JP2000190779A - 洗車用制御装置 - Google Patents

洗車用制御装置

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JP2000190779A
JP2000190779A JP10369909A JP36990998A JP2000190779A JP 2000190779 A JP2000190779 A JP 2000190779A JP 10369909 A JP10369909 A JP 10369909A JP 36990998 A JP36990998 A JP 36990998A JP 2000190779 A JP2000190779 A JP 2000190779A
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car wash
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window
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JP10369909A
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Nobuyoshi Tateishi
信好 立石
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で洗車時に必要な車両の状態にでき
る洗車用制御装置を提供する。 【解決手段】車室内に配設され、車両を洗車するための
洗車モードスイッチと、洗車モードスイッチが所定操作
されると、車両に備えられた所定の機器を洗車に適した
所定状態、つまり、全窓閉状態、ドアミラー閉状態、ア
ンテナ収納状態に制御する駆動制御手段を備え、洗車が
完了すると元の状態に復帰する復帰手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の洗車に際し
て窓が自動で全閉され、アンテナ等が自動で収納される
洗車用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パワーウインドウや電動格納ドア
ーミラー等を備えた車両が多くなったが、自動洗車機等
で車両を洗車するに際して、運転者がマニュアルでスイ
ッチを操作してウインドウ全閉操作、ドアーミラー格納
操作等を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、洗車するため
に運転者がマニュアルで各スイッチを操作しなければな
らない煩わしさがあった。また、テレビアンテナ等は自
動格納ができず、車内からも容易に収納状態が確認でき
ず、車外に確認のために出る必要があった。
【0004】このような洗車に必要な操作を怠るとウイ
ンドウの閉め忘れによる水濡れやアンテナ折損というト
ラブルが生ずるという問題があった。
【0005】本発明は、簡単な操作で洗車時に必要な車
両の状態にできる洗車用制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車室内に配設され、車両を洗車するための
洗車モードスイッチと、前記洗車モードスイッチが所定
操作されると、前記車両に備えられた所定の機器を洗車
に適した所定状態に駆動制御する制御手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】また、前記制御手段は、前記車両のドアウ
インドウを全閉状態に駆動するものであることを特徴と
するものである。
【0008】また、前記制御手段は、前記車両のドアミ
ラーを全閉状態に駆動するものであることを特徴とする
ものである。
【0009】また、前記制御手段は、前記車両のパワー
アンテナを収納状態に駆動するものであることを特徴と
するものである。
【0010】また、前記制御手段によって駆動制御され
た前記所定の機器を、該駆動制御される前の状態に復帰
駆動する復帰手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0011】また、前記車両のイグニッションスイッチ
がオン操作されたか否かを検出する検出手段を備え、前
記復帰手段は、前記検出手段が前記車両のイグニッショ
ンスイッチがオン操作されたことを検出した時に、前記
所定の機器を復帰駆動するものであることを特徴とする
ものである。
【0012】また、前記洗車モードスイッチの所定操作
がなされた車両の位置から該車両が所定距離移動したこ
とを検出する距離検出手段を備え、前記復帰手段は、前
記距離検出手段により前記洗車モードスイッチの所定操
作がなされた車両の位置から該車両が所定距離移動した
ことを検出した時に、前記所定の機器を復帰駆動するも
のであることを特徴とするものである。
【0013】また、車室内に配設され、車両を洗車する
ための洗車モードスイッチと、前記車両から突出するよ
うにマニュアル収納可能に配設された突出物が所定位置
に収納されていることを検出する収納検出手段と、前記
洗車モードスイッチが所定操作された場合に、前記収納
検出手段により前記突出物が所定位置に収納されている
ことが検出されなかった時には、警報を発する警報手段
を備えたことを特徴とするものである。
【0014】また、車室内に配設され、車両を洗車する
ための洗車モードスイッチと、前記車両から突出するよ
うにマニュアル着脱可能に配設された突出物が前記車両
から取り外されていることを検出する着脱検出手段と、
前記洗車モードスイッチが所定操作された場合に、前記
着脱検出手段により前記突出物が前記車両から取り外さ
れていることが検出されなかった時には、警報を発する
警報手段を備えたことを特徴とするものである。
【0015】また、前記突出物は、テレビ放送を受信す
るためのテレビアンテナ、車両外部と通信するための無
線用アンテナであることを特徴とするものである。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の洗車用制御装
置の構成を示すブロック図である。以下、図に従って説
明する。
【0017】11は車両を予め洗車に必要な状態にする
(洗車モード)ための洗車モードスイッチで、例えば、
運転席前方下部に設けられた洗車専用の押釦スイッチ、
電子スイッチまたはテレビ等に使用される液晶表示画面
上に配置されたタッチスイッチ等である。12はエンジ
ンを始動するためのイグニッションスイッチである。1
3は車両の走行距離を検出する車速センサで、車輪の回
転数を検出する。14はドアウインドウ(以下、単に窓
と称する)の開口状態を検出するための窓移動量検出セ
ンサで、窓ガラスの移動部に接触して窓の開閉に応じて
回転し、開閉移動量に応じたパルス数の信号を出力す
る。15はマニュアルで収納可能なロッドアンテナが所
定位置に収納されていることを検出するアンテナセンサ
で、所定位置に収納されたアンテナにより押圧されるス
イッチから構成されている。16は洗車するためには不
適切な状態であることを警告するブザー等の警報器であ
る。2は洗車モード時、復帰モード時(洗車モードが解
除された時)に必要な制御を行う洗車モード制御部で、
窓の開閉指示、ドアミラー(以下、単にミラーと称す
る)の開閉指示、モータアンテナの伸縮指示等を行い、
また、アンテナセンサ16からの検出結果に基いて警報
を発する。31は洗車モード制御部2の指示に基づきウ
インドウアクチュエータ41〜44を介して前後、左右
の窓を開閉制御するパワーウインドウ制御部である。3
2は洗車モード制御部2の指示に基づきミラーアクチュ
エータ45〜46を介して左右のミラーを開閉制御する
ドアミラー制御部である。33は洗車モード制御部2の
指示に基づきアンテナアクチュエータ47を介してモー
タアンテナを伸縮制御するモータアンテナ制御部であ
る。
【0018】図2は本発明の第1の実施例の洗車用制御
装置の洗車モード制御部2の行う処理のフローチャート
である。図3はロッドアンテナ収納状態検出方法を説明
するための図で、(a)は完全収納時のロッドアンテナ
の状態図、(b)は完全収納時のアンテナセンサの状態
図、(c)は不完全収納時のロッドアンテナの状態図、
(d)は不完全収納時のアンテナセンサの状態図であ
る。以下、図に従って説明する。尚、本実施例は洗車モ
ード時にされた時には全窓を閉状態、左右のミラーを閉
状態、パワーアンテナを収納状態にし、マニュアル収納
ロッドアンテナの収納確認を行い収納が不完全の時には
警告を発するものである。また、本処理は洗車モードス
イッチ11がオン操作された(洗車モードになった)時
点から開始する。
【0019】ステップS11では、全窓を閉動作してス
テップS12に移る。つまり、運転者により洗車モード
スイッチ11がオン操作され洗車モードとなったので、
洗車モード制御部2はパワーウインドウ制御部31に対
して前後、左右のウインドウアクチュエータ41〜44
を駆動して全窓を閉めるように指示する。ステップS1
2では、ミラーを閉動作してステップS13に移る。つ
まり、洗車モード制御部2はドアミラー制御部32に対
して左右のミラーアクチュエータ45、46を駆動して
左右のミラーを閉めるように指示する。ステップS13
では、モータアンテナを収納動作してステップS14に
移る。つまり、洗車モード制御部2はモータアンテナ制
御部33に対してアンテナアクチュエータ47を駆動し
てモータアンテナを収納するように指示する。
【0020】ステップS14では、マニュアル収納ロッ
ドアンテナが完全に収納されているか否かを判断して完
全に収納されておれば処理を終え、完全には収納されて
いなければステップS15に移る。つまり、洗車モード
制御部2はアンテナセンサ15の検出結果に基づきアン
テナが完全に収納されているか否かを判断する。図3
(a)、(b)に示すようにロッド部52が収縮され、
収納部53に設けられたアンテナセンサ15が先端部5
1に押圧されて接点が閉じた状態であれば完全収納と判
断し、図3(c)、(d)に示すようにロッド部52が
完全には収縮されず、アンテナセンサ15が先端部51
に押圧されず接点が開いた状態であれば不完全収納と判
断する。尚、マニュアルで着脱可能なアンテナ等では、
所定位置に設けられたスイッチがアンテナ等の装着によ
り押圧されてオンし、アンテナ等が取り外されるとその
押圧が開放されてスイッチがオフするような着脱検出手
段により判断してもよい。ステップS15では、警報を
発して処理を終える。つまり、マニュアルで収納される
ロッドアンテナが完全には収納されておらず、洗車時に
洗浄ブラシ等により折れたり、曲がったりする恐れがあ
るのでブザー等の警報器16により警報を発する。
【0021】以上のように本実施例では、洗車モードス
イッチを操作するだけで、自動的に窓、ミラーが閉状態
に、パワーアンテナが収納状態にでき、また、車内から
は確認の難しいマニュアル収納ロッドアンテナの収納が
不完全の時は警報が発せられ、洗車に伴うトラブルが未
然に防止できる。また、本例では、洗車に関する機器全
てに対して、洗車モードスイッチ1つで処理するので利
便性がよい。
【0022】図4は本発明の第2の実施例の洗車用制御
装置の洗車モード制御部2の行う処理のフローチャート
である。図5は窓ガラスの移動量検出方法を説明するた
めの図である。以下、図に従って説明する。尚、本実施
例は洗車モード時にされた時には全窓を閉状態、左右の
ミラーを閉状態、パワーアンテナを収納状態にし、洗車
モードが復帰された(復帰モード)時には、全窓、左右
のミラー、パワーアンテナを洗車モードになる前の状態
に戻すものである。また、システムの構成は第1の実施
例と同じであるので説明は省略する。
【0023】ステップS21では、洗車モードであるか
復帰モードであるかを判断して洗車モードであればステ
ップS21aに移り、復帰モードであればステップS3
1に移る。洗車モードスイッチ11がオン操作されたこ
とを検出すると洗車モードであると判断し、洗車モード
中にエンジンを始動するイグニッションスイッチ12が
オン操作されたことを検出するか、または、車両がエン
ジン始動後に所定距離走行したことを検出すると復帰モ
ードであると判断する。ステップS21aでは、フラグ
が1であるか否かを判断してフラグが1であればステッ
プS21に戻り、フラグが1でなければステップS21
bに移る。ステップS21bでは、フラグを1にしてス
テップS22に移る。このステップS21a、S21b
の処理は本フローチャートにおいて洗車モードは1回し
か処理されないようにステップS21で洗車モードにな
ればフラグを立てて、次にステップS21に戻ってきた
時には復帰モードであればステップS31に移るが、再
度洗車モード(未だ洗車中である)であればステップS
22以降の処理は行わず待機するようにするためであ
る。
【0024】ステップS22では、全窓を閉動作してス
テップS23に移る。つまり、洗車モードスイッチ11
が運転者によりオン操作されたので、洗車モード制御部
2はパワーウインドウ制御部31に対して前後、左右の
ウインドウアクチュエータ41〜44を駆動して全窓を
閉めるように指示する。
【0025】ステップS23aでは、窓1が全閉になっ
ているか否かを判断して全閉になっておればステップS
24に移り、全閉になっていなければステップS23b
に移る。ステップS23bでは、窓1のパルスカウント
を行いステップS24に移る。この処理は洗車が完了し
て復帰モードになった時に、窓の開口状態(開閉量)を
元の状態に戻すために窓を全閉する前の状態(図5の窓
開口長L1に相当する)を検出するために必要な処理で
ある。図5において窓枠部63に設けられ窓ガラス62
に接触して窓ガラスの上下(L1)に応じて回転する窓
移動量検出センサ61から出力されるパルス数をカウン
トする。
【0026】ステップS24では、窓2の処理を行いス
テップS25に移る。例えば、4ドア車の場合に4箇所
の窓(窓1〜窓4)全てについて閉処理を行う必要があ
るので、第2番目の窓について第1の窓と同様の処理
(ステップS23a、ステップS23bと同じ処理)を
行う。ステップS25では、窓3の処理を行いステップ
S26に移る。つまり、第3番目の窓について第1の窓
と同様の処理(ステップS23a、ステップS23bと
同じ処理)を行う。ステップS26では、窓4の処理を
行いステップS27に移る。つまり、第4番目の窓につ
いて第1の窓と同様の処理(ステップS23a、ステッ
プS23bと同じ処理)を行う。
【0027】ステップS27では、全窓が閉状態になっ
ているか否かを判断して全窓が閉状態になっているとス
テップS28に移り、全窓が閉状態になっていなければ
ステップS23aに戻って全窓の閉処理が完了するまで
繰り返す。つまり、各窓(窓1〜窓4)の初期の開閉
(開口)状態が異なるので、少ししか開いていない窓は
早く全閉となり処理が終了するが、大きく開いている窓
は遅く全閉となり処理が継続する。そこで、全窓が閉状
態になるまでステップS23〜ステップS27の処理を
繰り返す。
【0028】ステップS28では、窓1〜窓4のカウン
ト値を記憶してステップS29に移る。つまり、窓1〜
窓4のカウント値は洗車モードになる前の各窓の開口状
態(開口長L1)に対応するものであり、復帰モードに
なった時に必要となるので洗車モード制御部2内のメモ
リに記憶しておく。
【0029】ステップS29では、ミラーを閉動作して
ステップS30に移る。つまり、洗車モード制御部2は
ドアミラー制御部32に対して左右のミラーアクチュエ
ータ45、46を駆動して左右のミラーを閉めるように
指示する。ステップS30では、モータアンテナを収納
動作してステップS21に戻る。つまり、洗車モード制
御部2はモータアンテナ制御部33に対してアンテナア
クチュエータ47を駆動してモータアンテナを収納する
ように指示する。
【0030】次に、洗車モードから復帰モードに変更に
なった時の処理について述べる。復帰モードは洗車モー
ド中(ステップS21における処理の保持中またはステ
ップS22及びステップS30における処理中)にエン
ジンを始動するイグニッションスイッチ12がオン操作
されたことを検出するか、または、車両がエンジン始動
後に所定距離走行したことを検出すると洗車が終了し、
車両の状態を洗車前の状態に戻す(窓を所定量開、ミラ
ーを開、アンテナを延伸)ための復帰モードであると判
断する。また、洗車モードスイッチ11が電子スイッチ
で構成されている場合、上記のような復帰モードに入る
と自動的に洗車モードスイッチ11をオフ状態にしても
よい。尚、運転者が洗車が終了したことを確認してマニ
ュアルで洗車モードスイッチ11をオフ操作することに
よっても復帰モードにできる。
【0031】ステップS31では、窓1〜窓4のカウン
ト値を読み出してステップS32に移る。つまり、窓1
〜窓4の開口状態を全閉する前の状態(開口長L1)に
戻すために洗車モードの時にメモリに記憶しておいたカ
ウント値(ステップS28の処理)を読み出す。ステッ
プS32では、全窓を開動作してステップS33に移
る。つまり、洗車モード制御部2は洗車が完了し復帰モ
ードとなったので、パワーウインドウ制御部31に対し
て各ウインドウアクチュエータ41〜44を駆動して全
窓を開くように指示する。
【0032】ステップS33aでは、窓1のカウンタ値
が0であるか否かを判断してカウンタ値が0であればス
テップS34に移り、カウンタ値が0でなければステッ
プS33bに移る。カウンタ値が0であることは窓が洗
車モードになる前の開口状態になったことを示している
ので窓1の開動作を終了する。ステップS33bでは、
開動作を継続してステップS33cに移る。つまり、カ
ウンタ値が0になっていないことは窓が洗車モードにな
る前の開口状態に戻っていないことを示しているので開
動作を継続する。ステップS33cでは、窓1のカウン
トダウンを行いステップS34に移る。この処理は窓の
開口状態を元の状態に戻す(図5の窓開口長L1に相当
する)に従ってステップS31で読み出したカウント値
をカウントダウンするための処理である。
【0033】ステップS34では、窓2の処理を行いス
テップS35に移る。例えば、4ドア車の場合に4箇所
の窓(窓1〜窓4)全てについて元の開口状態に戻す開
処理を行うので、第2番目の窓について第1の窓と同様
の処理(ステップS33a、ステップS33b、ステッ
プS33cと同じ処理)を行う。ステップS35では、
窓3の処理を行いステップS36に移る。つまり、第3
番目の窓について第1の窓と同様の処理(ステップS3
3a、ステップS33b、ステップS33cと同じ処
理)を行う。ステップS36では、窓4の処理を行いス
テップS37に移る。つまり、第4番目の窓について第
1の窓と同様の処理(ステップS33a、ステップS3
3b、ステップS33cと同じ処理)を行う。
【0034】ステップS37では、全窓が元の開口状態
になったか否かを判断して全窓が元の開口状態になって
おればステップS38に移り、全窓が元の開口状態にな
っていなければステップS33aに戻る。つまり、各窓
(窓1〜窓4)の初期の開閉状態が異なるので、少しし
か開いていなかった窓は早く元の状態となるが、大きく
開いていた窓は遅く元の状態となるので、開動作継続、
カウントダウンを全窓のカウント値が0になるまで繰り
返す。ステップS38では、窓1〜窓4のカウント値を
クリアしてステップS39に移る。つまり、全窓が元の
開口状態に戻ったので、洗車モード時に保存しておいた
窓1〜窓4のカウント値は不要となるのでメモリから削
除する。
【0035】ステップS39では、車両の走行距離が所
定距離を超えたか否かを判断して走行距離が所定距離を
超えておればステップS40に移り、走行距離が所定距
離を超えていなければ待機する。この処理はミラーの開
動作を洗車が完了しエンジンを始動した(復帰モード)
直後に行えば洗車機にぶつかる恐れがあるために、車両
が洗車機から安全な距離離れてから開動作を行うためで
ある。所定距離離れたか否かの判断は車輪の回転数を車
速センサ13により計数して行う。ステップS40で
は、ミラーの開処理を行いステップS41に移る。つま
り、車両が洗車機から安全な距離だけ離れたのでミラー
の開動作を行う。ドアミラー制御部32に左右のミラー
アクチュエータ45、46に対してミラーを全開するよ
うに指示する。ステップS41では、モータアンテナを
延伸動作して処理を終える。つまり、洗車モード制御部
2はモータアンテナ制御部33に対してアンテナアクチ
ュエータ47を駆動してモータアンテナを延伸するよう
に指示する。
【0036】以上のように本実施例では、洗車モードス
イッチを操作するだけで、自動的に窓、ミラーが閉状態
に、パワーアンテナが収納状態にでき洗車に伴うトラブ
ルが未然に防止できる。
【0037】さらに、洗車が完了すると、自動的に窓、
ミラー、アンテナが元の状態に復帰でき煩わしい復帰操
作が不要になる。
【0038】尚、本例においては、窓の開口状態を窓ガ
ラスと接触して開閉動作に応じて回転する窓移動量検出
センサ61から出力されるパルス数により検出したが、
簡易な方法として各窓について初期の開口状態から全閉
するまでの時間を計測し、復帰処理の場合には同時間だ
け開動作を行うようにしてもよい。
【0039】また、サンルーフやワイパー等も洗車時の
制御対象としてもよい。
【0040】更に、ワイパースイッチやキーレスエント
リに用いられるリモコンのスイッチ等を洗車モードスイ
ッチに兼用させることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、簡単
な操作で洗車時に必要な車両の状態にできる洗車用制御
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗車用制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の洗車用制御装置の洗車
モード制御部2の行う処理のフローチャートである。
【図3】ロッドアンテナ収納状態検出方法を説明するた
めの図である。
【図4】本発明の第2の実施例の洗車用制御装置の洗車
モード制御部2の行う処理のフローチャートである。
【図5】窓ガラスの移動量検出方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
11・・・・洗車モードスイッチ、 12・・・・イグニッションスイッチ、 13・・・・車速センサ、 14・・・・窓移動量検出センサ、 15・・・・アンテナセンサ、 16・・・・警報器、 2・・・・・洗車モード制御部、 31・・・・パワーウインドウ制御部、 32・・・・ドアミラー制御部、 33・・・・モータアンテナ制御部、 41〜44・・・・ドアアクチュエータ、 45、46・・・・ドアミラーアクチュエータ、 47・・・・アンテナアクチュエータ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に配設され、車両を洗車するため
    の洗車モードスイッチと、 前記洗車モードスイッチが所定操作されると、前記車両
    に備えられた所定の機器を洗車に適した所定状態に駆動
    制御する制御手段を備えたことを特徴とする洗車用制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記車両のドアウインドウを全閉状態に駆動するもので
    あることを特徴とする請求項1記載の洗車用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記車両のドアミラーを全閉状態に駆動するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の洗車用制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記車両のパワーアンテナを収納状態に駆動するもので
    あることを特徴とする請求項1記載の洗車用制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段によって駆動制御された前
    記所定の機器を、該駆動制御される前の状態に復帰駆動
    する復帰手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    洗車用制御装置。
  6. 【請求項6】 前記車両のイグニッションスイッチがオ
    ン操作されたか否かを検出する検出手段を備え、 前記復帰手段は、 前記検出手段が前記車両のイグニッションスイッチがオ
    ン操作されたことを検出した時に、前記所定の機器を復
    帰駆動するものであることを特徴とする請求項5記載の
    洗車用制御装置。
  7. 【請求項7】 前記洗車モードスイッチの所定操作がな
    された車両の位置から該車両が所定距離移動したことを
    検出する距離検出手段を備え、 前記復帰手段は、 前記距離検出手段により前記洗車モードスイッチの所定
    操作がなされた車両の位置から該車両が所定距離移動し
    たことを検出した時に、前記所定の機器を復帰駆動する
    ものであることを特徴とする請求項5記載の洗車用制御
    装置。
  8. 【請求項8】 車室内に配設され、車両を洗車するため
    の洗車モードスイッチと、 前記車両から突出するようにマニュアル収納可能に配設
    された突出物が所定位置に収納されていることを検出す
    る収納検出手段と、 前記洗車モードスイッチが所定操作された場合に、前記
    収納検出手段により前記突出物が所定位置に収納されて
    いることが検出されなかった時には、警報を発する警報
    手段を備えたことを特徴とする洗車用制御装置。
  9. 【請求項9】 車室内に配設され、車両を洗車するため
    の洗車モードスイッチと、 前記車両から突出するようにマニュアル着脱可能に配設
    された突出物が前記車両から取り外されていることを検
    出する着脱検出手段と、 前記洗車モードスイッチが所定操作された場合に、前記
    着脱検出手段により前記突出物が前記車両から取り外さ
    れていることが検出されなかった時には、警報を発する
    警報手段を備えたことを特徴とする洗車用制御装置。
  10. 【請求項10】 前記突出物は、 テレビ放送を受信するためのテレビアンテナ、車両外部
    と通信するための無線用アンテナであることを特徴とす
    る請求項8または請求項9記載の洗車用制御装置。
JP10369909A 1998-12-25 1998-12-25 洗車用制御装置 Withdrawn JP2000190779A (ja)

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