JPS602307Y2 - スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機 - Google Patents
スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機Info
- Publication number
- JPS602307Y2 JPS602307Y2 JP7219879U JP7219879U JPS602307Y2 JP S602307 Y2 JPS602307 Y2 JP S602307Y2 JP 7219879 U JP7219879 U JP 7219879U JP 7219879 U JP7219879 U JP 7219879U JP S602307 Y2 JPS602307 Y2 JP S602307Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- shield excavator
- mud water
- gravel
- earth removal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は礫地盤を掘削し、泥土を加圧、泥水によって排
出する泥水式シールド掘進機に関する。
出する泥水式シールド掘進機に関する。
従来シールド掘進機は円筒状のシールド本体の前端にお
いて掘削し、シールド本体の後端外周においてセグメン
トを巻いて、周壁を固めながら掘進して、固めた周壁を
もとに、さらにシールド本体を前進してゆくものである
。
いて掘削し、シールド本体の後端外周においてセグメン
トを巻いて、周壁を固めながら掘進して、固めた周壁を
もとに、さらにシールド本体を前進してゆくものである
。
このようなシールド掘進機において、シールド本体前端
における掘削作業は初期の手掘から、機械掘へと進歩し
、現在においては、シールド本体前端において無数のカ
ッターピットを有するカッタードラムを回転して掘削す
ると共に、掘削された泥土及び礫を加圧水によって排泥
する方式がとられるに至っている。
における掘削作業は初期の手掘から、機械掘へと進歩し
、現在においては、シールド本体前端において無数のカ
ッターピットを有するカッタードラムを回転して掘削す
ると共に、掘削された泥土及び礫を加圧水によって排泥
する方式がとられるに至っている。
これらの技術では礫を分離しないで排出する場合には、
排泥パイプが大口径となるため、大流量の泥水を流さな
いと礫が途中でたまり、パイプ内に沈澱し、パイプを閉
塞するので実用的でない。
排泥パイプが大口径となるため、大流量の泥水を流さな
いと礫が途中でたまり、パイプ内に沈澱し、パイプを閉
塞するので実用的でない。
さらに、土砂全量をロータリーバルブ等により集泥タン
クに集め、チェンコンベア等で排出する方法は、排泥操
作が複雑となる、等の欠点がある。
クに集め、チェンコンベア等で排出する方法は、排泥操
作が複雑となる、等の欠点がある。
本考案は、掘削物を常に流動的に運動させながら積極的
に砂、礫、泥土を滞ることなく排出し、かつ、切羽の地
下水圧に変動を与えることなく、高能率に掘削を行う泥
水型シールド掘進機の提供を目的とする。
に砂、礫、泥土を滞ることなく排出し、かつ、切羽の地
下水圧に変動を与えることなく、高能率に掘削を行う泥
水型シールド掘進機の提供を目的とする。
本考案の一実施例を図に基いて説明する。
図にわいて１は前面に多数のカッタービット２および図
示されていない開口を備えたカッタードラムで、スラス
トローラ３を介して、円筒形のシールド本体４の前端部
に回転自在に支持されている。
示されていない開口を備えたカッタードラムで、スラス
トローラ３を介して、円筒形のシールド本体４の前端部
に回転自在に支持されている。
５はカッタードラム１を回転させる駆動装置で、カッタ
ードラム１の内側には掘削物のかき上げ用パケット６が
設定され、かき上げられた掘削物は、スクリューコンベ
アのケーシング８の前端上部に設けられた開口部７に投
入される。
ードラム１の内側には掘削物のかき上げ用パケット６が
設定され、かき上げられた掘削物は、スクリューコンベ
アのケーシング８の前端上部に設けられた開口部７に投
入される。
スクリューコンベアの排出側には回転軸９を有するトロ
ンメル２３が連設され、回転篩９は駆動装置１０によっ
て、スクリューコンベアーのケーシング３の外周を回転
する。
ンメル２３が連設され、回転篩９は駆動装置１０によっ
て、スクリューコンベアーのケーシング３の外周を回転
する。
スクリュー１１型は回転篩９内に設けた支持杆２８によ
り、固設せられており、ケーシング８内において回転篩
９と同時に回転する。
り、固設せられており、ケーシング８内において回転篩
９と同時に回転する。
回転篩９の外筒１２の上部あるいは隔壁２４に送泥管１
３が設けられ圧力水が送給される。
３が設けられ圧力水が送給される。
回転篩９の外筒１２の後端部下面に形成された排泥口に
は排泥管１４および図示されない排泥ポンプが連結され
る。
は排泥管１４および図示されない排泥ポンプが連結され
る。
１５は、回転式礫取出装置で、回転篩９に連設しており
、隔壁１６で閉塞された固定内筒１７を有し、その円筒
壁には隔壁１６の前側下方と後側上方にそれぞれ開口部
１８．１９を形成し、上記固定内筒１７に回転円筒２０
を外嵌して環状空間２９を形成し、この環状空間は半径
方向に図示されない複数の隔壁で仕切られて複数区画に
分割され回転密閉室を形成する。
、隔壁１６で閉塞された固定内筒１７を有し、その円筒
壁には隔壁１６の前側下方と後側上方にそれぞれ開口部
１８．１９を形成し、上記固定内筒１７に回転円筒２０
を外嵌して環状空間２９を形成し、この環状空間は半径
方向に図示されない複数の隔壁で仕切られて複数区画に
分割され回転密閉室を形成する。
回転円筒２０は、駆動装置２１により回転駆動される。
次に、上記構成の作動について説明する。
カッタードラム１の回転によって、カッタービット２で
掘削された掘削物は図示されていない前面開口から、カ
ッタードラム１内に取り入れられ、パケット６により上
方へかき上げられ、スクリューコンベアのケーシング８
の上部開口部７に投入される。
掘削された掘削物は図示されていない前面開口から、カ
ッタードラム１内に取り入れられ、パケット６により上
方へかき上げられ、スクリューコンベアのケーシング８
の上部開口部７に投入される。
ケーシング８内に投入された掘削物は、スクリュー１１
の回転に伴い、回転篩へ強制的に搬送される。
の回転に伴い、回転篩へ強制的に搬送される。
掘削物は送泥管１３からの送水、およびカッタードラム
前面からの地下水と混合し、回転篩では大径礫、小径礫
に分級され、小径礫は落下し、泥土とと共に排泥管１４
からトロンメル２３の外部に排出される。
前面からの地下水と混合し、回転篩では大径礫、小径礫
に分級され、小径礫は落下し、泥土とと共に排泥管１４
からトロンメル２３の外部に排出される。
回転篩の多数の分級孔２５によって分離され、残留した
大径礫は固定内筒１７の下方の開口部１８より回転密閉
室２２内に入り、回転円筒２０の回転に伴って、上方に
搬送され、上方の開口部１９から再び固定内筒１７内に
入り後部開口部２６から連続的、かつ、高能率で排出さ
れる。
大径礫は固定内筒１７の下方の開口部１８より回転密閉
室２２内に入り、回転円筒２０の回転に伴って、上方に
搬送され、上方の開口部１９から再び固定内筒１７内に
入り後部開口部２６から連続的、かつ、高能率で排出さ
れる。
上記説明から明らかなように、本考案は泥水加圧式シー
ルド掘進機において、カッタードラム内にケーシング端
部上面を開口させたスクリューコンベアと、このスクリ
ューコンベアのスクリューと同時に回転する回転篩を有
するトロンメル分級装置および礫取出装置を連設してな
るスクリュー排土式シールド掘進機である。
ルド掘進機において、カッタードラム内にケーシング端
部上面を開口させたスクリューコンベアと、このスクリ
ューコンベアのスクリューと同時に回転する回転篩を有
するトロンメル分級装置および礫取出装置を連設してな
るスクリュー排土式シールド掘進機である。
従って、掘削した土砂、礫等を強制的に後方に搬送し、
それを分級して、大径礫、小径礫とし、それぞれを排出
することができる。
それを分級して、大径礫、小径礫とし、それぞれを排出
することができる。
排出に使用されるスクリューコンベアのスクリュー１１
は、外接駆動する駆動装置１０によって駆動される回転
篩９と支持杆２８により一体的に結合したために、回転
篩を回転するだけでスクリューが回転し、別に駆動装置
を必要としないので分級装置が楽であり、またカッター
ドラムから回転篩までの短距離搬送に使用されるので負
荷は極めて少く、泥水の排出が順調にでき、かつ、操作
が簡単で、従来、連続搬出が困難であったものが可能と
なる多大の効果がある。
は、外接駆動する駆動装置１０によって駆動される回転
篩９と支持杆２８により一体的に結合したために、回転
篩を回転するだけでスクリューが回転し、別に駆動装置
を必要としないので分級装置が楽であり、またカッター
ドラムから回転篩までの短距離搬送に使用されるので負
荷は極めて少く、泥水の排出が順調にでき、かつ、操作
が簡単で、従来、連続搬出が困難であったものが可能と
なる多大の効果がある。
図はこの考案を説明するための側断面図である。
１・・・・・・カッタードラム、４・・・・・・シール
ド本体、８・・・・・・スクリューコンベアのケーシン
グ、９・・・・・・回転篩、１１・・・・・・スクリュ
ー、１５・・・・・・回転式礫取出装置、２３・・・・
・・トロンメル。
ド本体、８・・・・・・スクリューコンベアのケーシン
グ、９・・・・・・回転篩、１１・・・・・・スクリュ
ー、１５・・・・・・回転式礫取出装置、２３・・・・
・・トロンメル。
Claims (1)
- 泥水加圧式シールド掘進機において、カッタードラム内
に端部上面を開口させたスクリューコンベア、このスク
リューコンベアのスクリュート一体的に回転する回転篩
を有するトロンメル分級装置および礫取出装置をこの順
に連設してなることを特徴とするスクリュー排土型シー
ルド掘進機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219879U JPS602307Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7219879U JPS602307Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172491U JPS55172491U (ja) | 1980-12-10 |
| JPS602307Y2 true JPS602307Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29305867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7219879U Expired JPS602307Y2 (ja) | 1979-05-28 | 1979-05-28 | スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602307Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-28 JP JP7219879U patent/JPS602307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172491U (ja) | 1980-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5203614A (en) | Tunneling machine having liquid balance low flow slurry system | |
| JPS602307Y2 (ja) | スクリュ−排土型泥水式シ−ルド掘進機 | |
| JPH1122387A (ja) | トンネル掘削機及び泥水式シールド掘削機 | |
| CN115788457A (zh) | 可快速开挖的盾构机及盾构机开挖方法 | |
| JP2003328683A (ja) | シールド掘進機 | |
| JP3398137B2 (ja) | トンネル掘削機の排土装置 | |
| JP4039988B2 (ja) | 立坑掘削機のカッタ板 | |
| JPS59206598A (ja) | シ−ルド掘進機 | |
| JP3870472B2 (ja) | シールド掘進機の排土装置 | |
| JPS6133119Y2 (ja) | ||
| JP2528995Y2 (ja) | 管更新用シールド掘進機 | |
| JP7290621B2 (ja) | 岩盤掘進機 | |
| JPS6338318Y2 (ja) | ||
| JPS6038800Y2 (ja) | シ−ルド掘進機の排土装置 | |
| KR960008725Y1 (ko) | 관포설용 굴진장치 | |
| JPS5925997Y2 (ja) | 砕石装置付シ−ルド堀進機 | |
| JPS6340554Y2 (ja) | ||
| JPS5814554B2 (ja) | 泥水シ−ルド工法における排水方法とずり分離装置 | |
| JPS6219756Y2 (ja) | ||
| JP2003138878A (ja) | シールド掘進工法 | |
| JPH07151249A (ja) | 固体物分離装置 | |
| JPS5923834Y2 (ja) | シ−ルド掘進機 | |
| JPH05106393A (ja) | シールド掘進機 | |
| JPS5925996Y2 (ja) | シ−ルド掘進機用搬送装置 | |
| JP3958027B2 (ja) | トンネル掘削工法 |