高圧下で切羽を安定して制御しながら、トンネルを掘削
することができる泥土圧式シールド掘進機を提供する。 【解決手段】 シールド掘進機本体1aの前端部に設け
られたカッターチャンバー5にスクリューコンベヤ8・
9を後方に向けて連設するとともに、前端から後端に向
けてレベリングスクリュー30を回転可能に内装した加
圧貯蔵タンク10の掘削土受け入れ口10bをスクリュ
ーコンベヤ9の排土口9bに開閉自在な第1シャッター
11を介して接続し、該加圧貯蔵タンク10の掘削土排
出口10cに第2シャッター13を開閉自在に配備し、
加圧貯蔵タンク10内に掘削土/水分離機構15を介在
させて給水口10dと排水口10eとをそれぞれ設け、
給水タンク18と給水口10dおよび排水口10eとを
ポンプ19・21を介設した給水管16あるいは排水管
18により接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、深度が非常に深
い場所(たとえば、深度100m)でトンネルを掘削す
るための泥土圧式シールド掘進機とその掘削方法に関す
るもので、本明細書でシールド掘進機とはシールドを備
えた掘進機を表し、いわゆる岩盤を掘削するためのロー
ラカッターをもつカッターヘッドを備えたトンネル掘削
機もシールド掘進機に含まれるものとする。
【0002】
【従来の技術】比較的深度の深い場所で使用されるシー
ルド掘進機として、たとえば特開平4−203093号
公報および特開平7−4194号公報に記載のものがあ
る。これらの掘進機のうち前者は、排土用スクリューコ
ンベヤを主・副のスクリューコンベヤによって構成し、
副スクリューコンベヤ内に土質改良剤を注入し、掘削土
を改良して副スクリューコンベヤの後端部に高水圧に対
抗可能な止水プラグを形成することにより、掘削作業時
の高水圧を止水プラグで対抗させ、掘削土砂が掘進機本
体内に噴発するのを阻止する構造からなる。
【0003】また、後者は、カッターチャンバーに接続
されたスクリューコンベヤのスクリューを回転する駆動
機構に発生するトルクを、掘削地盤の土質や土水圧に合
わせて自動制御することにより、スクリューコンベヤの
後端部に接続されるプラグゾーンの長さを自動調整し、
スクリューコンベヤ内の排土抵抗値を調整して止水およ
び山留をする構造からなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のシールド掘進機では、深度が非常に深い場所
におけるトンネルの掘削作業について下記のような課題
がある。
【0005】上記公報に記載のシールド掘進機はいずれ
も、掘削土砂の排土機構としてのスクリューコンベヤ内
に止水プラグゾーンを形成して掘削作業時の高水圧に対
抗させ、掘削土砂が掘進機本体内に噴発するのを阻止す
るが、このような構造のシールド掘進機では高水圧4.
5〜5kg/cm2 程度が限度(最大)で、それ以上の
高水圧が切羽に作用する場所での掘削作業は困難であ
る。とくに深度が100m前後になると、切羽に作用す
る高水圧が10kg/cm2 になるので、トンネルの掘
削は無理である。
【0006】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、たとえば海底下の地盤などの深度の深い場所におい
て高圧下で切羽を安定して制御しながら、トンネルを掘
削することができる泥土圧式シールド掘進機およびその
掘削方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明に係る泥土圧式シールド掘進機は、シールド
掘進機本体の前端部に設けられたカッターチャンバーに
スクリューコンベヤを後方に向けて連設するとともに、
前端から後端に向けてスクリュー(レベリングスクリュ
ー)を回転可能に内装した加圧貯蔵タンクの掘削土受け
入れ口を、前記スクリューコンベヤの排土口に開閉自在
な第1シャッター(第1ゲート)を介して接続し、該加
圧貯蔵タンクの掘削土排出口に第2シャッター(第2ゲ
ート)を開閉自在に配備し、前記加圧貯蔵タンクに掘削
土/水分離機構を介在させて給水口と排水口とをそれぞ
れ設け、給水タンクと前記給水口および前記排水口とを
ポンプを介設した給水管あるいは排水管により接続した
ことを特徴としているが、請求項2に記載のように、シ
ールド掘進機本体の前端部に設けられたカッターチャン
バーにスクリューコンベヤを後方に向けて連設するとと
もに、前端から後端に向けてスクリュー(レベリングス
クリュー)を回転可能に内装した加圧貯蔵タンクの掘削
土受け入れ口を、前記スクリューコンベヤの排土口に開
閉自在な第1シャッター(第1ゲート)を介して接続
し、該加圧貯蔵タンクの掘削土排出口に第2シャッター
(第2ゲート)を開閉自在に配備し、前記加圧貯蔵タン
クに掘削土/空気分離機構を介在させて給気口と排気口
とをそれぞれ設け、前記排気口に圧力調整弁を装着し、
前記給気口には圧力調整弁を介して圧縮空気源又はコン
プレッサを接続してもよい。
【0008】上記の構成を有する請求項1又は請求項2
記載のシールド掘進機によれば、掘削時に切羽から掘進
機側に作用する高圧力Pを、スクリューコンベヤによる
減圧(減衰圧)△Pと貯蔵タンク内の圧力(P−△P)
との合計圧力で対抗することができ、たとえば△Pを5
kg/cm2 として(P−△P)を10kg/cm2
すると、最大圧Pが15kg/cm2 となるので、地表
から深度100m以上の深い場所でのトンネルの掘削作
業も可能になる。このように本発明は高圧水または高圧
空気で加圧可能な加圧貯蔵タンクを備えているから、従
来のスクリューコンベヤによる減圧作用だけで切羽側圧
力に対抗する掘進機に比べて掘削作業が可能な深度がよ
り深くなり、またスクリューコンベヤの長さを短縮して
掘削機の全長を短くすることができる。
【0009】請求項3に記載のように、前記スクリュー
コンベヤを、1次スクリューコンベヤと2次スクリュー
コンベヤとから構成し、両スクリューコンベヤの接続部
近傍においてスクリューを無くすことが好ましい。
【0010】請求項3記載のシールド掘進機によれば、
1次スクリューコンベヤと2次スクリューコンベヤの接
続部付近に掘削土砂が圧密された、一種のプラグゾーン
を形成できるので、スクリューコンベヤによる対抗圧お
よび止水作用が向上する。
【0011】請求項4に記載のように、前記加圧貯蔵タ
ンクの容量(容積)を、軟弱地盤でのトンネル掘削作業
時にシールド掘進機の後方に構築するセグメント壁のセ
グメントピース1ピッチ分の距離を掘進する際に生じる
掘削土砂量以上に設定することができるが、好ましくは
グメントピース1ピッチ分の距離を掘進する際に生じる
掘削土砂量の1.5倍程度にするとよい。
【0012】請求項4記載のシールド掘進機によれば、
加圧貯蔵タンクに貯蔵可能な掘削土砂がセグメントピー
ス1ピッチ分の距離を掘削するのに必要な土砂量以上あ
るから、少なくともセグメントピース1ピッチ分の距離
は掘進機を継続して掘進することができ、切羽を安定さ
せた状態で掘削できるとともに、シールド掘進機の掘進
とセグメント壁の構築とをバッジシステムで交互に行う
場合に、セグメント壁の構築時に貯蔵タンク内に貯蔵し
た掘削土砂を排出する作業ができるから、サイクルタイ
ムは通常のシールド掘進機と変わることがなく、トンネ
ルの掘削作業を効率的に遂行できる。
【0013】請求項1記載の泥土圧式シールド掘進機で
は、請求項5に記載のように、シールド掘進機本体の前
端のカッターヘッドによる掘削作業は前記第1シャッタ
ー(第1ゲート)を開放するとともに、前記第2シャッ
ター(第2ゲート)により加圧貯蔵タンクの掘削土排出
口を閉鎖し、あらかじめ前記加圧貯蔵タンク内に給水し
てタンク内を加圧している高圧水を前記スクリューコン
ベヤからの掘削土の受け入れに応じて排水する一方、前
記加圧貯蔵タンクの掘削土排出は、前記カッターヘッド
による掘削作業を中断した状態で、前記第1シャッター
(第1ゲート)により前記排土口を閉鎖し、前記加圧貯
蔵タンク内に給水した高圧水を排水してタンク内を大気
圧に戻したのち、前記第2シャッター(第2ゲート)を
開放し前記スクリューを回転させて掘削土排出口より行
うことができ、また請求項2記載の泥土圧式シールド掘
進機では、請求項6に記載のように、シールド掘進機本
体の前端のカッターヘッドによる掘削作業は前記第1シ
ャッター(第1ゲート)を開放するとともに、前記第2
シャッター(第2ゲート)により加圧貯蔵タンクの掘削
土排出口を閉鎖し、あらかじめ前記加圧貯蔵タンク内に
導入してタンク内を加圧している高圧空気を前記スクリ
ューコンベヤからの掘削土の受け入れに応じて排気する
一方、前記加圧貯蔵タンクの掘削土排出は、前記カッタ
ーヘッドによる掘削作業を中断した状態で、前記第1シ
ャッター(第1ゲート)により前記排土口を閉鎖し、前
記加圧貯蔵タンク内に導入した高圧空気を排気してタン
ク内を大気圧に戻したのち、前記第2シャッター(第2
ゲート)を開放し前記スクリューを回転させて掘削土排
出口より行うことができる。
【0014】上記のように請求項1又は請求項2記載の
泥土圧式シールド掘進機による掘削方法は、一方が高圧
水を使用し、他方が高圧空気を使用するかの違いがある
だけで、基本的な手順は共通するものであり、どちらも
バッジシステムによりトンネルを掘削するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る泥土圧式シ
ールド掘進機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1は第1実施例に係る泥土圧式シールド
掘進機1の概要を示す中央縦断面図である。
【0017】図1に示すように、円筒形のシールド2を
備えたシールド掘進機本体1aの前端にカッターヘッド
3が回転自在に配備され、カッターヘッド3と後方のバ
ルクヘッド4との間がカッターチャンバー5に形成され
ている。バルクヘッド4の後面には、カッターチャンバ
ー5内の圧力を測定するための圧力計6が装着されてい
る。またバルクヘッド4の後方には、複数のシールドジ
ャッキ7が円周方向に間隔をあけ且つ後方に向けて配設
されている。
【0018】バルクヘッド4の下部には、1次スクリュ
ーコンベヤ8の先端(前端)開口8bをカッターチャン
バー5内に臨ませて一体に連設されており、この1次ス
クリューコンベヤ8は後方に向け上向きに傾斜してい
る。また、1次スクリューコンベヤ8の後端には、2次
スクリューコンベヤ9の先端が後方に向け水平な姿勢で
接続され、2次スクリューコンベヤ9の後端部下面に排
土口9bが開口されている。1次スクリューコンベヤ8
と2次スクリューコンベヤ9の接続部およびこの前後部
では、回転軸8B・9Bの周囲のスクリュー8Aおよび
スクリュー9Aを無くして、プラグゾーンpzが形成さ
れるようにしている。
【0019】略円筒形の加圧貯蔵タンク10の先端部上
面に掘削土砂の受け入れ口10bが開口され、この受け
入れ口10bが2次スクリューコンベヤ9の排土口9b
に接続され、排土口9bと受け入れ口10bとの間に両
開口を密閉可能な第1シャッター(第1ゲートともい
う)11が水平方向に開閉可能に配設され、第1シャッ
ター11をスライドさせるための油圧シリンダ12に第
1シャッター11の一端が接続されている。加圧貯蔵タ
ンク10の後端部下面に掘削土砂の排出口10cが開口
され、この開口を密閉可能な第2シャッター(第2ゲー
トともいう)13が水平方向に開閉可能に配設され、第
2シャッター13を旋回させるための油圧シリンダ14
に第2シャッター13の一端が接続されている。
【0020】加圧貯蔵タンク10内の軸心部には、外部
駆動モータ32によって回転する回転軸31が長手方向
に沿って回動自在に配設され、この回転軸31の周囲に
スクリュー31aが固設され、レベリングコンベヤ(ス
クリューコンベヤと同一構造)30を構成している。た
だし、スクリュー31aは回転軸31の前端から排出口
10cの上方付近まで設けられており、いいかえれば回
転軸31の後部にはスクリュー31aは設けられていな
い。
【0021】加圧貯蔵タンク10内の後部上面付近には
フィルター方式の掘削土/水分離器15が配設され、ま
た掘削土/水分離器15の上方のタンク10の後部上面
に高圧水の給水口10dと排水口10eとがそれぞれ設
けられ、給水口10dには給水管16の一端が、また排
水口10eには排水管17の一端がそれぞれ接続されて
いる。給水管16の他端と排水管17の他端はそれぞれ
給水タンク18に接続されており、また給水管16の途
中には給水ポンプ19と圧力調整弁20が、排水管17
の途中には排水ポンプ21と圧力調整弁22がそれぞれ
介設されている。さらに、給水管16の給水ポンプ19
と圧力調整弁20間および排水管17の排水ポンプ21
と圧力調整弁22間は、開閉弁24を介設したバイパス
管23により接続され、また給水管16の供給口10d
近傍には開閉弁25が、排水管17の排水口10e近傍
には開閉弁26がそれぞれ介設されている。さらにま
た、加圧貯蔵タンク10には内圧測定用の圧力計27が
装着され、この圧力計27と圧力調整弁20および圧力
調整弁22とがそれぞれパイロット圧管28、29によ
り接続されている。なお、図示は省略するが、シールド
2内の後端部には、セグメント壁の組立用エレクタ(図
3参照)が配備される。
【0022】上記のようにして本例の泥土圧式シールド
掘進機1が構成されるが、以下に本例のシールド掘進機
1による掘削方法について説明する。
【0023】掘進準備:図1において、第1ゲート1
1および第2ゲート13により加圧貯蔵タンク10の受
け入れ口10bおよび排出口10cを閉塞したのち、給
水ポンプ19により給水タンク18内の水を加圧して高
圧水にし、加圧貯蔵タンク10内に充填する。圧力計6
により測定した切羽の土圧をPとし、1次スクリューコ
ンベヤ8および2次スクリューコンベヤ9による減衰圧
を△Pとすれば、加圧貯蔵タンク10内の圧力P’は
(P−△P)に保持される。つまり、加圧貯蔵タンク1
0内の圧力P’は圧力計27により測定され、給水ポン
プ19の運転の断続ならびに圧力調整弁20および圧力
調整弁22により(P−△P)になるように自動調整さ
れる。
【0024】掘進:シールド掘進機1の前端のカッタ
ーヘッド3を回転しながら、シールドジャッキ7のロッ
ド後端を後方に構築されたシールド壁の前端に押し当て
て伸長し、シールド掘進機1を前進させながら掘進す
る。
【0025】これに先立ち、1次ゲート11を油圧シリ
ンダ12を介して前方にスライドさせ、2次スクリュー
コンベヤ9の排土口9bと加圧貯蔵タンク10の受け入
れ口10b間を開放する。なお、2次ゲート13は排出
口10cを閉塞した状態とする。シールド掘進機1が前
進するのに伴い、カッターヘッド3による掘削土がカッ
ターチャンバー5内に導入され、掘削土は1次スクリュ
ーコンベヤ8および2次スクリューコンベヤ9を通して
加圧貯蔵タンク10内に搬入されるが、掘削土の搬入量
に応じて加圧貯蔵タンク10内の高圧水を掘削土/水分
離器15を通して掘削土と分離しながら排水ポンプ21
により排出し、給水タンク18へ戻す。このようにし
て、シールド掘進機1をセグメントピースの1ピッチ分
に相当する距離を掘進する。
【0026】排土:シールド掘進機1による掘進を中
止し、1次ゲート11を油圧シリンダ12により閉塞
し、加圧貯蔵タンク10内の高圧水を排水ポンプ21に
より排水して大気圧に戻す。そこで、2次ゲート13を
油圧シリンダ14によりスライドさせて排出口10cを
開放し、レベリングスクリュー30を回転させて排土す
る。なお、排出した掘削土は図示を省略したベルトコン
ベヤやトロ台車などにより搬出する。また、この間に、
エレクタ(図3参照)を使用して1ピッチ分のセグメン
ト壁の組立作業が行われる。さらに、この状態では、切
羽側からの圧力pに対しプラグゾーンPZを含む1次ス
クリューコンベヤ8と2次スクリューコンベヤ9内の減
圧△Pで対抗することになるが、掘進していないために
圧力pが掘進時の圧力Pに比べて小さいため、十分に対
抗できる。
【0027】以下、上記の〜を順に繰り返すことに
より、トンネルの掘削作業を遂行する。
【0028】図2は第2実施例に係る泥土圧式シールド
掘進機12 の概要を示す中央縦断面図である。
【0029】本例のシールド掘進機12 が第1実施例に
係るシールド掘進機1と相違するところは、次の点であ
る。すなわち、加圧貯蔵タンク10’の加圧を高圧水に
代えて高圧空気を充填することにより行うようにしたこ
と、加圧貯蔵タンク10’内の高圧空気が1次スクリュ
ーコンベヤ8および2次スクリューコンベヤ9内に充填
された掘削土を通じてカッターチャンバー5側へ抜け出
さないように、土質改良剤等の薬剤をプラグゾーンpz
内の掘削土に注入するようにしたことである。したがっ
て、図2に示すように、掘削土/空気分離器34をタン
ク10’内に配備し、1次圧力調整弁35を介設した空
気供給管36を通してコンプレッサ37を使用して外気
を加圧し高圧空気にしてタンク10’内に充填し、2次
圧力調整弁38を装着した排気管39からタンク10’
内の高圧空気を排出できるようにしている。1次スクリ
ューコンベヤ8と2次スクリューコンベヤ9の接続部の
プラグゾーンpzに薬剤の注入部40を設け、掘削土に
薬剤を混合することにより高圧空気が抜け出さないよう
にしている。
【0030】本例の場合、掘進時の切羽側圧力Pは10
kg/cm2 で、スクリューコンベヤ8・9による減圧
△P=2kg/cm2 と加圧貯蔵タンク10’内の圧力
(P−△P)=8kg/cm2 との合計圧力で対抗す
る。その他の構成については、第1実施例と共通してい
るので、共通の部材には図1と同一の符号を用いて示
し、説明を省略する。また、シールド掘進機12 による
掘削方法についても、高圧水に代えて高圧空気を加圧貯
蔵タンク10’内に充填して設定圧力(P−△P)=8
kg/cm2 に維持するとともに、加圧貯蔵タンク1
0’からの排土時に掘削土の搬入量に応じ加圧貯蔵タン
ク10’内の高圧空気を掘削土/空気分離器34および
2次圧力調整弁38を通して排出する点を除き共通する
ので、説明を省略する。
【0031】図3および図4は第3実施例に係る泥土圧
式シールド掘進機13 を示す中央縦断面図である。
【0032】図3に示すように、本例のシールド掘進機
3 はトンネル掘削機と称されるタイプのもので、カッ
ターヘッド3が岩盤掘削用のローラカッター3aを備え
ている。またカッターチャンバー5のすぐ後方には、円
周方向に間隔をあけて配置された複数のフロントグリッ
パー41がシールド2から半径方向に出没自在に配備さ
れており、フロントグリッパー41を半径方向に突出さ
せることにより、シールド掘進機13 をトンネルの岩盤
壁に押し当てて支持し、カッターヘッド3を回転させて
掘削作業を行えるようにしている。また、シールド2内
の前後方向の中間位置に支持フレーム42が配設され、
そこに旋回リング43を介してセグメントエレクタ44
が配備されている。さらに、支持フレーム42から後方
に向けて上下2段の作業用プラットフォーム45が延設
され、作業用プラットフォーム45の後部にラウンドネ
スリテイナー46が装着されている。なお、カッターチ
ャンバー5からは、1次スクリューコンベヤ8・2次ス
クリューコンベヤ9が後方に向けて連設されている。図
中の符号sはセグメント壁である。
【0033】図4に示すように、シールド掘進機13
後方に構築されるシールド壁上を走行可能な前後一対の
台車47に、加圧貯蔵タンク10がそれぞれ搭載されて
おり、各加圧貯蔵タンク10の掘削土受け入れ口10b
が2次スクリューコンベヤ9の前後に間隔をあけて設け
られた排土口9b・9cに接続されている。受け入れ口
10bと各排土口9b・9c間には、第1ゲート11・
11がそれぞれ開閉可能に配備されている。加圧貯蔵タ
ンク10の相対向する面の下部に排出口10cがそれぞ
れ設けられ、各排出口10cには第2ゲート13がそれ
ぞれ開閉可能に配備されている。なお、図示は省略する
が、後ろ側の加圧貯蔵タンク10の後方に給水タンクが
配置され、各加圧貯蔵タンク10の高圧水の給水口10
dと排水口10eにそれぞれホース(図示せず)の一端
が接続され、ホースの他端が給水タンクに接続されてい
る。本例の場合、前後の加圧貯蔵タンク10を合計した
容積をセグメントピースの1ピッチ分の距離を掘進する
際に生じる掘削土量の1.5倍に設定し、各加圧貯蔵タ
ンク10は容積を小さくして小型化を図っている。な
お、図4中の符号48は2次スクリューコンベヤ9の駆
動用油圧モータ、符号49はレベリングスクリュー30
の駆動用油圧モータ、50は駆動ピニオン、51は大径
ピニオン、52は軸受である。
【0034】本例のシールド掘進機13 による掘削方法
は加圧貯蔵タンク10に高圧水を充填して使用する第1
実施例と基本的に共通するが、2つの加圧貯蔵タンク1
0を使用するため、掘削時に切羽に作用させる対抗加圧
力は2つの加圧貯蔵タンク10を同時に使用して行い、
掘削土は一方のタンクが満杯になったのち、他方のタン
クに充填し、2つの加圧貯蔵タンク10からの掘削土の
排出も一方のタンクが空になってから他方のタンクの掘
削土を排出するというように、順に行う点が相違する。
【0035】図5および図6は第4実施例に係る泥土圧
式シールド掘進機14 を示す中央縦断面図である。
【0036】シールド掘進機14 の掘進機本体1aにつ
いては第3実施例と共通するので省略し、2次スクリュ
ーコンベヤ9と加圧貯蔵タンク10について第3実施例
との相違点を説明する。
【0037】図6に示すように、加圧貯蔵タンク10は
門形の台車47の上端中央部に搭載されている。一方
(右側)の台車47には、ベルトコンベヤ53が前後方
向に沿って搭載され、他方の台車にはポンプユニット
(図示せず)が搭載されている。加圧貯蔵タンク10は
断面円形で、図5に示すように前後方向に延びた略円筒
体からなる。加圧貯蔵タンク10内の上段には、2次ス
クリューコンベヤ9が前方に突出するように一体に連結
され、スクリューコンベヤ9と共通の回転軸9Bおよび
スクリュー9Aが後端まで延長されて内装され、後面に
配備された外部油圧モータ54により回転する。また、
加圧貯蔵タンク10内の下段には、前後方向の中央部で
分離された一対のレベリングコンベヤ30A・30B
が、スクリュー31aの向きを変えて回転軸31を介し
回動自在に中央部に向けて延設され、タンク10の前面
および後面にそれぞれ配備した外部油圧モータ32によ
って回転する。2次スクリューコンベヤ9は、図示を省
略したがさらに前方へ延設されており、2次スクリュー
コンベヤ9とスクリューコンベヤの前方延設部9’との
間に、第2ゲート55が開閉自在に配設されている。ま
た、1次スクリューコンベヤ8の後端側には、第1ゲー
ト56が開閉自在に配設されている。
【0038】加圧貯蔵タンク10の下部には、ベルトコ
ンベヤ53に向けてやや右側に傾斜する掘削土の排出口
10cが、前部、中間部および後部の3カ所に前後方向
に間隔をあけて設けられている。各排出口10cにはゲ
ート13が開閉可能に装着されているが、それらのうち
の中間部のゲート13がメインゲートを構成し、前後が
第1サブゲートと第2サブゲートを構成する。なお、図
示は省略するが、加圧貯蔵タンク10の後方に給水タン
クが配置され、加圧貯蔵タンク10の前後部上面付近に
設けられた高圧水の給水口10dと排水口10eにそれ
ぞれホース(図示せず)の一端が接続され、ホースの他
端が給水タンクに接続されている。
【0039】本例のシールド掘進機14 による掘削方法
は加圧貯蔵タンク10に高圧水を充填して使用する第1
実施例と基本的に共通するが、加圧貯蔵タンク10の前
面の掘削土の受け入れ口にゲートが配備されていないた
め、2次スクリューコンベヤ9とスクリューコンベヤの
前方延設部9’との間の第2ゲート55を開閉する点が
相違する。また高圧水のタンク10内への充填は前後の
給水口10dから同時に行い、タンク10からの高圧水
の排出は前後の排水口10eから同時に行う。加圧貯蔵
タンク10からの掘削土の排出は、前後のレベリングコ
ンベヤ30A・30Bを同時に回転させて中央部に掘削
土を集め、中央部の排出口10cから主に行うが、前後
の排出口10cも開放して同時に行うことができる。
【0040】以上に本発明の泥土圧式シールド掘進機の
実施例を示したが、下記のように実施することができ
る。
【0041】 岩盤質の地盤では、シールド掘進機1
の後方にセグメント壁sを構築せずに、グリッパー等で
シールド掘進機1を支持して掘削作業を行える。この場
合には、加圧貯蔵タンク10が掘削土で一杯になるまで
掘進したのち、掘削作業を中断して加圧貯蔵タンク10
の掘削土を排出する。
【0042】 第3実施例および第4実施例の場合に
も、高圧水に代えて高圧空気を加圧貯蔵タンク10に充
填する方法を適用することができる。
【0043】 スクリューコンベヤ8・9は、1次と
2次を接続して用いなくても、1次スクリューコンベヤ
8だけで実施することができる。また、1次スクリュー
コンベヤ8と2次スクリューコンベヤ9間にプラグゾー
ンpzを設けなくてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本発明に係る泥土圧式シールド掘進機には、次のよ
うな優れた効果がある。
【0045】(1) 請求項1又は請求項2記載の発明で
は、高圧水または高圧空気で加圧可能な加圧貯蔵タンク
を備えているから、従来のスクリューコンベヤの減圧だ
けで切羽側圧力に対抗する掘進機に比べて掘削作業が可
能な深度がより深くなり、地表から深度100m以上の
場所でのトンネルの掘削作業も可能で、たとえば海底下
の地盤などの深度の深い場所において高圧下で切羽を安
定して制御しながら、トンネルを掘削することができ
る。また、スクリューコンベヤの長さを短縮することが
できる。
【0046】(2) 請求項3記載の発明では、1次スクリ
ューコンベヤと2次スクリューコンベヤの接続部付近に
掘削土砂が圧密された、一種のプラグゾーンを形成でき
るので、スクリューコンベヤによる切羽に対する対抗圧
および止水作用が向上する。
【0047】(3) 請求項4記載の発明では、加圧貯蔵タ
ンクの掘削土砂貯蔵量がセグメントピース1ピッチ分の
距離を掘削するのに必要な土砂量以上あるから、少なく
ともセグメントピース1ピッチ分に相当する距離は掘進
機を継続して掘進すできるとともに、シールド掘進機の
掘進とセグメント壁の構築とをバッジシステムで交互に
行う場合に、セグメント壁の構築時に貯蔵タンク内に貯
蔵した掘削土砂を排出する作業ができるから、サイクル
タイムは通常のシールド掘進機と変わることがなく、ト
ンネルの掘削作業を効率よく遂行できる。
【0048】(4) 請求項5の発明では請求項1記載の泥
土圧式シールド掘進機により、請求項6の発明では請求
項2記載の泥土圧式シールド掘進機により、前者が高圧
水を使用し、後者が高圧空気を使用してどちらもバッジ
システムにより深度の深い高圧下でトンネルを確実に掘
削することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機1の概要を示す全体中央縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機12 の概要を示す全体中央縦断面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機13 の前方部分を示す中央縦断面図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機13 の後方部分を示す中央縦断面図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機14 の後方部分を示す中央縦断面図である。
【図6】本発明の第4実施例に係る泥土圧式シールド掘
進機14 のA−A線矢視図である。
【符号の説明】
1・12・13・14 シールド掘進機 1a シールド掘進機本体 2 シールド 3 カッターヘッド 5 カッターチャンバー 6・27 圧力計 7 シールドジャッキ 8 1次スクリューコンベヤ 9 2次スクリューコンベヤ 9’2次スクリューコンベヤ9の前方(延設)部 9b 排土口 10・10’加圧貯蔵タンク 10b 受け入れ口 10c 排出口 10d 給水口 10e 排水口 11 第1シャッター(第1ゲート) 12・14 油圧シリンダ 13 第2シャッター(第2ゲート) 15 掘削土/水分離器 16 給水管 17 排水管 18 給水タンク 19・21 ポンプ 20・22 圧力調整弁 30 レベリングコンベヤ(スクリューコンベヤ) 34 掘削土/空気分離器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド掘進機本体の前端部に設けられ
    たカッターチャンバーにスクリューコンベヤを後方に向
    けて連設するとともに、前端から後端に向けてスクリュ
    ーを回転可能に内装した加圧貯蔵タンクの掘削土受け入
    れ口を、前記スクリューコンベヤの排土口に開閉自在な
    第1シャッターを介して接続し、該加圧貯蔵タンクの掘
    削土排出口に第2シャッターを開閉自在に配備し、 前記加圧貯蔵タンクに掘削土/水分離機構を介在させて
    給水口と排水口とをそれぞれ設け、給水タンクと前記給
    水口および前記排水口とをポンプを介設した給水管ある
    いは排水管により接続したことを特徴とする泥土圧式シ
    ールド掘進機。
  2. 【請求項2】 シールド掘進機本体の前端部に設けら
    れたカッターチャンバーにスクリューコンベヤを後方に
    向けて連設するとともに、前端から後端に向けてスクリ
    ューを回転可能に内装した加圧貯蔵タンクの掘削土受け
    入れ口を、前記スクリューコンベヤの排土口に開閉自在
    な第1シャッターを介して接続し、該加圧貯蔵タンクの
    掘削土排出口に第2シャッターを開閉自在に配備し、 前記加圧貯蔵タンクに掘削土/空気分離機構を介在させ
    て給気口と排気口とをそれぞれ設け、前記排気口に圧力
    調整弁を装着し、前記給気口には圧力調整弁を介して圧
    縮空気源又はコンプレッサを接続したことを特徴とする
    泥土圧式シールド掘進機。
  3. 【請求項3】 前記スクリューコンベヤを、1次スクリ
    ューコンベヤと2次スクリューコンベヤとから構成し、
    両スクリューコンベヤの接続部近傍においてスクリュー
    を無くした請求項1又は2記載の泥土圧式シールド掘進
    機。
  4. 【請求項4】 前記加圧貯蔵タンクの容量を、軟弱地盤
    でのトンネル掘削作業時にシールド掘進機の後方に構築
    するセグメント壁のセグメントピース1ピッチ分の距離
    を掘進する際に生じる掘削土砂量以上に設定した請求項
    1〜3のいずれかに記載の泥土圧式シールド掘進機。
  5. 【請求項5】 シールド掘進機本体の前端のカッターヘ
    ッドによる掘削作業は前記第1シャッターを開放すると
    ともに、前記第2シャッターにより加圧貯蔵タンクの掘
    削土排出口を閉鎖し、あらかじめ前記加圧貯蔵タンク内
    に給水してタンク内を加圧した高圧水を前記スクリュー
    コンベヤからの掘削土の受け入れに応じて排水する一
    方、 前記加圧貯蔵タンクの掘削土排出は、前記カッターヘッ
    ドによる掘削作業を中断した状態で、前記第1シャッタ
    ーにより前記排土口を閉鎖し、前記加圧貯蔵タンク内に
    給水した高圧水を排水してタンク内を大気圧に戻したの
    ち、前記第2シャッターを開放し前記スクリューを回転
    させて掘削土排出口より行う請求項1記載の泥土圧式シ
    ールド掘進機による掘削方法。
  6. 【請求項6】 シールド掘進機本体の前端のカッターヘ
    ッドによる掘削作業は前記第1シャッターを開放すると
    ともに、前記第2シャッターにより加圧貯蔵タンクの掘
    削土排出口を閉鎖し、あらかじめ前記加圧貯蔵タンク内
    に導入してタンク内を加圧した高圧空気を前記スクリュ
    ーコンベヤからの掘削土の受け入れに応じて排気する一
    方、 前記加圧貯蔵タンクの掘削土排出は、前記カッターヘッ
    ドによる掘削作業を中断した状態で、前記第1シャッタ
    ーにより前記排土口を閉鎖し、前記加圧貯蔵タンク内に
    導入した高圧空気を排気してタンク内を大気圧に戻した
    のち、前記第2シャッターを開放し前記スクリューを回
    転させて掘削土排出口より行う請求項2記載の泥土圧式
    シールド掘進機による掘削方法。
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