JP2000191637A - ビタミンd中間体およびその製造方法 - Google Patents

ビタミンd中間体およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000191637A
JP2000191637A JP10367558A JP36755898A JP2000191637A JP 2000191637 A JP2000191637 A JP 2000191637A JP 10367558 A JP10367558 A JP 10367558A JP 36755898 A JP36755898 A JP 36755898A JP 2000191637 A JP2000191637 A JP 2000191637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound represented
compound
following formula
hydrocarbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10367558A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Koga
政博 古賀
Toru Minojima
徹 美濃島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP10367558A priority Critical patent/JP2000191637A/ja
Publication of JP2000191637A publication Critical patent/JP2000191637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬品として有用な1α−ヒドロキシビタミ
ンD誘導体の合成中間体およびその製造法を提供する。 【解決手段】 下記式(1)の化合物と下記式(4)の
化合物とをパラジウム触媒の存在下に反応させて下記式
(2)の化合物とし、さらにLindlar触媒および
水素ガスの存在下で接触還元して加熱することにより下
記式(3)の化合物とし、さらにこれを酸化剤で酸化す
ることにより下記式(5)の化合物を製造する方法、な
らびに下記式(1)〜(3)で表される化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬品として有用な
ビタミンD誘導体の合成中間体およびそのの製造法に関
する。さらに詳しくは、骨形成促進剤、腫瘍細胞増殖抑
制剤、免疫抑制剤、高カルシウム血症剤、炎症性呼吸器
疾患治療剤等の医薬品として有用な、1α−ヒドロキシ
ビタミンD誘導体の合成中間体およびその製造法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビタミンD化合物およびその代謝物が生
体内のカルシウムやリン酸塩の物質代謝の制御物質とし
て、極めて重要な働きをしていることは、今までに特許
公報や一般文献中で開示されている。かかるビタミンD
化合物の製造法としては、特公平2−24268号公
報、テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letter
s)、1992、33、105による方法が知られてい
る。
【0003】また、ロバート・ヘンリー・ヘッセらは、
ビタミンD2から9工程で下記式(5)
【0004】
【化11】
【0005】で表されるビタミンD誘導体を製造する方
法を開示しているが(特公平2−24268号公報)、
途中の水酸基の導入の工程で毒性の二酸化セレン(Se
2)を使用するため、工業的な製造法とは言い難い。
【0006】
【化12】
【0007】一方、Mercedes Torneiro、L. Castedo、
W. H. Okamuraらは、一般式(4)
【0008】
【化13】
【0009】で表される化合物と下記一般式(6)
【0010】
【化14】
【0011】で表される誘導体とのカップリング反応に
より、下記式で表されるビタミンD誘導体
【0012】
【化15】
【0013】を製造する方法を開示している。例えば、
テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron Letters)、
1992、33、105では、置換基Yの側鎖末端の第
3級水酸基をメトキシメチル基(MOM:−CH2OC
3)で保護して反応する例が記載されている。
【0014】
【化16】
【0015】また、テトラヘドロン・レターズ(Tetrah
edron Letters)、1988、29、1203やテトラ
ヘドロン(Tetrahedron)、1991、47、3485
では、置換基Yの側鎖のカルボニル基をケタール化して
保護して反応する例が記載されている。
【0016】
【化17】
【0017】また、ジーャナル・オブ・アメリカン・ケ
ミカル・ササイテー(J. Am. Chem.Soc.)、1991、
113、6958では、置換基Yの側鎖末端に第3級水
酸基を有する化合物との反応例が記載されている。
【0018】
【化18】
【0019】しかしながら、置換基Yの側鎖末端に第1
級水酸基を有する化合物、または第1級水酸基を保護基
で保護した化合物とのカップリングの反応例は知られて
ない。
【0020】
【化19】
【0021】ところでアセチレン化合物とトリフレート
体(R−OTf)とのカップリング反応は、スタイル
(Stille)反応として知られている(例えばスタイル
ら、ジーャナル・オブ・オルガニック・ケミストリー
(J. Org. Chem.)、1985、50、2302)。そ
の反応はアセチレン化合物とトリフレート体をパラジウ
ム触媒(Pd(0)またはPd(II))および添加剤
(例えばトリエチルアミン、塩化リチウム(LiC
l))の存在下、溶媒(例えばテトラヒドロフラン、エ
タノール、ジメチルホルムアミド、またはジメチルスル
ホキシド)中で加熱し、目的とするカップリング生成物
を製造するものである。
【0022】この反応条件を利用してビタミンD3誘導
体を製造した例は、オカムラらにより報告さている(例
えばジーャナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ササイ
テー(J. Am. Chem. Soc.)、1991、113、69
58)。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする課題は、1α−ヒドロキシビタミンD
誘導体の新規な合成中間体およびその製造方法を見出す
ことである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
で鋭意研究した結果、以下の発明に到達した。すなわ
ち、本発明は、下記式(1)
【0025】
【化20】
【0026】[式中、TfはSO2CF3を表す。]で表
される化合物と、と下記式(4)
【0027】
【化21】
【0028】[式中、R1、R2は同一もしくは異なり、
水素原子、トリ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェ
ニル(C1〜C7炭化水素)シリル基、またはそれが結合
している酸素とともにアセタール結合またはエステル結
合を形成する基を表す。]で表される化合物とをパラジ
ウム触媒および添加剤の存在下に反応させ、下記式
(2)
【0029】
【化22】
【0030】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物を製造する方法である。
【0031】また、本発明は下記式(2)
【0032】
【化23】
【0033】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物をLindlar触媒および水
素ガスの存在下、必要によりLindlar触媒の活性
を低下させる目的で塩基性化合物を添加後、接触還元
し、さらに、加熱することにより下記式(3)
【0034】
【化24】
【0035】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物を製造する方法である。さら
に、本発明は下記式(3)
【0036】
【化25】
【0037】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物を酸化剤で酸化することによ
り、下記式(5)
【0038】
【化26】
【0039】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物を製造する方法である。このほ
か、本発明は上記製造方法に用いられるビタミンD誘導
体の合成中間体である、下記式(1)
【0040】
【化27】
【0041】[式中、TfはSO2CF3を表す。]で表
される化合物、下記式(2)
【0042】
【化28】
【0043】[式中、R1、R2は上記式(4)に同
じ。]で表される化合物、ならびに下記式(3)
【0044】
【化29】
【0045】[式中R1、R2は上記式(4)に同じ。]
で表される化合物である。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明方法において原料として用
いられる上記式(1)で表される化合物は、ビタミンD
2から以下に示す合成経路により製造される。
【0047】
【化30】
【0048】ビタミンD2から上記ジオール体の製造
は、公知の方法(J. Org. Chem.、1986、51、1
264等)を参考にして、ビタミンD2のオゾン酸化反
応で実現される。
【0049】次の第1級水酸基の保護体の製造は、例え
ばt−ブチルジメチルシリル基の第1級水酸基への導入
により実現することができる。そのときの保護基の導入
はt−ブチルジメチルシリルクロリドとジオール体をイ
ミダゾール等の塩基性化合物存在下、DMFやTHF、
塩化メチレン等の溶媒中で常温付近で撹拌することによ
り実現できる。t−ブチルジメチルシリルクロリド等は
通常、第1級水酸基1当量に対して1〜1.5当量の範
囲で使用する。
【0050】次のケトン体の製造は、第1級水酸基の保
護体の第2級水酸基を種々の酸化条件で、例えばアセト
ン溶媒中MnO2、アセトン溶媒中Ru触媒とNMO
(N−メチルモルフォリン N−オキシド)、塩化オキ
サリルとDMSOおよびトリエチルアミン等の酸化剤を
用いる酸化反応で実施することができる。
【0051】次のトリフレート体の製造は、例えばケト
ン体とN−フェニルトリフロロメタンスルホイミド(P
hN(CF3SO22)とLDA(リチウムチジイソフ
ロピルアミド)をTHF溶媒中で反応することで実現で
きる。このようなトリフレート体の製造条件は、例えば
ジーャナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ササイテー
(J. Am. Chem. Soc.)、1991、113、6958
に記載されているので、これを参考に実施することがで
きる。
【0052】続いて、第1級水酸基の保護基を脱離する
ことにより、上記式(1)で表される化合物を製造する
ことができる。シリル基で保護された保護基の脱離は、
Bu4NFのTHF溶液やHF・ピリジンのアセトニト
リル溶液中で反応することにより実現できる。Bu4
FやHF・ピリジンは、保護基の脱離に必要な量を使用
すれば十分である。反応温度は通常0℃〜80℃の範囲
で実施される。
【0053】上記式(4)で表される化合物は公知の化
合物であり、例えばジーャナル・オブ・オルガニック・
ケミストリー(J. Org. Chem.) 、1989、54、4
027に記載の方法により、(s)−(+)−carv
oneから下記の合成経路により製造することができ
る。
【0054】
【化31】
【0055】上記式(2)で表される化合物の製造のた
めのカップリング反応に使用される上記式(1)で表さ
れる化合物と上記式(4)で表される化合物の使用量
は、化学量論的には等モル使用するが、反応を確実に完
結させるためにどちらか一方、普通は入手容易な方を小
過剰使用する。
【0056】上記カップリング反応に使用されるパラジ
ウム触媒としては、Pd(II)やPd(0)の触媒を用
いることができ、その代表例としてPd(OAc)2
PdCl2(PhCN)2、Pd(Ph3P)2Cl2、P
2(dba)3、Pd(Ph3P)4、Pd(dpp
e)2、などが挙げられる。
【0057】そのとき使用されるパラジウム触媒量は上
記式(1)で表される化合物1.0モルに対して0.5
〜100モル%、好ましくは1.0〜30モル%の範囲
である。そのとき、反応系中により活性なPd(0)−
第三級ホスフィン錯体を調製する目的で、トリフェニル
ホスフィン、1,2−ビス(ジフェニルフォスフィノ
エ)エタン(dppe)等のリン化合物を添加して反応
することもできる。
【0058】カップリング反応で使用される添加剤とし
ては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、ピリジン、キノリン、塩化リチウムなどを挙げるこ
とができる。添加剤の使用量は、パラジウム触媒1当量
に対して1〜20当量、好ましくは1〜5当量である。
【0059】反応溶媒としては、例えばテトラヒドロフ
ラン、エタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシドなどを挙げることができる。溶媒の使用量は
上記式(1)で表される化合物1gに対して、1〜50
0mL、好ましくは10〜200mLの範囲である。反
応温度は、一般に室温から溶媒の沸点の範囲が使用され
る。反応時間は使用する反応溶媒および反応温度により
異なり、通常、薄層クロマトグラフィーやHPLC等で
原料消失と目的物の生成をモニターしながら決定する
が、1〜30時間程度である。
【0060】本発明方法により製造される上記式(2)
で表される化合物は、必要により接触還元、熱異性化す
ることで、上記式(3)で表される化合物へと誘導する
ことができる。
【0061】上記式(2)で表される化合物から上記式
(3)で表される化合物への誘導は、上記式(2)で表
される化合物をまず接触還元する。例えば、新実験化学
講座(第15巻、酸化と還元、425頁);J. Chem. S
oc.(C)、1971、2963;Tetrahedron、47、3
485等の公知文献を参考にできる。
【0062】具体的には、接触還元に不活性な溶媒、例
えばペンタン、ヘキサン、イソオクタン等の炭化水素系
溶媒、ジエチルエーテル、THF等のエーテル系溶媒、
またはMeOH、EtOH等のアルコール系溶媒等に、
上記式(2)で表される化合物を溶解し、触媒(炭素−
炭素二重結合の炭素−炭素三重結合への選択還元の触媒
は、Lindlar触媒がよく用いられる)、および必要によ
り触媒の活性を低下させる目的でキノリン等の塩基性化
合物を添加し、水素を常圧または加圧して(むやみに高
圧で使用するのは好ましくない)接触還元する。
【0063】ここで使用する触媒量は基質100gに対
して0.1〜50g、通常は1.0〜20g程度が使用
される。塩基性化合物の添加量は、使用する触媒量1.
0gに対して0〜50gの範囲で使用される。反応温度
は一般に室温から40℃の範囲が用いられる。反応時間
は使用する反応溶媒、反応温度、水素圧力により異なる
ので、水素の消費量の停止やHPLCによる原料消失と
目的物の生成をモニターしながら決定するのが好まし
い。
【0064】還元された生成物は下記式で表される混合
物として存在している場合が多いので、混合物を加熱に
より熱異性化し、目的の上記式(3)で表される化合物
を製造するのが好ましい。
【0065】
【化32】
【0066】このときの熱異性化の反応温度は、低すぎ
ると熱異性化が非常に遅いか進行しない問題があり、一
方、高すぎると異性化した化合物の熱分解を生じるおそ
れがあるため、50〜200℃、好ましくは80〜15
0℃の範囲である。熱異性化のためには混合物そのもの
を直接加熱することもできるが、通常は80〜150℃
の範囲の沸点を有する溶媒が使用される。溶媒として
は、特にイソオクタン等の炭化水素系溶媒がよいが、混
合物に対して不活性な溶媒であれば熱異性化の溶媒とし
て使用できる。その溶媒の使用量は混合物1gに対して
0〜1000mL、好ましくは0〜200mLの範囲で
ある。還元反応終了後、ただちに加熱することもできる
が、触媒をろ過等で分離後、混合物を加熱してもよい。
または、溶媒を留去し、異なる溶媒に置換後に熱異性化
してもよいし、シリカゲルクロマトグラフィー等で精製
後、その精製品を熱異性化してもよい。
【0067】本発明方法により製造される上記式(3)
で表される化合物は、必要により酸化することで、上記
式(5)で表される表される化合物へと誘導することが
できる。
【0068】上記式(3)で表される化合物から上記式
(5)で表される化合物への誘導は、上記式(3)で表
される化合物を、例えば新実験化学講座(第15巻、酸
化と還元、802頁);J. Org. Chem.、1979、4
4、4148;J. Org. Chem.、1978、43、24
80;Synthesis、1978、297等の公知文献を参
考して、塩化オキサリル、DMSO、トリエチルアミン
を酸化剤として使用し、反応溶媒としてジクロロメタ
ン、トルエン、アセトン、アセトリトリル、ヘキサンを
用いることができる。また、いわゆるSwern酸化反
応条件での酸化反応、KMnO4、MnO2、Jones
試薬、Collins試薬、アセトン溶媒中Ru触媒と
NMO(N−メチルモルフォリンN−オキシド)の酸化
剤での酸化により実現できる。
【0069】以下に、1α−ヒドロキシビタミンD誘導
体の製造例を示す。
【0070】
【化33】
【0071】この最終生成物たる1α−ヒドロキシビタ
ミンD誘導体を含有する医薬組成物は、炎症性肺疾患の
治療剤として用いられる。かかる炎症性肺疾患として
は、例えば急性上気道感染症、慢性副鼻腔炎、アレルギ
ー性鼻炎、慢性下気道感染症、肺気腫、肺炎、喘息、肺
結核後遺症、急性呼吸窮迫症候群、嚢胞性線維症、およ
び肺線維症からなる群から選ばれる1種または2種以上
の炎症性呼吸器疾患を挙げることができる。
【0072】
【実施例】[実施例1]
【0073】
【化34】
【0074】エノールトリフレート体(1)(0.68
5g、2.0mmol)およびA環(2)(0.838
g、2.2mmol)をTHF(20mL)に溶解し、
次にPd(PPh34(70mg、0.06mmol)
(市販品をトルエン溶媒で再結晶した精製品)を加え、
室温で10分撹拌した。その後、Et3N(0.836
mL、6.0mmol)を滴下し、75℃で16時間加
温撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を反応液に加え、
さらに酢酸エチルを加え抽出した。有機層は飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精
製(ヘキサン/酢酸エチル=5/1)すると、目的とす
る化合物(3)1.03g(90%)が得られた。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3,δ):0.04 (s, 6H), 0.05 (s,
6H), 0.7 (s, 3H), 0.9 (s, 18H), 1.05 (d, 3H, J=8H
z), 1.2〜2.5 (m, 19H), 3.3〜3.4 (m, 1H), 3.6〜3.7
(m, 1H), 4.05〜4.2 (m,2H), 5.9〜6.0 (d, 1H, J=2Hz)
【0075】[実施例2]
【0076】
【化35】
【0077】フラスコにPd(PPh34(70mg、
0.06mmol:3.0mol%)を仕込み、THF
(10mL)を加え、次にdppe(1,2−ビスジフ
ェニルホスフィノエタン)(52mg、0.13mmo
l)のTHF(5mL)溶液をフラスコに加え、室温で
10分間撹拌した。エノールトリフレート体(1)
(0.6847g、2.0mmol)のTHF(5m
L)溶液をフラスコに加え、室温で10分間撹拌した。
A環(2)をTHF(10mL)に溶解し、Et3
(0.836mL、6.00mmol)を加えた後、そ
の混合溶液をフラスコに滴下し、75℃で16時間加熱
撹拌した。飽和塩化アンモニウム水を反応液に加え、さ
らに酢酸エチルを加えて抽出した。有機層は飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精
製(ヘキサン/酢酸エチル=5/1)すると、目的とす
る化合物(3)1.14g(99%)が得られた。
【0078】[実施例3]
【0079】
【化36】
【0080】Lindlar触媒(80mg)をエタノ
ール(30mL)とキノリン(0.10mL)に懸濁
し、水素ガスで活性化した後、カップリング反応生成物
(3)(800mg、1.396mmol)およびエタ
ノール(40mL)の溶液を、室温で、上記Lindl
ar触媒のエタノール懸濁液に加え、水素ガス雰囲気
下、4時間撹拌した。反応槽を窒素置換後、触媒をろ
別、濃縮し、残渣(0.93g)を得た。濃縮残渣をカ
ラム精製し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60No
1001 20g、充填溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
4/1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)、生
成物(0.720g、1.26mmol、収率:90
%)を得た。この精製品はNMR測定の結果、上記式
(4)と上記式(5)で表される化合物の混合物であっ
た。
【0081】[実施例4]
【0082】
【化37】
【0083】Lindlar触媒(80mg)をエタノ
ール(30mL)とキノリン(0.10mL)に懸濁
し、水素ガスで活性化した後、カップリング反応生成物
(3)(800mg、1.396mmol)およびエタ
ノール(40mL)の溶液を、室温で、上記Lindl
ar触媒のエタノール懸濁液に加え、4時間撹拌した。
反応槽を窒素置換後、触媒をろ別し、ろ液を濃縮し、残
渣(0.931g)を得た。濃縮残渣にイソオクタン
(50mL)を加え、2時間加熱撹拌し、放冷後、濃縮
し残渣(0.932g)を得た。濃縮残渣をカラム精製
し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60 No100
1 20g、充填溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=4/
1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=4/1)、目的と
する化合物(5)(0.619g、1.08mmol、
2工程収率:77%)を得た。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3,δ):0.04(s, 6H), 0.05 (s,
6H), 0.55 (s, 3H), 0.9 (s, 18H), 1.05 (d, 3H, J=8H
z), 1.2〜2.1 (m, 14H), 2.1〜2.2 (m, 1H), 2.35〜2.5
(m, 1H), 2.7〜2.9 (m,2H), 3.2〜3.4 (m, 1H), 4.05
〜4.2 (m, 1H), 4.3〜4.4 (m, 1H), 4.85 (d, 1H, J=2H
z), 5.2 (d, 1H, J=2Hz), 5.9〜6.3 (d, 1H, J=14Hz,),
6.15〜6.25 (d,1H, J=14Hz,) IR (KBr-disk): 3240cm-1 (νOH)
【0084】[実施例5]
【0085】
【化38】
【0086】フラスコに塩化オキサリル(1.96m
L、22.4mmol)を仕込み、トルエン(150m
L)を加え、−55℃に冷却し、DMSO(3.19m
L、44.9mmol)のトルエン(15mL)溶液を
5分間で滴下し、−55℃で45分間撹拌した。次にヒ
ドロキシメチル体(5)(4.30g、7.48mmo
l)のトルエン(100mL)溶液を10分間でフラス
コに滴下し、−55℃で60分間撹拌した。トリエチル
アミン(8.34mL、59.8mmol)をフラスコ
に加え、−55℃で10分間撹拌、さらに、室温で60
分間撹拌した。飽和塩化アンモン水(250mL)に反
応液を加え、酢酸エチル(250mL)で抽出した。有
機層は1M HCl水溶液(150mL×2)、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液(150mL×2)、飽和食塩
水(150mL×2)で洗浄した。水層は酢酸エチル
(150mL)で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥、濃縮し、得られた粗生成物(5.48g)
をカラム精製し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60
No1001 117g、充填溶媒:ヘキサン/酢酸
エチル=10/1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=1
0/1)、目的とする化合物(6)(4.078g、
7.12mmol、収率:95%)を得た。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3, δ):0.04 (s, 6H), 0.05
(s, 6H), 0.55 (s, 3H), 0.85 (s, 18H), 1.15 (d, 3H,
J=8Hz), 1.2〜2.9 (m, 16H), 4.05〜4.25 (m, 2H), 4.
3〜4.4 (m, 1H), 4.85 (d,1H, J=2Hz), 5.15 (d, 1H, J
=2Hz), 5.95〜6.10 (d, 1H, J=14Hz,), 6.15〜6.25(d,
1H, J=14Hz,), 9.60(d, 1H, J=2Hz,) IR (KBr-disk): 1728cm-1 (νC=O)
【0087】[参考例1]
【0088】
【化39】
【0089】窒素雰囲気下、ビタミンD2(VD2、7
5.0g、189mmol)をメタノール(4.5L)
に溶解し、−78℃に冷却した。オゾン発装置に酸素を
通じ、発生したオゾンを9時間メタノール溶液にバブリ
ングした。さらにアルゴンガスを15分間バブリングし
た後、45gのNaBH4を反応混合物に添加し、一晩
撹拌した。メタノールを減圧下、留去し、残渣に水1L
を加え、エーテル2Lで3回抽出した。抽出したエーテ
ル溶液を飽和食塩水(1L×2)で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮し、得られた粗生成物をカラム
精製し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60 No1
001 1.0kg、充填溶媒:ヘキサン/酢酸エチル
=3/1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=3/1〜2
/3)、目的とする化合物(7)(30.45g、14
4mmol、収率:76%)を得た。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3,δ):0.95 (s, 3H), 1.05 (d.
3H, J=8Hz), 1.1〜2.1 (m, 15H), 3.3〜3.4 (m, 1H),
3.6〜3.7 (m, 1H), 4.1 (b.s, 1H)
【0090】[実施例6]
【0091】
【化40】
【0092】フラスコ中、ジオール体(7)(26.5
4g、125mmol)をジクロロメタン(375m
L)に溶解し、イミダゾール(19.97g、293.
3mmol)を加え、0℃に冷却し、t−BuMe2
iCl(22.675g、150mmol)を加え、0
℃で10分間撹拌した。その後、室温で2時間撹拌し
た。反応液に水500mLを加え、酢酸エチル500m
Lで分液、抽出し、水層を酢酸エチル250mLで抽出
した。有機層を水500mL、飽和食塩水(500mL
×2)で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
し、得られた粗生成物(粗体重量47.36g)をカラ
ム精製し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60 No
1001 1.0kg、充填溶媒:ヘキサン/酢酸エチ
ル=10/1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=10/
1)、目的とする化合物(8)(39.81g、12
1.9mmol、収率:98%)を得た。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3, δ):0.02 (s, 6H), 0.9 (s,
3H), 0.95 (s, 9H), 0.95 (d, 3H, J=8Hz), 1.1〜2.1
(m, 14H), 3.2〜3.3 (m, 1H), 3.5〜3.6 (m, 1H), 4.1
(b.s, 1H)
【0093】[実施例7]
【0094】
【化41】
【0095】フラスコに塩(14.20mL、200m
mol)のトルエン(20mL)溶液を5分間でフラス
コに滴下した。その後、−55℃で45分間撹拌し、モ
ノシリルエーテル体(8)(16.33g、50.0m
mol)のトルエン(200mL)溶液を10分間でフ
ラスコに滴下し、−55℃で50分間撹拌した。トリエ
チルアミン(35mL、250.0mmol)を加え、
−55℃で30分間、室温で90分間撹拌した。飽和塩
化アンモニム水(1000mL)に反応液を加え、酢酸
エチル(500mL)で抽出した。有機層は1M HC
l水溶液(500mL×2)、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液(500mL×2)、飽和食塩水(500mL×
2)で洗浄し、水層は酢酸エチル(250mL)で抽出
した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、
濃縮した。得られた粗生成物(粗体重量21.42g)
をカラム精製し(シリカゲル:ダイソーゲルIR−60
No1001 430g、充填溶媒:ヘキサン/酢酸エ
チル=10/1、溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=10
/1)、目的とする化合物(9)(15.50g、4
7.76mmol、収率:95.5%)を得た。1 H-NMR(200 MHz) (CDCl3,δ):0.02 (s, 6H), 0.6 (s, 3
H), 0.9 (s, 9H), 1.0 (d, 3H, J=8Hz), 1.3〜2.5 (m,1
3H), 3.2〜3.4 (m, 1H), 3.5〜3.6 (m, 1H) IR (KBr-disk): 17170cm-1 (νC=O)
【0096】[実施例8]
【0097】
【化42】
【0098】フラスコにジイソプロピルアミン(9.1
1mL、65.0mmol)および蒸留THF(100
mL)を仕込み、氷冷下、撹拌しながらn−BuLi
(60.0mmol)を滴下し、氷冷下で30分間撹拌
した。ケトシリルエーテル体(9)(16.23g、5
0.0mmol)をTHF(125mL)に溶解し、氷
冷し、上記LDAのTHF溶液を滴下した。その後、室
温で60分間撹拌した。これを再び氷冷し、撹拌した。
PhN(Tf)2(19.65g、55.0mmol)
のTHF(125mL)溶液を滴下し、室温で2時間撹
拌した。飽和塩化アンモン水溶液に反応液を加え、ヘキ
サンで分液、抽出し、水層をヘキサン350mLで抽出
した。飽和食塩水350mL×2で洗浄し、得られた有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、得られた
粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー精製
(ヘキサン/酢酸エチル=10/1)すると、目的とす
る化合物(10)(19.90g、43.6mmol、
収率:87%)が得られた。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3, δ):0.02 (s, 6H), 0.8 (s,
3H), 0.9 (s, 9H), 1.0 (d, 3H, J=8Hz), 1.3〜2.1
(m,8H), 2.2〜2.4 (m, 2H), 2.4〜2.6 (m, 1H), 3.3〜
3.4 (m, 1H), 3.5〜3.6 (m,1H), 5.6 (d.d, 1H, J=2Hz) IR (KBr-disk): 1678cm-1 (νC=C)
【0099】[実施例9]
【0100】
【化43】
【0101】シリルエノールトリフレート体(10)
(4.566g、10.0mmol)をTHF(20.
0mL)に溶解し、室温で撹拌しながらBu4NF
(1.0MTHF溶液)(15.0mL、15.0mm
ol)を滴下後、室温で4時間撹拌した。反応液を飽和
塩化アンモニウム水溶液に加え、酢酸エチルで抽出し
た。有機層は水で洗浄し、得られた有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮し、得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー精製(ヘキサン/酢酸エ
チル=2/1)すると、目的とする化合物(1)(3.
085 g、9.0mmol、収率:90%)が得られ
た。1 H-NMR (200 MHz) (CDCl3, δ):0.8 (s, 3H), 1.1 (d,
3H,J=8Hz), 1.2〜1.9 (m, 7H), 1.9〜2.1 (m,
2H), 2.2〜2.4 (m, 2H), 2.4
〜2.6 (m, 1H), 3.3〜3.5 (m, 1H), 3.6〜3.7 (m, 1H),
5.6(d.d, 1H, J=2Hz) IR (KBr-disk): 3300cm-1(νOH), 1678cm-1(νC=C)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 37/06 A61K 31/00 637D A61K 31/59 31/59 C07C 309/65 C07C 309/65 C07F 7/18 C07F 7/18 A Fターム(参考) 4C086 AA03 AA04 DA15 ZA59 ZA96 ZB08 ZB26 ZC21 4H006 AA01 AA02 AB27 AB84 AC11 AC24 AC45 AC80 BA03 BA25 BA30 BA37 BA48 BA51 BA61 BB11 BB14 BB15 BB20 BB22 BB25 BB46 BC31 BC32 BE20 FC22 FC30 TB03 UA13 UA43 4H049 VN01 VP01 VP02 VQ20 VQ21 VQ23 VQ30 VR23 VR41 VS20 VS21 VS30 VT05 VT10 VT17 VT19 VT26 VT29 VT32 VT40 VT42 VT43 VT44 VT48 VT50 VT53 VU06 VU36 VW01 VW33 VW34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 [式中、TfはSO2CF3を表す。]で表される化合
    物。
  2. 【請求項2】 下記式(2) 【化2】 [式中、R1、R2は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェニル(C1
    7炭化水素)シリル基、またはそれが結合している酸
    素とともにアセタール結合またはエステル結合を形成す
    る基を表す。]で表される化合物。
  3. 【請求項3】 下記式(3) 【化3】 [式中、R1、R2は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェニル(C1
    7炭化水素)シリル基、またはそれが結合している酸
    素とともにアセタール結合またはエステル結合を形成す
    る基を表す。]で表される化合物。
  4. 【請求項4】 下記式(1) 【化4】 [式中、TfはSO2CF3を表す。]で表される化合物
    と、と下記式(4) 【化5】 [式中、R1、R2は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェニル(C1
    7炭化水素)シリル基、またはそれが結合している酸
    素とともにアセタール結合またはエステル結合を形成す
    る基を表す。]で表される化合物とをパラジウム触媒お
    よび添加剤の存在下に反応させることを特徴とする、下
    記式(2) 【化6】 [式中、R1、R2は上記式(4)に同じ。]で表される
    化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】 下記式(2) 【化7】 [式中、R1、R2は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェニル(C1
    7炭化水素)シリル基、またはそれが結合している酸
    素とともにアセタール結合またはエステル結合を形成す
    る基を表す。]で表される化合物をLindlar触媒
    および水素ガスの存在下で接触還元し、さらに、加熱す
    ることを特徴とする下記式(3) 【化8】 [式中、R1、R2は上記式(2)に同じ。]で表される
    化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】 下記式(3) 【化9】 [式中、R1、R2は同一もしくは異なり、水素原子、ト
    リ(C1〜C7炭化水素)シリル基、ジフェニル(C1
    7炭化水素)シリル基、またはそれが結合している酸
    素とともにアセタール結合またはエステル結合を形成す
    る基を表す。]で表される化合物を酸化剤で酸化するこ
    とを特徴とする、下記式(5) 【化10】 [式中、R1、R2は上記式(3)に同じ。]で表される
    化合物の製造方法。
JP10367558A 1998-12-24 1998-12-24 ビタミンd中間体およびその製造方法 Pending JP2000191637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10367558A JP2000191637A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 ビタミンd中間体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10367558A JP2000191637A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 ビタミンd中間体およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000191637A true JP2000191637A (ja) 2000-07-11

Family

ID=18489615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10367558A Pending JP2000191637A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 ビタミンd中間体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000191637A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270556A1 (en) * 2000-03-30 2003-01-02 Teijin Limited Intermediates for vitamin d and processes for the preparation thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1270556A1 (en) * 2000-03-30 2003-01-02 Teijin Limited Intermediates for vitamin d and processes for the preparation thereof
EP1270556A4 (en) * 2000-03-30 2005-01-12 Teijin Ltd VITAMIN D INTERMEDIATES AND METHODS OF MAKING THE SAME

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0780884B2 (ja) チエナマイシン合成中間体及びその製造方法
JP6084967B2 (ja) セピアプテリン及びテトラヒドロラクトイルプテリンの製造法
JP2019503400A (ja) 3−((2s,5s)−4−メチレン−5−(3−オキソプロピル)テトラヒドロフラン−2−イル)プロパノール誘導体の製造方法及びそのための中間体
US5200536A (en) Fluorine-containing vitamin D3 analogues
JP2575781B2 (ja) 2,3−ジアシルオキシ−4−ヒドロキシ−トペンタナールおよびその製造方法
JPH09328498A (ja) 24,25−ジヒドロキシコレステロールの製造法およびその合成中間体
US6753435B1 (en) Intermediates for vitamin D and processes for the preparation thereof
JP2000191637A (ja) ビタミンd中間体およびその製造方法
EP1688409B1 (en) Vitamin d-derived monohalogenovinyl compounds
JPH06509562A (ja) ジベレリン分離法
JPH0940692A (ja) グリシン誘導体の製造方法
JPS6310143B2 (ja)
JPS62129245A (ja) 2−ハロ−2−シクロペンテノン誘導体及びその製法
JP3471067B2 (ja) 光学活性6―(4―置換インデン―1―イル)―2―メチル―4―ヘプテン―3―オール類の製造法
JPH0819105B2 (ja) N―フルオロピリジニウム―スルホナート
JP4031652B2 (ja) インデン誘導体およびその中間体並びにそれらの製造方法
JPS6236375A (ja) チオテトロン酸の製造方法
JPH0834769A (ja) 2位に置換基を有するビタミンd誘導体
JPH05148248A (ja) 環状カルバミン酸エステル誘導体及びその製造、利用法
JPH0616667A (ja) ピラゾロ[1,5−aピリジン誘導体の新規製造方法
JPH05306256A (ja) 2−ヒドロキシ−3−ブテン酸誘導体及びそれらの製造法
JPH0742251B2 (ja) 1,1,1―トリフルオロ―2,2―ジハロ―5―メチル―4―ヘキセン―3―オール誘導体
JPH0220616B2 (ja)
JPS6056941A (ja) 2−アミノ−3−ブテノ−ル誘導体
JPS63303962A (ja) イソカルバサイクリン類の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070731