JP3398137B2 - トンネル掘削機の排土装置 - Google Patents

トンネル掘削機の排土装置

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JP3398137B2
JP3398137B2 JP2000344965A JP2000344965A JP3398137B2 JP 3398137 B2 JP3398137 B2 JP 3398137B2 JP 2000344965 A JP2000344965 A JP 2000344965A JP 2000344965 A JP2000344965 A JP 2000344965A JP 3398137 B2 JP3398137 B2 JP 3398137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、トンネル掘削機
の排土装置に関し、特に切羽から湧出する圧力水を開放
せずに掘削するクローズドモードで掘削可能にした排土
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 地質条件が礫地盤又は岩盤である場合
にシールド工法を採用してトンネルを掘り進めて行く際
には、トンネル掘削機が採用される。トンネル掘削機に
は、切羽から掘削した掘削ズリを外部に排出する為の排
土装置が設けられているが、この排土装置としては、一
般にスクリュウコンベヤと、ベルトコンベヤとからなる
排土装置が採用される。
【0003】切羽から湧水があまり発生しない場合に
は、前記の排土装置を用いてオープンモードにてトンネ
ルを掘削することができる。しかし、切羽から多量の圧
力水が湧出する場合には、前記のような排土装置を用い
てオープンモードで掘削することはできない。このよう
な場合、従来では、切羽の先の地山にボーリングして排
水通路を形成しながら掘削したり、或いは、切羽に複数
の注入孔をボーリングし、その複数の注入孔からモルタ
ル等を注入して固化させ、圧力水の湧出を防止した状態
で掘削を行い、所定長さ掘削する毎に、このボーリング
とモルタル注入とを繰り返しつつ掘削していく技術が採
用されている。
【0004】他方、地質条件が泥分の多い礫地盤などの
場合、泥水式の排土装置を適用し、切羽からの湧水を大
気開放することなく掘削する技術も公知であり、この泥
水式の排土装置は都市部の地下にトンネルを掘るシール
ド掘進機などに広く適用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 地質条件が礫地盤又
は岩盤で、多量の高圧の湧水が湧出するような場合には
前記泥水式の排土装置を適用することは殆ど不可能であ
る。仮に、泥水式の排土装置を適用できるにしても、排
泥管をトンネル内の後方まで長く配設したり、初期掘削
時の圧力保持の為の泥水処理プラントを高い位置に設置
したりする為の設備費が高価になり、排泥管の摩耗も激
しくなる等の問題がある。
【0006】前記のモルタル注入による掘削は、掘削能
率が低くなり、ボーリングやモルタル注入の費用も高価
になる。このように、従来のトンネル掘削機において
は、オープンモードとクローズドモードとに切換え可能
で経済性に優れる排土装置は、全く提案されていないの
が実情である。本発明の目的は、多量の高圧の湧水が湧
出するような場合にはクローズドモードで排土可能で、
また湧水が問題とならない場合にはオープンモードで排
土可能なトンネル掘削機の排土装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1のトンネル掘
削機の排土装置は、カッターヘッドを回転駆動してトン
ネルを掘削するトンネル掘削機において、カッターヘッ
ドで掘削した掘削ズリをカッターヘッドの背部付近から
取り出す第1のスクリュウコンベヤと、前記掘削ズリを
トンネル内で排出側へ搬送するベルトコンベヤと、前記
第1のスクリュウコンベヤで搬送される掘削ズリを圧力
水と共に受入可能なズリ貯留用圧力容器と、前記第1の
スクリュウコンベヤから受ける圧力水と掘削ズリをズリ
貯留用圧力容器内へ搬送する第2のスクリュウコンベヤ
とを備え、前記ズリ貯留用圧力容器内に掘削ズリから圧
力水を分離するスクリーン手段を設け、第1のスクリュ
ウコンベヤに掘削ズリを外部へ取り出す為の第1ゲート
を設けると共に、第2のスクリュウコンベヤにコンベヤ
内の搬送通路を遮断可能な第2ゲートを設け、第1ゲー
トを開き且つ第2ゲートを閉じた状態で、掘削ズリを第
1のスクリュウコンベヤからベルトコンベヤに排出する
オープンモ ードと、第1ゲートを閉じ且つ第2ゲートを
開いた状態で、掘削ズリを圧力水と共に第1のスクリュ
ウコンベヤから第2のスクリュウコンベヤを介してズリ
貯留用圧力容器内へ搬送し、このズリ貯留用圧力容器内
で掘削ズリから分離した圧力水を貯水タンクと還流用ポ
ンプと圧力水還流通路により切羽に還流させるクローズ
ドモードとに択一的に切替可能に構成したことを特徴と
するものである。
【0008】切羽から多量の湧水が湧出する地質条件の
場合には、カッターヘッドで掘削した掘削ズリは、カッ
ターヘッドの背部付近から第1のスクリュウコンベヤで
取り出され、第2のスクリュウコンベヤを介してズリ貯
留用圧力容器へ搬送され、1リング又は1/2リング
(1ストローク又は1/2ストローク)分のトンネルを
掘削後、掘削を停止した状態で、ズリ貯留用圧力容器内
においてスクリーン手段により掘削ズリから圧力水を分
離し、掘削ズリはズリ貯留用圧力容器からベルトコンベ
ヤへ排出され、そのベルトコンベヤによって排出側へ搬
送される。
【0009】掘削中はズリ貯留用圧力容器を、大気開放
しないクローズド状態に保持できるから、圧力水が坑内
に噴出することがなく、良好な坑内環境及び作業の安全
を確保できる。また、切羽からの湧水が問題にならない
地質条件の場合には、第2のスクリュウコンベヤとズリ
貯留用圧力容器を機能停止状態に保持し、第1のスクリ
ュウコンベヤの内部を大気開放してオープン状態とし、
掘削ズリを第1のスクリュウコンベヤからベルトコンベ
ヤへ排出する。
【0010】切羽から湧水が殆ど湧出しない場合にはオ
ープンモードが選択され、また、切羽から多量の圧力水
が湧出する場合にはクローズドモードが選択される。
ープンモードでは、第1のスクリュウコンベヤに設けた
第1ゲートを開き且つ第2のスクリュウコンベヤに設け
た第2ゲートを閉じた状態で、掘削ズリを第1のスクリ
ュウコンベヤからベルトコンベヤに排出し、そのベルト
コンベヤにより排出側へ搬送する。 切羽から多量の圧力
水が湧出する場合には、第1ゲートを閉じ且つ第2ゲー
トを開いた状態で、掘削ズリを圧力水と共に第1のスク
リュウコンベヤから第2の スクリュウコンベヤを介して
ズリ貯留用圧力容器内へ搬送し、そのズリ貯留用圧力容
器からベルトコンベヤへ供給してベルトコンベヤにより
排出側へ搬送する。このクローズドモードにおいて、ズ
リ貯留用圧力容器内で掘削ズリから分離した圧力水は貯
水タンクに圧力状態を維持したまま貯留され、その圧力
水が還流用ポンプと圧力水還流通路により切羽に還流さ
せる。
【0011】請求項のトンネル掘削機の排土装置は、
請求項の発明において、前記ズリ貯留用圧力容器内か
ら排出される圧力水を収容する貯水タンクと、この貯水
タンク内の圧力水を切羽に還流させる還流用ポンプ及び
圧力水還流通路とを設けたことを特徴とするものであ
る。ズリ貯留用圧力容器にて掘削ズリから分離された圧
力水は、圧力水の圧力を維持したまま貯水タンクに貯留
してから還流用ポンプにて圧力水還流通路を介して切羽
へと還流されるため、切羽の圧力を高く維持したまま掘
削し、切羽からの圧力水の湧出を最小限に抑えることが
できる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】請求項のトンネル掘削機の排土装置は、
請求項1又は2の発明において、前記ズリ貯留用圧力容
器に、その内部の掘削ズリをベルトコンベヤに取り出す
為のゲート手段を設けたことを特徴とするものである。
それ故、トンネルの1リング又は1/2リング分を掘削
する毎に間欠的に、ズリ貯留用圧力容器内の掘削ズリを
ゲート手段によりベルトコンベヤへ排出することができ
る。
【0016】請求項のトンネル掘削機の排土装置は、
請求項1〜3の何れかの発明において、前記クローズド
モードで掘削開始する際に、前記ズリ貯留用圧力容器内
に充填する水を貯留する水貯留手段及びポンプ手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0017】クローズドモードで掘削後に、ズリ貯留用
圧力容器内の掘削ズリを排出した状態ではズリ貯留用圧
力容器内はほぼ空で大気圧状態である。そのため、クロ
ーズドモードで次のサイクルの掘削を開始する際には、
水貯留手段内の水をポンプ手段によりズリ貯留用圧力容
器内に充填し、切羽の圧力水と同じ圧力状態に維持して
から掘削を開始する。それ故、切羽の圧力水の圧力を大
気開放することなく、圧力状態を維持したまま掘削を開
始でき、圧力水の湧出を抑制できる。
【0018】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。尚、掘削方向に向かっ
て前後左右を前後左右として説明する。図1、図2に示
すように、トンネル掘削機1は、カッターヘッド2、胴
部材3とその内部の諸部材を含む本体構造4、カッター
駆動装置5、シールドジャッキ6などの付属的な諸機
器、掘削ズリを排出する為の排土装置7、トンネル内面
にセグメントを覆工するエレクタ装置8などを有するも
のである。
【0019】最初に、トンネル掘削機1の前半部の構造
について、図1に基づいて説明する。尚、図1と図2は
分割線X−Xで接続される図面である。カッターヘッド
2はトンネル掘削機1の前端部に配設され、カッター駆
動装置5により回転駆動される。カッターヘッド2は、
センタ筒部材10を含むセンタフレーム11と、外周部
を囲繞する外周板部材12と、環状のカッタードラム1
3と、センタフレーム11から延びる複数のカッタース
ポーク14と、これらカッタースポーク14に着脱可能
に装着された複数のローラカッター15と、半径方向向
きに配設された複数のズリかき上げ板16と、複数のロ
ーラカッター15に冷却水を注入する複数の冷却水注入
管17などを有する。
【0020】次に本体構造4について説明する。胴部材
3は円筒状の部材からなり、その胴部材3の前端部の内
側には、カッターヘッド2の外周板部材12の後半部の
テーパー状板部材に係合したテーパ状の環状テーパ板2
0が設けられ、胴部材3の前部の内部には、カッターヘ
ッド2の背部にチャンバー21を形成する隔壁22が設
けられ、隔壁22の外周部は3枚のリングウェブを含む
環状フレーム23で構成され、胴部材3の途中部の内部
には環状ウェブ24が設けられ、胴部材3の後端部分の
内面にはテールシール25が設けられている。
【0021】前記センタ筒部材10は隔壁22の中心部
に回転自在に挿入されて、シール部材により水密にシー
ルされている。カッタードラム13は隔壁22に形成さ
れた環状の収容部に回転自在に収容され、カッタードラ
ム13の内周側と外周側には、土砂シールとベアリング
とが装着されている。隔壁22には作業者の出入りに供
するエアロック26が設けられている。また、チャンバ
ー21内の掘削ズリをスクリュウコンベヤ50の方へ案
内する左右1対のリトラクタブルホッパー27も隔壁2
2に取付けられている。
【0022】次に、カッター駆動装置5について説明す
る。カッタードラム13の後端にリングギヤ30が固定
され、隔壁22には複数のカッター駆動モータ31が固
定され、それらカッター駆動モータ31の出力軸に固定
されたピニオン32がリングギヤ30に噛合している。
複数のカッター駆動モータ31で複数のピニオン32を
回転駆動し、リングギヤ30とカッタードラム13を介
してカッターヘッド2を正逆回転駆動可能に構成されて
いる。
【0023】次に、付属的な諸機器について説明する。
前記隔壁22の外周部の環状フレーム23には、例えば
左右1対のフロントグリッパー40が設けられ、これら
フロントグリッパー40を張出し側へ駆動した状態で
は、岩盤層掘削時のトンネル掘削機の振動を防止し、且
つトンネル掘削機1に前方から作用する土水圧に抗して
地山をグリップしてトンネル掘削機1の位置を保持でき
るようになっている。
【0024】胴部材3の長さ方向途中部の内面には、掘
進推力を発生させる複数のシールドジャッキ6が前後方
向向きかつロッド41を後方向きにして配置され、ジャ
ッキ6本体は環状ウェブ24に固定されている。シール
ドジャッキ6のロッド42の先端部には偏心金具を介し
てスプレッダー42が取り付けられ、トンネルT内面に
覆工されたセグメントSの前端にスプレッダー42を当
接させて反力を取り掘進推力を発生させる。
【0025】次に、エレクタ装置8について説明する。
エレクタ装置8は、トンネルT内面にセグメントSを覆
工する装置であり、胴部材3の内部の長さ方向中央部に
配設されている。エレクタ装置8は、環状可動フレーム
43と、この環状可動フレーム43に装備されたエレク
タ本体44と、環状可動フレーム43を回転させること
でエレクタ本体44を回転駆動する回転駆動手段とを有
する。環状可動フレーム43は、環状ウェブ24側に付
設された複数の遊転ローラ45に回動自在に支持されて
いる。
【0026】トンネルTを1リング分(シールドジャッ
キ6の1ストローク分)掘削する毎に、掘削を停止し、
フロントグリッパー40を張出し状態に切換えてから、
一部の複数のシールドジャッキ6のロッド41を退入状
態に切換え、そこにエレクタ装置8で1枚のセグメント
Sを組み付け、そこにシールドジャッキ6の反力を取
る。次に、別のセグメントSを組み付ける領域のシール
ドジャッキ6のロッド41を退入状態に切換えてセグメ
ントSを組み付け、そこにシールドジャッキ6の反力を
取る。これを順々に繰り返すことで、1リング分のセグ
メントSを組み付けてから、全部のシールドジャッキ6
を機能させた状態にし、フロントグリッパー40を解除
してから次の1リング分の掘削を開始する。尚、前記エ
レクタ装置8によりトンネルT内面にセグメントSを覆
工後、そのセグメントSを真円に保持する為の真円保持
装置46もエレクタ装置8の後方に設けられている。
【0027】次に、排土装置7について図1〜図4に基
づいて明する。この排土装置7は、第1スクリュウコン
ベヤ50と、ベルトコンベヤ51と、第2スクリュウコ
ンベヤ52と、ズリ貯留用圧力容器53と、容器内スク
リュウコンベヤ54,55と、圧力水還流手段56と、
水を貯留してズリ貯留用圧力容器53に充填可能な水貯
留手段57と、台車58などを有する。
【0028】第1スクリュウコンベヤ50は、前方下が
り傾斜状に配設されて、前端部分がチャンバー21内に
挿入されている。第1スクリュウコンベヤ50の長さ方
向途中部には、掘削ズリを外部へ取り出す為の第1ゲー
ト59と、内部のスクリュウシャフト60を回転駆動す
る回転駆動部61が設けられている。ゲート59は、第
1スクリュウコンベヤ50からベルトコンベヤ51へ掘
削ズリを取り出す開口部(図示略)を開閉可能な筒体6
2を1対の油圧シリンダ63でスライド移動させるよう
になっている。第1スクリュウコンベヤ50の上端付近
部には、その内部の搬送通路を遮断可能な仕切り弁と同
様の補助ゲート64が設けられている。
【0029】ベルトコンベヤ51は、第1ゲート59の
下側付近から台車58の後端付近まで延びているが、こ
のベルトコンベヤ51はトンネルT内の右側部の中段に
配設されている(図3参照)。第2スクリュウコンベヤ
52は、第1スクリュウコンベヤ50から受ける掘削ズ
リと圧力水を圧力容器53内へ搬送するものであり、そ
の前端が第1スクリュウコンベヤ50に接続され、圧力
容器53内へ連続的に水平に延びている。この第2スク
リュウコンベヤ52は圧力容器53の内部空間の上半部
に配設されている。
【0030】第2スクリュウコンベヤ52を回転駆動す
る駆動モータを含む回転駆動部65が圧力容器53の後
端側に設けられ、第2スクリュウコンベヤ52の前端付
近には、その内部の搬送通路を遮断可能な仕切り弁と同
様の第2ゲート66が設けられている。ズリ貯留用圧力
容器53は、掘削ズリと共に、切羽に湧出する圧力水を
圧力を維持したまま収容可能であり、この圧力容器53
の容積は、例えばトンネルTの1リング又は1/2リン
グ分の掘削ズリを圧力水と共に収容可能な大きさに設定
されている。
【0031】圧力容器53の内部の下半部には1対の容
器内スクリュウコンベヤ54,55が配設され、これら
容器内スクリュウコンベヤ54,55は前後に直列的に
配置されている。前側のスクリュウコンベヤ54を回転
駆動する駆動モータを含む回転駆動部67が圧力容器5
3の前端側に設けられ、後側のスクリュウコンベヤ55
を回転駆動する駆動モータを含む回転駆動部68が圧力
容器53の後端側に設けられている。図3に示すよう
に、圧力容器53内には、掘削ズリから圧力水を分離す
るスクリーン69が右下がり傾斜状に設けられている。
【0032】圧力容器53内の掘削ズリをベルトコンベ
ヤ51に取り出す為の開閉式のゲート70が前部と中央
部と後部に設けられ、各ゲート70は油圧シリンダでゲ
ート蓋を開閉駆動するようになっている。
【0033】台車58の前部フレーム71と後部フレー
ム72とは一体的に構成され、前部フレーム71及び後
部フレーム72は夫々4組の遊転輪73を有し、台車5
8はトンネルT内面に覆工されたセグメントSの内面を
転動してトンネル掘削機1の前進移動に同期して前進移
動するように構成されている。この台車58の上に圧力
容器53とベルトコンベヤ51が固定支持されている。
【0034】前記の圧力水還流手段56は、クローズド
モードで掘削する際に、切羽から湧出し掘削ズリと共に
圧力容器53内に流入した圧力水を圧力を維持したまま
切羽へ還流させる手段である。圧力水還流手段56は2
組設けられ、各圧力水還流手段56は、台車58上に設
けられた貯水タンク74(例えば、容量10m3 )と、
圧力容器53から貯水タンク74に圧力水を抜く排水用
還流管75と、この排水用還流管75に設けた電磁開閉
弁76と、還流ポンプ77と、還流ポンプ77で加圧さ
れた圧力水をチャンバー21内へ還流させる還流管78
と、この還流管78に設けた電磁開閉弁79などで構成
されている。
【0035】前記の水貯留手段57は、クローズドモー
ドでの掘削を開始する際に、圧力水も掘削ズリも収容さ
れてない空の圧力容器53内に水を充填して圧力状態に
する為の手段である。図4に示すように、この水貯留手
段57は、大型の貯水タンク80(例えば、容量150
3 )と、配管81と、ポンプ82及び電磁開閉弁8
3,84と、この貯水タンク80にトンネルT外から水
を補給する補給管85及び電磁開閉弁86などで構成さ
れている。貯水タンク80には、そのタンクへ圧力水を
充填する時に内部の空気を圧力状態でリリーフさせるリ
リーフ弁付き空気吐出口と、内部の圧力水を圧力容器5
3に充填する時に外部から空気を導入可能な逆止弁付き
空気導入口とが設けられている。また、配管81は実際
には圧力容器53の底部に接続されている。尚、図4〜
図9は排土装置の機能説明用の説明図である。
【0036】図4に示すように、前記圧力水は泥水であ
るが、その泥水の濃度が余りに高濃度になった場合に、
トンネルTの外部から水を補給する為の配管87が圧力
容器53に接続され、その配管87には電磁開閉弁88
も設けられている。
【0037】次に、以上説明したトンネル掘削機1とそ
の排土装置7の作用について、図4〜図10に基づいて
説明する。このトンネル掘削機1では、切羽から圧力の
高い圧力水が多量に湧出する場合には、その圧力水の圧
力を維持したクローズド状態で掘削可能であり、このモ
ードをクローズドモードという。また、切羽から圧力水
が余り湧出しない場合には、チャンバー21の圧力を開
放したオープン状態で掘削可能であり、このモードをオ
ープンモードという。
【0038】前記クローズドモードでトンネルTを掘削
する場合、1リング又は1/2リング分のトンネルTの
掘削の開始に際して、圧力容器53内に圧力水を充填す
る。この場合、図4に示すように、第1ゲート59と補
助ゲート64と第2ゲート66を閉じた状態にし、開閉
弁76,83を閉じ、開閉弁84を開き、ポンプ82を
作動させて貯水タンク80内に貯留した泥水を加圧しつ
つ圧力容器53へ充填し、圧力容器53内に切羽の湧水
の圧力とほぼ同圧力の圧力水を充填した状態にする。
尚、このとき、圧力容器53内の泥水の濃度が余りに高
濃度となっている場合には、電磁開閉弁88を開き、配
管87から水を適量補給して泥水を希釈する。
【0039】次に、図5に示すように、電磁開閉弁88
を閉じ、電磁開閉弁76,79,83,84を開き、補
助ゲート64と第2ゲート66とを開き、カッターヘッ
ド2を回転駆動し、複数のシールドジャッキ6を伸長さ
せつつ切羽を掘削する。その掘削ズリMは圧力水と共に
第1,第2スクリュウコンベヤ50,52により圧力容
器53内へ搬送され、圧力容器53内において圧力水は
スクリーン69で分離されて圧力容器53の下部に流
れ、排水還流管75から貯水タンク74内へ流入する。
また、貯水タンク74の圧力水はポンプ77と還流管7
8によりチャンバー21内へ還流される。但し、余分の
圧力水は配管81により大型の貯水タンク80へ供給さ
れ貯留される。
【0040】このようにしてトンネルTを掘削してい
き、1リング又は1/2リング分掘削して圧力容器53
内がほぼ一杯になった時に掘削を停止し、圧力容器53
内の掘削ズリMをベルトコンベヤ51へ排出する。この
場合、図6に示すように、補助ゲート64と第2ゲート
66とを閉じ、電磁開閉弁76,79を閉じた状態に
し、電磁開閉弁83,84を開いた状態にして、圧力容
器53内の圧力水を配管81を介して貯水タンク80へ
送って圧力容器53内の圧力水を除去し、その後電磁開
閉弁83,84を閉じてから、圧力容器53内の容器内
コンベヤ54,55を作動させると共に、ベルトコンベ
ヤ51を作動させ、図7、図8に示すように3つのゲー
ト70を順々に開きながら、圧力容器53内の掘削ズリ
Mをベルトコンベヤ51へ排出し、ベルトコンベヤ51
によりトンネルT後方の排出側へ搬送し、ベルトコンベ
ヤ51の端部から所定の搬送台車(図示外)または別の
ベルトコンベヤ(図示外)へ渡してトンネルT外へ搬送
する。
【0041】この時期がセグメントSの組み付けの時期
に一致している場合には、上記の掘削ズリMの排出と並
行的に、エレクタ装置8によりトンネル1リング分の壁
面に1リング分のセグメントSの組み付けが行われる。
次に、圧力容器53内の掘削ズリMを排出後、再び前記
と同様に、貯水タンク80から圧力容器53内へ圧力水
の充填を実行し、トンネルTの掘削を実行する。つま
り、図4〜図8を繰り返して、クローズドモードにてト
ンネルTを掘削する。
【0042】一方、切羽から湧水が殆ど発生しない場合
には、オープンモードでのトンネル掘削が行われる。こ
のオープンモードの場合、図9に示すように、全ての電
磁開閉弁76,79,83,84,88を閉弁状態に
し、第1ゲート59を開き、補助ゲート64及び第2ゲ
ート66を閉じた状態にしてトンネル掘削を行い、掘削
ズリMは第1ゲート59からベルトコンベヤ51へ供給
し、ベルトコンベヤ51と図示外の搬送台車又は別のベ
ルトコンベヤにより外部へ排出する。
【0043】本実施形態によれば、切羽から圧力の高い
圧力水が多量に湧出する場合に、その圧力水の圧力を維
持した状態で掘削するクローズドモードと、切羽から圧
力水が余り湧出しない場合にチャンバー21の圧力を開
放した状態で掘削するオープンモードを選択でき、クロ
ーズドモードでトンネルTを掘削する場合は、掘削ズリ
Mをズリ貯留用圧力容器53へ貯留し、圧力容器53は
大気開放しないクローズド状態に保持できるので、圧力
水がトンネルT内に噴出することなく、トンネルT内の
良好な作業環境及び作業の安全を確保できる。
【0044】圧力容器53の内部には、掘削ズリMから
圧力水を分離するスクリーン69が設けられており、ク
ローズドモードで掘削する場合に掘削ズリMは圧力水か
ら分離されて圧力容器53からベルトコンベヤ51に排
出される。故に圧力容器53からの掘削ズリM排出時に
は圧力水がトンネルT内に噴出することはなく、トンネ
ルT内は良好な作業環境に保たれる。
【0045】クローズドモードでトンネルTを掘削する
場合、圧力容器53で掘削ズリMと分離されて排出され
た圧力水は、貯水タンク74に収容され、還流ポンプ7
7で切羽へと還流される。従って切羽の圧力は高く維持
された状態で掘削することができ、切羽からの圧力水が
湧出するのを最小限に抑えることができる。
【0046】切羽からの圧力水が余り湧出しない地質条
件で掘削する場合には、第1ゲート59を開き且つ補助
ゲート64及び第2ゲート66を閉じて、掘削ズリMを
第1スクリュウコンベヤ50からベルトコンベヤ51へ
排出することで、オープンモードで掘削できる。切羽か
ら多量の圧力水が湧出する地質条件では、第1ゲート5
9を閉じ且つ補助ゲート64及び第2ゲート66を開
き、第2スクリュウコンベヤ52を稼働させて、掘削ズ
リMを圧力容器53へ搬送することで、クローズドモー
ドで掘削できる。
【0047】クローズドモードで掘削する場合、トンネ
ルTを1リング又は1/2リング掘削する毎に、掘削ズ
リMは圧力容器53で圧力水と分離された後、圧力容器
53の下部に設けられた3つのゲート70よりベルトコ
ンベヤ51に排出することができる。
【0048】クローズドモードで掘削を開始する前に、
圧力容器53へ貯水タンク80からポンプ82で水を充
填することで、圧力容器53を切羽の圧力水と同程度の
圧力状態に保持できる。従って、掘削開始後、切羽の圧
力水の圧力を維持したまま掘削を行うため、圧力水の湧
出を抑えることができる。
【0049】次に、前記実施形態を部分的に変更する変
更形態について説明する。 1)図10に示すように、圧力容器53内に前記容器内
スクリュウコンベヤ54,55を省略し、第2スクリュ
ウコンベヤ52のみを配設してもよい。この場合、第2
スクリュウコンベヤ52はトンネルT掘削中には、第1
スクリュウコンベヤ50より搬送される掘削ズリMを圧
力容器53へ搬送し、掘削終了後には、スクリーン69
により圧力水と分離された掘削ズリMをベルトコンベヤ
51へ供給する。また、容器内スクリュウコンベヤ5
4,55を長さ方向に合わせて1つのスクリュウコンベ
ヤとして設けてもよく、更にゲート70は1つ、若しく
は3つ以外の複数個設けてもよい。
【0050】2)圧力容器53へ充填する水を貯留する
ための貯水タンク80と、充填するためのポンプ82は
省略してもよい。この場合、クローズドモードでの掘削
開始時には切羽の圧力水は大気開放状態であり、掘削当
初は多量の圧力水が湧出するが、圧力水は掘削ズリMと
共に圧力容器53へ搬送されるため、圧力水はトンネル
T内に噴出しない。圧力容器53で掘削ズリMと分離さ
れた圧力水が貯水タンク74に収容され始めると、圧力
水は還流ポンプ77で切羽に還流され、切羽の圧力水の
圧力が維持されて、圧力水の湧出が抑えられる。
【0051】3)クローズドモードでの掘削において、
図4〜図7の圧力容器53への水充填から掘削ズリの排
出までの繰り返しは1リング分の掘削毎に行うのが望ま
しい。この場合、掘削終了後、圧力容器53の水抜き、
掘削ズリMの排出、更に圧力容器53への水充填の作業
をセグメントSの施工と並行して行うことができるた
め、作業工程の短縮が可能である。
【0052】4)2本の排水用還流管75は夫々別の圧
力水還流手段56に接続されているが、2本の排水用還
流管75を途中で1本に合流させ、1組の圧力水還流手
段56と接続してもよい。この場合、貯水タンク74、
還流ポンプ77の個数が減るため、コスト削減且つトン
ネル掘削機内部の省スペースが可能になる。
【0053】5)前記実施形態の第1ゲート59は、筒
体をスクリュウコンベヤ長さ方向にスライド移動させて
開閉する構造であるが、円周方向にスライドして回転す
ることにより、開口部を開閉する構造であってもよい。
【0054】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、トンネル掘
削中はズリ貯留用圧力容器を、大気開放しないクローズ
ド状態に保持できるから、圧力水が坑内に噴出すること
がなく、良好な坑内環境及び作業の安全を確保できる。
また、切羽からの湧水が問題にならない地質条件の場合
には、第2のスクリュウコンベヤとズリ貯留用圧力容器
を機能停止状態に保持し、第1のスクリュウコンベヤの
内部を大気開放してオープン状態とし、掘削ズリを第1
のスクリュウコンベヤからベルトコンベヤへ排出するこ
とができる。
【0055】そして、ズリ貯留用圧力容器内に掘削ズリ
から圧力水を分離するスクリーン手段を設けたので、ズ
リ貯留用圧力容器内において、スクリーン手段により掘
削ズリから圧力水を分離し、掘削ズリのみをベルトコン
ベヤへ供給することができる。切羽からの湧水が殆ど湧
出しない場合にはオープンモードを選択してトンネル掘
削を行うことができ、また、切羽から多量の圧力水が湧
出する場合にはクローズドモードを選択して、トンネル
掘削を行うことができる。
【0056】請求項の発明によれば、ズリ貯留用圧力
容器内から排出される圧力水を収容する貯水タンクと、
この貯水タンク内の圧力水を切羽に還流させる還流用ポ
ンプ及び圧力水還流通路とを設けたので、ズリ貯留用圧
力容器にて掘削ズリから分離された圧力水の圧力を維持
したまま貯水タンクに貯留してから還流用ポンプにて圧
力水還流通路を介して切羽へと還流できるため、切羽の
圧力を高く維持したまま掘削し、切羽からの圧力水の湧
出を最小限に抑えることができる。その他請求項と同
様の効果を奏する。
【0057】
【0058】
【0059】請求項の発明によれば、ズリ貯留用圧力
容器に、その内部の掘削ズリをベルトコンベヤに取り出
す為のゲート手段を設けたので、トンネルの1リング又
は1/2リング分を掘削する毎に間欠的に、ズリ貯留用
圧力容器内の掘削ズリをゲート手段によりベルトコンベ
ヤへ排出することができる。その他請求項1又は2と同
様の効果を奏する。
【0060】請求項の発明によれば、前記クローズド
モードで掘削開始する際に、前記ズリ貯留用圧力容器内
に充填する水を貯留する水貯留手段及びポンプ手段を設
けたので、クローズドモードで次のサイクルの掘削を開
始する際に、水貯留手段内の水をポンプ手段によりズリ
貯留用圧力容器内に充填し、切羽の圧力水と同じ圧力状
態に維持してから掘削を開始することができる。それ
故、切羽の圧力水の圧力を大気開放することなく、圧力
状態を維持したまま掘削を開始でき、圧力水の湧出を抑
制できる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るトンネル掘削機の前半
部の縦断側面図である。
【図2】トンネル掘削機の後半部の縦断側面図である。
【図3】トンネル掘削機の背面図である。
【図4】掘削前の排土装置の水充填の準備状態を説明す
る説明図である。
【図5】掘削時の排土装置の作動状態を説明する説明図
である。
【図6】掘削終了時の排土装置の水排出の準備状態を説
明する説明図である。
【図7】掘削ズリ排出時の排土装置の作動状態を説明す
る説明図である。
【図8】ズリ貯留用圧力容器のスクリーンの作用を説明
する説明図である。
【図9】オープンモードにおける排土装置の作動状態を
説明する説明図である。
【図10】変更形態に係る図8相当図である。
【符号の説明】
1 トンネル掘削機 2 カッターヘッド 7 排土装置 21 チャンバー 50 第1スクリュウコンベヤ 51 ベルトコンベヤ 52 第2スクリュウコンベヤ 53 ズリ貯留用圧力容器 59 第1ゲート 66 第2ゲート 69 スクリーン 70 ゲート 74 貯水タンク 77 還流ポンプ 80 貯水タンク 82 ポンプ T トンネル S セグメント M 掘削ズリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/12 E21D 9/06 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッターヘッドを回転駆動してトンネル
    を掘削するトンネル掘削機において、 カッターヘッドで掘削した掘削ズリをカッターヘッドの
    背部付近から取り出す第1のスクリュウコンベヤと、 前記掘削ズリをトンネル内で排出側へ搬送するベルトコ
    ンベヤと、 前記第1のスクリュウコンベヤで搬送される掘削ズリを
    圧力水と共に受入可能なズリ貯留用圧力容器と、 前記第1のスクリュウコンベヤから受ける圧力水と掘削
    ズリをズリ貯留用圧力容器内へ搬送する第2のスクリュ
    ウコンベヤとを備え、 前記ズリ貯留用圧力容器内に掘削ズリから圧力水を分離
    するスクリーン手段を設け、第1のスクリュウコンベヤ
    に掘削ズリを外部へ取り出す為の第1ゲートを設けると
    共に、第2のスクリュウコンベヤにコンベヤ内の搬送通
    路を遮断可能な第2ゲートを設け、 第1ゲートを開き且つ第2ゲートを閉じた状態で、掘削
    ズリを第1のスクリュウコンベヤからベルトコンベヤに
    排出するオープンモードと、 第1ゲートを閉じ且つ第2ゲートを開いた状態で、掘削
    ズリを圧力水と共に第1のスクリュウコンベヤから第2
    のスクリュウコンベヤを介してズリ貯留用圧力容器内へ
    搬送し、このズリ貯留用圧力容器内で掘削ズリから分離
    した圧力水を貯水タンクと還流用ポンプと圧力水還流通
    路により切羽に還流させるクローズドモードとに択一的
    に切替可能に構成した、 ことを特徴とするトンネル掘削機の排土装置。
  2. 【請求項2】 前記ズリ貯留用圧力容器内から排出され
    る圧力水を収容する貯水タンクと、この貯水タンク内の
    圧力水を切羽に還流させる還流用ポンプ及び圧力水還流
    通路とを設けたことを特徴とする請求項に記載のトン
    ネル掘削機の排土装置。
  3. 【請求項3】 前記ズリ貯留用圧力容器に、その内部の
    掘削ズリをベルトコンベヤに取り出す為のゲート手段を
    設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のトンネ
    ル掘削機の排土装置。
  4. 【請求項4】 前記クローズドモードで掘削開始する際
    に、前記ズリ貯留用圧力容器内に充填する水を貯留する
    水貯留手段及びポンプ手段を設けたことを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載のトンネル掘削機の排土装
    置。
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